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2024-01-13

ブックカバーをしたがらない本屋

最近本屋での会計時にブックカバーをするかしないかを聞かれないことが増えている。コストカットなのかもしれないが、だったらamazonで買うよ、ってなる。ポイントとかも付くところもあるが、管理が面倒くさい。

東京駅付近再開発で無くなった本屋は何故か建設会社経営していたが、書籍卸に経営権が移譲された途端、色々コストカットしてその本屋のしおりとかも無くなった。本を購入後に、近くのカフェで一つ一つの本にその本屋のしおりを挟むのが楽しみだったので、その他の「改善」策が逆に本屋をつまらなくした点もあって、その本屋に行かなくなった。

そもそも本を何冊も買うとなるときに、日本本屋では会計時にやや迷惑感がある。本を沢山買う人は、amazonで買うのがもはやマナーなのかもしれない。

「謎のコストカット」「本屋での体験を作れない」「本を大量に買う人の需要軽視」「使いにくいITシステム」などなど。それらは、薄利多売、付加価値を生むことが出来ない商売感覚、雑な顧客解像度、今までやってきたことをこれからもやりたい願望の表明、日本ダメ商売典型である気もする。

結局amazonレコメンドレビューシステムを通じて新しい本に出会う機会が多いので、自分はこのインフラ繁栄していくことを最も重視するべきなのだろう。日本本屋業界リーダーがダサすぎるのは、少し残念だが。

2023-10-07

電子書籍にしてもうしばらくたつから最近は本で漫画買ってないけど、漫画ブックカバーつける文化ってまだあるの?

ブックカバー統一された本だけの図書館はかなりおしゃれ

数色程度に抑えた図書館はまるでデータセンターのような荘厳な雰囲気

食堂カップ麺独自カバーをかけなさい

2023-08-04

香川文化

anond:20230731103637

ネイティブ香川民じゃなくて転勤で来た関東地方から移住者だけど、香川享受してる文化を挙げておく。

文化

割と多い。もちろん京都奈良の比じゃないけど、狭い県の割にはあちらこちらに文化財がある。やっぱりなんだかんだで讃岐国中央に近かったからかな。四国遍路もあるし。

国宝も、建物だけで2件ある。増田故郷の県は香川県よりずっと広くて人口も多いけど、建造物国宝がないので、正直羨ましい。近所にある国宝も見に行った。京都奈良で感じるような、荘厳! という感じではなく、地味な佇まいだったけど、ここで千年近くもの時を閲してきたんだと思うと自然と厳かな気持ちになる。

追記丹下健三香川県庁東館忘れてたわ! 何も知らずに県庁に行ったときに「やたらと作りがオシャレだな???」と思って調べたら重要文化財にもなってる丹下健三作品ビックリした。初めて行ったときには渇水注意喚起をする垂れ幕がかかっていてそこにインパクトを感じたんだけど、もっと建物自体を堪能すべきだった。

寺社仏閣神社仏閣

香川で外せないのはやはり金毘羅さん。参詣道にずらっと土産物屋が軒を連ね、色んな年代奉納記録に出迎えられ、途中に戦後掃海殉職した人たちの顕彰碑があったりする。そっか、金毘羅さんって海の守り神だもんな。参道の途中にある表書院には円山応挙作品もある! 応挙をじっくり見られるのは非常に嬉しい。そして奥社まで歩くとなかなかの運動になるし、何より奥社でしか売ってない限定お守りなんかもあるんで、ぜひチャレンジしてみてほしい。

屋島寺もいいよ。建物がすごい立派なのでそれだけでももう見る価値があるんだけど、宝物殿が地味に充実してて、立派な展示品に目を奪われてしまう。それに屋嶋城っていう、天智天皇時代に作られた山城も残ってて、地味に観光地としてのポテンシャルが高いんだよな(屋島といえば那須与一、と思うかもしれないけど、古戦場がまったく古戦場感しないので……)。

あと、津嶋神社レア度が高くてよい。沖に浮かぶさな島に作られた神社で、年に1度の夏季大祭(ちょうど今日だった! 忘れてたわ!)の日にだけ橋を渡って行くことができる。年に1度しか買えないお守りなので非常にレアだし、何よりその日だけは予讃線臨時駅津島ノ宮駅」が設置され、小さいお子さんを連れた親御さんと鉄道が大好きな大きいお友達がパシャパシャ写真撮影しまくっている。もちろん増田撮影したよ! ミーハーからね! 子供健康と成長の守り神だから子供たちがいっぱいお参りに来ていてほっこりした気分になるし、海の上に架けられた橋を渡って参拝するという体験がもうたまらないよね。

追記お遍路さんもいいよね。白い衣装着てお経唱えてる姿を見ると、信仰が生きてるなぁって思って感動する。増田信仰心薄いからお参りできれば満足なので……

大名遺産

香川県は、江戸時代高松丸亀にそれぞれ大名が封じられていた。なので高松丸亀のそれぞれに当時の藩主遺産がある。江戸まわりは天領のほかは小さい旗本領とかそういうのばっかりだったから、こういう「数万~十数万石の地方領主のお膝元」は逆に味わえないんよね。

高松名物はなんといっても栗林公園松平家のお殿様(水戸徳川家の親戚)が作らせた壮大な和風庭園で、「ザ・和風庭園!」って感じの景色が素晴らしい。秋ごろに行われる夜間ライトアップ絶景と言うしかない。園内にある掬月亭っていう茶屋には抹茶代を払えば入れるんだけど、ゆったりした畳の間で抹茶を飲んで菓子をかじりながら庭園を眺める時間幸せ。あと、予約すれば手こぎの舟で園内の池を巡れるらしいので、優雅な殿様気分にひたりたい人はぜひやってみよう。園内の土産物屋が充実してるのもいい。「どうだ明るくなつたろう」グッズも置いてあるよ!(あれを描いた絵師香川出身らしい。知らなかった)

丸亀城は……うん、遠くから見るとすごい立派だね! 松山城とか、他の天守閣と比べて明らかにサイズが小さいというか「大きめの納屋か?」という感じ。でも、よくよく考えたら香川西部っていう狭い地域統治してた藩の拠点なんだからこのくらいが適正サイズなんだろうな。全国各地にあったはずの小藩のリアルを今に残す貴重な建築だと思う。あとマジで実際のサイズと遠くから見たとき雄大さのギャップがすごいのでああいトリックアートじみた建築を作れた江戸時代職人さんすごい。登城しなけりゃ立派な城に見えるもんなマジで

離島

気軽に行ける離島が多い。そして離島にはそれぞれ独自文化や趣がある。八十八ヶ所巡礼の島ver.ってのがあって、小さな島でもいくつもの寺が残ってたりする。これまで行った島で良かったのは以下。

次は小豆島に行ってみようと思ってる。地味に『からかい上手の高木さん』の聖地でもあるんだよね。楽しみ。あと離島が点在する瀬戸内海景色美しすぎる。日本アドリア海だろマジで

博物館美術館

意外と充実してる。香川県立ミュージアムは香川史に関する展示をわかりやすく纏めてくれてて満足度が割と高い。廃藩置県の時期に一時期愛媛県併合されてたけど独立運動を繰り広げて置県を勝ち取ったあたりは溢れんばかりのパトスを感じられる。県庁松山だったのか……そりゃ独立したいよな、四国の反対側だもん。高松美術館はなぜか上田薫に力を入れていてよく展示している。デュシャンやらポロックやらはちっとも良さがわからん、という増田みたいな層にも魅力が伝わる絶妙なチョイスで良い。観音寺道の駅には「世界コイン館」という展示と大平正芳香川選出なんだね。知らなかった)に関する展示が両方あって、世界各地のコイン日本貨幣史を堪能したあと戦後自民党史が学べるという構成になっている。カネの意味が違ってくるでしょうが

そして「四国村」は絶対に外せない。屋島にあるんだけど、四国各地から伝統的な民家とか農業用の小屋とかを移築してきてて、ぐるりと巡ることで四国地の文化を体感することができる。一口四国といっても、山岳部から沿岸部まで色々あって、それぞれの風土生業に適した家屋の形があるんだな、という当たり前の学びをほんの数時間で得ることができるので、民俗文化とかが好きなら絶対に行くべき。

追記四国水族館のこと忘れてた。やっぱり地方水族館はその土地の魚を展示してなんぼなところがあるけど、四国水族館地元の魚の展示&解説が充実してるから好き。具体的には滋賀県立琵琶湖博物館の次くらいに好き。アカメ水槽インパクトあるよね。こんなでかい魚が日本河川に棲んでるのか……。あと琴平にある「金陵の郷」もいい。金陵っていう香川では有名な酒蔵が運営してるんだけど、日本酒の製造工程を原寸大の人形再現してあって実質的日本博物館金毘羅参詣の帰りにふらっと寄って日本酒の歴史製法について勉強したうえで美味い酒を直営価格で買ったり日本酒グッズを物色したりするの、最高ですよ。日本酒をあしらったマスキングテープ買っちった。

現代文

やっぱり何といっても瀬戸内国際芸術祭だろう。去年が開催年だったので増田も行ってみたけど、こんな小さな島にこんなに人が??? って感じになる。残念ながら増田にはあんまり魅力のわからない芸術作品もそれなりにあるんだけど、少なくともそれらが地元に根づいているのは感じ取れるし、国外からアーティスト呼んできてるのは率直にすごいと思うんだ。外人さんもそれなりに見るしな……

オタク文化でいうと、上で書いたように小豆島が『からかい上手の高木さん』の聖地になってるほか、観音寺が『結城友奈は勇者である』の聖地なので、観音寺観光案内所に行くとゆゆゆのパンフがもらえるしゆゆゆの絵が描かれた自販機もある。え? TVアニメは見れるのかって? 聞かないでください……(『プリキュア』『鬼滅の刃』『進撃の巨人』『水星魔女』は見れたよ!)。アニメ映画もなかなかやってないことがあるし、『プリンセス・プリンシパル』はわざわざ岡山まで見に行ったからね俺。あとやっぱり「仕事帰りにあの映画見てみるか」みたいなのは難しい。どうしても「今度の休日イオンモール映画見よう」になっちゃって、「空いた時間で試しに見てみる」的行動が取れなくなったから鑑賞本数は減った。

書店

まあ……これは東京大阪並を求めるのは無理ですわ。岡山と比べても明らかに書店の規模がショボい。書店めぐりはできるけど、池袋ジュンク堂みたいな大型書店めぐり不可能東京大阪なら確実に置いてあって岡山でもたまに置いてあるあのシリーズが置いてないのか~! みたいなのがあるからマイナーな本は諦めるしかない。もちろん売れ筋の本とか有名どころのシリーズを読む分にはなんも不自由はないわけだけど。

でもジュンク堂みたいな東京のチェーンよりも宮脇書店っていう地元チェーンの方が強いのは文化を感じる。ブックカバーデザインと紙質はすごい好みだけど、文庫新書ブックカバー上下が固定されてない形式のやつだからハードカバー選書を買うとき宮脇書店に行って文庫新書が欲しいときジュンク堂とか他の店に行ってる。宮脇書店は車がないと厳しい総本店高松市街地のド真ん中にある本店(いちおうビルがまるごと書店になってる)があるけど、総本店はまだ行ったことないんだよな。やっぱり総本店だと大都市顔負けの品揃えだったりするのかしらん。

あと、高松アニメイト、ラノベシュリンクが全ての本にかかってるわけじゃなくてすげえ牧歌的まさかアニメイトでラノベ立ち読みして買うかどうか判断できるとは思ってなかった。東京だとそんな性善説運用は無理でギッチギチにシュリンクかけちゃうからなぁ。

追記)ルヌガンガ、知らなかった! ありがとう! あと宮脇書店について書き忘れてたけど、地元チェーンだけあって香川四国岡山に関する書籍ものすごい豊富だし、県内のたいていの街に支店があるのもありがたい。香川文化を支えてる企業だと思う。品揃えについて補足すると、本当に普通読書ライフを送る上ではまったく支障はないよ! Y出版社から出てる◯◯学のガチ学術書シリーズが置いてない、とか、F社から出てる△△学のブックレットが見当たらない、とか、ぎゃああああ国内の××方言に関する本が2冊しかないじゃんジュンク堂書店池袋本店ならダース単位で置いてあるのに! とか、T大学出版会やH大学出版局最新刊をちっとも見ないな……とか、そういう話だから

飲食店

ご飯はやっぱり、うどん! あちこちにお店があって楽しいし、セルフサービスの店に入ったらうどん玉を湯がくのも客がやるタイプの店で「セルフってそういう……」となったりした。あと釜揚げ専門店以外では釜揚げうどんを頼むべきではないという暗黙の掟もある(調理時間がかかって他の客を待たせるので)。ただし基本的地元民向けのファーストフードなのでまったく旅行者には向いてない。

旅行者向けなのは、むしろアレだろ、骨付鳥とかそういうのだろ。骨付鳥はやっぱり丸亀本店がある「一鶴」。もちろん丸亀以外にも支店はあるけど、まあ一度は丸亀本店に行っておきたいよね。鶏は雛が柔らかくてオススメビール飲みながら骨付鳥食って、シメに鶏めしを食うのが最高。一鶴の鶏めしマジで美味いか香川に行ったら絶対食ってくれレベル一鶴以外にも骨付鳥の店は色々あるので、好きな店を開拓してみるのも楽しいぞ!

他にも、高松駅にある地元民向けの立ち食い寿司屋とか、三豊のラビオリ餃子屋とか(モチモチで超美味い。冷凍のやつを通販もしてるらしいよ)、香川産の食材を使った定食をお手頃価格で食べられるまいしょく家っていうローカルチェーンとか、色々美味しいお店があるので、ぜひ香川ごはんを味わってほしい。

そしてカフェ香川県でカフェめぐりをしたらもう東京カフェになんて入る気が起きなくなる。広々とした店内で好きに席を選べるスタバなんて初めて入ったわ……(丸亀スタバ市民交流センターも兼ねてるから店内に本棚があって自由に本を取って読めるんだよな。最高かよ)。店主にとっては嬉しくないかもしれないけど、香川県の人口が「カフェ複数ある」「混んでない」を両立できる最適の人口規模なんじゃねーの感もあるな。あちこちに落ち着いて座れるオシャレな喫茶店がいくつもあって嬉しい。あと高松商店街には和菓子屋さんが何軒もあって、そこの喫茶コーナーは和な甘味を堪能できてとてもよい。

イチオシ高松片原町商店街にある「了見」。センスの良い家具が飾られた落ち着いた雰囲気の店内で窓際から商店街の行き来を見下ろしながらお茶が楽しめる。お茶も、ポットで出てくる紅茶以外に、県内産の緑茶を冷やしたガラス製の急須に入れて出してくれたり、県内産の緑茶を使ったソーダがあったり、と、独自メニューが色々あって飽きないし、スイーツも美味しい。そして特に混んでないので長居しても怒られない! 東京とか札幌だったらこんな店並ばないと座れず時間制限とかかかるだろ絶対。こんな良い店でのんびりできるんだから、やっぱ地方都市は住みやすいわ~。東京は人多すぎやきん、落ち着いて座れないんよ~。

まとめ

とりあえず、東京暮らしが長い関東出身者だけど、香川文化を堪能してるよ、というお話でした。やっぱり東京メリットは集積にあるからマニアックな本がいっぱい並んでる大型書店に毎週通いたい! とか、東京国立博物館国立科学博物館国立西洋美術館を全部めぐりたい! とか、マイナー映画劇場で見たい! とかの逸般的な文化ニーズに応えるのは東京の方が上。仕事帰りにちょっと立ち寄る、みたいな気軽な消費もしやすいし。でも、忙しなかったり混雑してるのは嫌だ、ほどほどにのんびり文化享受したい、というなら、香川くらいの地方がちょうどいいんじゃないかなぁ、と思うのですよ、はい

追記)住み心地でいうなら、「雨が少ない」。これ。マジで水害がほぼ絶無。去年関東台風で大騒ぎになってたとき特に被害はなく「あ、なんか大雨降って早明浦ダム埋まったわw」くらいの感じだった(被災地の人には申し訳ないが)。もちろん雨が少ないから常に渇水危機はあって、一昔前は一般人取水制限とか受けてたらしいんだけど、少なくとも増田は住んでて水に困ったことはない。「水を節約してください!」っていう行政からのお知らせは色々来るけどね。雪も降らないから滑って転んでタブレット台無しにしたりしないので、気候で言うなら多分岡山の次くらいに住みやすいのが香川なんじゃなかろうか(岡山は水あるからね……)。

2023-07-06

本好きの下剋上つながりで、新たなロマンスの予感

会社食堂でさ、本を読んでる人がいてさ、そのブックカバーにローゼマイン工房家紋が入ってたのよ。で、次に会ったときも、翌日もそれで読んでるわけ。

そこで、俺も秘蔵のロゼ工房タイピンネクタイをしてきたわけよ。このクソ暑いのに不自然ネクタイしてw

そうしたら、今度はスマホにレッサー君のぬいぐるみ(?)を付けてきて、あからさまに机の上に置いてあるわけ。

という訳で今日トートバックを持ち出してきた訳なんだけど。

これ、話しかけるべきだと思う?

まぁ俺も41歳のおっさん相手もたぶん同じぐらいのおっさんなのでロマンスは有り得ないんだけどさ。

ベテランの先輩にあの人誰だか知ってる?って聞いたら、近場の営業所のManagerだって。こっちは平社員。話しかけにくいなあ。

2023-04-24

賃金と年間休日には負けるのぉ

大学へは電車通学。田舎から都会に出る所要時間は片道2時間。一限がある日は6時台の電車にのるため5時に起き、帰りは田舎路線のため本数が減って待ち時間込み20時でようやく最寄り駅に着くことはザラにあった。

長い時間スマホをいじるのにも飽きるようになり、読書をはじめた。頭はそれほど良くないので知識右から左へと流れていったが、本の内容は面白かったという思い出は残ってる。あれはあれで贅沢な時間だった。ただ電車読書をするためにブックカバーをじっくり雑貨屋さんで探すのもあの時しかできない贅沢。

ある日の帰り。とっぷり夜も更け、二人がけの席の奥側を専有し壁に持たれ付きながら電車に揺られていた。乗り換えで一次目がシャキっとしたのも束の間、すぐ睡魔が忍び寄ってきてうとうとおしているお、中途停車した駅から男性が乗り込んできた。目も瞑って俯く中、隣に座ってきたことを気配で分かった。

そうして、何故か脚を密着してきた。ぴったりと。

この電車田舎路線。19時台となれば乗車数は減る。どうして席ががら空きの中、隣に座ってきたのか。なるほど、こんなこともあるのかと半分覚めない頭で思った。二駅ほどで降りる。寝たフリをしておこう。

ようやく最寄り駅へ到着。すみません、と小声で喋りながら外に出た。駅でボーッと顔としてはFXを溶かした時のような顔で少し突っ立った。なぜ足?

翌日、友達に笑い話として喋ったらめっちゃウケた。足くっつけられたけど、冬暖房に最適と言ったら大ウケした。

その最寄り駅のすぐ近くには会社がある。今はそこで働いてる。それだけ。休日数とお賃金が良ければどうってことないのだ。決めつけは良くないしな。

2022-11-04

本棚に、未読の本と既読の本を並べる際の区別の仕方

私は、ブックカバーの有無で区別してる。

未読ならカバーを付けたまま。

読み終わったらカバーを外して管理する。

とてもわかりやすい。

2022-04-28

100均プラ板を買って下敷きを自作したことがある。

A4サイズの下敷きが中々売ってなかったせいで作ったんだけど、これが必要充分な性能を発揮してくれている。

んだけど、作ってもなおプラ板がかなり余ったんだよね。

「いつか何かに使うだろう」って案の定単位で使わず部屋に転がしてたんだけど、それを使って栞を作った。

サイズに切り抜いて、穴を開けて、ビニール紐を通すだけ。

とても外で使える見た目じゃないが、今外で栞ないし紙の本なんて使わんから満足している。


改めて思うけど、紙の本は自室でしか読まなくなったなあ。

外で読むならスマホとかタブレット使った方が圧倒的に楽だし、更に言えば久々に引っ張り出したブックカバーに栞紐ついてたわ。

無論、家での読書でわざわざブックカバー使うのはめんどくさいのでブックカバー見つけてもなお栞作って良かったと思ってる。

2022-02-03

昔は案外溜め込んだけど今まったく使わないもの

ブックカバー

家に忘れたり外出先でふっと本を買った時に合わせて買ったりしたせいで結構な枚数がある。

まさかこうも電子書籍ばかり読む時代になるとはなあ……勿体なくて捨てるに捨てられない。

かといってもう外で文庫本読むことが中々、自室では読むんだけどカバー使わん。

2021-12-27

ブックカバー読書おじさん

あれは中学生だった頃だったと思う

毎朝同じ時間電車キルト地のような布カバー読書している謎めいたおじさんがいた

ある日自分はそのおじさんが何を読んでいるか気になって覗き込んだ

おじさんが読んでいたのは官能小説だった

あの時初めて自分文章だけで勃起した

確かバレー部部活女子生徒を裸で体育館の中を走らせるみたいな話だった

生徒によって淫毛の生え方が違いハート型やI字型があるという描写が今でも頭に残っている

今でも官能小説は人の心を動かす力が大きい小説だと思っている

2021-10-03

2000年代前半のラノベ実家で見つけたかコメントする

今年で33歳。実家の片付けをしてたら中高生くらいの頃読んでたラノベを見つけたのでもの凄く浅いコメントをする。

(改行の仕方がわからない)

毎週本屋でわくわくしながら新しいラノベを探して、ブックカバーつけてこそこそ読んでた良い思い出。

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イリヤの空、UFOの夏

一番よく覚えてる作品。中高時代バイブルと言っても過言ではない。

鉄人定食カップ麺のシーン等、食べ物にまつわる話が印象的。

自分青春イリヤもいなければ水前寺もいない(当たり前か)陰鬱とした生活だったけど、

それでも「こんなぶっとんだ生活がどこかにあるんじゃないか」と思わせてくれるような作品だった。

今でも名前を聞くだけで、子供の頃の夏休みの終わりのような切なさを思い出させてくれる。

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ミナミノミナミノ

イリヤの人の続編。結局1巻以降続編が出なかった。

本当にやきもきさせられた。

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砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

この作者病んでるなあと思った。数年後に直木賞を受賞した。

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さよならアーカイブ

このラインナップの中では比較無名なんじゃないかと思う。ジュブナイルループもの

図書館司書」というワードフェチズムを感じるようになったのはこの作品のせいかもしれない。

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■12月のベロニカ

よくできた作品だなあという思い出が強い。

なんとなくキャラのネーミングセンステイルズっぽいが、

西洋騎士的な戦闘描写リアルだった記憶がある。

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黒鉄コミュニケーション

秋山氏の作品ポストアポカリプスもの

自分が後に成人してFALLOUTシリーズにどはまりするのは

この作品の影響があったのではないかと睨んでいる。

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■EME

個人的に一押しの作品

うまいこと深夜アニメ化すれば売れたんじゃないかなーといまだに思う。

都市伝説×能力ものクライムアクション(?)

キャラ個性が立ってるなあと思ってた。

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電波的な彼女

個人的に一押しの作品其の二。

去年から年明けにかけてウルトラジャンプ漫画連載されてて驚いた。

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伝説の勇者の伝説

けっこう好きだった気がするんだけど内容をよく覚えてない。

アニメ化してたことも知らなかった。

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撲殺天使ドクロちゃん

何故とってあったんだろう。

「こういう作品もありなんだ!」と衝撃を受けた作品

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ALL YOU NEED IS KILL

トム・クルーズ主演で映画化するとは当時夢にも思わなかったけど、

それでも「これはすげぇ!」と唸った作品

2021-09-13

ハコヅメ

BOOKOFFでの買取価格比較的高めというしょうもない理由大人買い

1~3巻は電子書籍サイト無料で読めた。

5~7巻、9巻、12巻、18巻飛び石購入。

それ以外の巻は棚になければないらしい。

ブックカバーを外してもらうどころか、ビニールを取ってもらうのも忘れた。

別にいいけど。

久しぶりにゲラゲラ笑えた。

それで唐突聖子ちゃんと同い年なことに気づいて真顔になる。

全巻揃えてから売ろうか、読み終わり次第売ろうか。

2021-08-28

最近ネットで本を買うようになったので、

紙のブックカバーをなるべく安く手に入れる方法が知りたい。

2021-05-10

お気持ち抜きで語る「本屋で買って」請願

ツイッター漫画家が「リアル書店で発売1週間以内に注文するのも含めて買ってくれ~」というのをわざわざ4ページも漫画を描いてお願いしていたのを「業界がまるでなってない」旨のごもっともな引用リプで伸びてましたね。こんばんは。その書店最前線アルバイトをしているアマ漫画描きです。

あの引用リプを食らって「すっげえわかる……ただ何もやってないわけじゃないかお気持ち抜きなら聞き入れてもらえるかなあ」と長文をしたためることとしました。長くなるので論文スタイルにならって先に何言うかざっと並べておきます。太字のとこだけ覚えて帰ってね

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一応、自分コミック担当なので語りがコミック話題に寄りますのでそのつもりで後は読んでください。あと取次系通販こち

HonyaClub https://www.honyaclub.com/shop/ (取り扱い店舗 https://www.honyaclub.com/shop/store/search.aspx)

e-hon https://www.e-hon.ne.jp/bec/EB/Top (取り扱い店舗 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SF/Search)

初速は正義~なんだKADOKAWAそのムラは~

初速売り上げ…すなわち発売して間もない期間での売り上げ部数というのは書籍流通にかかわる全員にとって重要指標です。書店員は作品認知度や以降の追加注文数をはかるために初週売り上げ部数の数字を注意深く追っています。たとえば発売4日か5日後に売り切ってしまった場合は大急ぎで追加注文を入れますし、発売日の入荷数として見積もりが少なかったという事実を受け止め次巻発注は強めに出さなければなりません。

読者をないがしろにするわけではありませんが、ネット通販で熱心に作品を追う読者よりもリアル書店書店員に作品名が覚えられているほうが大きい効果が出ます。このあたりは先に上げた漫画にもあったと思いますが、続刊が来た時に刷り部数を決めるのは当然取次から発注数…つまり全国の書店からの注文の集約数です。自分からすれば注文した数から減らされるわ、角川エースとかそもそも注文させてくれないわ色々言いたいことはあるのですが、とにかく発売日が来る前は書店からアプローチ作品の如何を図るバロメーターなのです。いやほんとKADOKAWAくんさあ前巻の売り上げに対して減らしすぎなのと売れないやつめちゃくちゃ送ってくるのなんなの…

書店員の心象がわかりやすくよくなる方法が「初速でよく売れる」なので、あの漫画あんなことをお願いしたわけですね。自分からすればあのお願いの仕方はネット民に撒く餌としては仕掛けが甘いと思いますね。ツイデモのせいで見誤ったのでしょうがTwitterちゃんと聞き入れてもらえるのは日本一世論に効くお気持ちではなくてこの後書く読者側にもたらされるメリットを説くほうなんだよなあ…

レジ来なくても書店予約と同じインパクト!取次系通販

何度も例の漫画をあげつらうのもアレですが、あの漫画を描いた方KADOKAWA系列コミック出してるんですよ。じゃあなぜカドカワストアと取次ネット通販を紹介しない??お店の人にこの番号見せてね!とか漫画描いてないでカドカワストアのリンク張りなさいよ…

カドカワストアはその名の通りKADOKAWA運営する通販サイトです。素直に言いますが手練れのアニメオタクはこういうメーカー通販使うほうが楽だと思います見出しにある取次系通販というのは、ちらほらと出てきていた取次の運営するネット通販サイトのことを言っています。今回これを書く最大のポイントであり、例の漫画がなぜ取り上げなかったんだと憤慨しているのがここです。

この取次系通販、一番のメリット書店で受け取る場合はいかなる場合も送料がかからないことです。コロナステイホームで若干意味合いが薄れてしまいましたが、ネット通販のウィークポイント「送料」「宅配の受け取り」の2点をかなり軽々と克服できるわけです。ほかの通販と違って段ボール個別包装ではないのですが、書店店頭で受けられるサービス問題なく同等に受けられますブックカバー(紙)はもちろん、自分の勤める店はラッピング無料なので京極夏彦作品10ラッピング無料です。

ちょっと前は新刊予約が弱かったのですが、ここ最近になってかなり予約の融通がきくようになりました。お店に来なくてもジャンプコミックスの予約ができるよ!ただし超人気どころは早期に終了するのでお早めに(直近だとウマ娘シンデレラグレイ呪術廻戦はレーベル同発のうち唯一予約が締め切られた)。作家にとってはAmazonリンクを張るのと変わらないのでは?と思われますが、取次系通販を使って書店受取してもらうと書店の売り上げにカウントされます。割と続刊発注の参考にされますし、運がよければ棚常備も夢ではありません。作家よ、Amazonをやめて取次系通販リンクを張るのだ。

いいところだらけみたいに言ってますがそれなりに弱点もあります。まず当然ですが自宅や勤務地の近くに本屋がなければ店頭受け取りのメリット享受できません。受取に使えるのは本屋だけなので、コンビニいくらあってもどうにもなりません。その場合宅配に切り替えることとなりますが、送料ボーダーが2000円です。一度に4冊5冊コミックを買ったり、専門書を買う人だと痛くはないのですが、いつもヒロアカだけ買ってるみたいな少額のカジュアルユーザーには不利です。専門通販の弱さが如実に出てます

あと利用する場合全員にかかわるところでは、近所の本屋がどの通販サイト対応しているか調べる必要があります。1つの書店基本的に1つの取次からのみ書籍を入荷しています(例外はあるにはあるのですが、近年取次による書店チェーンの買収が相次いでいるため考えるほとでもありません)。なのでそのサイト運営している取次と取引してないと「受取店舗選択」で目標書店が出ない可能性があります。注文よりも先に対応店舗チェックを怠らないでください。2サイトなのにリンクが4つもあるのはそのせいです。多分受取場所指定しないと注文確定できないのでとにかくネット通販は落ち着いてやりましょう。

Amazonはよせ…デフレ脱却したら急にトドメ刺されるかもしれないぞ

トドメを刺されるのは読者じゃなくて作家側なんですけども…お気持ち抜きと言いましたが、最後ここだけ持論が入るので「お気持ちじゃねえか!」と言われればぐうの音もでません。すんません

正直なところ、ツイッターで作者本人が新作告知するときAmazonリンクツイートしてるのですが「よしてくれ…」と常々思ってるんですね。まあ書店員なので食い扶持がどうのというんじゃないだろうな?と疑われるやもしれませんが、そっちよりも困ることがあるんですよ。

言いたいことは単純で「文化資本流通外資に握られるのまずいよな」ということです。直近ではアニメ業界チャイナマネーが流れ込んでいて内容に物言いがついたとかいう噂もどこかで聞きますが、日本日本ユーザーに向けてもの書いたり作ったりするのに何故か海外基準規制がかかることになっては困るんです。

日本は本当にヤバそうな表現性器モザイク修正を除けばかなり表すことには寛容な法運用をしてるのはご存知かと思います。日々増田で繰り広げられる議論にはヒヤヒヤしていますし、そろそろ六法に「週刊文春Wedge関係者は年1回殴ってもよい」と書き加えてほしいのですが、それでも書くこと考えることそのもの否定するつもりはありません。だってその刃を向けたとて、次には自分に向けられるものエスパー真美の「くたばれ評論家」が最近期間限定公開されたとき話題になりましたが、頑張って作った作品が誰かになじられても「このやろう!」と腹を立てて、それでおしまいなんですよ。出した側と受け取った側にそのコミュニケーションが生まれただけなんですよ。それを送り合う人同士のコミュニティに対して横から火炎放射器で村ごと焼かれるようなことされるわけにはいかないんです。

紙の本だけの話ではなくなりますが、日本語の電子書籍を売ってて、ある日Amazonからワシントン州でこの表現規制されることになったので、今日から販売停止です」とか言われても日本からじゃ抗議のしようがない。たとえ話としては飛躍しすぎてておかしいとは思いますが、売り上げの一部はちゃん本国に行ってるわけで「全く縛りはうけない」とは言い切れないです。もう一段飛躍しますが海外基準規制が入ったときには日本国内表現規制過激派活動団体が勢いづいて手が付けられなくなると思います海外のものは何でも先進的だと思われてるので普通に無敵突進してきます

とにかく、初速の大切さもそうなんですが、作家側は中長期の視点に立った見通しが弱いんです。国内流通に本を流しているのだからもう少し現在システムとか問題点とか勉強してもらいたい。というか本来作家がそういうこと考えなくていいようにするのが出版社であり編集者なので、今回の件業界側は作家にああい漫画描かせてしまたことを猛省してください音楽業界はLinkfireでストリーミングサイトへのまとめリンクページを作っていますが、出版社側であんな感じのランディングページ作るとかやれることはけっこうわかりやすく残ってるはずです。

最後見出しの「デフレ」の件はかなり蛇足なので流し読みしてほしいけど書いときます。完全に自分の所感ですが、いまリアル書店ギリギリ残ってるのは「マジョリティがまだまだITオンチ、あと送料も惜しいほど手持ちがない」からではないかと感じています。いつデフレ脱却を達成しITオンチがいなくなるかわかりませんが、もし達成したその時にネット通販勢力図次第では日本らしい漫画アニメのありかたを否定されてしまうだろう…そう思いながら明後日レジに立ちます

2021-04-30

anond:20210428224027

あっ、やっとわかりました。

ブックカバーじたいを印刷するってことね

文字読めなくなってました...

2021-04-28

anond:20210428223154

ブックカバー”というところを見落としてたりはしませんか?

ネット書店

紙のブックカバー無料でつけるネット書店って今んとこどこもないから(みんなpdfコンビニプリント頼み)

それやったら頭1つ抜けるんやないのって思うんだけどどうなんや

本屋なら無料なのにpdfとかコンビニプリントは実質有料やん。送料も払ってさらに手間かけてブックカバーこさえるのなんかだるい

まとめ買いしてるから送料かかったことそんなにないけど。

それっぽいいい感じの紙もうちにはないし。

チラシは入れるんだしさ、広告載っててもブックカバーにしやすい紙にしてほしいな~。

2021-04-27

紙のブックカバーをくれるネット書店知りませんか?

病気療養中の身でして免疫も落ちてるのでコロナもあるしあまり出かけることが出来ないということもあり

ネットで本を買うことが増えてるんだけど紙のブックカバーがついてこないことだけが難点でして。

アマゾン楽天もつけてくれないしhontoもついてこないと聞いて…

送料とかも気にしないから、チラシ入れるみたいにぺらっと買った冊数分の紙のブックカバーを入れてもらいたい。

ちゃん自分で装着するんで折り目つけずにぺらっと入れてくれるだけでいいんです。

印刷してどうぞと言われてもプリンターないしあのなんかザラっとしたわら半紙みたいな紙のブックカバーが良いんです。

ご存知の方いたら教えて下さい。

2021-02-13

anond:20210213170508

ブックカバーは、本を持ち歩いて読むときに本を守るために付けるもので、

本棚に並べるときは、タイトルが分かるように外しておくのが主流派だと思うぞ。

ブックカバー

本屋さんでは必ずブックカバーを付けてもらう人間で、周りも高確率で付けてもらってるけどツイッター本棚写真を見てると付けてる人の方が少ない。

というかつけてる人を見たことがない。

ブックカバーってみんな家に帰ったら外すものなのか、それとも本棚に直す時に外すのか。

2020-11-23

紙のブックカバーが好きだ

あの紙がいい。透けず、けれど硬すぎず、パリっとしたような、触り心地のいい紙。

一度本に巻いたら折り目が残るから、同一規格でない限り別の本にフィットしない頑固さがいい。

個人的には、装丁カバーと同じようにただ巻いているだけのものがいい。

あの素朴さがいい。

手が触れて、あらゆる刺激をもっとも受ける折り目の部分摩耗していく姿がいい。

ブックカバーに包まれたまま本棚に並ぶ姿、それもいい。

自作もいいと思ったけれど、あの書店で貰える物が良くて。

お金出すからあれ売ってくれないかな、という気さえする。いやこれが本音だな。

2020-10-13

anond:20201012223833

一時期しおり集めが趣味で、旅先や本屋でよく買っていた。

のしおり

持っている中で一番よく使うのは金のしおり。薄い金属きれいなやつ。金のしおりとググると出てくる。昔はマットな感じの黒いしおりも売っていたけれど今は分からない。

大きさと厚みが文庫本にちょうどよく紐がしっかりしていて、本から落ちにくい気がする。(たまに落ちるけど)

貰い物なので当時の値段は分からないが今楽天で見たら440円くらいから買える。

種類によって大きさが違うので自分が挟む予定の本をイメージして買ったほうがいい。ミュシャデザインデカかった。自分の持っている気球デザイン文庫にちょうどよい。

紙に跡が付くのは気になったことがない。

そこら辺の本屋文房具屋で売っている。

トラバにある平等院鳳凰堂しおりは多分これと同じところが作っている。

金属のしおり

金属パート2。土産物屋でよく売っている、長方形オーソドックス型でなんかステンドグラスのもの

地域の有名なものが描かれていて、その名前が下にローマ字で書かれている。「kokeshi」とか。

多分色々な観光地で同じしおりが売っている。可愛いからオッケー。

学生時代友達からのしおりをお土産で貰った。私のしおり好きはここが原点である

とても気に入って使っていたがなくしてしまった。数年後に本の間から発掘されたが劣化してメッキがハゲてきていたので泣く泣く捨てた。

その後似たようなしおり自分でも買ったしおみやげでも貰ったのだが、どうもしっくりこない。大きさや紐の長さによって使い勝手が変わる。

のしおり

ありとあらゆる観光地で売っている薄くて細長い竹に絵が描いてあるもの。紐は2色のピロピロしたものが付いている。

ひこにゃん箱根かまぼこ柄を持っている。絵以外は全部同じ作り。

観光地土産物屋でしおりを探すと大抵これが売っている。ひとつ持っていれば充分だと思われる。

私は本から紐が長く出るのが嫌なタイプなので、文庫本には使わぬ。もっぱら漫画ハードカバーに使う。少し大きめサイズ漫画にはちょうどいい。ハードカバーは本に紐が付いているものあるので、紐があれば紐を使う。

のしおり

青森土産屋で買った。薄い木できていてリンゴの形がくりぬかれている。装飾はそれだけで木の優しさと紐の赤さが可愛いくてよい。買った当初は木のいい香りがした。

文庫本にちょうどいいサイズ

私は本を並行で数冊読むタイプで、自分の中で3番目くらいの立ち位置。3冊目にこれを使うくらいの感じ。

のしおり

高村光太郎記念館で買った。

革なので厚みがあり、挟んだまま数日放置すると跡がつかないか気になるので長期間使用や持ち歩きの本には向かない。

光の文字が箔押ししてある。

この文字は光太郎が住んでいたオンボロ小屋にある便所の扉の明かり取りとしてくり抜いたもの

便所に書かれた文字を使った珍しいしおり

華鬘しおり

中尊寺で買った。けまんという仏具?の形をしたありがたいしおり

文庫本に挟んで紐が出ないくらいの大きさ。小さめ。

紐が軟弱。仏具っぽい装飾が綺麗だが、そのぶん頼りない感じで、本から落ちやすい気がする。

仏具としても使えます、と書いてあったので仏具が欲しい人にもおすすめ

トラピスチヌ修道院で買った紙製のしおり

いい感じの紙にいい感じの言葉といい感じの花が印刷してあるものが8枚セットで売っていたので買った。

本屋でくれるしおりを太らせたくらいの大きさ。紙のしおりが好きな人には良さそう。

セット売りからかるとおり、紙のしおりは消耗品である

食品サンプルのしおり

スカイツリーなんかにある食品サンプルの店に売っている。ベーコン生ハムスライスチーズなどがある。

https://www.ganso-sample.com/item/

オリジナル小物の項目を横にピョコピョコすると見られる)

面白い可愛いけれど厚みがありでこぼこしているので実用的かと言われるとあまり……。しかしつい人に自慢したくなる一品

主張が激しく挟んだページがすぐに分かるので、例えば漫画など、すぐに続きを読む際に使うのに適している。逆に挟んだまま本棚しまう等すると跡がつくと思う。

お土産生ハムを貰って使っていた。生ハムが好きなので見ているだけで笑顔になるしおりだった。しかし紛失した。多分本に挟んだまま古本屋に売り払ってしまった。

しかったのでスカイツリーに行って焼きベーコンを買い直した。ちなみに焼いていないベーコンも売っている。

ひっかける感じの金属製や紐のブックマーカー

使ったことがない。板状のものを挟みたい派です。

凝りすぎた形、大きさが使いづらいものは持っていても使わなくなる。

色々なしおりを使って思うのは、その人の使い方や好みによっておすすめのしおりは本当に違ってくる。私は紐が出ない方が好きだけど、出る方が好きな人ももちろんいる。

自分がよく読むサイズの本を想定して、どんな使いかたをするのかをシミュレートして買うと失敗が少ない。

A5のワイドサイズ漫画なんかに使うなら大きめがいいし、文庫に使うなら文庫と同じ長さみたいなのはちょいと使いづらい。

ちょっと挟んでトイレに行くくらいなら厚いほうが挟んだページが分かりやすくて使いやすい。挟んだまま数日持ち歩くようならそんなに厚みがないほうがいい。

好きなシーンに付箋をはりつけたまま数年放置したら貼ったところがペタペタになったので、付箋を栞代わりにする場合、数日で剥がし放置はやめたほうがいい。

旅先で買うのもおすすめ。かさばるものでもないので持ち帰りがしやす自分へのお土産によい。

ちなみに文庫本の持ち歩きについて。

布製のブックカバーを買ったことがあるが、表紙を守れてもサイドがノーガードなので汚れる。鞄の中でページの間にペットボトルが挟まって開き癖がついたり、ペットボトルに付いた水滴が小口なんかについたり、あまりよくなかった。

厚みを調節できないカバーも持っていたが、表紙と裏表紙カバー差し込むのが下手くそで、やはり本を傷めた。

結局本屋で貰える紙のカバーが一番使い勝手がよい。

CDショップで貰ったフライヤーに折り線が書いてあり、そのとおりに折るとCDジャケット柄の紙の文庫カバーになるものがあって、おしゃれで気に入っていた。使い回すうちにボロになってしまったので世の中のフライヤーすべてが文庫カバー仕様になればいいのにと思っていた。

今はCDショップCDを買ったりフライヤーをもらう時代ではなくなってしまった。

本の持ち歩きには文庫ケースのようなものを使っている。

10数年くらい前に角川文庫で2冊買って応募すると文庫ポーチをが必ず送られてくるキャンペーンがあった。

文庫ぴったりサイズで上に紐が付いていて巾着みたいなものシャカシャカした素材で、生地生地の間に綿?が入っているのか、ちょっとふんわりしていて本の持ち歩きにはとても良かった。

しか10年くらい使い続けてへたってしまい、今はファスナーで閉じられる文庫カバーAmazonで600円くらいで買った)を文庫ケースがわりに使っている。カバーとしては使わず、紙のカバーをつけた本を包む道具として優秀。

角川のキャンペーンはまたやってほしいが多分普段のフェアよりお金がかかりすぎるのか、あれ以来見たことがない。

以上、ブコメでは入りきらなかったのでトラバに書きました。🔖

しおりが好きなのでブコメトラバを読むのが楽しい

2020-10-08

読書

休みは、いつも同じブックカバーをかけた文庫本を持って席を立つ。

同僚に「あんたいつも本読んでるね、そんなに読んでて図書館にでもなるつもり?最近おすすめの本なんか無い?」と言われた。


私におすすめできる本なんてない。

私はこの文庫本を2年間かかっても読み終えていない。


そもそも私は本の内容を読んでいるふりして、いろいろな懊悩を隠すための装置として使っているだけだ。

そして、この沖縄で買ったビンガタのブックカバーの手触りが好きなのだ

背表紙のところの指のかかり具合が好きなのだ

ボーッとしながらスリスリブックカバーを撫でているだけなのだ

「うーん、私は安い本買ってただ消費してるだけだからおすすめなんてとくに出せないな」と答えておいた。「おすすめブックカバーならずっと語っていられるんだけどな」という事は口に出せずにいる。

私にとって文庫本は、ブックカバー衣装としてのそれでしかない。台座でしかない。

文庫本を選ぶとき基準なんて、本の厚みくらいしか見てない。

ジョジョ漫画のどこかで、若い女性の手首だけを持ち歩いてる男の話があったことを思い出した。

対象人間でないだけで、私の行為はそれに近いのかもしれない。


ちょっと背表紙感覚が好みと違ってきたな」とか、「また買いに沖縄に行こうかな」とか、「ほかのブックカバーを探すために買い物に行こうかな」とか、

通勤電車の中で読むでもなくスマホと一緒に持っている文庫本感触を確かめつつ、そんなことを思った。

2020-08-02

anond:20200731005540

エロマンガブックカバーチャレンジ 2日目

2、ハーフリータ(雑誌

ブックといいつつ、2回目は雑誌を紹介する。

1986年1991年発刊。

いまでこそあまたあるエロマンガ雑誌が、いわゆる「(美少女ロリコン雑誌」と呼ばれていた頃の(レモンピープルホットミルクなどに対する)後発誌のひとつ

高校に進学し、電車通学で行動範囲が広がり、より大きな書店に出入りできるようになって、少ない小遣いから何を買おうか悩んでいる頃に、創刊号出会い、表紙(いがらしゆう)の可愛らしさに一目惚れして、即定期購入することに。

(これは一読者としての贔屓目にすぎないが)必ずしもエロにこだわらないマンガ積極的掲載したり、裏表紙広告面に「意見広告」的なものをちょくちょく入れ込んでくるなど、後に快楽天や、comic LOが打ち出す独自路線を先取りしたような紙面であったように思う(もちろんそれは、後発雑誌ゆえ差別化をはかる必要があったからでもあるのだが)。

詳しくはwikipediaの該当項目を見てくれ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BF

とにかく自分にとってのさまざまな「性癖」の入り口になった記念碑雑誌ひとつ(あとの二つは快楽天とGirls forM・・・と書いた時点でいろいろとお察し)。

漫画の内容もさることながら、夢中になったのは読者投稿欄。

イラストよりも文章スペースの方がメインの構成で、絵の描けない自分は毎月せっせと漫画感想高校生活の愚痴を書き連ねて投稿し続けた(掲載のお礼に当時松文館で出していた単行本ランダムプレゼントされるというのも大きなモチベーションであったが)。

編集長は「マンガー・シラン船長」と名乗り、読者は「海豚」と名付けられた。そうした読者のコミュニティからは、後に読者の集いが開かれるまでになった(残念ながらこの集いは、同時期に起きた「事件」によって、こうした雑誌趣味嗜好に対する攻撃偏見社会的に大きくなる中で、中断を余儀なくされてしまったのであるが)。

私も、ついには読者投稿欄で知り合った人と文通をするまでになり、浪人時代には手紙で、また大学進学後は互いに大学を訪れたり、電話をするなどして交流は続いた(それぞれの大学生活が軌道に乗り、進路が分かれていく中で交流は途切れてしまったが)。その彼と、大学在学中、松文館編集部ウイスキー土産訪問し、「船長」と職場で酔い潰れるまで飲み明かしたのは、いい思い出(・・・か?)。

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