はてなキーワード: 配当利回りとは
https://anond.hatelabo.jp/20200531081711
思った以上に反応が大きくてびっくりしました。
元増田の投稿をテンプレにしてあまり考えずに「普通」と書いちゃいました。「これぐらい普通でしょ」と煽る意図はありませんでした。すみません。趣味で輸入車買うのが普通でないことは自覚してます。
トラバやブコメ、とても参考になりました。色々な年収xx万円投稿も面白かった。
https://anond.hatelabo.jp/20200601004512
金融資産は億を超えている。銀行株を中心に現物をあつめていて、毎年配当を500~600万円弱受け取っている。サラリーマンとしての年収は1200万円位で、個人請負の仕事で500万円前後という内訳。
このポートフォリオはとてもいいですね。
ぶっちゃけ昇給すればするほど責任が重くなります。期待に応えようとハイプレッシャーの中で頑張ると結果として成果が出てしまい、また昇給してしまう。そしてさらに高まるプレッシャー、というループ。
確かに余裕がある生活かもしれないけど、日常的な生活はセレブというほどのものではなく、仕事の重圧に見合うものなのか頭のどこかでいつも考えてしまう。
前掲の年収2000万円の増田氏のように、収入を分散させてほどほどのプレッシャーの中で働くのが理想かもしれない、と思った次第です。
これも見習うべきポイントです。若い頃はいわゆる自己投資に励んでいてほとんど貯金や投資をしていませんでした。自分は時間を味方にするにはやや遅きに失する年齢ですが、子どもにはしっかりと金融リテラシー教育をしようと思いました。
いろいろな人のコメントにありましたが、子どもはまさに贅沢品ですね。公教育が信頼できて年金制度がしっかりしていれば仕事のペースを落としてもいいかな。
どんな仕事をしているのかというコメントがありましたが、身バレが怖いので伏せさせてください。出身大学は私大上位校です。
まとまりませんが以上です。
超富裕層の皆さんからなら何か良いアドバイスが頂けると思い記載します。
資産運用、節税、信頼できる専門家の紹介などをどうかお教えください。
(単位は万円)
年(年齢) | 給与 | 貸株+配当 | 実現損益 | 金融資産(*1) |
---|---|---|---|---|
2011年(32歳) | 427 | ゼロ | -7 | 644 |
2012年(33歳) | 457 | 6 | -189 | 1186 |
2013年(34歳) | 352 | 20 | 732 | 3854 |
2014年(35歳) | 567 | 18 | 571 | 15102 |
2015年(36歳) | 663 | 732 | 344 | 9012 |
2016年(37歳) | 665 | 434 | 9 | 6162 |
2017年(38歳) | 682 | 83 | 181 | 6200 |
2018年(39歳) | 741 | 102 | 232 | 7500 |
2019年(40歳)予定 | 742 | 150 | 64 | 8700 |
-【損益】財務だけ見て空売りしていたシャープがアベノミクスで暴騰して大損失。
-【損益】リーマンショック直後に購入したApple株が利益に寄与。譲渡益の税率が10%から20%に上がる前に一旦売って買い戻し。
-【資産】主力株が上昇開始
2014年
-【損益】Apple株をすべて売却。億り人に。利益で初めて車(=250万円)購入。
2015年
-【貸株】貸株で709万円。給与収入+雑所得(貸株)で合計1400万円弱。ふるさと納税33万円、海外旅行150万円散財。
2016年
-【資産】主力株値下がりに伴い急減。優待株を70銘柄ほど購入。ジュニアNISAを始めた。
- 主力を小型株2銘柄(4500万円+3200万円)に資金集中させて値上がりを待つ日々。将来的には配当利回り高い銘柄に移行して配当生活を送りたい。
・住居
月12万円のアパート暮らし2023年までは会社補助が半額ほど出る。
・これまでの相談先
・・銀行
2015年ごろ資産1.5億のときに2か所に相談に行った。1億越えの富裕層は別室に案内されて特別な金利の預金でも紹介してくれるかと思いきや、信託報酬がなんと2%越えの投資信託の案内(しかもパンフレットのチャートはリーマンショック後が起点なのでみんな右肩上がり)やら生命保険の紹介しかしてくれなかった。マイナス金利時代に生き残るには銀行も大変なんだろうけど情弱向けサービスしか提供していない模様。というか資産運用の相談先としてよりによって銀行なんかに期待する自分が一番情弱。オフラインはケータイキャリアでも証券でも銀行でも手数料超絶ぼったくりなことは火を見るより明らかなわけでネット専業への信仰心が強まっただけだった。
・・税理士
区役所の無料相談。貸株700万円を超えた頃、法人設立した方が節税できるのではないかと相談にいったが、少なくとも年1000万円を超えないと手間と費用が掛かるだけとのことだった。
先月行ってきた。50分間の無料相談。ふるさと納税や確定拠出年金などの節税は極限まで徹底し、保険は会社の団体生命保険ぐらい、しかも住宅ローンもないのでFP的な典型的な突っ込み所が無かったと思う。ただ厚生年金と健康保険の労使折半の効果は大きく、まだまだ会社を辞めてリタイヤできないという点には気づかされた点が良かった。
親も含め家族にも言わない。人は金の臭いで変わる。悲しいけど本当のことだ。
基本的な考え方は以下の三点。
「増やそうという色気は出さず、投資に手間暇をかけない」
①まず4億円を株に注ぎ込む。配当利回り1.5%~3%くらいの企業の株を買う。安全のため20社くらいに分割して、2000万円程度ずつ(配当利回りが高すぎる会社はリスクもあるのでこの程度の利回りが良い)。もちろんレバレッジをかけたりせずに東証一部の現物株。マザーズ等の新興株、新規上場株には手を出さない。業種はある程度ばらけさせる。平均配当利回り2%として、これで毎年800万円-源泉20%で640万円の手取りとなる。これをベースの生活費にあてる。手取り640万円なら家族を持っても標準的な生活を送れる。4億円の前にはNISAは枠が小さすぎるので無視して良い。
②次に2億円を外貨定期預金にする。これは日本円がハイパーインフレで紙屑になった時の対策として。株は比較的インフレに強い金融資産だけど、それでもリスクは0ではない。米(+カナダ)ドル・ユーロ・豪(+ニュージーランド)ドル・スイスフランあたりの固い通貨に分散する。ブラジルレアル・南アランド・トルコリラ等の新興国通貨にはしない。株と違い、こちらは利息を元本に上乗せして定期を継続し、手をつけない。いざという時に使えないと困るので、定期預金の期間は1年とし、毎年更新する。
③次に5000万円で不動産を買う。これは自分が住むための不動産であり、投資のための不動産ではない。基本的に死ぬまでそこに住むつもりで買う。賃貸の出費が無くなると精神的に安定するため。不動産投資は他の投資と同様に失敗・成功があり、大量に保有すればリスクが分散して利回りも安定するけど、素人が手を出すべきものではない。あと管理に手間もかかる(不動産屋に任せても印鑑押したりなどは残る)。7億でマンション一棟買いし、自分も中に住み、他の部屋の家賃で暮らすやり方は、天災火災等のリスクがあるのでお勧めしない。
④残りの5000万円は、いざという時のために普通預金で持っておく。一応、メガ都銀3つとゆうちょ銀行(と近くにあって便利な一行)あたりに分散する。このお金も基本的に使わない。投資に回したりもしない。事故・天災などに備えて、すぐ引き出せるためのお金である。
⑤投資信託ファンド・FX・先物・オプション・REIT・金地金等は、リスクか手数料・信託報酬・買値と売値の差が大きいので手を出さない(日経INDEXくらいならアリかもしれないが、やめておく)。債券は、国内ものは優良企業の配当より利回りが低く、国外ものは②の外貨定期よりリスクが高いのでこれも手を出さない。なにしろ基本方針に「投資に手間暇かけない」があるから①と②にしているので、①と②以外は全スルーの方が良いだろう。
⑥これが重要なんだけど、仕事はやめない。社会との繋がりを絶つと人は腐っていくので。ただ、どうしても嫌な仕事は断れるようになるし、無理な残業や接待をして出世を狙う必要もなくなるので、ストレスは相当減る。ここでの収入は①の生活費に足す。重要なのはクオリティ・オブ・ライフを考えて、残業があまり多くない仕事であること、転勤が無いこと(転勤は人のクオリティ・オブ・ライフを相当下げると思う。不動産も買うし)、人間関係が悪くない職場であること。①があるから収入自体は多くなくていいので、この三点だけはしっかり押さえたい。
50年で資産7000倍!「投資の神様」バフェット視点で選んだ、コカ・コーラに匹敵する日本株とは?|名投資家に学ぶ「株の鉄則!」|ザイ・オンライン
東京証券取引所で上場廃止となった企業一覧 - Wikipedia
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「だめだ、破産する」と阿鼻叫喚 「三菱自を日産が救済」で「空売り」派の目論見大ハズレ : J-CASTニュース
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ロングターム・キャピタル・マネジメント - Wikipedia
GOOG: Summary for Alphabet Inc.- Yahoo! Finance
J-REIT情報一覧 - J-REIT情報 - Yahoo!ファイナンス
バフェット氏は「アメリカ」「低コストなS&P500連動インデックスファンド」を推奨
梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー | 大半の投資家、インデックスファンドの利用が賢明=バフェット氏
梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー | 売らずに我慢するテクニック 『Yahoo Financeでダウ平均株価チャートのmax期間を見る』
「マルクスが資本主義に対して加えた批判の全ては正しかった。問題は……」 『ウォール街のランダム・ウォーカー』 - Market Hack
Dow Jones 100 Year Historical Chart
(NEXT FUNDS)ダウ・ジョーンズ工業株30種【1546】:ETF - Yahoo!ファイナンス
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=1546.T&ct=z&t=ay&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130,s&a=v
Simple-X NYダウ・ジョーンズ上場投信【1679】:ETF - Yahoo!ファイナンス
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=1679.T&ct=z&t=ay&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130,s&a=v
上場インデックスファンド米国株式(S&P500)【1547】:ETF - Yahoo!ファイナンス
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=1547.T&ct=z&t=ay&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130,s&a=v
SPDR S&P500 ETF【1557】:ETF - Yahoo!ファイナンス
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=1557.T&ct=z&t=ay&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130,s&a=v
上場インデックスファンド中国A株CSI300【1322】:ETF - Yahoo!ファイナンス
中国H株ブル2倍上場投信【1572】:ETF - Yahoo!ファイナンス
上海株式指数・上証50連動型上場投資信託【1309】:ETF - Yahoo!ファイナンス
(NEXT FUNDS)インド株式指数上場投信【1678】:ETF - Yahoo!ファイナンス
(NEXT FUNDS)ブラジル株式指数上場投信【1325】:ETF - Yahoo!ファイナンス
価格.com - 投資信託比較 - はじめての投信入門・ファンド情報
Quantum Group of Funds - Wikipedia, the free encyclopedia
Soros Fund Management - Wikipedia, the free encyclopedia
Book Field Capital Co. Ltd.|ブックフィールドキャピタル株式会社
さわかみ投信株式会社|さわかみファンド・資産運用・投資信託・長期投資
価格.com - 低位株オープンJP90C00020G1 - 投資信託比較
価格.com - 日本低位株ファンドJP90C0002PQ1 - 投資信託比較
低位株オープン【02311935】/投資信託 - Yahoo!ファイナンス
日本低位株ファンド【01311936】/投資信託 - Yahoo!ファイナンス
配当利回り(高い順) 株式ランキング(株価・銘柄) - みんなの株式 (みんかぶ)
株探 | 【株式の銘柄探検】サイト - 株式投資の銘柄発掘をサポート | かぶたん
株式取引で役立つツイッター(Twitter)アカウント | 株式投資初心者ガイド
トレード歴6年の俺が選ぶトレードブログ22選2012年9月版 - NAVER まとめ
これから株式投資を始めるひとが絶対にチェックすべき投資家ブログ - NAVER まとめ
梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
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全力2階建(@kabumatome)さん | Twitter
税金で40000円
任意保険が3年で9万円ほど(団体加入でかなり安い)、1年あたり30000円
オイル、タイヤの交換を年に20000円計上するとして
車体の減価償却が年間で200000円
ガソリン代で年に100000円、しめて425000円
月額に換算すると35500円
スーパー、コンビニでのレシートが24000円くらいだったので、社食での昼食6000円を含めるとそんくらい。
もっと頑張るべきなんだけど、弁当とかお菓子とか嗜好飲料とか買っちゃう。
使いすぎだとは思ってるが、なかなかやめられない。
体は大事なので
au+WiMaxでケチってる。6000円くらいの月が多いんだけど、通話が多い月は1万超えちゃうんで。
シャンプーやら洗濯洗剤を買ったり、散髪したりなにやかにや、分類できない出費が毎月そんくらいある。
で、あとはお小遣いってことで娯楽費とかに2~5万
トータル20~23万で生活してる。
年間に100~150万少々金が余る。
毎月5万、余剰資産の5~6割を自社株にしてる。
従業員持ち株制で1割引で買える。
買ってすぐ売っぱらうだけで1割の利益なんだが、あんまり考えず積みっぱなし。
最初の数年は株価の変動で一喜一憂してたんだが、業績自体は堅調なので、忘れてみないことにした。
配当利回りがいいので結果的にそれでよかった。
2割を外国株投信で積み立ててる、円以外の資産も欲しいと思って、これはいま赤字が出てるが、辞めてない。
円高の今のうちにむしろもっと買わねばという感じでいる。
3割を貯金。
株安の今の時代じゃ電力株の配当利回りは他の株より飛び抜けてってわけでもないんだけどね。
http://quoterank.yahoo.co.jp/ranking/search?b=1&tm=month&mk=11&kd=8&ca=1&
買って買って買いまくれ
買って買って買いまくれ
買って買って買いまくれ
日経平均9000円にのるかそるかの水準なんて何年ぶりかの安値だ
配当利回り5%の株だってそこらじゅうに落し物のように落ちている
純資産が100億なのに時価総額がその半分なんて株もたくさんある
50億円が落し物のように落ちている
今までは政府がバカで日銀が保身だったから株価は上がらなかった
バラ撒け バラ撒け バラ撒け バラ撒け バラ撒け バラ撒け
弱気な奴は買えない
強気過ぎる奴は皆今週に入って退場させられた
残っているのは空白
住宅ローンを何千万も抱えているけど同じくらいの額の株式投資をしている
今週に入って500万損したが500万ぶち込んで200万儲かった
総力で買いに行く
今年の大晦日には住宅ローンを繰り上げ償還して港区のタワーマンションでドンペリで祝杯だ
買いまくれ 買いまくれ 買いまくれ 買いまくれ 買いまくれ 買いまくれ
東京電力(株)
http://company.nikkei.co.jp/index.aspx?scode=9501
年初来安値 (3/14) [説明] 1,621円
10年来安値 (2011/3/14) [説明] 1,621円
最低購入金額 [説明] --
配当利回り [説明] 3.70%
株式益回り [説明] 5.14%
http://twitter.com/#!/makoto_naruke/status/47518651024293888
@makoto_naruke 成毛 眞
その通り。格下げになり、資金調達は困難になり、しかし、復旧と新発電所が必要で、最後は国からの資金という形で、税金が使われることになります。 RT @kohno_masaki: @makoto_naruke 東電、初値がついてないってことは、買う人が誰もいないってことですか?
東北関東大地震を受け、寄付を呼びかける動きも広がっている。そんな中、コピーライターの糸井重里さん(62)は、あえて寄付の相場について「いま上げるべきだ」とツイッター上で提言した。「じぶんひとりを3日雇えるくらいのお金」を目安として挙げている。
という点で良さげな気もするけどどうなんだろう.
問題は100株単位だから最低ラインが16~20万ってところですか.
ファンドを作ればいいんだろうけど,小口が集まっても手間賃の方が高くなる.
そもそも小口を出す側としてはリターンなんてどうでもいいのだから,
ファンドのための手続き(本人確認したり通帳教えたり)するのは面倒.
ということでこんなものを考えてみた.
二種類の参加方法を用意する.
投資の人は寄付の人の積立を使うことで割安で東電株を取得できる.
これに対し、日本の国債は国内で引き受けられているから、財政破綻の可能性は無いという主張があるらしい。
しかし、それは、国民が国債という投資にお金を振り向けている状況があるから成立しているのであって、雇用が減少していく現状においては、国債への投資は消滅し、現状、国債を買っているのは、預金を運用しなければならない金融機関や保険会社だけとなっている。特に、金融機関の国債繰りは、新発国債の安定的な消費を実現する為の手法と組み合わされて、興味深い。
中央銀行が国債担保貸し出しを行い、市中銀行から国債を吸い上げて現金を渡す。その現金で、市中銀行は新発国債に応札する。中央銀行のバランスシート上に、貸し出し分の現金の担保として、国債という資産が積み上がるというのは、一局面だけでしかない。
市中銀行に現金を入手する気にさせるには、国債の表面利率よりも高い利回りで運用できる見込みが無ければならず、新発国債の利回りが、少しずつでも上昇する必要がある。しかし、上げっぱなしには出来ない。そこで、国債担保貸し出しの期間を長く取り、その期間中は国債の表面利率を引き下げ、貸し出し期間が終了する頃には、現金を返して国債を引き取った方がメリットがあるように仕向ける。
当然、その翌月からは、手持ちの国債を担保に差し入れて現金を手にし、新発国債を買ったほうが利益が出るように、表面利率を引き上げていくことになる。
さらに、この利率の上下は、国債の現物を中央銀行相手に大量に動かす取り引きをやらない限り、利益が出ないという、ぎりぎりの値幅で行われている。
金利をコントロールする事で物価をコントロールするという、国境の内側で経済が閉じていた頃の概念はとっくに昔の物になっており、財政赤字のファイナンスに国債を発行するという状況から、発行しすぎた国債を値崩れさせずに、そして、暴騰もさせずに、コントロールして利払いを低く押さえ込むという手段としての、金利操作という状況になっているのである。
低金利に誘導して安定させるという状況は、財政赤字の利払いを減らすという点では正しいが、国債よりも高利回りな投資先が発生してしまうと財政赤字のファイナンスが出来なくなる為に、そういった存在が国内に発生しない方が望ましいという判断を招いてしまう。国内の企業に頑張ってもらっては困るという事になるのである。国内の企業が頑張っても、配当利回りを低くし、終身雇用として、発生した利益は退職金や年金分として国債を買う事で積み立ててくれるというのであれば、ある程度は融通が効いたのであろうが、そういうシステムを組むには、頑張った成果を売りつける先が必要であった。世界を相手に米ドルで物を売りつけるという時代は、それらの歯車が上手く噛み合っていた時代であったが、アメリカ自身の変質によって、米ドルの基軸通貨体制は終わってしてしまった。
新しい秩序が出来るまではという事で、ごまかしを続けてきたが、いよいよ、無理が利かなくなってきたようである。
既存産業は従業員を減らす事でしか生存が出来なくなりつつあり、失業率・無業者数は上昇し続けているという状況は、預貯金や生命保険や年金基金といった、国債を買う原資の減少を招く。金融機関は、減少した分は政府からの融資や政府系の財団等からの出資で補い、国債の循環に手を貸して利ざやという名の手数料を取るだけの存在となりつつある。
財政赤字の大部分は国債の残高となっているが、その国債を買っているのは増発された赤字国債の代金であり、利払いが出来ているから破綻していないという自転車操業の借金となっているのであった。
特に、年金基金からの原資の減少は大きく、もともと使い込んじゃっていて足りなかったのが、現役世代の労働者数とその賃金水準が大きく減っている事から、目先の購入分すら減らしていかなければならない状態にある。これでは、厚生労働省の財務省に対する発言力が失われるということで、消費税の目的税化をしての増税といった手段をという話につながるのであった。
ただし、現状の制度では、国債の利回り以上に有利な投資が現れてはまずいという前提があり、この前提がある限り、景気の悪化は止まらない。失業率・無業者数は上昇し、生活保護等の社会福祉予算は増大し、法人税や所得税の税収は減るという事になる。消費税を増税しても、肝心の付加価値を生み出す産業が無いのだから、税を集めてばら撒く機関が繁忙するだけとなるであろう。この現状を変えない限り、景気は回復しないし、税収の回復も期待できない。赤字国債の償還どころから、さらなる増発という結果を招く。麻生内閣が外交面においては何ら失敗が無かったのに批判を浴びたのは、小渕内閣時代の古いばら撒き政策に戻ってしまっていた為である。
財政赤字が問題なのは、国内産業の健全な成長を阻害するほどに巨大化してしまっているからであり、巨大化しているが故に、有効な対策を取れなくなってしまっているという点にある。
対策としては、医療保険のローン化(cf.[2005.11.29])や、年金や失業給付や生活保護の口座化(cf.[2007.10.24])による血族負担化によって、天涯孤独者の死亡以外に赤字が発生する状況を無くし、法人税・所得税の増税と、株式配当に対する二重課税の廃止、さらに紺綬褒章の授与規定の変更(cf.[2004.11.26])によって、企業が頑張った結果は個人に集まり、個人が納税することに名誉を実現するというやり方で回収するという手段であろうか。無論、将来(制度が始まって4世代くらいたった頃になるだろう)的にはこれも問題が発生する事がありえるから、そうなった時には、ひっくり返す必要がある。
http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html [2009.10.6]