はてなキーワード: 人災とは
コロナ対策に関しては、まずアベ政権もスガ政権も、何をするにも泥縄で戦略性や計画性が無い。
具体的には、法律で強制しなくてもお願いベースでロックダウンに近いレベルの自粛をしてくれる稀有な国民性を活かせず、中途半端な水際対策と中途半端な緊急事態宣言の繰り返し、およびワクチン調達/流通の不手際続きで感染拡大を繰り返した。どさくさにまぎれてオトモダチには利益誘導し、民主制をないがしろにして独裁化を推し進めようとするおまけつきだ。
政府のお願いである緊急事態宣言も三回目くらいまでは国民が聞いてくれたかもしれないが、優柔不断と責任転嫁と嘘と恫喝にまみれた政府への国民の信頼はゼロに近付きつつあり、五回目ともなればその効果が薄れるのは必然だ。スガ政権への不支持率は50%前後、支持率は30%前後と危険水域に達している。
あたしゃとある福祉系地方公務員なんだけど、最近このコロナ禍のせいでグループホーム(以下GH)に入居してる障害者が大変な状態になっているのよ
GHは日中は働きに出たり、日中施設へ通うことが前提になっているところが多くて昼間は世話人(GH管理する人)がいないところが結構あるのね
で、コロナ禍で仕事が休業になったり、通所施設が一時閉鎖して日中の行き先がなくなった入居者が出た場合でも「配置してませんから」と外へ追い出される
特に最近増えてる株式会社が作ってるようなビジネスライクのGHなんかがそう言うことしまくってる
確かにそれはその通りで、儲からない以上「温かい人の心で」なんてできるわけない
仕方ないが、そうなる以前に関係各所へ連絡くらいしろ、とは思うけどさ
話を戻して、昼間追い出された障害者が行くところがなくて、今日みたいな雨の日に商店の軒先でずっと雨宿り開いてるとかになって「虐待案件だ」と通報入っても、じゃあどうするねんとなる
国はガイドヘルパーを活用してなんとかして、と言うけど、そのガイドヘルパーがそもそもコロナ禍で稼働してない現状を無視してるので、全く活用できていない
結局のところ、どうしようもなくて障害者はそのまま日中何もすることがなく、街中を歩き回り不審者で通報される
話を聞きに行くと通報者が「気狂いを街に出すな」と怒る
通報者が「コロナがうつる」とさらに怒鳴る(お前の方が飛沫飛ばしてるやろ)
ここは地獄か
もうスポーツに金を出すのはやめよう。
オリンピックによって明らかに国民に直接的な害が及んでいる。これでスポーツなんかを振興してたら自分が害を被る。
健康維持のための運動の振興には金を出してもいいと思う。国民の健康に資するから。しかし国際競技力とかアスリートに金を出す必要は無いどころか、むしろ害であることがわかった。オリンピックを強行するためにどれだけの人が苦しんでるか。それをわかっててオリンピックに反対しないアスリートは不要だ。
4年に1度しかない? お前の4年に1度は自分の一生にに1度に優先するのか。あるいは選手としてのピークの都合で実質一生に1度だと? だとしてもお前の一生に1度より、自分の1年に1度を優先したいわ。covidは天災だが、アスリートたちの国際運動会によってもたらされた害はアスリートによる人災であって、アスリートを排除することを以って対処するのが最善に決まっている。
漫画や映画などで度々使われる台詞だけど、それってただの口実だからな!
事実をありのまま伝えろよ。何が「国民がパニックになるから事実は伏せておこう」だ!
で、これってフィクションじゃなく現実でも便利な口実として使われてるんだろうか?
例えば福島原発事故でもきっと使われていたんだろうと私は推測する。
それはやはり責任の所在を明確にしたくないという意志が強く働いたのではないか?
でもな。そういうことするから余計に疑われることになって、風評被害も増えるんだよ。
きれいさっぱり細かい数字を含めて全部伝えて、どこからは危険でどこまでは安全だと言い切れば良かったのに。
わからないところは正直に「わからない」でいいじゃん。「今後も調査を続行します」でいいじゃん。
情報を包み隠さず公開すれば、識者がいろいろ考えてくれるし、周辺住民も今後の対応を取りやすい。
隠せば隠すほど信頼を失うなんてこれまでの歴史の中で散々繰り返してきたはずなんだから学習しろよ。
特に福島原発事故なんて直接的には人災じゃなく天災なんだから仕方ない面も大きいだろ。
福島原発事故以外にも探せば様々なケースがありそうだな。
今、テレビアニメ放送中の魔術士オーフェンはぐれ旅の原作小説について、雑に語ろうと思う。ネタバレ満載原作4部まで話すので、ネタバレ苦手な人は回れ右。
魔術士オーフェンというシリーズは90年代ファンタジーラノベの金字塔と言われている。私は98年くらいからオーフェンを読んでいるが、確かにあの頃にとても売れていた。いわゆる夢と冒険のファンタジー的な売り文句だったと思うが、今思うとほぼ全ての読者がこの物語の本質を誤解していたから売れていたのだと思う。
私もオーフェンを夢と冒険のファンタジーだと思っていた。が、当時巷に溢れていた物語とは何かが違うとも思っていた。その時にはただの予感でしかなかったが、あれから20年以上経った今になって、それはようやく確信となった。魔術士オーフェンという物語は夢と冒険のファンタジーではない。人間の倫理についての思考実験だったのだ。
まず、第一部である西部編。これは罪と償いについての物語である。一巻でチャイルドマンを殺したアザリーが、その罪を償うために何が出来るのかを模索したのが第一部だ。
先に言っておくと、作者の秋田禎信氏は殺人という罪を否定しているが、それを人間の絶対的な汚点とは見做していないと考えられる。なぜそう思うのかというと、第一部では主人公も含めて殺人者が登場するが、彼らに物語の神の立場で罰を与えてはいないからである。しかし、安易な赦しも与えていない。彼らが殺人者であるという事実に直面させ、その上で彼らの生き方を描いている。これについては同作者のエンジェル・ハウリングにも同様の特徴がある。
そして第一部では、アザリーのチャイルドマンへの償いを通じて、この世界の秘密が語られる。この秘密の明かし方は非常にドラマティックに演出され、私は陶酔すらした。
この演出の妙があまりにも素晴らしかったので、私も含めて多くの読者はこの物語を夢と冒険のファンタジーだと誤解したのだと思う。精緻に設定された世界を楽しむ物語なのだと。
しかし違った。作者は世界を描くということに、もっと自覚的であった。その自覚が存分に描かれるのが第二部、東部編である。
東部編は西部編で明かされた世界の秘密、滅びに晒されている世界を6種のドラゴン種族の長たちだけで守っているという事実に対して、そのために現れる世界の歪みと、その世界の在り方をどう捉えるのかということを克明に描いていく。これもまた、倫理的な話である。
最終的に、オーフェンにはその歪みを好きなように書き換える機会が与えられた。歪みを正す機会ではない。好きなように書き換える機会である。
この時の彼は神にも等しい魔王の力を持っており、ドラゴン種族の守りをより完璧にすることも、自身がドラゴン種族の代わりに世界の守護者になることも、好きに選べた。
しかし、オーフェンはごく僅かな人々が世界を守るという在り方を否定した。世界が滅ぶことによって死ぬかもしれないというリスクは全ての人で平等に背負うべきだという道を選んだ。そして、ドラゴン種族の守りを消し去ったのである。
例えば、これをかつての王制になぞらえることも出来ると思う。王制と言えば王権による暴力ばかりが注目されがちだが、政治という大きなものをひと握りの人間に押し付ける装置でもあった。これをドラゴン種族の長達による世界の守りと同等の問題だと見做すことは出来るだろう。
そうした世界の在り方を認めてよいのか?という問題に否という答えを出したのが第二部であった。
第四部では、力と人間の極限を描く。力の強大化が行き着く先はどこか。人間が強大化する力を持ったとき、いつまで人間と呼べる存在でいられるのか。そうした問題を扱う。
オーフェンが第二部のクライマックスで手に入れた魔王の力はそれから20年経ってもまだ彼の中に残っていた。しかし、オーフェンはその力を振るえば自分は人間ではいられなくなると考え、その力を自らの自制心だけで抑え続けてきた。オーフェンがドラゴン種族の守りを消し去ったことが原因で遭遇することになった神人災害でどれだけの人が死のうとも、それらを全て蘇らせることが出来るのに、だ。
この、とても人間とは思えない自制心故に人間でいられるという二律背反を背負ったオーフェンと、それを生み出した作者の秋田禎信氏に深く敬服の念を抱く。
「お前らどうせやめろっつってもセックスするだろうし、それはもう仕方ないけど、せめて避妊はしろよな!」って内容を大真面目にやってるのがオモロい
実際俺含め人類ってバカだし、特に男は性欲の前に無力だけど、そもそも性欲さえ抑えてれば万事平穏だったじゃんって感じの生殖絡みの「悲劇」はどうしても冷めた目で見てしまうわね
コンドーム とか存在自体がけっこう面白くて、「生殖に伴う快感部分だけを味わうために作られた、チンコに巻く用のメチャメチャ薄いゴムの膜」が教科書に載ってるのはかなりアホくさい
戦争、人類みんなが十分に合理的で冷静だったらおそらく全く起きないものなのが面白い
まあそんな状況はありえないのが悲しいところなんだけど、にしたって「戦争という悲劇」とか言ってるのはかなりマッチポンプ感あってアホくさい
人類の人類による人類のための戦争だったわけじゃん 戦争やるには国なんていう大量の人間が関わった組織が最低2ついる そこに属する相当数の人間が結果的にゴーサインを出した結果やっちゃったわけで、まあ完全に人災だよな
実際やんない方がいいっていうのは本当にそうなんだけど、未だに核兵器とかステルス兵器とかあらたに作ったりしてる一方で戦争はダメだ〜やめましょう〜つってるのは、なんというか情けない話だ
初見では「は?これ何の意味があるの?」と思わざるを得ないような謎の儀礼を、「相手が不快になる可能性があるんだからつべこべ言わんと覚えろ!」つって叩き込まれ、それに従って暮らしているうちに「礼儀がなっていない奴をみると腹が立つ」側の人間になってしまうという構造がかなり面白い
宇宙人が天皇なり国王なりと会って、会うなり舌(のようなもの)で顔ベロベロ舐め回したあとウンコの臭いがする液体をかけたとして、即座に礼儀がなっとらんと切り捨てることはできない、っていうのも奥深い 相手の顔を舐め回した後ウンコ臭の水をかけるのが最大の礼儀、って文化とぶつかった時、我々はどうしたらいいのか
そんで、そういう極大のマナー違反は逆にセンシティブな問題になる一方で、お辞儀の角度なんかを気にしないといけない風潮があるっていうのがなんともアホくさい
もう……いいじゃん
全員違う文化持ってるってことにしたらいいじゃん
「俺は逆に、あいさつなんてされるのはすごく不快だし失礼だと思いますよ」「私にとっての上座は、土間です」って人の文化も尊重されるようになったら面白いと思うんだけどな
普通にニュース読んでないの?少し前々での、菅首相の尾身会長軽視については、読み切れないほどの記事がひっかかるけど。
菅首相、GoToなお譲らず 分科会との溝、浮き彫りに―新型コロナ
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad0fd81921970fb62114c825fb64fe3c5d5bce05
https://jp.reuters.com/article/japan-covid-travel-idJPKBN28Q07B
「尾身会長を黙らせろ」菅首相逆ギレ命令〈冬コロナ危機 医療崩壊は人災だ! 〉【先出し全文】
https://news.yahoo.co.jp/articles/8dcc16c62887e551969209cd90eb8c5b05a908a2
危機感なき菅首相に尾身会長“ブチ切れ”! スカスカ棒読み会見であからさまなアテこすり
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad0fd81921970fb62114c825fb64fe3c5d5bce05
さすがにはてなともあろう場所で、こんなコメントに星が集まるのはどうなのか。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4697460313147575362/comment/lmako
「国民にアスリートを応援する余力がなくなった」は、単に補償が足りないという意味?それなら素直に同意するが、普通それを「人災的側面」て表現するかね。
あれか、GO TOをもっと早期に取りやめなかったことが感染拡大の最大要因だと信じている手合いなのか、
医療体制を整備しておけば、飲食店へ時短要請などせず感染者が拡大し放題でも医療崩壊せず対応できたはずだ、という手合いなのか。
「コロナ禍でも国民にアスリートを応援するくらいの余力を残せるようにするのが政府の義務」?そんなにコロナ禍って甘いものだと思ってる?