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はてなキーワード: 反対運動とは

2024-02-01

女性知的障害男性交流できる場を地域

TERF以外のちゃんとした女性達は決して差別をしない。

そのようにブクマでもTwiterでも続々と宣言されている。

そこでこの機会にグループホーム建設反対運動問題となる中

住民一般女性知的障害のある人々。特にTERFからバッシングされた障害男性との交流を進めたいと考える。

本来であれば一般男性も参加すべきだが男性女性に対しても障害者に対しても攻撃的だという。

他の参加者安全を守れない。

男性には最初の機会では様子見として控えていただき

まずは女性知的障害障害男性理解を深めあう。

2024-01-30

anond:20240130161929

知的障害者精神障害者が身近にいた経験がないのに反対運動をしてる人は、自分で一度体験してみろっていう主張でしょ。

インボイス反対運動や、今の反AI運動もそうだけど、絵描き漫画家声優と言った創作者は「俺達こそが日本文化担い手で俺達の言うことを政府国民は一切の妥協なく全て受け入れる義務がある」ってくり返し言ってるんだよね。

 

そしてそれに「いや、税金は適切に納めろよ、AI技術の開発とそれを悪用する人間への罰則は切り分けて考えろよ」って当たり前のことを言うだけで「てめぇに作品提供しない!反文化主義政府の手先め!」ってわらわら出てきて、ファンネル煽動して徹底的に叩きのめす。

 

その傲慢さはテレビ業界人間サラリーマン)の比ではない程ひどいのだが、奴らは「我々は常に日本社会から迫害を受けてきた」って被害者面するし、悪質性で言えばそこらのヤクザ反社と変わりない。

 

その反社テレビ業界やらかしたからって、正義の仮面をつけて断罪しようとしてるの、反吐が出そう。本当死んで欲しい。みんな死ね。消えろ。

プラスマイナス岩橋さんの鬱っぽさは司法制度への絶望が原因だと思う

あくま勝手想像という前提で読んで欲しいのと、法知識素人で間違っている箇所はあると思うのでご了承下さい。

(内情全く知らない狂人便所の落書きです。

昨今の離婚ニュースの中で、プラスマイナス岩橋さん・ネルソンズ和田さんの気落ちが印象的だった。

岩橋さんは「二度と法の元の関係性は作らない」と述べ、和田さんは「芸人を辞めようか迷った」と述べていた。

お二人とも詳細は語っていないが、おそらく以下3つの理由により苦しんだのではないか想像した。

一方的な母方の親権獲得が認められてしまたこ

母親が面倒を見ていたか母親親権を持つ」という理論が現状の日本では認められてしまっており、為すすべもなく子供を取られてしまった可能性が高い。

世界的に見て非常に時代遅れな考え方であり、諸外国では大抵共同親権となる。

大黒柱で働いていた間に実家に戻りそのまま離婚されるといったケースでも、

「連れ去り」とならずに「現状維持すべき」という判断で連れ去った側が親権を持つと認められてしまう。

婚姻費用養育費が非常に高額になること

子供2人で元妻が収入0・年収を1000万とすると、養育費算定表から20万ほどの支払いとなる。

https://www.courts.go.jp/vc-files/courts/file5/youiku-3.pdf

この支払いは法的拘束力を持つものであり、子が成人するまで支払う必要がある(なお成人が18歳になった現在でも20歳までと判定されることが多い)

また、金額育児必要金額で決まるのではなく、夫と妻の収入差で決まることも大きい。

子供の為と頭で理解してはいても、おそらく月1回程度しか会うこともできない状況で、十数年支払いが強制される未来が確定することの絶望は計り知れないだろう。

この法律離婚時に知ることで、専業主婦としてしまたこと、法律婚としたことを後悔して苦しむことになったのではないだろうか。

③法の下、元妻が合理的で(本人視点で)人道的に厳しい要求をすること

一度は愛した元妻から、法の元①②の要求をされたら誰だって絶望するだろう。

念の為、今の日本で①②の要求をすることは全くの合法であり、法的に何も間違っていないことは言及しておく。

ただ、これが合法であることが本人にとって、また絶望になる。

思うこと

囚人のジレンマでいうところの「協調裏切りモデル」があるが、今の日本制度だと一馬力-専業主婦家庭の場合裏切りリスク親権婚姻費用養育費)が非常に高く、裏切られた場合に働き盛りの男性絶望して鬱になったり、自殺したり、無敵の人となるのは想像に難くないと思う。

専業主婦側の行動が「裏切り」で定まる以上(専門的にはナッシュ均衡状態)、ルールが変わらないとどうしようもない。

リスクを恐れて結婚出産を避ける人が増えるのも当たり前だと思う。

本内容に対して、個人で出来ることは少ない。

養育費を払っている人を肯定し励ますことや、共同親権運動・親子連れ去り反対運動支援することくらいだろうか。

ミツカン福原愛騒動など)

司法政治に関わる方は是非、諸外国と同様にな共同親権制度の発足、夫婦の差額ではなく必要金額としての養育費算定表の作成女性収入向上などにより、バツイチ男性自殺を減らせるように進めて欲しい。

家庭を持つこと自体幸せなことだし、日本人が増えることは社会全体としてパレート最適になることなので、徐々に法律文化が変わっていくと嬉しい。

#まあお二人はアルファしまパートナーはできると思う。

2024-01-26

anond:20240126190106

標的となった間組(現:安藤・間)は「ダムのハザマ」として有名であり、日本国内のみならず、海外でもダム建設を手がけていた。

ちょうどその頃、マレーシア間組が手がけるダム建設反対運動が起きており、東アジア反日武装戦線は現地住民呼応するためにテロの標的とした。

標的は東京都港区北青山にある間組本社埼玉県与野市(現:さいたま市中央区)にある間組大宮工場とし「さそり」と「狼」が間組本社、「大地の牙」が大宮工場爆弾を取り付けた。

1975年2月28日午後8時、本社工場が同時に爆発した。特に本社の方はコンピュータ室を爆破されたため、重要データを一瞬にして失うなど間組経営に大打撃を与えた。

間組作業現場爆破事件

2月28日の爆破事件後の記者会見で「海外進出について止める気は無いか」という記者質問に対して、間組副社長は「全く無い」と答えたため、東アジア反日武装戦線は「我々に対する挑戦」と受け止め、再度の爆弾テロ計画した。

4月28日0時過ぎ、千葉県市川市間組江戸川作業所工事現場を爆破しようとした。作業所の方は爆発して当直の間組社員に重傷を負わせたが、

工事現場の方は不発だった。そのため、不発の爆弾をそのままにし、横に新たな爆弾を取り付け誘爆させることにし、5月4日に決行した。

2024-01-25

anond:20240125202639

「我々は被災地で聞いた声をれいビジョンとしてまとめて総理提案しています。具体的には全国に2000隻以上あるフェリー避難所にすること、あるいは20万台近くあるキャンピングカーを国が借り上げて仮設住宅にする。そして大阪万博辺野古埋め立ては中止して被災地リソースを回す。」

とか言ってるそうだ。相変わらずだな高井崇志。実は元々俺の地元選挙区だ。うちの近所でポツンと辻立ち説法やっていた。

通りすがりに耳に入った内容は超テキトーだった。「えーこれからは、エネルギーのぉ、いらないような、照明器具とかぁ、そういうものもお、作っていこうじゃありませんかー」みたいな、マジで意味不明なことを言っていた。やってますよ感出すために脳死で口動かしてるだけ。

その後は地元加計学園のために獣医学部新設許可請願運動したり、党に言われて獣医学部設置許可反対運動したりしていた。変節を咎められると「自分には影響力はないので問題ありません」と言い訳していた。

その後はご存じ、コロナ自粛警察投稿をしながら風俗通いしてクビになりれいわに行った。

なんというのか、居そうで居ない人間だ。

ところで近場には柚木道義もいる。

なんかすごい。

責任能力・支払い能力のない人間の起こす事件被害にあうのは気の毒

気の毒 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2301364

差別 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.kanaloco.jp/news/social/article-1050946.html

事件を起こしていない人間まで障害という属性判断することが差別なのだ、起こした人間と扱いが違うのは当たり前だろ馬鹿、と返されるだろうが全く同感である

健常者だって悪事を働くやつは働くのだ。そこに違いはない。

問題責任を取る人間がいないこと、被害を弁済しないことだ。

それをしないなら健常者であろうと蛇蝎のごとく嫌われる。

周囲の人間泣き寝入りを強いる限り、障碍者施設への反対運動がなくなることは決してない。

https://www.jprime.jp/articles/-/15337?display=b

2024-01-22

エロ動画生成AIについて真剣に考えてみた。

モデル作成

データ → ネット上に大量に存在する。

GPU → これがネック。テキスト生成よりもはるかに多くのGPU必要と思われる。

GPU関係エロ動画生成AIを作れるのは金を持っている大企業のみ。

ただし普通大企業はこんなAI作るわけないのでやるとしたらエロ産業大企業

候補としてはDMM, PornHub, XVideosあたり。

DMM 売上3500億円

PornHub 売上610億円

XVideos PornHubと同等と思われる

モデル使用

上記企業が有料で提供する形になる。

軽い代わりに質の低いモデル無料で公開されるかも。

その後、軽いモデルベース特定ジャンル動画のみ学習させたジャンル特化型モデルが登場してくる。

万能モデルは有料、ジャンル特化モデルは有料と無料が混在。

結果

個人 → 金払って有料モデルで生成する人、GPU持ってて無料モデルで生成する人、他人が生成した動画を見る人と様々。

AV女優 → リアルイベントを上手くこなせる女優のみ生き残る(会えるアイドル的な)。大多数は廃業

AVメーカー → 淘汰が進むが生き残ったところはむしろ今までより儲かる。作品作成コスト・手間が桁違いに削減されるため。大手独自モデルを作って特色を出したりも。

その他

なんだかんだフェミニスト反対運動を行う。

障害者グループホーム反対運動本質

単純な「差別意識」ではないのだ。以下解説する。

そもそもグループホーム(GH)開設にあたり住民説明会不要

障害者差別解消法付帯決議で「周辺住民同意求めないことを徹底する」というものがあり、GH運営会社住民説明会を一切やる必要がない。

それでも住民説明会を行う理由

運営会社が、「入居者が周辺住民トラブルを起こした際に免責とすることを周辺住民合意」するためであるストレートに言えば運営会社自身を守るためである

実際の紛争例として「入居者が肩を叩いてきたり突進してきたりするかも知れないが、当社は関与しません。入居者とのトラブル解決当事者同士で行ってください」と書かれた紙が住民説明会で配られ大炎上したというのがある。この事例では自治体がGH側に撤退勧告をしてGH開設は見送りになった。

住民説明会で周辺住民同意したら、入居者とのトラブルは完全泣き寝入り

刃物で刺されても、強姦されてもGH運営会社住民説明会を通じて免責されているため、被害者泣き寝入りである刑事訴訟も出来ない。

実際のトラブル発生リスク

さすがに毎日は起きない。ただ、運営会社がこのような住民説明会を行い、リスク回避に走るくらいの発生頻度はある。年1〜数回といったところか。GHに入れる程度の軽度な知的障害者なのでリスクは割と高い。むしろ重度知的障害者のほうがはるかリスクは低い。彼等は家から出られず体力も筋力もないからだ。

GH反対運動を「ただの差別排外行為」と批判する人に言いたいこと

このようなGH運営側責任回避行為反対運動の主因であることは頭に入れておいて欲しい。その上で「それでも差別行為である」というのなら仕方がない。

2024-01-19

anond:20240119175928

まりみんな平等採用面接をした上で男性だけ採る企業は何ら悪いことをしておらず

これまで就職差別反対運動をしてた人は誤っていたということ?

2024-01-17

基本的大御所の反AI表明はヤリ得で、生成AI反対運動がどうなっても あの時に反対してくれた人 という評価が得られる行為なのに

生成AI批判に利用する理屈がそこらへんの反AIと同レベルなせいで

無駄ブーメラン食らってる人が結構いる

2024-01-11

anond:20240111105706

普通に今でも反対運動が続いてるよ。年末インボイスのせいで大変だったとの怨み節が多かったし。増田くんが探さなくなっただけだよね。

2024-01-08

埼玉県高校の共学化推進/反対運動について

年末から主にX上で見かけるようになった運動について、よくわからなかったのでまとめておく。

時系列



詳細に続く

2024-01-05

anond:20240105085033

税金を財源にすればいいと思う。

はてな匿名ダイアリー国会を動かしたこともあるんだから、ここからペットのモノ扱い反対運動を展開していけばいい。

2024-01-01

パヨク反対運動しなければ石川県珠洲市には原発が立っていた

大きな地震相次ぐ石川能登で浮上していた「珠洲原発」…2003年12月計画凍結

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/307042

現在珠洲市は被災して広範囲停電が起こっている

パヨク原発建設に反対さえしていなかったらみんな原発電気で温まれていたのに

この冬の寒さでは死者が出る可能性さえある

パヨク責任を取れるのか?

2023-12-19

anond:20231219022101

会計問題もそうだし、個人的には被保護者女性政治活動(米軍基地反対運動)にColaboさせちゃってたのがクリティカルヒットだったわ

どう考えても支援団体として一線超えてると思うけど、あれを擁護出来る人間とは社会常識を分かり合える気がしない

2023-12-16

Colaboが話題になる度に思うこと

別に不正会計云々には首突っ込む気にもなれないし大して信用もしてないけど(保護した若い女性を基地反対運動に参加させてる、のが事実ならそれは止めろって思うけど)

自分が気になったのは、コラボ活動支持している人が、批判している人を弱者男性とかオタクとか嘲笑しているところ。

弱者救いたいというのであれば、少なくとも弱者男性バカにする対象ではないだろう。

弱者女性に優しい態度見せながら、嫌いな相手侮蔑するために弱者男性って言葉を使えるのが本当に不思議

批判してくる相手批判するのはかまわんが、その単語使うのは違うくね?って違和感が強い。


その批判だってデマだの何だのと切り捨てて良いものでは無く

例えば「kpopを流行らせるためにジャニーズを潰そうとしている!」は陰謀論だと思うんだけど

ジャニーズを追及している自称ファン有志が慰安婦団体人間だった!」とかいうクソみたいな事実がそびえ立っちゃってるのが現実であり

つか暇空の言ってることってこれに限らずそんな感じで、陰謀論みたいな話の中に燦然と輝くクソみたいな確定情報が一筋あるせいで、100%陰謀論とも断罪できないんだよね。


故に、「100%陰謀論だ!女性を叩きたいだけなんだ!」って顔真っ赤にして弱者男性叩きをしているのは、それはそれで信用ならないって話。

2023-12-15

anond:20231215102213

会計不正疑惑といい、被保護者政治活動(辺野古基地反対運動など)へ参加させている事といい、それらの活動に公金から流用している疑惑があることといい

そもそも温泉むすめ等のアニメコンテンツ性差別児童ポルノ呼ばわりして炎上させるなどして本来活動を超えて悪目立ちしてた事といい

被保護者を利用して、女性保護団体というこの国で最強の盾を使って自分達のやりたい事(政治活動、男叩き)をやりたがってる側面が強すぎるのがね…

2023-12-06

大学スポーツ否定して大学ミスコン肯定する人

日大アメフト部みたいな大学スポーツについては、大学勉強するところ!スポーツするところじゃない!と全面否定して、

大学ミスコンへの反対運動については、大学生をルックス評価して何が悪い!と言っている人、日本人に多いよな。

日本人は、大学勉強するところなのか、そうじゃない場所なのか、自分のなかで結論を出してほしい。

『あの子トランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブーム悲劇』のレビュー

https://www.psychologytoday.com/intl/blog/checkpoints/202101/review-irreversible-damage-abigail-shrier

翻訳執筆者はステットソン大学心理学教授クリストファー・J・ファーガソン

↓↓↓

2020年に起きた比較マイナーな(トランプ大統領や新型コロナ比較して)炎上ニュースの中に、ジャーナリストアビゲイルシュライアーの『あの子トランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブーム悲劇(Irreversible Damage)』をめぐる論争があった。

本書は、みずからトランス男性として認識するティーンエイジャーの「女子」の急増は、性別違和トランスジェンダリズムが原因ではなく、社会から疎外されたアイデンティティ社会的な影響によって、本来他の精神疾患を持っている少女たちが誤って自分トランスとして認識しているためだと主張している。

この本に自分家族や娘を重ね合わせ、娘たちが直面している現実問題を語っていると考える親もいる。(原注:シュライアー見解を反映し、生物学性別のみを反映することを意図しているため、ここでは「娘(daughters)」という用語使用する。) しかし、多くのトランス活動家たちは、この本をトランスフォビックであり、敵対的であり、より広くトランスの人々にとって有害であるとして非難している。そのため本書への販売反対運動も広まっている。*1

私は最近この本を読んだので、ここに感想を述べておきたい。はじめに言っておくと、これは複雑で微妙問題だと思う。しかし、現代言論は、感情的議論のどちらの側にも、ニュアンスや複雑さを認めることはめったにない。

基本的に以下のふたつの状況は傍から見てほとんど区別がつかないことは、残念ながら確かだ。a)トランスであると自認する青少年を含むほとんどの個人は本当にトランスであり、医学的な移行から恩恵を受けるであろうということ、b)青少年としてトランスであると自認しているが、境界性パーソナリティ障害やその他のパーソナリティ障害自閉症スペクトラム障害など、アイデンティティの混乱を引き起こすような他の精神健康状態にあり、これらの個人医学的な移行からまり恩恵を受けないかもしれない、ということ。

しかし一方で他に2つのことを指摘しておきたい。

第一に、「ジェンダー社会的構築物である」というスローガンシュライアーがその大部分を支持している)に反して、ジェンダーアイデンティティ視床下部存在し、そのようなものとして、ほとんど不変であることが神経生物学証拠から判明している。端的に言えば、トランスジェンダーは、ある性別身体を持ちながら、別の性別の脳を持っているということだ。そのような個人は、尊敬と思いやりに値し、嫌がらせいじめから解放されるべきであり、自分の好む代名詞名前尊重されるべきであり、恋愛結婚子供を持つこと、養子をとることも自由であるべきなのだ

同時に、境界性パーソナリティ障害は、多重人格障害解離性同一性障害)や双極性障害など、他の有名な精神疾患と併発したり、誤診されたりすることが多いという証拠もある。したがって、トランスであると自認する人の一部(すべて、あるいは大多数ではないことは確かだが)が、アイデンティティの混乱というより広範な問題を抱えている懸念もあるにはある。

本書を読んでいて、私はいくらか批判的にならざるを得ない点があった。その主なものは、シュライアー科学への関心が、時として表面的であるという懸念であった。もちろん、これは本書に限ったことではないが、このようなセンセーショナルトピックでは、科学議論のいくつかにもっと精妙な検証要求される。シュライアーは、この分野の学者たちのデータ意見掲載し、リサ・リットマンの「急速発症性別違和」*2と呼ばれる物議を醸した研究過去にはこの研究自体議論対象となったが、研究の是非はともかく、科学的には嘆かわしいものであった)など、重要な(しかし是非の多い)研究をいくつか取り上げている。

ジェンダーアイデンティティ生物学的なものに基づいているという考えを、それを示唆する証拠豊富にあるにもかかわらず、シュライアーが平気で否定するのには呆れた。ある時、シュライアーはこう書いている。「XX染色体刻印された女の子の脳が男の子の体に宿るというのは、生物学的にナンセンスだ」。染色体とは関係なく、子宮内でのアンドロゲン暴露視床下部の発達に影響を与え、性自認に影響を与える可能性はある。そのことを理解していないこの見解に、私は顔面蒼白になった。

もちろん、この見解シュライアー創作とは言い難く、第二波フェミニズムにまでさかのぼる〈ジェンダークリティカル〉なフェミニスト一般的に、この非常に論争的な議論においてトランス活動家対立する側)を反映している。実際、この論争で興味深いことのひとつは、伝統的な右派左派対立というのではなく、左派標榜する2つのグループの間の感情的蔑視がしばしば反映されていることだ。

シュライアーはまた、インターネット時間を費やしすぎることが少女たちにトランスであるという認識を抱かせる原因になっている、という考え方に奇妙なほど執着している。彼女は、ソーシャルメディア精神衛生にどのような影響を与えるかについて、ジャン・マリー・トゥエンジ*3の研究を引き合いに出すが、トゥエンジの主張の多くがかなり徹底的に否定されていることを読者に知らせない。彼女がこの種のモラルパニックにしばしば戻るのは気が散るし、急速に発症する性別違和という概念自体モラルパニックなのではないかと思わせられた。

とはいえ彼女論文を完全に否定する気にはなれない。実際のところ、トランスであると自認する女子割合が本当に増えているのか、あるいは増えていないのかについて、きちんとしたデータ存在しないようだ。私の交友関係でも、伝聞的に、このようなことを耳にする機会が少しずつ増えてきているが、伝聞は証拠ではないし、もっと確かなデータ必要されている。

境界性パーソナリティ障害に加えて、性別違和自閉症スペクトラム思春期女の子に多いという研究がある。この意味で、青少年公言する性自認を、それ以上の診断的評価なしに医学的移行への動きとして受け入れるという肯定的アプローチには、明らかなリスクがある。これが、医学的移行に対するこのアプローチ懐疑的最近英国裁判所判決の背景にある理由のようである

私たちは、どのような青少年医療移行への迅速な移行から最も恩恵を受けるか、またどのような青少年がさまざまな介入からより多くの恩恵を受けるかについて、より良いデータ必要である。いずれも、トランスジェンダー権利福祉、そして彼らに課せられた敬意を損なう必要はない。学者には、急速に発症する性別違和実在するかどうかを研究する余地必要である。私は、査読科学再現性と訂正がこの問題を解明すると確信しているが、ツイッターの怒りに応じる形での科学検閲問題を混乱させるだけだろう。

結論として、ここには検討すべき有効アイデアがいくつかあると思う。しかし、特にアイデンティティポリティクスが激化している時代には、データの複雑さや困難な状況のニュアンス考慮する意欲と、より多くの情報必要であることを認める知的謙虚さを持った、より多くのデータに基づいた研究必要である

私は本書のどのような部分が論議を巻き起こしているか理解するためだけなく。本書に反対する立場から検閲しようと努力する向きにも一読を薦めたい。しかし、科学について慎重かつ忠実な本を期待していたのであれば、この本がそうでないことは確かであり、その点で、本書がトランスコミュニティで集めた否定的な反応はまったく理解できる。将来、質の高い、事前登録された、オープンサイエンスインターネット検閲努力から解放された科学的な取り組みが行われ、この複雑な問題をより明確に理解できるようになることを願うばかりだ。

*1……本書に対する販売反対運動が巻き起こったのは日本だけではない。

Amazonは同書のジェンダーの取り扱いに対するスタンスへの懸念から有料広告キャンペーンを打ち切ったものの、販売自体は行ったため、ヘイトに反対する従業員グループから販売中止の要請を受けた。結局Amazon社は「Amazonコンテンツポリシーには違反していない」として、販売継続し、その態度に失望した一部従業員Amazonを辞めた。

また、大手量販店ターゲットではやはり論争を受けてオンラインでの販売を中止したが、翌日に再開し、三ヶ月後に再度中止した。

ここで興味深いのは、販売反対運動出版社に対してではなく、販売プラットフォームに対してなされたことだ。日本でもヘイト本を扱っている書店に対する苦言などはたまに見られるが、反対活動によって販路を閉ざし実質上の販売中止させようという動きはあまりない。アメリカではAmazon書籍販売について(日本より普及している電子版を含め)かなり独占的な勢力を占めていることなども関係しているように思われる。カナダでは図書館に対しても貸出の中止を求める請願が出されたという。

ちなみに出版であるRegnery Publishingは保守系の老舗で、過去にはインテリジェント・デザイン説を擁護する書籍などを出し、そのたびに批判を受けてきた。『あの子トランスジェンダーになった』で「エモやアニメ無神論共産主義ゲイ」などが批判的な文脈で持ち出されるのもこうした文脈に沿っている。

*2……本書がサポートしている rapid-onset gender dysphoria (ROGD、急速発症性別違和)はリサ・リットマンによって2018年提唱された概念であるが、臨床的・科学的な証拠が不十分であるとして医学的診断としては認められていない。

*3……アメリカ心理学者。2017年に iGen という本で若年世代ナルシシズムインターネット関係を書いた。が、同書は多くの批判を受けた。

複雑化する思想対立適当に分類する

※これは毎日XことTwitterを見ている人間観測範囲から見えることだけで考えた戯言です

Xは今日燃えている。その原因の多くは思想的な対立かと思うが、その内容は以前よりかなり複雑化しているように思う。

以前の思想対立の主流は「ネトウヨvsパヨク」であり、匿名掲示板時代からある古式ゆかしい対立である特に安倍元首相在任時はこれが顕著であった。

今回はこの思想対立ベースにどのように思想が分裂していったかを考えたい(なお、この文章ではあえて思想対立ベースを「ネトウヨ」「パヨク」と記載する)。

新型コロナ

基本的二項対立だった論争は、2020年から旗色が変わってくる。その原因はもちろん新型コロナウィルス感染症、Covid-19である

ここで生まれたのがみなさんご存知「自粛派vs反自粛派」「ワクチンvs反ワクチン」の対立だ。

この時点では(現在も)多くの者が前者の立場を取ったため、あまり思想ごとの偏りは多くなかった。せいぜい政府対策の遅さを非難するべく「パヨク」側が前者に立っていたのが目立つぐらいだろうか。

しかし発生が中国武漢であったとされている点、政府アメリカ製ワクチンを推進したという点からネトウヨ」「パヨク」の一部が「反自粛」「反ワクチン」に移ったことは抑えておきたい。

フェミニズム

さて、その前後で起こっていた思想対立といえば「ツイフェミvsアンチフェミである

これは比較的単純で、ツイフェミ陣営は「パヨク」、アンチフェミ陣営は「ネトウヨ」が主であった。というのも、当時のTwitterで湧き上がる論争は概ね「宇崎ちゃん献血コラボ」「温泉むすめ」「ラブライブ!サンシャインJAコラボ」等に対するツイフェミから批判嚆矢となることが多かったので、「左派表現規制vs右派表現の自由戦士」という文脈で語られることがほとんどだったためであるそもそも表現規制右派お家芸だったのだが…そこら辺は割愛)。

しかしここで一つの変化が生まれる。それがトランスジェンダーを巡る問題である

人権尊重を是とする「パヨク」およびそれに準ずる「ツイフェミ」にとって、トランスジェンダーおよびLGBは当然尊重すべき存在であり、欧米各国の動きを見ても当然と考えられていた。

しかし、「ツイフェミ」と呼ばれる女性の一部が「フェミニズム」を掲げている理由は主流左派のそれとは異なっていた。それは男性から性的に客体化される恐怖や怒り、男性嫌悪が行動の原理となっていたという点である

この視点から考えるに、彼女らにとって身体男性トイレ銭湯に入ってくるというのは全く受け入れられない。結果的トランス排除に向けて「ツイフェミ」は分裂する。いわゆる「TERF」の誕生である

ここで興味深いのが「TERF」と「ネトウヨ」の合流である戸籍制度の護持を標榜する「ネトウヨ」にとって同性婚は蟻の一穴となりかねないものとなっており、必然的LGBTに対しても反対的な立場を取るものほとんどだった。これが、「TERF」と「ネトウヨ」を結びつけるに至った。本来対立する思想各論反対によって一致するというのは興味深い。

もっとも、ラディカルフミニストの思想本質的にかなり保守的であるため、合流は当然という見方もある)

ウクライナロシア戦争、イスラエルハマス紛争

ここまででもお腹いっぱいであるが、今最も新しい思想対立最後に紹介する。

それが「ウクライナロシア戦争」と「イスラエルハマス紛争パレスチナ-ガザ地区)」の思想対立である

日本国立場としては前者は「ウクライナ寄り」後者は「中立であると筆者は考えている。

しかし「ネトウヨ」と「パヨク」はここでさらなる分裂を迎えることになる。

まず「パヨク」の方は比較シンプルで、基本的には「ウクライナ寄りの中立」「パレスチナ寄り」となっている。

憲法9条を基にした戦争反対という考えがベースにあり、被害がより深刻な陣営に寄り添うという思想からは当然のことのように思われる。しかし注意したいのが「パヨク」は基本的に「反米であるという点である。なので米国支援するイスラエル戦闘状態にあるパレスチナガザ地区)については積極的に支持できる一方、同様に米国支援するウクライナ消極的な支持となっている。その証左ウクライナの抗戦を諫め降伏を促す言論基本的に「パヨクから出てきている。これが高じた一部の「パヨク」は明確にロシア側の立場を取るものも少なくない数観測できる。

一方の「ネトウヨ」はさらに分裂している。

まず「ウクライナロシア戦争」においては基本的に「ウクライナ寄り」の者がほとんどかと思う。というのも、ネトウヨほとんどは政府見解と一致した親米保守であり、反中・反東側陣営という点から見てもウクライナ支持がほとんどかと考えられる。

だが「イスラエルハマス紛争」においてはかなり微妙である。先ほど述べた通り「ネトウヨ」は基本的政府見解と一致した思想軸足を置いているため、かなり中立となっている現在日本立場には拠り所がない。

もちろん親米保守立場からイスラエル支持、パレスチナ批判を展開する「ネトウヨ」もいるが、どちらかというとドイツイスラエル決死支援嘲笑うぐらいで特に支持を明確にしていない場合も多いように思う。

しかし「ネトウヨ」が親米保守であるというのはあくま原則論である。中には極右として自民党すら切り捨てる勢力存在する。それが「参政党」「日本保守党」の支持勢力である思想の違いは存在するが、共通するのは強烈なラディカル右派であるという点である

どちらも政府自民党の不満へのカウンターとして存在しており、前者は「政府コロナ対応後者は「トランスジェンダー法案の可決」を機に勢力を伸ばした。

当然の如く反「パヨク」や反中反韓ではあるが、日本第一主義の観点から反米(というか反戦勝国)的視点も持ち合わせており、その観点からウクライナロシア戦争」においてロシア側を支持する者も多い。

そしてえてして反ワクチン思想も兼ね備えているケースが散見される。

最後

さて、ざっくりまとめただけでもこのような分類になったが、実際にはもっと多くの対立存在している(インボイス推進vs反インボイスAIvs反AI etc…)

ワンイシューでの思想対立が難しい現状において、統率の取れた反対運動というのは以前よりも減少しているのかもしれない。しかし、それに反比例するように炎上自体の回数は増えているように思う。

この思想対立に終着は見えないが、Xが終わるその日までこの争いを見届けたい。

2023-12-03

オスプレイ墜落

オスプレイ反対運動が盛り上がってた頃に起きてたらやばかったな

2023-12-02

外国では消費税をすぐに下げられたじゃないか!に対して

えーっと、これを言った人はまずインボイス反対運動していました。

検索してみれば未だに出てくることは確認出来ると思います

で、あのときフリップにあった国々が以下



日本

前提として、インボイス導入前の日本は帳簿式と言われる消費税計算を行っていた。

これが「仕入れで支払った消費税」と「販売で受け取った消費税」で控除するだけの方式

この方式であるが故に、年度の途中で税額を変えると1月31日までに仕入れた物で支払った消費税10%だが、販売2月1日になっているので受け取る消費税は5%みたいなインボイスを越えるようなめんどくさい計算必要になってくる。

0にしろ!って?じゃあ、そこまで受け取った分の消費税はどうするの?懐に入れて貰っていい?

イギリス

ドイツ

アイルランド

マレーシア

この4カ国、全部インボイス制度の国なんだよね

適切なフォーマットに従った記載内容のインボイスがあることによって控除が可能になります

インボイス式ですので、時期にかかわらずその書類に書かれている消費税でもって控除なんかの計算が出来るので

数字を変えるだけなのですぐに消費税減税が出来ます

日本でも帳簿式やめてインボイス式のみ100%にすればすぐに消費税減税できるよ!やったね!

ちなみに、減税も早いということは物品毎の税率の変更も早いということなのでこれらの増税も早いんですね

まり、答弁で国によって仕組みが違うっていうのは帳簿方式インボイス方式の違いからなんだよね

から制度が違うからですっていってる答弁って実は何も間違っちゃいない

減税を考えていないという部分だけを批判すれば分かるんだけど、そうじゃないすぐに出来ないことを批判たか共感出来ないんだよね

インボイス否定しておきながらインボイス方式からこそ出来たことで批判するのってどうなんだろうね

世界は~って言う人も良く居るけど、世界的には電子インボイスとしてPeppolっていう規格が出来てて

日本もこれに適合した電子インボイス制度への準備を始めているのがデジタル庁のJP PINT

将来的に全てインボイスのみになり帳簿式が廃止されれば減税出来るようになるよ!やったね!

まぁ、同時に物品科目別税率も入ってくるんだけど。

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