はてなキーワード: Yahoo!きっずとは
2023はてな匿名ダイアリー ブクマTOP200
https://anond.hatelabo.jp/20240102011014
小学校の高学年になった頃だろうか、家族共用のPCに触らせてもらえるようになった。
しかし、見ていいのはyahoo!きっずから行けるページだけだった。
それでゲームのカテゴリからいろんなページに行ってみたけれど、どれもルールが難しくていまいちハマらなかった。
ただ、あるゲームに併設されていたチャットルームだけは同年代の子どもが多くて楽しく、あっという間にハマってしまった。
そのルームにいるのは小中学生が7割、残りは高校生と大学生と社会人が1割ずつぐらいだったと思う。
私は毎日のようにログインし、「こん」「何歳?」「アニメなにみてる」「私もそれすき」と一生懸命キーを打って会話を楽しんだ。
結構にぎわっているところだったので曜日や時間帯によってもメンツが違い、常に新しい出会いがあるのが嬉しかった。
そんな中、いつ行っても同じ名前を見かけることに気がついた。
近い音で表現すると、そのメンバーは「もちとろん」のような名前だったと思う。
彼は他の小中学生のように誰かと会話することはなく、時々思い出したように「もちもち……ぺたん」「ころころ……もち」のように擬音だけを投稿していた。
それで興味を惹かれた子どもが話しかけると「もちとろんは◯◯だよ」のように答え、答えられない質問には「もちもち……」と擬音でごまかして会話を終わらせた。
[※追記 botではなかったと思う。というのも、彼は相手によって話す内容を変えたり、以前に話した内容を覚えていたり、直近の会話に反応して転がり方のバリエーションを変えたりしていたからだ。何より、生身の人間の気配がそこにはあった]
幼かった私はそれを見て、「なんかかわいい生き物がいる!!」と思った。
それからの日々、私はもちとろんを見つけては果敢に話しかけに行った。
「男なの?女なの?」と聞いたら「もちとろんは男でも女でもないよ、ころころ」と言われた。でも、なんとなく男のひとなんだろうなぁという気がした。
「もちとろんはいくつなの?」とも聞いた。そうしたら、「りんごちゃんよりはずっと大人だよ」と返ってきた。
「おしごとは何をしているの?」と聞いたら「ころころ……ぺたん」としか返ってこなかった。
私はもちとろんをとても気に入った。
それで、少しでももちとろんと長く話していたくて擬音にもいちいち返事をするようになった。
たとえば、「ころころぺたん」と言われたら「もちとろんは丸いんだね」「丸いからころがっちゃうんだね」、「もちもちころん」と言われたら「もちとろんは柔らかいんだね」「もちもち」のように毎度律儀に返していた。
他の子どもがもちとろんに話しかけた時には、自分の方がもちとろんに詳しいことをアピールしたくて「あのね、もちとろんは男でも女でもないんだよ!」と先回りして答えたりもしていた。
そんなもちとろんとの蜜月だったが、中学に入った頃に部活や塾で家に帰るのが遅くなり、チャットルームから自然に足が遠のいたことで終わりを迎えた。
高校に入ればYahoo!きっずのページに入り浸っていたことすらも忘れ、そのまま大学を出るまでほとんど思い出すこともなかった。
けれど社会人になってから、ふと「あのページは今もまだあるだろうか」と気になった。
そうして、私は再びYahoo!きっずからあのチャットルームを訪れた。
チャットルームにはほとんどアップデートがかかっておらず、自分がいた時と同じ背景、同じ文字の色のままで当時とは違う小中学生たちが会話していた。
いい大人が子どもたちのチャットルームに入ってしまった後ろめたさから私はROMに徹することにして、しばらくの間ルームの動向を見守った。
そうしてある程度の懐かしさを消化して満足したあと、私はふと子どもたちの会話の間にひどく懐かしい文字列を見つけたのだった。
「ころころ…………ぺたん」
発言者は「もちとろん」だった。
思わず「もちとろん、久しぶり!」まで打って、送信ボタンの直前で手が止まった。
このままもちとろんと会話したら彼が10年以上このチャットルームにいることを他の子どもたちが知ってしまう。彼らはそれをどう思うだろう。
そして、私が小学生だった頃に「ずっと大人」だったもちとろんは今年何歳になったのだろう。それを彼に自覚させるのもなんだか気が引けた。
子どものときには見えていて、大人になると見えなくなる妖精というのがいる。
けれど、彼は大人になると見えすぎてしまう妖精だったのだと思う。
小学校を丸々6年間海外で過ごして、中学は女子校、高校は共学で大学をこの3月に卒業しました。
みんな初めてGoogleの画面を開いた時のこととか覚えてると思うんだけど、
そういう話をはてなで書いてる人、あんまり見ないなーって思ったのでダラダラ書いていきます!
(OSの出た時期とか、間違ってるところがあったらごめんね。)
初めて「パソコン」に触ったのは小学校1年生の「せいかつ」の授業。
「パソコン」の授業が週1回あった。教室に30台ぐらいのパソコンが並んでて、OSはWindows 95と98が混ざってた。
パソコンは途中で全部98に入れ替わって、6年生になる頃XPになってた気がする。
ペイントで絵を描くのが主な授業内容で、すごく楽しかった記憶がある。ひたすら女の人のスタンプをベタベタ貼ってた気がする。
2年生になると「インターネットエクスプローラーのショートカット」をクリックすることが許された。
「Yahoo!きっず」で自分の知りたいことを「けんさく」してみましょう!
クラスの半分ぐらいはもう「Yahoo!きっず」の事を知っていて、「Yahoo!きっず」では「ゲームができる」んだよと誰かが教えてくれた。
わたしは「Yahoo!きっず」の事を知らなかったのでちょっと恥ずかしかったのを覚えている。
「Yahoo!きっず」はやってみたらあんまり面白くなくて、がっかりした記憶がある。
家に帰ってお父さんに許可をもらってパソコンを触らせてもらった時、「Yahoo!きっず」を開くとお父さんが
と言った。(何故かは分からなかったし、理由を聞こうとも思わなかった。お父さんって絶対だった。)
クラスの子たちは「Google」を知らない子の方が多かったので、わたしはそれから「Google」を使うようになった。
話は少し変わる。先述したようにわたしは小学校時代を入学から卒業まで海外の日本人学校で過ごした。
日本人学校で「日本」の流行りを知っている人、「日本」のものを持っている人はスクールカーストで高い地位を得ることができた。
(たとえそれが半年ぐらい古い情報だったとしても、わたし達にはそれを確かめる術がなかった。)
遊戯王カードも、ベイブレードも、ポケモンの金銀も、コロコロコミックも、持ってる子はたくさん持っていた。
わたしは日本のものをほとんど持っていなかったから日本の話には貪欲で、
たしか小学校3年生の時に当時すきだった男の子から聞いたのだ。
その話を聞いた時、デスノートは日本でもまだ読み切りの短編しか出てなかったはずで、
きっとその子はたまたまお兄ちゃんの持ってるジャンプに載っていた読み切りのデスノートを読んだのだ。
でもその子の「デスノート」の話はわたしを凄くワクワクさせた。
次に日本に帰ったら、きっと「デスノート」を買うんだ!と決めて、次の一時帰国をわたしは指折り数えて待った。
1年が経ち、わたしが4年生になって日本に一時帰国した時、本屋さんにそれは平積みになっていた。
本当は漫画は禁止だったけど、日本に帰った時は欲しいものは(高くなければ)なんでも買ってもらえた。
わたしは頼みに頼み込んで、「デスノート」の1巻を買ってもらったのだ。
本当に面白かった。
「名前を書くとその人を殺せるノート」という設定にびっくりした。
月くんはあまりすきじゃなかった。リュークのことは怖いとは思わなかった。
わたしはLが一番すきだった。
早く続きが読みたかった。次の一時帰国はどんなに早くても1年後。
待ちきれなかったわたしは「Google」を開いて「検索」したのだ。
その時のことは本当によく覚えている。
「デスノート」と検索したら一番上に「デスノートサーチ」が出てきたのだ。
そこからわたしはインターネット(というかインターネット上のBL同人)にハマっていく。
男女のセックスはBLから逆算して理解したし、そもそもセックスで妊娠するということを理解したのも随分後になってからだった。
デジタルネイティブと呼ばれる世代のおそらく先頭集団を走ったわたしの思い出話を、誰かが面白がってくれればいいなと思う。
こんなにたくさんブクマついてこんなにコメント貰ったの初めてです!ありがとうございます!
デスノートが出たのって2004年だっけ...6年生になった春だ...。
なんかもっと昔な気がしてました...。
次からは調べられることは調べてから記憶と照らし合わせます。間違ってること書いてごめんなさい...。
1巻を買った1年以内にもう一度受験のために日本に帰ってて、その時に4巻まで出てて
「くぁswでfrtgyふじこlp;@」って言いながらまとめて買った記憶があるので
それだとそっか、2004年なのか...って思いました!
侍魂も面白FLASH倉庫も見たよ!!!めちゃ懐かしい!!!!!
先行者とか馬鹿みたいに笑ったし、流石兄弟がすきだったなー。あと再翻訳系のネタ!
言われれば思い出すけど、たぶんクラスの子かお父さんに教えてもらったんだと思う。
能動的に初めてGoogleを使ったのが「デスノート」でググった時だったから、その時の印象がめちゃくちゃ強くて
たくさんの人にポジティブなコメント貰ったり、指摘してもらったり、めちゃくちゃ嬉しいです!
間違ってることはどんどん指摘してほしいです!よろしくお願いします!
ただ、わたしは「正しい年表」を作るつもりはなくて、
それを見た人が「面白いな〜」って思ってくれたら、嬉しくてにや〜ってするよ!
ブコメで正しいことを指摘してもらって、自分の思い出と事実がきちんと重なっていくのはすっきりして気持ちが良いので、
また間違ってること書いたらどんどん教えて下さい!お願いします!
[]でカテゴリ設定するのってこれで合ってるのかな...
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(In case you are using shared computer)
(Information)