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はてなキーワード: のみことは

2016-02-28

http://anond.hatelabo.jp/20160228002433

たぶん増田は(仕事が遅いことを除き)それほど大きな害のない人だと思う。社内でいじめをして新人を退社に追い込んだり、仕事放棄して他の人にやらせたり自分の都合で全て決めて命令したり、年中誰かしらを悪く言ったり喜怒哀楽が激しかったりという人が今の職場にいるけど、その人達自分達が問題だと思っていない。辞めていくのはわりとまともな人達増田は「コミュニケーション能力抜群」ではないかもしれないけど、人に害を与えるわけではないからそれほどひどいと思わなくていいと思う。

雑談もだけど会社友達作りというより仕事をするところなので、いわゆるほうれんそうをやるべき時にきっちりできるのであれば仕事は進む。「コミュニケーション能力」というと漠然とし過ぎていて、出来ると思ったもの勝ちになってしまうところがあるけど、要は仕事を進める上で円滑な形で情報の伝達ができればいいということなのでは?それは自営業でも工芸作家で同じ。あと仕事のみこみは悪くても根気はあるとか何かいいところがあればそこを伸ばしていけばいいと思う。

確かに、就職する時は人から好かれる、この人と働きたいと思わせるというのは大切。嫌な奴と毎日顔を合わせるのはしんどいから。その嫌な奴が元凶でいい人が辞めてしまう可能性もあるし。就活コミュニケーション能力というのはそういうことだと思うけど、知人友人を見る限り皆そんなにもともといい人というわけではない。天然で元々性格がまともで「この人と働きたい」と思わせる人も時々いるけどそれは一部で、そうではないけど、いい人アピール、好かれるアピールをしたほうが就活では有利だと思ってやってある程度成功して(相手にいい人と思わせて)内定とってという人の方が多い。だから就職後もいい人アピールはしたほうが有利だとは思う(ただ自分本来キャラと違うことをしていたらストレスたまると思うけど。)

2016-01-11

まとめブログ安倍マンセーまとめ民安倍万歳ジークハイル!」⇒まとめブログ安倍カスまとめ民日本万歳ジークハイル!」

最近ようやくアベチョンの馬鹿っぷりがまとめブログで叩かれるようになったけど

今までの持ち上げアゲアゲのみこしっぷりから手のひら返しが怖い

経団連かなにかに見捨てられたの?

2015-07-13

道徳の授業で大嫌いな話

道徳の授業で何をやったのか、他の教科以上に覚えていないし

授業を受けている当時もこの時間が何なのか、よく分からなかったが

猛烈に「この話嫌いだ!」と思ったストーリーがあったのを思い出した。

覚えているキーワード検索したらすぐ見つかり、「発車オーライ!」というタイトルということが分かった。

スピードを上げた特急バスが、小さな村にある見落としそうなバス停のいくつかを通りすぎたころ、突然前方の座席でなにやらトラブルが起こった。

「なんとか、とうげの手前のホロ町でおろしてもらえんかのう。」

と、車掌さんに声をかけているのは、年配のご老人だった。

 こまった表情の車掌さんは言った。

「お客さま、特急バスは決められた所しかお止めできないことになっているんです。   

それ以外の所でお止めして、もしもおりられたお客さまに万が一のことがありますとたいへんなことになりますので、規則でお止めすることができないことになっています

しわけございません。」

 おじいさんは、座席から立ち上がってさらにたのみこんだ。

「このバス特急とは知らんで、うっかり乗ってしもうたんじゃ。

ホロ町にみんなが集まっとってのう。

わしがその責任者だもんで時間までに行かないとみんながこまるんじゃよ。

なんとか止めてもらえませんかのう。」

車掌さんはすまなさそうに言った。

「おじいちゃん、ごめんなさい。安全場所にお止めしておりていただくことはできるのですが、そうすると、おじいちゃんがおりたあと、ほかのお客さまから、「それならあそこに止めて。」とか、「私はここでおろして。」というご依頼をおことわりすることができなくなってしまうんです。

本当にすみません。」

「とうげをこえた所でおりたいんじゃ。

わしのこの足ではとうげをこえられんし、ホロ町の手前でおろされたんじゃ時間が間に合わん。こまったのう、こまったのう…。」

 おじいさんは、鉄ぼうにつかまったままぶるぶるふるえだした。

車掌さんは運転手さんと話しこんでいる様子。

 乗り合わせた人々も、他人事と思えなくなり、まるで自分がこの難問の答えを出さねばならないかのように、おじいさんを見、車掌さんを見、車外を流れる景色に目をやって何かよいアイデアはないものかと気をもみ始めた。

「なんとかできないものかなあ。それにしても車掌さんも車掌さんだ。

おじいさんがあんなにこまっているのに、運転手さんと話しこんだりして…。」

と、まちがえて特急バスに乗ってしまったおじいさんよりも、運転手さんとおしゃべりをしている車掌さんをせめる気配が出始めていた。

そうこうしているうち、前方に急な坂道が続く山が見えてきた。あれがとうげだとすると、そろそろこのあたりがホロ町になるのだろう。

 そのときだった。それまで、話しこんでいた車掌さんが、運転手さんの言葉にうなずくと、ゆっくりとふり向き、客席に向かって姿勢を正して言った。

「お客さまに申し上げます。当バスはこれよりとうげにさしかかりますので、念のためブレーキテストを行いますブレーキテスト開始。」

 特急バスは、徐々に速度を落として静かに止まった。

「ドアー開閉チェック、開始。」

 昇降ドアーがスーッと手前に開く。

 右手で小さく乗降口の方を指さしながら、おじいさんに向かって目で合図する車掌さん。

 おじいさんはハッと気が付いて、乗降口に近づいていった。ステップを前にしてクルリとふり向いたおじいさんは、運転手さんと車掌さんに手を合わせ、何度も何度も頭を下げて降りていった。

 ゆっくりとドアーがとじる。

「ドアーの開閉チェック完了ブレーキテスト完了。発車オーライ。」

ブル、ブル、ブルルーン。エンジン音をひびかせて特急バスは走り始めた。

と、同時に車内に大きな拍手がわきおこる。

 走り出した特急バスに向かって両手を合わせ、頭を下げているおじいさんのすがたが小さくなり、やがて見えなくなった。

道徳の授業終わりに毎回書くことになっている感想文に

  • 無理なことをさせようとするおじいさんが嫌いだ
  • 降ろさないと「みんなが困る」という理屈卑怯
  • 申し出にいちいち答えられないという返答に困っただけで押し切ろうとするおじいさんが嫌いだ
  • 車掌さんをせめる気配」って何だ、気配でルールを変えるな
  • ブレーキテストは峠の有無に関係なく出発前にやっておくべきだ
  • テストという理由を付ければやっていいのか、それは違うだろう
  • ドアの開閉テストなら乗客を下ろすな
  • これはドアの開閉テスト中に乗客が落ちたのと同じだ、危険行為
  • 拍手していい話になっているがそんなことはない
  • これは道徳ではない
  • おじいさんが嫌いだ

上記のような内容を延々と書いて先生に呆れられたと思う。

今になって読むと、当時の怒りまでは湧いてこないがやはり嫌いな話だ。

道徳の授業って結局何だったんだろう。

2014-12-04

こういう連鎖を抜ける方法がほしい

21時帰宅夜ご飯

ぼーっとする。

「はあ、・・・きょうも体調不良だったな。パニック障害もまたでたし・・・外を歩くの怖いよ」

だらだらしながらニコ動で猫動画を見て癒される。

猫を欲望の対象にしていた自分にもう慣れてしまった。

22時「そろそろアニメ放送・・・じゃあ、もうちょっとコタツ動画三昧するか」

23時ごろ「明日の準備・・・あ、そうだ、自己啓発用の通信講座もしなくちゃ。。。あ、明日弁当作ってない。(貧乏なので基本自炊)」

24時半「風呂はいったら・・・頭乾かすのめんどう。きょうもシャワーでペチャペチャでいいや」

夜にふと深夜アニメ放送をみてしまうネト依存症

1時「げ!寝なくちゃ!」

1時半「布団の用意して、睡眠薬服用」

「寝なくちゃ、寝なくちゃ」

スマホうつサイトめぐり、寝る方法を探す。

さら睡眠薬服用

漫画を流し読みしながらだらだらリラックスをするつもりが寝れなくなる

空腹感が増してくる

「食べたらダメだ」

水を呑み込む

「そうだ、抗不安薬もこういうときのめば落ち着くって言われたな」

サプリメントも飲んでしまう。

結局、興奮して寝付けなくて眠れたの3時半過ぎ


7時半起床

「げえ・・・めっちゃねむい・・・休みロッカーでゴザひいて寝よう。みんなにまた変人扱いされるな・・・もういいいや」

飯はドリンクゼリーのみこんで漢方薬飲む。

~~~~~~

帰宅

20時

「きょうも・・・ひどく・・・体調不良だった」

21時

「食事する気ない・・・・・でも眠い

うたたね

23時「え?もうこんな時間?寝てた!」

あわてて飯をかきこむ。

明日の準備をして、24時半風呂

「また髪の毛あらうのめんどい(ry

2時頃睡眠薬服用

寝れない。でも疲れてる。寝なきゃ・・・・・・・・

4時ごろ寝付く

7時前早期覚醒

「もうちょっと、、眠っとかないと・・・体が不調だよ」

起きる・・・

「朝食したら腹痛が><

日中、眠くて眠くてたまらない

不調のせいで怖くなった体に恐怖を覚え時々不安発作を起こし、家に帰れずビジネスホテルに逃げ込むことも。

これの繰り返し

「もう、行きたくないや」

服を着て鞄を持ってコート来て出かける準備して玄関先で靴を履いたのに、出かけるのをやめた。

家の中にいる 休んだ。

「どうしよう休んじゃった><。もうだめだ・・・罪悪感ばかりで眠れない」

行ってはまた風邪理由に休む

「もう・・だめだ・・ゾンビの夢を見た。みんなに追いかけられる夢だ」

抗不安薬睡眠薬で眠気と自律神経破壊視線恐怖と不安障害体調不良ばかりでもう4にそう

2014-10-31

会いにいく

からのそれはひとまえに出るしごとなので、たとえ数時間ていどの遠出でも周囲はわりといやがったけれど、きこえないふりをして電車にのった。駅のホーム特急をまちながら、そういえばこのまえは真冬にいったのだとすこし思いだす。はく息が白かった。手桶と柄杓をもつかの女のゆびもまっかになっていた。

とちゅうの駅で特急をおり、私鉄のうらぶれた車窓をぼんやりとながめる。

どんよりと、いまにもなにか降りだしそうに紫暮れている。

このまえはあんなにはれていたのに。真冬の夕ぐれのすこしまえ、いまよりさらにうっそうと垂れこめた雲や梢のすき間から、ちりちり差しこむひかりが目にしみるほどだった。

あのときは人をつれていた。死んだ人もずっとかの女にあいたくて、あいにきてくれるのをよろこんでいたのかもしれない。

なるほどきょうはひとりだ。歓迎はされていない。

故人とは、とりたててなかがよかったというわけでもない。こちらが一方的にその才にあこがれていた。ほとんど異能といってもいいほどの才だった。

生きているうちにかわすことのできたことばは片手のゆびで足るほどのものだった。それからなん年かたちいろいろと世のなかもかわったけれど、かれが生前なにかにとり憑かれたように愛したものを、深夜思いつめた声色の電話ひとつで――なさけ深いため息とともに――呼びだすことのできる位置におさまったことを、うしろめたく思っていないといえばうそになる。

おそらくはだから、歓迎はされていない。

がたんと音がして当世風の愛らしいデザインの車体がゆれた。あわてて標識をみるとおりるべき駅だったので席をたつ。小さなかばんに持ってきた花をわすれないように。改札にそなえつけれた小箱にきっぷをおとすと、なんとも古式ゆかしい字体看板が目についた。

つくのえでら、と、うたうようにかの女はいった。じっさいには、その駅はもっと無骨でものものしいよみ方をするものだったけれど、かの女ははじめてこの駅におりたったとき、なき恋びとにいったのだそうだ。つきのえでら、つくのえでらか。うちとこのお寺さんやったらきっとそうよむわ。

さめたエメラルドグリーンの文字を背にしてぽつぽつと歩きだす。世界遺産になったばかりの霊峰が厭でも視界のなん割かを占める、すさまじい景観のひどくさびれたまちだ。〝かんたんには理解できないほどの大きさ〟と、これもかのオデットの言によるものである。死んだ男はそうやってものごとをやすやすのみこんだ気にならないかの女の気性をばかばかしいほど愛したものだった。

かばかしい。本当にばかばかしい。男の気持ちは痛いほど理解できる。

人けのないみちをぼそぼそと歩きつづける。あのときはところどころ凍ってすべりやすくなっていた鋪道を、くつの底をひきずるようにして歩いていく。

菩提寺は坂のとちゅうにはりついた苔のようにしてあり、すり硝子の戸板をたたいてみるものの返事がない。あの日、たまたまはめていた手袋いいわけに、ひいていた手をまち針にして、かの女がたちどまった石段の中ほどにひとりたちどまってみる。

もういちど声をかける。あさ起きてからいちども声らしい声を発していなかったから、ろくに音にならなかった。

このまえはどうしたのだったか。やはり応えはなかったのか、さっぱり思いだせない。ただ手をひいていた人の――めずらしく――頑是ないような声色だけをおぼえている。お住さんにご挨拶せなね。ご住職意味だと、あとで人にきいた。

あきらめて手水のわきにたてかけた手桶を柄杓を手にとる。墓地はとし老いた高架のすぐそばにある。高架にのろわれたような人生だったのだなと今さらのように思う。

とてつもなく足が重い。こんなところまできて嘔きそうなほど後悔している。

ちゃんとあの人がしたように、新宿駅の小さな花屋で花も買ってきた。墓前にふさわしいとも思えない黄色いばらだ。

友情、愛の告白嫉妬意味するとかの女は笑った。わたしはあの人のともだちだった。いろんな関係であったけれどもさいしょはほんとうに気のいいともだちだった。それだけでよかったという思いばかりいまもあるけれど、あの人はそうじゃないのだろう。だからこの花がふさわしい。そんなようなことを、かの女のくにのきれいなことばでしとしとと話した。一字一句おぼえていたいのに、その文法はもちぬしに似てあまりに浮世ばなれして、一度きいただけでは言いまわしまで頭蓋のなかにとどめておけないのが、ひどく悲しい。

墓参にきたのだか人を恋いにきたのだか、わからぬままずるずると坂をのぼっている。

2014-08-21

広島の件で

土石流に幼い兄弟のみこまれた家族映像を流すのをやめてほしいと思った。

近所の人が撮ったのであろう、土砂にのまれた兄弟必死声かけをする母親の声が入った映像

助けてっていいなさい ここにいるっていいなさい

聞いてるだけで心臓がえぐられるような気持ちになる。

災害の大きさを報道するために、この映像は本当に必要なの?

近所の人はどんな気持ちでこれを撮り、マスコミにながしたのだろう。

2014-06-23

http://anond.hatelabo.jp/20140623121950

相手にする価値がない、馬鹿な相手の議論は後から見返す必要がないので消した方が他の増田の為になるそういう観点から効率性だね一見まともな議論になるかと根拠等を問い正したら罵倒のみこうして価値がないと判明した時点で消すわけだ

反論になってないよ。もう一回書くよ?

相手にする価値もない議論は相手にしなきゃいいじゃん?

なんでわざわざ書き込んで、わざわざ削除なの?

どこが効率的なんだよ。

お前、自分理屈自分で納得できてるわけ?

2013-05-22

http://anond.hatelabo.jp/20130522133456

三島由紀夫のこれを思い出した。

"ウソが本当らしくみえればみえるほど、美しく見える" - naoyaのはてなダイアリー

ウソが本当らしくみえればみえるほど、美しく見えるというのが、ウソ法則であって、現実世界では、本当のことというものは実は美しくないのが通例である。だからいかにも本当らしくみえて、しかも美しい、というものがあったら、ウソだと決めてかかってよろしい。こんな簡単な原理がなかなか人にはのみこめず、現実の醜さに直にぶつからなければ、本当のところがわからない。映画界はこの一般心理にのっとって、醜い裏側を隠し、華々しいウソをつきつづけるのです。

三島由紀夫『不道徳教育講座』p.175 映画界への憧れ

電車男とかそういう一過性レベルじゃなくて、

人類史レベルで繰り返されてるよきっと。

2011-12-16

告解の部屋

僕はクリスチャンだがフーゾクに通う習慣がある。ソープとかヘルスとかだ。3ヶ月も女の子に触れないと世界中の何もかもを憎むようになるので、それが嫌でフーゾクに行ってしまう。オナニーでは収まらない、というかオナニーするともっとひどく世界を憎むようになる。女の子からだが必要なのだ彼女を作って結婚すればいいのかもしれないが、昔恋愛に失敗してそれきりやり直せずにいる。

客としてお店に行き、女の子イエス・キリスト宣べ伝えたことが3度ある。こんな話は教会ではできないのでここに書く。

1度目は洗礼を受けて2年くらい。店で写真を見てずっと気になっていた女の子を指名して、遊んで帰ってきて、すごく不思議な気分になった。それまでにたぶん200人くらいの女の子と遊んできたけど、あんな女の子に会ったことがない。全く説明できないけど、不思議な気分になった。

それで、キリスト教書店で安い伝道聖書を買ってその女の子をもう一度指名し、服も脱がずに「イエス・キリストを貴女の救い主として受け入れますか?」と聞いた。すると彼女は言った。

「私のようなものでもよろしいのですか?」

僕は驚いた。そんな返事が返ってくると思わなかったのだ。聖母マリアというのはこんな人だったのかもしれないと思いながら「もちろんです」と答えて彼女に手を置いて祈った。彼女は喜んだ。それから半年くらい彼女は店を続けていたがクリスマスの前に辞めた。弟の学費のためにこの仕事をしている、と彼女は言っていた。彼女はぼくの好みだったが、ぼくはそれきり彼女とは遊ばなかった。

2度目はそれから5年くらい、出張先での話だ。適当に入ってついた女の子が良かったので、一月後だったか、指名で予約した。予定から2時間待たされて、遅れてきた女の子に謝られながら服を脱いで身体を洗ってもらったのだが、彼女が言うには「占いって信じますか?」

借金が少しあってこの仕事をしているそうだ。遠距離恋愛の年下の彼氏がいるのだが最近もうダメかと思っている。そんなところに客で来たのがクリスチャンカトリック)でバツイチで娘がひとりいる男性なのだという。お互いに気に入っていてつき合って、結婚しようかと考えているのだけれど迷っている、という。で占い師のところに行って相談していて、出勤が遅れたのだそうだ。

身体も洗ってもらったのだが、僕は言った。「それは、男に信仰があってちゃんと神さまに聞き従う気があれば、神さまが正しく導いて下さるだろう。ところでオレはクリスチャンだ。よかったら貴女と彼氏とのために祈ろう。イエス・キリストを貴女の救い主として受け入れますか?」もちろん彼女は信じると答えたので僕は手を置いて祈った。それで、時間もなくなったので、僕はそのまま帰ってきた。お金を払って待たされて、手を置いて祈ってきただけだ。仕方ない。それからしばらくして彼女はお店を辞めた(ことをお店のサイトで知った)。

3度目はそれから2年くらい。単位制高校卒業して大学入学金を稼いでいるという18歳の女の子だった。なんというか、前しか見えない、バカな子だった。僕は気に入った女の子はあまり変えない。その子が在籍している間はその子しか遊ばなかったが、クリスマスの頃に遊びに行って、「こういう店で働いたことが後の人生でわざわいにならないよう、オレが祈ってやろう。イエス・キリストを救い主として受け入れなさい。」と言った。素直な子なので(分かってなかっただけかもしれないが)彼女は受け入れた。それと、「貴女は下手すると一生この世界で暮らすことになりそうだから、もし3月の時点でお金が足りなかったら連絡してきなさい。出してやろう」と言って実名メールアドレスの入った、当時勤めていた会社名刺を渡した。

3月電話がかかってきて「ごめんなさい、足りないので出して下さい」と言う。いくら足りないときくと40万円と言う。あの仕事を5ヶ月やって60万円しか稼げなかったのか!?と思うが「身体を壊して病院で40万円使った」と言う。あとで知ったことだが、その子は本番禁止の店で本番をさせるといってネット上で有名だったのだ。子どもができておろしたのかもしれない。出すよというと「なんで他人の私にそこまでして下さるんですか?」ときくので「自分から言い出してしまたかです」と答える。神さまがこうしろと言っている、とは思わなかった。20万円程度で済むと思っていたのだ。僕がバカだったのだ。指定口座に40万円入金した。後悔はしたが、彼女に対しては悔しくなかった。一度神さまの名前を出しているのだから彼女が僕をだましたのであれば、彼女はそのせいで苦しんでいるだろう。今はちゃんと学校に行っていると信じたい、いやちゃんと学校に行っていたら、今頃卒業しているはずだけれど。ちなみにその店はつぶれて今はない。

こういうことは、やっているときには「火の中からつかみ出してでも救い、」という聖書のことばを思い浮かべるのだけれど、あとで考えると「自分クリスチャンであることを思い出して、自分のやっていることを恥ずかしく思え」という神さまのみこころだったのだろうか、とも思う。

2010-07-01

http://anond.hatelabo.jp/20100630234655

わたしの死んだばあちゃんが

「嘘はつくより、つかれなさい」って言ってた。

っていうのはあんまり関係ないけど

嘘を吐かなきゃいられない場所に

ストレス貯めてまでいなくてもいいんじゃないかなぁ。

そりゃあ社会人だから、色んな場面で自分を使い分けなきゃいけないけど

それが自分の中ですんなりのみこめる場所って

必ずあるとおもうよ。

がんばって。

2010-02-04

去年読書中に遭遇した未知ないし理解が曖昧だった単語

ちなみに読んだのは小説や思想書。

【行状】人の普段のおこない。身持ち。品行。 「―を改める」 ※ぎょうじょう

隠退】一切の社会的仕事を辞め、静かに暮らすこと。退隠。 「郷里に―する」

【駐屯】軍隊がある地にとどまっていること。 「―部隊」「―地」「一個師団が―する」

【要綱】根本的な、重要な事柄。また、そのような重要事項をまとめ上げたもの。 「政策の―」

【眼目】(1)物事のたいせつな点。要点。主眼。 「教育の―は人間形成にある」 (2)目。まなこ。

【獄門】(1)牢獄の門。 (2)〔斬罪になった囚人の首を (1) にさらしたことから〕江戸時代の刑罰の一。斬首のうえ、その首を一定の場所または悪事をした場所にさらすこと。獄門台にのせ、そばに罪状を記した立て札を立てた。梟首(きようしゆ)。晒首(さらしくび)。「――に懸ける」

【当座】(3)(あることから)しばらくの間。一時(いつとき)。「結婚した―は生活も苦しかった」

【おさおさ】(1)(下に打ち消しの語を伴って)どんな面からみても十分に。全く。ほとんど。「準備―おこたりなし」「―おとらない」

【大儀】(1)手間のかかる面倒なこと。骨の折れること。また、そのさま。「―な仕事」(2)くたびれてだるいこと。何をするのもおっくうなさま。「体がだるく起きるのが―だ」

【芬々】においの強いさま。多くよい香りにいうが、悪臭にもいう。「香気―たり」「酒気を―と匂はせつつ/鉄仮面(涙香)」

【荒涼】風景などが荒れ果てて寂しいさま。また、精神がすさんでいるさま。荒寥。「―とした枯れ野原」「―たる寂寞感」「―たるその景色/或る女(武郎)」

【胴震い】寒さや恐怖・緊張・興奮などのために体が震えること。

【怖気】こわがる気持ち。恐怖心。おぞけ。「―がつく」

【嘶く】馬が声高く鳴く。 ※いななく・いなく

【人好き】多くの人に好かれること。人が好くこと。「―のする顔」

【掛け金】(1)戸・障子などが開かないようにかける金具。

【按排】(4)ほどよく物事を処理すること。ほどよく物を並べること。「九個が整然と同距離に―されて/草枕漱石)」

【進捗】(1)物事が進みはかどること。「工事の―状況」※しんちょく

【皓々】(3)光るさま。明らかなさま。「―たる月/緑簑談(南翠)」

【銘記】しっかりと心にきざみこんで忘れないこと。「心に―すべき言葉

【徴発】(1)強制的に物を取り立てること。特に、軍需物資を民間から集めること。「民家から食糧を―する」(2)強制的に人を呼び集めること。「堤防工事に人員を―する」

【口伝】(1)口で伝えること。くちづたえ。(2)奥義・秘伝などを口伝えに伝授すること。(3)奥義を書き留めた書。秘伝の書。

【前哨】敵陣近くに軍隊が陣を張る場合、敵状を偵察したり敵の奇襲を防ぐために前方に配置する部隊。

【矮人】背の低い人。 ※わいじん

翻刻】(1)写本や刊本を、そのままの内容で、新たに木版または活版で刊行すること。翻印。(2)外国の刊本を、そのままの内容で新たに刊行すること。

拙劣】へたであること。まずいこと。また、そのさま。「―な文章」

【縞瑪瑙】縞模様の特にはっきりした瑪瑙。

【稠密】多くの人家・人間などがある地域に密集している・こと(さま)。「人口が―な地域」「人家の―する日本橋区の中央(まんなか)へ/花間鶯(鉄腸)」 ※ちゅうみつ

【立役者】(1)芝居で一座の中心になる役者。立役(たてやく)。立者(たてもの)。(2)ある方面で中心となって活躍する者。中心人物。「優勝への―」

【いくたり】「いくにん(幾人)」に同じ。「―来たかわからない」「―かは成功した」

【成算】物事をやりとげることができるという見込み。成功する見込み。「―がある」「―が立たない」

馬力を掛ける】精を出して仕事にはげむ。馬力を出す。

【尖塔】細長く先がとがった形屋根をもつ建物ゴシック建築教会などに多く見られる。

【拱廊】アーケード建築用語。円柱などの柱によってささえられたアーチの連続,または片側がアーチをのせた柱列からなる廊。ローマ時代以降盛んに用いられ,中世にはバシリカ式教会堂の身廊と側廊を仕切る内部構成の重要な要素となる。

【重畳】(1)幾重にもかさなっている・こと(さま)。「―たる山脈」(2)この上もなく喜ばしいこと。きわめて満足なこと。感動詞的にも用いる。「―の至り」「御無事でお帰りなさるは何より―/色懺悔紅葉)」※ちょうじょう

【はかばかしい】(1)物事が順調に進んでいる。望みどおりの方向にいっている。うまくいっている。また、はかどっている。「病状が―・くない」「―・い返事が聞けない」

【奇態】風変わりなこと。不思議なこと。また、そのさま。「予言したのがちやんと適中してゐるから―だ/うづまき(敏)」

【風雪】(1)風と雪。(2)風とともに降る雪。吹雪。(3)きびしい試練や苦難のたとえ。「―に耐える」

【以遠】ある地点よりさらに遠いこと。また、その場所。「東北本線宇都宮―が不通」

【鷹揚】ゆったりと振る舞うこと。余裕があって目先の小事にこだわらないこと。また、そのさま。ようよう。「―な態度」「―にかまえる」

【物堅い】実直である。律義である。まじめ一方である。「―・く信用できる人」

【暗影】(1)暗いかげ。(2)不安・不吉なきざし。「前途に―を投げかける」

【暗影を投ずる】不安を投げかける。「国際情勢に―・ずる出来事」

【模糊】はっきりしないさま。ぼんやりとしているさま。「曖昧(あいまい)―」「四辺(あたり)は―として霧の中に隠れるが如く/あめりか物語荷風)」

【戦慄く】(1)寒さ・恐怖・発熱などのために体が小刻みに震える。おののく。「恐怖に―・く」 ※わななく

【空恐ろしい】これから先のことを考えると、なんとなく不安で恐ろしい。「ゆく末が―・い」

【稀覯】〔「覯」は見るの意〕めったに見られないこと。「―の古書

稀覯本】めったにない珍しい本。古写本・古刊本・限定出版本などのため、数がきわめて少ない本。稀覯書。稀書。珍本。

【蔵書】書物を所蔵していること。また、その書物。蔵本。

【悪鬼】(1)たたりをする魔物。「―のごとき形相(ぎようそう)」

【染む】(3)打ち消しの語を伴って、自分の気持ちになじまない、気にいらない意を表す。「意に―・まぬ結婚」 ※そむ

【総身】からだじゅう。全身。満身。そうみ。

【悠久】はてしなく長く続いている・こと(さま)。「―な営み」

【繁茂】草木が生い茂ること。「夏草の―する野原」 ※はんも

【閲する】(1)よく調べる。検査する。「此編を綴るに至りて或一書を―・せしに/近世紀聞(延房)」(2)年月を経過する。「諸邦を遊歴して多年を―・し/花柳春話(純一郎)」 ※けみする

【霊廟】(1)先祖など、人の霊をまつってある建物おたまや。みたまや。(2)卒塔婆(そとば)のこと。 ※れいびょう

【蕭然】がらんとしてもの寂しいさま。「沈々たる孤灯に対(むか)ひ―として窓下に縫衣す/世路日記香水)」 ※しょうぜん

【冷徹】冷静で、物事の根本まで深く鋭く見通している・こと(さま)。「―な目」「―に事の推移を見通す」

【瞥見】ちらりと見ること。ざっと目を通すこと。一瞥。「―すると女が四人でテニスをして居た/趣味の遺伝(漱石)」

【新緑】初夏の頃の、木々若葉のつややかなみどり。[季]夏。

【壮麗】大きく立派で美しい・こと(さま)。「―な会堂」

【興趣】楽しく愉快に感じること。おもしろみ。「―が尽きない」「―がわく」

【古雅】古風でみやびな・こと(さま)。「古代の人像は―にして奇(くし)く/慨世士伝(逍遥)」 ※こが

【円蓋】半球形の屋根ドーム

【着意】(1)気をつけること。気をとめること。注意すること。「然るにこれに―するもの、甚だ少なし/西国立志編(正直)」(2)思いつき。着想。

【刻限】(1)指定した時刻。定刻。「―に遅れる」(2)時刻。時間。「日の暮れる―」

【蒼枯】古びていて深みがあるさま。「太い幹は―として白い粉をふいている/わが愛する山々(久弥)」

【遠戚】血筋の遠い親戚。

【純朴】素直でかざりけのないこと。人情が厚く、世間慣れしていないさま。「―な気風」「―な人」

【購う】(1)買い求める。「最も価(あたい)低き入場券を―・ひたれば/ふらんす物語荷風)」(2)ある物と引き換えに別の物を得る。「汗と涙で―・われた成功」

【贖う】罪の償いをする。「死をもって罪を―・う」

【和毛】やわらかな毛。うぶ毛。 ※にこげ

意趣返し】仕返しをして恨みを晴らすこと。報復。意趣晴らし。

【譴責】(1)不正・過失・失敗などをとがめしかること。「怠業のかどで―する」※けんせき

【ひとかたならず】ひととおりでない。普通でない。たいへんである。「―ぬお世話になりました」「―ず驚いた」

【峻厳】(1)いかめしくきびしい・こと(さま)。「―な態度」「―に自己を難詰した彼も/彷徨(潤一郎)」

【難詰】欠点を挙げ、厳しく相手を非難すること。「失態を―する」 ※なんきつ

【懐郷】故郷をなつかしむこと。「―の念抑えがたし」

【往時】昔。以前。「城跡に―をしのぶ」

【顔容】顔かたち。容姿。容貌(ようぼう)。

【突兀】物が高く突き出ているさま。山や岩などの険しくそびえているさま。とつこつ。「英雄の鼻柱が―として聳えたら/吾輩は猫である漱石)」 ※とっこつ

【刻苦】自らを苦しめ努力すること。「蛍雪(けいせつ)の窓に―して/慨世士伝(逍遥)」

【登攀】高い山などをよじ登ること。とはん。 ※とうはん

【闃然】ひっそりとして静かなさま。人気がなくさびしいさま。「―として空家の様に見えるのは/琴のそら音(漱石)」 ※げきぜん

【凛然】(1)寒さの厳しいさま。「―として寒冷(さむさ)膚へに徹り/竜動鬼談(勤)」(2)りりしく勇ましいさま。凛乎(りんこ)。「―たる態度」「精神爽(さわ)やかに意気―として/復活(魯庵)」

【凛乎】きりっとして勇ましいさま。りりしいさま。凛然(りんぜん)。「―たる態度」「彼方(かなた)を睨(にら)みし有様は、―として四下(あたり)を払ひ/慨世士伝(逍遥)」 ※りんこ

【篤実】情にあつく誠実であること。他への思いやりがあり、また、まじめであること。また、そのさま。「温厚―の好青年」「―な人柄」「―家(か)」

【惻隠】かわいそうに思うこと。あわれむこと。 「―の情」

【碩学】〔「碩」は大きい意〕学問が広く深いこと。また、その人。 ※せきがく

【詰屈/佶屈】文字・文章が堅苦しく難しい・こと(さま)。

【遺愛】死んだ人が、生前に愛用していたもの。「亡父―の万年筆

【先考】死んだ父。亡父。

【先妣】死んだ母。

【粛然】(1)静まりかえっているさま。また、かしこまり静まるさま。 「恩師の前に―と控える」「此満堂―として鎮静し/経国美談(竜渓)」(2)礼儀正しく、おちついたさま。また、おごそかなさま。「彼等は…火の気のない室(へや)に―と坐つてゐた/門(漱石)」

【酔歩】酒に酔って歩くこと。また、その足どり。千鳥足。「阪東君が―蹣跚(まんさん)として這入(はい)つて来る/続風流懺法(虚子)」

【蹣跚】よろめき歩くさま。「―として定めなき足を引摺り/緑簑談(南翠)」 ※まんさん

【憂愁】うれえもだえること。悲しみなげくこと。うれい。「―の色が濃い」「享楽し、―する人間らしき行為言動を/文学評論漱石)」

【幽愁】深い物思い。深い憂い。「―を催す」「―の美に酔ふばかりであつた/ふらんす物語荷風)」

【幽囚】捕らえられて牢などにとじこめられること。また、その人。囚人。「―の身となる」「ブリグハム、ヤングを―せり/八十日間世界一周(忠之助)」

【有終の美】物事を最後までやり通し、立派になしとげること。 「―を飾る」

【虚心坦懐】心になんのわだかまりもなく、平静な態度で事にのぞむ・こと(さま)。「―に話し合う」

【沈滞】(1)一つところにとどこおって動かないこと。(2)活気がなく、積極的な動きのみられないこと。「全体に―した雰囲気だ」

私生児法律上の婚姻関係にない男女の間に生まれた子をいった語。民法旧規定では父の認知を得ていない者をいい、認知された子は庶子として家籍に入れられた。現在民法では「嫡出でない子」という。私生児

【分限者】金持ち財産家。 ※ぶげんしゃ

【手練手管】人を思うままに操りだます技巧。「―の限りを尽くす」

【籠絡】うまくまるめこんで自分の思う通りにあやつること。「主君を―するに至れば/日本開化小史(卯吉)」

【不倶戴天】〔「礼記(曲礼上)」から。ともに天をいただくことはできない意〕この世に共存できない、どうしても許せないと思うほど深く恨むこと。「―の敵」

換骨奪胎】古人の詩文の発想・形式などを踏襲しながら、独自の作品を作り上げること。他人の作品の焼き直しの意にも用いる。

【機微】表面からは知りにくい微妙な心の動きや物事の趣。「人情の―に触れる」「人生の―」

【機微を穿つ微妙な心理や趣を巧みに言い表す。

【恵投】人から物を贈られることを敬っていう語。恵贈。恵与。 ※けいとう

【看取】見て、それと知ること。事情などを察知すること。「人に由りて其の―する処の事実なり/欺かざるの記(独歩)」

【看過】見過ごすこと。大目に見て見のがすこと。「決して―できない不正

【指弾】つまはじきすること。転じて、人を非難・排斥すること。「―を受ける」「偽善者を―する」

瑕疵】(1)きず。欠点。(2)法的に何らかの欠陥・欠点のあること。

【謙抑】へりくだって控え目にすること。

【宥和】相手の態度を大目にみて仲よくすること。

面従腹背】うわべは従順にみせかけ、内心では従わないこと。 ※めんじゅうふくはい

【附和雷同】自分にしっかりした考えがなく、他人の意見にすぐ同調すること。

【威武】威光と武力。武力が強く、威勢のあること。武威。「―を示す」

【威光】自然に人を服従させるような、おかし難い威厳。「親の―をかさにきる」

【断案】最終的な考えを決めること。また、最終的な考え・案。「―を下す」

【存否】(1)存在しているかいないかということ。「詩人の生家の―を問い合わせる」(2)健在であるかないかということ。安否。「両親の―を問う」 ※そんぴ

【出立】(1)旅に出ること。旅立ち。「早朝―する」(2)物事を始めること。「此(この)根本義から―した代助は/それから漱石)」 ※しゅったつ

根本義】根本の意義。原理。「人生の―を悟る」

【零落】おちぶれること。「―して今は見る影もない」 ※れいらく

【落魄れる】以前の身分や財産を失い、みじめなありさまになる。零落する。「―・れて今は見る影もない」

【布置】物を適当な位置におくこと。配置。

【鬼胎】(1)心中ひそかに抱くおそれ。「―を抱く」(2)〔医〕「胞状奇胎(ほうじようきたい)」に同じ。

【胞状奇胎】妊娠初期に胎盤を形成する絨毛膜の絨毛が病的に増殖し、葡萄(ぶどう)状の嚢胞(のうほう)になって子宮腔を満たすもの。大出血を伴って流産したり、癌が発生する確率が高い。俗に「ぶどう子」と呼ばれる。葡萄状鬼胎。

【阿る】気に入られようとする。へつらう。「大衆に―・る」「時流に―・る」 ※おもねる

【腑分け】解剖のこと。「手医師何某といへる者、千寿骨ヶ原にて―いたせるよしなり/蘭学事始」

【流謫】罪により、遠地へながされること。島流し。謫流。「―の身」 ※るたく りゅうたく りゅうてき

貴種流離譚】〔折口信夫の命名〕説話の一類型。若い神や英雄が他郷をさまよいさまざまな試練を克服し、その結果、神や尊い存在となったとするもの。在原業平(ありわらのなりひら)の東下り伝説かぐや姫伝説、また、源氏物語須磨流謫(るたく)の条などがこれにあたる。

【局外】(1)当面の事柄に直接関係のない立場。「―に立つ」

【局外者】その物事に関係のない人。。

蛭子記紀神話で、伊弉諾命(いざなきのみこと)と伊弉冉命(いざなみのみこと)の子とされる。古事記では伊弉諾・伊弉冉が日本の国土を生み成す際、国土とは認定し得ぬ失敗児、日本書紀では統治者の資格を欠く不具児としてそれぞれ位置づけられる。中世以降、恵比須(えびす)として尊崇された。ひるのこ。

ゲリマンダー】自党に有利になるように選挙区の区割りをすること。

【斜交い】ななめ。また、ななめにまじわること。「―にまじわる道路」 ※はすかい

博覧強記】広く書物を読みよく覚えている・こと(さま)。「―で鳴る男」

【惑溺】まどいおぼれること。夢中になって、正常な判断ができなくなること。「古習に―する者は/文明論之概略諭吉)」

糜爛】(1)ただれること。「―した歓楽/悪魔(潤一郎)」 ※びらん

【歓楽】(1)喜び楽しむこと。喜びと楽しみ。快楽

【瀰漫】(ある風潮などが)広がること。はびこること。蔓延(まんえん)。「退廃の気が―する」 ※びまん

【頑迷】頑固でものの道理がわからない・こと(さま)。「―な人」

【頑迷固陋】考え方に柔軟さがなく、適切な判断ができない・こと(さま)。

【疎隔】関係がうとくなること。遠ざけること。「妾を―せんと謀りしなり/妾の半生涯(英子)」

独立独歩独立して他から支配も影響も受けずに自分の思うとおりにやること。独立独行。

【宿痾】前々からかかっていて、治らない病気。持病。痼疾(こしつ)。宿病。

八紘一宇】天下を一つの家のようにすること。第二次大戦中、大東亜共栄圏建設意味し、日本海外侵略を正当化するスローガンとして用いられた。

【侏儒】(1)こびと。一寸法師。 (2)見識のない人をののしっていう語。

【深更】夜ふけ。真夜中。深夜。「激論は―に及んだ」

【黒暗々】まっくらなこと。「―日光も穿ち得ぬ森林の裡(うち)/日光山の奥(花袋)」

【波濤】大波。高い波。

【炯々】(目が)鋭く光るさま。「眼光―として人を射る」「―たるまなこ」

【盲滅法】何の見当もつけずにむやみに事を行う・こと(さま)。やみくも。 ※めくらめっぽう

【文質】〔「文」はあや・かざりの意〕文華と質朴。また、外見と実質。

【彬彬/斌斌】(1)文章の外形と実質とが共に備わっているさま。「文質?其宜を得る/明六雑誌 21」 (2)文物が盛んに興るさま。「大宝の令は制度儀文全く備り―として観る可し/新聞雑誌 40」 ※ひんぴん

【文質彬彬】外見と実質とがほどよく調和していること。「文質彬彬としてこそ君子というものである」

【赫赫】(1)はなばなしい功名をあげるさま。「―たる戦果」(2)光り輝くさま。「―たる南国の太陽」 ※かっかく

【墨守】〔墨子がよく城を守り通し、楚軍を退けたという故事から〕昔からのしきたりや自説を固く守ること。「旧習を―する」

【旧習】昔からの習慣。古くから残っているならわし。

【旧慣】古くからの習慣。昔からのならわし。旧例。

唯唯諾諾】何事にもはいはいと従うさま。他人の言いなりになるさま。「―として命令に従う」

【係争/繋争】当事者間で争うこと。特に、訴訟を起こして法廷で争うこと。「―中の事件」

擬制】〔法〕〔fiction〕相異なる事実を法的には同一のものとみなし、同一の法律的効果を与えること。失踪宣告を受けた者を死亡とみなし、電気を有体物とみなすなどの類。

【緒言】(1)論説の言い初めの言葉。(2)前書き。序文。 ※しょげん

【徴表】その事物のあり方を特徴的に示し、他の物と区別する性質。属性メルクマール

【骨絡み】(1)梅毒が全身に広がり、骨髄にまでいたってうずき痛むこと。また、その症状。ほねうずき。(2)悪い気風に完全にそまっていること。

抹香臭い】抹香のにおいがする。転じて、いかにも仏教的な感じがする。ぼうずくさい。「―・いお説教

【可及的】できるかぎり。なるべく。「―速やかに撤去せよ」

【通暁】(1)夜を通して朝に至ること。夜通し。(2)すみずみまで知ること。「その分野に―している」

【掉尾】〔尾をふる意〕物事・文章などの終わりになって勢いを奮うこと。また、終わりごろ。最後。「―を飾る」 ※ちょうび

【掉尾の勇を奮う】最後の勇気を出して奮闘する。

【囲繞】周りをとりかこんでいること。「山々に―された地」 ※いにょう・いじょう

【畏友】尊敬している友人。

【言下】相手が言い終わったすぐあと。言い終わるか終わらないうち。「―に断られた」 ※げんか・ごんか

【淫奔】(女性が)性的享楽におぼれやすい・こと(さま)。多情。 ※いんぽん

【知解/智解】知識によって悟ること。 ※ちかい・ちげ

【哀訴】相手の同情心に訴えること。なげき訴えること。哀願。「彼は地主に―して/土(節)」

【充溢】満ちあふれること。「気力が―する」 ※じゅういつ

【釈義】文章・語句などの意味を解きあかすこと。また、解きあかした内容。解釈

【蹉跌】つまずくこと。失敗し行きづまること。挫折。「研究は―をきたした」「出立点から、程遠からぬ所で、―して仕舞つた/それから漱石)」 ※さてつ

【逢着】出あうこと。でくわすこと。「難関に―する」「屡々此の問題に―した/彷徨(潤一郎)」 ※ほうちゃく

【衡平】(1)つりあうこと。平衡。(2)〔法〕 一般的規定である法を、その適用において具体的事例に適するように修正すること。

語の意味はここからコピペ http://dictionary.goo.ne.jp/jn/

2009-10-28

http://anond.hatelabo.jp/20091028194825

はてな匿名ダイアリーが 増田を のみこみだした!!

増田「な ぜ だ! 増田を 手に入れたのに…… はてな匿名ダイアリーとはいったい…… うごごご!!

「わたしは ネオ増田 すべての記憶 すべてのそんざい すべての次元を消し そして わたしも消えよう 永遠に!!

2009-05-14

ぐだぐだ言い訳してないで腐女子キモイってはっきり言えよw

http://d.hatena.ne.jp/usukeimada/20090507/1241628903

上の記事があまりにもアレだったので、色々突っ込んでみるよ!

 

腐女子であることで嫌な思いをするならば、簡単である。「自分腐女子である」という言明を金輪際を止めればいいのだ。

俺が批判したいのは、こういう背負い込まなくてもいい言説(レッテルといってもよい)をわざわざ背負い込み、なおかつ自虐的に語りさも自分が「虐げられる者」であるかのように振る舞うというその身振りこそが、現代的なナルシシズムの充足形態になっていることであり、そしてそのことを彼ら自身があまりにも無自覚だ、ということだ。

最後にもう一度言う。俺は腐女子キモイとか、そういう観点から批判しているのではない。女は腐女子に生まれるのではない。腐女子になるのだ。

つまり、「『自分腐女子である』と言明している人は、嫌な思いをして当然だよ」「『虐げられる者』として振舞っているんだから、虐げられて当然だよ」って言いたいんですね、わかります

キモイ存在として批判されるのは、もし生まれつきだったら自分の意思じゃないから不当だけど、腐女子自分の意思で批判される立場になったんだから不当じゃないよね、ってか。

ミニスカート穿いてる女は誘ってるんでしょ」とか言ってるレイプ魔と同じ理屈ですね。このマッチョが。

自分が良い人でいたいがために、相手に原因をなすりつける偽善者は、最初から「腐女子キモイ」って言うよりタチが悪いと思うよ。

「あまりにも無自覚だ、ということだ。(キリッ」

どっちがだよwwww

 

例えばトランスジェンダーホモセクシャルであることに悩んでいる人々は、腐女子自分たちとさも同列の悩みを持っているかのように振る舞っているのを、腹立たしくは思わないのだろうか。

いつ「腐女子自分たちとさも同列の悩みを持っているかのように振る舞っ」たんだよwwwそんな腐女子見たことないわwww

本当は振舞って欲しいっていう願望じゃないの?

もし腐女子がそのように振舞っていれば、腐女子叩きの口実にできるもんね。証拠捏造乙。

まあ結局は、「生まれつきなら自分責任じゃないけど、後から自分で選んだ立場は自分責任だから、同列じゃないよ(だから批判されても仕方ないよ)」って言いたいだけなんだろうけど。

それだけのためにトランスジェンダーホモセクシャルを引き合いに出して、腐女子を叩くための道具にしてんじゃねーよwww

「腹立たしくは思わないのだろうか。(キリッ」

こっちが言いたいわwwww

 

もっとも、「消費したもので私は作られる」という後期資本主義社会に位置づけられる今を生きる俺たちが、記号としての消費物からの「名付けの呪縛」から逃れることはできない。逃れることはできないが、それでもなお、その呪縛から自由であろうとする「余地」は残されているはずなのだ。それをなに、自ら積極的に背負い込んで腐女子を語り、腐女子であらざる言説を駆逐しようとするのだろう。

オタク趣味普通だとか普通でないとか、そういうことを暗に言いたいわけではありません。こういうときに安易に「普通」と表現した僕のミスでもありますが。それをしたいのならすればいいのだけれど、だからってオタクという自認を同時に連れて行かなくてもいいんでない?そこからは自由になれないのだろうか、というのが僕の疑問です。

オタクだ」「腐女子だ」って言えないことのほうがずっと不自由に決まってるだろバーカバーカ!

これが、読書とかクラシック音楽とか映画鑑賞とかの「普通の」趣味だったら、はたして「読書家という自認を同時に連れて行かなくてもいいんでない?」とか言うのかな?

他の趣味を持つ人間がその趣味を公言することをスルーして、ことオタク趣味に関してのみこれを言うところに、ものすごく不自然なものを感じるよ?

オタク趣味を公言せずに黙って隠れてろ」ってはっきり言えよw

心の底ではオタクを叩いているから、「オタクは外で公言したら叩かれて自由がなくなる。オタクが自由になれるのは内輪でいる時だけ」って思うんだろ?

呪縛作ってんのはお前みたいな人間だよwwww

 

【追記】

なんかブコメで、オキシドールとか消毒とか あんちせぷてぃっくさんとか言われて、なんのことかと思ってたけど、もしかして「消毒しましょ!」の中の人だと思われてる?

サーセン別人ですwww

 

続き書いたよー(・∀・)

http://anond.hatelabo.jp/20090516155910

2008-12-28

カンパニー松尾AV世界(前編)

www.midnighteye.comより、雨宮まみの「弟よ!」経由。

長いので二つに分けました。

カンパニー松尾AV世界

ヨハネス・シェーンヘル

<日本AVとは>

日本アダルトビデオ、略してAVと言われているがそれは驚くべき多様性の世界でもある。もし欲情を喚起するためにセックスを描写し、売り物にするのがポルノグラフィの定義なら、どこからどう見てもそれはポルノなのだ。AV安価日本中至るところで目にすることができる。この国のどんなビデオショップに行ってもこのジャンル商品はたいてい、大きな棚を占めている。

しかし、日本映画表現が欧米で多くの信者を生み出す一方、アダルトビデオはほとんど顧みられていない。日本の得意とする怪獣もの、アニメをはじめとする全ジャンルに関する日本映画フェスティバルヨーロッパ北米で花盛りだが、AVはどこにある?もちろん、日本ポルノは性器を直接描写できないという問題を抱えている。それらは処理画像の向こうにあり、欧米視聴者にとってはいささか奇異に映るものだ。にもかかわらず、AVは魅力的な分野である。

最初に、日本におけるポルノ映像の区分けにふれる必要がある。

まずは、ピンク映画。これは1960年代初頭から制作されている。小林悟の「肉体の市場」がおおまかにいってこの分野のさきがけといえよう。性への大いなる情熱、そして時には理由なき暴力や変わった性的ファンタジーまで描写する一方、ヌードシーンは一部に限られ、疑似性交が主を占める。

そして裏映画訳注日本語ではブルーフィルムがより的確な表現だと思います)、こちらはさらに映画史の初期にまでさかのぼることができる。こちらは本番ありの無修正、たいてい8分から10分の短い映画だ。白黒映画時代に欧米存在したブルームービーは時には手の込んだプロットを開陳していたが、日本のはたいてい伝統的な畳の部屋で性交にいそしむ男女を描写するにとどまっている。裏映画が上映されるのは、だいたい温泉街であった。男の客にとっての温泉街でのくつろぎは、しばしば買春と結びついており、そうした街の赤線地帯では法律で固く禁じられている裏映画ショーを楽しむことができた。今日では裏映画裏ビデオに取って代わられ、そうした未修整のポルノビデオビデオショップで信用のある客にのみこっそり売られている。

ビデオデッキの普及に伴い、アダルトビデオ1980年代初頭に成長をとげる。家庭で映画を見る習慣が広まり、そしてもちろんビデオデッキ接続されたテレビセックスを鑑賞することを人々は望んだ。初期AVは、東映新東宝といった大手ピンク映画会社により支配された。撮影済みの映画ビデオ化し、自宅向け市場へと流したのだが、短いバージョンであることもしばしばだった。市場の急速な拡大につれ、それらの映画会社ビデオ専用の映像制作するようになった。これらの映像は直接ビデオで撮影されているにもかかわらず、ピンク映画伝統踏襲し、ピンク映画ルール・制限に固執した。

ピンク映画会社制作するAVは、高額な費用をもって制作され、ほとんどの場合有名女優を主役にすえていた。しかし新世代の野心あるポルノ映像作家ビデオという形態安価であり、あらゆる種類の新しい可能性を提供してくれることに気づき始めた。つまり機材取り回しの容易さ、無限ともいえる長さの尺をとてつもなく低コストで撮影できるということである。

これらの新しい可能性を最大限に生かした最初の監督が、かつてピンク映画監督だった代々木忠である。「ドキュメント・ザ・オナニーシリーズ80年代初め)にて今日AVにて見ることのできる根源的要素を彼は取り入れた。本番の導入、そして素人俳優採用によって秘められた日本セックス事情ドキュメンタリースタイルで描写したのだ。

ドキュメント・ザ・オナニー」は驚くべきヒットを記録し、映像に関心のなかった投資家連中という新しいグループの注目を引くことになった。裏本ビニ本業者はAV制作会社を設立し、金鉱とも思えるそのビジネスに飛び込んでいった。

少額の予算ピンク映画会社に勝つために、本番は彼らの切り札となった。こうした決断大島渚の刺激であるともいえよう。著名な日本人監督である大島フランス資本で撮影したアートシアター系映画である「愛のコリーダ」(1976年)は、命がけの悲しい情熱を最大限に表現するために実際のセックスをいくつものシーンにおさめた。一方で、非合法である裏映画からの強い影響も見てとれる。裏モノである「洗濯屋ケンちゃん」が一躍注目を浴びることになった。いつ、誰が作ったのかは現在に至るまでまったく不明である。しかし多くのフィルムが出回り、それらはビデオコピーされた。主要雑誌はこの映像について書き立て、大きな話題となった。裏映画の直コピーの常として、「洗濯屋ケンちゃん」はもちろん非合法なものであったが、新しい本物のセックスという報道記事によって、どんなにお金をかけても得ることのできない宣伝性を得ることになった。

もちろん、新しいAVにおけるセックスは本物であったが、いぜん審査されていた。セックスシーンでは役者の全身はおろか、クローズアップも映し出されていた。しかし、性器とヘアーAV業界でいうところの「モザイク」と呼ばれる電子的処理画像に隠されていた。処理画像がある限り、スクリーン上のすべてが許された。精液が処理画像から飛び出して、非処理画面に映る女優にかかってもおとがめなしである。ピンク映画では役者のモチモノは家具植木鉢をレンズとの間に置くことによって隠されていたが、いまや自由な撮影が可能となった。編集の段階でモザイクをかけ、ぼかすだけでいいのである。

そうした映像処理は、海外映画審査起源を発している。ヌードシーンはこれまでカットされることはなかったが、俳優の性器は黒塗り、もしくは白のぼかしで隠されていた。この和らげられた映像が、ある程度本来のイメージを知る、手がかりになったのである。

こうした規格を確固たるものにし、政府の取り締まり・警察逮捕といった危険からAV産業を守るため、AV会社により自主審査団体が設立された。映倫ピンク映画制作する業界により審査委員会が運営されている)をモデルとしたビデ倫が設立された。業界トップは、AV監督アナーキー連中の集まりであることを正確に把握しており、最初から強い手段をとることにした。ルールを守らせるための必要な権威づけのために、ビデ倫審査委員会警察官僚役人天下りを呼び寄せたのだ。

現在ではAV業界は一大産業を形成している。しかしその内訳はさまざまである。ピンク映画会社が今もなお重要な役割を果たす一方、無数の小さな会社があり、世には知られぬ顧客の嗜好を満たすべく特異化をはかっている。とはいっても、AVには二大分野が存在する。つまり、「単体」と「企画」である。単体ものはふつう、大きな会社が扱うが、大予算とひとりのスター女優に焦点を合わせるところに特徴がある。美しい女の子を起用し、なるだけソフトに、かわいく作られる。一方企画ものでは4、5人の女優が一本のビデオに出演する。彼女たちはかわいくもなく、見た目がイマイチであるのは決して珍しいことではないが、カメラの前での行為は大胆不敵である。企画ものはセックスについて変わった側面を取り上げることが多く、小さな会社制作している。企画ものの方が予算が安く済むからだ。単体女優はスターであり、一本につき100から200万の金を手にする。企画女優はというと、10万から20万といったところだ。にもかかわらず、ふたつのやり方は相互補完的だ。多くの男性視聴者女の子にふたつのことを望む、つまり可愛らしさと変態さだ。

日本では魅力的な若手女優が必要とされており、単体の女の子はスターでありアイドルでもある。企画女の子はというと、タレント的であり、それはアマチュア意味する。こうしたタレント募集のやり方はまさしく日本的だ。モデル事務所タレント事務所は多くのスカウトマンをかかえている。スカウトマンは若い男連中であり、ファッションに敏感な若い子でにぎわう東京一角に、前途有望な娘を見つけるべく徘徊している。彼らは若い女性に声をかけ、音楽ファッション業界仕事をもちかける。実際、ファッションモデルテレビエキストラになる場合もある。レコード会社が特定の容姿を歌唱力より優先させたい場合には歌手になることも。一部の女の子たちは、スカウトマンから声をかけられ、そうした仕事に着くことを夢見ながらおしゃれして渋谷原宿の通りを歩く。しかし多くの場合、モデル事務所AV仕事をもちかけ、そして多くの女の子が「いいですよ」と答える。街角からリクルートされたタレントたちの登場するAVの信じられない本数が示すように。彼女たちはたいてい手っ取り早く金を稼ぐためにAVに出演する。もしくは冒険や遊び心、モデルキャリアへの道を見いだしているのかもしれない。

企画もののスタイルジャンルを一覧にするにはいささか数が多すぎる。しかしその中で最も重要であり、かつ一般的なものをあげるとしたら、ピンク映画の時代から続く、ずばりそのものの異性間セックスが最初に来るであろう。教師・女生徒看護婦といったちょっとした嗜好を交えたり、レイプAVでは一大分野だ)・緊縛などの暴力の一形態を伴うこともある。しかしAVビデオならではの特異なジャンルも拡大しつつある。ブッカケ(集団男性女性の体に射精する、顔がより好まれる)や密着ドキュメンタリーの特殊なケースであるハメ撮りなどである。

<ポルノ日記>

ドキュメンタリー的手法は日本AVの多くに見られる。しかしハメ撮りほどドキュメンタリー的なものはないであろう。手短にいうと、ハメ撮りはポルノ日記の一種である。それは男性(たいていカメラマン監督である)の主導のもと、タレント女優フィルムに収める作業である。カメラ片手にしゃぶってもらったり、テーブルに置かれたカメラ性交を記録したり、時には行為中にずばりそのものにカメラを向ける。こうしたやり方がたぶん、映像にじかの力を与えているのだろう。キャストなし、クルーなし。ただふたりがやって、その男がまさしくそこでセックスをしている、非常に個人的な視点を視聴者はまっすぐに見せられる(原注:残念ながら、筆者は女性による女性の視点からのハメ撮りにお目にかかったことがない)。

しかし、ハメ撮りの売り物はセックスだけではない。セックスと同じくらいの興奮を呼び覚ますのが、ふつうの、一般的な女の子がどうやって「演じる」かという点だ。彼女たちは朝、地下鉄であなたの隣りに座っていたかもしれない、夜にはビールを運ぶウエイトレスだったかもしれない…夢みたまえ。ハメ撮りが売るもの、それは夢であり、日本の男たちが望むけど実現不可能な、あるいは現実には十分に得られないような性的出会いがあるかもしれない、という夢だ。でもそのイメージリアルである。それこそ手に取れるくらいリアルだ。

<カンパニー松尾: ハメ撮りの達人>

今日のようなハメ撮りを作ったのが、カンパニー松尾だ。ハメ撮りという生まれたてジャンルを親密な映像体験に仕立て上げた。彼の代表作である「オークション01」「オークション02」は2004年制作された。これらの作品デジタル撮影され、DVDにて販売されている)は松尾が出会ったさまざまな女性との個人的な出会いを多く収録している。

たいてい松尾レディースコミック広告を掲載し、彼と会う勇気を持ち合わせた女性募集する。作品の各章は彼女たちが実際に電話をかけるところから始まる。松尾は彼自身が電話を取り、待ち合わせ場所を決めるシーンをカメラに収める。次に私たちが見るのは、松尾彼女のいるところに向かって移動するところだ。松尾はおおいに旅を楽しんでいるように見え、それを日記スタイルで撮る。いろんな駅のシーン、車窓からの眺め、日本日常光景は常に導入部分となり、彼の行き先を示す。最終的に彼は女性が指定する場所で面会する。その場所は彼女の住む町だったり、リゾートだったりする。女性はときに彼をからかう。居場所を推測させたり、行き先の張り紙を残すこともある。しかしたいていの場合、駅などの待ち合わせ場所に彼女たちは素直に現れる。松尾は非常におだやかに話す、好ましい感じのする男だ。こうした資質がものごとをうまく進める理由であるに違いない。しかし最初から明らかなのは、彼女たちはお金を受け取っていて、なにやらセックスのようなものがこのふたりの参加者のあいだで始まることだ。

まず第一に、松尾女性のことを知りたがる。彼らはしゃべり、冗談をとばし、お互いが容易になじめるみちすじを探す。そしてすべてはカメラに記録される。今回の出会いに至った動機、いつもの生活、そして夢。ついに彼らはホテル彼女の自宅へと向かう。

この段階において、視聴者はすでに彼女について十分知っている。とても親しく感じられる。ある娘たちは積極的にセックスに至ろうとするし、渋々な娘もいる。なんであれ、松尾は撮影する。彼女が「だめ」と言う時でさえ、松尾ありのままカメラにおさめる。驚くべきことは、女性たちは作品の中では自らについてとてもあけすけで、その多くがセックスの段になっても決してシャイではないことだ。日本女の子が実際にどうやって考え、何を求めているか知りたければ、多くの洞察がここから得られよう。

松尾1965年日本の中央に位置する愛知県に生まれた。高校時代から、松尾テレビ業界希望していた。専門学校卒業すると、松尾音楽番組制作会社に入った。この仕事には彼は大いに失望させられた。音楽のことを考え、バンド内面映像化するかわりに単調な台本を追う日々だった。ひょっとしたら意外でないかもしれないが、会社はほどなく倒産した。失業した松尾は飲み屋で昔からの友人に会う。友人はAV世界への参加をもちかけた…ここからは彼自身の言葉で語ってもらうとしよう。

2006年の2月に私は東京のファッショナブルなエリアである原宿にある、新しく広々とした松尾オフィスで彼に会った。ちなみに原宿日本若者文化の先端を行くホットスポットとして知られている。

http://anond.hatelabo.jp/20081228015206 に続きます。

2008-10-25

あれはいじめだったのだろうか、だったんだろうなぁ

小学校では特に何もなかった。

中学校だった。問題は。

自分は特に何も変わらなかった。変わらなかったからこそいじめられたのかもしれない。

同年代の女子は中学に入ってからやけに垢抜けはじめた。化粧は禁止だが、皆していた。私は興味がなかった。オシャレというものに興味がまるでなかった。髪の毛も、可愛いピンをつけたり妙に凝った髪型にしたり地毛だと誤魔化せるレベルくらいにこっそり染めたりすることなく、単なる黒髪のショートカットだった。

何故か女子たちの多くが、給食を残していた。当時不思議だったがあれはおそらく「少食なのが可愛い」ということだったんだろう。ちょうど第二次性徴期である。女の子らしさみたいなのを意識するようになった彼女らは、何故だかそれを少食に見出してしまったんだろう。がそれは今わかったことで、当時はなんで残すのか、疑問だった。成長期なので腹が常に減っていた。

自分は全部食べていた。寧ろ、おかわりすらしていた。おかわりをするのは男子が数人と、女子では私くらい。

私がおかわりしたりしてると「よく食べるねー○○さんwww」とやけにニヤニヤしながら言われた。

その時は「うん、おいしいから」とか言っていたのだが

それから「すげーくってるw食欲魔人だw」とか「デブの○○さーん」「ブスきめぇーwwww」とか男子に言われるようになった(私の当時の体重はごく普通であった)。

女子からも「よく食べるねw私達には無理w」と言われケタケタ笑われたりした。

何で給食を食べることでこんなことを言われるか分からなかった。

私はバカ正直に、「給食を全部食べるのは普通のことじゃないの?なんでそれで食欲魔人とか言われなきゃならないの?おかわりだってそんなにしてるわけじゃないし、あんたたち(男子の事)だってしてるじゃん」と言ったが、「なんか魔人が喋ってるwwww」「ブスはしゃべらないでくださーい。ブス菌がうつりまーすwwwwww」と言われて終わりだった。話がまともに通じないと流石に悟りそれからは黙っていた。

「うげーっ。(吐くマネ)きもちわるうー!」と唐突に言われたり「こいつ屁こいただろ!きったねーの!」(こいてない)と言われたり、机にうんこの絵を描かれたり(小学生か…)。風邪をひいたとき鼻をかんでたら「きたねぇー!おいこいつ鼻水かんでんぞ!!」と言われたりした。当時は何故か鼻水を教室でかむというのがものすごいタブーだったのだ。かまずにすすったりそのまま飲み込んだりしてやりすごし、時折トイレで鼻をかむ、というのがトレンドだった。鼻をかむというのがなぜか物凄く汚い行為だとされていた。のみこんだりするほうがよほど汚いだろ、と思うのだが。

ところで給食中、先生は教室にいた。

先生は頬杖ついて窓を見て見知らぬふりをしていた。

親に言おうかと思ったが、「実は学校でブスだのデブだの言われてます」なんていうと親は絶対ショックを受け悲しむだろうと思い、黙っていた。そんなこといったら「あんたはデブじゃない、ブスじゃない」と言ってくれそうだったので……それが嫌だったのだ。なんだかそういう言葉を聞いたら自分が惨めになるような気がしていたのだ。

それでも私は給食を食べた。おかわりもした。

給食を残せばいじめられることもないのだろうかと思ったが、「でも給食費はうちの親だって払ってくれてるんだし、だったら元とらないと損だろ。こんなクズのやつのために、給食我慢して残すなんて嫌だ」と思い食べ続けた。給食、うまかったんだよな。単に腹が減ってただけかもしれないが。今でもその影響で麦飯を食べたり瓶の牛乳を飲んだりしている。

食べ続けていたら、秋も深まった頃、私のほかにもおかわりする女子が出てきた。

その子はクラスでも人気の子だった。女子の中でもっとも垢抜けたグループの更に頂点にいるような子。勿論男子ともよく話すしクラス内をしきったりもしていた。

「えー、何、まさかおかわりするの!?」と他の女子に言われたその子は、「いや、今日は、カレーだから。カレーだからね。カレー大好きなの私」と弁解しながらカレーをよそっていた。

私もその子の後に続きカレーをよそおうと待っていたら、おたまを渡されるときに、「だって、美味しいんだから、食べたいよね。別に食べてもいいじゃんね」と言ってきた。私はその子と事務的な会話以外したことがなかったので驚いて「うん、いいと思う」と言うのがやっとだった。その子は「おかわりかよー豪快だー」とちょっぴりからかわれつつカレーを食べていた。

それから、その子が食べたことによって徐々に給食をおかわりする女子が増えてきた。

男子も増えた。

中学生とは単純なものだ。

カレー麺の日は、大抵カレーが売り切れることとなった。

私に対するいじめも、時折クラス入り口で肩がぶつかったりした時などに「うわっ…」と顔をしかめられたり帰宅するとき階段上から「バーカ!」と言われたりくらいのものになった。

クラスが変わると特にいじめもなくなり、高校へ入ると完全になくなった。

あのとき「いじめ」とかあんまり意識してなかったけどあれは今思うといじめだった気がする。

まあこんなレベルでは「世にはもっといじめられてる奴がいるんだ、叩かれたり金とられたりしてるんだ、そのくらいでいじめとかいうな」と言われるかもしれないが……

2008-07-03

 私はどこへ行きたいんだ。私は何がしたいんだ。「いまならできそう」と「もう駄目そう」が交互にやってきて乱暴に背中を押していく。目の前は、ときに深い海、ときに渇いた砂の山、ときに柔らかい温かい肉、ときに白いおまんじゅう漠然と広がり、それはいつも不定形で変化し続ける。私は安定を知らぬまま、「どこ見てるかわかんない」目で何もないところを見ている。何も見ないように目をあけておく。

 私は突っ立ったまま、いつも、どこへも行けない。いまなら行けそうだという追い風に乗れたらいいのに。その勢いに任せて、自分も走り出すことができればいいのに。誰かが、いまだよと、やさしく背中を押しくれればいいのに。叶えようもない甘ったれた希望ばかり膨らんで、背中が重たく、鈍く鋭く痛むから、余計な荷物をどこかへ捨ててやった。

 私はいつもどこへも行けず、走り出せず、恐怖から逃げ出せず、黒い、小さな、土のついた汚れた手を振り払えない。いけないと知りながら、拒絶できずに、のみこんでしまう。逃げたら、追いかけられるから、受け入れて、目をそらす。何もないところをみる。

2008-02-25

わかってるからのみこんでしまう

たすけて、って泣いてしまったら、抱きしめてくれるかもしれない。

そうおもうから、きみのまえでは、いつも笑っているんだ。

2007-12-08

アイデンティティ拡散症候群

心当たりがありすぎて可笑しかった。どんなに踠いていたつもりでも、結局生簀の中の鯉だったと思うと、なんだか悲しくなってしまいますね。

  1. 「自分は……である」という社会的自己(アイデンティティ)の選択を回避し、際限なくその選択を延期する心理状態にとりつかれ、
  2. 過剰な自意識にふけり、全能で完全な無限の自分を夢見るので、有限で相対的なすべての“現実”が自分にふさわしいものとは思えなくなってしまう。
  3. すべてが一時的・暫定的なものとしてしか体験できない。
  4. 時間的な見通しを失い、生活全体の緩慢化や無気力化を来たす。
  5. 人と人の親密なかかわりを避ける。
  6. いかなる組織にも帰属することを恐れる。
  7. 既存社会のみこまれることへの不安が強い。

引用元 :http://d.hatena.ne.jp/ueyamakzk/20070610

2007-09-21

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地球は最後にどうなってしまうの?

5億年くらいたつと、地球太陽の熱のために海水蒸発(じょうはつ)してしまい、生き物がすめなくなってしまう。

そしてあと50億年後くらいには、太陽が大きくふくらんで地球のみこんでしまうといわれているよ。

地球の生命、高温化で28億年後に死滅? - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト(ナショジオ)

地球滅亡は76億年後、回避策は2つ 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

国立科学博物館-宇宙の質問箱-太陽編

理論計算によると、太陽は約100億年の寿命があります

太陽系が生まれたのは46億年前ですから

太陽はあと50億年は今と同じように輝き続けることができます


太陽 - Wikipedia

太陽は膨張を開始して赤色巨星の段階に入る。

外層は現在の170倍程度にまで膨張する一方、核融合反応の起きていない中心核は収縮を続ける。

この時点で水星と金星は太陽に飲み込まれ消滅しているだろうと予想されている。

赤色巨星 - Wikipedia

[諸行無常]

超新星爆発 → レアメタル生成 「すざく」で初キャッチ

宇宙ができた当初、元素水素ヘリウムしか存在しておらず、

その後に星の内部での核融合超新星爆発によって、より重い元素が生成されてきたと考えられている。

星の一生(白色矮星、超新星爆発、ブラックホール)

金などの重元素の誕生はどのように。 - 天文学 | 教えて!goo

金(Au)を人工的に作れない理由を教えてください。 - 科学 | 教えて!goo

100億年すれば、宇宙は消滅する。だから、生きていることに意味はない。

地球滅亡は76億年後、回避策は2つ 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

2007-05-22

浅草神社三社祭のみこ

来年から中止で良いよ。どうせまた乗る馬鹿が出るから。

2007-04-22

ぐりとぐら

おひるねのじかんだよ

おねえさんがごほんよんであげるね

「『ぐり ぐり ちがでてるよ ぐり』

ぐりのひたいから まっかなちが ながれでていました ひはとうにしずん

あたりでもえるほのおだけが のねずみたちをてらしています

さっきまで かれらのいのちを おびやかしていたてきは すでにほのおに のみこまれていました

『こんなもの きずのうちにはいらないよ そんなことより きみがぶじでよかった』

『ぐりぃ あぁ ぐりぃぃ』

ぐりとぐらは かたくだきあいました そして なにかがふっきれたように おたがいをもとめあいます

『ぐら すきだよ だいすきだ ぐら』

すでに いっしまとわぬすがたになっていた ふたりは こころのおもむくままに からだをかさねます

みているのは おつきさまだけ このあれはてたせかいで ただ おたがいのそんざいを ひつようとしていました

のねずみのぐりとぐら ふたりは あなほりあそびにむちゅうです

ぐりはぐらのあなをほることにしました ぐらもさんせいです 

ぐりがぐりぐりせめるものだからぐらはぐらぐら

2007-03-30

1

人生石材なり。これに神の姿を彫刻するも悪魔の姿を彫刻するも、各人の自由なり。スペンサー

わかるだろうか……人生には解決なんてないのだ。ただ、進んでいくエネルギーがあるばかりだ。そういうエネルギーをつくりださねばならない。解決はそのあとでくる。サン・テグジュペリ

生きるというのは考えるということである。キケロ

人生は欲望だ、意味などどうでもいい。すべての生き物の目的は欲望なのだ。それぞれ欲望があるから、バラはバラらしく花を咲かせたがるし、岩はいつまでも岩らしくありたいと思ってがんばっているんだ。そうだ、人生は素晴らしい。恐れの気持ちさえもたなければだ――なによりも大切なのは勇気だ。想像力だ。チャップリン

人生をしいて理解しようと欲してはならない。人生はそのままひとつの祭日である。ただ楽しくその日その日を生きることにしよう。無心に道を歩く子供が、吹く風ごとに春の花びらを肩一杯に浴びているように。リルケ

人生は芝居のごとし、上手な役者が乞食になることもあれば、大根役者が殿様になることもある。とかく、あまり人生を重く見ず、棄身になって何事も一心になすべし。福沢諭吉

あこがれ、愛、希望、欲望、これが真の人生なのだ。コッツェブー

かれの考えによると、人間はある目的をもって生まれたものではなかった。これと反対に、生まれた人間に、はじめてある目的ができてくるのであった。最初から客観的にある目的をこしらえて、それを人間に付着するのは、その人間の自由な活動を、すでに生まれたときに奪ったと同じことになる。だから人間目的は、生まれた本人が、本人自身につくったものでなければならない。夏目漱石

人生にはめざすべきふたつの事がある。ひとつは諸君が欲するものを手に入れること。もうひとつは手に入れたのちこれを楽しむこと。ところで第二のほうに成功するのは、きわめて少数の賢い人間だけにすぎない。ローガン・ピアソール・スミス

自分のめざすところをはっきり自覚し、たゆまぬ前進をするもの。自分の目的に対する手段を知ってそれをとらえ利用することを知っている人間尊敬に値する。その目的が大きいとか、小さいとか、賞賛に値するとか非難に値するとかいうようなことは後になって非難されることだ。元来不幸とか不遇とかいっているものの大部分は、その原因をただすと、人間がいかに怠けもので、自分の目的を的確に知ろうとせず、たとえそれを知っても、それに向かってまじめに突進しようという努力の足りないところにある。ゲーテ

目的をとげるのに、長い忍耐をするよりも、めざまし努力をすることのほうが、まだ容易だ。ラ・ブリュイエール

明日しなければならないことがあったなら、今日のうちになせ。フランクリン

時間の値を知らない者は、生まれながらに栄光には向いていない。ヴォルヴナルグ

現在過去以外の何ものも含んでいない。そして、結果のなかに見出されるものは、既に原因の中にあったものである。ベルグソン

時は金である……そしてそれによって利益を計算する人たちにとっては多額の金である。ディッケンズ

普通人は時をつぶすことに心を用い、才能ある人間が心を用いるのは、時を利用することである。ショウペンハウエル

二十歳にして重きをなすのに意志、三十歳にして機知、四十歳にして判断。フランクリン

年をとることを恐れるな。心配しなければならないのは、年をとるまでのいろいろの障害を乗り越えることだ。ショウ

二十歳のときハンサムでなく、三十のとき強くなく、四十のとき財がなく、五十のとき賢くなけりゃ、けっきょく一生なんでもない。イギリスのことわざ

決断――なすべきことをなそうと決心せよ。いったん決心したことはかならず実行にうつせ。フランクリン

英雄に普通の人より勇気があるのではなく、ただ五分間ほど勇気が長続きするだけである。エマーソン

野心はひとつの悪徳なるも、そは美徳の父ともなりうる。クウィンティリアス

人生劈頭一個の事あり、立志是なり。春日潜庵

志の固き人は幸いなるかな。なんじは苦しむ。しかれども長く苦しむことなし。また誤って苦しむことなし。テニスン

充実した一日がしあわせな眠りをもたらすように、充実した一生は幸福な死をもたらす。レオナルド・ダ・ヴィンチ

改革すべきはたんに世界だけでなく、人間である。その新しい人間は、どこから現れるのか?それは外部からではけっしてない。友よ。それを君自身のうちに見いだすことを知れ。しかも鉱石から純粋な金属をとるように、この待望の新しい人間に君みずからなろうとせよ。君からそれを得よ。各人は、驚くべき可能性を内蔵している。君の力と若さを信ぜよ。たえず言い続けることを忘れるな。「ぼくしだいでどうにもなるものだ」と。ジード

汝の道を歩め、人々をしてその言うにまかせよ。ダンテ

学問は脳、仕事は腕、身を動かすは足である。しかしいやしくも大成を期せんには、先ずこれらすべてを統ぶる意志の大なる力がいる、これは勇である。大隈重信

大道行くべし、又何ぞ妨げん。木戸孝允

大切なことは、大志を抱き、それをなしとげる技能と忍耐をもつということである。その他はいずれも重要でない。ゲーテ

才能とは、自分自身を、自分の力を信ずることである。ゴーリキー

真の欲求なくして真の満足はない。ヴォルテール

求めよ、そうすれば、与えられるだろう。探せ、そうすれば、見いだすであろう。門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるだろう。すべて求める者は得、探す者は見いだし、門をたたく者はあけてもらえるからである。新約聖書

今日なし得ることに全力をつくせ。しからば明日は一段の進歩あらん。ニュートン

なにもかも失われたときにも、未来だけはまだ残っている。ボビー

成功の秘訣を問うな。なすべきひとつひとつに全力をつくせ。ワナメーカー

汝の運命の星は汝の胸中にあり。シラー

運命は神の考えるものだ。人間人間らしく働けばそれで結構である。夏目漱石

理想は星のようなものである。諸君はそれに手を触れることはできないが、荒涼たる大洋を航海している人のように理想を水先案内人として選び、これに従うことによって諸君は自らの運命を決定するであろう。ヤール・シュルツ

すべての人は自己の運命の創造者である。スティール

人間運命人間の手中にある。サルトル

運は吾人より富を奪い得ても勇気を奪い得ず。セネカ

わたしは運命ののどくびをしめあげてやるのだ。けっして運命に圧倒されないぞ。この人生を千倍も生きたなら、どんなにすてきだろう。ベートーヴェン

運命というものは、他のことにおいてもそうであるが、特に戦争においては最大の役割を演ずるものであり、それは小さな原因から決定的な変化を引き起こすのである。カエサル

花が花の本性をを現じたる時最も美なるが如く、人間人間の本性を現じたる時は美の頂上に達するものである。西田幾多朗

人間は自由であり、つねに自分自身の選択によって行動すべきものである。サルトル

人間とは、自分の運命を支配する自由な者のことである。マルクス

若いころ、私は人世の「幸福」として認められていることを個条書きにしてみたことがある。健康、愛、才能権力、富および名声等の現世的な欲望を並べたて、それを賢明な先輩に得々として見せた。

その先輩は言った「なかなか結構だな、それに、順序もまずまず無難だ。しかし、それがないと君の表が耐えがたい重荷となる唯一のものが欠けているようだ」。

彼は私の表を消して次の文字を書いた――心の平和ジョシュア・リーブマン

なぜ私は結局、好んで自然とまじわるのか。自然は常に正しく、誤りはもっぱら私の側にあるからである。自然に順応することができれば、事は全ておのずからにして成るのである。ゲーテ

花、無心にして蝶を招き

蝶、無心にして花を尋ねる

花、開くとき蝶来り

蝶、くるとき花開く

知らずして帝則に従う 良寛

じぶんのためには何も望むな!求めるな、心を動かすな、うらやむな。人間未来も、お前の運命も、おまえにとってはつねに未知のものでなければならない。だがあらゆる事態に対する覚悟だけはしっかりときめて、勇気をもって生きることだ。そしてあとは神のみこころにまかせるのだ。トルストイ

もっとも尊重せねばならぬのは生くることにあらず、よく生くることなり。ソクラテス

人生を真剣に生きようと欲する者は、あたかも末長く生きていかなければならぬものとして行動すべきであり、同時にまもなく死ぬべきものとして身を処さなければならない。リトレ

僕には死んでゆくことは少しもこわくない。いま自然に死んでゆけるのだったら、どんなにうれしいか、とまで思っている。だが、僕もこうして人間に生まれて来たんだから、やはり、何か生き甲斐が感じられるまで生きている義務はあると思う。リンカーン

幕を引け、茶番劇は終わったのだ。ラブレー

朝に死し、夕に生まるるならひ、ただ水の泡にぞ似たりける。知らず、生まれ死ぬる人、いづかたより来りて、いづかたへか去る。鴨長明

人生は、ほんの一瞬のことにすぎない。死もまた、ほんの一瞬である。シラー

正しく考えるとき我々は神の中にある。正しく生きるとき神は我々の中にある。アウグスチヌス

信仰とは我々の目に見えないものを信じることである。そしてこのような信仰のもたらす報酬は我々が信じるものを眼で見るということである。アウグスチヌス

いかにして人間は自分自身を知ることができるのか。観察によってではなく、行為によってである。なんじの義務をはたさんとつとめてみよ。そうすれば自分の性能がわかるであろう。ゲーテ

自分に対する尊敬、自分についての知識、自分に対する抑制、この三つのもののみが、生活に絶対的な力をもたらす。テニスン

己の感情は己の感情である。己の思想も己の思想である。天下に一人のそれを理解してくれる人がなくたって、己はそれに安んじなくてはならない。それに安んじて恬然としていなくてはならない。森鴎外

自己におもねるまい。自己を軽蔑すまい。自己をそれがあるべき相当の位置におこう。もしその位置が与えられなかったとしたら、それを発見し、創立することに骨を折ろう。有島武郎

健全なる精神は健全なる身体に宿る。ユヴェリナス

その年齢の知恵をもたない者は、その年齢のすべての困苦をもつ。ヴォルテール

自分がなんであるかを知りたいと思うならば、自分がなにを好むかをみればよい。ニーチェ

職業は生活の背景である。ニーチェ

怠惰は弱い頭の逃避場、愚者の休日にすぎない。チェスターフィールド

この山を登らんとする者、麓にては大いなる苦しみにあわん。されど登るにつれそは減ずべし。そのゆえに、辛苦も愉しみになりつるとき、登ることいとやさしくみえて、速き流れを小舟にて下がるがごとし。ダンテ

魚は食いたい、足は濡らしたくないの猫そっくり、「やってのけるぞ」の口の下から「やっぱりだめだ」の腰くだけ、そうして一生をだらだらとお過ごしなさるおつもり?シェークスピア

だから、怠惰母親なのだ。怠惰には、盗みという息子と、飢というむすめとがある。ユーゴー

君のもっとも手近な義務からおこなえ、いずれの義務でも、待たされればさらに七つの義務を引きつれて戻ってくる。キングスレー

人間にとって、苦悩に負けることは恥辱ではない。むしろ快楽に負けることこそ恥辱である。パスカル

労働は美徳の泉である。ヘルダー

疑う余地のない純粋の喜悦のひとつは、勤労のあとの休息である。カント

働くことは、私の感じでは、食べることや眠ることよりも、人間に必要である。フンボルト

人生は活動の中にあり、貧しき休息は死を意味する。ヴォルテール

労働人生を甘美にさせる。労働を憎むものだけが悩みをもつ。ウイルヘルム・ブルマン

明日の朝にしようなどと言ってはならぬ。朝が仕事を仕上げて持ってきてくれるわけがない。クリソストムス

労働のなかにだけ、平和がやどり、労苦のなかには、安息がやどる。フォトネル

天下に難きことなしただ心ある人を怕る。中国の故事

人必ず自ら侮りて然る後に人之を侮る。中国の故事

普通人は時をつぶすことに心を用い、才能ある人間が心を用いるのは、時を利用することである。ショウペンハウエル

時と潮汐は何人をも待たない。イギリスのことわざ

寸暇を利用する事がいかなる種類の戦いにも勝利を博す秘訣である。ガーフィールド

自ら正しいと信ずる者は王の万軍よりも強く、自ら正しきを疑う者は些かの力をも有せず。カーライル

希望日光に似ている、つまり、どちらも明るさだ。一つは荒んだ心の聖い夢となり、一つは泥水に金の光を浮かべてくれる。ヴェルレーヌ

籠鳥雲を恋う。日本の故事

青年よ、青年よ、つねに正義とともにあれ。もし正義の観念が汝のうちで薄れるようなことがあれば、汝はあらゆる危険におちいるだろう。ゾラ

盛年重ねて来たらず、一日再び、晨になり難し、時に及んでまさに勉励すべし、歳月人を待たず。陶淵明

青年はけっして安全な株を買ってはならない。コクトー

人生のいろいろな楽しみは、それを主要な目的とするのではなく、通りすがりにそれを味わうときにはじめて、人生楽しいものにしてくれる。――いったんそれを人生の目的としてしまえば、とたんにそれだけでは物足らない気がしてくる。楽しみなどというものは、細かく吟味すれば必ずボロが出てくるものだ。幸福になる唯一の道は、幸福さでなく、なにかそれ以上のものを人生の目的にえらぶことである。J・S・ミル

生きるための職業は、魂の生活と一致するものを選ぶことを第一とする。阿部次郎

将来を思い煩うな。現在為すべきことを為せ。その他は神の考えることだ。アミエル

明日は、何を為すべきか。これは今日のうちに考えておかなければならぬ唯一のものである。石川啄木

忍耐をもつことのできる人は、ほしいものを手に入れることができる。フランクリン

人間は自己の運命を創造するのであって、これを迎えるものではない。ヴィルマン

信念は人を強くする。疑いは活力を麻痺させる。信念は力である。ロバートソン

明日は何とかなると思う馬鹿者。今日でさえ遅すぎるのだ。賢者はもう昨日済ましている。クーリー

生涯における予の一切の成功は、仕事を時機よりも常に十五分早くしたからである。ネルソン

多くの仕事をしようとする人は、今すぐに一つの仕事をしなければならない。ロスチャイルド

青年よ、意志を強くし、身体を強壮にするために、毎日一度は苦しいと思うことを遂行せよ。ジェームス

怠けていると退屈してくる。それは結局、他人が忙しく仕事をしているために、仲間がなくなるからである。B・ジョンソン

自分が立っている所を深く掘れ、そこからきっと泉が湧き出る。高山樗牛

苦中の苦を喫せざれば、上中の上人とならず。滝沢馬琴

人間にとって一番大切なことは、各自仕事進歩を求めて励むことだ。ミレー

女性を敬え。彼女らは地上の生活のために、天国のバラを織りなす。シラー

働いて待つことを学べ。ロングフェロー

なにごとにも耐えることのできる人は、なにごとも決行することができる。ヴォルブナルグ

発憤しなければ、十分な努力はできない。それがなければまた、十分な成功も得られない。失敗し発憤し努力し、それが成功への第一歩となるのだ。一度の失敗で意気銷沈しては、一生何事も成さずに終わってしまうものなのだ。古河市兵衛

運命を外から受け入れるような人は、運命に殺される。野生のけだものが矢に殺されるように。ヘッセ

第一に必要なるものは大胆、第二に必要なるものも大胆、第三に必要なるものも大胆なり。キケロ

私が一つの欲望をもつかぎり、私は生きる一つの理性をもつ。満足は死である。バーナード・ショウ

問題になるのは量にあらずして質。セネカ

決意は、人間の力、勇気、知恵ではない。それは宗教的な出発である。キェルケゴール

賢者はチャンスを幸福に変える。サンタヤナ

自ら恃みて、人を恃むこと無かれ。韓非子

仕事は仲間を作る。ゲーテ

行いの美しい者は姿も麗わしい。イギリスのことわざ

人間を誘惑することのできないような者は、また人を救うこともできない。キェルケゴール

2007-03-09

ドキドキ対決になりつつあるな

http://anond.hatelabo.jp/20070309003403

http://anond.hatelabo.jp/20070309004020

http://anond.hatelabo.jp/20070309004359

俺なんか仕事の指示を一回でのみこんで「はいっ任せてください!」って笑顔で元気よくいわれただけで惚れた。ちっあのパートさん人妻かよ。

2007-02-06

くそー! 別れた彼女に男ができたちゃったよ。

ほんの一ヶ月前に別れた彼女に、どうも彼氏ができたらしい。

別れた理由はオレのはっきりしない態度が原因なんだろうけど、もつれにもつれ、こじれにこじれ、お互い傷つけすぎた関係はもう別れることが最善と思ったから。ほとんど自然消滅になりそうだったけど、はっきりさせたほうがいいと思って昨年末別れを切り出したら、彼女も同じ事を思っていたようで、淡々と涙もない別れになった。

くそー!でもこの感情はなんなんだ!

別れることは間違ってなかったはずだ。後悔はしていない。でもいま、彼女が他の男と楽しそうにしたり寄り添ったり触れあったりしてると考えただけで、猛烈な嫉妬を感じまくるのだ!

オレはどうしようもない焦燥感を感じながら、彼女の白い肌や柔らかい肉の感触を思い出しながら激しいマスターベーションをせずにはいられなかった。好きなことはホントだったんだよ!もっと好きになりたかったんだよ!でも怖くてそれ以上先に進めなかったんだよ!

果ててしまってもオレは損なってしまった何かを取り戻すことなんてできずに、まとまらない気持ちを落ち着けるために、彼女にもらったソラナックスを一錠のみこみ、しばらくのあいだ泥のように眠ることに決めた。

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