2013-05-22

http://anond.hatelabo.jp/20130522133456

三島由紀夫のこれを思い出した。

"ウソが本当らしくみえればみえるほど、美しく見える" - naoyaのはてなダイアリー

ウソが本当らしくみえればみえるほど、美しく見えるというのが、ウソ法則であって、現実世界では、本当のことというものは実は美しくないのが通例である。だからいかにも本当らしくみえて、しかも美しい、というものがあったら、ウソだと決めてかかってよろしい。こんな簡単な原理がなかなか人にはのみこめず、現実の醜さに直にぶつからなければ、本当のところがわからない。映画界はこの一般心理にのっとって、醜い裏側を隠し、華々しいウソをつきつづけるのです。

三島由紀夫『不道徳教育講座』p.175 映画界への憧れ

電車男とかそういう一過性レベルじゃなくて、

人類史レベルで繰り返されてるよきっと。

記事への反応 -
  • 輝き系女子にしろ、フミコフミオにしろそうなんだけど。 最近のわかりやすい例だとゲーセンで会った不思議な子か。全部安物のキャラクターじゃねえか。 なぜそうまでして、自分がた...

    • 三島由紀夫のこれを思い出した。 "ウソが本当らしくみえればみえるほど、美しく見える" - naoyaのはてなダイアリー ウソが本当らしくみえればみえるほど、美しく見えるという...

    • 自分は楽園にすんでるって思わないとやってられないからだろ 奴隷の鎖自慢に近い

    • アニメ的な面白さ(実際に面白いかどうかは別として)を無理やり現実に当てこんでるわけで 実写版アニメ並の寒々しさを感じるのは道理。しかも主人公が自分様ときたもんだ 違和感覚...

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