はてなキーワード: プラダを着た悪魔とは
私がクビになった会社はとんでもないオーナー企業で、「プラダを着た悪魔」のメリル・ストリープを1000億倍酷くした感じのトップが君臨していて、毎日言うことやることコロコロ変わって本当に振り回されっぱなしの10年間で、でも私はその中でもうまく世渡りして、なんとかクビにならずに働いてこれた。新卒2年目の時に同期4人でチームを組んで新しい事業を始めたんだけど、これがほんと、上司もつけてもらえず自分たちでなんとか成果を出せって言う無茶苦茶なやつで、あるイベントに出店するのが納得できなくて会社に反発して、結果その部署追い出された。たぶん即日解雇だろうなって思ってたんだけど、その時私のこと守ってくれて、違う部署に異動させてくれたのがおばあちゃん専務だった。おばあちゃん専務はトップのいいなりで冷酷で無情ですぐ人を裏切るからみんなに嫌われてたけど私はその頃からこっそり好きだった。おばあちゃん専務だって生活あるから、独身だし、いま社会に放り出されたって他にいく当てないし、自分の身を守るのに必死なんだよ。それ分かってるから、私は別に、冷酷とか思わなかったし。たぶんおばあちゃん専務も私のこと好きだったから、(ほかと毛色が違って生意気でやる気なくてでも仕事はできたからだと思う)、事あるごとに可愛がってくれて、それで10年経ったんだけど、ついこの前そのおばあちゃん専務にクビって言われた。コロナのせいで、(それと別の揉め事に巻き込まれたのもあるけど)社内の雰囲気で大量解雇のこと分かってたから、別にその場では「わかりました」って言って、会社都合にしてくれたし、納得したんだけど、最後の日におばあちゃん専務にデメルのチョコレート渡して「お世話になったから特別です」って言った瞬間にブワーっと涙が出て、ほんとは悔しかったんだって思った。なんか言うとわんわん言う気がしたから黙ってたら、おばあちゃん専務が「こんな最後でごめんね」って言って泣いてて、それがまた悲しくて、ハグしてやっぱりわんわん泣いたんだけど…
それがこの前会社の子と会って、「おばあちゃん専務も今度退職するんだよ」って聞かされてなんか全身の力が抜けてしまった。定年ってことになってるけど、たぶんみんなを解雇しといて、最後まで自分だけ残ることはできないって判断したんだと思う。私をクビにした時も、きっと決めてたんだと思うし。「これが今生の別れじゃないからまた遊びにきてね」って、どういう気持ちで私に言ったのか。ほんと、頭真っ白。
人生はとても長くて、きっと80までは元気に生きると思うんだけど、80まで生きるとして、23の新卒ピカピカの頃に描いた「理想の自分」に、果たして到達するのだろうか?それはきっと無理な話で、だって32になった今ですら、勤め上げるたずだった会社をクビになって人生が大きく曲がってしまったのだから。理想の自分にはなれない。誰もがなれない。人生はそんなにうまくできてない。なれないから、突き当たりにぶつかった時にそこからどう立ち直って、誰の手を借りて、どうやって次の「理想の自分」を描くのか。それが大事なんだと思う。
おばあちゃん専務は、70手前で「理想の自分」レールから放り出されてしまった訳だけど、これからどうやって道を作っていくのかな。そればかり考えてしまってぼんやりしてしまう。私だって、有給消化というモラトリアムにぬるく浸かって、ぜんぜんそこから這い上がれないのにさ。次の理想の自分を描くって体力と気力がいる。ずっとこのまま、ソファに座ってテレビ見てるだけの人生でもいいやって思う。おばあちゃん専務は、どこか遠くに旅行するのかな。海外に住むのかな。幸いなことに、きっとお金はたくさんあるから、これまで会社に人生を捧げてきた分、幸せな生き方を見つけてほしい。
最終出社の日に、おばあちゃん専務にプレゼントを贈ろうと思って、おばあちゃん専務の好きなものについて思い出そうとするけど、そういえば好きなものの話ってしたことない。いつもオーナーの好きなものの話ばっかり聞いてたから。それがまた苦しいね。
人によっては夜9時とかになっても全然集中できる人がいたり、それはどうしてなんだろう。
外資コンサルみたいな人はどうしてあんなに長時間働けるんだろう。
どうして研究室の先生や数学者はずっと考え続けられるんだろう。
プラダを着た悪魔、の主人公ずっと仕事できててすごいな。急に呼び出されても仕事するんだもん。
自分は定時分しか集中できない。気力がわかない。18時には切り上げる。
22時にチャット来てるの見て、ついていけないなと思った。
前に教えてもらいながらのときは、上司が長時間つきっきりだったからきつかったな。
まあこれも、才能や能力の一つだね。
他のところでカバーするのがいいんかね。
あとは、段取りとか、健康に気を遣うとか、睡眠をちゃんととるとかね。
もしくは、毎日大学数学の問題を解き続けるとかも、集中力向上にいいかもしれんな。
と、ここまで書いて「数学の問題を解き続ける」が出てくるということは、
ずっと考えていたいと思うほどは、仕事に興味がないもんね。
でもやっぱり自分はこのままでいいや、
「いらっしゃいませ〜 何名様でしょうか」って聞いても無視して、ズカズカ入って来て好きな席に座る人なんなの?
なかでも、たった2人なのに6名様用ボックス席(うちの店には4つしかない)にドカッと座って、
「ここでいいわ」とか言ってくる人には殺意おぼえる。
うちの店は分煙が完全じゃないから、禁煙と喫煙のお客様をできるだけ離そう、とか、
小さいお子様連れのお客様は、お子様からお料理を離せるように広い席に通そう、とか、
ベビーカーをお持ちのお客様はボックス席じゃなくて片側ソファーの席に通そう、とか、
他にもいろいろあるけど、すごく考えてお客様をご案内してるのに、台無しにする人が多すぎ。
あと注文するもの決まってないのにピンポン押す意味がわからない。
ドリンクバー注文するかどうかを決めてないのは全然許せるけど、
いちいち「サラダどれにする?」「ピザは?」「ドリアは?え?やっぱスパゲッティと迷ってる?」「ハンバーグどっちにするか迷う〜」
その会議ピンポン鳴らす前にできなかった訳? わたしがフリーザ様だったらドリアあたりで地球破壊してるのにな〜残念だな〜
うちの店は9名様以上だと、ご来店のときに、
「大変申し訳ございませんが、大人数のお客様の個別会計は致しかねますので…」
とか言って断っておくんだけどそのときに嫌な顔する人多すぎ。
中学生とか高校生ならわかるけど、大の大人が9名様以上で個別会計しようとしてたの?ってびっくりするわ。
あとなぜかドリンクバーに置いてあるソーサーを取り皿として持っていく人。
ソーサー見たことないの? コーヒーとか紅茶のカップの受け皿ですよ〜 なぜそこにドリアを入れる。
ソーサーは本当はこすらずに洗浄機にかけられる食器なのに洗うのにめちゃめちゃ手間かかるし、
そもそもうちの店は取り皿よりソーサーの方が圧倒的に少ないから結構迷惑。てか普通に謎。どう見てもソーサーなのになんでドリアやらスパゲッティでグチャグチャにするの。
あとお会計のときに異常に遅い人。お前レジでお金払うことキャリア何年だよ。
自分の財布の中身把握してないんだったら普通小銭から見ない? なんでお札から出して「あ、小銭あったあった〜 1,2,3,あっ!!やっぱなかったごめんなさ〜いあはは」…
1の位から考えて小銭から出していけば一番早いってことに30〜40年以上生きてきて気付かないとか奇跡じゃない?
さらに小銭入れを財布と分けてる人だったら最悪。
その小銭入れ、財布として機能してなくない?みたいな、
わたしは『プラダを着た悪魔』のミランダの「氷河のような動きで感動するわ」ってセリフが脳内リピートしてるよ。
たまに小銭入れ全部ひっくり返して小銭全部出して、「取って」って言われるな…
そっちの方が清算は手っ取り早いけど片付けんのに時間かかるじゃん。
http://anond.hatelabo.jp/20160119175701
そうだったのか。配慮が足りなくごめん。
うつ状態程度だとおもってました。
うつ病だから認知が歪んで増田みたいな気持ちになってるのかも。
姫路 心療内科|前田クリニック うつ病の治療方法(心理療法)
http://www.dr-maedaclinic.jp/da0702.html
体を鍛えないと相手にされない風習?右向け右に加担する気はない。俺は絶対に鍛えないぞおおおうおおおおおおお!!!!!!!!!!
モテルためだけでなく、身体を動かすとストレス解消にもなるし、
肩こり腰痛の心配も減るし、飯はうまくなるし、成果が出れば自己肯定感も
あがるからおススメ。
付き合ったことないけど(手を繋いだことはあるぞ!)。
まだまだ若いんだし、焦らないでいればいいこともあるよ(多分w)
とりあえず2増田はきちんと読んだつもりでした。
年下好きのウケの増田は事実なんだけど、ちょっと変態って言葉が多いから
同じくw
何なんだろうね、あれ…
明けない夜はない、お気楽にねー
ダンス禁止条項については、ゆるく運用してもらえるならかまわないんじゃねという気もしてるんだけど、そうじゃないようなのでちょっとツライ。とにかくダンスフロアという場所はなくしてはいけないのではないか、ということをつらつらと考えてみたのでつらつらと残しておく。
まず20世紀後半のポピュラーミュージックというのは、おしなべてダンスミュージックであって、とくに70年代以降のブラックミュージックは大半がダンスフロアで開拓されてきたといっても過言ではないだろうし、ヒップホップ以降はカルチャー全体としてフロアと切っても切れない関係がある。
アイドル歌謡だろうかJ-POPだろうが、連続した律動によってひとを楽しくさせる音楽というのはすべてがダンスフロアに起源がある。ダンスフロアがゆりかごであり、先進的な実験場である。おそらくこの認識があるかないかの違いは大きいんだろうなとおもう。
夜通しのダンスパーティーというのは結局のところ享楽の場所であり、享楽であるからこそ手を抜かずに音楽もお酒も店づくりも凝る。「プラダを着た悪魔」という映画で「あなたが着てる大衆向けの大量生産品は、何年か前にトップモードがコレクションで発表したものだ元になっている」という台詞があるらしい(映画見てない)けど、音楽も同じだ。
クラブが健全な場所か? という議論には意味がない。享楽の場所が「健全」であるはずがない。とはいえ世の中には「許される範囲の不健全」というのはあって、たとえばアルコールは許されるほうに入っている。それを逸脱する行為があるなら個別に取り締まることもできるだろう。
そうではなく根源から、つまり深夜のダンスフロア自体を禁ずるというのは、芳醇な音楽の実験場を国内に作ってはいけないということに等しい。音楽をこれ以上イノベイトするなというに等しい。
もちろん既存のロックやポピュラーミュージックのようにすでに花が咲いていてそのジャンル内での発展が期待できる音楽はいくらでもある。ただ、ダンスフロアはポピュラーミュージックの基礎研究だ。それが法律で禁止されている国からは、ほんとうに新しいポピュラーミュージックの萌芽はありえない。
重要なことなので繰り返した書くけど、ダンスフロアはダンスミュージック全体のゆりかごだ。睡眠時間を削ってまで、公共交通機関が止まっている時間にもかかわらず、暗い狭いあなぐらに人が集まってくるのは、ほんとうにほんとうにダンスミュージックが好きだからだ。そういう先鋭的なクラウドに向けて、もっとも新しいダンスミュージックのあり方が模索され、実験される場所。それがクラブだ。
そして、あなたがふだん聞いているJ-POP。それは何年か前にクラブシーンで生まれた実験的な試みが、回りまわってわかりやすい形で聴きやすくなって流通されるようになった結果かもしれない。スポーツだってそうだろう、トップアスリート向けに研究された成果があとあと大衆に回ってくる。
ダンスミュージック、一定のビートを鳴らし続けることでひとを楽しい気持ちにさせる音楽。それは深夜のダンスフロアから生まれる。それ以外のどこかではない。そして、いま世界で流通している大衆向け音楽の大半は、ダンスミュージックである。一定の止まないビートをベースとした音楽である。ダンスフロアを禁止することは、大衆音楽のもっとも先鋭で先進的な場所を認めないことに等しい
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未来世紀シェイクスピア 02/ロミオとジュリエット
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キング・コング 〔2005年〕
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プラトーン 特別編
ダイ・ハード4.0
悪い奴ほどよく眠る
西部魂
ルワンダの涙
ハゲタカ 1
叫(さけび)
007カジノ・ロワイヤル
ボブ・ロバーツ
名探偵登場
招かれざる客
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リトルロボット/インベーダーがやってきた
スペース・レンジャー バズ・ライトイヤー/帝王ザーグを倒せ!
あらいぐまラスカル vol.1
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病気/笑いの不条理劇
ゲゲゲのげ/逢魔が時に揺れるブランコ
元増田の書き込みを見て思ったこと。
あくまで一つの考え方、程度に聞いて欲しい。
かなり厳しい言い方で仕事の進め方を否定されることが度々あります(私のやり方が下手なんでしょうが)。納得出来ないことも多いですが、私の方に上司を否定するべきでないという意識があり、ただただ「わかりました」と言って上司の言うとおりにやっているのが現状です。しかし、上司からは自分で納得して仕事を進めなさいと言われています。
上司は一応、あなたに「考えて納得して(自分(=上司)の言うように)仕事を進めて欲しい」と思っているようだ。
それならば、あるいはひょっとしたら「もし、自分(=上司)のやり方に異論があるなら、それを述べて貰って構わないし、その上で自分(=上司)を納得させられるなら、検討しても良い。ただそんなやり方(=有効な対案)は存在しないと思うけど。」と思っているかもしれない。
いずれにせよ、あなたがやりたいと思っているやり方と、上司が思うやり方は、あなたと上司が違う人間であるように違うみたいだ。そして多分「あなたにできる仕事のやり方」と「上司がイメージする(おそらく自分(=上司)ならこうやるという)やり方」とは全く違うのだろう。細かく気配りでき機転の利くタイプと、マイペースで大雑把なタイプというのは、組織の中で言えば生かしどころが全然違うので比較の対象とすること自体が間違いだ。どっちかというと、多分上司と部下が逆なら、もう少しうまくいく関係ではあるかもしれない。現状は、非常に不幸な関係だ。
そこで、その不幸を打開するために、あなたには選ぶべきルートが3つある。成功率とか結果にそれぞれ違いがある。
(1)ドジでのろまな亀ルート
一言で言えば自らバカになるルート、と言える。つまり大きな心で、上司の親になった気分で、細かいことに気づかずにおれない上司を温かく見守るようにする。自分のような馬鹿で気の利かない部下をもって出世の道を阻まれてなんと可哀想な人だろう、と、そういう眼で見る。実際に口にも出す。「気の利かない馬鹿でドジでウスノロな部下を持ってしまってホントお気の毒です…」と心からすまない気持ちをこめて言う。「ホント私は気が利かなくて…すみません、また失敗してしまいました。フォローしてください。申し訳ないです。腹を切れと言われれば百回でも切ります。」このルートでの最良の結果は、上司があなたに自分のようになるのを『期待』することをやめて、温かく馬鹿を見守る苦労人になってくれる場合。それは多分現状よりも両者にとってはマシな関係である。ただし、あなたのキャラクターを考えるとそうなる可能性は低く(5%程度であろう)、実際にはあなたが現部署から異動させられるのがオチだろう。最悪の結果としては職を失う可能性もあるので、そうなりそうな場合は早々に異動願いを出すのが吉。ただし、特に何の対策も講じなかった場合、結果としてこのルートを辿る可能性は非常に高い(約80%と推定)。
とりあえず、これまでの自分を全て捨てる。価値観から人間関係に至るまで全てを捨てる覚悟で、上司を命として生き人生の師匠とし、上司の考えを100%理解し受け入れ、上司の望むものを望み上司の目で世界を見るようにする。自己啓発セミナーに通い、上司を教祖として仰ぐ勢いで努力する。このルートの比較的成功した結果は、映画「プラダを着た悪魔」を見て貰うと良いと思うが、適性によってはそれなりの成功を収める場合もある。(好適性の場合成功率は40%程度と推測)ただし最悪の結果としては人格破綻するかキモがられて終わり、という場合もある。そもそもそんなことを上司自身が望んでいない場合も多々ある(50%)のである。
(3)あなた成長ルート
あなたが相手に理解させなくてはならないのは、「上司の言うようにやらなくても(自分なりの)結果は出せる」という論理とその証明としての結果。従ってあなたは自分のやり方で実績をあげ、さらに「なぜそのやり方が自分には合っているか、上司のやり方が自分という人間にいかに向かないか」を説明できなくてはならない。上司ならできても私にはできません、ということを上司に分かって貰うためには、他者を認めるとともに自分を認め、その上で自分にできるベストを理解し努力を尽くすしか方法がない。上司の言うことに「ただただ『わかりました』」を繰り返してるだけのあなたには難しいかもしれないが、それが出来なければあなたの仕事に『先』は無い。
たとえば、口の上手い人はその口を生かして出世するだろう。口べたな部下を持つと「どうしてこういう場面でこういう風に云わないんだ!」と苛々するかもしれない。でも、そこで口べたな部下に求められるのは、本当は「口が上手くなること」ではなく、自分のキャラクターを生かして頭を使い自分なりの『仕事の達成』を導くことだ。できる範囲で上司を見習おうとするのも若いうちはまあ悪いことではない。自分とは違うやり方を真似てみたりすることが、自分の能力の幅を広げるとともに総合的なバランスを養い器を大きくする役に立つ、ということもあるからだ。
ただ、何よりも本質的で重要なことは、自分の得意な系統を見極め正しく修行する、ということだ。自分の性格を把握し自分の性格をその仕事に生かした場合の成功例をイメージしたり手本となる人を見習ったりすること。肝心のそのことが欠けていては、どれだけ頑張ろうが何一つあなたには残らないだろう。このルート、自分という人間をきちんと把握できれば比較的成功率は高い(70%)し、何より失敗した場合もあとにその結果を生かすことができる。世の中で成功している人は、大体このルートを自覚的あるいは無自覚的に通っている。ただ、あなたにその努力ができるかどうか、とりあえず上司に萎縮しているようでは話にならないので一度、本当にキレる前に『理不尽にキレてみる』ことをお奨めする。
できれば衆人の中が良い。あらかじめ壊れても良いコップか何かを用意しておいて、上司にきつい口調でねちねち言わせ、周囲も「ちょっと言い過ぎじゃないの」的になったタイミングを見計らって、思い切りコップを床に叩きつけてみたりすると良いだろう。
「そんなことしてタダで済むわけが…」と思うかもしれないが、ハッキリ言うが、その上司の性格なら100%大丈夫だ。大丈夫でないケースとは「上司が瞬間的に逆ギレし返す」ような場合だが、あなたの言うような「機転の利く」上司がそんな対応をすることは100%無い。多分上司は慌てて別室にあなたを連れ込み、まずは自分の言い方を詫びたり言い訳をしたりし始めるだろう。あなたはしばらくその様子を放置しながら眺めているだけでよい。そのあと上司は、あなたの言葉を求めるだろう。そこで、あなたはしっかりと自分の考えを述べることができる、というわけだ。落ち着いて話し合いをしたあとは、衆人の中に戻り皆の前で上司に頭を下げると良い。それで、多分何事もなく事態は収まる。
マイペースな人間はナメられ易く誤解され易い。たまにそうやって感情を出して見せた方が、周囲としても扱い易いのだ。あなたの評価はむしろ上がるだろう。そして上司は、感情的になった部下を上手に御すことができたことに安堵し満足するし、周囲に自分の力を示せたことで、評価が下がることはないだろう。
まあ、こういう劇薬的なことに頼るというのは良くないが、「イザとなればここまでやる」気でいるだけで、あなたの態度は少し変わり、上司もあなたに一目置くようになるかもしれない。とりあえず100均で易いコップを二つ買い(一つは練習用だ)職場の机に置いてみよう。
彼女は最善の手を尽くしたんだ
あらゆる手を試した。でもできなかった
それで上司は腹をたてた
だけど。
あんなん無理なのは誰の目にも明らかだったじゃないか
彼女は落ち込んだ
頑張ったのに認めてもらえないくやしさ
だから半泣きで同僚のところに行ったんだ
「ボスに嫌われた。私はどうすればいいのかわからない!」
彼は言った
「そうか。じゃ辞めろ」
ちがうだろ。彼女が言って欲しかったのはそんなんじゃない
ただ理解して欲しかっただけ。
なのに。
そうかい。
まったく優しくないねえ
でも、世間的には彼の言い分が正しい。
「仕事に私情を持ち込むな。任務を遂行しろ」
「みんなガマンしてるんだ。一人だけ泣き言いってんじゃねえ」
「大人なんだから」
そういって黙々と仕事する。
ちょっと考えたらよくわかんない論理なのに。
納得した気になって。
みんな凄いよね。文句を言わない。
文句言ってるヤツを見かけたら、
「まあ、ああいう人だから」
でもそうなの?
なぜ常識を疑わない?
ホントに彼女は甘えていた?
愚痴をこぼさないことが正常って
異常だとは思わない?
以上、出典はプラダを着た悪魔から。
今ツタヤ安いし借りてみてはいかが?
P.S はだしのゲンって知ってる?
みんなから、
「まあ、ああいう人だからね」
って言われてたんだね。
だからもう一度いうよ
なぜあなたは常識を疑わないの?