はてなキーワード: ワイルド・アット・ハートとは
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私ト ハ他者デアル
真っ黒にこだまする透明 切り取る音そして色
銅が喇叭になり変わったところで、銅になんの落ち度もございますまい。(『ランボオの手紙』角川文庫p46)
昨日、夜 ベランダに出ると 数百メートル先で事故が起こった。浄水場の近く 私は瞬間を聴いた
鳴りっぱなしのクラクション
右にまがります 右にまがります 右にまがります 右にまがります 右にまがります 右にまがります 右にまがります
通報せずに来る
無関心な私は 映画の中の興奮にいた
右にまがります 右にまがります 右にまがります 右にまがります 右にまがります 右にまがります 右にまがります
ツイン・ピークス ワイルド・アット・ハート。デス・メタル トロイメライ
■DVD
君の手がささやいている 第2章
君の手がささやいている 第3章
レッドクリフPart1
未来世紀シェイクスピア 02/ロミオとジュリエット
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大学の授業で、映画論を学んでいたんだが、そこで先生がよく問いかけていたのは、
青春時代から20歳あたりまでのピークを頂点に下り坂に入る山形なのか、
もしくは生まれた瞬間から下り坂なのか、ということだった。
(イメージ図を入れようと思ったんだが、いろんな壁に阻まれて断念)
これが主題ってわけじゃなかったんだが、こうした考え方も踏まえて
デイヴィッド・フィンチャーの「ファイトクラブ」とか「ゲーム」、
デイヴィッド・リンチの「ワイルド・アット・ハート」とかいろいろ観た。
(きょう公開のフィンチャーの「ベンジャミン・バトン」なんか、まさにドンピシャなテーマ)
自分なんかは、華やかな青春時代を経験したわけでもなく、色恋沙汰に現を抜かしたわけでもなくて
人生のピークって言われてもいまいちピンとこなかった。だからか、自分の経験でいえば人生平坦、
もしくは、自分の苦手分野をつぶしていくっていう後ろ向きな前進みたいな生き方からゆるやかな
上り坂なんじゃないかと思っている。
授業を受けていて思ったのは、人生お先真っ暗な人生観がメジャーな考え方なのか?ということだ。
先生の個性が大いに発揮されていた点も影響あるだろうが、その映画を観た後の学生から寄せられるエッセイも
どれも暗澹たる思いを滲ませた文章が並べられていたんだが、多くの人は人生は下るものだと思ってるのか?
そうした思いを持ちつつ授業を受けていたわけだが、まあ、そんなの個人の感じ方の問題であって自分が
どう思うって主張したところでなんもならないんで、特に何もせず放っておいた。
で、なんで今この文章を書いているかっていうと、今さっき父ちゃんがテレビで黒沢明の「七人の侍」の
ラスト場面を観てて、
「この終わり方がすごい。洋画(「荒野の七人」しかり)では、真似できない黒沢のすごさだ。」
みたいなことを言ってて、はっと思ったからなんだ。(ちょっと乱暴だけど洋画=ハリウッド映画な)
「そうだ、洋画はいつも尻すぼみなんだ」
と、ひとりごちたわけなんだ。
けど、黒沢的なすごさとは全く違った凄さで、ある意味投げ出した感じの終わり方なんだ。
もちろん、それだけで映画全体の評価にする気は毛頭ないんだが、なんかあまりにも最後が雑だなあと
気付かされたんだよな。どこがどうなんだっていう解説はめんどくさいからしないんだが、
映画を観たことある人は、「ああ、あれね」と思ってもらえるんじゃないかと思う。
で、それがどうしたって・・・?
自分でもいろいろ考えて書いてたうちに、よう分からんようになってしまったんだが、
要はカタルシスとかドラマチック要素を求めすぎる現代社会の風潮と、
ピーク型とか下り坂型人生観に、なんか類似性があるんじゃないかなあってこと。
へー( ゚д゚)