はてなキーワード: ネット書店とは
そして今日(2016年7月14日)は、Atom実践入門─進化し続けるハッカブルなエディタと言う技術書が発売される日だ。
入荷されているか近くのそれなりに大きな本屋を選んで、入荷の確認電話をかけてみた。
ACADEMIA くまざわ書店 入荷していません。
これはニッチな技術書なので入荷しにくい本だろうなぁと思ったけど
全滅とは・・・
Atom実践入門──進化し続けるハッカブルなエディタ | Gihyo Digital Publishing
https://gihyo.jp/dp/ebook/2016/978-4-7741-8302-2
ダウンロード販売、EPUB/PDFセットなら今すぐ手に入る。でも紙の本がいい。
https://twitter.com/shosen_bt_pc/status/751344261463830528
都心だと先行発売されているのね。
はてなブックマーク - 紀伊国屋書店、村上春樹氏の新刊「買い占め」 :日本経済新聞
古くはKindle出る出る詐欺に大きな貢献をして、ちょっと前には主婦の友社からの抗議を受けてAmazon関連記事を訂正した日経に踊らされたネット民が予想通り紀伊國屋を叩いている。(なお日経の紙版では「買い占め」という言葉は使っていない)
独禁法がどうとか的外れを言っているのもいれば(本以外ならAmazon限定商品とかいくらでもある)、いつもは毛嫌いしている再販制を持ち出す奴もいて(定価販売と何も関係ない)、地方の小書店ガーとか実際に使ってなさそうなのに文句言ってる(9万冊の半分を他書店に回したとしても記事内に1万3500店と書いてある全書店数より多い。大半の本は1万も刷られない)し、村上春樹の本がほとんど電子書籍になっていないことも知らないようだ。
職業としての小説家(Switch library) / 村上春樹 - 紀伊國屋書店ウェブストア
Amazonアフィリエイトで金を貰っている人間がポジショントークしているだけで、村上春樹を読みたい人は普通に買えるだろう。
話題のあの本、読んでみたいなと思ってAmazonでさがしてみたら、なんとバカ高い中古品しかなったり、「通常2~3週間以内に発送します」「一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です」になっていたりする! もう入手できないのかも! と焦ることありますよね。
または、ちょっと前の本なんだけど、古本しかない、早くも絶版かよ! と絶望するとか。
でも、Amazonの倉庫にないだけで、他にあるかもしれませんよ。
△ アプリにより、操作性は若干異なる。検索機能はついているので、索引をぱらぱらめくりたくなる本にはいいかもしれない。目次機能は、ちゃんと本の売り手が頑張って作ってくれていたら便利だが、本の売り手がサボって、ろくな目次がない本も多い。
小説などでは、文字の大きさが変えられる。その場合、PDFと違ってページという概念がないため、文字を大きくしたからといって、行を読むためにスクロールが必要になることはない。漫画やその他一部の本では、ページ単位となっており、拡大するとスクロールが必要になる。
人やデバイスによっては、目が疲れたり、手が疲れたりするかもしれないので、本気で電子書籍を読むつもりなら、専用端末か、持ちやすく見やすいタブレットを購入することをお勧めする。
紙の書籍と比べ、そこまで読みづらくないレベルには達していると思うが、決して、紙の書籍より読みやすいとは思わない。・・・・まぁ、暗いところでは電子書籍の方が読みやすいかも。
△ 暗号化されておらず、かつ、オープンなフォーマットであれば、バックアップさえ適切に取れば、無劣化で災害にも強い保存が期待できる。
しかし大手電子書籍サイトで売られている電子書籍の大半は、暗号化され、サービスと紐づけされており、サービス終了後にどうなるか、その日がいつ来るのかが不透明。現に、日本でも電子書籍サイトがサービス終了し、その後のサポートが不十分と言わざるを得なかった事例が存在する。(もっとも、利用規約にはサービス終了時には運営者は何一つ責任を取らない旨が書かれていたであろうし、それに納得して利用していたユーザの自己責任、とはいえるであろうが。そういったリスクをユーザが負わされること自体が、電子書籍の欠点といえる)
アプリの使い勝手などは、今後、解決していき、電子書籍の方が普通、という時代は近い将来訪れるであろう。紙では出版せず電子書籍版のみ販売、という本も、今でもあるが、今後はもっと増えていくと思われる。
野安ゆきおとかいう人は初めて知ったけど、ゲームジャーナリストってバカでも名乗れる職業なのかね。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140402/262188/
日本で「恋愛を中心に据えた、女性をターゲットにゲーム」の市場が確立すれば、それは日本のゲーム業界が持つ大きなアドバンテージになるかもしれません。
なったらいいけど、ならないだろうね。
この野安とかいう人以外はみんな分かってると思うけど、あまりにひどい記事だったんで一つ一つ突っ込ませてもらう。
そもそもアンジェリーク自体がときメモだか同級生のヒットによって作られたんじゃなかったっけ?
書店には恋愛をテーマにした少女漫画がたくさんありますし、DVDショップに女性向けの恋愛映画のコーナーがありますが、家庭用ゲームの売り場には、女性向けゲームのコーナーはほとんど存在しませんでした
全ての女性は恋愛テーマの作品しか楽しまないと決めつけている。
こういう、勝手に「女性向け」の嗜好を区別して押しつけてくる人間は本当に不快。「男性向け」を押しつけるのと同じく差別的。
ゲーム好きだろうとそうじゃなかろうと恋愛テーマが好きな女もいれば嫌いな女もいる。現実の恋愛への態度と架空のそれへの態度も違う。
「アンジェリーク」は、女性向け恋愛シミュレーションゲームは大々的には売れない、という印象を残してしまったのです。
アンジェ等の乙女ゲー愛好者=全女性ゲーマーではない。乙女ゲー嗜好は女性オタク全体で見ても少数派。男×女が好きなオタクでも乙女ゲ一好きとは限らないし、そもそも(女性は特に)ゲームやらないオタクも多い。時代がどうとか関係なく、「ハーレクイン設定で恋愛ゲームしたい女」は元から多くない。
ただしゲーム業界全体で見ればアンジェの売り上げは大きくなかったものの、女性オタクの一部に強烈なファンを獲得したのは事実。ゲームジャーナリストというならアンジェが開拓した市場について書くべきだろうに。
その結果、当時のゲーム業界は女性にターゲットを絞るのではなく、 これまでのゲームに「女性も楽しめるような要素を足す」という形で、 女性ユーザーの取り込みを狙います 。
なんでこの人の中では「女性にターゲットを絞る」=「乙女ゲー」になってんの?
上で書いたとおり女性ゲーマーだけに絞っても「恋愛シュミレーション」を好きな層は多くないんだよ。
なぜなら全ての女性が恋愛テーマの作品を好むわけじゃないから。「女性向け」と銘打って恋愛あげぽよ仕様にすれば女が食い付くとかそんなわけねーわ。
1994年のプレイステーションの登場以降、RPGなどの人気ジャンルには格好いい男性キャラクターが登場するようになるのです
ストⅡのケンとかリュウとか女性に大人気でしたが。93年以前の男性ゲームキャラは格好よくないと言ってるも同然。
ゲームを楽しむ女性が大集団であることが可視化されてきたのです。そんな時代の流れを受けて、ゆっくりとではありますが、女性向け恋愛シミュレーションゲームが作られ、宣伝される時代になりつつあるのですね。
なんでこの人の中では「女性にターゲットを絞る」=「恋愛ゲー」に(ry
女性ゲーマーが可視化されたら恋愛シュミレーションが作られるんですか、そうですか。
ネット普及するずっと前からあった言葉だバカ。詳しくないなら調べるくらいしろ。
だからなんで比較先が「恋愛コミック」限定なんだよ。あとBLコミックは「普通」の恋愛コミックじゃないって書き方は記者としてちょっと無防備すぎじゃないのかね。
いきなり何言ってんの感ハンパない。
じゃあ海外の腐女子は全員、自身が同性愛嗜好を持ってるんですか?
なんかこの人、ゲイのほとんどは外国人とかいう偏見持ってない?
自身が同性愛者ではないのに、同性愛的嗜好を持つコンテンツを楽しむ、というのはキリスト教文化圏では発達しにくい趣味嗜好あり
海外=キリスト教文化圏と短絡しているのもあれだが、たとえばスラッシュ(海外の腐向け二次創作)は70年代末に生まれたというのが定説で、24年組や第一回コミケより少し遅いくらい。
それが今じゃスパナチュのディーン/サム萌え腐女子がドラマ本編でネタにされるくらいメジャー。
「発達しにくい」とか海外のスラッシュファンダム見てから言え。
今までもずっと成長してきたし、つーか『好きしょ!』がアニメ化される時代に何ドヤ顔で「女ってこういうの好きらしいですよ、こうすりゃ売れますよ」とかやってんだ。
誰も聞かねえよそんなの、って言いたいけど結構な割合で鵜呑みにする人もいるんだよなあ。
たしかに海外のゲームジャンルでは日本のアニメっぽい美形男性キャラが少ないと言われてるようだが、女向けにイケメンキャラ出しときゃいいだろみたいな主張には心底腹が立つ。
ゲームに限らず女性にも人気が出た作品は、世界観やストーリーがしっかりしていて男女問わず楽しめる質の高い作品だったからこそ売れただけ。
女性をターゲットにしていても手を抜いたら売れないし、むしろ悲しいことに手を抜かなくても女性は男性ほどゲームに金使わないってのはBLゲーで大敗した企業はとっくに分かってるはずだ。
乙女ゲー嗜好はニッチだし、BLゲーはニッチな上に好みが多様すぎて採算取るのが難しい。
だからほとんどのゲーム制作者は「女性向け」ゲームには進出したがらないわけで、その分そこをあえて挑戦してきた制作者には敬意を払いたい。
「町本会」の記事にコメントをつけた元書店員です。ぶしつけな質問にわざわざエントリをたてていただいてありがとうございます。なんだかお手数おかけしてしまったみたいで、申し訳ございません。それでお返事をしようと思ったのですが、ちょっと長文になりそうなのでこちらに書かせていただくことにしました。読んでいただければ幸いです。
さて、空犬さんは「『町には本屋さんが必要です』というのは『前提』であり『命題』だ」と書かれていますが、それは私もまったく同感なのです。私も別に、「なぜ町には本屋さんが必要なのか」を問うことで「必要でないという可能性」をさぐってほしいというのでは全然ない。そうではなくて、「なんで自分は本屋がないと困るんだろう」ということをあらためて洗いだして言語化することで、何か新しいものが見えてくるのではないかと思うのです。「『なぜ』については、関わる人それぞれに、その人なりの理由があればそれでいい」とのことですがこれもまたその通りで、参加した人それぞれの「本屋の理由」が明らかになれば、その分だけ本屋の魅力をひっぱりだすきっかけになるのではないでしょうか。ちがうかなあ。
もうちょっとぶっちゃけて言ってしまうと、「なぜ町には本屋さんが必要なのか」というのはつまり、「なぜAmazonじゃダメなのか」ということです(Amazonというのはつまりネット書店ということですが、ネット書店一般というよりはやっぱりAmazonと言わなきゃならないような気がします……けど、まあこの話はおいといて)。
まわりを見ると、「もうAmazonでいいじゃん」という人が大多数だったりします。「本屋に行っても置いてないし」「注文しても1か月かかるし」というわけです。書店員時代も何度「Amazonにはあるのに」「Amazonだと明日届くのに」と言われたことか(泣)。そういう意見に触れるたびに私は個人的に「いや、Amazonばっかりになっちゃマズイんですがね」「今時は注文してそんなに時間かかることないんですよ」と啓蒙にはげんでいるのですけど、あんまり共感してもらえることはありません(あっちなみに書店員としてお客様にそういうことを言ったりはしてません。ひたすら「申し訳ございません」と平身低頭でした。念のため)。
けれど、やっぱりAmazonだけじゃダメなはずです。いやAmazonで買ってもいいんですけど、それだけになってしまうと決定的に失われてしまうものがある。空犬さんは「どのように話しても、理念的な、抽象的な議論にならざるを得ない」とおっしゃってますが、そんなことありません。具体的な話だっていくらでもできます(ここではしませんけど)。そこんとこをしっかり伝えていかないと、どうにもならないんじゃないかなあと思うのです。
空犬さんの記事の後段で、「部外者・第三者ののんきな意見はプラスにならない」とありますけれども、そういうのんきな人たちの「Amazonで買えるから近所の本屋1軒くらい潰れてもいいや」というのんきな態度にきちんと向き合って、そうじゃないんですよと言うべきなんじゃないでしょうか。……いや、すでに業界をはなれた自分が「べき」とか言っちゃいけませんけど。「言ったほうがいい」というのもなんだか上から目線だし、えーと、言ってほしい。言ってください。
ちょっと長くなりすぎたのでそろそろ終わりにします。とりあえず、「なぜ「なぜ」が必要なのか」という件についての私の意見は以上のようなものです。礼を失した部分があるかもしれませんが、真意をくみとっていただければありがたいです。どうぞこれからもがんばってください。では。
追記
記事の終わりの「こんなふうにしたら」なんですが、前回参加した際には質疑応答があったらよかったです。会議のあとの交流会ではあちこちでいろんな話が出てましたけど(私は横浜の本屋さんの話を隣でずっと聞いてたんですが)、ああいう話もある程度共有できたらいいんじゃないかなーと思いました。
http://anond.hatelabo.jp/20101219174222
クリスマスカラーの単行本が世にあふれたころ、たしかわたしは理系の女子大生で、
世はバブルで前髪がとびでた眉毛の太い、肩パット入りスーツきたお姉さんをよそ目に
(実験が毎日深夜に及ぶため家族をまたせたくなくて3万円弱のをようやく借りた)を
往復するしかなくて、
かなりネームバリューのある大学生だからできるわりのいい家庭教師アルバイトさえ
土日のあいた時間しかできなくて、ある意味なんだかサラリーマン生活の前借だった。
その私がノルウェイの森を読んで思ったことは、そうちょくちょく人に親切を施しては
セックスなりふれあいで回収できるほどヒマで金余りな大学生が世にいるんだなという呆れみたいなことでした。
私にも統合失調やっちゃった親友がいたけれど、見舞いにさえいけず、
手紙や電話で連絡しようとしたらその子の親にもう出してくれるなといわれた(病状のためにも、だったかも)。
たぶんそれを押して学業ほっぽりだしてたら?
電車代にも困っていたのに無理だとおもうけれど、もし借金する知恵でもあったら、
今度は自分の親にその子が悪役にされ、それはたしかにそのとおりだったろう。
それにわたしには上野ちづこさんふうにいうと1本あれば便利なチンコはついてなかったからそれを利用した慰め方も(壊し方も)できなかった。
で、私はその後めでたく結婚して生まれた娘も2歳のころから活字中毒で3-4歳からひらがなは完全黙読
(お友達いわく「**ちゃんさいしょは本いっぱい読んでくれたけど最近声ださなくてつまらない」)、
小学校に入る前に薬局の「薬」をみて「たのし!」と読んでいた。
その子が五年生の担任と日記で愛読書を告白しあうにいたる。子供は文庫本の「しゃばけ」シリーズを挙げた。
こともあろうに担任はノルウェイの森をあげた。(この人アメリカ文学かぶれのイケメン50歳なんである)
実家にももちろん文庫版のそれがころがっていて、子供は青い鳥文庫といっしょに夏休みにもらってきた。
母こと私が気づいてすぐとりあげて139ページあたり読むともうこりゃダメだと。
短くはあるけれど直子と何したかそこまで正確?に描かなくてよろしいと絶望。
娘11歳の手に取るやいなやの読書は110ページあたりまでだったらしくてぎりぎりセーフ。
とりあげたついでに最後までよんだけれど、ことさらセックスだけが悪いんじゃない。
とにかくそのあともずっと周囲の人/間が自/殺しまくる話だと理解。
指折り数えていたがキヅキもナオコも遊び/人の先輩もその美/人の彼女も「自/殺した」。まるでよほど喪失をかかえたイケ/メン遊び/人主人公かまたはキヅキがそれほどうらやましいみたいじゃないか、そんな主人公も今頃は、無駄な団/塊ジ/ュニアは給料もらいすぎ、キャ/ンプいってダッ/チオー/ブンでも焦がしておけ、俺たちは車も買えないんだっていわれてるころじゃないか。なにがうらやましかろう。
なんというか、主人公は本質的によい人間なんだろうし、価値観は理解できるけど
今も昔も別にすすんで理解してあげたくない。
自分が完全に無駄な食い扶持であるという立場にきずつかない同世代の男は私をいらいらさせる。
まあ当時他にそういう小説がなかったというならそれはそのまま存在すればいいけれど。
私の旧友は紆余曲折あって結婚してネット書店をはじめていてくれた
(文芸部のワープロうちもできなくて私にまかせていた子だし、今もネットは勉強中だといっていたが)。
生きていてくれてありがとう。
追記 クソhatenaキーワードのせいで白字ネタバレ回避が利かなかった。
読んじゃった人ごめん
昨日、京都の恵文社一乗寺店に行ってきた。ネットでは話題になり雑誌等にも多く取り上げられ下町の一乗寺という立地なのにうっそうと流行っている。昨日行った時も人ゴミで店内は覆われていた。なぜAmazonなどのネット書店が席巻する現代でリアル書店が今尚健在しているのか。そんな疑問が気になって京都まで足を運んだというわけなのだが、結論を先にいうと、おそらく店内に並べる本のチョイスが斬新な点にあると思う。決して、店内の雰囲気がいいとか、雑貨が置いてあるとか、本の並べ方がいいとか、そういったことではないと感じた。
振り返ってみよう。現代の本屋さんとはどんなのがあるか。大きく分けて二つあって、一つはランキング形式を重視した1から100まで網羅している大型チェーンの書店。それともう一つは、対照的に、とある商店街の一角にひっそりとある「なんで潰れないの」的な亭主一人の本屋さん。もしくは、駅前の売れ筋商品だけを置いた小書店。・・・以上二つに分かれるわけだが、そもそも個人的には紙媒体の文化というのは、後数十年でマイノリティになると考えているので、前者はアマゾンと置き換わり、後者は間違いなく潰れると思う。
その点を少し掘り下げてから、恵文社の魅力にシフトしたいので少し寄り道をして欲しい。
なぜ、リアル本屋さんが今の経営だと淘汰するかというと、単純にデジタルネイティブ。つまり物心ついた時から活字はデジタルで読むものと教育されてくる子供たちが今後増えるからで、現在のアナログ世代とごっそり入れ替わった時には本屋さんの存在はマイノリティになるだろうと。それはこんな根拠があるからで、まだ日本語版のキンドルやiPadなどの電子書籍母体は発売されていないが、他の先進国ではもう地に根付いているといっていい。なんでかというと、公的機関、つまりは教科書がデジタル化に大いに役立っているからなのだ。アメリカの教科書というのは日本と違って、独学ができるように膨大の情報が詰め込まれており、分厚い専門書籍と化している。そんな分厚いものを何冊ももって移動となると、それだけで疲れてしまう。それを補ってくれるのが電子化による、データを持ち歩く方法で、子供の頃からそれが当たり前となると、どうなるか。先ほども言った、活字はデジタル画面で読むものという常識が固定されるわけで、それは必然的に、アマゾンでデータを購入してデジタル画面で読むという行為になり、リアル本屋さんというのが、今で言う、レコード屋さん状態になるだろうと推測せざる得ない。
さて、余談が長くなったが本題に入ろう。
そんな絶望的な本屋さん市場なのだが、それでも希望の光はあって、その光を感じさせたのが今日の主役の恵文社というわけだ。簡単に説明すると、恵文社というのは大型書店の後ろの方に眠っている良書を一般客に触れさせている点にある。人は皆、食わず嫌い性質が備わっており、変化を嫌い、予測できない事、物はさける行動をとる。それは本屋さんでも適応され、好きなジャンル本コーナーしか行かない。例え興味本位で哲学とか医療とかの書棚にいったとしてもちんぷんかんぷんで足を止める時間というのは刹那だろう。その点、恵文社はそれをごちゃまぜにしている。東京では最近オープンした松丸本舗がそれにあたるだろうか。漫画や古書を隣に並べるなどして、お客に刺激を与え、ハードルを下げ、好奇心、自分探しの森へ引き込ませる。それが最大の要因であり、恵文社が好まれる理由にあると思う。
しかしだ!! それでも甘いと私は思っている。もっと振り切れる必要があるのではと考える。
確かに、恵文社や松丸本舗という質に拘り一般人の琴線に触れるチョイスをする本屋さんというのは魅力的であり、集客力も案外ある。しかし、それが購買に繋がるというと、やや懐疑的な部分もある。絶対数が増加したからある程度は増えただけであって、どうもそういった第三のリアル書店というのは、雑貨屋さん、つまりは見て楽しむ本屋さん、ファッション的書店になっているのではないかと思う。
はっきり言って、今のやり方ではネットでも十分にできる。ごちゃまぜ方法的なやり方なんかだとネットの方が有利ではないか、立ち読みも楽勝にできるし、棚の入れ替えもすばやく展開できる。恵文社ネット版は安易に作成できるのだから、やはり今の経営方針ではまだまだだと個人的には考えている。恵文社にいるときに自分ならどうするかを思考していたので、それを少し紹介すると、ネットでできなくてリアルでしか通用しないもの。それはなんなのか。それはこんな事ではないか。
本を選択してくれるサービス。
本を購入するというのは、大きく分けて二通りあって、目的がはっきりしている買い方と紹介による買い方。反論を防ぐ為におさえておくと、ぶらっと立ち寄った本屋さんでふと手に取った本をペラペラと立ち読みし、なんとなく気に入って購入したとか、ジャケ買いしたとかは、前者に含まれる。それはあくまでも自分好みのものを手にとって見たからで、目的が決まっていると言っていいと思う。それで重要なのが、後者の紹介による購買で、書評をみてとか、本屋さんのPOPを見てとか、尊敬する人から進められたとか、誰かに決めてもらって本を買うという方法。わたしはこれがほとんどを占めているが、あと、好きな著者つながりとか。
要するに、数多ある書籍を目の前に置かれても、選択できないのが人間で、それは時代の流れて確かに収斂されてはきている。この恵文社のように、ある程度本屋さん側にチョイスしてもらって、その中からお客さんがまた選択すると。ただ残念ながら、わたしはそれでも多いと思っている。やはりある程度絞ってもらっても、本選びの時は不安なものは不安だし、お金のある人は別だが、数千円を投資するわけだから、何かにすがりたいのが世の末だろう。
そこでだ。もっともっと絞ってみてはと思ったわけで、想像していただきたい。とある本屋さんがあったとする。そこには、10冊しか本棚に並んでおらず、本と本の間のスペースは2,3冊分はあいており、そこには亭主が厳選した書籍がたっぷりの書評と並べて置いてある。まさに、セレクト書店というべきか、ポイントなのはそこでしか、その選択のサービスは受けられない点にある。有名人なら一人で経営しても問題ないだろう。例えば、書評で有名な弾さんなんかがセレクト書店をオープンすればそれなりに流行ると思うし、もちろんネットでは同じサービスは止める必要がある。しかし、知名度がない人や法人がやるとなれば、コツコツとやるしかない。
仮に恵文社程度の規模で私がプロディースするとすれば、ネットで書籍を沢山読む人を集めて書籍を選んでもらい書評を書いてもらう。そしてそれを店の本棚にならべる。ポイントは一人につき書棚一つ。それと個性的でバイアスのある書評家を選ぶ必要がある。となるとだ、かなり特殊な本屋さんになるのは自明だろう。無造作に置いてある本をお客さんが決めて買うではなく、数冊に絞ってやり本をお客が不安満載で博打買いするのではなく、この書評コメントに感化されたから買おうと、そしてその書評を書いた人が魅力的に感じてきて、その人が選ぶ本なら自分と結構趣味が合うので買おうと、最終的にはその選ぶ人のコアファンになればいうことなしだ。なぜなら、好きな人のお奨めする本は、本を購入するという行為に直結するからだ。
ってな感じで、本を選ぶのではなく、人が選ぶ情報を買うにシフトする必要があると考え、それと重要なのが、ネットではその情報を流さないこと。これさえ徹底すればリアル本屋さんも当分はやっていけるのではないだろうかと思う。本の種類を抑えるとコストもさがるし。ただビジネスとしての初期段階では本屋というビジネスモデルは選ばない方がいい。もしやるとしても、ローカルな趣味経営で止めておいた方がいい。現段階で書店経営している場合は考えるべきだろう。
本はアマゾンにないだけでほかのネット書店では買えるようなのも2倍、3倍の値を付けていたりするね。
もし買い手がついたら、そっちから横流しするだけで儲かる寸法。
「○○」管理人 ○○様
突然メールをお送りしてしまい、大変申し訳ありません。
ついて学んでいる××という者です。
この度、コミックスのインターネットによる販売促進効果に関する調査の一環で、
インターネットで多大な影響力をもっているサイトを運営なさっている皆様に、
アンケートを送付させていただいております。講義レポートという私的なお願いで
大変恐縮ですが、どうかご協力いただけないでしょうか?
お答え頂いた情報は、厳重に管理し、他の目的で使用・公表することは致しません。
上記のことを踏まえ、もしよろしければ、こちらのアンケートにお答えの上、
添付して ××××××××@gmail.com までご返信ください。アンケートは、差し支え
ない範囲でのご回答で構いません。お忙しいところ大変申し訳ありませんが、
何卒よろしくお願いします。
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年齢 性別 職業
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・月間の訪問者数を教えてください 人
・更新の頻度について、教えてください。 週 回、 月 回
●あなたがサイトを運営する上で参考にしている情報源についておたずねします。
・あなたが、よくチェックしているサイトがあれば教えてください。(URLだけで構いません)
・あなたが、よくチェックしている書店がありますか? はい (週 回) / いいえ
??あると答えられた方は、店舗名をご記入ください。(複数可)
・上記に挙げていただいたものに限らず、サイトを運営する上で、最も参考になっている情報源は何ですか?
・あなたは、アフィリエイトに協力していますか? はい / いいえ
??あると答えられた方は、どのアフィリエイトを利用していますか?
??amazon ??楽天 ??Google ??その他( )
・あなたは、アフィリエイトで、どれくらいコミックスを売っていますか? 月 冊、 年 冊
・あなたは、コミックスのアフィリエイトでどのくらいの収入を得ていますか? 月 円
●サイト運営についておたずねします。
・コミックスをブログに取り上げようと思う選択基準は何ですか?
・あなたがサイトを運営しているモチベーションが何か教えてください。
●要望などをお聞かせ下さい。
・出版社に、「こんなサービスや、こんな情報提供をしてもらいたい」というものがあれば、教えてください。
・あなたが最もひいきしている漫画家・作品があれば、教えてください。
作家名 作品名
作家名 作品名
作家名 作品名
作家名 作品名
・「こんな漫画が読みたい!」というご希望があれば、教えてください。
質問は以上です。ご協力ありがとうございました。