はてなキーワード: ゴミ箱とは
よろけて転倒したらしい。5~6人ほどの通行人が倒れた電動自転車や
お母さん、こどどもに手を差し伸べ起こしていた。幸いお母さんも子供もけがはかった。
優しい人が多い街だなぁ、とほほえましく見ていると。
近くで50代くらいのワイシャツ姿の太った男性の自転車が歩道の縁石にぶつかり
転倒した。人だかりを見ていたため縁石に気が付かなかったようだ。
こちらも派手に転んだが、ちらりと見る人はいても手を貸す人はいなかった。
自転車を起こし、恥ずかしと痛さに耐えるような顔をして、また自転車に乗って去って行った。
仮に転倒したのが80代のおじいさんだったら、助けてもらえただろうか?
助けてくれとアピールしないと助けてもらえないだろうか?
そして、仕事が終わった夜
私が駅から家まで帰る途中にひどい頭痛がしてよろけて歩いていたとき、
通行人が奇異の目でみて避けていた。
座り込んだところに、吐き捨てられたガムが落ちていたらしく、
にゅよーんっと伸びて、伸びたところがズボンに付いた・・・・・
ガッデム!!救いようがないな!!
といっても生活に困ったわけではない。シール集めをしていたからだ。
ボスやワンダ等の缶コーヒー、コーヒー牛乳のパック等に貼られているシールを集めて懸賞に応募していた。実際にあたったことはほぼないけど、当時は懸賞クイズを解いたりすることがマイブームだったせいか、学校のゴミ箱や通学路沿いにある缶入れ、そして駅構内のゴミ箱等をあさってシールをせっせと集めていた。
特に缶のシールは集めがいがあって、どの缶がどの駅のどのベンチ付近においてあるかとか、どのゴミ箱が開けやすいかとか、色々リサーチして集めまくっていた。サラリーマンが飲み干すまで電車を一本やり過ごすなんてこともあった。空き缶回収のときに自分で貰いに行ったりもしていた。自分で買うことはあまりなく、最後はどうやって効率的に集めるかというゲーム感覚になっていた。
一年前に辞めていった意地悪なベテランパートの人のことが、Aさんと話していていまだに時々話題になる。
ベテランパートの人がどんだけ仕事をしない奴だったか、Aさんは一年前以上の熱量で恨み節を語る。聴けば聴くほど、ベテランパートの人の勤労意欲を削いでいたのは、オーナーとAさん達夜勤の若い男子アルバイト達だったということがわかる。
私とシフトに入っていたときのベテランパートの人はそうとうせっかちで動き回る人という印象だったんだが、そういう人が何故オーナーやAさんの前では全然働かなかったのか? というのは、オーナーやAさん達が二言目には「それはやらなくていいです」と言っていたからだ。
オーナーと夜勤男子では「やらなくていい」のニュアンスが少し違う。オーナーの場合はとにかく作業効率よりも従業員が自分の言うことをきくということが大事で、どんなに業務が効率よく回るんであっても従業員が自発的に動くということを極度に嫌う。オーナーは店が凄く暇な時に「それはやらなくていいです」と、従業員がせっかく暇を見てやり始めた雑用を中止させる。そして死ぬほど忙しい時にレジ打ちを止めさせてまで、オリコン二箱を畳んで物置にしまうなど至極どーでもいい仕事を押し付ける。上がりの時間まであと三分というところで、最短十分かかるトイレ掃除を上がりの時間になるまでにやれとか言う。そういう訳のわからん指示をオーナーが出して、ベテランパートの人がキレる場面は私も何度も見た。
一方夜勤男子達はというと、深夜にただ事務所でダベったりスマホゲームをする時間を確保するために、夕方の超忙しい時間帯に雑用をあえてぶつける。自分達は体力が有り余っているからといって、ラッシュ時にカフェマシンの掃除をしつつレジを打つという離れ業を要求し、それが出来ないならやんなくていっすよ、ずっとレジに突っ立ってて、ということを平気で言う。夜勤男子達は夕方から夜にかけては客が来ない方が都合がいいということで、お客様に店が見離されることをわざとやっていた。おにぎりや惣菜パンの類いを廃棄時間の一時間以上前に廃棄して、ピーク時には棚にほとんど商品がないようにしていた。FF商品なんかはおにぎり等と違って賞味期限が全て当日だからって、夕方のピーク時の前に全部廃棄にしていた。おでんも同時に撤収した。
販売期限も過ぎていない、籠何杯もの山盛りの商品が事務所にある。レジ下のゴミ箱にはまだ夕方揚げたばかりのFF商品がミチミチに詰め込んである。(ちなみに、去年の秋にオーナーがコンサルに相談して判明したが、FF商品だけの損失額が月間百万円を超えていた。)夕方のピーク時に限って眩暈のするほど大量の仕事をこなさなければならない。それも、夜勤の男の子達が午前1時くらいの時間帯に遊んで高い時給を貰うためだけだ。ベテランパートの人は0時前には上がるというのに。
そんなことが長らく平然と行われていたら、勤労意欲は無くなって当然だし、働かんで金だけ貰おうと思いつくのも当然だろうなと思う。
ベテランパートの人は歳のせいでもうあちこちガタがきてて湿布貼って何とかやってると、ある日私に愚痴をこぼしていた。私に言うだけでなく他の人にも言えよって私は思ったけど、弱味を見せても何かやり返したり笑ったり出来なさそうなのが私だけだったのかもしれない。
ともあれ、ベテランパートの人は最終的にはオーナーを顔も見たくないくらい嫌いだと言い、仕事がつまらないと言い、他店に移っていった。
母が嫌いだ。
嫌い通り越して憎いとすら思うことがある。
昔からヒステリックな人で、事あるごとに「こんな家出て行ってやる!」と言って家を飛び出し車に乗り込み、呆然と見送れば怒りながら戻ってきて「どうして追いかけてこないの!やっぱりお母さんいらないんだ!」と叫んだ。それが嫌で、面倒で、いっそ出て行ってくれと思いながら、幼い私は泣きながら縋りついて謝り倒した。
今ならわかる。どうせ見送ったって戻ってきていた。それなら表面上だけでも謝っておけば平和に終わる。あのときの私の判断は間違っちゃいない。
「お母さん死ぬから!」「死んでやる!」も口癖だった。今言ったら確実に口に出してしまいそうだ。「いっそ死んでくれ」と。
そんな母も、息子、私の年の離れた弟のことはとても可愛がっていた。
弟が悪さをして、普通なら弟が叱られ、謝らねばならないところ、「あんた、弟が可愛くないの?お姉ちゃんなら罪を庇ってやるもんなんだよ」と言って、私を叱り、私に謝罪を求めた。
弟が怒られることをするたび私が謝らされ、そんな私の姿を見て育った弟は、次第に口数が減り、あまり自己主張をしなくなった。
そんな弟の変化を見て、私は可愛い弟だけは守らねばならないと、母の暴力的なまでの感情の波を一身に受けるようになった。中学生のときのことである。
だが、反抗期真っ盛りの私には耐えがたく、口汚く反抗しては母を怒らせた。朝になるとシンクに叩き割られた食器があったり、私の教科書が床に散乱していたり、ゴミ箱に捨てられていたり。まぁ多々あった。
結果、弟を溺愛している母が弟に、「あんた、反抗期なんてきたら家から追い出すから」と言うことになるので、弟には本当に申し訳ないことをしたと思う。
高校生になって、反抗はやめた。倍になって返ってくるし、言い返すのは単純に疲れる。ただただ、延々と繰り返される仕事の愚痴、知人の悪口、全て聞き流して、適当に相槌を打った。聞かなければ機嫌が悪くなるので、その間勉強なんてできない。もちろん成績は落ちた。
しばらくして、担任でも、副担任でもない、週に数回しか会わない程度の教科担任に、生徒指導室に呼び出された。何か悪いことしたっけとビクビクしながら、先生に勧められるがまま椅子に座った。
「大丈夫、じゃないよね、何かあったでしょ。友達と話してたとき、無理して笑ってるように見えたから」
話し出す前に泣き出してしまった。要件も告げずに生徒指導室に呼んだのは、他の人には隠してる様子だったから、だそうだ。いい先生だった。
少し距離を置いた方がいいかもね、とのアドバイスどおり、大学は自宅から通えない範囲で決めた。
心配だった弟の件は、生まれたときからそういう環境だったせいで弟自身にスルースキルが身についていたこと、弟を可愛いがっている母は弟には攻撃的な態度を取らないことから、大丈夫だと考えた。念のため、父に私がいない間は弟のことを頼むと言って家を出た。父は仕事が忙しいことと、私以上に母に攻撃されることもあり、会社に泊まり込むか深夜に帰宅するかであまり家にはいなかったが、できるだけ帰ってきてくれるようにはなった。
一人暮らしは最高だった。
ただ、もう十数年も母の金切り声を聞き続けていたせいか、夜中目を閉じるとこれまで聞かされてきた言葉が頭に響いて眠れないこともよくあった。完全に逃げられはしなかったが、それでも実物がいないだけましだった。
四年間はあっという間に過ぎ去って、現在、就職のために実家に戻っている。
控えめに言って地獄だ。暴力がないだけましだと思うようにしているが、私の自我全否定の上にネガティブな話をキイキイ話されるのは精神的にキツイ。
特に、コロナの流行後からテレビや政治家への強烈すぎる批判が加わり、家にいる間は常に愚痴か悪口か批判しか聞いていない。もっと楽しいこと考えられないのだろうかと思う。
私には学校行くな(必要があれば振り切って行った)就活やめろ(親が責任とってくれるわけではないので続けた)友達と遊ぶな、というくせに、母は友達とランチに行くし遊びに行くし。そして帰ってきたら友達の悪口に行った場所の批判の嵐。だったら行くなよ。
一度離れてわかったことだが、私は母との相性が良くないし、母のことが嫌いだし、憎んでいる。
それを認めてしまったら、余計に一緒にいることが辛くなった。
早く一人暮らしがしたい。
仕事をする意義とは、なんて就活ガイダンスで聞かれてもありきたりなことしか思い浮かばなかったが、入社目前にしてはっきりした。
私にとって仕事をする意義とは、お金を稼いで家を出て、自分らしく自分の人生を歩むことだ。
今現在も母が嫌いでしかたないが、働くモチベーションをくれたことには感謝したいと思う。できるだけ早く死んでくれとは思っているが。
昨日から何か色々面倒くさい催しが行われるせいで、夕方でも容赦なくレジが激混みするのが確定していて、今日の出勤が憂鬱だ。
どうやら本部は、暦が変わればコロナはどっかに行っちゃうとか楽天的に思っているようだ。こんな時期にわざわざ店内を密にするようなことをしないで欲しい。
この間、可愛い女子高生アルバイトさんが客から連絡先のメモを渡され、昼勤のパートさんにこわいどうしたらいいんですか? と相談したら、そんなことくらい自分で断れないの? と逆に詰られたという出来事があった。
前々回のシフトで女子高生アルバイトさんと一緒だったので、「相手どんな奴? この時間にも来る?」って聞いたら、とりあえず今のところ夕方四時頃にしか来ないから夕方にそいつの襲来の心配はしなくていいらしく、見た目は「とにかく気持ち悪い」のだそうだ。とにかく気持ち悪い。それじゃどんな奴なのかさっぱりわからないけど、とにかく気持ち悪いのか、なるほどな!
他のバイトの人達によればその「とにかく気持ち悪い人」は見た目30歳くらいの、女に話しかけるとか普通にできなさそうな奴、ということで、やっぱりそれじゃあどんな人相なのかまるでわからない上、顔が不細工だからというただ一点の為にオヤジ認定されたが実は中学生や高校生の可能性がなくはなく、なんかソイツのことが一周回って憐れになってくる。
でもまあ、連絡先を渡す、しかも電話番号だけでなく家の住所まで書いて寄越すというのは、やった方的にはフェアなやり方に見えるのかも知れないが、やられるコンビニ店員的にはだいぶドン引き事例だ。ここはスナックではない。コンビニだ。
二十代の頃、喫茶店でバイトをしていたらたまにそういうこともあったけど、まあそんな事もあるのは仕事の一部のようなもんだけど、絶対電話とかしちゃダメだよと店長に言われて、店長の見ている前で連絡先の書かれた紙を丸めてゴミ箱に捨てたものだった。そんであとはいつも通りに接客してればいいよってことで、「こういうことはやめてください」と自分で言うのも危ないからしなくてよくて、連絡先を渡される場に丁度店長や先輩がいたら「そういうことは止めてくださいますかね。うちはそういう店じゃないんで」と客に言ってくれたものだ。
女子高生アルバイトさんにこういう時どうしたらいいのか聞かれたので、答えた。
「無視イェイ!」
「無視イェイ!」
「無視イェイ!」
「無視イェイ!」
なんか盛り上がった。
局「ごめんね。変なことお願いして」
自分「いえいえ、、、」
、、、そこは「ありがとう」でよくない?
というか謝られちゃうとこっちが悪いことしてるみたいなんですけど。
別の日、
局「やらなくていいよー。そのままで。」
自分「いえ、今丁度手が空いてるんで」
局「・・・」
そこも「ありがとう」でよくない?
やらなくていいってどういうこと?やったら迷惑なの?俺が迷惑でした?って聞いたほうがいいの?
いやいや。
ありがとうって言ってほしくてやってるわけではないけど、あなたを萎縮させたくてやってるわけでもないです。
やってほしくないならそういえば良いし、とにかく謝られるのが一番困る。