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2020-07-05

anond:20200705191909

ジジババは今どきはINがあれば大丈夫

ただ、施設出たばっかの子はな〜

一応こういう制度もあるが


児童福祉施設等に関する「身元保証人確保対策事業

http://www.zenyokyo.gr.jp/mimotokakuho/mimotokakuho.htm


最近保証会社不動産管理会社ドライなやりとりが多いと聞くので

だいたいの物件大丈夫だと思うけど

変な警戒とこだわりを持つ大家さんもまだ生息していると聞くから

2020-07-01

誰も保育士になりたがらない

訳でもない。むしろ望んで保育士になるのだ。

という事を、保育士養成校に通う学生から聞いて驚いた。

なぜ保育士を目指すのか純粋に気になった事と、

その事をどうしても受け入れられなかった学生の話について、

聞いた内容をメモ代わりに増田へ残しておこうと思う(学生からは了承を得ている)。


・周囲に保育士のいる環境下にある

学生の親や兄弟姉妹保育士として働いている(いた)。

イメージが湧きやすいのだろう。

また、就職の際にそういった親族や知人のツテを使って行うパターンが多いそうだ。

保育士以外の選択肢を考えない

子どもが好き→子どもと関わる仕事保育士になる。と考えて進学する学生一定数いる。

保育園以外の児童福祉施設など、保育士資格活用できる場は色々あるものの、圧倒的に保育士を志す学生が多いそうだ。

幼稚園教諭免許も取得はするが、ほぼ保育園こども園就職する。

また、就職先について休日給与よりも保育の方針環境を重視しがちであり、よく問題視されている低賃金の要因はここにもあるのではないかと予想される。

養成校の事は保育士資格が取得できる学校と思っている

大卒短大卒、専門卒等の学歴による分類をほぼ気にしない。

実際、求人でもそこまで条件は変わらなかったり、短大や専門卒の若い人材を欲しがる事業所が多いそうだ。

また、一部の教育学部を除いて保育系の養成校はほぼボーダーフリーレベルであるため、学生は行けるならどこでも良いのだとか。

進学先の決め手は皆口を揃えて「家から近かったところ」と言う。


近年は常に人手不足業界であるため、

周囲にツテが無くとも、資格さえあればすぐに就業できる。

それが当たり前とされる業界なのだと。

就職転職にわりと時間をかけた自分カルチャーショックを受けた。

社会問題視している低賃金仕事の持ち帰り、就業時間の長さなども

まり気にしていない層が多く(ここも驚いた)、

声をあげようとする人を敬遠しているようだ。



学生について尋ねた。

新型コロナウイルス世間がざわつき始めた3月に強行された1日8時間休憩30分の実習、

上記の実習終了後に当日分の日誌を全て手書きで記録し翌日に提出せねばならず、

園によって日誌上の表現が異なるため、時には重箱の隅をつつくような指摘をされる。

それを平日と土曜を含めて10日間過ごす。

業務の持ち帰り、慢性的睡眠不足、土曜出勤など、

実習のうちから既に業界適応できるか試されているのだと。

それでも周りの学生はそれが当たり前だと受け入れるのだそうだ。

「保育ってそういうものから」と担当教員から何度も何度も言われてもう疲れた、と学生は呟いていた。

その学生は将来なりたい職業があり、児童福祉施設での実務経験必要であるため保育士を目指していたが、

別の大学編入し、新しい環境に身を置く予定だそうだ。

学生の実習のうちから弱音を吐くようでは保育士になってから苦労するよ。」とはとても言えなかったし、思えなかった。

資格職ってどれも皆似たようなものなのか?

1日あたりの実習時間を短縮したり、せめて日誌の記入時間を実習時間に含めることはできないのか?

業務報告は業務時間中に行う私には到底理解できそうにない。

今回聞いた話以外でも保育園現場養成校における常識やそれらの課題点が知りたくなったので、

今後も職員学生から話を聞いていこうと思う。

2020-06-28

anond:20200628224258

割と真面目にこういうのってなんで野放しになってるんだろうなぁって思う

嫁の方も大概だがな

から男は殴っていいって習ったんだろうか

まとめて隔離して子ども児童福祉施設が回収して欲しい

2020-06-10

児童福祉施設で「生き地獄連鎖 子ども同士の性暴力、同性間が7割

https://mainichi.jp/articles/20200204/k00/00m/040/127000c?inb=ys

これが現実の性暴力

でも誰も見ようとしないね

少年少女に汚い性欲をぶつける弱弱しい中年男性を殴って自分ヒーローになる妄想をする

冤罪でもいいか自分より弱い加害者捏造してたたく

女性様だから

2019-07-13

おすすめ虐待関連本

ママにもいえなかった… ミカエルルンドグレン、ウルフグスタフソン

虐待気づくべきこと、できること 全国養護教諭サークル協議会

子ども虐待 西澤 哲 ★オススメ

子どもへの性的虐待 森田 ゆり ★オススメ

性的虐待を受けた子ども性的問題行動を示す子どもへの支援 児童福祉施設における生活支援心理医療ケア

虐待非行臨床 橋本和明 ★オススメ

児童相談所における性的虐待対応ガイドライン ★オススメ

心的外傷と回復 ★オススメ

白雪姫コンプレックス コロサレヤ・チャイルドの心の中は 佐藤紀子 ★オススメ

甦る魂 性暴力後遺症を生き抜いて 穂積純 ★オススメ

広がりゆく魂 虐待後遺症からの「回復」とはなにか 穂積純 ★オススメ

子供虐待を考える 玉井邦夫 ★オススメ

心的外傷を受けた子ども治療 愛着を巡って ★オススメ

身体トラウマ記憶する 脳・心・体のつながりと回復のための手法 ★オススメ

性犯罪被害者対応ハンドブック 性犯罪捜査研究会

ドメスティック・バイオレンスや性暴力における援助のあり方 研究会報告 女性被害者に対して、援助者はとくに何を留意すべきか 女性のためのアジア平和国民基金 ★オススメ

レイプ二次被害を防ぐために 被害者回復を助ける7つのポイント 女性のためのアジア平和国民基金 ★オススメ

花々の墓標 佐藤 亜有子 ★オススメ

トラウマから回復するために 諸沢英道 ★オススメ

暴力 読売新聞大阪本社社会部

境界パーソナリティアダルトチルドレン共依存愛着障害虐待によって高確率発症する)

境界パーソナリティ障害 (幻冬舎新書) 岡田尊司 ★オススメ

境界性人格障害(BPD)のすべて クライスマン,ジェロルド・J ★オススメ

境界パーソナリティ障害 疾患の全体像精神療法の基礎知識1 ★オススメ

境界パーソナリティ障害 疾患の全体像精神療法の基礎知識2 ★オススメ

境界性人格障害=BPD実践ワークブック はれものにさわるような毎日をすごしている方々のための具体的対処法 R.クリーガー

ボーダーライン 自己を見失う日本青年たち 町沢 静夫 ★オススメ

絆の病 境界パーソナリティ障害の克服 岡田尊司、咲セリ ★オススメ

死にたいままで生きています。 咲セリ ★オススメ

こころ科学 185(特集パーソナリティ障害現実スキーマ療法) ★オススメ

思春期病棟少女たち スザンナ ケイセン

戦争ストレス神経症 中井久夫加藤寛

あなた家族が心の病になったとき まわりの人はどう接したら良いのか? 久保田正春

愛着崩壊 岡田尊司 ★オススメ

愛着障害 岡田尊司 ★オススメ

アダルト・チルドレンの子どもたち もう一つの共依存世代 アン・W.スミス

アダルトチルドレン 愛されたい、愛せない 秋月 菜央

恋愛依存症 伊東 明 ★オススメ

「母と子」という病 高橋和巳 ★オススメ

共依存症 心のレッスン ★オススメ

共依存自己喪失の病 吉岡

依存症家族 斎藤学

人を信じられない病 信頼障害としてのアディクション 小林桜児 ★オススメ

黙りこくる少女たち 教室中の「性」と「聖」

自分を傷つけずにはいられないー自傷から回復するためのヒント 松本俊彦

自分でできるスキーマ療法ワークブック Book 1 生きづらさを理解し、こころ回復力を取り戻そう 伊藤絵美 ★オススメ

自分でできるスキーマ療法ワークブック Book 2 生きづらさを理解し、こころ回復力を取り戻そう 伊藤絵美 ★オススメ

つらいと言えない人がマインドフルネススキーマ療法をやってみた。 伊藤絵美

マインドフルネス人間関係」の教科書アサーション・傾聴・マインドフルネス

過敏性腸症候群認知行動療法 脳腸相関の視点から ブレンダ・B・トナー ★オススメ

ケースワークの原則 F・P・バイステック ★オススメ

ケースワークの臨床技法―「援助関係」と「逆転移」の活用 尾崎新 ★オススメ

2019-06-23

2歳の孤児を、障害者の嫁にしようとした夫婦

児童福祉施設で今で言うケースワーカーをやっていたおばさんに聞いた話。

両親と交通事故死別し、他に身寄りがないため施設に来た女の子(2歳)がいた。

数日後、その女の子の遠縁の親戚から「引き取りたい」と連絡があった。

施設まで来た親戚夫婦とおばさんが面談。裕福そうな家庭で、十五になる男の子が一人いるのだという。

「妹さんが増えることに、お子さんは何とおっしゃってます?」と聞くと、「妹としてではなく、結婚相手として引き取りたい」と。

男の子には障害があるため、女の子にはその子の面倒を一生みてもらいたいのだと言い出した。

おばさんの顔色が変わったのが分かったのか、夫婦は「冗談ですよ」と話を流し、女の子を大切にする、ずっと女の子が欲しかった等、耳障りのいいことを言い出した。

嫁云々の話を聞いていなかった施設長は「立派な親戚が居てよかった」と女の子を引き渡す気まんまん。

おばさんが「あの夫婦は怪しい」と言っても誰も聞いてくれない。このまま女の子が不幸になるかと思うと夜も眠れなかったらしい。

幸い(というのか?)、女の子事故のショックで失語症になった途端(事故から半年過ぎていたが、時間差でショックが来ることもあるらしい)、親戚夫婦は「障害はいらん!」とさっさと手を引いてくれた。

おばさんは女の子回復する前に、さっさと別な夫婦との養子縁組をまとめて親戚と連絡がとれないようにしたそうだ。

「その子は声が出るようになったの?」と私が聞くとおばさんは「これ、あんたの話だよ」。

自分養子なのは知ってたけれど、養父母にたどり着くまでにそんな修羅場があったなんて三十数年知らなかった……

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( ;∀;) コワイハナシダナー

2019-02-08

anond:20190206170358

児相現場からのご感想ありがとうございます児相問題本質組織の上部にあると思うのですが、その上で感じる事を述べます

>・児童相談所の一時保護所は常に定員オーバー(全国ほとんど)

>・精神的に不安定な子でも一人部屋が用意できなかった。

この少子化時代にあって戦後から高度成長期ベビーブーム時代に作られた施設定員が足りていないという現実直感的に何かがおかしいと感じます。この問題本質を突き詰めていくと、知らないうちに平成に入り「虐待」の定義自体が変えられた事に突き当たります。「これ子供ちょっと可哀想よな」レベルの事案も「子供死ぬかも」レベルの事案もクソもミソも一緒にしている。結果として少子化でも児童施設の定員充足が容易になった。その反面、深刻事例に漏れが出て時々子供死ぬ。これこそが現在の状況ではないのかな。

毎年、年度が変わると18歳になって施設から出される子供が出て定員空きが出ますよね。そのような時に施設に空きが出て良かった、家庭で満ち足りた生活ができる子供が増える、とか考えてませんよね?施設運営のためには定員を埋めなければ、年間、トータルで子供一人あたり数千万円の予算が入らなくなってしまう。そして「数値目標を立てて」児童虐待処理数を上げるように努力するんですよね。このような児童福祉関連利権を守るための虐待処理をするのには根拠が入ります。それこそが「生身の人間であるが故の不完全さ自体に起因するもの問題」となるどこの家庭でも当てはまりそうな現在虐待定義ですよね。例えば私の知人は「夫婦喧嘩子供の前でした」のが児童虐待になったんで子供を一時保護して帰って来ない、面会も出来ない。

こういう事してたら、常に定員は満員。ほらまた子供が死んだ、となる。子供にとって良いことは何もない。良かったのは戦後戦災孤児を育てる目的を達して消え去る運命にあった児童福祉施設とそれで喰っていた関係者の首をつなぎ息を吹き返した事。

>・冬場はお風呂は3日に1回で時間も細かく決めて15分。職員が足らない。

これは刑務所受刑者並の待遇。本当に受刑者みたいな子供も混じってるから刑務所のように監視するんでしたっけか。いやいや無理やり連れてきたか子供が逃げ出す恐れがあるから監視するんですよね?何度も逃げ出す子供は山奥の逃げきれない施設に移すんですよね?それでは職員足りませんよね。悪い事をした子供を叩いたら親から引き離しますよね?でも保護所では自ら罰として子供を汚い便所食事させる事には疑問を抱かない。そんな声を直に聞きました。何か納得出来ませんよ。法に抵触しなさそうなら構わない、心のねじれた底意地の悪さを感じてしまます。またそれが正しい事なんだ、そんな大人になれよとする教育

>・親が手放すことを望んでない場合、親から引き離すことは相当大変。訪問しても居留守、強引に動けばすぐに訴えられる。訪問先で保護から逆に警察を呼ばれることも。

>・保護者だけでなく、保護した子どもからまれることが多い(虐待児が親への愛着があり家に帰りたいということはよくある。)

>・新卒若い子はみんな使命感を持って入職してくる。大学福祉を学び、資格も取り、児童相談所で働くことを希望して採用試験を受けた人ばかり。そんな子が半年うつ病になり休職してしまったりする。

現場限界

この業務を上からの指示でやっている立場は辛いかもしれない。しかし、考えて欲しい事がある。世の中は全員、不完全な人間が不完全な国家の中で大きな生きづらさを感じながら生きている訳だよ。そんな中で自分家族を持ってその子大人になって評価してくれるまで正解の分からない子育て一生懸命やってる訳だよ。あなたたちから見たら充分でない子育てかも知れないが、自分でやってないでそこがダメだとか言うのは誰でもできる。そしてそんな人間の言う言葉は心に響かない。親が子供を引き渡さないのは「愛情根底にある」事を忘れてないか虐待児だからって、本人の「家族暮らしたい」っていう人権をせせら笑って、一時保護の方がお前のためだとか問答無用で決めつけていないか?結局、親にも子供にも恨まれるという「児相被害」の根本問題職員人間として親子を見つめる温かい思いやりの心が無い、感じられない事なのではないか平成という時代人間を扱う仕事でもマニュアルで型通りにやってしまおうとする傾向がある。

子供が「お母さんに会いたい」と言う。親が「子供に会いたい」と言う。それでも訳の分からない理由をつけて児相マニュアルでは面会させませんよね?実はそれって国連の子もの権利条約違反ですよ。というか国連日本児相のやり口はこの条約違反で一時保護所を廃止しろって言われてますよね。親と子供意見を聞けよって子供でも分かりそうな事を言われて日本児童行政馬鹿さ加減を批判されてますよね?それだけ非人間的な事やってる訳ですよ。「金銭インセンティブ」で動いてるからって怒られてるでしょが。

人間として親と子の心に向き合おうよ。上からおかしな指示にはノーと言おうよ。定員補充が目的の一時保護虐待処理数ノルマを課されたらチクろうよ。

anond:20190207095107

実に貴重な体験談ありがとうございます

このようなあまりにも酷い人権否定される経験をすると訴える力さえもぎ取られる事がありますから

実は私の知り合いの児相被害者も同様の被害を受けたと話してくれたことがあります児相職員が4人ががりでだまって「自宅に侵入し」病気療養中の子供を騒がないように「口を塞いで」組織的に連れ去ったと。ちなみに強制保護理由子供病気学校に行かないから。義務教育を受けていないから。もうかれこれ10年以上たちます子供さんは家に帰っていません。親子の面会さえ職権で認められていない。

私はこの訴えを始めて聞いた時、児相と言う国の機関がそんな酷いことをすることがあるのか?とにわかには信じる事が出来ませんでした。しかし、児相被害の事例をいろいろ聞くにつれて充分にありえる事なんだなと考え方が変わりました。知らないうちに平成に入ると「虐待」の定義自体が変えられ「これ子供ちょっと可哀想よな」レベルの事案も「子供死ぬかも」レベルの事案もクソもミソも一緒にしている。結果として少子化でも児童施設の定員充足が容易になった。深刻事例に漏れが出て時々子供死ぬけれども。これで戦後戦災孤児を育てる目的を達して消え去る運命にあった児童福祉施設とそれで喰っていた関係者の首をつなぎ息を吹き返した。個人情報保護というベールの向こうで、今日私たちの知らないうちに、「児童保護する」という建前で日常的に組織的に「児童拉致」が行われているようですね。気がつけば日本という国では、家庭で子供を育てても国のお金ほとんど動かないですが、児相子供を連れ去り、一時保護所や施設に入れると措置費、養育費などの名目で1人の子供が成人するまでに億単位予算が動く国へ変わっています。つまり関係者が潤うと。そして「子供社会で育てる時代」と言うスローガンが出てくる訳です。

このような犯罪日本隣国が行った「日本拉致」と本質的に変わりがありません。実行犯外国機関日本行政職員かの違いだけにすぎません。当然に国家損害賠償対象となるべき事案です。本来検察警察児童略取誘拐(国から措置費めあて)で犯人逮捕して法の裁きをうけさせるべき。しかし、児童虐待関連事案は児相学校警察など行政間の全件共有が推奨され、悪く言えば口裏を合わせをしているのが現状。つまり、国が犯している犯罪から国に訴えても無駄。これは国連の子もの人権委員会などの国際機関レベルでないと相手にしてもらえないかも知れません。この国連でも日本児相被害を訴えたグループの主張が日本行政からのもみ消し圧力日本児相への勧告が無くなってしまったとの事。諦めること無く日本が変わるまで、このような人権被害を訴える必要があると思います

anond:20190207004137

児童相談所 拉致 静岡市」などと検索すれば、当事者(親)が発信する記事を閲覧することができる。Twitter実名発信すら行っている。

彼らの主張と、裁判所認定事実とを対比しながら読めば、恐ろしさが伝わってくると思われる。

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損害賠償請求事件

東京地方裁判所平成21年(ワ)第25349号

平成25年8月29日民事第44部判決

口頭弁論終結日 平成25年4月25日

       判   決

(第1,第2 省略)

第3 争点に対する判断

1 認定事実

 前提事実に加え,後掲の証拠及び弁論の全趣旨によれば,以下の事実が認められる。

(1)本件小学校入学前後の経緯

ア 原告Q1は,原告Q2及びQ9との同居を始めた平成19年2月頃,Q9が時間を守らないこと,嘘をつくことを矯正させる必要があると考えて,原告Q2との間でQ9へのしつけの方法について話合い,その結果として,原告らは,Q9が小学校入学した同年4月頃から,Q9が上記の点について原告らの口頭での指導を守らなかった場合には体罰を与えることとした。

 原告らの体罰は,当初は頭を軽く叩く程度であり,その後顔を平手打ちするようになり,同年6月頃からは,Q9に木製の子ども用バットを持ってこさせて,臀部をバットで叩くことなどがあった。

(甲4,75,原告Q1本人)

イ(ア)Q9の所属するクラス担任であるQ12教諭は,平成19年4月頃,Q9の顔に痣があったこから,その痣について聞いたところ,Q9は,タンスの角にぶつけたと述べた。Q12教諭は,その後,Q9の顔の別の位置に痣があることを発見した。

 Q12教諭は,同年5月下旬頃,Q9が忘れ物をして登校してきたため,どうしたら忘れ物をしないようにできるか尋ねたところ,Q9は泣き出して,自分学校の支度をしていることのほか,原告Q1は殴るので恐いこと,原告Q2はQ9を守ってくれなくなり,原告Q1と一緒に怒ってばかりいるが,以前はそうではなかったことなどを述べた。そこで,Q12教諭は,Q9に対し,先生はいつも君の味方であり,先生が守ってあげるなどと述べた。

 原告らは,同月31日,本件小学校担任教諭保護者との間での連絡帳に,Q9から先生が守ってあげるという発言があったと聞いたが,その発言真意確認を求める旨の記載をした。

(イ)本件小学校のQ13教頭は,同年6月5日,原告ら宅を訪れ,原告らと面談した。その際,Q13教頭は,虐待の疑いがある場合についても適切な対応をとる必要がある旨述べ,原告らは,今までQ9はしつけを行われずに育ってきており,Q9を良くするのは今しかないこと,しつけの方針として,悪いことをしたら殴ること,虐待を疑っていることは理解していることなどを述べ,Q12教諭上記(ア)の発言について,Q12教諭からの直接の謝罪要求した。これを受け,Q13教頭は,一旦本件小学校に戻り,Q12教諭と共に再度原告ら宅を訪れ,Q12教諭上記(ア)の発言について,誤解を招く発言であったとして謝罪した。

 Q9は,同日以降,Q12教諭に対し,先生が来てくれてから殴られなくなったと述べた。

(ウ)Q9は,同年6月29日,右大腿部,右肩に赤色の跡があり,Q12教諭が,Q9がプールに入る際にその跡について聞いたところ,Q9は,原告Q2から叩かれたと述べた。

 また,Q9は,同年7月2日,右目の下部に痣があり,Q12教諭からその痣について聞かれたところ,原告Q2に殴られたと述べたが,Q13教頭からその痣について聞かれた際には,Q9は転んで怪我をしたと述べた。そこで,同日,Q13教頭原告ら宅に架電したところ,原告Q2は,Q9が2日続けて許せない嘘をついたこから原告Q2が殴った,私も人間から感情的になると述べた。

 原告Q1は,同月3日,本件小学校架電し,Q13教頭に対し,原告らは冷静にQ9をしかっていること,同じ状況であれば原告Q1であっても殴っているはずであり,原告Q2も同じ方針であることなどを述べた。これに対し,Q13教頭は,殴らないで育てることをまず考えるべきであるなどと述べた。

(エ)Q12教諭は,同月4日,原告から,本件小学校教育方針等についての意見記載された手紙が送付されたため,同日午後3時頃,原告ら宅を訪問した。その際,原告ら及びQ12教諭居間にいて会話をしていたところ,原告Q2は,一旦居間を離れてQ9の部屋に行き,Q9を叩き,居間に戻ってきた際に,「今私,Q9のこと,叩きましたから,守って下さい。叩きました。嘘ついたから。」などと述べた。

 その後,本件小学校のQ14校長教務主任及び生徒指導主任原告ら宅を訪れ,原告Q1から学校で行う教育と家庭で行う教育区別をしたガイドラインを示してほしいという要望があったため,Q14校長ガイドラインを示す旨述べて,同日午後8時30分頃にQ14校長らは原告ら宅を離れた。

(甲11,17,18,乙ろ2の12,乙ろ15,証人Q13)

(2)本件一時保護に関する経緯

ア Q14校長は,同月6日,静岡市教育委員会に対し,前記(1)イの経緯を報告した。静岡市教育委員会は,同月10日,静岡市α区の要保護児童対策地域協議会児童福祉法25条の2参照)の定例実務者会議において,Q9を要保護児童として提示し,Q13教頭が前記(1)イの経緯をまとめた報告書(乙ろ2の12の1ないし6丁)を提出した。上記会議に出席した静岡市児童相談所の所員は,同日,本件小学校に対し,Q9は保護を要する児童であるため,今後Q9に痣等があった場合には児童相談所に通告するように指示した。

イ Q9は,同月13日の登校の際,左顎及び左目下部に痣があり,Q14校長がその痣について聞いたところ,Q9は,嘘をついたことを原告Q1に怒られて殴られたと述べた。そこで,同日「Q14校長は,静岡市児童相談所架電してQ9について通告した。また,同日のプールの授業の際,Q9の大腿部及び背中に痣があることが確認された。

 静岡市児童相談所は,同日,上記通告を受け,子ども虐待対応の手引き(平成19年1月23日付け雇児総発第0123003号厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課長通知。乙ろ2の10)及び静岡県中央児童相談所作成家族支援ガイドブック(乙ろ2の11)に基づき,上記アの会議に参加していた所員等による緊急受理会議を開催し,Q9に行うべき支援及び援助の内容を判断するための虐待処遇アセスメント指標(乙ろ2の6)で判定をしたところ,虐待の程度は,5段階の上から2番目(打撲,広範囲の軽外傷等)であり,調査格付は,生命を脅かす(又は高い可能性がある。)状態として,直ちに立入調査を行うこととなる「R-1」と判定された。また,静岡市児童相談所のQ15主任主事ケースワーカー)等の所員3名が,本件小学校に立入調査をして,Q9の顔から足にかけて痣があることを確認し,Q9に聞き取りをしたところ,Q9は,原告からは,Q9が時間を守らないという理由毎日殴られること,原告Q2の方が多く殴ること,原告Q1からおもちゃバットでいろいろなところを殴られ,原告Q1から殴られた際に血が出たことがあることなどを述べた。静岡市児童相談所は,上記立入調査をした所員からの報告を受け,上記虐待処遇アセスメント指標及び所員の合議に基づき判定をしたところ,Q9の支援・援助格付は,直ちに一時保護必要となる「AA」と判定された。

 静岡市児童相談所長は,Q9に痣があり,Q9も原告から殴られていることを認めたこと,本件小学校から家庭訪問をした後も原告から虐待継続していることが確認できたことに基づき,Q9を一時保護し(本件一時保護),その後に原告ら宅に架電し,原告らに対して本件一時保護したことを告げた。

 Q9は,同日,静岡市静岡病院のQ16医師の診断を受けたが,同医師作成診断書には,「全身に打撲によると思われる皮下出血を認める」として,〔1〕両下眼瞼,〔2〕左顎部,〔3〕右肩甲骨上,〔4〕左大腿背側,〔5〕右下腿膝下部前面及び〔6〕両殿部について,「いずれも鈍器,または靴による打撲跡と考えられる」,「上記外傷について全治一週間と診断する」との記載がある。

 静岡市児童相談所は,同日,静岡県中央児童相談所の一時保護施設にQ9の一時保護委託した。

(甲11,乙ろ2の4ないし6・12,乙ろ15,16,乙は3の1・2,証人Q17,証人Q13)

(3)本件一時保護開始後の経緯

ア 原告らと静岡市児童相談所は,本件一時保護が開始された平成19年7月13日以降,電話等でやり取りをしたが,次のとおり,原告らは,Q9に対する体罰虐待ではなく,親である原告らの意思無視して本件一時保護継続することは不当であるとの意見を繰り返し述べた。

 原告Q1は,同月20日,静岡市児童相談所のQ15主任主事との電話で,虐待はしていない旨述べ,暴行肯定されると考えているかとの質問に対して「ええ,肯定されますよ。当たり前じゃないですか」「一時的感情だとかそんなことで虐待を繰り返してきているわけじゃないんだ」,「責任ある体罰っていうのだってあるんだ」などと述べ,静岡市児童相談所のQ18統括主幹との電話で,同月27日,「Q9をおたくらに任せますけど,やつが20歳ぐらいになったときにまともな,私らが考えているような大人になってなかったら,抹殺しますんで。おたくらも含めてよ。」,同月30日,「子どもがこう,おれらの考えてたとおりに教育できなくなったときに,おまえらどういう責任とる。とらなかったときは,おまえ,リンチしてもいいか」,同年8月1日,「根本からお前らの育て方とか教育論が間違ってるのに,何で間違ってる奴らと俺らが話し合わなきゃいけないんだよ。」などと述べた。また,原告Q2は,同年7月23日,Q18統括主幹との電話で,「私達は少なくとも体罰体罰だって考えてるんですね。私の思う虐待と言うのは自分憂さ晴らしですね。」,「体罰っていうのは暴力とは違う」などと述べた。

 静岡市児童相談所のQ19主任主事心理士)及びQ15主任主事は,同月20日から同年8月31日まで,一時保護施設を訪れてQ9と面談,行動観察,心理テスト等を行った。Q9は,同月8日以降の面接で,原告らと会いたくなく,施設から帰りたくない旨訴えた。Q19主任主事は,Q9について,同年9月20日開催の静岡市健康福祉審議会児童福祉専門分科会児童処遇審査部会に「現段階では,本児の家庭に対する拒否感が強く,両親と距離を置き,守られた環境下で,本児の話に耳を傾け,個別には母性的で受容的な対応が望まれる。」,「これまでの養育環境により本児の情緒面での成長が阻害されてきた結果が示されており,今後,両親の養育態度に改善が望めないようであれば,家庭との分離はやむを得ず,児童養護施設への入所が適当であると考える。」との心理診断の結果を提出した。同部会では,Q9の入所措置承認を求める申立てを行うことに異議は出なかった。

 静岡市児童相談所のQ20所長は,上記原告らの発言心理診断の結果及び上記部会の結果を踏まえ,原告らによる暴力継続される可能性が高く,Q9も帰宅拒否していることから児童養護施設への入所が適当であるとして,同年9月25日,入所措置承認を求める申立て(本件申立て)をした。

(甲11,14,乙ろ7の1ないし7)

イ 原告らは,同年9月28日,静岡市児童相談所を訪れ,Q20所長,Q17参事平成20年4月1日に静岡市児童相談所長となった。以下「Q17」という。)等の所員と面談した。この面談の際,Q20所長らは,本件一時保護の経緯や,Q9については児童虐待防止法2条1号所定の暴行が行われたもの判断していると説明したが,原告らは,「体罰虐待はこれ別物ですから」,「しつけの段階で,あざができるほどたたかなきゃいけなかった」などと述べてQ9の返還を求め,静岡市児童相談所はこれに応じなかった。

(甲9,10,乙ろ7の10)

ウ Q20所長ら及び原告Q1は,本件承認審判及び本件勧告がされた後である平成19年12月21日,静岡市児童相談所面談した。原告Q1は,本件承認審判の「二度と虐待に該当するような体罰をさせない」という文言から虐待に及ばない体罰については容認されたもの解釈している,体罰主体にしない努力はするが,目的によっては必要なこともあるなどと述べたのに対し,Q20所長は,しつけ自体否定するわけではないが,体罰を伴うしつけは子ども心理的な影響があり好ましくない,本件勧告を受けて,静岡市児童相談所から原告らに対する指導方法について年明けに提案する旨述べた。また,原告Q1が,原告らがQ9の通学している安西小学校に面会等を申入れることは問題となるか確認したのに対し,Q20所長は,今の状態だと問題となる旨述べた。

 静岡市児童相談所は,平成20年1月頃,上記提案として,Q9と原告らの家族統合に向けた「ご両親への支援プログラム」(以下「支援プログラム」という。)を作成した。支援プログラムでは,〔1〕目標は,「Q9君が安心して生活できるような家庭づくり。」であり,〔2〕方法として,原告らが静岡市児童相談所を訪れ、概ね1か月に1回2時間程度を目安に面接実施し,面接以外にも課題の提出をお願いすることがあること,〔3〕2月から3月頃にQ9の気持ち確認し,写真ビデオレターなどを通した親子交流を始めること,〔4〕Q9が原告らに会いたいという気持ち確認し,5月から6月に児童相談所内で原告らとQ9との面会を実施し,6月から7月初旬に親子での外出を実施すること,〔5〕面会・外出時の親子の様子,Q9からの外泊希望確認し,児童相談所所員による家庭訪問実施した後,7月初めに家庭への外泊を開始すること,〔6〕外泊が繰り返される中で,良好な親子関係が認められ,引取り後の支援のあり方について共通理解が得られれば,家庭引取りとなることが記載されている。

 Q20所長ら及び原告Q1は,同年1月11日,静岡市児童相談所面談した。静岡市児童相談所のQ21心理士支援プログラムについて説明するなどしたところ,原告Q1は,支援プログラムは本件勧告無視したものである原告らは体罰をしているのであって虐待暴力ではない,一時保護自体間違っている,おれは日常生活の中で普通にやっていく中で必要であれば絶対体罰は使う,まずはQ9を帰してもらいたいなどと述べた。そこで,Q20所長は,再度提案をする旨述べた。 

 Q20所長ら及び原告Q1は,同月24日,静岡市児童相談所面談した。Q17が,本件勧告に基づいてQ9を帰宅させるためには,虐待に該当するような体罰はしないことが条件になる旨述べたところ,原告Q1は,裁判所原告らが虐待をしていないと認めており,Q9をすぐに返してもらった上で静岡市児童相談所による指導を受けるというのが原告らとして譲歩案の全てである静岡市児童相談所原告らの意見を聞かずに一方的な主張をしているなどと述べた。

(甲9,10,乙ろ5の2,乙ろ7の11・12)

エ Q9は,平成19年12月31日,静岡ホームで転倒して頭を打ち,CT検査をしたが,脳に異常は認められず,頭部挫傷と診断された。

 静岡市児童相談所は,原告らに対し,上記転倒事故を通知せず,原告らは,平成20年3月7日に静岡市個人情報保護条例に基づき開示を受けた文書により,上記転倒事故の発生を認識した。

(乙ろ1)

オ 原告Q2は,同年2月1日,静岡市児童相談所に対し,Q9の毎日の詳しい言動や様子を報告しない理由等の回答を求める質問状を送付した。また,原告らは,同月8日,静岡市児童相談所を訪れ,本件抗告棄却決定に対して特別抗告申し立てた旨伝えるとともに,親権行使するとして,Q9の毎日の一時保護施設及び小学校での言動を報告することを求めた。さらに,原告Q1は,一時保護期間の7か月でQ9の身長が2.4センチメートル体重が1キログラムしか増えていないという理由で,Q9への精神安定剤等の投与を疑

2019-01-21

anond:20190121223930

虐待かどうか、犯罪かどうか、って話ならそうではないけど

育児放棄かどうか、って話なら育児放棄になると思うけどな

児童福祉施設に預けっぱなしの親は育児放棄してると言われても致し方ないと思うが

2018-11-25

また九州に対する個人的偏見が強化されてしまった

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181125-00010002-nishinpc-soci

その施設では、男女の役割分担が明確だった。食事とき男児が座って待ち、女児ご飯をよそうルール

今30代の人の子時代(つまり30年前)の話?と思ったら

10年間職員として働いていた時の話」って。

まり現在進行形って。

平成も終わりかけの今、児童福祉施設という公共性の強い場所

男児が座って待ち、女児ご飯をよそう」よう教えるって。

この新聞がそれに疑問を呈しているのも、「LGBT児童違和感を持つかもしれないから」と言う意味でだけで

LGBTでなければ誰も違和感を持たないだろうし無問題だと思ってるってこと?

怖い!九州怖い!!

2018-10-05

anond:20181005194035

児童福祉施設丸投げ搾取親なんかも、

子供は親と言うもの幻想を抱いているから親が引き取ると言うと喜んで行ってしまう、

でもそこで待ってるのは女なら風俗に入れられ、男でも働かされて金を奪われる現実なのを多数見て分かってるからやるせない、

とう施設職員記事をみたな

それに比べたらマシなんだろうけど、そんな最底辺と比べてもな

anond:20181005175427

脳がアップデートされてる人って、

父親母親育児なんてしなくて良くて全部保育園丸投げで当然、保育士はそれに文句つけず安月給で死ぬほど働け、って考えの人?

それに同意しない奴はOSが古いと言われるのなら、古いOSでいいわ。

育児真理教というか、「育児の最終的な責任者保育士でも教師でも国でもなく親である」って事すら否定する人多いよね。

保育園育児全部やってくれない、小学校もっと育児やってくれない、何でやってくれないの?って人ばかり。

んでいやお前がやれよ、と言われると何で私がやらなきゃいけないの!って発狂

親なんだからやらなきゃいけないの当たり前だろ、やりたくないなら税金を頼るのではなく正当な対価を自腹で払って他人に頼むべきだし、

その他人に対するリスペクトも忘れちゃいけないだろ、ってのは「古い考え」らしい。

育児保育士なり教師やり国なりがやるもので、自分本来やらなくていい、金もさなくて良くて税金でやるべきもの

本来はそれが正しいのに現状は間違ってる、と思ってるんだよな。彼ら。

子供は全部親から引き離して施設で育てればいい、ってのと変わらんよな。

いや親としての権利とか、自分が気が向いた時に気が向いた育児だけはやる権利は欲しがるんだから、それ以下か。

子供児童福祉施設にぶち込んで、でも親権放棄しないで、子供が大きくなって働ける歳になると働かせて給料奪う為に引き取る糞親って多いらしいけど

メンタリティはそれとあんま変わらないよな。

2018-07-18

女優酒井法子(47)が18日、都内で行われたB&G財団の「子ども健全育成大使就任式に出席した。

 同財団によると、次代を担う子供たちの育成活動に携わるもので、任期は2年。謝礼はなしのボランティアとしている。また、任命理由を<1>海が好きな著名人<2>児童福祉施設活動経験がある<3>社会貢献に前向きで、セカンドチャンスがあるべきと考えていること、と説明した。

 酒井は09年に覚せい剤取締法違反の罪で有罪判決を受け、執行猶予期間を終えて、女優復帰した過去がある。同財団は「つまずいた子供何度でもやり直しがきくことを教えている」とし「酒井さんには全面に立っていただき子供の育成に力を入れていただきたい」と期待した。

 酒井は「皆さん同様、このような大役を務めていいのか、という気持ちに、正直なりましたが、できることがあれば、引き受けさせていただこうと。いろいろな活動に参加させていただきたいと思います」と、意気込んだ。

2018-06-01

anond:20180601084109

でなければ、児童福祉施設提携しててそこの子が多い幼稚園とかな。そういう話聞いた事あるけど。

そういう園なら園側も気を遣うかも。

2018-05-28

anond:20180528193517

児童福祉施設に預けっぱなしで子供邪魔ものしか思ってない親も

実家に預けっぱなしで子供邪魔ものしか思ってない親もネグレクトしていると言えるけど

保育園ならそうならないと思える理由は?

2018-04-30

anond:20180430040133

老後の蓄えっていくらある?億とか?

そういう意味ぶっちゃけ300万ぽっちって一番使えないわぁ

へんな浪費癖が付いたら老後の蓄えまで崩してしまうんじゃねえか?

思い出づくりならホテルロイヤルスイートに2泊とかで超一流のサービス体験して、残りは老後の蓄えに繰入れしとけ

1泊では自分テンパるだけなので連泊しないと本当のサービスはわからないぞ

個人的にはコンラッド東京ロイヤルスイートマジでオススメ

快晴の日の夜とか感動で震えるぞ

あとまじでどうでもいいお金なら50万くらい1000円札両替して人通りの多いところでばら撒いてみたり、ポチ袋500円玉を入れて児童福祉施設にひっそり置いてみるとか

これは個人的にはやってみたいけど、本当にやるなよ(笑

2018-02-27

anond:20180227132318

アメリカイギリスみたいに、保育園基本的に全額親負担、なら公平なんだけどね。

それを払ってでも維持するだけのキャリアがある、高額納税が期待できる親はほっといてもそれを払ってでも働くし、

それが払えない生産性の低い親に国が金出してまで働かせる必要性はない、ということで。

ガチ貧困家庭に対する福祉としての保育園は別で、それは日本で言うなら児童福祉施設に近い扱い)

日本ガチ貧困家庭に対する福祉は手薄で子供貧困率高いのに、

それよりちょっと上くらいの人に手厚い福祉を与えて格差広げてるだけだから

2017-07-27

施設について(『普通大人』になるので精一杯だった。の追記)

https://anond.hatelabo.jp/20170726114000

上記記事の補足です。

まず、施設(厳密には児童養護施設といいます)の全てが私が居たようなひどい環境というわけではありません。

一度他の施設の子交流した事がありますが、そこは皆が心穏やかに過ごしている様子でした。

時折研修に来る教育実習生にも話を聞きましたが、あそこは相当な修羅の国だったようです。

なので施設底辺の掃き溜めではありません。

そしてあの修羅の国も今はもうありません。

数年前施設関係者葬儀のため久々に施設を訪れ、色々な話を聞く機会がありましたが、

流石に色々と問題視されたようで詳細は伏せますがかなり大規模なテコ入れがされたようです。

取り組みが実を結び、今はかなり落ち着いたと聞きます

しかし落ち付いた、と言っても実情は中の子供にしか解りません。所詮はもう外部の人間ですから

つのころの児童福祉施設だろう?いくつか存じ上げているところは、監査もきちんとしているし、所内のいじめなど見受けられないが。

監査は私が居た施設にも定期的に来ました。恐らくは法的な決まりがあるのでしょう。

しか子供の目から見ると監査というのは見知らぬおじさんがズカズカと部屋に入って来て勝手に押し入れやロッカーを開けるだけのイベントしか見えませんでした。

あれが毎度毎度気持ち悪くてたまらず下着類をバスタオルで目隠ししていた事を久々に思い出しました。

監査はあってもいじめは起きますし風紀は乱れます

そもそも思春期女子部屋の監査くらい女性にさせるという発想すらない人達に何が出来るのだろう…?というのが正直な感想です。

今は流石にそのあたりは改善されているのでしょうか。されている事を願います

時期としては大体干支が一周するくらい前の出来事です。なのでここ数年ではありませんがそう何十年も昔の話ではありません。

最近人権意識も高まっていますし、この10年そこらでこんな施設フィクションフィクション!と笑えるような状態になったのであれば喜ばしい事です。

ただ、学校にも平和学校と荒れている学校があるように、施設にも平和な所、荒れている所、厳しい所、色々あると思います。少なくとも昔はありました。

監査をしているから、見た範囲では問題いから、養護施設内でいじめ存在しないというのは危険な考えです。

非行発見が容易ですが(大抵は見せつけますし)、いじめは巧妙に隠ぺいして見付けようとしないと見付からないケースもあります

私が施設に居た時、他の子いじめ担当保母さんに報告したところとんでもなく驚いていた事もありました。表面上は仲良しでしたから。

子供には子供世界があります大人の目が届かない範囲大人が思うより多いんです。

この発言をした人が施設管理者側の人間でない事を祈ります

2015-11-08

http://anond.hatelabo.jp/20151107184313

1.事業主体がいない。

 例え今待機児童がいようとも、将来人口予測で数年後から子どもの数が減るって予測立ててるのに、今から保育所を新設してまで運営したいって事業主体はない。保育所20~30年やらないと元が取れない。

2.保育士を確保できない。

 保育士の数が圧倒的に少ない。保育士あんな低い給料でよくあん過酷仕事をやっていると感心する。完全に売り手市場東京が凄い賃金保育士募集してても集まらないのに、地方が新たに何人も集められるわけが無い。

3.地域からの反対がある。

 驚くことに地域が反対する。これは騒音問題などではなく、保育所児童福祉施設から保育所を建てると周囲何m~何km風俗営業規制がかかる、ここでの風俗営業は、お酒を出す飲食店も含まれる。つまり商業地区では保育所を作ると飲食店がつぶれるんだ。

2014-02-10

明日、ママがいない騒動

ドラマ児童養護施設偏見や誤解を招くと問題にされてますが、確かに里親養子を混同していて、こがも施設長の台詞から里親委託養子成立のどっちを目指しているのか不明瞭です。

テレビはあまり見ないのでテレビ報道がどうなってるのか分かりませんが、各新聞社の記事を前から読んできた印象だと新聞はかなりマシな方で、時にはなんだこれと思う記事がありますが、実際に記者が寝泊まりして書いた記事や、預けてる親の心情を取材した記事、いい意味での「マスコミ特権」を駆使した良質な報道もあります

恩寵園事件以前の報道は調べてないので知りませんが、以降の報道は良いことも悪いことも概ね報道されて出尽くしてます

問題なのは業界の方で、施設長期間育った子どもは脳にダメージがある(医療的な調査、根拠がない)、不適応になった最重症児を里親委託する(考えられない)、発達障害を引き起こす、言い出したらキリがないですが、比較的知識があっても里親養子を混同する方がたくさんいます

児童福祉施設役割実態を詳細に知り発言してる専門家は一握り、ドラマはこの現状を表したとも言えて、取材不足だ~!誤解を招く~!謝罪しろ~!と言うのは違和感があります。取材しても、した先がこれでは。

どうも騒動に便乗してる感がアリアリで。

2013-06-19

http://anond.hatelabo.jp/20130619175205

それは違う。それは違う。

それはあなたがそういうものだと思っているからであって、日本が仮にそうであっても世界はそうではない。日本より悪い国も良い国もある。

日本人口も少ないしただでさえ今後子供は減るんだから教育水準高まるべきだと私は考えているし、なによりまず児童福祉施設出身の子供は「大学など必要ないと思っており、教育に意義を感じず、お酒煙草の害も正確には知らず、また性病社会福祉についての知識もきわめて少ない」っていうのが問題な訳。

理屈上は大学に行く道もあるし、奨学金だってあるけど、そもそも彼らの選ぶ道がさ。ね。

きっと、素晴らしい親御さんがいて、もしくはあなたが聡明で、教育大事さをまず自覚してるっていうのが大きな価値な訳じゃないですか。

私は親のおかげでバカで分不相応だけど大学に行ける(奨学金も借りたけど)人間だけど、むしろバカだけど金のある人間より、どんな親に生まれても、どんなにお金がなくても、鍛えれば知性のある人間投資するほうがよっぽど効率も良いし、母数が大きければ飛び抜けて頭のいい人間が排出される可能性もあがるわけで。

これから子供大学に行かせてやれない親というのは確実に増える。それは格差が広がる以上仕方が無い。

その点に於いて、仮にバカ親のもとに生まれようと、児童福祉施設にいようと、望めば高等教育もっと受けやすくするのは急務だと思うんだよね。

それでもちろん制度を改革しなきゃどうしようもないわけだけど、児童福祉施設でどうこうするレベルで少しでもなんとかなれば、つまり「育て方」でなんとかなるなら

私みたいなバカの量産も防げるんじゃないかと思ったんです

http://anond.hatelabo.jp/20130619172004

そこまで簡単かっつーとそうでもないような気はするが働いて生きていけるなら万々歳でそれ以上は過剰な期待なのかもしれんな

育児法…もそうだが、今からもっとマシに自分自身が生き直せないかと思ったんだが

別に今ある状況に感謝するだけでいいのかもな

ただ児童福祉施設(昔で言う孤児院)の状況が追ん出されたらお水ORドカタっつーのは気になる もっとマシになれるだろうと

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