はてなキーワード: 順風満帆とは
派遣SEをしてたころ、派遣先の親会社から当時の支部に都内女子御三家からの東大卒のリケジョが配属されてきた
派遣先の親会社の出身者の方がむしろ仕事量も管理量も多くて深夜残業も徹夜も連日してるようなプロジェクトで、新卒の子が一体なにをするんだろうか、と思っていたけど、場所の中でも比較的暇なチームでお手伝いのような簡単な案件作業をいくつか担当して、もちろん深夜残業も徹夜もすることなく2年ほど働いて親会社の管理部門に異動していった
出自が美しいと将来も安泰で羨ましいわ!と、地方公立高校地方国立工学部卒の現場作業員の私は思ったワケ!毎晩始発で帰宅する23連勤からのようやくの午後半休の日に高そうなお菓子持ってお高そうなノースリーブワンピースで現れた名前もお綺麗なお嬢様!!!!
自分の人生詰んでんなー!!!こっからこれ以上に上がれることないんだなー!!!って痛感した
その仕事はもうやめたけど都内で年収400万もいかないけど一人暮らしを続けてもうすぐアラフォー突入する
暮らしは上向かないし、徐々に下降してるけど、今更どーしようもない
都内生まれで教育熱心な親に育てられてたら違う人生だったかも!しかたないけど!
でも顔はどうにもならんわけよ
仕事帰り、なんか疲れちゃったし今日は惣菜と、、頻発してパック寿司でも買っちゃうかと店内をウロついてると、ある男が目に止まった。
年齢は分かりにくいがそれほどおっさんでもなさそう30代後半くらいか?
若そうに見えたのもあり、一瞬そういうファッションなのかなと思ってあまり気にせずに買い物を続ける。
レジに並んだ時に自分の前にその男がいた。改めてまじまじと見ると違和感がある。
穿いてるデニムはダメージと呼ぶにはあまりにもボロボロすぎて後ろ側はほとんど千切れそう。
上は暑いのにジャンパーを羽織っていて、これまたボロボロのキャップを被っている。
そのキャップからスチールウールのようになった塊が長く伸びている、それはどうやら固まって伸びた髪の毛のようだった。
レゲエの人とかでああいう感じの髪を巻いて頭に乗せてる人もいるからひょっとしたらファッションの一貫なのかもしれない。
しかし全体的にあまりにボロボロの状態で、足元はというとちぎれてしまったサンダルをガムテかなにかでぐるぐる巻きにしてるが片方の足は親指が出ちゃってたりする。
さすがにこれはファッションではないだろうという痛ましさもあって、ホームレスの人だろうなと思った。
ボロボロのデニムはまだかろうじてポケットは機能してるようで、小銭を出して会計をしている。
周辺はなかなかの異臭が漂っている。
自分の番になったので会計をしながら、俺パック寿司買ってるわなと思う。
袋につめる時に少し離れたとこでさっきの男がなにやらモタモタしている。
どこから出てきたのか分からないがボロボロの袋を出してその中にさっき買ったパンを丁寧に入れている。
きれいなスーパーで惣菜パンを一個だけ買っている、それほど歳を食ってるようにも見えない男が一人。
こういう時人はなにを思うんだろう。俺の場合、まず思うのは「明日の俺かもな」だ。
俺はとある専門分野で会社員としてそこそこ長くやっていて生活は安定はしてるが、末端ではあるので大した貯金もなければ、歳を取ってから悠々と第二の人生みたいなこともできないと思ってる。
定年時期まで細々とはやっていけるんじゃないかとは淡く誤魔化しつつも、人間なんてほんのちょっとした事で一気に転落してしまうもんだとも思っている。
大学を出たあと若さにまかせて自由人を気取りふらふらしてた時期もあって順風満帆な人生ではなかった。金がまったく無い時期バイトで食いつなげてたのも単純に若かったからだけだ。
離婚経験があり、今は一人だ。老後に必要なお金を考えたら親族や他人になるべく迷惑がかからないように死ぬことが大事だなと思う。
歳を取ってきてどこかに属せずあらたな環境でまた仕事をするというのは、すごく大変だろう。
今の会社をなにかで辞めなきゃいけないような事が起きたら、次の仕事を見つけるのはかなり難しくなっていくだろう。
だから毎日頑張ってはいる。頑張ってはいるが、なにかのきっかけで自分がホームレスになっちゃうなんてほんとにあっという間に起こり得ると思っている。
周りの人ほどうまく生きていけてるとも思ってない。働くのはあまり楽しいと思っていない。
なければないでそういうものだと受け入れてしまうし野心もない。
だから俺みたいな人間はちょっとしたきっかけであっという間に社会からはみ出て転げ落ちる可能性が常にあると思ってる。
だからホームレスの人を見ると、明日の自分を見るような気がするのだ。
電車通勤してる俺と同じようなおっさん達より、あのホームレスっぽい男のほうがよっぽど自分に近い存在だなと感じる。
毎日頑張って働いてるおっさん達のほうが今でも別世界のように感じるし、ホームレスがウロウロしてる界隈のほうがリアルで身近な世界に感じる。
スポーツもできて一流大学を出て一流企業に入学して若いうちに美人と結婚してその後はどんな人生を歩んでいるのだろうか
20代はこういう人羨ましいと思ってたことあるけど歳を重ねるごとに人生はそこまでシンプルじゃないのに気づいてたからどうでもよくなった
きっとおれから見たら順風満帆の人生なんだろうけど、30代40代と歳をとるにつれて彼らも見た目も老けるし子どもがいるなら言うことは聞かないし体もガタが来てるかもしれない
ここから妄想の話をするけど、一流企業入るような顔も良くてモテるタイプなら禿げてなけりゃ不倫してると思うんだ
おれはブサイクで本当によかったと思ってる、そんな誘惑がないからね
キャプテン君は昔は美人だった奥さんと今でもやってるのだろうか
それに奥さんは気づいているのだろうか、気づいてたら家庭はどうなってるのだろうか
キャプテン君の話が聞きたい
取り繕わないで本当の言葉で教えてほしい
○ご飯
○調子
○イハナシの魔女
・はじめに
フラガリア開発のノベルゲームで、男女の恋愛が主に置かれつつもそれが世界の命運も左右することになる類のジャンル、コンシュマー版はケムコからの発売。
もう少し具体的に言うと高校生の男の子が同年代の女の子とひょんなことから出会って共同生活を始めて、最初はぎこちない距離感だったのが徐々に互いの良い所を知っていき、サブヒロイン達の課題を解決していくと、急にメインヒロインが日常生活が送れなくなる奇病にかかって、メインヒロインを助ける道を選ぶか世界を救う道を選ぶのかを選択するやつだ。
若干揶揄するような書き方をしてしまったが、保護者に見捨てられ小さな離島で一人生きることになった主人公の西銘光と、パスポートも持たずになんらかの使命を持ってその離島へやってきた異国の少女リルゥの二人の恋愛のお話。
リルゥは日本の常識を何も知らないが魔法が使えるため多少の不便はなんとかなる。
とはいえ家もなく暮らすこともできず、光とリルゥは二人暮らしを始め、光は日本の常識を、リルゥは魔法で衣食住などのサポートをするという塩梅で物語が始まる。
保護者のいない男女が離島で生活することになるんだけど、色々な人の善意でなんとか仕事を見つけて生活をしていく。
この辺が地に足がついた描写になっていて、頑張れ頑張れと応援しながら読み進めた。
嫌味な一面と優しい面の両面がある仕事先の上司や、電気や水道やガスの滞納料金を支払いそれらが開通した時の達成感、家事の分担などなど、生活そのものの描写が多め。
そこに、異国からやってきたヒロインの異なる常識という要素が絡むところが物語になっている。
タイトルの通り魔法が使えるため、水道がなくても水を出す魔法を使えばいいし、お風呂に入らなくても洗浄魔法があれば問題ないと言った具合の、すれ違いと、いざ水道や電気があれば楽しく使う辺りのギャップがノベルゲームしてるなあ感があった。
・真っ直ぐ好意を伝えてくれる
ルート分岐がないこともあり恋愛関係になるヒロインはリルゥ一人だけ。
かなり序盤からもう恋愛感情に自覚的で好きの気持ちを度々表明してくれる。
感情表現に乏しいクールキャラなのに、この辺のデレデレした感情は隠さないというギャップが魅力的とされるんだろう。
他のヒロインへ嫉妬してしまうシーンや、より好きになってもらうために料理を頑張るシーンなど、好きの気持ちを早めに表明したからこそ盛り上がる展開が幾度も用意されているのが話が早い故の見所。
サブヒロインである、声優志望のあかり、保険販売員の紬等のエピソードでは起承転結の転の部分でリルゥから人生観を問うやりとりがある。
この問いかけから、リルゥがそれに相応しい魔法を使い憑き物を落とすという展開になる。
そして、最後のリルゥ本人のエピソードでは主人公である光に対してこの問いかけが行われ、それがエンディングに繋がっていくという構成。
この辺を説教臭いと捉えるか、含蓄があって興味深いと思うか、啓蒙的な面が良きとするのかは、一様には言えないが、やろうとしたことは伝わった。
・リルゥを取るか世界を取るか
そんなエピソードが積み重なっていき順風満帆に思えた二人だがリルゥが日常生活がままならなくなる奇病にかかってしまい、彼女を助けるためには世界を…… という大きな話が展開していく。
とはいえこの辺りも、奇病にかかっても二人で頑張って生活をしていくパートの文量が多く、世界云々は選択の重み付けのような部分で解説はあっさり目。
二人だけの関係値でなく、二人が築いてきた島民との関係値が後押しする展開は数が少ないながらもある程度の社会性を持った恋愛だったことを裏付ける描写になっていて、心配りを感じられた。
・おわりに
テンプレート的展開だと安易に揶揄するつもりはなく、ある程度自覚的に行いつつ改善していこうという気概を感じられた、ちゃんと王道を噛み砕いてこの物語に相応しいように加工していた。
特に序盤の共同生活から始まり生活基盤を整えるところや、主人公とヒロインの関係値だけでなく他のキャラとのそれも後押しになる箇所などは、二人きりの閉じた世界に収めたくなかったんだろう。
私が以前いた会社でたまに言ってるお手伝いさせられる借り出される猫の手のようにってのあんでしょ?
移行しつつ
まあ私もその余波の影響を受けつつ、
なんかちょっとずつ慣れつつもあり、
そんなこんなでなんか慣れないことにエネルギーを使うことが多くてなかなかこっちに時間が割けないのが避けられないのよね。
まったくだわ。
腰を据えて増田を書く時間すら無いこのなんかせかせかした感じ。
そんなこんなで
もうまるで笑いながら怒る竹中直人さんばりに、
もうそれは笑いながら怒るのか怒りながら笑うのかもはやよく分からないけど、
そんな感じで余計なことに忙しいわ。
あーでもまた夏に向けてチューブのように忙しくなるかも知れないし
でね、そうそう!
隣の会社の例の私が借り出される件で
ついにバイトを雇うか!って派遣にするか!って人出を増やそうとしている感じだけど、
急にそんな都合のいい人集まるのかしらね?って
それもそれで暗中模索の中、
気になるところよね。
また続報が入ってきたら動きがあり次第お伝えするわ!
うふふ。
そんなにタマゴサンド級に好きではないものだとなんか同じ物を食べ続けると
多分気のせいよ。
飲んだら冷蔵庫に補充しておきました。
うっかり気を抜くと冷えている飲み物がなくなるので
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
これからの時代は男女平等!と私が同棲時代から主張し続けたからか、夫と二人で家事、子供が生まれてからは育児もなるべく分担していた。夫も前向きに家事育児に取り組んでくれたおかげで、娘はすくすくと育ち、この春で保育園2年目になる。夫は会社で昇進し、10月で管理職に。全てが順風満帆だと思っていた。
先日夫と二人目について相談したところ、家事と育児と仕事の両立が難しく、二人目は考えられないと言われ混乱してしまった。夫の出張時は除き、基本的に娘の送りは彼の担当。朝ご飯と弁当、夜ご飯の片付けも彼の担当。休日は積極的にご飯を作ってくれるし、私が休日出勤のときには一日娘の相手をしてくれる。買い物、外出や旅行時の運転、全て率先して夫がやってくれるので任せっきりにしていた。洗濯と掃除は夫の意向で完全に機械化したのでお互いに負担はない。
もう一人子供が生まれたらもっと家事育児の負担が増えるし、管理職になったから残業代は出なくなるのに仕事は増える。私が都内のアパレル販売員の仕事が気に入っているのは知っているが、時短のパートだし、収入は食費除いて全て私のお小遣いになっている。この状態でもう一人増えたら間違いなく妻である私はイライラするし、いいことが何もない。と夫に言われて私は何も反論できなかった。
振り返ってみると、夫に家事育児を任せすぎたのが原因なんだよね。もし私が一人で家事育児をこなし、夫の負担を減らしてあげればもう一人子供が欲しくなったのかもしれない。きっと彼にとっては仕事と家事育児が大変過ぎて、もう一度繰り返したくなくなったんだろう。もっと言ってくれればよかったなのに。そうすれば私だって仕事を辞めて専業主婦になったのに。今更何を言っても遅いんだけどね。
こんな夜中、なんとなく目が覚めてしまってスマホをいじっていると唐突に死にたくなる。特にナンプレとかやってると死にたくなる。
ナンプレしながらも、今日、あるいは過去の自分の行動や言動を思い浮かべて恥ずかしくなるとともに、こんな自分に生きる価値なんてないのだと、早く死にたいと思ってしまう。
私はともかくうっかり本心を漏らしてしまうことが多いのだ。あえてそんなこと言う必要ないのに、考えたことが言葉に出てしまう。思い出して自分にうんざりして、死にたい。聞いた相手はどう思っただろうかと想像しかけて、慌てて思考を振り払う。そこまで考えたら本当に死んでしまいそう。
それなら早く寝ればいいのに、こういったことは時間薬でなんとかなっていくのに、うだうだナンプレしてる自分にも嫌気がさす。ナンプレなんかしてていいのか、という焦りも急に出てくる。だからといって今この場で何か生産性のあることができるのか、というと何もないのだけど。変な焦りだけがある。
こんな心の状態であと何十年も生きねばならないのかと思うと軽く絶望する。平均寿命を思えばまだ半分も生きてない。苦しまずにできるなら今すぐにでも消えてしまいたい。ん?そうだな、死にたいというよりは消えてしまいたいかも。幽体になって私のいない世界を眺めていたいかも。
だって私が消えてしまうんでしょう?子どもたちの行く末が気になる。3人もいる。やめたい面倒くさい言いながらも受験に向けて頑張ってる子がいる。私に似ず可愛らしい見た目で小柄だしこの先心配な子がいる。つたい歩きできるようになったばかりの子もいる。乳離れもしてない。
いや私が消えちゃったらこの子たちがどうなるか!どんだけ心にショックを与えてしまうのか!消えるわけにはいかないじゃないか。
うーん、それなら私が存在しなかった世界線とか私が消えても誰も悲しまない世界線とか…。いや整合性とれなくて無理。
ただ、大好きな夫と子どもたちと、なんの懸念もなく暮らしていけたら。なーんにも考えなくても悩まなくても、ボーッとスマホいじっててもすべてが順風満帆にいけばいいのに。
うーん。疲れてるのかな。疲れてるんだろうな。
赤ちゃんがいる時の睡眠時間ってどれだけ貴重かわかってるはずなのにこんな風に時間使っちゃって。寝よ。ちょっとだけナンプレやってから寝よ。
せやね。これも強い要因だと言われとる。
昔は結婚することでしか生活の質を上げる方法が無かったんやが、今は自立しているしそんなことはないという訳や。
たとえば、逃げるは恥だが役に立つ、ってマンガドラマあるやろ?あれ主人公のみくりが順風満帆で就職していたらどうなったと思う?結婚する理由はなくて物語は一切始まらなかったよねえ。
また、これを「ロールモデルの不足」なんて言い方をしたりする。どんな風に家庭を築いたらいいのかわからん、家庭を気付いたらどんなことがいいのかわからんから、する理由がないという訳や。
これに対応するために、家族留学なんてサービスまである
https://manma.co/
ただ、見てもらえればわかるんやが、エリート大学とか意識の高い所と出ないと成立してないみたいなんやよな。高校生ぐらいでやれるといいと思うんやが…
あるよく晴れた、暑すぎる夏の日だった。
高校3年間と半年ほどを共にした恋人から、別れの電話を受け取った。本気の声だったけど、嘘を言っているのがわかった。たぶん、別れたい本質的な理由はそこじゃないのだろうと思ったが、どうせ別れる相手だと思って何も言わなかったし、言えなかった。何となく最近の振る舞い方から別れを切り出されるのはそう遠くないと思っていたし、辛かったが現実として受け止めるにはそう時間もかからなかった。幸せになってね、と一言だけ伝えて電話を切った。
それから1年が経ち、また暑すぎる夏がやってきた。共通の友人だったひとから聞いたのは思いもよらぬ衝撃的な事実だった。
え、あ。
へえ〜。
はあ、そっか。
言葉が出てこなかった。普段は感情を言語化するのが得意な私だったが、この時ばかりは空気みたいな言葉しか出なかった。
友人は面白がってるのか、私が嫌な思いをするだろうとか考えもしなかったのだろう。笑いながら、「そんな人どうせ幸せにならないって!」と言う。そうか、そんなもんか。まあそんなもんかと思うしかないよななんて自分が傷付かないために、心にある色々なブレーキを精一杯かけた。まあ高校3年間は楽しかったし。あの人のおかげで成長できた部分もあったし。何度も言うけど楽しかったし。正直、悪を正当化させるのに事実なんていらなかった。ただ「そう思いたい」という気持ちのみが、間違いではなかったと言い聞かせる材料になるのだ。
そんな衝撃的“事実”を聞いてからまた少し経ち、春が来ようとしていた。新しい恋人も出来て、私も私で幸せに生きていた。もちろん浮気をされていたということが色々な気持ちの弊害になっているのは確かだったけど、何とか新しい恋人を信じ切ることもできるようになっていた。順風満帆に見える人生だったが、不幸は突然やってくる。
元カレと、新しい彼女……浮気相手だったという子のプリクラを、本当にたまたま見てしまった。SNSアカウントも、何なら新しい彼女がどんな子かも知らなかった。なのになぜか嫌なものは回ってきてしまう。
それを見て、それが何かをきちんと理解した瞬間、私の心のブレーキは一気に効かなくなった。突然、何もかもが見えなくなるような気持ちになった。
こんな簡単な言葉にしたくはないけれど、辛かった。本当に辛かった。私は浮気相手になってしまった子と同じ高校に一瞬でも通ってしまっていた。私と一緒に作った思い出は、浮気相手と話を盛り上げる手段になってしまった。私が彼と過ごした数年間で彼を作ったものが、浮気相手、しかも女子高生と恋に落ちるための序章になってしまった。
きっと彼女とは卒業旅行に行くだろう。私とは感染症予防で行けなかったディズニーに行くだろう。そして私と行った3泊4日の金沢旅行なんて忘れてしまうだろう。他にも、一緒に過ごしたあの高校での思い出も、彼女と言う存在に塗り替えられて、私と出会った場所ではなく、彼女とを繋ぐ場所になったのだろう。
もう彼のことは好きじゃない。それでも、許せなかった。これはもう浮気をされたひとにしか絶対にわからない。本当に許せなかった。年上がタイプで甘えられる人が好きなんて言っておきながら、年下で自分に甘えそうな、鼻の低い一重の女に乗り移ったのか。
浮気相手のことも許せなかった。女がいるかどうかくらい、わかってくれ。何より、年上ってことを利用するような男なんかに、本気にならないでくれよ。てか女子高生から見た成人男性なんてカッコイイに決まってるだろ。そいつじゃなくたって良いだろう。
そう、私のものだったんだよ。
高校1年生の春、初めて出会った部室。お前、すげえ無愛想だったよな。なんて呼べば良い?って聞いたらすっごい空いて、中学の時のあだ名を教えてくれたよな。本名とか知らなかったよ。でも名前の漢字がすごく美しくて、由来が両親の好きなゲームだったんだっけ。もう両親は不仲で家では何も話してないって、よく不満そうに言っていたよな。
高校1年生の夏、みんなで頑張った部活の練習。暑かったよな、冷えピタとか貼ってバカみたいな顔してた。練習が終わっても夕方の冷えた風が吹くまで一緒に喋ってたよな。あの頃はまだ一緒に帰っていなかった。お前の家と私の家、そういえば逆方向だったし。
高校1年生の秋、初めて勇気を出して誘った放課後の喫茶店。お前はキャラメルのカフェオレを飲んでいた。飲むスピードがびっくりするくらい早くて笑ったよ。そういえば食べるのはすごく遅かったのに、何であんな飲むのだけ早かったんだろう?確か、そこにものがあったら飲んじゃうって言ってたよな。それ病気らしいよ気をつけてね。
高校1年生の冬、勇気を出して渡したバレンタイン。本命って気づいてくれるかななんて思って渡したけど、私があまりにも無愛想に渡すもんだから、義理チョコと思われてたんだっけ。馬鹿野郎、義理チョコにあんな丁寧な手紙同封するわけないだろう。それから1ヶ月して告白して付き合って、その日は初めて手を繋いで、顔が痛くなるまで笑った。人に好かれるのって、それを伝え合えるって幸せだねってよく話してた。
高校2年生の春、クラス替え一緒にならなくて悲しかったよな。一緒のクラスになったらダンス一緒に踊れるはずだったのに。結局お互い誰と組んだんだっけ?覚えてないなあ、私、お前の衣装姿が可愛くてかっこよくて、今でもなんか思い出せるよ。私は紫で、多分お前は青だったよね。似合ってた。体育祭、3年生の頃はなかったからあの日のことすごい鮮明に覚えてるわ。
高校2年生の夏、一度別れた。何で別れたんだっけ。なんかショックすぎて覚えてないな。返しそびれたCDを返したいとか言って久々に会ったよね。あの時普通に楽しく話せて、また戻れるんじゃないかなあって思ったよ。あの日の緊張、今もどんなだったかわかるよ。
高校2年生の秋、もう部活もしなくなって本当は会えるわけないのに、私が前みたいに色々なところ無理やり誘って一緒に遊びに行ったよね。なんか映画とか見た気がする。お前最初から最後まで興味なさそうだったけど、今思えば何で着いてきてくれたの?友達いなかったのかな。その後パンケーキ食べたよね。甘くて食べきれなくて、気持ち悪かったよ。その日たまたま月が綺麗で、夏目漱石の気持ちを強くわかったな。
高校2年生の冬、クリスマスイブの日にカラオケでまた付き合った。イコラブの制服クリスマス歌って、「大人になって今日この日を、僕は思い出すだろう」って、なんかなぞる気持ちだったよ。あの日久しぶりにキスをして、嬉しくて泣いた。カラオケに入るまでは友達、出た後は恋人って、雑魚のスカイツリー広告だよね。多分広告なんて興味ないだろうから、何言ってるか分かんないだろうけど。
高校3年生の春、コロナが流行って学校に行けなくなって、会えなくなった。でもお互いの家のちょうど間くらいの場所に公園があって、なぜか誰もいなくてよくそこでマスクしながら会ったよね。たまにデカい犬の散歩してる爺さんが来てた。そこから見えるいつもいっぱいの駐車場には一台も車がなくて、ふざけて「コロナでみんな死んだ後の世界だね、二人きりだね」なんて笑った。私、正直それが本当になったら幸せだなあって思ってたよ。
高校3年生の夏、コロナの影響で全然夏休みとかなくて、しかも受験勉強でなんか全然記憶ないな。でも二人が一緒に高校で過ごせる最後の夏だって思うと、妙にワクワクした。これから一緒にずっと過ごせても、高校生の夏は一生来ない。お互いどうしようかって思ってたけど、私は美大に、君は文学部に行くって決めたね。国語と読書が大好きな君が、大学で何をするのかすごいワクワクしてたよ。
高校3年生の秋、私はひと足先に進学先が決まって、そこからずっと君の受験を応援した。確か塾に行き始めて、金銭的に英語の授業しか取れないって言ってたけど、君は記憶力も悪くないし国語は得意だし、それさえ伸ばせればきっと良い大学に進めるんだろうなって思ってたよ。私の方が英語得意だったのにいつの間にか私に教えてるくらい成績よくなってたよね。すごいよ。ほんとに。
高校3年生の冬、2月ごろ確かお互いようやく進学先が決まって、もう残すは卒業式だけだった。高校生活最後の日、サイゼリヤでどれだけ食べられるかって隣駅のサイゼリヤまで行った。途中から吐きそうなくらいしんどかったような気がする。間違い探し全部見つけた時の達成感、めっちゃ面白かったなあ。卒業式の日は一緒にプリクラ撮って、観覧車乗って、キスして、本当に3年間ありがとうって泣いた。本当に大好きだよって言った。ずっと一緒にいようねって、言った。
でも、お前浮気してたんだな。バイト先の女子高生と。妹と同じ年齢の女の子に。私に言った全ての言葉を嘘にして、彼女と手を繋いだんだね。
選ばれなかったという事実が、貴方と過ごした日々は全て無かったことになってしまったということが、もう一生戻れないということが、私は辛いよ。苦しいよ。
また二人にしか通じない言葉で笑おうよ。子どもが生まれたらなんて話す時につまらないキラキラネームを言って本気にならない会話をしようよ。公園で一緒にハンバーガーを食べながら桜を見ようよ。興味のない映画に着いてきてよ。顔の大きさが全然違うプリクラに爆笑しようよ。私はピアノを弾くからその優しい声で楽しそうに歌ってよ。将来私が作る晩御飯をリクエストしてよ。私の飼い犬を可愛いなあって笑いながら撫でてよ。その黒い髪を私の手で梳かさせてよ。カラオケで一緒にaikoを歌おうよ。ハグで全部分かった気になろうよ。
もう一度好きになってよ。
現在31歳、今まで全くモテなかったし、自分から行動を起こすことも特になかったので当たり前のように童貞でした。
結婚願望はあるので婚活目的でマッチングアプリ(pairs)を始めて、スペック的にはそこそこだったからか半年くらいで彼女ができました。
付き合ってちょっとしてセックスしまして、そこまでは順風満帆だったんですが、1回セックスをしたら相手が非処女だったことが凄く気になってしまうようになりました。
これまでの恋愛経験みたいな話はしたことがあって、数年間付き合っていた彼氏がいたと聞いていたので、まあセックスする前から非処女であることは分かっていたし、
別に年齢的にも当たり前と思っていたのですが、1回ヤったらこの行為を自分以外ともしてきたのかというモヤモヤしてしまうようになり、
その後はセックスする際にもそのことが頭をよぎって萎えてしまうみたいなことが起こるようになり。。。
色々考えた結果別れました。
一生独身で生きていくことになりそうです。
結婚式を挙げたのだが、結論として全くこれに数百万円の価値があると思えなかった。
自分は家族とそこまで仲が良くなくて友達も多くない、人前に立つのもそこまで好きではない。
母親にも「結婚式なんか挙げなくていい、そんな見栄張ることにお金使わず何か後に残るものにお金を使いなさい」と言われて育ってきた。
そんな折に結婚した。
無論、配偶者のことは愛している。
自分は結婚式をやりたくない理由を話したのだが、結論として配偶者がどうしても式を挙げたいというのと配偶者側の親戚に顔が立たないという理由で式を挙げることになった。
式の打ち合わせについて休日にたびたび会場を訪れて諸々話し、途中は配偶者と喧嘩しながらなんやかんやで進めていった。
途中から「最初はやりたくなかったし今も気が進まないが、もうせっかくだしどんなもんかお手並み拝見といったところ、一回やってみようじゃないか」と考えが変わり始めた。
迎えた当日。
自分の家庭は父親が暴力を振るうタイプであったので、家族への感謝の気持ちよりもトラウマの方が大きい。
自分の家族は全員参列していたが、結婚を祝うというより配偶者側の親族への気遣いという側面が大きくて家族全員バツが悪そうな感じであった。
配偶者とその親戚は楽しそうであったが、自分はもう式の途中から「あぁ、なんでここにいるんだろう」と思っていた。
体裁や世間体のために会場で笑顔を作っていたが、式が終わった今、配偶者と目が合わせられない。
そして振り返ってみれば疲労感、数百万の決済、溶かした数々の休日。
https://anond.hatelabo.jp/20230117163125
元増田のなんと心の清らかなことか。私も見習いたいと思いつつ、齢40にして、まだまだそこまで至らない。
至らないついでで、元増田の記事を読んで脳内からズルっとフタをしていた思い出が湧き出てしまったのを語らせて欲しい。
私の場合はアトピーだった。幼稚園頃から手の指先に出始め、小学校高学年になるにつれ男子たちに目に見えて気持ち悪がられるようになり、そこからストレスなのかホルモンバランスなのか顔まで荒れるようになった。
もちろんフォークダンスも嫌がられた。
なるべく触れないよう、手を浮かせて踊ったが何かの拍子にぶつかってしまい舌打ちされたりした。
また自由時間でただ仲の良い友人同士が固まって喋っているとき、ヤケにニヤニヤしてこちらをみている男女混合グループがあって何かと思えば、ゲームをしていて負けた人間が「増田に抱きついてこい」と言われ「できない」「やれ」の応酬しながら、こちらを見ていたとのこと。
無視していたけれど、チャイムが鳴って教室に帰る途中で後ろから急に抱きつかた。該当人物はヒーローのように讃えられ、私には「ゴメンね、オレらこんなノリで」みたいな、謝罪にならない謝罪の言葉がかけられた。
もう三十年経った、今でもこの時の立ち居振る舞いの正解がわからない。
その当時の友人が私の代わりに腹を立ててくれて、それが救いだった。
友人は「増田さんはこんなことされても怒らないの凄いね。偉いね」と言われたけれど、自己評価が低くて、私なんかが人に怒りを表明していいものなのかもわからなかった。
結局、アトピーはストレス原因である学校を卒業したらあっという間に治った。
しかし見た目は普通の人と同じになったけれど、社会人になってしばらくは自己評価は低いままで、人との協力関係がうまく築けず戸惑った。
明らかに助けが必要としている同僚を、しかし「私なんかが手を出していいのだろうか。迷惑がられないだろうか」と二の足を踏んでしまい、「協調性がない」「チームワークを乱す」など呆れられたりした。
何度か転職を繰り返し、自分の中で「こういう時はこうする」と、朝ドラの舞ちゃんのように日常会話シミュレーションを繰り返し、挨拶などの簡単なものから順に反復練習をするようにしてリハビリしていって今に至る。
仕事も今の会社に入って10年以上が経過し、ある程度の信用を得られるようになったと思う。
今の仕事では被服や事務機など、会社で使う備品や消耗品の管理などもしている。やってくる営業の相手もして、どこにどう発注するかを判断する。
そして、あの学生の頃のパリピ連中が営業に来たらいいのにと妄想している。
そうしたら「あの日、あの時、バカにされた増田です。覚えていらっしゃいますか」と。
「別に今さら謝って欲しいわけではないけれど、教えてほしいのです。あの時、私はどう振る舞うのが正解だったでしょうか」と。
明確に困らせたい。困らせ、上司を呼びつけて担当を変えてもらう。
実際に、そういう場面に出くわしても、きっと当たり障りもない対応をするんだろうけれど、どうしても妄想は止められない。
そして妄想たくましく、営業にきた元同級生は会社に居づらくなり退職するところまで考える。
きっと私にしたことを他の人にもしてる。余罪もあるはず。この出来事がきっかけに明るみになって破滅したらいい。
そうして私は順風満帆に人生の終盤を迎え、子供は独立。夫を看取り、自分もまた施設に入るだろう。
その時、担当になった介護士が言う。「増田さん。覚えていますか」と。