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はてなキーワード: 販売台数とは

2023-06-20

インターネットの人たちがどれだけ嫌っても将来的にはEVが大半を締めるようになる。

なぜってガソリンスタンドがどんどん減っているから。

新車販売台数も年々へり、車の燃費も向上するなかでガソリンスタンドが減ることはあっても増えることはまずない。

から将来的にガゾリン車の利便性はかなり下がり走行距離が短かろうがバッテリー廃棄問題があろうが中国の影響がどうこういおうが電柱から電気引けば使えるEVが大半を締めるようになる

anond:20230618012507

efuel とかガソリンスタンド「すら」減りつつある世の中でどれだけ需要があるかもわからない新しいエネルギー販売に手を出す会社がどこにあるの??って話でどう考えても実用化は無理。

それができるなら水素ステーションもっと広がって水素で走る車がもっと売れてるるわ。

欧米ですら新車販売台数がへり、車も低燃費技術が発達しでガソリン自体需要ドンドンどんどん減ってる中で、車社会を支えるガソリンスタンドってインフラが減りつつあるからEV化の波は停められない、多かれ少なかれ推進の方向に進まざる得ないよ。

電柱から電気引いてきたらなんとかなるEVや既にあるガソリンスタンドを使えるガソリン以上の利便性があり安全な保管と個人への販売簡単且つ安くできる夢のエネルギーが登場しないかぎりはね。。。

2023-06-18

EUEV推進はいつまで持つか?

注意:これはEVのもの批判ではなく、EUEV推し進める旨みがどんどん減っている中でどこまで頑張れるかという話です。

今のEUが置かれている状況は以下のような感じだと思う。

もうEV化はEUにとってもマイナスになるアイテムになり始めているんじゃないかな。(日本は書くまでもなくマイナス

まぁ、EUが半鎖国してEU内の需要で食っていく方法もあるかもしれない。

ただ、EU自動車メーカーって中国への依存が大きく、新車販売台数の40%くらいは中国なので半鎖国すると一気に生産台数が減る。

40%も台数が減ったら工場労働者リストラ社会不安ルートまっしぐら

で、中国クルマは売るけど中国メーカーの車は入れないなんてことはこれから中国は許さないだろうから中国商売続けるとしたらBYDとか中国コスパがいいEVEU内に雪崩れ込みシェアを奪われ、以下同。

てか、バッテリーとかモーターとかEVのコア技術そもそも強くなかったのにEUは勝てる気でいたのかね?

実際EVEV!と推し進めた結果、新参者テスラにボロッカスにやられてるし。

まぁ、だからと言ってエンジンに戻るわけにもいかないだろうし、EUはこれからどうしていくんだろうね?

水素トヨタがやってますよ。

e-fuel?たぶんトヨタもやってますし、そんな大量に作れるんすか?

と、こんなこと言うと「まず自分の国の心配しろ!」って言われそうだけど、まぁ明らかにヤバい日本と同レベルかそれ以上にEUヤバいと思う。

2023-06-06

Apple、ひょっとしたらもうダメなのか?

Apple関係仕事してるからAppleアンチではない

 

AppleほとんどMaciPhoneの2発屋になってない?

いやAirPodsAppleWatchと、後はむかしはiPodsもあったか

うーんヒット率高いっちゃ高いか

ちょっと気になってるんだけど、Apple完璧主義に陥ってない?高品質病というか

一般時に手が出せない金額になりつつある、iPhoneが高いと感じるのは日本だけじゃないはず

iPadProもエグい値段してるし、今のMacも、てかAppleWatchの新しいやつも

インフレが酷い

まるでどこまで上げて売れるのか試してるくらいに酷い

 

単品で製品として完結するものは良いんだけど

Vision Proみたいな、ソフトウェア重要になるもので高いのってまずくないか

Apple製のソフトだけで賄う自信あるってことか?

そこらへん心配

WatchiPadProももっと安くて良いんじゃないかと思う、素人並感だけど

まあMaciPhoneだけでまだ10年戦えるだろうから他は全部おまけなんだろうけど

(てかMacの牙城を崩せてないのおかしいんだよな)

 

______

 

すまん、調べもせずに印象だけで雑なお気持ちした

一応調べた

 

Appleの売上構成

iPhone 52%

Mac 10

iPad 8%

サービス 20

それ以外 10

 

こう見るとやはり今のAppleが強いのはiPhoneが当たったからというのは間違いないと思う

もちろんMac時代から大企業だったけど

で、懸念してるのは、iPhoneのようなネットワーク効果が強い、つまりシェア率が物を言う製品支配的になるには価格が高すぎるとダメなのでは?という部分

例えば歴代iPhoneの値段はこうなってる

 

iPhone 3G 2.3万円

iPhone 4 4.6万円

iPhone 5 6.1万円

iPhone 6 6.7万円

iPhone 7 7.2万円

iPhone 8 7.8万円

iPhone X 11.2万円

iPhone 11 7.4万円

iPhone 12 8.5万円

iPhone 13 8.9万円

iPhone 14 11.9万円

 

今は値段上げてもユーザーがついてくるから上げてるんだろうけど

もしスマホの次が出た時にそういう価格設定ではシェア伸ばせなくね?

もちろんAppleもそれは理解してると信じたいけど、ひょっとして理解してないのではという気も若干してて(ここ10年くらいの価格設定見てると)

最近Macもどんどん値上がりするし、Apple Vision Proもエグい値段してるし

最近の若者は中古iPhone使ってるんだけど、それって危なくない?iPhoneの最大のライバル中古iPhoneだよ

開発者だってMacを避けられるなら避けたいというくらいには高額になってる

ジョブズ凄さは知らんけど、初期iPhoneの値段設定は正解だったと思う

 

___

 

そうだ、似てるものがあったなと思ったけど、プレステ5の値段設定見たとき気持ちに似てる

おまえイノベーション起こす気無いだろその値段?みたいな

誰が買うねんっていう

一応iPhone販売台数2016年の1600万台からずっと横ばいなのでまだ落ちてないっぽいけど

性能が上がるほど買い替え需要が減っていずれ落ちるんじゃねという気がする

そしたら次探さなきゃじゃん?でもWatchの時から探す気ねーなって疑っていた、最近確信している

「他社が開拓したイノベーションジャンルハイエンドを高額で出す」の戦略しかしてない

ブランド屋さんであって、スマホ時代が終わると昔に戻る(それがいつかはわからないけど)

 

Apple関係ソフト仕事してる身としてはApple帝国領土拡大してもらわないと困るんだが

Google浮気することも検討しなきゃならんかなあ

2023-05-25

anond:20230525133443

トヨタが完全なEVを出してないのは充電ステーションの整備の問題ガソリンみたいに補充してすぐ走れるってことにはならないことを考えての方策なんだよ。

日本以外は、メーカー主導で充電ステーションを設置していますよね。

ちなみに日本でも、テスラがやってますね。

補充時間ガソリンよりかかるのはそうだけど、ガソリンと違って、自宅で充電できますよね。

現に、自動車販売台数で言えばトヨタはずっと圧倒的に世界一EVが売れてるように思えるのは先進国データしか見えてないからだね。

おっしゃるように、自動車販売台数世界一です・ね!

内訳もご存知だと思いますが、ほとんどが海外市場で、日本市場はその1/3以下ですね!

ということは、世界の潮流で考えないと、あなた意見は見当違いではないでしょうか?

上海モーターショーで、リリース可能EVバンバンしまくった他の企業と比べ、トヨタ上海モーターショーで出したEVはコンセプトカーでしたよね。

LEXUSアルファード?あれ、BEVじゃないですよね。

いやぁ、さすが全方位戦略(笑)

なんか自分思い込みで「日本死ね」みたいになってる人

最近そういう人多くない?現実を調べもせずにただ単に日本が衰退するのは仕方ないんだって思い込みたい人というのかな。

まず今話題になってる冷蔵庫の話だけど、世界大手家電メーカー冷蔵庫見ればわかると思う。本当に好きな家電メーカーを思いついたら検索してみるといい。ハイアールGEフィリップス冷凍庫日本のと比率そんな変わんないよ。むしろ冷蔵庫が大きいのは世界の主流と言える。

冷蔵庫増田まわりは、日本の男がニーズを読み取れておらず、日本家電が衰退するのは当然という意見が多いけれど、意図的冷凍庫を増やしてる海外メーカーなんてほぼない。日本家電が負けたのは、単純にコスト面が中韓メーカーのほうが安くて需要が流れてるだけだね。冷凍庫を増やすのはよりガラパゴス化・衰退につながるってことは検索すればすぐわかることなんだよね。

こうした傾向って車にも見られる。電気自動車トヨタが負けてて、ガソリン車にこだわったことが日本車衰退の原因だって言う話ね。

トヨタはずっとEV研究も全個体電池研究もしているし、そもそもハイブリッド技術EVと陸続きなんだからノウハウを全く持たずにガソリン車にこだわり続けてるってのは明らかに間違いなのはわかりそうなもんなんだけど、いかにも日本の失敗的に語られてるよね。

トヨタが完全なEVを出してないのは充電ステーションの整備の問題ガソリンみたいに補充してすぐ走れるってことにはならないことを考えての方策なんだよ。現に、自動車販売台数で言えばトヨタはずっと圧倒的に世界一。EVが売れてるように思えるのは先進国データしか見えてないからだね。

自分思い込みで「〇〇のせいで日本は衰退した!」と叫ぶ前に、調べられることは目の前の端末で調べてから発言しよう。そんなんだから増田は衰退ポルノが好きとか言われちゃうんだよ。

2023-03-21

anond:20230321182601

中国はわかるが、そこに韓国が入ってくるのおかしくね? 家電ケータイ台湾中国にとっくに移ってるじゃん。

自動車はウカウカしてられないってのは同感だが、ヒュンダイは思いっき中国系の自動車会社市場カニバってるので、今後はかなり辛いと思う。価格競争でなんとかしてる感じ。
トヨタ自動車ヒュンダイ自動車販売台数でみると、トヨタヒュンダイの130%ぐらいの差なんだけど、売上だと190%ぐらい違う。当然、研究開発費が全然違っていて、それだけ払っても営業利益率もトヨタの方が1%以上高い。これは先進国市場を抑えているからだよな。

ちなみに、利益率はホンダはかなり悪い。ヒュンダイの半分ぐらいしかないんだけど、伝統的に安定株主がいるのでこれが原因で買収にはならんでしょ。

2023-03-06

ノルウェー自動車市場異変

自動車市場ヲッチャーです。2022年2月ノルウェー市場が非常に興味深かったので、簡単概要を記しておこうと思います最初概要を書くと、トヨタのBZ4Xがめちゃくちゃ売れる?という話です。情報元は最後リンクときます

では詳しく見ていきましょう。

ノルウェー2020年2月の全体的な統計です。BEVが90.1%とこのとでした。昨年末EVへの補助金が打ち切られて先月は自動車市場全体の売り上げが落ち込んだノルウェーですが、2月になると前年同月比以上、どころか過去最高のEV比率になりました。一度でも市場EVに流れちゃうと、例え補助金が打ち切られて失速しようと、もうエンジン車には戻らないんですね。他国市場予測するときに参考になります

販売台数1位はテスラモデルY。ギガベルリン生産軌道に乗り、四半期締め月に納車を集中させる方針から転換したらしく、2月だというのにまとまった台数を納車してます

販売台数2位が、まさかまさかの、トヨタBZ4X!?マジですか?

これ本当にびっくりです。EVに興味を持って情報を追っている人ならわかるだろうけど、BZ4Xはぶっちゃけ低性能です。電費も悪いし充電性能も低いです。バッテリー保護のための急速充電制限のせいで、街乗り程度なら十分でも長距離旅はとてもできません。テスラはおろか、現代日産アリアでも、こんな制限はありません。それでも売れるのはすごいことだと思います。これが日本車が培ったブランドの力か…。

EV先進国ノルウェーで我らがトヨタのBZ4Xが受け入れらてるのは心強いですね。これでEUがどんなにEVシフトしても大丈夫EVで勝てます。良かったですね。https://cleantechnica.com/2023/03/03/norways-plugins-continue-to-grow-tesla-model-y-bestseller/

2023-02-10

anond:20230210105439

これからテスラ中華メーカーにやられそうだからそんな利益出せないんじゃないかなと予想

中華メーカー商品力かなり高いか普通にやられる

まぁ、だからアメリカにその中華EVが入ってこないように先手でいろいろ貿易戦争仕掛けてるんだろうけど

ただテスラって中国販売台数が全体の3分の1を占めるから貿易戦争に巻き込まれて台数減、さら中華内のメーカー競争力増で値下げを余儀なくされて利益率も下がっていくんじゃないか

トヨタはどうかって?そもそもトヨタEVの土壌で戦ってないし中国比較的弱めだから…と言っても販売台数20%くらい占めてるけど…

アメリカみたいに政治的に抑え込まないとEVシフト西側中華ボコボコにされると思う

2023-01-17

やっぱりジャパネットたかたは俺にとって邪悪だった

ぼーっとテレビみてたらCMジャパネットたかただった。

普段テレビショッピングなんてと見てなかったが、その日はルンバの紹介だったので以前から気にはなっていたものから値段だけでも見るかと話を聞いていた。

諸品の説明を見ていていろいろあるが、特に気になった点を二つだけ挙げる。ジャパネット発言の書き起こしは記憶頼りなので正確ではない。

前提

売っていたのはルンバのe5という商品

このグレードは現行機では2018年10月発売と最古のもので、かつ直近までもっとも安いエントリーモデル

2022年7月に同価格の後継機、i2が出た。

数あるグレードの中で、なんと!!いっちばん!!!………売れているんです!

当たり前だ

販売台数をくらべたら大抵は一番古く一番安い製品が勝つだろう。

それをグレードの話をし、その中で一番であることを強調し、タメ、ほんのずれた話をする。

グレード、一番と来たら一番自然連想はグレードが一番「高い」ことだ。「売れている」でも間違いではないが、「わざわざグレードを引き合いにだす必要は"薄い"」。(販売"台数"を強調するなら)

大げさにたとえると、

ミシュラン0星から3星の料理のなかで、なんと!いっちばん!!………ハンバーガーコーラが売れているんです!

かに売れていることが美味いという指標の人は(創作に)居る。

https://moto-neta.com/wp/wp-content/uploads/82c22ddf07055371617547bf19e6e6c6-718x537.jpg.webp

(元ネタ由来サイトより https://moto-neta.com/manga/hamburger-cola-no1/)

恐らくマクドナルドなどはミシュランで星を獲得していないだろう。それは0星の中に入るので枕は誤ってはいない。誤ってはいないが、誠実な文章でもあまりないではないか

ミシュランの話が出たら料理の美味さの話になるだろうし、グレードの話が出たら高低や機能の話を連想するだろう。台数を誇るなら「ルンバシリーズの中で一番売れている」とグレードをつける必要はない。

グレードの中で一番!とタメを作り区切る話し方もいやらしく、文章では一番は売れているにかかっているのだが耳ではグレードにかかりグレードが一番な印象を与えている。

「数あるグレードの中でなんといっちばん。売れているんです」

「数あるグレードの中でなんと。いっちばん売れているんです」

文章にしてみても意味が違ってしまう。集中して聞かなければならないリスニング問題だ。

この話口からするとうっかりグレードが高い商品と誤認してしまうと感じた。

お値段、10万円を切るなんてもんじゃありません!

ルンバには様々なグレードがあり、確かに10万を超えるものもある。だが紹介する商品は元々が4万だ。

では、値段の枕に10万円をつけるのはいけないことなのか?いやそうではない。別に嘘は言っていない。

値段は確かに10万を切る。ルンバ"の中には"10万を超える商品もある。

しかし、わざわざ商品関係ない最上位のルンバの値段を(最上位のルンバの話もなく)頭に添える必要はあるか?

これもうっかりすると10万円から大幅値下げしていると誤認する可能性があると感じた。

まり

ジャパネットの話し方はジャパネットにとって"都合のいい誤解"の余地が残るように、意図的に、騙さなラインを上手に避けながら文章を作っている。あくま視聴者勘違いしたテイだ。

これは穏当に言ってかなりお行儀が悪く感じる。

そもそもテレビショッピングは口頭説明が多いし、ジャパネットは話のスピードも早い。本腰を入れる判定となる値段がわかるまでは適当に聞き流すこともある。実は俺はこの商品放送を2回見た。1回目で3万弱というまあまあ良心的なお値段を見た上で2回目に出会いやや意識して聞いてみた結果がこの違和感だった。1度目はテレビに注意してなかったとはいえ気づかなかった。(冒頭の文章ちょっと盛った)


https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/tokoroten/status/1607599674986475521

ジャパネットは非常に戦略的に、"賢く"商品を売っていることははてなーの中でも同意がとれるだろう。そして高齢者ターゲットにしていることも。

高齢者にならば本来なら丁寧に理解されやす説明しなければならない。いや、ジャパネットは丁寧に話している。とても丁寧にわかやすく話している。しかし、そこにこっそりとサブリミナルのように毒を埋没させている。非常に練られたプレゼン生放送でする賢いジャパネットならば、これはもうわざとと言ってもいいだろう。


テレビショッピングなんてものは(まあ、いい意味で)いか視聴者を騙すかの商売だろう。薬事法にひっかからないようにし、効果保障しない個人の感想を伝え、調べればさほど安くもない値段を値切って搾り出す。老人や眠くて思考能力が落ちた深夜の人を狙い打つアコギ商売だ。と思っている。

それでもジャパネットプレゼンには一目置いていた。他とは一線を画すスタイルと質でたかた氏が降板した後も比較的魅力的な話術を魅せてくれていた。流し見でそう感じていた。商品は多少アレでも戦略ストーリーでそれでも納得・満足できるものを売り抜ける巧みな商売人だと。しかししっかりと聴くとやはり人を騙す気持ちがそこにはあった。ああ、やっぱりか。お前もか。そうだよな。テレビショッピングだもんな。

e5が古い型落ち品であることに触れないのはもういい。でもあの喋り方は駄目だ。誤解の誘導が主目的しか思えない。

節水シャワーヘッドお金が浮く量の計算パソコンの性能の紹介方法など今までもひっかかるものはいろいろあったが、これに比べれば許容範囲になってしまった。

俺の中ではジャパネットたかたは人を騙す邪悪存在に落ちてしまった。



参考

現行全機種のおすすめルンバ【2022】リアル比較検証で利用シーンごとに選び方がわかる

https://rental.kikito.docomo.ne.jp/portal/articles/996/

2022-11-21

anond:20221120175837

記事の宏光MINI EV全幅が正しいとして、広くする方は簡単。でも幅を狭くするのは自動車設計の中でも一番難しい。フェンダやドアに膨らませてある要素があれば片側7mm痩せればよいけど、その寸法を考慮していなかったら相当に厳しいかな。トレッドまで変更するとなると車両の基本のディメンジョンを変更せざるを得ないし、記事内容ほど簡単には日本車両法規制対処できないかもしれない。逆に対処できて、相応の販売店、整備拠点を確保出来たら一定数が売れるかもしれない。

スペックだけでなく、販売後の部品供給などの問題も考えるとなかなか難しいのではないかな。

「軽」の枠にとらわれない小型・低価格EVもっと世に出すべきだ。とか

この記事書いている人は本当のEV車の実態を知らない人だと思います日本EV車は何度も耐久テストを重ねたりバッテリー衝突事故火災防止対策を念入りに行われていて日本EV車が火災事故を起こした話はほとんど聞いたことがありません。海外テスラ車も韓国EV車も衝突事故による火災が頻繁に起きておりその真実報道しないマスコミもだらしないです。それからEV車が中古で出回ることがほとんどないのは交換用バッテリーが高く採算が合わないからです。毎年中国海外では数百万台の中古EV車の廃車が行われていることも知ってほしいです。

日本キラー」なんて呼ばれた車が過去にもありましたね。

ことごとく安さが売りでしたが、品質も装備も微妙販売台数は伸びず今では忘れ去られています

今の海外勢は日本車と比べて遜色無いと言われていますが、最新のドイツ車ですら日本車よりトラブルが多いと避けられる節が今でもあります

進出したヒョンデも目の肥えた日本相手勝負するのは並大抵では無く逆に評価されれば世界でも通用出来るとコメントするほど日本市場は厳しい戦場のようですからスマホと違って高価で命を預ける車はシェアを伸ばすのは大変でしょう。

まず気になる点は、衝突安全性

前提として、平均的な軽自動車の衝突安全性を大幅に下回るレベルであれば、輸入を許可しないで頂きたい。

また、同様に高速走行に動的不安のある車体であれば、自動車専用道路での走行を禁じる等の制約を設けるべきであろう。

国土交通省自動車事故対策機構による試験により、しっかりと合格レベルであれば何も言わない。話はまずそこから

現代の車に求められる事は、環境問題もそうだが安全性の確保。これを抜きに単純にEVだから軽を駆逐出来る訳でも無く、その意味では日本の車市場は甘くない筈だ。

普通軽自動車規格に準拠しようとしたら、かなりの改造が必要です。その結果、重量も増え価格も高くなります

なので、このような中国EV車が、直ちに日本軽自動車市場を圧迫するということは、ちょっと考えにくいです。

販売するとしたら、超小型モビリティ規格で販売されるはず。超小型モビリティEVと相性が良い。超小型モビリティの利用が増えて来れば、通常の軽自動車もある程度の影響を受けるようになるかもしれません。

超小型モビリティは、これから普及してくるカテゴリーなので、これからどうなるかははっきり言ってわからない。

個人的には、75歳以上の高齢者は、自動的超小型モビリティ限定免許にして欲しい。

宏光MINI EVを受け入れるような割り切れる国民ならば、そもそもガラパゴス」なんて状況にならない……。

そういう国民になるべきか否か、という議論はした方がいいと思う。

無駄が多すぎて全体の競争力に影響するのは事実なので。

で、国民が「割り切り」をちゃんと受け入れるというならば、別に宏光MINIを受け入れずとも、日本人がそういうクルマを作れば良い。

議論から目を背け、革新したい勢がこういう「黒船」使って無理やりやろうとすると、様々な「副作用」で疲弊するんだよね。

自動車安全性に関しては国際規格があり、日本だけガラパゴスになっていない。

東南アジア中国では、予防安全、衝突安全の規格が不十分であり、この試験技術も遅れている。

バックミラーが片側だけなど部品が削れるところを削るのは、インドでも実施済。

それでも良いと価格重視で購入する購買層は、経済力関係で各国にいる。

最近中国BYDがEV車を生産し、日本販売することを公表。この価格は400万円以上。

中国製品が、労働力等で低価格化しても限界がある。加えて安全性走行性を確保するとなると欧米システム製品センサーなどの部品使用し、低価格化の限界がある。

この安全性走行性を求めるとなると日本製品が、世界でも一定市場確保は確実。

安全性の低いEV車は、ゴルフカートなどの限定された市場になる。

最近、この手の記事が増えているが、視点がズレているのではないか日本でも、2025年から自動運転タクシー実用化がはじまるそうだ。まずは、電車のように遠隔で見守りしながらという事のようだが、それでも運転手必要なくなれば、値段も安くなるだろうし、利用しやすくなるだろう。特に都市部であれば、自動車を持つランニングコストを考えれば、自動運転タクシーを選ぶのではないか。これは以前から言われている事だが、自動車はこれから公共交通に変わっていくだろう。それもおそらく、10年以内位のスパンで急激に変わる可能性がある。ホンダソニー提携も、それを見越しての事ではないのか。日本メーカーが考えるべきは、交通システムとしての自動車であって、安売り競争に参加する事ではないだろう。

サクラなど軽BEVで、高速安定性だとか、走りや内装の質感だとかを無駄に?追求することが、価格高騰につながっているのなら、そういう部分を簡略化した、低価格軽自動車を開発して欲しいし、それなら(場合によっては海外市場も含めて)一定ニーズはあると思うのだが・・・

宏光の車が日本でそのニーズを充足するかどうかは、微妙な気がする。一方で、これが実際に日本導入されて、そこそこ売れるようなことになれば、軽自動車が壊滅するとまでは思えないものの、まず軽BEVの将来は真っ暗なものになるだろうなとも思う。

ガラパゴス」「黒船」みたいな結論ありきな言葉は止めて実質で評論して欲しいもの

EVの地域適合性が普及の鍵となると思う。

寒冷地ではバッテリーの性能低下やエアコンに割かれる電力が問題になる。

車に拘りの無い一般の人にとって走りは当たり前に走れればそれで良いだろう。

寒冷地で残りの走行距離を取るか、暖かさを取るかの苦渋の選択を強いられるような車は避けられると思う。

近代のEVはオープンカーから出始めた事と無関係ではないと思う。

プロパンガススタンドが主流でガソリンスタンドが稀ならプロパン車を買うし殆どスタンドチャージステーションになればEVを買うと思う。

例えば人手で扱えるバッテリーの規格が統一され、小型車は二個、大型車は六個とかの充電済みバッテリーを交換して短時間満タンに出来るシステムの出現を期待したい。https://news.yahoo.co.jp/articles/62c99c84ff8ebb9aafd24d4ea8acfe5e5f01d578

2022-11-06

二宮祥平ホワイトベース言動問題点

道路交通法、過失計算式を尊重するするのは法治国家日本国民として当然であるが、それを軽視する人はどう映るでしょうか。

それは法治国家である日本国民として持つべき公平、公正な精神とは真逆のものですよね。

JAF調査で9割の自動車乗りが交通犯罪常習犯だという事実が明らかになっていた時、きちんと自動車自動二輪モラルの劣悪さを指摘せず、優先権のある自転車歩行者ヘイトを向ける言動も、法治国家の民として理性的言動ではありません。

最近また見かけた二宮祥平ホワイトベースの残念な言動

https://www.youtube.com/watch?v=ohH_v-ldu6g

動画ですが、ダブルスタンダードが目立ち、更に事実とは異なることをお話されているんですよね。

と、やや知識不足が目立つの二宮さんの残念な部分です。

また、二宮さんはかつて道路交通法通り走る自転車に対してさえもヘイトを向けていたことがありますし、事実と異なるお話をされながら偏見で煽る、一種の悪質な憎悪扇動者のように映ります

かつて自動二輪がその危険から(保有台数における事故率死亡率統計ではずばぬけて死亡率が高いのは事実)強烈にバッシングされて、原付までもがそのあおりを受けて販売台数激減の憂き目にあった憎悪煽動被害者たる二宮祥平さんが、今度は憎悪煽動加害者側に回ろうとする姿はとても悲劇的とさえ思います

そういう意味では二宮祥平ホワイトベースさんには気の毒な目を向けざるを得ません。

辛い目にあって公正公平な心を持ち、おかしい部分はおかしいと指摘する気持ちが芽生えるのはいいですが、社会的有害度が大きい自動車自動二輪原付関連には態度が甘く、自転車には不当に厳しい(ルールで定められた過失計算式を無視してまでも自転車バッシングする)という弱い者いじめ的な態度は、世界的に見てどう映るでしょうか。尊敬される人物とは真逆言動なのではと懸念します。

いまやパリロンドンアムステルダムニューヨークオスロ先進諸国都市部では自動車自動二輪を減らして、自転車電動アシスト自転車を増やす政策が強力に推進されているのが現実です。

それは、自動車自動二輪を減らして、自転車電動アシスト自転車を増やすほどに渋滞も重大事故も公害も減らすことができ、自転車運動という予防医学効果の高い運動を人々がすることによって健康な者が増え、あまたの致死性合併症を生み出すメタボリックシンドロームを予防でき、社会全体の医療費を減らすこともできる事実が判明しているからです。

2022-10-27

anond:20221027175107

VWグループは毎年トヨタグループ世界販売台数を競う世界最大級自動車メーカーで、2030年販売車種の50%をBEVにすると宣言してて、2022年のBEV販売は50万台オーバーの見込みで、それも半導体供給制約によるバックオーダー35万台を除いての数字なのですが…。

2022-10-25

anond:20221024234645

ICE減らさずにEVを増やした分だけでそこまで持ってく

え、モリゾウは「ICE減らさずに」なんて一言も言ってないよ!? そう聞こえたんだとしたら、あなたはあの発表でトヨタ現実歪曲フィールドにうまく巻き込まれしまったということです。トヨタ自身不可能だと思っているし実際に言ってもいないことを、言葉マジックに踊らされて、あなたが盲信してしまっているだけ。

そもそも冷静に考えて、今後「ICEの車種数や販売台数を減らさない」なんて経営戦略が成り立つわけがないでしょ。いまのトヨタ販売先の7割を占める市場(欧・米・中)で、現在から2030年にかけてICEHV含む)への規制がどんどん強化されていくんだよ。潜在的市場規模が1/3に近づいていくのに、現存ICE100車種をそのまま残してどうするの? いまトヨタ販売構成で3割前後東南アジア中東アフリカに向けて、今のラインナップを一生懸命売るの? 残り7割の先進国市場向けEVは30車種で?

あなた多分けっこう騙されやすい人だから、この説明読んで自分理解に辻褄が合わないところがあると思ったら、「あれ? 何かトヨタの言ってることおかしいかも?」って疑ってみたほうがいいよ。

トヨタというグローバル企業の売上構成から考えると、2030年に1/3をBEV化する程度じゃ全然売るタマが足りないはずなんだよね。トヨタ自動車販売台数は、2021年実績で、日本国内が140万台、海外が810万台。海外地域別に見ると、北米が270万台、欧州が100万台、中国が200万台。よく「欧米以外の地域には、今後もICEHVニーズが根強くあるから…」と言う人がいるけど、トヨタの国別販売台数は、この北米欧州中国の3地域で輸出市場の70%、全生産量の60%を占めている。つまり発展途上国日本を足した「2030年頃にICEHVを売り続けられる地域」の市場規模は、今の販売先の40%しかない。

「4割の残余市場に向けて、全車種の2/3でICEHVを維持する」というのは、ポートフォリオ戦略としておかしいでしょ?

ちなみにホンダは「2030年に2/3をEV化」、GMは「2030年までに北米生産50%EV化」、フォードは「2030年までに40%をEV化」という構想。つまりトヨタは、ICE規制までまだだいぶ間があるアメリカGMフォードに比べてもEV化に対して慎重な(鈍重な?)動きになっている。

2022-10-24

2022/10/24トヨタEV戦争敗戦の日

自分は3ヵ月前に、https://anond.hatelabo.jp/20220620225630 というエントリで「トヨタEV戦略は明らかにおかしい」(トヨタの主販売市場の動向や競合企業ロードマップ比較して、明らかに展開が遅く、投入車種も少ない)という指摘を書いた。当時は結構叩かれたが、今日ロイターからトヨタがこの戦略見直していることを示唆する報道が出た。

https://jp.reuters.com/article/toyota-exclusive-idJPKBN2RJ0NR

[24日 ロイター] - トヨタ自動車電気自動車(EV)事業を巡り、戦略修正検討していることが分かった。基本設計プラットフォーム(車台)も見直し対象に含めており、2030年までにEV30車種をそろえるとしていた従来の計画の一部は既にいったん止めた。想定以上の速度でEV市場が拡大し、専業の米テスラがすでに黒字化を達成する中、より競争力のある車両を開発する必要があると判断した。



まとめるとこうだ。

・「2030年時点でトヨタ販売車種の1/3をEVにする」路線撤回する(目標が低すぎて死亡確定なので)

・「EVCVより安くクルマを作れる技術」という現状認識に基づいて、EV生産コスト構造を抜本的に見直す

・そのために混流生産向けのe-TNGAは徐々に切り捨て、EV専用の新規プラットフォームを開発・投入する

・追撃のために、なりふり構わずテスラの先行技術を後追いする(ギガプレス、オクトバルブ他)

まりEV時代におけるトヨタ最初の敗北宣言である。おそらくこれからもこうした敗北が積み重なっていく。日本自動車産業にとっては、技術競争力の低下という現実を次々と見せつけられる、暗く辛い時代がやって来る。

2021年年末トヨタEV30車種投入発表会やったときは、ネット上に「トヨタは全方位戦略からリスキーEV一本足打法にしてなかっただけ」「トヨタちょっと本気を出せばEV時代横綱相撲を取れる」という奇妙なファンタジーがはびこった。来るEV時代でのトヨタ勝利を疑わず多幸感に浸る連中がいっぱいいた。蓋を開けて見れば、1年も経たずにこの有様だ。




系列部品サプライヤーを束ねて膨大な構成要素を精緻に擦り合わせるトヨタのものづくりは、内燃系と電装系が複雑に絡み合うCV時代には良いやり方だったが、EVでそのやり方を延長しても性能×コストバランスの最適解には辿り着けない。見た目と機能は似ていても、CVEVは全く設計思想が違うからだ。テスラは多数の部品を高度にインテグレートするという路線ではなく、「大胆な手法で複雑な構造を単純な仕様に変えてしまうような」技術思想全面的に投入している。たとえば導入当初は「大量生産車向けの技術じゃない」と批判されたが、今や新興自動車メーカーが次々導入を始めているメガキャスティングギガプレス)。たとえばバッテリと空調の熱制御統合して、今までの自動車とは別次元効率的なサーマルマネジメントを実現するオクトバルブ。どちらも圧倒的な部品点数の削減とコストダウンを実現する。そして上の記事は、トヨタはそうしたテスラ路線に(プライドを捨てて)追従する、と言っている。

e-TNGAは、EVテスラがもたらした設計思想上のパラダイム移行は全く意識せず、ただ単に「CVEV可能な限り互換化し、安直に投入車種を増やせる手法」として設計された、いわば「過渡的なプラットフォーム」だった。その過渡的なプラットフォームで8〜10年ぐらいは持たせる計画だったのに、2021年の発表から1年足らずで、もはやその思想EVをめぐる現実に追い越されている。未だに「トヨタEV時代制覇」という夢を見ている人たちにも、少しずつこの現実認識してほしい。

https://anond.hatelabo.jp/20220620225630

で書いたことは、以下。

トヨタのBEV戦略2030年に車種の1/3を、販売台数の1/3をBEVにする)は、今の地域別売上からするとかなり奇妙な方針で、額面通りに受け取るなら間違った戦略だと思う。あのトヨタの発表が出たときは、ネットでは「EVでもトヨタが勝つる!」「30車種すげえ」「EU勢ざまあw」みたいな反応が多かったけど、個人的には「えっ、そんだけ?」としか思えなかった。系列企業への配慮などで、あえて低めの発表をしてる可能性があるとすら思ってる。

なにが奇妙かといえば、トヨタというグローバル企業の売上構成から考えると、2030年に1/3をBEV化する程度じゃ全然売るタマが足りないはずなんだよね。トヨタ自動車販売台数は、2021年実績で、日本国内が140万台、海外が810万台。海外地域別に見ると、北米が270万台、欧州100万台、中国が200万台。よく「欧米以外の地域には、今後もICEHVニーズが根強くあるから…」と言う人がいるけど、トヨタの国別販売台数は、この北米欧州中国の3地域で輸出市場の70%、全生産量の60%を占めている。つまり発展途上国日本を足した「2030年頃にICEHVを売り続けられる地域」の市場規模は、今の販売先の40%しかない。

「4割の残余市場に向けて、全車種の2/3でICEHVを維持する」というのは、ポートフォリオ戦略としておかしいでしょ?

ちなみにホンダは「2030年に2/3をEV化」、GMは「2030年までに北米生産50%EV化」、フォードは「2030年までに40%をEV化」という構想。つまりトヨタは、ICE規制までまだだいぶ間があるアメリカGMフォードに比べてもEV化に対して慎重な(鈍重な?)動きになっている。

規制が始まるまではICEHVを売ればいい」という人もいるけど、一旦ICE規制禁止法制アナウンスされれば、その実施時期に5〜10年先行してICEHVの売れ行きは落ち始める。消費者は、一定期間乗った車を手放す時点(規制後)で、ICE中古車価格がガタ落ちしていることを予期するから。今の先進国での自動車買い換えサイクルは、日本で平均8.5年、米国も7.3年、欧州もっと長い。最近日本でも「これが最後に買う内燃車かな、次はEVだろうな」なんつって自動車を買う人が増えてるでしょ。海外もそう。

最近欧州ディーラーでは一種のdisclaimerも兼ねて「EVのほうが下取り価格は有利です」と言われることが増えたけど、今後は先進国のどこでもこの傾向が加速し、おそらく2026年あたりからEVか死か」の秒読みが始まる。そんな状況で、「2030年には、なんと全車種の1/3をBEVしまぁす!」みたいな悠長なことを言ってて、まともに戦えるのかな、何らかの思惑含みのフェイクであってほしいな、というのが今の自分トヨタに思ってることです。

2022-10-09

https://anond.hatelabo.jp/20221008180846

ビデオカードメモリ増設できない理由について、昔この業界に関わったことがある俺が説明してみる。理由は2つで、技術ハードルが高い点と需要が無いという点である

その1 技術ハードルについて

現在主流となっているビデオカードメモリはGDDR6という規格である。こいつは16Gbpsでデータ転送できるんだが、1bitのデータのやりとりに使えるのはわずか62.5ピコしかないということだ。これってメチャクチャやばい話で、僅か数mmの配線長の違いでも信号タイミングのずれに影響してしまう。PC系のニュースサイトビデオカードからクーラーを外した写真がよく掲載されているので試しに見てほしいのだが、タイミングずれが起きないようにGPUの周りを囲むように等距離になる位置メモリが配置されているのがわかるだろうか?また、このような配置には、配線距離が短くなるメリットもあるのだ。

一方、PCに使われるメモリモジュールだが、見てわかるように長方形の基板にメモリチップが載せられている。配線の距離は当然ビデオカード直付けのものと比べて長い。各メモリチップ間の配線長のチップ間差だけならどうにかできなくはないが、配線長の絶対的な長さが問題になってくる。モジュール上の数センチの配線で生じる配線抵抗寄生容量の影響がかなり大きく、1bitのデータわずか62.5ピコ秒で転送しなくてはならないビデオカード向けメモリだと致命傷になってしまうのだ。

余談だが、数年前にGDDR5Mというモジュールメモリ増設できるビデオカードむけのメモリ規格が提案されたことがあったのだが、上記のような問題から当時主流であったビデオカードに直付けするタイプのGDDR5に比べて性能が低く(7GbpsのGDDR5に対し5Gbpsにとどまった)、その程度なら3.2Gbpsでデータ転送できる汎用のDDR4と比べて大したメリット無いじゃんということで製品化されずに終わってしまった。

その2 需要の無さ

あなた世界で一番ビデオカード向けのメモリを買っているメーカーがどこかご存じだろうか?実はソニーである。ちなみにナンバー2はマイクロソフト。何を隠そうビデオカード向けのメモリ需要って大半がゲーム機向けなのだゲーム機場合世代交代するまでの5年間くらいは基本的スペック固定である。なのでメモリ増設需要そもそもない。そしてゲーム機市場規模自体が他の電子機器に比べると一桁二桁小さい。

例を上げると、スマートフォンの年間販売台数は全世界12-3億台。PCでざっくり3億台。ゲーム機は年間1000-2000万台。ビデオカード向けメモリの最大消費者ゲーム機でさえ、スマートフォンの1/50の市場規模で、それより小さいPC向けビデオカード市場で、さらメモリを増やしたい人向けの市場規模となると察して下さいとしか言いようがないレベルになる。その僅かな市場に何億もの開発費をかけて製品を出そう!という酔狂メーカーはなかなか出てこないだろう。

最も、スーパーコンピュータのような特殊用途だと増設できるGPU向けメモリが登場する可能性があるかもしれない。数年前に不祥事を起こしたスーパーコンピュータベンチャーP社の例だが、10年ほど前に倒産したメモリメーカーE社の元エンジニアを集めてカスタムメモリ独自開発しようとしていた節がある。絶対的な性能やどうしても大量のメモリがないと困るというシチュエーションがあれば、経済的合理性ガン無視独自規格の製品を作るモチベーションが生まれるというわけである

2022-09-12

anond:20220911195922

世界EV販売台数はただの数字です。日本車の現状もただの事実です。

しかに終わってるけど、このままだと完全終了してしまうので、そうなる前にもっとEVを推進して日本車メーカー競争力をつけるべき、というのが私の意見です。

EVで終了するのではなく、このままEV推進をしないと終了する、という意見です。

2022-09-11

anond:20220911075409

世界EV販売数はどんどん増えています

2021年EV販売台数は、全世界トータルで660万台でした。これは2020年の2倍の数字です。

2022年は、中国だけで600万台のEVが売れると予測されています。これは日本乗用車市場より大きな数字です。数日前に増田でまとめたので詳細は省きます

世界EV市場は拡大し続けています。この世界で拡大し続けるEV市場に、日本メーカーは売れる商品を持ってません。

日本メーカーの売上の8割は海外です。日本メーカー海外で車を売らないと維持できません。このまま日本EVシフトをしなかったら、日本車はEV競争力を無くして、まともな商品を投入できずに没落します。

そうならないためにも日本EVを推進するべきだと考えています

2022-08-31

anond:20220830201220

カリフォルニア2035年EV以外販売禁止される

オレゴンニューヨークなど15の州が続くと言われてる

アメリカ市場の半分はEVのみになる

カリフォルニアで今年一番売れた車はモデルY、2番目はモデル3

フォードのF150 EV版は売れすぎて納車3年待ち

ヨーロッパでもEV以外の販売禁止される

EU会議ちょっと揉めて、アンチEVがうれションしてたけど、結局は2035年禁止される

欧米既存メーカー必死になってEV投資してる

そして競争力のあるEVをどんどん発売してる

巨大な自国市場EV競争力をつけた中国メーカー世界進出してる

韓国メーカーも躍進してる

韓国中国メーカー日本にも来た

BYDは販売台数でテスラに追いつきつつある

日本メーカー現在の売り上げの8割は海外

それなのに世界で売れるまともなEVが作れてない

トヨタの全力のEVタイヤが取れるから走れない

まともなEVアリアくらいだけど販売が遅延しまくり

この惨状で「日本メーカー大丈夫オワコンじゃない!」と思える人は、どんなお花畑に住んでるんだ?

2022-08-27

anond:20220827110411

転売ヤーとして回答を教えてあげよう。

価格高騰の原因は商品を作っていないだけです。だから大量に作れる状態さえ作れば解消される。

そのためそれを解決すれば問題ない。

素人にもわかりやすく言うとPS42015年販売台数は2000万台だがPS5は1100万台ほど。

そりゃ品不足になるわ。

①PS5を使用可能な筐体を作る権利を独占せず、別の企業もPS5をできる筐体を作る権利を与えればいい

生産数を増やせばいい

要はこの2点どっちかやれば勝手解決します。

ただ企業利益の関係で、これらの対応はとっていません。①に関してはバカ高い値段で売る権利放棄することになるので

②に関しては市場価格が高い商品だと価値があると消費者が誤認して需要が増えるので(プラダみたいにバカ高い商品買うバカっているでしょ?

転売ヤー高値で売ると、価値があると誤認して購入者が増えるから意図的に減らしてるんだよね。

PS5かってる人間にきけばわかるけどやりたいゲームがあるからって人より、なんか人気だからって理由でかってる人多いでしょ。

そういった状況を作るために生産台数減らしてんだ。要は馬鹿に買わせるために生産数を減らしてる。

ということでソニー意図的価格吊り上げてるだけだから解決しません。

2022-08-02

ブクマカトヨタアンチは異常

https://news.yahoo.co.jp/articles/991f202a247368067b29b3430d571afdce62a998

トンチンカンブコメ多すぎ。EVシフトだけの話じゃないよこれ。

Brexit以降イギリスで車を作る意味が薄くなったか関税リスクとかもあるしホンダはもう撤退するし

https://www.bbc.com/japanese/47287935

トヨタさんサイドとしてはEVシフトをダシに撤退するぞと脅してるだけ。

現にイギリスで1番売れてるトヨタ車はフランス生産ヤリスで、

https://www.best-selling-cars.com/britain-uk/2021-full-year-britain-best-selling-car-models-in-the-uk/

TMUKが作ってるカローラはそれより販売台数少ないかイギリス生産の8−9割程度が輸出されてる。

ましてや2030年販売禁止するならカローラをTMUKで作る意味ないよね。

EUポルシェさんサイドとズブズブの政治家のおかげでドイツがE-fuelなら内燃機関でもおk路線を唱え始めてるし

https://www.focus.de/politik/deutschland/e-fuel-auch-nach-2035-sms-an-porsche-chef-bringen-lindner-in-erklaerungsnot_id_121704053.html

EVシフトがどれくらいのスピードで進むかはまだ未確定というところ。EVシフト現実問題としては政治マターなので。

サンクコストとかHV潰しとか本質を外したブコメはもう少し話を解ってからブコメ書こうね。

2022-07-14

anond:20220714085604

そもそも自分根拠無しじゃん。

5%超えたという今のデータ出したら勝ちみたいな雑なデータ議論しかできないのがバレバレ

そこから先どう伸ばすかというのにデータ必要なのに、伸びたから伸びますという雑な意見で、いかにもな2030年販売台数予測も見て無さそうだし、フォード含めた既存メーカ戦略も調べてないEV信者さんでしょ。

2022-06-29

anond:20220629155535

メーカーも小売も困ってない。

困ってないならなんで小売は1人あたりの販売台数制限するんですかね?

わざわざ転売じゃないかチェック設けたり

転売ヤー嫌いの人からクレームが大変だから

ソフト普通に売れてます

品薄解消されて普及してから

→結果売れるのであれば問題なし

需要供給が追いついてないから、手に入ってる人が少ないだけ

いや、人気商売は「高額払わないと買えない」ものになったら、本来普及させたい層が別の商品に移動して長期的な利益が減少するんだよね

子供向け商品がその典型だけど、高騰している間に安く買える別の会社商品に人気が移っちゃったら、長期的にはマイナスから故意に品薄商法する意味がないの

→品薄、増産を繰り返すことで長期的な利益は増大します。子供向け商品でも、品薄、増産を繰り返すことで長期的にはプラスになるのでメーカーは品薄商法を行います

anond:20220629154704

メーカーも小売も困ってない。

困ってないならなんで小売は1人あたりの販売台数制限するんですかね?

わざわざ転売じゃないかチェック設けたり

転売屋の理屈なら誰が何台まとめて買おうと同じはずだけど、実際は1人1台に制限したりしている

ソフト普通に売れてます

品薄解消されて普及してから

需要供給が追いついてないから、手に入ってる人が少ないだけ

いや、人気商売は「高額払わないと買えない」ものになったら、本来普及させたい層が別の商品に移動して長期的な利益が減少するんだよね

子供向け商品がその典型だけど、高騰している間に安く買える別の会社商品に人気が移っちゃったら、長期的にはマイナスから故意に品薄商法する意味がないの

2022-06-20

anond:20220620201004

LFPリサイクル可能性について

リサイクルに関しては、三元系だろうがLFPだろうが、「やればできる」技術ですよ。人間自然から取り出せるものを、高濃度な人工物のコンパウンドから取り出せないわけがない。湿式製錬でも乾式製錬でも、どうとでもできる。今「やれてない」のは、そこに何か未解決技術課題があるわけじゃなくて、新規採掘マテリアルより再利用マテリアルのほうが高くつく間は、リサイクルはペイしないから。それでもコバルトニッケルは回収が採算化するメドがついてきたから、レアメタル大手のUmicoreとかはLiBリサイクル事業積極的に拡大してる。

一方でLFPリサイクルに関しては、現時点ではエネルギー業界ではあまりポジティブ意見がないのは確かだけど、これも何か高い技術的なハードルがあるわけじゃない。鉄とリンの塊という、現在は低価値マテリアルリサイクルしても、業者は儲からいから、やってない。リサイクルをする経済合理性がないということです。こういう「中長期的には枯渇していくかもしれないけど、現時点では比較的入手が容易な資源」でリサイクルを廻すには、もっと価格が上がるか、新規採掘量を法的に規制するステップ必要になる。

以下の動画バッテリ持続性サミット質疑応答。「LFP電池リサイクルにも経済合理性は見込める」と言ってるけど、それは今ではない、LFPEV市場に増え、そのEV製品寿命が1ターン回り、リサイクルするLFPの量が増え、リサイクルの採算規模が確保できる頃に意味が出てくる、また(一度マテリアル化しての資源市場での再販ではなく)廃LFPの正極を直接リサイクルして再利用できるようになれば有望だ、というようなことを言っている。

https://www.youtube.com/watch?v=4MvSABcJ70k

それにね、増田は「リンが高騰してて大変だ」というけど、今の「高騰した」リン酸塩の取引価格が250円/kgぐらいでしょ。対するコバルト10000円/kg超え。やっぱりこの2つを「希少な資源」として同列に語るのはかなり無理がある。元増田は「「肥料じゃなくて電池にするから安くしてくれ」なんてできないんだよ」と言うけど、期待付加価値から考えれば、産業用途リン絶対農業用途リンに買い負けたりしない。もし農業リンコバルトに競るぐらいの希少資源になったら、その頃は世界慣行農業の仕組みは崩壊してるよ。

もうすでにリン鉱石の値段が上がり始めている現状で10年後のリサイクルの話をされても、、、って思うね。それこそ次世代電池が普及し始めてるかもしれなくない?



そうだよ。もし今後LFPがずっとEVバッテリ本命級のままで、リン電池への採用が困難になるほどの希少資源になれば、その時にはLFPリサイクルが実現する(そして、その時に走行しているLFPベースEVの台数を維持できる程度のLFP電池を、リサイクルから再製できる)。一方、リンが今のように肥料としてバンバン蕩尽できるぐらいの価格供給されるなら、LFPリサイクルは実現しない。さらに、もし将来、LFPよりも製造コストが低くて十分な性能を持つ次世代電池が普及し始めたら、やっぱりLFPリサイクルは実現しない。つまり、将来LFPリサイクルが実現しないとしたら、それは「LFPリサイクルしなくてもEV業界には問題いから」なんだよ。

これから電池技術

なお、自分LFPあくまで脱レアメタル化のためのひとつの通過点だと思っている(二次電池進化の「現時点での経由地」という書き方をした通り)。さらに高密度安価で持続性のある電池必要とされる限りは、新たな技術開拓され続ける。

電池技術の発展速度が、たとえば電子技術なんかに比べると比較的遅いというのは正しい指摘だけど(自分もこのエントリ https://anond.hatelabo.jp/20150504101626 の中でそれに言及したことがある)、その後6年間で電池業界が達成してきたことは、正直自分の予想を超えていた。やっぱり将来の基幹産業としてR&Dが廻り出すと、これまでとは技術進歩のペースが桁2つぐらい違ってくる。CATL、BYD、テスラみたいなとこは言わずもがなだし、NEDOだって日本研究機関だって企業だって色々やってる。

次世代EV電池上市が一番速そうなのはナトリウムイオン電池かな。CATLは2021年ラボレベル製品発表していて、2023年に量産化を予定している。ご承知の通り、CATLは狼少年みたいなことはしない会社なので、ある程度の目算はついているはず。

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01992/00001/

https://www.chemicaldaily.co.jp/%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0%E9%9B%BB%E6%B1%A0%E3%80%80%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E5%AE%9F%E8%A3%85%E8%BF%AB%E3%82%8B%E3%80%81%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%81%8C/

元増田ならこの他にもカリウム系、カルシウム系、Li-S、Al-S2などを始め、電池分野では多種多彩なトライアルがなされていること、そのうちいくつかは近年ブレイクスルーが起きて実用化までのロードマップが大幅に短縮されたことも知ってると思う。リン枯渇が全地球的な課題になるよりずっと前に、電池技術は大幅に進歩して、普及価格帯のEVでもICEを超える走行距離と必要充分な充電速度を達成できるよ。社会がそれを求めていれば、研究産業絶対にそのニーズに応える。自分はそのステップ日本研究者や企業が貢献してくれることを期待したいし、楽しみにしてる。

トヨタ戦略について

最後の、「でもちょっとでも日本自動車産業応援してくれると嬉しいな」については、自分はめちゃめちゃ日本自動車産業電池研究応援してるし、そう書いたつもりだよ。

ただ、トヨタのBEV戦略2030年に車種の1/3を、販売台数の1/3をBEVにする)は、今の地域別売上からするとかなり奇妙な方針で、額面通りに受け取るなら間違った戦略だと思う。あのトヨタの発表が出たときは、ネットでは「EVでもトヨタが勝つる!」「30車種すげえ」「EU勢ざまあw」みたいな反応が多かったけど、個人的には「えっ、そんだけ?」としか思えなかった。系列企業への配慮などで、あえて低めの発表をしてる可能性があるとすら思ってる。

なにが奇妙かといえば、トヨタというグローバル企業の売上構成から考えると、2030年に1/3をBEV化する程度じゃ全然売るタマが足りないはずなんだよね。トヨタ自動車販売台数は、2021年実績で、日本国内が140万台、海外が810万台。海外地域別に見ると、北米が270万台、欧州100万台、中国が200万台。よく「欧米以外の地域には、今後もICEHVニーズが根強くあるから…」と言う人がいるけど、トヨタの国別販売台数は、この北米欧州中国の3地域で輸出市場の70%、全生産量の60%を占めている。つまり発展途上国日本を足した「2030年頃にICEHVを売り続けられる地域」の市場規模は、今の販売先の40%しかない。

「4割の残余市場に向けて、全車種の2/3でICEHVを維持する」というのは、ポートフォリオ戦略としておかしいでしょ?

ちなみにホンダは「2030年に2/3をEV化」、GMは「2030年までに北米生産50%EV化」、フォードは「2030年までに40%をEV化」という構想。つまりトヨタは、ICE規制までまだだいぶ間があるアメリカGMフォードに比べてもEV化に対して慎重な(鈍重な?)動きになっている。

規制が始まるまではICEHVを売ればいい」という人もいるけど、一旦ICE規制禁止法制アナウンスされれば、その実施時期に5〜10年先行してICEHVの売れ行きは落ち始める。消費者は、一定期間乗った車を手放す時点(規制後)で、ICE中古車価格がガタ落ちしていることを予期するから。今の先進国での自動車買い換えサイクルは、日本で平均8.5年、米国も7.3年、欧州もっと長い。最近日本でも「これが最後に買う内燃車かな、次はEVだろうな」なんつって自動車を買う人が増えてるでしょ。海外もそう。

最近欧州ディーラーでは一種のdisclaimerも兼ねて「EVのほうが下取り価格は有利です」と言われることが増えたけど、今後は先進国のどこでもこの傾向が加速し、おそらく2026年あたりからEVか死か」の秒読みが始まる。そんな状況で、「2030年には、なんと全車種の1/3をBEVしまぁす!」みたいな悠長なことを言ってて、まともに戦えるのかな、何らかの思惑含みのフェイクであってほしいな、というのが今の自分トヨタに思ってることです。

追記

id:sgo2 さんのブコメにお返事。

id:sgo2 2030年時点でBEVが1.6〜26%という予測(https://s.response.jp/article/2017/10/11/300895.html )なので、1/3という数字でも十分前のめり。因みに現時点で欧州17%中国16%米国4.5% https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/05/613a9a4551b47453.html (本当に数字見んのな)

2022/06/21

この上の記事2017年時点のデロイトーマツ予測で、ドッグイヤーのこの業界では既に典拠にしないほうが良い内容です。なお2017年EVバッテリ平均価格が急低下した年で、これ以後コンサル各社はBEV普及ペースを大幅に上方修正しました。たとえばボスコンがつい最近(6/13)に出した予測はこんな感じです。

https://www.bcg.com/ja-jp/press/13june2022-electric-cars-are-finding-their-next-gear

図表では、2030年世界新車販売台数のうちBEVが40%、2035年には59%になってますね。米国欧州中国個別に見ると、さらに多い。上で書いた通り、トヨタ海外売上は北米欧州中国の3エリアで70%を占めてるんですけど、そのマーケットは今からわずか8年後にはこういう顔つきになっているということです。これ見てると、トヨタの「BEVラインナップは3割」戦略は相当ヤバいな〜って思いませんか。

自動車産業に特化した情報サイトマークラインズは、LMC Automotiveの調査引用して世界乗用車販売に占める各パワートレイン構成比推移予想を出していますこちらは2022年1月予測ですが、ボスコンよりやや保守的で、2030年のBEV比率は25%前後。ただしその3年後の2033年には40%を超えるシナリオです。

https://www.marklines.com/ja/forecast/index

2番目の記事引用されているIEAも、2030年に①現状政策シナリオでは世界販売台数の26%程度が、②持続的発展シナリオでは47%程度が、EV(BEV+PHEV)になると予測してます。なおBEVPHEV販売比率は現状7:3で、IEA予測では、2030年もだいたいこの比率が維持されるようです。

https://www.iea.org/data-and-statistics/charts/global-ev-sales-by-scenario-2020-2030

まり2017年時点では「最大でも26%」と推定されていたBEV販売比率が、今では「最低でも26%」(ただしPHEVも含む)になっているんです。この5年間のBEV販売台数の伸び方は、多くの業界関係者の予想をも大きく上回ってたということですね。我々消費者も、EVについて何か考えたり議論したりするのであれば、とにかく最新の情報をチェックして、細かく自分常識に当て舵をしないと、あっという間に現実に置いて行かれます。そういうスピード感のある業界から自分面白ウォッチしてるんですけどね。

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