はてなキーワード: 映像配信とは
11月の第3月曜日、緊急事態宣言を翌週に控えた商店街は活気に溢れていた。
自宅待機に備えた買い物をする人々や、居酒屋から弁当屋に衣替えする店員など、それぞれがこのシーズンの準備を行っている。
個人向けオフィス用品、子供向け自習教材、簡易調理グッズ、業務用のテイクアウト用包材。自宅で楽しむアクティビティとして映像配信事業、キャンプ用品、個人向けカラオケルーム。ケータリング事業もピザや寿司はもちろん、フランス料理や焼き鳥、焼肉、本格的なスイーツなどさまざまな種類がある。
これらの業種にとっては、来週の12月の第一週から来年5月の最終週までの緊急事態宣言期間が勝負の時期だ。
11月の末から12月といえば、一昔前はクリスマス・年末商戦だったがパーティー需要の低迷ですっかり影を潜めた。
町行く人々は来週に向けて少しウキウキしているようだ。
私も、この緊急事態宣言期間にはお楽しみがたくさんある。去年は家のカーテンをすべて手織りした。織り機のリースを利用して6枚のカーテンを織った。今年は思いきってテレビを自作する予定だ。先月SHARPからテレビ自炊用キッドが発売されたから、それを利用しようと思う。
シルク・ド・ソレイユがYouTubeで配信している180°VRの”ImmerCirque” ( https://www.youtube.com/results?search_query=%23ImmerCirque ) は、演劇業界の人々は見るべき価値のあるシリーズで、これをOculus Goで視聴した時は、正直演劇における革新だと思った。画質はまだクリアとは言えないが、それでもあれは十分に、間違いなく「演劇を観てる」体験であった。舞台中継を通じたTVによる視聴で確かに演劇を見ることはできる。しかし、それは行為そのものが「舞台を観る」から「TVを観る」に変異してしまっているため、演劇鑑賞とは極めて縁遠いものだと思う。だがVRによる観劇はそれが少しも変異しないと感じた。つまり、演劇を演劇のままとしてVRゴーグルで観ることができたのだった。演劇とは「その場でドラマを観賞する」体験そのものが売りであり、観客はそこに対価を支払うことから、その体験をそのまま提供できなければ演劇あるいは観劇とは言えない。よって2Dの映像配信は演劇そのものではない。だが、VR演劇は、間違いなく演劇体験だった。
これは演劇の革新だと思う。なぜなら、VR演劇は世界で初めて「流通可能な演劇」を誕生させる可能性があるからである。劇場に閉じ込められていた演劇をVR演劇としてネットで配信し、それによって対価を得られるようになれば、観客数は劇場の客席数×公演回数に限定されなくなり、また公演期間にも限定されることなく、作品が恒久的にお金を稼ぎ続けることができる資産価値を持つようになる。これまでの演劇の最大の弱点は、劇場でしか客に対して作品を提供できず対価を得られなかったことだけでなく、製作した作品が公演期間を終了すると同時にその資産価値が実質的に消滅するところにあった。映像などの媒体に転換することで一部の価値を保全できうるが、舞台作品の実体としては確実に消滅し、そして再現不能である。これが演劇が経済的に不利な立ち位置にある最大の理由である。「後世に残る作品を作りたい」と演出家が言ったところで、それはそもそも残らないしお金も稼いでくれないのが演劇の本質であった。しかしVR演劇なら、空間そのものを記録・再生できる特性から、それが可能になる。
流通可能なVR演劇によって、観客は過去の作品にも自由にアクセスできるにようなり、いわゆる「伝説の公演」、それを観たものだけがその価値を享受し特別な存在でいられるような、極めて優れた作品群も体験できるようになる。そしてここが重要だが、外国語の字幕を付けることで海外の観客を新たに獲得することも可能となるだろう。これまで、舞台における字幕はプロセニアム型の劇場ではプロセニアム・アーチ外縁の上部や左右、または舞台の上部に吊ったスクリーンなどに表示していたが、実に見づらい上に公演回ごとに微妙に変化する台詞回しのスピードに同期しないケースがあり、正直使える印象は皆無であったが、VR演劇なら見やすい位置に配置し、台詞回しと同期でき、そしてあらゆる言語を表示可能になる。またこれによって、耳が不自由な観客にも演劇を届けることができるようにもなるし、さらには演劇初の「吹き替え版」を作ることもできるだろう。
また演劇が持つ基本的な舞台表現の幅も無限に広がるだろう。つまり、VR演劇では舞台は必ずしも劇場である必要はなく、ビルや住宅などの一室や、ショッピングモール、海辺、森の中など、使用可能なあらゆる場所を舞台とすることもできるようになる。過去にあった、アパートの一室で押入れを客席にしたような演劇とか、KAKUTAがやった遊園地を丸ごと使った同時多発演劇、またかつての維新派のようなだだっ広いグランド演劇などが、より低コストで自由に製作でき、あらゆる人々に配信できるようになる。そしてそれらの空間を使用したドラマの演出は、舞台演出家こそができる技術である。VR演劇以降は、舞台演出家はVR演劇演出家として新しい活動の場を獲得できると思う。
最後に、もちろんこれらのことは全て演劇に新たなお金をもたらすだろう。日々の稽古と並行して別の職の仕事をし、その上チケットノルマも課されるような、今で言えば真っ黒もいいところのブラック労働であったものが、VR演劇が恒久的に稼ぐ売上によって浄化され、大きな産業として成長するだろう。演劇は補助金が不可欠とか言う必要もなくなるし、日本の演劇の諸悪の根元であるチケットノルマも葬り去ることができる。また、これまで舞台の規模として商業的には全く成り立たないが、しかしながら極めて価値の高い優れた作品についても、きちんとお金を稼ぎ、演出家や俳優達は新たな作品制作に集中できるようになるだろう。
このVRによる演劇の革新によって、演劇を楽しむ観客人口の桁が2つか3つ増えれば、社会における日本の演劇の重要性も変わるだろうし、いわゆる必要不可欠な文化としての立ち位置を獲得できるのではないかと思う。それを得られないうちは永遠に、義務教育科目に「美術」「音楽」はあっても「演劇」はないだろうし、補助金くれくれ言い続けるしかないだろう。
新型コロナウイルスの影響によりあらゆる興行が中止となっている中、舞台業界に希望を与えるためのクラウドファンディングが5月1日より開始される。
■舞台専門プラットフォーム「シアターコンプレックス」プロジェクト
https://fanbeats.jp/collaboration/theater-complex
「舞台を救え」をキーワードに、舞台作品専門の映像配信プラットフォームを架空の劇場と位置づけ、リアルな劇場での上演ができない状況でも舞台を楽しめるものにすることが本プロジェクトの主軸らしい。
・公演のライブ配信
これらのコンテンツを通じてお客さんへの新たな楽しみの提供、制作側(出演者/クリエイター/スタッフなど)に対する新たな仕事の提供を目指すとのこと。
業界全体が落ち込んでる時にこうやって手を挙げプロジェクトを発足するのは立派だと思う。
立派だと思う反面、ただの新しい商売コンテンツじゃんとも思った。
というのも協賛企業に偏りがある。眺めてると2.5次元舞台の匂いがプンプンする。
舞台業界の希望というより2.5次元舞台業界の希望なんじゃない。
2.5次元舞台が嫌いなわけじゃないけど業界全体のことを考えるとなんかモヤモヤする。
そんなこともあって支援するならこっちかなと思ってる。
(ネルケのほうは多分放っておいてもSUCCESSする)
■新型コロナウイルス感染症被害対策:舞台芸術を未来に繋ぐ基金=Mirai Performing Arts Fund
https://motion-gallery.net/projects/butainomirai
名前が長い。
こっちは基金なので普通のクラウドファンディングとは違い集めた資金は寄付金になる模様。
受給側の申請要件は諸々あるようだが制作側へダイレクトに金が流れる仕組みっぽい。
今日から支援受付開始してるみたいだけど、HPの内容が把握しにくいから支援者向けと受給者向けにカテゴライズしてほしい。
詳細は出ていないが前者は支援に対するリターンがある。おそらく作品視聴権とかその辺り。
2010年代になってSNSと音楽映像配信が安価に楽しめるようになり、最近はコロナ騒動で友人とも会えないので、zoomミーティングで宅飲みというのをやりだすような状況らしい
自分はなるべく物欲を最小限に抑えて、食欲、性欲に限定してカネを使うはずだったが、コロナ緊急事態で個室型風俗といいキャバクラといい、誰も恐ろしくて行かないと思う。もちろん自分も終息宣言が出てももう行きたくない。
昨今の風俗嬢のレベルは店内教育がしっかりしている店なら、ある程度の男あしらいは心得ているんだけど、それが逆に楽しくさを増長している気がいる。
最近は年に数回行く程度になっているんだが、それでも年間数万円は使うわけだし、もう終わり!!
お気に入りの嬢が何人かいたけど、あいつら食い詰めて立ちんぼでも始めるんじゃなかろうか。コロナ騒動はあらゆる業態変革をもたらすと思うので、収束後の日本がどんな世の中になっているのか楽しみな気がする。
あ~あ、管理職と教育委員会がアホだったね。確かに休校要請にしても「詳細は教育委員会の判断に委ねる」通知も遅かったけど。私は学校関係者だけど定時で帰れる仕事なので、家に帰ってからこのニュースを知った。
今頃先生たちは大騒ぎして善後策とか考えてるんだろうな…と思いながらのんびり夕食を食べた。ちなみにうちの校長は特に仕事がなければとっとと帰るけど、コトが起これば何時まででも残業する人。元増田のケースでも、これだけの一大事なら管理職のケータイに電話して飲み会の最中だろうが何だろうが学校に呼び帰していい話だと思うんだが。
元々いろいろなイベントの中止や規模縮小は検討していたけど、修了式や卒業式はやる前提で、体育館に全員を集めるのが許されないならどこかの教室でやって他の教室に映像配信しようかなどと言っていた。
翌日の午前中に校長会の幹部から校長あてに電話が入り、教育委員会からの方針が示された。とりあえず3月2日から二週間休校にして、その後どうするかは今後通知するとのこと。修了式と卒業式は規模縮小して実施の予定。在校生などの出席は最低限とし、来賓の招待はなし。
教職員は休校期間中も出勤するけど、昼間落ち着いてデスクワークができるし、心配した保護者から電話が来てもゆっくり対応できる。最初話を聞いたときは「何それ?ひどすぎる」と思ったけど、意外と結果オーライな気がしてる。
まぁ3月16日から学校の通常業務再開の前提だからそうなるのかも知れないけど、思ったよりはまともに三学期の最後を迎えられそうな気がしている。元増田のところは安倍の言うことをくそ真面目に聞きすぎたんだね。
映像配信システム、映像配信方法、及び映像配信プログラムの特許を持つ、AMATELUS株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:下城 伸也、以下 AMATELUS)は、12/4(水)フジテレビ系列で生放送される2019 FNS歌謡祭で、AMATELUSの持つ世界初の特許技術SwipeVideo(スワイプビデオ)が採用されたことを発表します。番組公式Twitterに投稿される出演アーティストのコメント動画について、視聴者が自由に視点を選んで観ることが可能となります。
明日12月4日(水)にフジテレビ系で生放送される「2019FNS歌謡祭」第1夜に、BTSの出演が決定した。
BTSの「FNS歌謡祭」出演は今回が初。番組では「FAKE LOVE」の日本語バージョンをテレビ初披露するほか、「Boy With Luv」の日本語バージョンもパフォーマンスする。
全国のツタヤ店舗が次々に潰れているというブログ記事があった。
執拗なまでのTカード加入促進、個人情報取り扱い、ひまじんうんこ等のおかげで特にはてブ界隈ではツタヤの話と見るやオワコンとして叩いていい雰囲気が強い。
だが映画好きから言わせてもらえば、ツタヤの一部事業は間違いなく日本の宝であり、絶対になくなってほしくない。
(元ブログは音楽好きの方だが、自分は音楽には詳しくないため映画についてのみ書きます)
映画好きなら渋谷・新宿ツタヤの品揃えを実感した経験があるかどうかでツタヤへの評価は全く変わる。
あの2店舗はおそらく過去に日本で販売された映画ソフトのうちかなりの部分をカバーしており、
少なくとも映画に関しては裏ビデオとかで販売されてたものでないかぎり、見たいソフトはまあほぼほぼ見つかる。
とくに素晴らしいのは全国どこのツタヤからでも他店舗の取り寄せが一律料金で可能な点。
もちろん渋谷新宿ツタヤの在庫も一本500円(送込み)で取り寄せ可能。PPV方式の多くが一本400円なことを考えると高くは感じない。
これとは別に、ツタヤにはディスカスという定額レンタルサービスがある。
毎月8枚とか10枚とか希望するDVD・BDが送られてきて、観たら好きな時に郵送で返す(延滞料金はない)サービス。
こちらの品揃えは上記の店舗取り寄せより劣るが(VHSは対応していないなど)、それでもマイナー作のカバー率は高い。
過去に一度でもソフト化されており、権利の関係で再販が無理な作品の場合、ディスカスと店舗取り寄せが頼みの綱になる。
もう一つ、ツタヤは過去のカルト作・廃盤作品をリクエストすると注文生産としてDVDにしてくれるサービスをやっている。
B級ホラーなどのビデオスルー作品はもちろん、過去に一度だけ深夜放映されたがソフトに落ちなかったカルト作なんかを販売してくれている。
あと紛らわしいが、「発掘良品」というレンタル店舗向けの復刻シリーズも地味にいい。
たしかクストリッツァのアンダーグラウンドはこれで復刻されたんじゃなかったかな。
中古市場で数万円の高値がついてたのでレンタルできるのが本当にありがたかった。セル持ってたけどVHSだったし。
とりあえず、ツタヤはこれだけのことはやっている。
現状ほぼ利用していない人向けに書いたので販促くさくなったが、映画好きにとっても映画文化にとっても間違いなく宝だ。
重要なのは同業他社のように単に版権取って国内向けに販売するだけではなく、レンタル網を駆使して「新旧どちらも・全国どこでも・安く早く」を実現させている点だ。
映画好きの中学生が一枚5000円する国内盤をほいほい買えるか?と考えればツタヤの貴重さが分かる。
「でも今時ほとんどの映画はアマプラやネトフリで配信されてるでしょ?」
されてない。
例えば『KIDS』『現金に手を出すな』『死刑台のメロディ』『ミツバチのささやき』これら全て配信にはない。アマプラにもネトフリにもない。
少しでも映画が好きなら上記の名作群が配信されてないなんて信じられないだろう。だが残念ながら本当だ。海外資本企業の日本向けサービスなんてこんなもんだ。
マイナー作マイナー作と書いてきたが、要は最新作・超有名作以外の多くは国内配信には乗らないということだ。
実感としては観たい映画のうち配信にあるのは5割にも満たない。
特に古い邦画は壊滅的。70年代の特撮とかもすげー面白いのに全然ない。
勘違いしてほしくないんだが、これは極々一部のディープな映画オタクだけの話ではない。
現状の配信サービスには『アマデウス』も『プラトーン』もないんだぞ?配信だけでいいって正気か?と言ってる。
ちなみに上記の名作群は発掘良品のラインナップから適当に拾ってきたが、ディスク文化なんて昭和の遺物などと言い続けていると、
日本語版字幕や吹き替え付きのDVD/BDはやがて廃盤、市場から消えるだろう。そんな作品を海外企業がわざわざ日本向けに配信するだろうか。
供給が配信のみになったら残るのは腐った国内向けラインナップだけになる。
洋画ならまだ海外からソフトを輸入する手があるが、邦画や国産ドラマ、アニメなんかのうちカルトな人気だけはあるタイプの作品は一体どうなるのか。
米国ですら一部の作品以外は配信ではカバーされていない。そのため米アマ見れば普通にディスクで売られている。
米国内よりさらに配信状況が劣る日本で、配信だけでいいディスクは滅びろなんて意見がなぜ星を集めるのか理解に苦しむ。
かつて都市部にあった個人経営のレンタルビデオ店を軒並み潰しまくり、その在庫を引き継いで拡大していったのがツタヤなのは間違いない。
だからこそツタヤには文化の担い手としての責務がある。今のところ、復刻やレンタルを通してツタヤは何とか文化を繋ごうとしていると思っている。
アマプラやネトフリさえあればいい、CCCは悪だから潰れればいいと叩くのは簡単だが、
じゃあその配信がツタヤ並みのサービスを提供しているかと言えば現時点では間違いなくNOだし、今後充実していく期待も薄い。
ツタヤを叩くなと言いたいわけじゃない。ただ、実態をよく知ろうともせず潰れればいいという意見ばかりが多くなると、今なんとか保たれている貴重なものまで切り捨てられてしまう。
そうなったら個人的にだけではなく、将来的にかなり大きな損失になると思っている。
(ちなみにツタヤも映像配信サービスはあるが、ラインナップは他の国内配信サービスと同じくクソなので言及するまでもない。
たぶん配信権?みたいなものの関係なのか、セルよりずっと扱うレンジが狭い。
配信さえあればいいって人はクソみたいなラインナップしか見えないから、それで十分だと思っちゃうんだよな。知らぬ間に興味を限定されてる。)
なんか有名な某ジャンプ漫画を例に出して紙の初版部数が減ったからやばいよとか言ってる人いるけど、肝心の電子書籍の部数はどうなってんのよ。
実は電子だけで50万部売れてんじゃないの?
それとも実は1万部だけ?
はっきり言うけどその数字が公にならない限りただの一般読者からはもう何も言えないでしょ。
作家にはどれくらい分配されるの?
印税は10%位のままだったら、実はそこまで某漫画に関しては作者の印税減ってないんじゃないの?
もしそうだったとしたら、それってやばいのはあくまで既存出版社の利益でしょ?
まずそこを切り分けてよ。
で、その上で出版社の体力がやばくなると宣伝が薄くなったり新人育成がしづらくなったりっていうデメリットが発生し得るってのはわかるよ。
過去作が新刊と一緒に陳列されて過去の名作のほうが注目されがちだから新刊が売れづらくなるってのもさ。
で、それでどうするつもりなの?
電子書籍やめるつもりなの?
んなもん無理に決まってんじゃん。
はっきり言うともう、なにがしたいのか意味がわからないんだよね。
物理書籍にもいいところはあるし、俺は気に入った作品は両方買ってる。
コレって結局さ、買うかどうかを決めるのは消費者なんだよね。
ほんとに消費者の事見えてる?
もう俺達に一般読者に語りかけられてもどうしようもないよ。
あと、漫画村と戦うってのもどう言うことだかわかってる?
言っとくけど戦うってのは、海賊版を放置して競争するってことでも物理書籍に固執するってことでもないからね?
海賊版を法的に叩き潰して海賊版サイトの利便性を削ぎつつ、本家の方では正しく、継続的配信・販売しつづけるってことだから。
インターネット社会になった以上、それ以外に勝つ方法はないよ。
映像配信サイトも音楽ストリーミングも全部そうやって戦ってきた。
でなければ駆逐されるだけ。
残酷だね。
でもそれがインターネットだ。
YoutubeやネットフリックスやAmazonは全部そうやって進出してきた。
でもそれ以外に戦う方法はもうないよ。
でも日本でそれができるのかって言われると無理だろうね。
勤務時間が恐ろしく短く、勤務はAM10時出社で実質7時間程度。
月収にすると手取りで15万円程度。
それまでは財閥系企業のプロパで社内SEの様なことをしていた。
仕事内容はNW設計、システム管理、ハードウェア更新、SW更新、物品購買、サーバ構築、そのた契約書管理やら。
土日祝日は休み、有給休暇消化率70%、賞与込みで年収600万あたりの仕事をしていた。
しかし、長年働いていると・・
・仕事の内容に興味がなくなったこと。
これにより鬱発症手前になり、最後は病院に通いながらも耐えかねて豆腐のメンタルで辞めてしまった。
しかし、辞めて貯金はあれど仕事をしていないと不安になるし、これで老後まで余裕がある生活が送れるとは思えない。
かと言って今は「プロパとしてのプレッシャー」に耐え切れるほどのメンタル力はない。
たまたまみていた美術館サイトで研究員補佐の欠員募集に応募してみたら受かってしまった。
待遇は業界平均単価と業務量から比べると少し安く、勤務時間も短い。
過去にやっていた仕事と重複する所も多く、写真や映像関連の仕事、HD映像配信システムを社内で構築した経験もあったことや
前職と年収比較するとかなり下がるが、50歳手前までは暫く続けてみてもいいのかも知れない。
それ以降はまだ考えていないが、子供もいないし、今の時代だと年金は70歳過ぎにはなるだろう。
それまでには自分が楽で長く続けられる仕事にありつける様に考えていきたいが・・。
どうなるんだろうなぁ、この先。
8月になってアニメ配信が大きく変化しそうなニュースが次々飛び込んできた。
もちろん業界内の人間であれば事前に知っていたり常識の範囲内なのかもしれないが1視聴者としてはそういったニュースから情報を取得するしかない。
というわけで、いくつか出てた情報を整理しておく。
①DAISUKI.Netのサービス終了
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1073968.html
知らない人に向けて一応説明しておくと、DAISUKI.Netというのは
アニメコンソーシアムジャパンという日本の会社が運営している英語圏向けのサイトである。
主に英語圏の人間に向けてアニメのネット配信やアニメグッズを販売している。
今年の4月頃(3月?)にバンナムに子会社化され、その後続報が無かったのだが突如飛び出してきた。
「最近のアニメ配信サイトの隆盛を見るに、日本人が外国向けにアニメ配信サイトを作る流れは恐らく終焉をむかえるだろう」
ということだ。
以前から放送・配信プラットフォームを全てテレビに握られていること自体がアニメ制作会社の低待遇の要因の一つであると言われていたためそれに変わるプラットフォームを望む声が(にわかビジネス)オタク内でも多く
また、純粋にビジネスサイドの人間からも外資が本格的に日本アニメを買い付ける事例が出てきており、今のうちにアニメ制作会社と渡りをつけておかねば日本の有望なアニメコンテンツを全て外資に握られる可能性が高くなるという声が出ていた。
そういった国産のプラットフォームとしての映像配信サイトであったが、結局の所失敗に終わってしまった。
また、アニメコンソーシアムジャパンはこういった海外配信プラットフォームの作成(DAISUKI.Netのことかまではわからないが)にCoolJapan機構から10億円の出資を受けており、今後そういった面からの指摘を受ける可能性もある。
様々な面で残念な結果に終わってしまったが、今のところバンダイナムコから大きな話はでておらず(ひょっとしたらビジネス向けの専門誌とかだと出てるのかな)、今後DAISUKI.Netあるいはそれに続く何かが出るのかは注視したい。
※ちなみにワンパンマンはここの独占配信だったらしく英語圏でワンパンマンが見れなくなるのではと懸念の声が一部上がっていた。
②Sony Pictures Television NetworksのFUNimation買収
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201708/17-0801/
DAISUKIで若干落ち込んでいたところ、続けざまにSONYがFUNimationを買収したという話が出てきた。
FUNimationはアメリカ国内で最古参といってもいいくらいの歴史のある日本製アニメをあつかう会社でよく知られている。
少年ジャンプ系のアニメ、僕のヒーローアカデミア、ドラゴンボールZ、進撃の巨人など錚々たるコンテンツのライセンスを取得しており扱う範囲は狭いものの海外アニオタ内でも知名度の高い会社である。
ちなみにシンゴジラや君の名は。の映画館へのアメリカ配給を担当したのもFUNimationである。
その会社をSONYが買収したと言うのは大きなニュースであった。
ここ最近SONYは決算説明会でFate/GrandOrderの話をTOPに持ってくるなどアニメなどのオタク系コンテンツの話題を頻繁に出していた。
http://toyokeizai.net/articles/-/166107
またインタビューでもアニメ配信に力を入れていく旨を関係者が話したりするなどなんらかの手を打ってくるといわれていた。
その折、FUNimationをソニーと別の会社のどちらが買収するか争っているという話が浮上していたわけだが、結局SONYがFUnimationを買収したというわけだ。
DAISUKIと入れ替わる形でSONYが浮上してきたわけだが、今後どうでるだろうか。
Sony Pictures Television NetworksはSONYだけあって日本とかかわりの深い会社なのでシナジーを期待したい。
ただ、Aniplexを抱える部門とは別会社らしく、縦割り構造で協力できない可能性もあるんじゃね?と言う話も出てるが・・・
※SONYはなんか不況の時にいろんなところでアニメ放送を打ち切った過去があるらしく、一部海外アニオタから不安視する声もある。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1073883.html
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1073966.html
http://animationbusiness.info/archives/3570
先日、ネットフリックスがメディア向けにイベントを行い、その際に多数の新作アニメを配信することを発表した。
前々から日本のアニメにチャンスがありそうだということを日本支社の社長が言っており力を入れていく発言をインタビューで口にしていた。
ところが、しばらくそういった動きがあまり表に出ていなかったのだがここに来て急に本格的になってきた。
恐らく日本に組織を設立して、アニメの制作会社と話をつけ、大々的に発表できるようになるのに数年間かかったというところだろうか。
『DEVILMAN crybaby』 = アニプレックス/サイエンスSARU
『B: the Beginning』 = プロダクションアイジー
『A.I.C.O -Incarnation-』 = ボンズ/バンダイビジュアル
『LOST SONG』 = LIDENFILM(ウルトラスーパーピクチャーズ)/ドワンゴ
『BLAME!』 = ポリゴン・ピクチュアズ/キングレコード/講談社
ネットフリックスは独自コンテンツの作成に力を入れており、様々な国のクリエイターと手を組みコンテンツを製作していることは知られている。
ネットフリックスの収集したデータによるとネットフリックスでアニメを見ている人の90%は日本以外の人達で、特にアジアやラテン系国家で多く見られているとのことだった。
アニメエキスポに参加した人達からしばしば聞く、参加者にアジア系、ヒスパニック系、黒人の人達がかなりの割合で存在しているという話とも合致する。
そういった層を新たにネットフリックスに取り込む一つの手段として強力な武器になると考えたのかもしれない。
また、アニメ制作会社側にも権利関係や契約が複雑な製作委員会方式だけに頼るよりもマネタイズの方法を複数持てるのはメリットであると思う。
ネットフリックスの独自配信しているコンテンツは100億円かけて製作されているドラマもあるといわれており
それに比べると数億円で1シリーズ製作できる日本アニメは費用対効果の面で有用であるという声もある。
もし、今後制作費用が高騰化して2~3倍になったとしても、きちんと海外のユーザーに届けば十分リクープできると考えたのかも知れない。
ただし、海外のネット配信会社は全話製作後、全て納品した上で制作費を払うのが主流のため、一部の自転車操業のアニメ製作会社でメーターへの金払いを渋っているのではないかという噂も出ている。
最終的に会社はお金をもらえるが製作中は非常に苦しい状態になってしまうというわけだ。
今後はアニメ制作会社にもそういったよりシビアな経営感覚が必要になってくる可能性は出てくる。
※とりあず最初は誰かから融資してもらったり銀行で前借とかできんのかねぇ。ネットフリックスが数年内につぶれるのはなかなかなさそうなので審査通りそうなもんだが。まぁそんな甘くないか・・・
他にも現状把握しているものでは海外への配信が遅れてしまう点が問題になっている。
違法配信サイトからオフィシャルな配信サイトへと移行したクランチロールでは日本とほぼ時差なく字幕をつけた状態で配信する体制が整いつつあったが
ネットフリックスは春からやっているリトルウィッチアカデミアなどがそうだが、日本で全話放送完了した段階で配信し始めるため海外アニオタの間で不満が高まりつつある。
日本ではSNSでワーワー盛り上がってるのにそれを横目に黙って待っているしかないからだ。
ネットフリックスで解禁される前に映像に字幕をつけて違法配信してしまうわけだ。
ヴァイオレットエヴァーガーデンが同じ状況になっており、来年1月に国内で放送されたあと春から全世界配信される。
京アニは英語圏でも中国でもかなりブランドイメージが形成されつつあり、ファンがかなり多いため、ファンサブが猛烈な勢いで増大すると考えられる。
恐らくこれは全話製作完了した後でなければ納品できないという問題と、日本国内ではテレビで毎週放送するというハイブリットな制作体制が生み出してしまった状況ではないか。
これを解決するために、ネットフリックス側で完全に主導権を握ってしまえばよいという結論からでてきたのが今回の発表につながったのではないか(あくまで推測だが。これで状況変わらなかったらとしたらごめんちょ。
これ以外にもAmazonや中国のビリビリ動画、国内でもdアニメストアなどアニメ配信の状況がただの一視聴者にもはっきりわかるほどに地殻変動を起こしつつある。
別にここまで調べなくても良いのだが、ある程度追っておかないと「このアニメが放送されているのを知らなかった」という状態になる可能性も出てきた。
特にネット配信だと実況的な文化で対応できない部分が増えるためSNS拡散が弱まる。
ここからゲーム業界のように、プラットフォーム独占、時限独占、マルチプラットフォーム化のように進むのかどうかまではわからない。
場合によっては完全に分断されて結果的に日本国内では総アニメ視聴者が減ってしまうという事態も考えられる。
現在の余りにも酷いアニメーターなどへの待遇を考えれば競争が激化し価格が高騰するのは良いことである。
もちろんついてこれなくなり淘汰される企業もでてくるだろうが・・・
それはある意味日本のアニメ業界では今までも通ってきた道である。
最終的にはより質の高いアニメコンテンツが製作されることになるはずだ(もちろん、アニメ制作会社はそれ相応の政治的立ち回りが求められることになると思うが
ヴォルトロン、悪魔城ドラキュラ、マスターオブスキル(Quan Zhi Gao Shou)等
明らかに日本アニメスタイルに影響を受けた作品が多数出てきている。
マスターオブスキルは後半失速したため最初期よりは若干勢いを失ったが2期も製作されるとのことでまだまだ目を話せない。
アニメスレートで発表された作品にも制作会社自体は日本のアニメ制作会社だが外国人がプロデューサー・監督・脚本を担当する「キャノンバスターズ」、外国人が脚本担当の「聖闘士星矢」がある。
redditのアニメ板(r/anime)では現在、日本製のアニメ以外はAnimeとして認めない風潮があるが、この勢いが続くとこういった壁も崩れていく可能性がある。
将来的にはゲーム業界のような各国で争う群雄割拠状態が訪れる可能性すらあるわけだ。
ネットがなかった時代は、本やゲーム、CDなどは、買う人が多かったと思うけど、映像パッケージを買う人はあまりいなくて、レンタルが主流だった
映像パッケージを買うのは、それこそオタクと呼ばれる人達だったと思う
たしかに、当時と比べて価格は上がっているのも事実だが、恐らく一昔前、映像パッケージを買わないような層までアニメ人口が広がり
オタクコンテンツがメジャー化したのが、「円盤が高い」ということを言う人が増えた要因なのではないかと思う