はてなキーワード: てんやわんやとは
良い質問ですね。
基本的には、「疎通先システムや対向システムが古いバージョンに対応しなくなっててんやわんや」
「最新バージョンなら一瞬で終わることが手間が数倍増えててんやわんや」
みたいな感じかな。
土人が騒いでるみたいな感じになるよ。
「基幹系システムの場合、初期リリースが登場してから2~3年たったバージョンを使って稼働するシステムが多い」とNECの担当者は話す。機能追加などで保守の頻度が高い顧客向けのWebサービスなどと異なり、基幹系システムの構築には時間がかかる。また最新の技術よりも安定稼働を重視するケースが多い。
その結果、基幹系システムで採用するPostgreSQLのバージョンは最新版よりも古くなり、「稼働後2年でデータベースをバージョンアップする」といった事態に直面する。サポート期間が終了すれば脆弱性が発見されてもパッチの提供はない。サポート期間が切れたソフトウエアを基幹系システムで利用するのはセキュリティーの観点から大きな問題となる。
サポート期間は終了するが、有償のサポートサービスを契約してでもPostgreSQLのバージョンアップは避けたい――。こう考えるユーザー企業に向けたサービスがNECのパッチサービスだ。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00989/032000143/
わろた
こんな土人みたいな速度でやってたらマジでインドやインドネシアや新興国に抜かれるぞ・・・
追記)
なにが土人かというと、「特に何の理由もなく2年遅れて使っている」という脳死ビジネスなところかな
2年遅れれば安定するっていう理由もないんだけどね
上乗せ型で複雑性の注入
土人すぎる
追記2)
2年遅れのものを使ってたらどう違うん?
良い質問ですね。
基本的には、「疎通先システムや対向システムが古いバージョンに対応しなくなっててんやわんや」
「最新バージョンなら一瞬で終わることが手間が数倍増えててんやわんや」
みたいな感じかな。
土人が騒いでるみたいな感じになるよ。
細かいところに読みにくさは感じるけど確実に読ませる面白さはあるので5巻まで一気に読めた。ただ本筋が「主人公の成長」な以上ヒーローvsヴィランに話を絞るわけにもいかないのは分かるが、学園生活といずれ再来する強敵への懸念の両立で心が忙しなかったのが残念。これは私が群像劇でない限りは大きな話だけを進めて欲しいと思ってるだけで、気にならない人はまったく気にならない、むしろそこが良いってなる箇所ではある。
主人公・緑谷出久は使命感や焦りのあまり無茶な闘い方をし続けてしまう未熟な少年。がむしゃらに頑張る姿は話を引っ張るけれど、その場を乗り切ることだけを考えて全力を出して治療される流れにフラストレーションが溜まる。ただこれは作中でも否定的に見られている部分、いわゆる主人公が乗り越えるべき壁であり、オールマイトも不的確な指導を注意されている。デクの戦い方はこの先もっと変化して面白くなっていくんだろう。師匠ポジのオールマイトも完全無欠ではないのが泥臭さを出していて良い。
早くも登場した手強いヴィラン・死柄木弔は、明らかにデクと対比されて描かれていたのが面白かった。ヒーロー(もしくは強い者?)に憧れ、ややオタク的で、そして後継者を探す大人に「(ある意味で)利用されている子供」という点で共通しているのかと予想している。思想が浅すぎると思ったら楽しみたいだけ、というのも単純明快で良い。本当の気持ちや真の目的はまだ隠れていそうだけど。
戦闘描写について、アクション漫画はあまり読まないのでその方面の感想は書きづらい。読みにくいということはなかったが、心熱くなる動きがあったわけでもない。麗日お茶子vs爆豪勝己はとっても燃えたのでベストバウトに挙げたい。
「アメコミ」リスペクトの面はどうだったかと言うと、良いところもあれば好みじゃないなーとなるところもあった。
個性=固有の能力は、かっこいいものもチープなものも何でもあり!なところはワクワクするし、有象無象がてんやわんやする雰囲気は楽しい。みんなのヒーロースーツも個性に合わせたギミック・特色たくさんで読み応えがある。酔い止め防止とか出力コントロールとか、そういう細かい技巧と設定は燃える。
扉絵がかっこいい。
一方、擬音が中途半端に英語表記だったり、「画風」や「シルバーエイジ」などの用語は(少なくとも5巻まででは)何を指しているのか分かりづらく、アメコミっぽい用語を使ってみただけになってるのが没頭の邪魔をした。
特に気になったのは重要な「ヒーロー」の扱い。舞台の現代日本における「ヒーロー」の定義や立ち位置が少し汲み取りにくかったので、多くのキャラクターが掲げる「ヒーローになりたい!」にあまり乗れなかった。商売っ気が絡み、育成や資格の壁があり、(当然ではあるが)アメコミヒーローとは違う。ヒーローなのに学歴・経歴関係あるの夢がないなあ。仲間同士ギスギスしているのはアメコミも割とそうだけど皆そんなに喧嘩腰じゃなくても……と思ってしまう。ただこれは私がアメコミのイメージに引っ張られすぎていることが原因だろう。いっそアメコミのことを頭から取り出して読めばすんなり理解できるのかもしれない。あと喧嘩腰なのは学生だからというのもありそうだ。プロヒーローはそういった様子があまり見られなかったから。
おそらく年収数千万円〜億あるであろう男性が、ふるさと納税で届く冷凍系の食べ物が家の冷蔵庫の冷凍スペースに収まらないから、新しく冷凍庫を買った、という話をしていた 昨日服を買った、っていうのと同じくらいのトーンで
お金があるっていいなあと思った
うちの父親もサラリーマンとしては年収高い方だと思うけど、私たち兄弟が教育費をくったせいもあって、うちはお金がないんだなあと思う
50代の大人なのに10万円くらいの現金を工面するのもてんやわんやしているのを見ると心苦しくなる だいたい家に冷凍庫新しく置けるスペースなんてないし
きっとその男性の子どもたちと、私たち兄弟は同じような私立の学校に通っている(いた)と思うし、学生時代なら多少小遣いの額を羨むことこそあれど明らかに金銭的な差ばかり感じるってことはないと思うんだ でも生活ぶりはきっと全然違う 大人になればなるほどそれを思い知る
ワイは子供のころからなっとういちをほとんどかき混ぜないでさっさとタレだけ入れて食べるタイプだったんだけど
彼女はちゃんと数分間しっかりかき混ぜてタレもカラシも入れて食べる。
で、彼女と朝食を食ってる時に納豆があるから食う?つって納豆を出して一緒に食べたのね。
そしたら、ワイがさっさとタレ入れて食べ出したら「ちゃんと混ぜないと美味しくないよ」って言い出して
えー!?じゃん?納豆くらい好きに食わせてくださいよ~!?じゃん?
ワイは納豆混ぜすぎてトロっとしてるのあんま好きじゃないって説明しても、
納豆会社も400回くらい混ぜたほうが美味しいって言ってるとかカラシ入れないと臭いとか言うし。
なっとういちは利き納豆選手権で開けた瞬間に「この匂いのなさはなっとういちで間違いないですね」って納豆王が言うくらいには臭くないんだが!?と思いつつも、アウアウアーってなってたらなんかどんどん言葉が強くなっていくから、ワイもブチ切れて「その納豆、ワイが買ったやつやぞ!」って言ったら「ケチくさい!」って逆ギレされてもうてんやわんや……
結局その日は朝食の途中で彼女は怒って出て行くし、ワイはからしが入った納豆食わなきゃだしで散々だった。
なっとういちに限って言えば明らかにカラシのほうが臭いだろ、これ。
クッソー、なんでこんなことになったのか本気でよくわからない。
32歳女。自分の好き嫌いはどうでもよくて、自分に似合う格好をしたい気持ちが最近強くなってきたんですが、どうやって見つければいいのでしょうか……
子ども産んで育児にてんやわんやしてるうちに30代に突入した。生活の中心が子どもになったら、良くも悪くも自分への興味が薄れて、自分の好きな格好をしたいと思わなくなってた。それよりも、周りからみてちゃんとしてるって思われる格好をしたい。そんで機械的に判断して最小の労力でそれを実現したい。シンプルに身支度にかける時間がない。
やっぱり最初は金かけて、骨格、パーソナルカラー診断やメイクレッスン受けたり、スタイリストに依頼したりプロに教えてもらって、自分のファッション取説を作ってもらうのが手っ取り早いんだろうか。今までファッションにそこまで強い興味もなく労力かけてなかったから、雑誌見て研究したり、試行錯誤の中で自分に合うものを見つけたりみたいな経験も全然ない。なんとなく好きに適当にやってやってきてしまったから、ほんと手の付け方も分からない(思えば10、20代のほとんどはファッションにかける金もなかったのも大きいかも。今は正社員なれたから、育児してるとはいえ金銭的に投資するゆとりは少しできた
合理的に自分のファッションを組んでる人いたら、どうやってその境地に至ったのか教えてください……ここらで一念発起しないと一生やらない気がする。
あ、一応、自分で認識してる限りの特徴置いておくので、オススメのアイテム・ブランド・テクニックなどあったらぜひご教授をーーーー!!
4年くらい前の話なんだけどさ。
過去に販売してた絵もかなりヤバい感じだったり、ツイパクも掘られまくったりして炎上した奴。
あの後、誹謗中傷とデマを拡散されて周囲の人間まで巻き込まれててんやわんやで
で、「よっしゃ、りゅうちぇるの件もあるし行けるやろ」って思ったかどうかは知らんけど
弁護士ドットコムで父親がネット中傷の記事を出したんだけどさ。
あのさぁ、なんで出てきたん?
「謝罪のメールは頂いたのですが試行錯誤した結果似てしまったとのことでしたが納得できるわけないでしょう」
とクソ怒られたんじゃん。
他にも疑惑がいっぱい出てきたのをブッチして沈黙の道を選んだわけじゃん。
なんで出てきたん?(リフレイン)
もろちんゴリゴリの盗作屋相手だからって誹謗中傷やデマを拡散していいわけじゃない。
民度終わってるヤフコメを引き合いに出してもしょうがないけどトップコメは全部、
「大変やったね。で、お前の盗作疑惑はどうなったんや?」ってコメで埋まってるぞ。
そらそうなるよ。
ひたすら「私たちはこんなひどい目にあいました。苦労しました」って言ってるけど、
時期的にこれから忙しくなりつつあるので
あんまり書いている時間がないのが自分的にしっくりこないわー。
季節的になんか落ち着かない感じになってきているので
これから忙しくなるわよー。
なので
たくさん書きたいことがあったら書くタイプの書き方出来たらなぁーって思うわけよ。
話し変わるんだけど、
5、6勝したぐらいで上位50パーセントのうちに入れちゃうってぐらいだから
スプラトゥーン3ですら遊んでないのかしら?って
休眠ユーザーが多いのかしら?
分からないけど。
でもサクッと遊んでイベントマッチ50パーセント上に入るんだから
そのぐらいなのかも知れないわ。
まあよく分からないけど。
あとまあ忙しいので、
ここら辺にしておくわ。
久しぶりのタマゴサンドと目新しいレタスベーコンサンドがあったんだけど、
お湯沸かしている暇もないぐらいな時は
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
メンタル弱者に寄り添う生暖かいメッセージや誰も得しない死にたがり電話センターが乱立しているが、
実際問題メンタルヘルスの問題を抱えていると、人並みの社会生活を送ることは厳しい。
まず、生命保険の加入、および住宅ローン(団体信用生命保険の加入)が組めない。上記2つをやろうとすると、それぞれの既往歴チェックに引っかかる。
既往歴の申告期間は、生命保険がだいたい5年、住宅ローン(団信)が3年。つまり何らかの診断をもらうと、上記期間中は保険にも加入できないし、ローンを組んで家を買うこともできない。
厳密には引受基準緩和型の保険や、フラット35なら団信が任意だったりするのだが、健常者よりはコストがかかったり、資産価値が下がり続けるマイホームに35年かけてローンを払い続けるのは正直勘弁してほしい。
加えて、転職活動が非常に難しい。厳密には転職活動に際し、既往歴を開示する必要はないのだが、だいたいの職業の面接では病歴について面接官に質問されることがデフォルトである。
これに答えないこともできるが、普通に考えれば病歴を開示しない人は採用されないだろう。かといって、健常者である と嘘をついても、どこかしらのタイミングでバレることになる。(入社時に前職の源泉を渡すなど)
また、メンタルが不調なまま新しい職場で健常者を装いながら仕事を覚えるのはかなり酷なものである。
勝手にメンタルを潰しておいて態度がでかい、何様だと憤りを覚えるモーレツサラリーマン様もいらっしゃると思うが、こんなクズでも養わなければならない家族がいたりと、クズなりの正義や義務が存在するのだ。そんなクズが社会におけるハンディキャップを回避しながら鬱を治療する方法の一つが、個人輸入による投薬治療である。
これは必ずしも人に薦められる手段ではないし、私が責任を取れることは何もないが、現状 自分が服用するために個人で抗うつ剤を輸入して使用することは、法律上はセーフ(のはず)
ただし、薬品の種類によってはアウトだったり、一度に輸入できる量に制限があったりするので、そのあたりはきちんと調べる必要がある。
私は今年の3月初旬、現職からIT業界への転職を目指してプログラミングの学習をしていた。しかし、当時ChatGPTがもてはやされ、プログラマという職業がなくなるのでは、と喧伝されていたこと(今考えると馬っ鹿馬鹿しい)や、現職が非常に忙しくなってきたこと、加えて元々体が弱く季節の変わり目でガタがきていたこともあり、精神状態が非常によろしくなかった。
具体的には家中の物に当たり散らかす、職場の同僚と話している時に突然キレる、妻とまともに会話できなくなる(私の荒れた様子をみて怖がっていた)、外に出る事を避けるようになるなど。ただのやばい奴なのだが、自分をコントロールできない自分自身への絶望も相まって、精神状態は加速度的に悪くなっていた。
私が在職中にメンタルをやってしまったのは2度目で、前職では家庭事情(実家)のストレスで抑鬱状態が悪化し、めまいで体を起こすことができず、壁などの支えがないとまともに歩くことができない時期が1年以上続いた。その時はきちんと休職して通院し、抗うつ剤を処方されていたが、飲み初めのセロトニン症候群でめまい症状が劇的に悪化し、結局飲まずに時間の経過だけで症状をある程度改善させた。しかし、実際は(めまいが発生したり、抑うつ症状が発生した場合でも健常者のふりをして社会生活を行う)というスキルがついただけで、自身のメンタルヘルス自体が良くなったわけではない(と思っている。)
働き始めて2度目のメンタル不調がきたことで、根本的な治療を行わなければならないと思い立ち、前回はできなかった投薬治療をもう一度挑戦しようと考えた。ただし前回の休職、転職時に、メンタル関連の診断が降りるといわゆる「まともな人」が送れる社会活動が一部阻害されるとわかったので、個人輸入で抗うつ剤を仕入れ、休職と通院なしで薬と気合いで何とかする手段を思い立った。
私が購入したのは、トルコの製薬会社が製造している、とある抗うつ剤のジェネリック薬品。主に不安症状への効果が高いとネットに書かれており、もともと人嫌いな性格の自分に合うのではないか、と思い、軽い気持ちで1ヶ月分の錠剤を購入した。注文してから日本に到着するまで約3週間かかった。香港の倉庫から出庫されるまでは早かったが、トラッキングサイトを見るとフライトへの搭載と通関で時間を食っていたようだ。
ボロボロの状態で3週間を耐え抜き、ようやく手に入れた直後に規定量を服薬する。やはりセロトニン症候群によりめまい、吐き気が起こるが、今回は初期症状がおさまるまで我慢して飲み続ける。服薬してから5日ほどで、めまいや吐き気はなくなった。
そうすると、今度は薬による本来の作用を感じるようになった。私が飲んでいたのはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)という、セロトニンの血中濃度が上がるタイプの薬なのだが、この効果なのか常に「お風呂上がり」のような感覚が体に染みついて離れないようになった。
お風呂上がりの時に、昔の辛い思い出が蘇ったり、将来に悲観したりすることはあまりないだろう。つまりは、通常の思考を妨げるマイナス要因が差し込まれなくなった という表現が近い気がする。脳みそにあたたかいバリアが張られているような?
飲み始めて1〜2週間はその感覚が強かったが、3週目以降はそれが当たり前のようになり、日常生活を送る中でトラウマのフラッシュバックや衝動的な不安に襲われることがほとんどなくなった。とんでもないものである。
しかし、良いのか悪いのか、現状の生活に満足ができるようになったので、IT業界への転職活動と学習は全くやらなくなってしまった。
ところが、GW中に運悪くコロナに感染してしまい、それなりに症状が重かったため1週間ほど薬をガバガバ飲みながら寝込むことになってしまった。コロナの諸症状を抑えるための薬が抗うつ剤とバッティングしないか不安だったため、一時的に抗うつ剤の服薬を止めたのである。
これにともない、不安、抑うつ症状が復活するかと思いきや、高熱と咳と呼吸困難でてんやわんやのためメンタルどころではない。生命の危機にメンタルもクソもないのである。結局、コロナの症状が治まった後も抗うつ剤の服用は再開していない。
3月に服用を始めた時は、自分の中の不調の波がピークだった時なので、今後も波がきた時に飲み始めればいいやと思っている。
服薬をやめて、また人嫌いや外に出たくない欲求が少しづつ復活してきている(程度はしれているので、元の性格に戻った、が正しい)。加えて、IT業界への転職欲求が復活してきている。
これは、現状維持では満足できず、慢性的に何らかの焦燥感に苛まれていることが原因だと思う。自分が抱える不安症状が、現状を脱するためのプラスの力になることもあるのだな、と、自分の性格を前向きに捉える事ができる良い機会となった。
文章として書いていて気づいたが、やはり自分はクズである。ちゃんとしている人たちから見れば、人並みのことができない人間が人並みの幸せを得ようとするな!信用もねえやつがローン組んで家買おうとしてんじゃねえ!と思うだろう。
現職の同僚や、休職してしまった前の会社の同僚にも迷惑をかけている。それを責め立てようとする自分もいる。
しかし結局、自分の身を立て直すこと以外で、迷惑をかけた方々へ報いる手段はないのだ。そう開き直ることで今日もなんとか働いている。今日もわたしは人並みの幸せを追い求め、ゴキブリのように生きていく。
(少量のフェイク有)今年は一応コロナも明けてか、うちの店は大勢の客で連日てんやわんやだったのだが、連休中に計3回、店内の客席で吐かれた。
吐いたのはいずれも後先考えずに滅茶苦茶な飲み方をして滅茶苦茶に酔っぱらって滅茶苦茶に騒ぎ立てるのが楽しくてしかたがない、周囲の迷惑も顧みない、そういう年頃かつ属性の人間だ。
役職的にもホールを回さなければいけない立場、この不快極まる後始末をこれまで幾度となく受け入れてきた。
だが正直、体調不良とかならともかく、暴飲暴食の当然の結果として嘔吐されたモノの始末を店側が当たり前のようにやるのはおかしいと常々思っていた。
連休も終わりにさしかかったある日の閉店も近づいた頃、3回目のそれに遭遇した時だ。
呼ばれた私が行ってみるとテーブルに地獄が広がってた。ゲロガキは席の奥の壁にもたれて寝ていた。「いやまだ飲めっから」とかうわごとを言ってた。
ゲロガキの友人たちは誰一人片付ける素振りもなくヘラヘラした態度で「すいませんこいつホントバカなんすよね〜悪いけど片してもらっていいっすか?」と笑いながら私に始末を頼んできた。
詳細は省くが私は盛大にキレた。
同僚は止めに来なかった。
店全体がいっとき葬式ムードになるくらい怒鳴りまくった。同僚と、他のお客さんには申し訳なかったと思う。
私の剣幕に酔いが醒めたゲロガキとゲロ仲間たちはおずおずと謝ってきた。
営業妨害として警察を呼ぶ、故意にやったとみなして損害賠償をすると言ったら(バカバカしいがその時は半ば本気だった)それだけは勘弁してくださいホントにスイマセンといよいよ必死で懇願してきた。
とりあえずそいつらに清掃道具を叩きつけて全員で後始末をやらせた。
その後は控え室に呼び、ゲロ仲間全員の身分証のコピーをとって、自筆で誓約文を書かせた。
こいつらの謝罪なんて信用に値しない。後になってガタガタと文句を言ってこないように事の経緯と反省文と二度と店に来ないこと、警察沙汰にしないかわりにこの件で後々一切文句を言わないことも誓約させた。
全員の署名と母音を押させ、支払いをさせて帰すともう閉店の時間だった。
これを機に、うちの店では客席での嘔吐に関して罰金を設けることにした。
「客席で嘔吐した場合、罰金として1万円を支払って頂きます。また清掃は本人もしくはお連れ様に必ず行って頂きます」
注意書きはメニューやテーブルの一角、ほか店内の目につく所に掲示している。
もちろん、居酒屋である以上お客さんが吐いてしまう事態はゼロにはできない。予期せぬ体調不良で吐いてしまうこともあるだろう。そういうお客さんを罰するつもりはない。
実際のところ、殆どの人はそんな飲み方はしない。もし気分が悪くなればトイレに行く。トイレで吐くのはもちろん構わない。1ミリもトイレに間に合わないような飲み方をするなという話だ。
ただ、罰則に条件をつけては飲み方を心得ていない一部の人間に向けての抑止力にならないので、建前として例外はないことにしている。
お前のさじ加減で決めるのかと言われそうだが、店員としてホールに立ってれば注文した酒の量や種類、ペースに飲み方騒ぎかたなどで、シロかクロかは見ていれば判る。
今後実際に「そういう飲み方」の末に吐いた客には、断固としてその対価を支払わせるつもりだ。
ここで改めて他人のゲロの始末を当たり前のようにやらされる店員の理不尽な思いを代表して言わせてもらいたい。
・客席で吐くような飲み方をするな。
・基本吐いた人間かその連れが片づけろ。
・与えた損害は何かしらの形で弁償しろ。
本来それが常識じゃないのか?お酒が飲める歳になるってそういうことじゃないのか?
いい大人が暴飲暴食の上に吐いたものを店員に片づけさせて、それで平気でいられる神経が分からない。幼稚園児かお前ら。
給料もらって働いてるならそれも仕事のうちと宣う人間がいるが、ふざけるな。
その理屈は金払ってるんだからサービス受けて当然という思考の輩客と同等だろ。
「金払ってるんだから」とか「金もらってるんだから」とか、「金が介在してるんだから○○なのが当然」という考え方が私は大嫌いだ。
まあそんな私も結局その金を抑止力にしないといけないところが悔しいのだが。
私が言いたいのは、自己管理を怠って公共の場で吐き逃げするのは軽犯罪に匹敵する行為ではないか、ということだ。
とくに営業中の飲食店だと、どれほど迷惑を被るか考えてほしい。
毎日ゲロの後始末をするような前提で人を余分に配置してる店なんて無い。
少人数の店なら店全体の営業に支障が出る。
臭いが周囲に与える心理的な影響も計り知れない。どんな美味しい料理も台無しだ。
その場にいる全員に強烈な負のイメージを与える。居合わせた人の店へのイメージはうっすら悪くなる。再訪率にも影響する。
暴飲して店で吐いたことのある人は、あなたが思ってるよりもはるかに重大な迷惑行為だということを自覚してほしい。
個人的には、飲食業界全体で、客席での嘔吐には本気で罰金制度を設けていいと思う。
私有地での違法駐車に、「罰金○万円の上レッカー移動します」と書かれてるように、
【お酒の席で吐いたら罰金が発生する】というのが常識として広まってほしい。
たとえ吐かなくとも、お酒と上手に付き合えないことがもたらすデメリットは今さらいうまでもないのだから、これがきっかけでお酒とのつきあい方も見直されたらと思う。
アルコールハラスメントは糾弾されるのに、他人が吐いたものの始末を無償でやらされて吐いた人間に何のペナルティーもないのはおかしい。吐き逃げは許せない。
寿司屋のペロペロ小僧みたいなのだけがテロじゃない。吐き逃げもテロだ。今日も日本のどこかで必ず起きてる。私の店だけじゃないはずだ。
これだけ書いても怒りがおさまらない。
最後に先日見返した映画版カイジの利根川のセリフになぞらえて、日本中の吐き逃げ犯に言っておく。
「お前たちは皆まるで幼児のようにこの世を自分中心に、吐けば周りが右往左往して世話を焼いてくれると、臆面もなくそんなふうに考えていやがる。 甘えるな。 店 員 は お 前 ら の お 母 さ ん で は な い !」