はてなキーワード: 自炊とは
母は兄のことを「貧乏舌だからどこででも生きていけるね」と言う。昔から兄は何を食べてもなんの感想も言わない。「量が多い/少なすぎる」「グリンピースつがないで」ぐらい。たとえ母が兄だけのために手によりをかけて凝ったものを作ってもそれだけ。ひとこと美味しいといえばいいのに。そうすれば母も気持ちよく美味しいご飯を作ってくれる、とずっと不可解だったが、そもそも彼は食に興味がないのだった。婚約一歩手前で同棲までした料理が得意な彼女に振られているのを見て、ああね、と思った。
この間帰省して知ったのだが、兄の自炊は米に生のままのベーコンを乗せただけのものと袋に入ったままのパック野菜に塩を振ったもの、というクオリティー。それをやはり眉ひとつ動かさずにつまらなそうに口に運ぶ。そういえば昔から、外食もつまらなそうに食べる人だった。今も行くとしても、誘われたチェーンの居酒屋かチェーンのファストフードぐらい。
どこへでも生きていけるだろう。誰のご飯でも食べられるだろう。ただ、兄のような人とは兄のような人としか生涯を共にできないのではないかと思った。
今のところ冷食が最高で、コンビニに常駐してるのと、スーパーで特売日に買うのとで分かれてる。
素の主食で考えたら、冷凍うどん5玉300円きる値段とか凄く強い感じだけど、特売のうどん玉は10円台あるので味(コシ)はともかく自前で冷凍したほうが安い。
200円台前半のメニューでいえば、パスタとかすごい。味は500近いコンビニメニューと変わらない。ロスが出ないからなのかなんなのか半額以下で買える。
スーパーの特売日狙えばおかず系の冷食もお得。100円台でとんかつとかからあげとかコロッケとかいろいろ。
お好み焼き系は関西人以外はあんまり主食としないかもだけど、普段500円近くするのが特売だと200円+税とか。
1食分の食費を考えると、自炊は除いて、300円でお釣りがくる安い冷食が最強っぽいんだけど、貧しいみんなは何食べてるの?_
仕事を持ってきた人にすれば、「タイトなスケジュールでもやってくれた有難い人」ってことになり
厄介な仕事は**さんへ、になりかねないよ。
今回は***さんの仕事だからこんな時間までやりますけど、もう体持ちません、特売のスーパーも閉まってて
自炊も出来ず寝不足で、残業代貰っても嬉しくないです。もっとスケジュール調整してください。
くらいは言ってもいいのでは。
めちゃくちゃケチったやつや、金持ちっぽい豪快orおしゃれなやつはよく見るけど、自分みたいなほんのちょっとだけ金のある人向けのやつをあまり見かけないので誰かまとめてほしい。
ほんのちょっとっていうのは、
それくらいのほんのちょっと。
ほんのちょっとお金を追加したら美味しくなったり料理が楽になったりするものを知りたい。
調味料、とくに醤油なんかは開封してから日が立つとすぐに味が落ちる。g単位で計算すると割高だったりするけど、ほんのちょっとの出費で美味しく食べられるからいいかなと思ってる。
好みの問題もあるんだろうけど、低脂肪乳は美味しくないね。安いからって理由で買ったら辛かった。あれだったら水を飲んでいたほうがマシかな。水よりは栄養入っていて健康的だろうけど。
商品名に「牛乳」と入れられるのは加工していない牛乳だけらしい。すごくややこしい見た目をしたやつが多いけど、牛乳って入っていたらそれは牛乳だ。割引シール貼ってある時にちょっと高いおいしい牛乳とか言うのを買ってみたこともあるけど、味の違いはわからなかった。牛乳は美味しい。牛乳であれば最安値のものでよさそう。さすがに300円くらいするものは違うのかもしれないけど、ちょっと手が出ない。
生の野菜買うよりは高かったりするけど、自分で小分けして冷凍する手間を考えたら、冷凍野菜は選択肢に入る。
海外産がほとんどなのが気になるところだけど、工場でそれなりにチェックされているだろう物と、外国人の技能実習生が奴隷のように働かされて作られた国内産を比べたら、どっちもどっちかなと思ってる。
有機野菜を食べても健康リスクは減らない。昔農薬で健康被害が出た記憶があるんだろうが、今はしっかりと審査されて健康被害がないとわかっている農薬しか使えなくなっているので、農薬での健康リスクは気にする必要はない。今の政府はちゃんとやっている。いっぽう有機農業でも無審査のうさんくさい細菌を掛けていたりするので、どちらのリスクが高いだろうか。化学物質より細菌のほうが安心だという信仰があるなら有機野菜をおすすめする。
有機野菜に意味がないわけではない。生産地での環境汚染を減らすという意味がある。他の選択肢がある中で自分とは直接の関係のない割高な有機野菜を選べるのはノブレスオブリージュだろう。自分は少なくともそれを毎回選べるほどの金持ちではない。
一杯20円くらいのインスタントの汁物をよく飲む。ワカメはもとから入っている場合が多いが、追加で増えるワカメを投入するとお手軽に具が増えて満足感が高まる。他の安いものは小さく割れたものが多いけど、リケンのふえるわかめちゃん®は一つ一つのサイズが大きくて美味しい。品種が違うのか国内産と韓国産で味の違いがわかるほどの違いがあるんだけど、値段も結構違うので韓国産を買っている。
フリーズドライではワカメ以上のものはないと思う。ネギやコーン、キャベツなんかもフリーズドライの製品がでていて試したことがあるが、あまり美味しくなく二度目はなかった。味が濃い系のカップラーメンはあまり食べないので、そういう物にならいけるかもしれない。
砂糖を使う料理をあまりしないからかもしれないが、自分はスティックシュガーで十分だった。
スティックシュガーは一本3gのものを使っている。スティックシュガーはグラニュー糖で微妙に味や重さが違うらしいが、スティックシュガー一本がだいたい砂糖小さじ一杯の代わりになる。三本で大さじ一杯だ。
値段はかなり違う。数本をまとめて開封する時などはめまいがする。砂糖の使用量を減らしたい人にはおすすめかもしれない。
他のメリットとしては固まらない事がある。スプーンでガリガリする必要がなく、封を切ったらサラッと流し込んで終わりだ。とても楽。
こういうのがあったら教えてほしい。
最近はちょっと高いもやしが気になってるんだけど、最安もやしの2・3倍の値段がするから躊躇してる。元の値段が安いから、金額でみたらたいしたことないんだけどね。
そんなワイが家を買ったわけだがそこが対面キッチンだった。
これが使いにくいというか妙に気を使う。
料理は運用がすべてだと思っているので普段使うものを使いやすい位置に置きたい。
しかしリビングに面しているのであまりごっちゃり汚くもできない。
なのでそこまで使いやすいとは思えないシャレオツな容器で調味料を揃えたりとか
いちいち器具をシンク下にしまったりなどえらい面倒くさい。なんだこれ。
家を買う時のカタログにはキッチンの開放感だとか家族との一体感みたいな文章が並んでいた気がする。
当時はそんなもんか程度にしか気にしてなかったが実際に使ってみるとめちゃくちゃ面倒。
なんでこんなもんがデファクトスタンダードになってんだよ。
で、いろいろ考えた結果、これワンオペ育児特化型なんだろうなと。
おそらく子供がいる家庭で料理中に子供を見てくれる人がいない、または機能していない。
なので子供に目をやりながら料理する必要があり対面キッチンがその答えになってる。
もちろんこれは想像なんだけど実際どーなんですかね?
仮に子供に気を使わなくても良い環境になっても対面キッチンみたいなのがいいんですかね?
仕事がだいたい定時で終わり、特に夜に遊ぶ予定もなく、あまり自炊もしないため簡単に夕食が済んでしまうので、食事のあと、風呂に入るまでネットサーフィンに費やし、各種SNSにアクセスして友達(ほとんどSNS上のね)の近況をチェックするのが習慣だった。どこかに出かければ写真をSNSにアップし、その後数日間は「イイネ!」が何個付くかを気にして過ごすのが常だった。
が、ある日突然夕食の後に眠気に襲われることが増えた。その分ネットにアクセスする時間が減り、目が覚めたらお風呂に入って寝直す日が増えた。特にそれで生活に支障はない。リアルに会う機会のある人の近況ぐらいは把握しておきたいが、自分は無理やりネタを作って投稿する感じだったので、そんなものに義理で「イイネ!」をもらっても仕方がない。
そして夏休みに海外に行ったとき、スケジュールがハードだったのと、時差の激しい異国から変な時間に労力をかけて「イイネ!」を押す意味がよく分からず、律儀にあちこちのSNSからの通知を伝えてくるスマホを極力無視して過ごした。たまに気になってアプリを開いてしまうこともあったけれど、日本の現実に引き戻されるのもイヤで何もせずに閉じた。
いっぱい写真を撮ってSNSにアップするつもりでそこそこ立派なカメラを持っていったけど、途中からカメラをぶら下げて歩くのが苦行になってきて、撮るのが楽しくなくなってしまった。それでもメモリーカードには大量の写真が残されていたけど、整理するのが面倒で、とりあえずあまりセレクトせずに実家の両親にだけ送った。
私の知人・友人はわりと写真を撮るのが好きな人が多いけれど、みんながみんなしょっちゅう自分のプライベートを公開しているわけではない。しゃかりきにネタを作って必死に投稿するのがバカバカしくなってきた。リアル知人とたまに会ったときに話題に困らない程度に皆の投稿をチェックし、自分のネタを投稿するのはほどほどにしようと思った。
特に落ちはないけどただそれだけ。
原因は、元営業から独立した定年間近の社長の、業界への無関心・無知によるモチベーションの低下。全く畑違いの食品関連のビジネスを始めようとした社長が胡散臭いセミナーに参加するために地方出張に行ったあと、がらんとした職場で「わたしは何のためにここにいるんだろう」と、心の中で何かがぷつりと切れるのを感じました。
そして何より、事務所の上階に住んでいる社長の娘さんが、何らかの精神疾患により頻繁に罵声を上げながら事務所に飛び込んでくるようになったこと。彼女の身内である社長からその事について何も説明はなく、聞いてもはぐらかされました。いつ彼女が来るかわからないという恐怖でイヤホンを外せなくなり、これはおかしいと気づいて辞めました。
疲弊していたせいか、部屋は完全にゴミ屋敷でした。本、書類、お菓子やシリアルの袋、ゴミや段ボールが堆積し、足の踏み場もない状態。いわゆる「セルフネグレクト」状態だったと思います。
同時期に個人的なトラブルも起こり、長年の趣味であった二次創作の同人誌制作に全く興味を持てなくなってしまいました。
仕事を辞めたあとは、一日中外にも出ず、ゲームをしながらシリアルだけを食べる日々が続きました。ひとり暮らしなので、食事を作ってくれる人も話し相手もいません。
それでも仕事に行かないだけで精神は少し回復し、同人誌は無理だけど何かやってみようかな、という意志が復活するのに時間はかからなかったです。部屋をほんの少しだけ掃除して、小さなフィギュア作品のシリコン型取り・複製などをやってみたり、プラモを作ったりしてました。
そんな中、ひとつの転機がありました。「ゲームしながらシリアルばっかり食べてるよ」と友達に話したら、それを友達がTwitterに書込み。それを見た友達のフォロワーさん(わたしとは面識ない)が「ちゃんとご飯食べな」と言ってくれたのです。
些細なことだけど、第三者的に見てもわたしの食生活はやばいんだということに気づけたし、そう言ってくれる人がいるということが嬉しかったです。
それがきっかけで、自炊をするようになりました。友達に「料理はゲームと同じだよ、やればやるだけレベルが上がる」と言われ、うまくできなくても「レベル上げ」のために毎日作りました。
これがよかった。自炊し始めたら、以前はスーパーに行ってもぼんやり無為に買い物をしていたのが「これを作ろう」という意志を持って買い物をできるようになったのです。「マリーのアトリエ」みたいに、これとこれがあればこれを作れる、料理ってそういう事なんだ!錬金術みたいで楽しい!と気がつき、目の前が開けたように思えました。
料理をするためにキッチン周りを片付け、清掃しました。作ったものを置いて食べるために、ちゃぶ台を片付けました。ちゃぶ台から下ろしたものを整理するために、部屋を片付けました。ゴミを捨て、散乱していた服をタンスにしまい、不要品はメルカリに出品するなどして処分。山のようにあった落書きは、必要なものだけスキャンして捨てました。昔の仕事の資料なども一部データ化して処分。中にはあまり良い思い出のない仕事もありました。片付けるというのは、そういう思い出を断ち切るということでもあるのかなと思いました。
「何をどこにしまうか」を決め、必要な時にすぐ取り出せるようにしました。頻繁に使うものは出しやすい位置に置き、そうでないものは明確に場所を決めて少し奥にしまう。汚れていたところは綺麗に清掃し、また汚れがたまる前にこまめに掃除する。そういう当たり前のことを毎日少しずつ進めていき、部屋がキレイになった頃には、作れるごはんのレシピも増えてました。
書類に埋もれて行方不明になっていたリモコンが発見され、全くつけていなかったテレビをつけるようになりました。BDやDVDで映画を何本も見て、今まで興味のなかったものにどんどん惹きつけられていきました。
片付けてみてわかったのが、「これでようやくしっかり休める環境になった」ということ。住環境、食生活は自分の一部であり、そこのケアを怠った状態では、心の回復は見込めなかったと思います。精神的にはまだ少し休養が必要な状態だと思いますが、辞めた直後に比べたらかなり回復したと思います。今の状態に辿り着くまで3ヶ月かかりましたが、幸い僅かな貯金と稀に頂くフリーの仕事があるので、今しばらくは気長に治していこうと思います。
同じような境遇の方がこれを読んで、こういう人もいるんだなと思ってくれればと思って書きました。