はてなキーワード: 代理戦争とは
YouTubeアナリティクス画面の「上位の国」一覧に「台湾」があったので単純に台湾を「国」扱いしてるように見えたというだけ。中国からすれば台湾は一地域であって独立国ではないから「国」と表記されること自体受け入れがたいというわけ。
「だけ」なんだけどまあただその前史がちょっと複雑で…。
(1) 前例がある
桐生ココの件の3,4ヶ月前にクイズ企画配信があってその中で次のような問題が出た。
Q.日本の十二支に猫がいないのは有名な話ですが、世界には十二支に猫がいる国があります。では、次のうち十二支に猫がいない国はどこでしょうか。
チベットが「国」扱いされてるということで中国で炎上したのです。ココの件と似たような感じでしょ?まあ、これよりも前に湊あくあがタピオカと台湾の話でボヤを起こしてたりするのでそれでこのクイズも大騒動になったのかもしれんけど。
で、ホロライブ公式は当日中に謝罪文を公開しその中で次のような文章を書いた。
上記の問題について弊社は深く反省し、事態の重大さを改めて認識致しました。
今回のクイズに関しては、監修が不十分だったため、それぞれの問題について確認が疎かになっていました。
その事で、中国のファンの方々の感情を深く傷つけてしまった事を深くお詫び申し上げます。
今後同様の問題を避けるために、コンプライアンスに対する教育や研修を進める中で、中国に関する知識の教育も行なってまいります。
これまでのご声援、誠にありがとうございます。
とまあ「中国に関する知識の教育」を宣言したというのはポイントの1つだろう。ココはこの件に直接関わってはいなかったんだけど、結果を見ると同じ轍を踏んでしまったという感が拭えない。こういう前例があるから出会い頭の衝突事故と言えるかといえば実は微妙なとこもなくはなく再発防止(できる可能性があったかはさておき)に失敗してしまったという印象があって、中国感情を損ねたのはこの点もあるだろう。
(2) 同様の問題が前日にもあった
前日に赤井はあとがYouTubeアナリティクスを読み上げて中国で問題になってる最中にココの配信があったというのがちょっと厄介。まあ、はあとの場合は「いろんな国に分散してる」みたいな言い方で直接台湾を国扱いした感じではなかったと思うのだけど最終的にbilibiliでBANされてる(BANの時期がココの配信の前か後かは不明)。
何が厄介かというとはあとの配信が問題になってる最中に、同じようにYouTubeアナリティクスを配信で使ってしかも今度は「上位の国」と表記されてる画面を表示したということで、「分かっててわざとやったのでは…?」と思われてしまった。
はあとは無知でやらかすイメージあったけどココはわりと知的(は言い過ぎかもしれんけど)なイメージがあったのも不運だった。これではあとの配信に対して不満を持っている中国人を過失でなく故意に煽って挑発してきておりココによる宣戦布告なんだと取られちゃった。その後ココが普通に配信する感じだったのも顰蹙を買ったし、ツイッターでは謝罪したけど復帰配信ではあとに比べて謝罪や反省の色を見せてないということで再炎上したりした。
クイズの時と比べて運営の対応が遅かったのも不満を助長したかもね。まあホロライブは中国のファンを軽んじてるんじゃないかという不満が元々溜まってたとか、ちょうど中国のナショナリズムが高まってる時期だったとか、香港絡みで領土問題に過敏な時期だったとか、米中対立の世情に巻き込まれた(ココはアメリカ人だとされてる)とか不幸が重なった部分はあるよね。代理戦争チックなとこもある。結局中国ユーザーvs英語圏ユーザーみたいな感じになってますますエスカレートした側面もないでもないし。
ただ我々日本人には理解できんとこはあるかもね。中国で沖縄が国扱いされても琉球独立説に乗ってきたとマジで警戒する人いないでもないとは思うけどたぶん苦笑で済まされるだろうし。台湾の方が切羽詰まった状況なのはあるにせよね。
そんなの起こるわけ無いだろという話は置いといて、中国が発端なら台湾か日本への進行から始まって台湾の国民軍もしくは日本の自衛隊への武器供給によって内需を拡大させるアメリカと、内需とロシアの援助による経済発展を狙う中国による代理戦争が起こって焦土と化すくらいだと思う。
ただし中国はインドを背後に背負ってるのでアメリカとドンパチなんてアホなことやってる場合じゃない。だから北朝鮮をけしかけることもやるかもしれないし、北がじゃじゃ馬なら情勢不安に乗じて韓国との紛争もあり得える。そのために中国にとって北は走狗としては使いにく可能性もある。可能性の話をすればきりがないので、とりあえずインドとパキスタンの関係を放置して考えるなら、どさくさで国境付近のブータンはどちらかに吸収されるだろう(そっちのほうが安全だと思う)。また、連合軍による中国包囲網という感じにはならない。中国のお得意先はたくさんいるので、その癒着関係を考えると損したくない国も多いと思う、特に中国と緊密な中東。戦略的な面で言えば中国はアメリカには勝てない。とくにテクノロジーで。ただし前出で述べたように経済的に優位にあるので産油国のアラブを巻き込んで経済戦争を継続しつつ戦争ができる強みがある。
じゃあ結局なんなのかと言えば、台湾か日本を荒廃させて代理戦争で儲けながら、アメリカとの落とし所を探って下手すりゃ分割統治とか手垢のついた笑えん結末になる可能性もなくはないというか。何れにせよあの二国は正面から核の打ち合いなんて馬鹿なことはしない。やるのは代理戦争。いつだって代理戦争で失敗して代理戦争で儲けてきた人らなので。またやるでしょ。米中ほどの大国なら日本と台湾じゃなくてもどこかで。
エヴァンゲリオンはついに完結した、という人と、結局終わっていないという人がいるようだ。そこいら中で感想文が書かれているので、映画見なくてもなんだかわかる。
キャラクターたちは自分の居場所を確立して日常に帰って普通に生きていくことになりましたとさ、という終わりだったんだろうな、と。
誰と誰がくっついたとか、誰と誰がどうなったとかそういう細かいのはもちろんわからないけど、このオチに対して、納得している人から拒絶している人まで様々だ。
前の映画でもアニメでも庵野はおそらく同じことを言っていると思う。ただその時の人間としての成熟度とか、監督や映画のつくり手としてのスキルから違って見えるかもしれないんだが、結局「もう自分の殻に閉じこもって被害者ヅラしてないでとっとと出てきて日常をおくれ」ということなんだと思う。
そして、「エヴァンゲリオンは結局終わらなかった」という人たちはこの「日常にもどれ」というのが受け入れられないのだろうな、と思う。
もうちょっと言うと「日常がこんな退屈なものであって良いはずがない、自分が送っているこの日常と呼ばれる退屈極まりない過去から未来の流れは偽物でどこかに本物のエキサイティングな日常があるはずだ、せめて物語の中だけでも良いから見せてくれよ」ということなのかもしれない。
シンジは確かに退屈そうな日常を送っている少年だ。いっつも部屋に閉じこもってふてくされて音楽ばっかり聞いている。それをある日父親に(父親自らの殻を破るという代理戦争名目で)無理やり引っ張り出される。そこにエヴァンゲリオンという文脈を載せてしまい、内容も哲学的にしてしまったがゆえに「こじらせた人々」を量産した。
小林よしのりの戦争論でネトウヨがガーッと盛り上がった(当然それより前にそういう人らはいたが)り、そんな感じの時代であったようにも思える。
今の新劇場版からエヴァンゲリオンを見た人たちと、TV版から呪縛に囚われた人たちの期待値も違ったことだろう。
ついに新劇場版で俺達の納得行く結論が見られる!という人たちは多かっただろう。納得の行く結論がなにかもわからないままに。
結局庵野はテレビ、劇場版、新劇場版で3回同じことを言った。25年間囚われたままの人たちが納得できるはずもない。もうもはやわけのわからないイデオロギーでしかないだろう。「このアニメには俺達の何かを打ち破りなにか新たな世界に導くそんななにかがあるに違いない」と思い込んでしまった人たちは残念だったけど、結局エヴァンゲリオンは「シンジくんがここにいても良いんだって思える物語」というTV版かなんかが終わった直後に庵野が言ったこれ以外の答えはない。
そこに至るまでに父親とは決裂したのか、和解したのか、人々は残ったのかそうでもないのか、本人がぶっ壊れたのかそうでないのかと言った違いはあるが。
そういうわけでエヴァンゲリオンの言いたいことは「生きていくしかない」ということなんだろうと思う。
新劇場版ではどうやら後日談的なことも盛り込んでいて、庵野が「生きていくしかなくなった主人公たちは結局どうなったのか」まで思いをはせられるようになった、もうちょっと言うとシンジの視点からゲンドウの視点になって客観的に彼の人生を俯瞰できるようになった、ということくらいだろうか。
そんなわけで、見に行きたいが長そうで躊躇している。
ヒプアニというネタアニメ(ファンの皆さんゴメンナサイ)から始まりハマりつつあったヒプマイというコンテンツですが、調べれば調べるほど熱が冷めてしまいとても寂しい。
作りこめば作りこむほどコンテンツとして消費できないほどグロくなるから甘い設定にしたのかもしれないけどだったらそんな設定にしなければよかったのにとひたすら思う。
ていうか女尊男卑なのになんで領土の奪い合いという政治的な部分を『男なんか』に任せてるの?
個人的に一番ここが気になる。
これが別区画への渡航権をかけてラップバトルを行うとかの設定だったらまだわかるけど、結局政治的で一番大事なとこは男の争いで成立させてるじゃん。
結局女に政治は無理って言ってるの?
いやさあ、書いときながらアレだけど上記は考えすぎだとは思うよ?
正しいかわかんないけど女の投票?という形で主導権は女にあるようには一応見えてるから。
(でもアニメだと精神の殴り合いだったし男同士のファイトで結局決まってるのかも?)
領土だよ?
これが男性しかいない区画内での話なら分かるけど現代社会と遜色ない生活区域の領土でしょ多分?
女の皆さんはいいの?男は女の決定に従うしかないんだとしても女の皆さんはいいの?
色々裏の設定を考えることは出来るけど表面的に考察するならそうなるよね?
バトルのたびに区役所行かないといけないの?
あとバトルもさ、バトルを眺めつつ女性たちが賭け事をしたり男娼を侍らせながらバトルショーを楽しむとかだったら女尊男卑の設定の意味も出てくるけどアイドル化してちやほやしてるだけじゃん。
今はもうその辺の設定消えたくさいけどさ。
ただペットとして可愛がるみたいな、人として認識されていないような空気感も感じるからその辺は女尊男卑な気はするけど、そういう見方をするとキャラクターを応援しているつもりが性的に消費する立場になったみたいでちょっと悲しくなる。
そういう意味では元々設定が肌に合っていないのかもしれないからそこは言及しない。
各都市間の独立運動が加速し、日本という枠組みが崩壊して準独立国家という枠組みが形成されて、準国家間の武力を行使した争いを避けるために定期的に代理戦争としてラップバトルを開催とかでよかったじゃん。
優勝国家には次回開催までの間、国家間の関税を一定税率まで引き下げとかでよかったじゃん。
まだコンテンツ全部確認したわけじゃないから誤解とかあるかもしんないけどバックグラウンドが甘いコンテンツはなんかのめり込めないので頑張ってほしい。
「30代論客がメディアに消費されずにどう生き残るかというポジション争い」
落合陽一が古市憲寿にテレビでいじられネットでブチ切れ一部始終【山本一郎】(BEST TIMES) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d6628765b7f948533aeec0d2585309c7546eee1
きっかけは落合陽一が菅義偉首相と会食をしてた件で、その後のツイートで菅首相とは定期的に面談を繰り返してるという発信がされたんだけど、そういえば古市憲寿のほうは前首相夫人の安倍昭恵の寵愛を受けて会食を繰り返しているのよな
メディアに消費されないために時の権力者との関係を築いて芸能文化人界でポジション確立した二人
前首相からコロナ禍押し付けられて支持率下落の菅 VS 桜事件で3期目不可能になって落ち目の安倍の代理戦争って見ると興味深い