はてなキーワード: 古紙とは
https://togetter.com/li/1409562
こちらのたくさん本があったという話について、古本界隈で働いていたので書いておこうと思います。
別に隠れて投稿することもないかと思いましたが、業界の裏話的な内容なのでこちらにしました。
まず図書館への寄贈は、よほどの希少本でない限り基本的に断られます。
同様に病院や養護施設などへの寄贈も受け付けてないことが多く、内容についても精査されるので難しいです。
これまでの経験からひとりで保管できる最大がだいたい1万冊なので、ここでは仮に1万冊持っていたとします。
それを古本屋が買い取るとなると、トラックなどで往復する手間とそれなりの人手が必要です。
複雑な戸建てや高層階のマンションなどは運び出すだけでも数日かかりますのでここで数万円、場合によっては10万くらいの費用が発生しています。
価値があるかどうか、破れていないか、ペンなどの書き込みがないかをチェックしながら、販売用と転売用と廃棄用に分けていきます。
販売用とは自分で販売するという意味で、最も価値がある本ということです。
もちろん全部売れるわけではないので、利益が確定しているわけではありません。
転売用とは自分では売らないが他の同業他社が扱っているものです。
この基準は各店舗で異なりますが、例えばあるジャンルは扱ってないとか、破れやシミなどがあるものは扱わないとか、単価の安いものは扱わないとか、それぞれ独自の基準を持っていますので、自分が売らなくても他店で取り扱っているのであればそちらに回します。
破れていたりコーヒーがかかっていたりと商品としての価値がなくなったものはこちらです。
その他電話帳のような元々価値がないものや、販売が困難なものもこちらに入ることが多いです。
専門店でないと取り扱いが難しく、またそのような専門店に転売しようと思っても、それぞれに価値があるのかどうかの判断に時間がかかったりと、色々と手間がかかるのでそのまま廃棄処分となることが多いです。
廃棄処分の方法も地域によって違いますが、トイレットペーパーと交換したり、1kgいくらかで古紙業者に買い取ってもらったりします。
なおこれらの選別作業を買い取るときにその場で行う業者もあれば、冊数や重さなどで買い取る業者など色々です。
私のいた店ではその場でだいたいの価値を算出して買い取っていましたので、かなり高値で買い取っていたと思います。
コレクションの内容や保管状態によってバラバラですが、割合としては、販売が60%、転売が10%、廃棄が30%くらいだと思ってください。
過去には数万冊の本を買い取ったのに、あまりに汚いということで持ち帰ってすぐに全部廃棄処分したこともあります。
見た目が綺麗でも裏表紙に蔵書印が押されていたり、ネットカフェ経由の本はほとんど売れません。
ネットカフェのような乱雑に扱われることを想定している場合は、表紙が糊付けされていたり、ページが抜けないように本全体をタコ糸などで補強していることが多く商品としての価値がありません。
また多少のページの折れはいいのですが、変な形に曲がってしまってる本は全く価値がありません。
保管するときはブックエンドを使ってまっすぐ立てるか横にまっすぐ寝かせてください。
こうして販売用として残った本を販売できるようにする作業に入ります。
過去の販売履歴などから想定される価値を計算し、販売に値するか判断します。
ここで単価が安すぎるものや回転率が悪く自分の店で販売するには在庫リスクが高すぎるという場合は他店への転売に回したりします。
小説や実用書はそのままクリーニングにまわしますが、漫画の場合はシリーズがそろっているかチェックします。
本が少ないときはいいのですが、3000冊を超えると神経衰弱みたいで気が狂いそうになります。
10巻完結の漫画で1冊でも足りないとバラ売りになってしまいます。
最近の本であれば自分で買ってきて足せばいいのですが、数十年も前の本は簡単に買い足せません。
単巻で価値があるものはそのまま売りますが、揃わなかった多くの本は他店にまわします。
あと1冊でコンプリートするのに、という状態の長編漫画が山積みというのは業界的によるある話です。
また1巻は色んな古本屋で売っているが最終巻はどこにもない、ということはよくあります。
友達の家で読んだとか、途中で面白くなくなったとかの理由で最終巻を買わずに中途半端な状態で売る人が多いです。
あまり出回ってない漫画はちゃんと全巻揃えて売ると、価格があがったりしますので参考にしてください。
揃っている漫画はほとんどが販売されますが、雑誌やライトノベルはほとんど販売されません。
雑誌で価値があるのは特定のアイドルの写真が掲載されているとか、特別な理由があります。
私も学生時代にあるアイドルが掲載された1ページが欲しくて古本屋で汚い雑誌の抱き合わせの束を買ったことがあります。
激安にすれば売れるのですがそれでは商売になりませんので基本的に他店に転売します。
通常の小説でも単行本は販売される確率が文庫本の半分くらいですが、高値のつく確率が高めです。
単行本はコレクター要素があるので、本棚に飾りたいという需要もあるようです。
私も村上春樹の本を棚に並べていたりしますが別に読み返すことはありません。
ただ映えるという理由だけです。
多くの実用書は時代の流れで価値を失いますが、一部ジャンルの実用書は著者によっては下がるどころか価値が上がるものもあります。
たとえば囲碁、将棋、麻雀が該当します。また一部の経済本も価値が下がりません。
そのようないわゆるレア本は表紙がなくても高値で売れたりします。
この段階で半分以上の本が脱落します。
本というのは本棚などに長年置かれているため埃やシミなどが付いているのでクリーニングが必要です。
まずおおざっぱにタオルなどで埃を取ってから、専用の洗剤を付けた布でゴシゴシ磨いていきます。
その結果、力を入れすぎて表紙が破れたり、シミが取れなかったり、逆に洗剤によってシミが付いたものは廃棄処分となります。
ブック〇フのシールが貼られているような本は売れませんのでシール剥しを使って剥していきます。
人気のある本は5枚くらい貼られているのでイライラしながら剥します。
外に貼られているものは簡単ですが、中にシールが貼られている場合は手間がかかり、場合によっては剥すときに傷がついてまた廃棄処分となります。
なぜか多いんですよね、これ。
所有者によって本の扱い方に個性があるので、表紙が1冊折れていたら30冊あると思え、が標語です。
本はまっすぐ開いてください。もちろん開きすぎて開き癖が付いてもいけません。
また表紙がずれるのが嫌で表紙をテープで止める人けっこういますがおすすめしません。
経年劣化したテープはシミになってしまいまい本の価値が激減します。
こうしてクリーニングを突破できなかった10パーセントくらいの本が脱落します。
このような工程を経て実際に自分の店で販売されるのは買い取った全体の10%くらいになります。
他店に転売したときに多少の現金は入りますが、単純計算で1冊10円で買い取ったとしても1冊100円の購入経費がかかっていることになります。
また上記の選別作業やクリーニングに1冊2分くらいかかりますので、見えないところで人件費がかなりかかっています。
それらを考慮するとブック〇フのように100円で売っていたのでは儲けが出ないどころか赤字なのです。
ただ私のいた店では売りに出せばほとんど売れるという厳しい基準で販売していたため、他店ではもっと販売に回していると思います。
概ね9割が売れていましたので、売れ残った本が山積みになっている街の古本屋を想像してもらえれば、経営方針の違いがよく分かるでしょう。
色々と厳しい基準を書いていますが近年のお客さんはとても目が厳しいのです。
私の若い頃(それなりに年です)は古本屋の本といえば埃みまれだったりソースがかかって汚れていたり破れていたり雨に濡れてシワシワだったりと酷いものでした。
ですので新品同様になるように手入れをして、新品同様にならないものは売らないのです。
この流れはブック〇フが作ったといっても過言ではありません。
勝手にゴミ袋を開けてアルミ缶だけ回収する自転車や徒歩の不審者が最近わが街にも現れ出した。
それまではゴミ袋を分けずに資源ごみで出してたけど、これは集合住宅でも持ち家でも関係なく勝手に回収されるみたい。
市のホームページにはアルミ缶や古紙を勝手に持ち去る行為に対してノーを突きつけているものの、
ゴミを勝手に持ち去る事自体に違法性がないという事で法的にはグレーの判断みたい。
だけど、古紙は最近自治体でアウトにする所も増えたと聞いている。だからジャンプとかマガジンとかを勝手に持って行く事は条例違反という事になった。
でも問題はそれだけじゃなくて、件のアルミ缶、僕はビールをよく飲むからそれをペットボトルとまとめて捨てている。これは別に良いみたい。
それはそれとして、ゴミを分別して捨てる事の取り締まりは充実してきてるのにゴミを持ち去る事に対する法整備が殆ど為されていないのは由々しき事態だと思う。
何せ、荒らすだけ荒らしてゴミ袋が破かれた状態で放置されてて、この間はそれで資源ごみの正規の業者さんに注意されたよ。
こんな理不尽ってある?
こっちはちゃんとゴミを適切に処理して出してるのに、アルミ缶を勝手に持ち去るおっさん共のせいでこちらが要らぬ注意を受けるのはストレスが溜まる。
自治体によって、じゃなくて全国共同で完全に取り締まって欲しいものだけど、
今現在はゴミをアルミ缶だけ小分けにするといいというアドバイスを受けるのみで根本的な解決には至らないのかなって
これ、どうにかならないですかねえ?
元増田です。
こんな書きなぐったようなものに思いがけず、たくさんコメントもらいました。ありがとう豚野郎どもw
とりあえず、少しコメントに対してと、チェックリスト!とか言われているので
後、結構脳内全部エロの人たちもたくさんいて面白かった。嫌いじゃないぞ。
ルンバブラーバ食洗機洗濯乾燥機でほぼ解決するな |
確かに家電文明で家事をタコ殴りするのは大切。共働きにとってもはや、
食器は予洗いしないといけないし、ルンバ動かすために部屋を片付ける必要がある。
イクどこ行ったよ? |
大したことないじゃん、普通だよ。呼吸のようにやってるわ |
そうなのだ。自分もそうだ、もはや当たり前のようにやっているし、別に負荷もかかっていない。
だが、世の中にはこれらの手順が「見えてない」人間が山のようにいるという事実があるのだ。
これが足りてない、抜けている |
すまんかった。書きなぐってるからもう少し整理しておくよ。
風呂掃除お湯はNG |
最後お湯で洗い流すと、カビが生えるんだよ。
掃除でカビを殺した後は、カビ菌を付けないようにするのは不可能だから、
できるだけカビの餌(汚れ)を落として、増やさないように温度を下げる。
だから、水が良い。50度のお湯ならいい。というのは初耳だった。真偽は調べてない。
イケメンが・・・イケメンに限る |
今他の人にモテてどうするの?
雪かきが足りないぞ! |
すまん、関東だ。
こんなにめんどくさいのか・・・できねぇ・・・ |
うるせーやれ。共働きならなおさらだ。お前がやってないということは、
育児しながらな!!
もうプロに任せろよ |
その通り!でもそれができる財力はうちにはない。
Check | No | アクション |
---|---|---|
□ | 1 | その日収集のゴミをゴミ箱から集める |
□ | 2 | ごみをまとめる |
□ | 3 | 燃える日には風呂場の排水にたまっている髪の毛を取る |
□ | 4 | ゴミ箱にセットされていたゴミ袋を替える |
□ | 5 | 替えたごみ袋が少なくなってないかを確認 |
□ | 6 | 少なくなってたら会社の帰りにドラッグストアなどで買ってくる |
□ | 7 | 所定の場所へゴミ捨てに行く |
Check | No | アクション |
---|---|---|
□ | 1 | 部屋を片付ける |
□ | 2 | 埃がたまっている箇所はクイックル系で取る |
□ | 3 | 部屋の掃除機をかける |
□ | 4 | 隅や巾木にたまった埃も吸い取る |
□ | 5 | 部屋によってはルンバなどを活用 |
□ | 6 | クイックルワイパーで掃除機で取れない埃を取る(からぶき) |
□ | 7 | フローリングは水の激落ちくんなどと雑巾で再度掃除(水拭き) |
□ | 8 | 玄関も忘れずに掃除機かけるだけでも良いからやれ |
デイリーでできないなら週に1回もしくは月に2回程度か?
Check | No | アクション |
---|---|---|
□ | 1 | 鏡、蛇口は毎日普通の風呂掃除の洗剤で掃除 |
□ | 2 | 浴槽は側面、上部も全部掃除 |
□ | 3 | 浴槽内部を掃除 |
□ | 4 | 壁なども毎日どこか1面掃除 |
□ | 5 | 水で洗い流す(お湯はNG) |
□ | 6 | 換気扇をつけて終了 |
Check | No | アクション |
---|---|---|
□ | 1 | 食器を流しへもっていく |
□ | 2 | 食器を洗う(予洗いして食洗器へ) |
□ | 3 | 食洗器かける |
□ | 4 | ダイニングテーブルを拭く |
□ | 5 | キッチン台を拭く |
□ | 6 | コンロ台もさっとでも拭いとけ |
料理できないならこれくらやっておけ。
Check | No | アクション |
---|---|---|
□ | 1 | 便座を掃除する |
□ | 2 | ウォシュレットのノズルを掃除 |
□ | 3 | トイレットペーパーの部分を掃除 |
□ | 4 | タオル掛けてる人はタオルを取り換える |
□ | 5 | 便器内部の掃除 |
□ | 6 | トイレ内の床を掃除 |
これも週末とかでいいと思う。
Check | No | アクション |
---|---|---|
□ | 1 | おしゃれ着以外を入れる |
□ | 2 | 正しい洗剤の量を投入 |
□ | 3 | 全自動でピ |
□ | 4 | 乾燥まで完了後、たたむ |
□ | 5 | 各所へしまう |
□ | 6 | おしゃれ着入れる |
□ | 7 | エマールなど入れてドライコースでピ |
□ | 8 | 干す |
□ | 9 | 取りこむ、たたむ |
□ | 10 | 各所へしまう |
おしゃれ着は週1回だ。
Check | No | アクション |
---|---|---|
□ | 1 | 起こす(ぐずる) |
□ | 2 | 朝ごはん食べさせる(ぐずる) |
□ | 3 | 着替えさせる(超ぐずる) |
□ | 4 | 保育園送る |
□ | 5 | 保育園迎えに行く |
□ | 6 | 夕飯食べさせる(ぐずる) |
□ | 7 | 風呂入れる(超ぐずる) |
□ | 8 | 着替えさせる(ぐずる) |
□ | 9 | 寝かしつける(寝ない、こっちが寝てしまう) |
1,やたらに、人が多すぎ
2,駅前は、スーパーと量販店と商店街だけで、別に、他と変わらないよ
3,駅前の歓楽街の客引き、「お触りありますよ」「ガールズバーありますよ」、怖いよ。いつも、無視してるけど
4,マクドナルドの店員、外国人が多い。JR吉祥寺の近くの日高屋、深夜の店員、外国人バイトが多すぎ。ドン・キホーテも外国人バイト多いけどね
5,夜になると、駅ビル、キラリナの前で、胡散臭い新興宗教が、宣伝してるけど、気味悪く、怖いよ。
6,家のゴミを捨てる時、「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」「プラスティック」「びん・缶・古紙・古着・有害ごみ」って、ここまで分類する必要あるの?面倒臭い
日本人だと給料安いからやりたくないような仕事でも、貧しい中国人からすれば、この程度の仕事でこんなにもらえるのかと思う。これじゃ勝てない。
その中国人は日本で生活しないのか?日本での生活水準を中国程度に抑えれば「給料安」くても構わないだろうけど、疎外感を持ち始めたら耐えられないだろ。
今日本でちり紙交換車が消えたのは、古新聞古雑誌の値段が下がり、回収やトイレットペーパーとの交換が割に合わなくなったから。
デタラメな数字だが、古紙がキロ百円で売れていたから交換していたが、キロ十円まで下がったから辞めた。
すると中国人なんかは、キロ十円でも「稼げるじゃん!」と目をつけ、自力で回収して量を集め、中国に送るようになったら、日本国内で社会問題になって、「資源ゴミは行政の財産、無断で持っていくのは盗みと同じ」と処罰するようになった。行政が回収して中国に売る構図に落ち着いた。
去年なんかは中国経済が悪化してペットボトル回収が宙に浮いたって報道をみたけど、最近はどうなんだろう?
まあだってさ、駅前とか街中とかちょっと歩いただけでもポケットティッシュをタダで配っている人がいるわけ。
理解できないくらいそりゃあもういっぱいいるわけ。
タダで良いよってティッシュが多数なのに、花粉症とかAV鑑賞とかでさんざん使わされるティッシュに金払えとかおかしくない?
あ、こういうこと言うとさ、「ティッシュ屋が生活できない」とか言う人が必ず出てくるんだけどさ。
良く考えると「ティッシュで生活できる」のがそもそも異常だったんじゃないの?
だって趣味でプロ並みの和紙作る人だって腐るほどいるわけでさ。
理想がどうとか言う前にさ、ティッシュでお金儲けしようって発想がさ、もう根本的におかしいんだよ。
とりあえず、木を使わずに(環境負荷を掛けずに)紙と同等の使い心地を出せる材質を早く作って欲しいな。
古紙配合もほとんど不可能だということが明らかになったことだし。
元増田です。
思ったくらいにはブクマがついてくれたのが嬉しかったです。
じつは個人的にはそんなに捨てることは嫌いなことじゃないのです。
なんか、一瞬でも客観的な冷静な視点が外部から加わったのを感じたとき、自分にとってのそれ(新聞や絵やサークルやコレクション)も客観的なモノになってしまうというのが、一番的確な表現かもしれません。
いわば、単なる古紙や落書き、集団、雑貨になってしまうのです。
だから、他者に対するあてつけという気分は若干あるかもしれない(そのときの他者の表情がみたいからやってる部分はあります)にせよ、「思い通りにならないから癇癪おこした」ってのはちょっと気分がちがいますね。
その後、後悔することはまったくないんで。
後、コレクションで一番多いものから捨てるってのは、実は1つの捨てる際のテクニックです。
例えば、ニコ動で初音ミク関連をやまほど集めてたとします。(自分はニコ廚じゃないので、やりませんが)
でも、あるとき、客観的に見て「これって、そんなに大事か?」って気分が来る日が必ずあります。
別に集め終わって1週間とかじゃなくてもかまいません、2年先、3年先でもいいのです。
そうしたら、いったん全部捨ててしまうのです。
すると意外と実はそれが自分にとって、そんなに大事じゃなかったことに気づいたりするんです。
僕は基本的にモノを捨てられないので、捨てるときはそういう荒療治をする必要があるんです。
でも、そういうやり方をすると、妻や母は「あんなに大事そうに集めてたのに...」みたいな気分になるらしいんですね。
もっとも、それができるのは本当に必要ではなかったものです。
やっぱり、本当に自分の支えになってるモノではやらないです。
まー、すこし前の話なんだけども、
だいだい高校生の文化祭で、しかも教室でやるオバケ屋敷なんてたかが知れてると思ってた。
そしたら甘かった。
はじめに、照明やらライトでいやに明るい仕切られた所で女子生徒から説明をうける。
・暗いので気をつけてください。
・壁はダンボールなので壊さないように気をつけてください。
・怪我をした人がいるので気をつけてください
と言って、手の平の包帯をみせた、 自分かよ。
というか怪我?そんなんで人て入れてやっていいのかよ?とか思いつつ、
先の黒いカーテンから入ってくださいと案内された。
中は完全に真っ暗で、それはまあいいんだけど、
地面が明らかに教室の床の感触じゃなくて何かやわくてデコボコしてる。
デコボコというより、もっと普通に起伏があって、それで微妙な感じでやわらかい。
で、ダンボールで細い通路みたいに仕切ってあってそれを手探りで進んで行く感じ。
真っ暗で、床はでこぼこで不安定で、手探りの頼りの壁も段ボールで不安定で、平行感覚が狂いそうになる。
しかも、その通路みたいなのがグネグネと「教室の中にこんなにできるのか?」ってなくらい
長く続いてて、しかも曲がりくねってるから自分が教室のどのあたりにいるかもわからない、
んで、ときたま、蒟蒻みたいなのがあったり、腕をガっと掴まれたりする。
普通ならそういうのは何でもないんだけど、
「真っ暗 & 思ってた以上に長い不安 & 平行感覚が狂いそうな状態」でされると結構くる。
「おどかし」的な要素はあんまりないんだけど「静かに怖い」感じ。
俺はよそをあまり知らないけど、高校の教室レベルでこれはすごいと思った。
後で後輩から詳しく聞いたら、
・床はビニールシートを敷いた上に、濡らしたジャンプやら古新聞やらダンボールを敷き詰め重ねたものだったらしい。
・材料は古紙とダンボールがほとんどだから費用はほとんどかかってないらしい。
・入口の時の「怪我をした」の注意も不安を煽るための嘘だそうな。すげー、そこまでやるんだ。
しかもそれらを発案したのが1人の女子生徒らしい、すげーな。