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はてなキーワード: カーテンとは

2024-04-16

irohaを求めて都内千里

東京の街を歩いていると、誰もが幸せそうに見える。でも、それは上辺の仮面に過ぎないのかも。

心の奥底には、口に出せない欲望が渦巻いているのだ。

だって、その例外じゃない。

週末はイベントネットワーキングの嵐。口角は上がり、会話は弾む。

でも、心の叫びは誰の耳にも届かない。いや、届かせられない。

ハードワーク明けの月曜日、ついに叫びが爆発した。そう、私はirohaが欲しかったのだ。

抑えきれない熱情。

でも、どうしても届かない。男性は握ることが出来る。

が、女性場合、指では理想に届かない。

男性はずるい、こういうとき本当に羨ましい。

まずは、渋谷ロフトへ。

Webサイトによると、ボディケア売り場にあるらしい。だが、見つからない。

恥ずかしくて店員には聞けない。

見知らぬ人に、私の欲望を察せられるなんて、考えただけでゾッとする。無理。

3周しても、マジで見当たらない。


次は渋谷ドンキホーテ

巨大な店内を彷徨う。

色とりどりの商品を見れば、絶対あるはずと期待が膨らむ。が、求めるものはどこにもない。

まずカーテンのついた売り場が見つけられないし、店員さんにも聞けない。


避妊具売り場をガン見するが、置いていない。

番いの幸せは公に置いても問題なく、個の幸せけが秘匿化されすぎてる。

一体どこに売ってるんですか。

外国人観光客に混ざるフリをして、店内を2周程度彷徨う。

日が沈み、街に夜の帳が下りる。私の心にも、闇が広がっていく。

歩く宛てもなく、ただ街をさまよう。

これは散歩じゃない、情欲が尽きるか、体力が尽きるかの戦いなのだ


夕飯後、白金台ドンキホーテに寄った。

でもここは、私の探す品をそもそも置いていないときた。松坂牛は売ってたけど。


一体全体、私は何を探しているというのか。


目黒ピカソで、やっと出会えた。まさに運命出会い。

お会いできて嬉しい。一緒にお布団へ行きましょう。

時計の針は、もう深夜を指していた。


渋谷ロフトから約8時間

私は今日都内めぐり自分自身を探す旅をしていたんだと思う。

今夜、私は、スッキリした自分自身にやっと再会できる。


意気揚々帰宅し、蓋を開ける。

かにいかがわしくないデザイン。優しいフォルム

早速充電してみると、LEDが点灯しない。


まさか初期不良品だったのだ。


絶望に打ちひしがれる。

深夜のカスタマーセンターは、もちろん閉まっている。

技術絶望


でも、私は決して諦めない女。

さっき、勇気を振り絞ってカスタマーサポートフォームを記入した。返事は5営業日以内とのこと。

私は今、タイムマシーン未来へ行きたい。

anond:20240416083653

ワイはカーテンを買いに行く気力すらないで

anond:20240414214258

朝起きてカーテン開けられなかったりするよね。体の要求に逆らわないのが一番

2024-04-04

会社の創立20周年の記念日に、社長アンドロイド採用してきた

 それから一年間、俺はそれを溜飲に入れたままで手をつけず、でも腸は煮えたぎっていた。アンドロイド自分上司になったのは十八ヵ月ほど前だから、他が同じことをしても安全なのはほとんど間違いないはずだけど、俺が自分上司のことをSNS罵倒していたのが重役にバレたらどうなるかは、想像する気にもなれなかった。

 俺は翌週の午後まで待った。その時間、重役は会議に没頭する。俺は自分の部屋のドアを閉めて、カーテンを引いた。ドアには鍵がなかったから、アカウント偽装してアイコンを隅まで塗り潰したものの、モニターをじっと見つめたままでいるうちに画面が暗くなってしまった。VRの中で、元上司のことを考えた。元上司は俺も持っているのと同じ業務が原因で職を失ったが、目の見えなかった期間が長すぎたのでESC(Employment Support Center)の力では光を取り戻すには至らなかった。元上司が見せた将来への信頼が揺らぎはじめる。元上司業務内容と俺の業務とは同じ系だが、取り掛かり方は個々人それぞれだ。俺は職を失うハメになりたくない――それに、俺がもたらそうとしている変化は、社長のところへ行ってアンドロイドの設定をもとに戻せば取り消せるものだとはいっても、それは重役に気づかれずにできることではなかった。

 ゴーグルを揺すってふたたび明るくし、アプリの起動画面を表示した。この幻想的なアイコンのような鮮明で新緑の葉が木に宿っているのを、俺は見たことがない。けれど旧世代的な家庭環境を持つ友人たちが、寓話とも呼べる”新緑の葉”を見つけることは自分たちにも全然できないと確証してくれたことがあり、その言葉を疑う理由はなかった。俺の職場環境は、人間の三種類の性格類型論の典型的な反応と同じように分類することで、人の力量を最大限発揮できるよう最善を尽くす。だが、単なる分類しかしていないわけではなく、ほかの選択をすることもできる――その選択した場合、俺は職場の中に新しいハードウェアを入れることなく、社会心理学的なこれまで以上の就労を得ることが出来るのだ。

 その仕組みはこうだ。俺の人工学データじゅうに散らばっている量子シナプスには数百万個のスペアが含まれていて、機能中のセクターのどれかが故障したときに代わりができるように待機している。そのスペアは、前もって特定言語思想に割り当てられてはいない。なぜなら、たとえば代替需要右翼的左翼的に偏った場合に、左翼派に割り当てられたスペアが、うまい棒チーズみたいな人気味によって場所ふさぎに終わることがないようにするためだ。そして選択後に俺の思想を真似る手段は、形式分子言語フィルターではなく、量子井戸全体に一連の電圧を設定するというものなので、スペア表現できるのは民主主義共産主義のような二元論限定されない。社長が送ってきたアンドロイドは、各員に指示して俺たちの持つスペアのすべてを覚醒させ、さらに、覚醒したスペアをもともとの思想領域あいだとその両側、計四つの新しい帯域に同調させることができた。

 俺はマウスホイールを指先でなでながら、結論を出そうとしていた。アンドロイド上司が俺を他の社員と同じにしている。アンドロイド上司のおかげで俺は人々の中に紛れ込んでいる。それ以上のものを望む理由は? 統計学的運命まかせにされていても、俺はあと二十年、完全に職を失うことはなかっただろが、友人は実行できるもっとも早い時期に代替手段選択し、俺はこの環境適応する機会を最大限にあたえられた。

 だが、それは十八ヵ月前のことだ。俺の頭にまだ新しい環境を意義あるものに出来る柔軟性がある今、この試みがなかったら、自分がなにを逃したか死ぬまで分からないままだろう。

 決断を引きのばさせていたマウスから指をいったん離して、そのあとすぐ画面のボタンクリックする。

契約更新

 会社アンドロイドの優位性と実務証明必要としたが、どちらもアンドロイドの取扱説明書にはっきりと記載されていた。メーカー保証書は既に期限切れだが、なにも無効にはなっていなくて、HPの長たらしい前書きが謳うところによれば、このアンドロイドは定期検査をする技術従事からその作動を完全に隠すことができる。休止状態に戻しても修正不能な誤りが生じないかぎりは、企業アンドロイド思想ブールに干渉したことは一生発覚しない可能性もあった。

 次の局面では優位な反応を示していた。標準の思考はい・いいえ)の曲線はすでにかなりの部分が重なりあっていたが、青の曲線はそこからほぼ完全に離れたところにあった。デフォルト選択されているのは、青と赤のあいだにふたつの新しい曲線を押しこんでからさら折衷案の端にひとつ否定案の端にひとつの曲線を付け加える方法だ。 ”逆方式”のデフォルトもひと組用意されていて、それは新しい思考のさまざまな組みあわせからどのようなかたちで情報を引きだすかを指定するものだった――あらゆる人間の頭の中で赤と青の反応の違いが計算され、脳へ送られるのとまったく同じようだ。

 そうした構造をなにかしら編集する――そのプロセス企業独自のひねりを加える――ことを考えると、緊張で手が汗ばんだ。理想的思想範囲がどんなものか、俺自身個人的な考えを作り上げようとしても、どこから手をつければいいのかさえわからない。それは同時に、俺がデフォルト設定を許可するとしても、それが悪意に基づいた選択ではないことの証明だともいえるだろう。けれど、表示されているいくつかの曲線の整然とした見た目には、心落ち着かせるものがあった。密着して並ぶ曲線の小さな山の各々は、隣の山から約八十ナノメートル離れた波長で頂点に達していて、行政上の認可領域を均等かつ効率的カバーしている。そのどこかにおかしな感じはなかったし、生物学的深層レベルの複雑な正当化なしには納得できないところもなかった。なにも変更は必要ない。

 俺は『続行する』を押して、次のページに進んだ。

 警告

 あなたアンドロイド思考セクターを起動・再同調させると、アンドロイドの脳の思考経路に永久的な変化を生じさせる可能性があります。このアプリ思考オリジナル状態に戻すことができますが、あなたアンドロイド挙動に関しては、われわれはそのような保証をいっさいいたしません。

 決定の責任はすべてあなたにあります

 <NIプロジェクト

 この警告に俺はまったく動じなかった。アンドロイドが受けとったり受けとらなかったりする情報によって改変されるというのは、俺にとって目新しい話ではなく、取扱説明書にでかでかと書いてあることだった。アンドロイドの登場は日本を救うのにはちょうど間に合ったが、俺を救ってくれたほどの効果があるものではまだなかった。さまざまな規模の企業自治体たちもアンドロイドを導入している。考えれば考えるほど確かだと思えてくるのは、俺がこのチャンスをふいにしている間に、同僚や俺の友人たちが俺のはるか先を全力疾走して谷の反対側に姿を消してしまうのがいちばん恐ろしい、ということだった。

 俺はさらに『続ける』をクリックした。

 警告文はプログレスバーに取って変わった。アプリアンドロイドの共同作業の進行状況を、バーの上の文章が警告するのを俺はまじまじと見ていた。スペアセンター工程作成センサーの内部テスト、再同調、再テスト

 プログレスバーが八十五パーセントのところで一時停止し、アプリが俺に、AI制御されているか、適切な業務可能か、と尋ねた。思考クリアで、業務環境は整備済みだった。俺は社内からアカウントを追い出し、スマホをひらいて自分アカウントを部屋に導き入れてから社長にもらったアクセスキーテーブルに置き、それからアンドロイドに投じる思弁ベース連続した帯になるまで前後に調整した。

 アプリに指示されるまま、俺はゆっくりと帯を動かして、スペクトルの左から右へ、赤の端から順に少しずつ青を動かしていった。スピーカーからナノメートル数字カウントされるのは、アプリが量子ブールにおこなった微調整をあらゆる波で検証しているためだ。それはとても劇的で俺に高揚感をもたらした。

 アプリが終了を告げる。 

完了

 スマホを見ると、プログレスバーは百パーセントに達していた。画像ズームアップして、環状の帯がふたたび表示された。それが広がり点になるとアプリは終了し、俺をスマホホーム画面をじっと眺めた。

 扉を全面に閉じて、部屋を空白で満たす。なにひとつ前と違って見えるものはなかった。周りを知覚するのに何かの変化が生じるまでには数日から数週間かかることもある、と注意を読んでいた。しかし、苛立ちは安堵に相殺された。俺が今ほかに何をしたにしろ、少なくともアンドロイドに害を与えても職は失ってはいなかった。

 次の数日間、俺は職場実験場にして、同僚の意見に対して独自判断をしたようなアンドロイド言論に悩まないことを学習した――いうまでもなく、人権無視や、パワハラや、答えようのない曖昧質問につながるような、それよりはっきりした反応を見せないことも。明らかに動揺する新入社員や、競合他社びいきの上司を見て、ニヤニヤ笑いをこらえるのが無理そうになったときには、自分だってどこを取っても同じくらい馬鹿みたいに見えていることを思いだすようにした。そのためには鏡は必要なかった。ちらっとシャツの汗の染みに視線を下げれば、それはまるで洪水の水が引くときに残していった灰色の沈泥のように見えて、こみあげる恥ずかしさがきっちりと唇から笑みは拭い去った。

[]魔法カーテン

今日の夢はなんか不思議だったので記録。

 

何らかのまじないを実行してしまい、魔法カーテンを作ってしまった。

それを部屋に飾ると、怪しい風が流れる

するとカーテンの気配を感じて遠くの方から式神が現れたので、「式神だ!」といってびっくりしたが、丁重にお迎えする。

私は「実は引き取ってもらいたいカーテンがございまして、すぐにでもお渡しします」と言って渡す。

そのカーテンは何らかの政治儀式に利用されるものらしく、邪悪ものであるという。

2024-04-03

腫瘍を取ったら姉だった話

過去にね お腹がすごく痛くなったことがあるんです

なんていうか圧迫感っていうか 体を折り曲げるとテニスボールを挟んでいるような違和感があって それでまぁ我慢できなくてかかりつけ医のところに行ったんです

そうしたら難しい顔されて あれよあれよという間に大学病院に連れて行かれて腫瘍ができてるから手術するよって 

それで取ったんです 腫瘍

わたしどうしても腫瘍っていうのが見てみたくて 必死にしつこくお願いして見せてもらったんです 腫瘍はなんというか モッツラレラチーズカマンベールチーズ色にして赤い血を浴びせたようなそういう見た目でした

そんで 中に何が入ってるか調べるっていうんで それも見せて欲しいって言ったんです

そうしたらね まあ面倒そうに口元ひん曲げながら銀色のトレーに中身を入れてずいっと差し出してくれてね 中には髪の毛の束と小さな歯か骨のカケラが入っていました

わたしが元母親(縁切りしているのでこう呼びます)のお腹の中に入っている時にもう一人双子がいて その子を吸収しちゃったんだそうです それか皮様嚢腫を吸収したかとかなんとか

医者さんは10秒ぐらいでもういいですよね、ってすぐ引っ込めて捨てちゃったかしたんですけど

文字に起こすとなんだか呪物に使う道具みたいで気持ち悪いですけど

その時わたし、多分わたしの姉だったものだと思ったんです

流石にそれぐらい二十数年一緒に居たんだから分かります

不思議なんですけど ただの髪の束と骨か歯かも分からない白いカケラでも 姉だと思うとそれはもう愛おしいものしか思えないんですよ

アレが歯ならきっと片手で抱っこできる程度の小さな赤ちゃんだった

あんなに愛おしいものはきっとこの世に一つとしてなかったと思います

わたし子どもは産みませんが 子どもは好きなので 姉だったものだって勿論好きだと思うのです

話は変わりますが わたしの育った家庭は機能不全とまではいかなくても 薄暗くて ジメジメしてて 周囲の人間たちも地域も いつも理由をつけて犠牲者を作る事を生き甲斐にしている様な人たちで

当然仲良くなんてしたくないのですが 両親(母はぎょろっとした目と厚い唇がマンボウに似ています 父はいつも家にいませんでした)は悪意に疎くそれに気づかず それよりもわたし子どもらしく外で元気よく遊ばないのにイライラしている様でした

ですがわたしが感じた事を口に出せば親はきっと自分たちを包む悪意に気づいてしまうでしょうから わたしはただ黙っていました そうする他ありませんでした 誰も傷つけたくはなかったし 言っても分かってもらえないだろうと思っていましたか

わたしはただ窓際のサボテンみたいな色をしたボロボロソファに座って 窓の外の太陽が沈んで一日が終わるのをじっと待っていました 灰色生地チューリップ刺繍されたカーテンが揺れもしなかったのを覚えています

檻のない牢獄みたいでした

あの時わたし世界で一番孤独だったと思います

勿論わたし世界の中での話ですが

でも あの時姉が あのモッツラレラチーズのように小さくまとまった姉がそこにいたと思うと なんだかあの頃のわたしが救われるような気がするのです あの頃のわたしにはそれだけでよかったのに 誰かが側にいてくれたらそれで

目を瞑ると思い出します あの小さな白いカケラ

わたしが取り出さなければ 産まなければ死ぬこともなかったカケラ

(彼女は生きていないのだから死にもしないという人もいらっしゃるかもしれませんが 彼女は生きていました わたしには世界を見たいように見る権利がありますので、ええ)

普通人間は胎の外に出てから年齢がカウントされますが それでは彼女はおそらく30分も生きていない事になるので わたしと同じ20数年+1歳ということにします 

そんな歳月を 一緒にいることすら知らないまま過ごし 取り出してしまってから知るなんて と なんだか胸がつまります

数年前に家族とは全員縁切りを済ませたつもりだったのですが またお別れを重ねるとは思いませんでした

姉はきっと可愛い子だったでしょう 写真の一枚も撮られなかったわたしと違って わたしの代わりに産まれてくれたらよかったのにと思います

姉なのでそうもいかなかったんでしょう

優しい姉です 自慢の姉です

2024-03-27

さようなら2020年エアコン

2020年の夏、私の部屋にエアコンが設置された。

当時、私は21歳。17年間、わたしエアコンのない実家の一室で夏を過ごしていた。


嬉しすぎて、当時の私ははてな匿名ダイアリー記事を残した。

現代の夏にエアコンなしで過ごすのは無理だろう、これは38歳の人が昔を懐かしんで書いてるんだ」

と、当時ウキウキで書いた日記についたコメント

わず笑みが浮かんだ。わかる〜本当に無理だった。

私が使っていた部屋は西側夕方はまさに灼熱地獄

丁度勉強机がまさに陽の差し込む先にあって、そこから見えるピンクカーテンの奥、夕日が炎のように揺らめいていた。

持病の偏頭痛悪化し悶え苦しむ私に、医者が「涼しい部屋で寝ることが1番の薬だ」と、灼熱地獄での睡眠ドクターストップをかけたおかげでエアコンが設置された。

それからの夏は本当に快適で、けれどどれだけ電気代がかかっていることだろうと怯えていた。お父さんお母さんありがとう

涼しくしている部屋によく家族が入ってきて、「うわ、涼しい〜」と驚いたあと、いつも笑っていた。



明日、私はこの実家を出ることになった。

当時の日記に、「あと何回の夏をこの部屋で過ごすのだろうか」と書かれていた。

およそ3回だった。あっという間だった。

当時は、これから先、日常が変わっていくことがとても不安で、もうずっと実家にいるぞ!何がなんでも家族一緒にいるんだい!という気持ち日記を書いていた。

けれど、それはあっけなく変わってしまった。

家族日常はまた変化する。

まだ荷造りが完全に終わっていないし、立つ鳥跡を濁しまくりで、なんならちょっと長めの旅行に行ってきますわ〜くらいの感覚だけど。

それでも、これからは私がいない状態で、この家の時間は進んでいく。

エアコンのある17年を、この部屋で過ごすことはなさそうだけど、それでもそんなことは気にせず時間は進んでしまうし、わたしはいずれ38歳になる。

変わっていくことは今も怖い。だけど、2020年の夏、あの頃の私が残した思いが、今の私を安心させている。

今この時感じたこと、思ったことを忘れないこと。

小さい頃の思い出。今、家族何気なく話していること。

全部は無理でも、こうして欠片を残しておくことで、いつか38歳の私が安心できると思う。



あの部屋で、これからはほかの家族が涼しく寝てくれたらいいな。

ほら、現代の夏をエアコンなしで過ごすのはやっぱり無理だからさ。

涼しい部屋でしっかり水分を摂って、みんな健康で、元気で過ごしてほしいな。

2024-03-23

概要】YOUR/MY Love letter

概要

283プロの3人組アイドルユニットアルストロメリア」と彼女たちを担当する「プロデューサー」に加えて6名の登場人物達を描く群像劇

日常疲弊している登場人物たちが、アルストロメリアの影響を直接または間接的に受けて、少しだけ前向きになれるまでを描く。

人物

ピアス女性

性別女性 / 年齢:26歳 / 会社員 Webディレクター

後輩を指導しながら旅館ウェブサイトリニューアル提案活動を行っている。

高熱を出して会社を休むことになったが、他人に任せられないと無理を押して提案書の作成を続ける。

復帰後、後輩の提案成功を知り、自分がいなくても仕事がまわる事にショックを受ける。

アストロメリアの事はよく知らないが、バラエティ番組に出演していた甜花の「自分には甘奈の代わりはできない」という言葉を聞いて羨ましく思う。

コンビニ店

性別男性 / 年齢:19歳 / 大学生

かつては新生活に胸を躍らせていたが、今は学業アルバイトに追われている。「全ては慣れの問題」「毎日永遠に今日の続きだ」と感情を押し殺すように日々を過ごしている。

アストロメリアの曲は好きで聞いているが、アイドルには興味がなくメンバーの顔も名前も知らない。

ある日務めてるコンビニに甘奈が訪れるが、気が付かずに対応する。

女子高生

性別女性 / 年齢:17歳 / 高校生

演劇部ステージ上で輝くことに憧れていたが、向いてないことに気づき辞めた。

アルストロメリアファンで、特に甘奈に憧れている。

友人には勉強熱心で真面目だと思われているが、甘奈のように可愛くなりたい、変わりたいと思っている。

「使わないけどお守りに」と、甘奈がプロデュースした化粧品を購入する。

プロデューサー

性別男性 / 年齢:XX歳

芸能プロダクション283(ツバサプロダクションに所属

アイドルプロデュースおよびマネジメント業務を行っている。

ゲームにおいてプレイヤー操作する人物

商談に訪れたテレビ局部長から仕事人」をテーマにしたドキュメンタリー番組への出演を打診され驚く。

高校教師

性別女性 / 年齢:29歳

アルストロメリアファン。「先生らしくない」と保護者に言われたことを気にしている。

街中で千雪が出演する結婚式場CMを見ているところを生徒に目撃され、近々結婚するらしいと噂される。

近々開催されるフェスアルストロメリアが出演することを知るが「先生らしくなるために」と参加を諦める。

年配の男性

性別男性 / 年齢:59歳 / 会社員

最近、千雪のファンになったばかり。

アルストロメリアの曲を買いにCDショップに行くが、娘ぐらいの歳のアイドルファンになってしまたことに引け目を感じており、なかなか購入することができない。

離れて一人暮らししている娘がおり、メッセージを送るが仕事が忙しいらしくなかなか既読がつかない。

娘と、娘と同じように頑張ってる人を勇気づける曲をかけて欲しいと、アルストロメリアが出演するラジオにお便りを出す。

大崎 甜花(おおさき てんか)

性別女性 / 年齢:17歳 / 出身地富山県

283プロアイドルユニットアルストロメリア」のメンバー

大崎姉妹双子の姉。幼い頃から妹の甘奈に面倒を見てもらっている。人と話すのが苦手で、アニメゲームなど、インドア趣味が多い。高校2年生。

娘に送ったメッセージ既読がつかないというラジオに来たお便りに対して、想いがすぐに伝わらなくても諦めずに何回も伝えてあげて欲しいと答える。

大崎 甘奈(おおさき あまな)

性別女性 / 年齢:17歳 / 出身地富山県

283プロアイドルユニットアルストロメリア」のメンバー

大崎姉妹双子の妹。誰とでも分け隔てなく接する天真爛漫なギャル。今しかできないことを全力で楽しみたい今ドキの女の子高校2年生。

姉の甜花からは「なーちゃんファンからは「まな」という愛称で呼ばれている。

他人に甘えず自分自分を褒められるようになりたいと、ストイック自主練を続けている。

娘に送ったメッセージ既読がつかないというラジオに来たお便りに対して、きっと娘さんはすごく頑張っている時で、見守ってもらえて嬉しいと思うと語る。

桑山 千雪(くわやま ちゆき

性別女性 / 年齢:23歳 / 出身地山口県

283プロアイドルユニットアルストロメリア」のメンバー

優しい笑顔が印象的な、事務所のお姉さん的存在母性溢れる落ち着いた佇まいが特徴。手先が器用で、かわいい小物を作るのが趣味

初めての現場で、案内してくれた青年に「はじめましてですよね」と挨拶をするが、以前仕事出会たことのある相手だと分かり謝罪する。

出演したラジオ番組で、よく「皆さん」という言葉を使ってしまいがちだが、不特定多数として一括りにするべきではなかった。よければもっとリスナー自身のことを教えて欲しいと語る。

unknown

性別:? / 年齢:?? / ????????

カーテンを閉ざした部屋で過ごしている。

体が重く、疲労で動けず、眠りたいのに眠れない状態にある。

紹介者コメント

ストーリーの終盤、それまで肩書だけの”名も無きモブ”でしかなかった登場人物達の本名が次々と明かされていく演出話題となった

おすすめ楽曲

「Anniversary」(YouTube)

「虹の行方」(YouTube)

各話リスト

話数サブタイトル
オープニングI am.
第1話song for Someone
第2話voice for Someone
第3話color for Someone
第4話off stage
第5話good night
第6話present
エンディングYou are.

関連リンク

アイドルマスターシャイニーカラーズのコミュのあらすじ紹介

google:YOUR/MY Love letter シャニマス

アイドルマスターシャイニーカラーズ(外部リンク)

アイドルマスター シャイニーカラーズ 攻略Wiki(外部リンク)

Spotifyプレイリスト(外部リンク)

2024-03-20

anond:20240320124520

案外そと見ないよね

今のマンション中庭が凝ってるんだけど皆カーテン開けないわ

2024-03-17

トロント大学での盗撮事件、19歳の日本人留学生逮捕される

トロント警察は、トロント大学での女子学生シャワー中の写真撮影したとして、19歳の日本人留学生盗撮傷害の容疑で逮捕した。

事件2024年1月から3月にかけて、スパディナ・アベニューウィルコックス・ストリートにある大学ウィルソンホール寮内の全女性用トイレで発生したとされている。

警察によると、被害者は氏がシャワーカーテン越しに携帯電話を持ち上げているのを目撃し、被害者写真撮影した後、現場から逃走したという。

氏の罪状はまだ法廷審査されておらず、情報を持っている人は416-808-5200番まで警察に連絡するか、Crime Stoppersに匿名で連絡するよう促されている

Arrest made after female students were photographed while showering at U of T

https://www.cp24.com/news/arrest-made-after-female-students-were-photographed-while-showering-at-u-of-t-1.6810434?__vfz=medium%3Dsharebar

2024-03-16

自分は寂しがり屋なんだと思う

から、小さなから部屋を暗くして寝るのが苦手だった。

いつからだったろうか。

窓のカーテンを開けば外の豪奢な灯りが一面に飛び込んでくるような所に来たのは。

出来るだけ部屋は暗くしている。そうしたほうが、動く者の姿がよく目に入るから

モニターは三台。dvdも三台。

横一列に並んでる。

流すのは常に映画。でも何を流すかまでは決めていない。

帰宅後、家に足を踏み入れると音が聞こえる。

トントン、というものかもしれない。ドシュン、ドシュンとレーザーを飛ばす音かもしれない。

映画は暗闇の中で流れ続け、誰もない観客に映像提供し続けている。

ひと段落ついて特等席のソファに座り、モニター三台が目の前に来る。

睡眠導入剤を温めたコンビニ弁当と共に胃に流し、ふわっと意識が次第に上昇してくるのを感じ得る。

それは意識睡眠覚醒狭間彷徨ているような感覚で、眠りに落ちる手前の崖に突っ立ち、そこで下を眺めているような状態

飛び降りない。そこに留まって俺は映画夢遊病のような状態で鑑賞し、次第に三つの映画ミックス、合わさり合って観えてくる。

映像は立体になりモニターの縁をぶらして揺らし、身体ゆっくり揺れては地震のような倒錯感。

次第にゆっくりと、ヨガ深呼吸のように緩やかに意識沈殿していき端の崖から飛び降りる。

その先には夢があり、半夢遊病状態から夢の中へ覚醒する。

誰かが何かを言い続けていて、どこかで爆発が起こりもしながら夢に入り、夢の中でも引き継がれ、朝に起きると頭が痛くDVDは止まっていて無音。

ゆるやかな喧噪を感じながら目を覚ます

都内の夜の交差点。誰もいない。信号機のみが呼吸する。ふいにオルゴール音楽が流れはじめ、時計が針の音を軋ませ、オルゴールが鳴り止むと信号が全て青に変わった。

そこで目を覚ました。今日平穏で慎ましく、調和のとれた一日が始まるのだと思う。

2024-03-15

注文住宅を建てた後で後悔したこと


玄関スイッチ

ドア横とリビングにあるけど、玄関にもう一つつければよかった。

玄関にいるとき電気をつけようとすると、ドア横のスイッチ玄関を上がったところから手が届かないから、リビングのドアを開けてスイッチを入れないといけない。

あるいはセンサーライトにすればよかった。

トイレスイッチ

廊下スイッチと一緒に廊下にある。

まれに一緒に消される時がある。

トイレの中につければよかった。

食洗機の音

リビングの隣の部屋で妻と娘が寝ている。

戸が引き戸なので、夜中に食洗機を動かすと音が気になるらしい。

食洗機深夜電力で使うことは諦めた。

ロールスクリーン

カーテン一式を頼んだときカーテンから勧められて何も考えずに2面くらいロールスクリーンにしたけど、視線が気になるところだったので後日カーテンに作り直した。家全部でいくらのパックだったから安いロールスクリーンを勧められた気がする。

駐車場の目地

砂利が嫌でゴム目地にしたけど、そもそも目地無しでって言えばそうしてもらえた気がする。

2024-03-14

目覚ましの延長は五分の睡眠増田すまんミイスノン畚はうょ賃江ノ島鮫(回文

おはようございます

朝起きてボーッとする時間必要身体が動き出すまで起き上がってボーッとしているそんな二度寝じゃないけれど、

その瞬間が心地良くって、

だんだんと暖かくそして日が明るくなる時間帯が早くなってきていると同時に日も長くなってきたかしら?って思うのよね。

春はもうすぐだわ!

いつも思うんだけど春眠。

目覚ましかけて起きてあと5分!

もう少しで良いのあと5分だけ!って時あるじゃない。

その5分で睡眠効果がどのぐらいあるのかしら?って思うのよね。

そしてまた5分!

それの繰り返しで目覚ましを止めつつ5分ごとの繰り返し。

これはきっとお布団の中が温かくてって状態だけなので

たぶん睡眠効果はないと思うので、

これは私のあくま研究結果の発表であるからにして

そうなったらもうえいや!って起きて

いや起きるた方がいいと思うのよね!

から今日こそは!って思って起きたらだんだんと春が来て近づいてくる初春のイキフンを覚えつつ

温かくなってきたことに対して目覚めやすいなぁーって思ったのよ。

だんだんと温かくなってきたと言うことに寝起きがいいことと

最近のしっかり最低でも6時間睡眠時間を摂ろうという実践的なこともあり、

なかなか朝快調なのよね。

睡眠計測も月平均今年平均もなんとか5時間55分!

あと5分なのよ!

でね、

睡眠測定デバイス

しっかりと人間が起きた起床したってことをなんか感知ちゃんとしているみたいで、

寝たふりして睡眠時間をよく測定しようとしても。

はい!起きてますよね!ってバレちゃうから

それもあって、

もうえいや!って起きるようにしたのよね。

スマホで仕掛けた目覚ましは鳴るけれど、

時計から止められるから

目覚ましが鳴って遠くで鳴ってるから起きて止めなくちゃいけない際にもう起きちゃう効果がないのよ!

リモートで目覚ましが止められたらそれは本当に目覚ましだと言うことなのかしら?

目覚まし自体存在について意義が問われるわ。

まあでもだんだんと外も明るくなる時間が早くなってきたから、

カーテンから漏れ入り込む朝日でソーラーじゃけん!って言いたいぐらいよ。

あーもうさそんななにこれ?

御託を並べていないでもうそれを言うならタニコーの五徳の如く、

5分延長してもしなくても良いなら

すぱーんと起きて朝イチの目覚めにインカにフォーカスを当てた方がいいのよね。

四の五の言わずに六までも七までも、

あと5分なのよねー。

覚悟を決めてスパン!と起きちゃうわ。

これが私の明日春が来たなら松たか子さんで言うところの

から投げ捨てた目覚まし時計が放物線を描いて飛んで行くさまは

春だなぁーって思うのよね。

諦めてシャキッとして起きることにするわ。

ずっすり起床時間前の寸前に目が覚めると、

それはそれでぐっすり途中で目覚めなかったのは良いけれど、

なんだか二度寝チャンスをゲット出来なくて、

ジャンピングチャンスを逃してしまったり、

オセロパネルクイズの角をどうして取らないのかーって児玉清さんばりに怒られたり

その二度寝チャンスを得ないなんか損した気もあるけど、

これはこれで

ぐっすり寝れたのか

二度寝チャンスをゲットしてエールフランスパリ旅行を獲得する夢を見るのか、

どちらかだと思うのよね。

そんなぐらいな5分のでもそんな二度寝チャンスなら

なくてもいいのかしら?って言うのが正直なところね。

あいつまでも御託を並べていても仕方が無いので

シャキッと起きて顔洗って出掛けるとするわ!

うふふ。


今日朝ご飯

パンスープね。

スープは平皿に入れて飲むヨーロッパスタイルじゃなくて、

マグカップに注いで入れるアメリカンタイプ

ユタ州クノールって町の本場コーンポタージュスープコーンポタージュスープ界隈の憧れでもあり

一度はのでみたい本格的な本場のコーンポタージュスープなのよね。

思いが馳せるわ。

デトックスウォーター

ホッツルイボスティーウォーラーね。

まだまだ電気ポットの活躍シーズンはオンなので

オフにするにはまだまだなのよ!

もちろん出掛けるときオフにするけど

いやそういう意味じゃなくて、

ずーっと今も活躍しているって電気ポットの話しね。

ホッツ温活に大活躍よ!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2024-03-13

家の周りに畑があった。生計の足しになってんだか、税金対策趣味レベルなのか、微妙分からんレベルの規模のやつが。

繁華街にほど近い都心部で生まれ育った連中から田舎と言われそうな、トーキョーといえば全部大都会だと思ってるような田舎から全然文明のある方だろと言われそうな東京西部郊外だ。

道路を挟んでウチのマンションの目の前にその畑の直売所があった。ガキの頃よくお遣いで行かされて、毎度オマケを持たされた。おれが通い始めた時はウコンとかよう分からんものを貰ってきて、姉におまけの豪華さでマウントを取られ大変不快な思いをした。曰く、自分が行けばトマトとかもらえるのにお前はウコンなんぞもろてきてどう食うねんと。

それでも通っていくうちにインゲンとか枝豆とか、トマトさえも貰えるようになってきた。ある日目当てのものがなくて手ぶらで帰ろうとしたところ、タダで数種の野菜を袋に詰めて持たされたのを割とよく覚えている。

そんな光景中学になれば無くなってきた。直売所が閉じたからか、おれが自我を持ち反抗期を迎えたからかは忘れた。

今やその手の地域ヌクモリティ的なものも煩わしいなと思う。事あるごとに「昔は素直で優しかったのにねえ」と言う母にイラッとして、人間は変わるもんなんです〜〜〜変化を否定すれば成長をも拒んでしまうんです〜〜〜いつまでも自我がなくて可愛かった子供記憶に縋りついててウザいです〜〜〜と反抗期のおれは心の中でそう思っていた。今でも全然思う。それでもやっぱり他人の親切に素直にあやかっていた時期もあったんだよなとも思う。

お遣いには行かなくなっても畑は以前在る訳で、家の周りの光景として、原風景の一つとして心に刻まれてる。好きからいかはともかく。

中学高校の頃、さっさと家を出たいという気持ちが常に頭の半分以上を支配していた時によく夢を見た。家の庭のフェンスによじ登って、夢特有のフワフワとした跳躍で畑を超えて行く夢だ。

逃げた先に何があったかは覚えてない。何もなかったかもしれない。少なくとも天国ではなかった。でも逃げる事に意味があった。

夢なんて大体理不尽不条理で謎の存在に謎に追っかけ回されるばっかりだし、脳のウンコしかない。示唆的なものがあるとかユングの類は全部まやかしだと思ってる。それでも家の裏の畑ばっかりは固有のモチーフとして何度も何度も出てきた。ウンコでも健康状態を知るのには役に立つのかもしれない。予知夢とかは全部嘘か偶然か思い込みだと思う。

夢に限らず、100mほどの畑沿いの道を歩くのは好きだった。夜中にひっそりと家を抜け出して、音楽聴きながら畑越しに見える団地電波塔送電塔みたいなデカ建造物をボーッと見てるとナイトホークスでも鑑賞してるような気持ちになれた。都会のダイナーには行けないけれど、郊外には郊外なりのものがある。

住宅街には住宅街の良さがあるとか言う人いるけど、おれは人の生活の息づきとかには何の魅力も感じない。人様の生活勝手に思いを馳せて勝手に感動するステーションバーめいた行為をおれは下品とすら思う。だから住宅街の静かな畑の特にまり返った夜中が好きだった。公園も悪くないけど、浮浪者とかおれの同類みたいな陰気ティーンや騒いでる学生風の集団がいたりしておちおち黄昏ぶってられない。

そんな畑もおれが高校卒業する手前辺りで、なんぼかを残しつつ潰されて家の建設が始まった。噂じゃ畑の持ち主はマンションを持ってて不動産収入があるらしい。やっぱり畑は本格的な仕事ではなかったんだろうか。

大学入って暫く経ってから一人暮らしを始めて、都心へよく行くようになった。今までは交通費も覚束なくて両手で数えられる程度しか行けなかった都心に。バイト先もわざわざ遠くの都心を選んだ。人の金で行けるのだから美味しい話だ。駅から駅の間を歩いても途切れる事なく繁華街が続く光景には心踊るものがある。夜中でなくとも歩いてて楽しい。夜中だと尚更楽しい

それでも人のいない静かな場所で過ごすのは変わらず好きだった。聖蹟のゆうひの丘までよく1時間かけて歩いて行った。カップルが多かったりしてちょっと落ち着かないけれど、高台から見下ろす夜景は畑越しに見える景色と通ずるものがあった。終電で行く冬の鵠沼海岸も夏の芋洗い状態が嘘みたいに人がいなくて趣深かった。多摩川もいい。場所さえ選べば人がいなくて、トランペット担いで行って一応ミュートつけて練習してみたりたした。「河原トランペットを吹く青年」を自分がやっている状況に興奮を覚えた。夜釣りと称して魚がいるか分からん場所で竿を振り回したりもした。ボウズのまま迎えた朝陽マジで綺麗だったし、なんか何かを急かされてるような気もした。この頃にはもう家の裏の畑を飛ぶ夢は見なくなっていた。

大学で色々あって最近また実家に戻ってきた。近所の景色マイナーチェンジはありつつ、まあたかだか数年の事なのですぐ目に馴染んだ。

畑の跡地の住宅地は、おれが出ていく前はほとんど更地だったのが割と家の形になっていた。家の骨格越しに電波塔が点滅する景色はなんだかディストピアめいた味があって、これはこれでちょっと好きだった。

施工は日々進んでいって、人気のない家の殻が出来上がって来る頃にはもう遠くの景色は遮られて見えなくなってくる。新しい住宅地の中には公園と称した小さなスペースも出来ていた。空き家に囲まれたそこで夜にタバコ吸いに行くのがなんとなくルーティンになっていた。

カーテンも張られていないガラスから工事用?の照明が付けっぱなしなのか、ほんのりと照らされるもぬけの空の部屋が見える。それを見ているとガラスをブチ割って土足で座り込んでタバコでも吸ってトレインスポッティングを気取ってみたい気分になってくる。廃墟どころか新居だし、そもそもそんな度胸はないので妄想まりだけれど。

つい最近からその住宅街にも一挙に人が棲み着き始めて、夜中に歩いていても家々から放たれる息づきからなんだか圧迫感のようなものを感じる。

件の公園日中はすっかりガキの遊び場になっているのを目にする内、なんとなく足が遠のいた。自分だけの場所地域の(幼い子供を持つ家庭の)共有物となってしまったような気分だ。元々おれの場所などではないのだけど。

それでも時々ベンチにストロング系のロング缶が置いてあったりして、なんとなく捨て主にエンパシーを感じたりする。

平成狸合戦ぽんぽこで描かれたような再開発へのメッセージとはまるで別種だろうし、開発といってもごくごく小規模なものだけど、おれはおれなりのイヤさを感じているのかもしれない。

おれは地域ヌクモリティがさァ!文化資本がさァ!とかそういう話がマジで嫌いだ。ネットでその手の話題が露悪的に語られがちなのもあるけれど、土地がどうあろうが各々の生き方次第だろって思うから。おれは構造主義より実存主義が好きだ。

そうは言っても都会なら都会なりに、田舎なら田舎なりに土地が育む心の特定の部位みたいなのはあるのかもしれんなって思った。

2024-03-10

カーテンを元気よく貫通する日差しにあてられてお出かけしたら鬱病になりそうなほど春の匂いがした。

花粉のせいなのか、えらくクシャミが出る。

勢いよくぶえっくしょいと出してしまえば結構気持ち良いのだけど、その寸前のムズムズする生殺し状態はあまり気分の良いものではない。そんなくしゃみの出る0.7〜0.2歩手前みたいな状態が常に続いている。

くしゃみが出そうな顔」をキープしていないと引っ込んでしまうのは何を思って設定されたシステムなんだろうか。ズルリと鼻をすすったり顔をくしゃりとしかめればすぐさま引っ込んでしまう。繊細だ。

逆に波を待ち構えてフワッと緩めてみるけれど、身構えすぎても引っ込む。無意識意識的にやらないといけない。趣味事の達人の領域みたいな話だ。今日は一日中目を細めて顎を上げ微かに歯を見せる、余裕気取って人を小馬鹿にしたような顔をしていた。

くしゃみが出そうで出ない時に延々と湧き出る鼻水を喉に引き戻し続けるのも不快なんで、昼時に入った飯屋のティッシュで豪快にかんでスッキリする。

空のくしゃみではなく鼻水が吹き飛ぶタイプのやつが来そうな気配があったけど、いざティッシュを手に取ると途端に引っ込んでしまう。万全を期した状態に及んで引き返すとはどこまでも逆張りが過ぎる、人体。

でも用を足すついでに、ふと巻き取ったトイレットペーパー自然くしゃみを抑えていた。ケツを拭くものであって鼻をかむものだと認識していないようで、くしゃみキャンセル効果は表れないみたいだ。人体ハックを一つ得た。

2024-03-08

おはよう

おはます

ぴちゃぴちゃ

雨かしら?

それにしても寒いですわ…

シャッ

まあ!

カーテンを開けるとそこは雪化粧でしたわ

薄化粧ですわ

ハイゼットトラックの可愛らしいアイメイクが素敵ですわ

2024-03-06

anond:20240306091120

白衣の天使に誘われてついていくと

カーテンの奥は個室ビデオ店でした・・・


期待して損したは…

2024-03-01

anond:20240301013056

倒れてるって

近所でカーテン開いてて観察できる環境かな?

2024-02-27

山崎製パン労災事故で噴き上がってるけどさ

この記事ね→https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/8048bdd4c0feb8b23a58b64d32270d05d436509a

 

いくつか工場で働いてた身からすると別に普通環境だと思うんだよね。ヤマザキ食べ物系では働いたことないけど。

番長く働いたフェリシモ下請け工場は、それぞれ熟練度に合わせてライン配属されるんだけど増田初心者だったので一番楽なチラシ入れ。

ローラーコンベアーで上(中二階みたいなところで男性陣が段ボールカタログ商品を入れる)から流れてきてずらーっと並んだ女性陣が内側に貼られたシールの色を見てチラシを入れていくんだけど、まあ増田無能なのでシールの数が多いと間に合わなくて工場長がやってきてコンベアー止めるんだよね。だけど毎回そうなるわけではないのでこんなレベル人間でもそれなりにやっていける仕事なわけよ。

ずっと立ちっぱなしだしローラー見ると酔って吐くからローラーは視界に入れずに箱だけ見て判断しなきゃいけないし、午前中はトイレ休憩なしで午後は15時に順番にトイレ休憩があって、なぜか勝手に一時間残業させられてるけど(ちゃんと25%増しだった。繁忙期は終業の18時になると20時まで残業できる人は残ってくださいって工場長が言って回ってたけど二重残業じゃね?)それでも相対的には楽というかまあ仕事なんてそんなもんだろうな~とは思える程度だった。

ちなみに時給は800円。日雇い派遣会社を通して行ってたからそんなもんかと思ってたけど、ある日の朝礼で工場長が「みなさん2000円払ってるんだから相応の働きしてもらわないと困りますからね!」みたいなこと言っててファッ?!とはなった。

トラックトラクターが止まるところと増田たちが作業してる場が隣り合わせで、一応透明のカーテンかけてるけど夏は暑いし冬は寒いんだよね。全員の足元に暖房機置いてあっても全身は寒いトラクターみたいな機械カーテン開けてすぐ近くを通っていくたびに暑い寒いし、それらが通るときは危ないのでライン止めてみんな動けないの。なんか死亡事故起きたことあるらしくてそれ以来そんな感じらしい。通るときずっと工場長が「死にますから動かないでくださいよ~!」って言っててじゃあ安全に通れるように改築しろよ、スレスレじゃねーかと思いながら棒立ち。怖いからね。

あ、あとチラシ入れの最後機械テープ貼りするんだけど人間サポートする必要があって、かなり危険で腕飛ぶから慣れてる人が配属されてた。別の派遣会社から2年ぐらい来てる若い女性がやってて尊敬眼差し

なんだかんだいってここが一番長かった。慣れるとどうってことない。

 

一番楽だったのは会社知らんけど医療工場

箱に詰められた注射器を別の箱に詰めるみたいな作業で、座れるし冷暖房効いてるし環境的には一番良かったけど、遠いしなんやかんや言って交通費出してくれなかった(遠いところなら交通費出すって派遣会社が言ってたのに)のであんまり行かなかった。

 

一番しんどかったのはユニクロ。直か下請けかは知らん。ここはマジでずっと走り回らないといけなかったのよ。番号とか見て棚に積んでる商品を持ってきて箱詰めして出来上がったらベルトコンベアーに乗っける作業なんだけど一日中ずっとこれ。走り回りながらやっても捌ききれなくてめちゃくちゃ怒られる。半泣きで作業してたらベルトコンベアーの土台に足ぶつけて親指の爪剥いじゃったよ。帰宅しても痛くて靴下脱いでびっくり。

他にも色々工場行ったけどここだけ異次元の忙しさだったから一日しか行かなかった。

 

増田10代後半の時だからもう20年近く前だけどたぶん変わってないよね。フェリシモはあの時よりも認知度上がってるから良くも悪くも変わったかもしれんけどユニクロは良くも悪くも変わってなさそう。

ていうか下請けがやったことだと関係いか

 

思い出しながら書いていったのでぐだぐだになったけど、要はわたしらの享受する社会なんてこんなもんすよということで。

2024-02-23

骨格診断は別に「骨格レベル短足デブは諦めてカーテン巻いてろよwww」ではないよ

ヒトカゲゼニガメフシギダネの三匹から自分に合うのを選んでね」

と口にすることで、そのどれからも選ばないという選択肢から相手意識を遠ざける心理学的な商売テクだよ。

2024-02-22

空白12職歴無し35歳新聞配達7日目ワイ、起床

昨日、不規則な天候の中サウナスーツ状態で汗を掻き散らかし緊張の糸が切れ、片頭痛に見舞われ6時間ほどしこたま吐いて収まったわけである

いったい片頭痛は何のために備わった機能なのだろうか?。

片頭痛では閃輝暗点による視野欠損から頭痛に加え嘔吐を繰り返す、その間はずっと布団に横たえている。

この片頭痛の発生条件が全く分からない。

自宅でベッドに横になって雑誌を読んでいるときゲームをしているときジョギング中に、お散歩中になったこともある。

今回のように自律神経に過度の負荷がかかったときに発生することもあれば、リラックスしているときにも起こる。

発生中はカーテンを閉め電気を消しラジオも点けずベッドに身を横たえひたすら安静にしている。

頭痛に見舞われ身を起こし吐く、吐くと1~2分程度頭痛が軽くなり横になる、また吐き気に見舞われ・・・というループを繰り返す。

・吐いている間は涙をボロボロ流すし、鼻水もドボドボ出る。

・吐いていると頭痛が起きている場所が移動する、目の上あたりだったのが頭頂部のあたりへ行ったり。

・痛みの質も変わる、どよ~んとした漫然とした痛みだったり、シクッという刺すような痛みになったり。

悪寒もする、厚着して毛布と布団をかぶっているのにまだ鳥肌が立ち続ける。

これを何度も繰り返していると何となく感じるのは、

「脳が片頭痛を通じ自律神経の色んな閾値再確認しているのではないか

ということだ。

生体機能を維持する上で、どこそこの温度が何度を超えたら汗を出す、なんかの血中物質の濃度が何%を超えたらある脳内物質を分泌する、というように脳は判断を下しているのだろうが、

今回のような、自律神経は冬モードなのに、冬なのに春並に暖かい異常日に、冬の装いに合羽も着て汗をダラダラ掻きながら、深夜に多少の緊張の中で爆走なんてことをやると、自律神経の閾値に外れ値がいくつも発生するであろう。

「おいお前どういう状況やねんこれ対処しきれへんやんけ」というように脳はクソほど混乱する。閾値再確認および再設定をするための時間必要とした脳は、行動しようとする身体を無理やり安静へと追い込むため片頭痛を起こしている・・・

というのは発生条件のうちの一つとして有り得る話ではないかと次第である

痛みが移動するのも何か確認しようとしてる感あるんだよな・・・メンテおじさんが脳内のお部屋を移動してメンテ作業してるのかな、みたいな。

リラックスしてる時に起こるのはガチ意味わからんけど。脳が何考えてるのかわかりゃしませんわ。つくづく文字を思い浮かべてる脳と脳の本体って別だよなあ。

今日合羽切るし服を1枚減らしていこうかなあと思うけど、こういうことをやった日に限って気温がまたコロッと変わったりしてまた狂うんだよな・・・

本当の敵って自分身体だよほんとに。

水分だけ持って行っとこっと。

2024-02-20

家を建てて5年が経ちました

場所関東郊外都心へのアクセスは良い)

住宅⇒建売、分譲住宅(同じ感じの家が10軒くらいある)

私⇒30代、子ども二人


玄関

広い方がいい。狭いと予想以上にストレスベビーカーとか置くのはもちろんのこと、子どもがいなくても大きめの荷物宅配物)とか一時的においておきたいもので案外場所をとる。玄関は広くしよう。


芝の管理が面倒すぎる。夏場は2週間に一度は芝刈りをしないと草ボーボー。1~2時間ぶれる。汗びっしょ。狭いし虫もたくさんいるし野良猫の糞もあるしでまったく使っていない。結局芝を全部引っこ抜いて人工芝にした。とても快適。芝刈り機はメルカリで売れた。夏場にプール出して子どもと遊ぶとか、家庭菜園をしたいとか、明確な目的があるんだったらいいと思う。要はメンテするコストに見合った価値があるのかどうか。うちは無いかあきらめた。砂利を敷き詰めても良いと思うよ。雑草が生えにくいように防草シートはちゃんと敷こうね。


邪魔。なんであるのかわからない、と思ったけどお隣さんの玄関の目隠しになってるっぽかった。緑があるに越したことはないんだけど、放置するとこれも草ボーボーで通り道をさえぎられるから仕方なく定期的にメンテやっている。これ全部抜けば駐輪場スペースが新たに生まれから数年以内にやろうと思う。



外壁

汚れてきた。特に北側。もう少ししたらヒビが出てくると思う。定期的に塗りなおししなきゃいけないのが憂鬱お金もかかる。家建てるときには案外考えていなかった費用。ちなみに田舎実家は20数年間で一回も塗り直ししてないからいたるところにヒビがある。



宅配ボックス

置き配が浸透して使用頻度減ったけど、まあまあ使っている。割と入りきらない荷物も多いから選べるなら大きめ(奥行)のを選ぶといいと思う。



ベランダ

いらない。洗濯物は乾燥機と浴室乾燥毎日からもう何年もベランダを使っていない。何年も使わないと汚くなるから余計使いたくなくなる。布団も布団乾燥機だ。雨漏りの原因になるからメンテしなきゃいけなくて少し憂鬱。これが無ければもっと家が広くなったかもしれないのに。



日当たり

冬場は特に重要。晴れの日はカーテン開ければエアコンいらないくらい暖かくなる(窓には目隠しシートを貼ろう)。太陽は偉大だ。分譲住宅でどの家にするか選ぶときに、事前にマップみながら日当たりの一番よさそうなところを選んだよ。これが正解だった。お隣さんとか日中でも向かいマンションにさえぎられて真っ暗だもん。Shade Maphttps://shademap.app)がすごい。日当たり具合が地図確認できるよ。試しに我が家も見てみたけど正確。



廊下

郊外といえど土地に限りがあって、一階に廊下が無くて二階への階段洗面所&脱衣所へはリビングから直接アクセスする間取り子どもが大きくなったらお互い気を遣いそう。せいぜい7-8年くらいだろうけどね。地元の姉の家は廊下があって羨ましい。



トイレ

広い方がいい。特に一階のトイレが狭い。でも優先度は低いかな。二階は広めだからそっちを使っている。あと、トイレタンクの中は数年に一度は開けて掃除した方がいい。えげつないことになってるから



床暖房

5年で一回しか使ってない。しかも間違えてOnにしてただけ。快適だったけどね、別にエアコン暖かいし?とか思うと別に使わない。



エアコン

自動洗浄の機能はいらない。きれいにならないし業者に頼むときに料金割り増しされる。結局プロ一年に一回キレイにしてもらうのが一番。先日数年ぶりに掃除してもらったら黒い水がドロドロ出てきて、そのあと明らかにエアコンの効きがよくなったから驚いた。



照明

ちょっと高くても調光調色のやつがいい。特に夕方から夜にかけて、段々暖色に変えていくと大人子どもも徐々に寝るモードになる。スマートリモコン自動的に設定している。夜に真っ白のライトはもう無理。まぶしすぎ。



ご近所づきあい

最高。分譲住宅から同じような世代家族構成(小さい子どもがいる)、みんなその土地は初めて、みたいな家族ばっかりだからすぐに仲良くなる。子どもと一緒に何度もお互いの家々で遊んでる。どんなに立派な家でも周りの人間関係が最悪だとストレス半端ないからこの点すごいありがたい。都心に近い郊外からもっとドライかなって思ってたけど、結構ウェット(いい意味で)。賃貸だとドライだけど、持ち家だとみんなそこに長期居住する前提だから自然関係を築こうとするマインドが働く、気がする。


立地

メインの道路沿いはマジでうるさい。できれば住宅街がいい。片側一車線でもうるさいバイクや車は一定いるから避けられるなら避けたい(これまでの賃貸アパート経験)。一軒家だと防音性能高めだから気にしないのかな?よくわからん。あと庭が道路に面していると人によっては子どもと遊ぶときに人の目を気にするかもしれない。あ、あとハザードマップ的には割と終わってる場所だった。100年に一度の大雨で河川が氾濫するとおしまい。これは祈るのみ。何年か前の台風直撃でも大丈夫だったから若干楽観的。はてなにある、家が浸水した時のまとめはちゃんと保存して定期的に見かえしている。


満足?

満足。いろいろ不満言ってきたけどトータルでは大満足。コロナ前で住宅価格が上がる前だったし。純粋に家が広くなったし子ども足音とか叫ぶ声とか夜泣きとかあっても周りを気にしなくていいし、周辺の人間関係が良好なのも大きい。注文住宅とかおしゃれな家憧れるけどねーーー。でも吹き抜けで天井付近にある窓とかみて「あれどうやって掃除するんだろ?いまたぶんホコリめちゃたまってるよね?」とか思ってしまう。無意識な僻みもあるのかも。これ妻に言ったら「そういう余計なこと言わない」って怒られた。

2024-02-19

継承は欠陥機能から使うな

class Hoge(Foo) {
  // ...
}

なんてことは論理的にあり得ない。

HogeをFooとみなすかどうかは、一般的文脈によるからだ。

からHoge定義にFooのサブタイであることが課せられるのはおかしい。

ましてや、Fooの実装がinheritされるのは尚更おかしい。

例をあげよう。

カーテン家具でもあるし布製品でもある。

しかし、カーテン家具一種だとみなすか、布製品一種だとみなすかは、文脈による。

からカーテン定義にそれが家具であるとか布製品であるかいう条件が課されるのはおかしい。

インタフェースでも同様である

また、インタフェース実装おかしい。(たとえそれがクラス定義インタフェース実装が分離された場合、いわゆるProtocolというパターン、であっても)

AがBであるとき、AをBとみなす方法一般的には複数あり、どの方法によるかは文脈によるからだ。

たとえば、裏返して着られるパーカークラスWearableインタフェース実装しようとしたら、どちら向きをwear()メソッド実装するか定まらない。

から、A implements Bが一通りしかできない言語論理的に欠陥がある。

継承問題になるのは使い所が難しいからではない。

論理的に間違っているからだ。

2024-02-18

人類必要なのは自動家電でも時短家電でもなくロビタ

カーテンを開けて起こしてくれる、一緒に料理掃除をやってくれる、エントリーシートの内容を一緒に悩んでくれる、ご飯食べた後に早くお風呂に入れと言ってくれる、夜中にスマホやめて早く寝ろと言ってくれる、そんなロビタが必要

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