はてなキーワード: パンタグラフとは
蕨変電所の火災でJR線が止まってる問題だが、これは直ぐには復旧できない。恐らく世の人が思っている以上に大きな事故なんである。
何故なら蕨変電所は普通の変電所と違ってハブになる変電所なので東京の1/3の路線に送電できなくなるからなのだ。
その影響は過去の事例から見て不通の解消に1日程度、つまり明日の朝は東京北部のJR線は走らないと考える。
そしてダイヤの大幅な乱れや並行私鉄線の殺人的な混雑は1週間程度続くと思われる。
まず、送電というのは発電所--変電所--変電所--変圧器(電柱の上)--家 となってるのだが、鉄道の場合はちょっと違う。電車が直流で走るからだ(関東以西)。
電力会社の変電所--鉄道会社の直流変電所(ここで交流→直流化する)--架線
国鉄はコストダウンの為に大需要地である東京での電力の自家調達に努めた。因みに見る角度で本数が変わる「千住のお化け煙突」っていうのは千住の国鉄石炭火力発電所の事だったのよ。
それが
・川崎火力発電所(火力/ガスタービン式、燃料はパイプライン供給の天然ガス/鶴見線扇町駅近く)
・信濃川発電所--武蔵境交流発電所(中央線武蔵境駅近くで見える巨大変電所)--沢山の直流発電所--架線
・川崎火力発電所--鶴見交流変電所(湘南新宿ラインで東海道線から分かれて直ぐに見える巨大変電所)--沢山の直流発電所--架線
となっている。そしてもう一つが今回問題の蕨で
・東京電力(パワーグリッド)鳩ケ谷変電所(岩槻街道沿いの超巨大変電所)--JR蕨交流変電所(蕨-西川口間にあるが少し線路からは離れている)--沢山の直流発電所--架線
となっている。
そして各系統間で電力を融通する為の「連系線」というのが、蕨--武蔵境--鶴見と各交流変電所間にあるんである。蕨交流変電所の隣を電車で通ると「JR蕨」って書いた鉄塔が見えるが、あれが蕨--武蔵境の連系線の鉄塔だ。(東電鳩ケ谷-JR蕨間は地下ケーブル)
因みに福一原発事故で外部交流電源途絶といった時の外部電源はこの連系線の事だよ。
ここで重要なのは、電気は各系統のを混ぜて使うって事は出来ない。
何故なら発電所は交流で位相(+と-が入れ替わる周期)が合っていない。それを「混ぜ」ようとすると打ち消しあって電力が減るし、それ以前にショートと同じだから送電線が爆発する。
だから連系線の電気を使う時は交流変電所から直流変電所への系統ごと切り替えるんだな。
こういう訳なので、架線も直流変電所ごとに区切ってある。その区切りが「エアセクション」ってやつ(架線が変電所系統ごとに平行に張ってある)。よく「エアセクションで電車が止まって立往生」になるのはこういう訳で、変電所毎の区切りをゆっくり進んでしまうとパンタグラフで各系統をショートさせた形になるから過熱して溶けたり燃えたり爆発する訳だ。
ここまで読んでもらったら、蕨交流変電所の復旧が2ステージに分かれる事が判るだろう。
過去に新宿直流変電所が爆発してとんでもない混乱が発生したことがある。山手線が中央線と合流する直前にその間に挟まるように白青の変電所が見えるが、あれが新宿直流変電所。事故以前は小さくてぼろっちい建屋だった。
1994年12月11日は冬の嵐で、多摩地区などでは雷が発生して交通網が混乱していた。そんな中、新宿変電所が漏電により出火。消防隊が臨場したが電気火災なので水を掛ける事ができない。そこでJR社員が遮断しようとしたがもう破壊され尽くしていて不可能。
すると上流の武蔵境交流変電所で遮断するしかありませんな。変電所火災は放っておくと変電器などが破裂して中の絶縁油に引火して大火災になっていきます。
ハブになっている武蔵境で遮断したら当然、東京中の路線も駅も停電して大混乱ですわ。因みにJRの場合は新宿にあるJR病院や本社ビルまで停電しちゃうのな。
それでやっと消火したけど新宿変電所は20万Vで溶接機振り回したような状態で建屋も完全破壊。復旧不可能ですわ。
仕方ないので新宿変電所を切り離す工事をして仮復旧。これで武蔵境から他の変電所に送電できるようになった。これに一日掛かってる。でも電力が足りないので相当な間引き運転で、振替先の私鉄地下鉄各線殺人ラッシュに。
次に新宿が受電してた送電線を他の変電所につなげる分散工事をして復旧。これで普通の運転間隔に戻せた。これが1週間。
話の脱線なんだが、新宿変電所を立て直す際にJRは送電の容量アップ、冗長化を進めたのね。それはインフラ企業として正しい事。
でも冗長性は普段は遊びになっちゃう。そして蕨からの送電は東電への電力料金が発生する。鶴見の発電は天然ガス代の支払いが発生する。信濃川はタダだ。連系系フルに活用できるだけのインフラも増強した。但し取水制限がある…。
という訳で「冗長化した設備の有効活用」が動機になってああいう不正をするようになっちゃったって面があるのよね。
新宿発電所の事故はこんだけ大変だったのだが、新宿はスター型結線の末端(少しハブの機能もあった)。
それに引き換え、蕨は大本のハブなのだ。今回の自体の深刻さが判って頂けただろうか?
望みは連系線フル活用できるように冗長構成がされていて信濃川でインチキしていた頃の取水をすれば被害を減縮出来そうってところ。
明日あたりに国に「蕨壊れちゃった…」と言って取水量大幅アップの許可取るのでは?それと川崎火力のタービン全開にしたら運転間隔半分までにはしないで済むかもしれない。
増田の家は東京北部なんだけど、昼過ぎに2度瞬停があって一瞬暗くなり、デスクトップパソコンは落ちなかったが電子制御の扇風機は動作不安定になった。
今考えるとあれが蕨での事故の瞬間と東電鳩ケ谷の遮断の瞬間だったのかなと。
蕨交流変電所の役目知らない人は「何時復旧するの」とイライラするが、知ってたら諦めた方が良いと判るね。
それでも会社に行かねばならない人は線路脇の送電装置類を眺めてその機能を調べて時間を潰したらどうだろう?電車撮ってる鉄オタは白い目で見られるけど、送電系が気になる銅オタは白眼視されないのでおススメです。
自分は小さい頃から乗り物が好きで、高校生の頃までは鉄道研究部に入っていた。18きっぷで全国各地を周る「乗り鉄」だった。
Twitterでも鉄道好きの同年代とFFになり、いわゆる鉄道クラスタの一員となっていた。(今はもう言わねえのかな、Twitterでの「クラスタ」って。)
しかしながら、治安の悪さにだんだん嫌気が差してきたのである。
「乗り鉄」メインだった界隈に属していたので、撮り鉄の蛮行(罵声、運行妨害、無断侵入による場所取りなど)を非難する側にいた。だが、連中は自分自身が正義だと思っているので注意や非難は聞き入れない。
なんなら警察・駅員すらも敵視し、バカにするのが撮り鉄界隈の雰囲気だったと思う。例えば、警察のことを「税金」(給料が税金から来ている者という意味)と称してあげつらう文化などがあったようだ。
こういった状況から、撮り以外の分野の鉄オタ(乗り鉄、模型鉄など)は、撮り鉄のことをアンタッチャブルな存在として扱っていた。例えるなら、同じ地域に住んでいるヤンキーを咎めたりせず、関わりを持たないために見て見ぬ振りをするのと同じようなものである。
今考えると、こういった見て見ぬ振りが撮り鉄を調子に乗らせてたのかもしれないと思うが、かといってどうしたらいいのかは分からない。本当に言葉が通じないようなやつもいたし。
そういった界隈の雰囲気の悪さに絶望し、鉄道・列車自体が嫌いになったわけではないが、趣味として鉄道を追いかけるのを自然とやめてしまった。
その後、意図的に別の乗り物を選んだわけではないが、なんやかんやあって航空ファンになった。大学生・社会人になってからは(コロナ前までは)飛行機に乗ってあちこちに飛んでいた。そして、旅先の展望デッキで飛行機を撮っている。
航空ファンにも飛行機を撮ることをメインにしている人たちはいるが、治安が全く違って驚いた。
(ちなみに、バスファン・船ファンの友人たち曰く、バス・船趣味も治安に関しては航空と似たようなもので良好らしい。)
江ノ電の件で分かったと思うが、撮り鉄は非オタに乱入されると罵声を上げる。乱入というか普通に通っているだけなのだが、それにキレるのは撮り鉄の悪習の最たる例であろう。
航空ファンでも一般人の乱入はよくある話だ。たとえばエアフォースワンが来日する際など、展望デッキは人で埋め尽くされるし。
言うなれば「邪魔」なはずだが、そういった状況でも罵声を上げる人を見たことがない。非オタが来ることは織り込み済み、その環境でどうやって撮っていくかを考えている傾向にあった。
飛行機の撮影では不法な場所取りなどを見たことがない。もちろん、空港に不法侵入した時点で捕まるというのはあるかもしれないが。
ごく稀に見かけるならず者(公道に三脚を立てた者)に関しても、SNSで「あそこで撮ってるやつ居たけどダメだろ。そのうち撮影自体が禁止になるし、こういう行為は許せない。」と複数名が批判しているのを見た。
これが撮り鉄だと、その不法な場所で撮るのが当たり前になっており、それに疑問を抱くようなことをすると逆に叩かれるのである。
前述したように、撮り鉄界隈は「撮影が第一、それを邪魔する駅員・警備員はクソ野郎だ。」という雰囲気があった。どう考えてもおかしい。
他の趣味ではむしろ「趣味のために邪魔しちゃってすみませんね」というスタンスでやっている人が多い。もちろん無礼な人もゼロではないと思うが、圧倒的に少ない。
撮り鉄界隈には「激V」という言葉がある。要は上手い写真が撮れたという意味なのだが、この「上手い写真」の定義が非常に狭い。
列車の編成が順光で全部収まっている、見切れていない、列車に周囲のビルや木などの影が落ちていない、パンタグラフに架線柱が重なっていない(串パン)など、様々な要件が挙げられる。
撮り鉄が投稿する写真を見ると分かるが、どの写真も同じような構図(編成写真)ばかりである。要はこの型に収めないと評価してもらえないし、彼らも満足しないのである。
もちろん、これを満たすための撮影条件は限られている。だからこそ熾烈な場所取りが行われ、マナーの悪化に繋がっているのではないだろうか。
航空ファンの界隈でもある程度上手下手の話はあるが、この構図に収めないといけないという話を聞いたことはない。(展望デッキなどからの撮影にはどうしても限度があるため、妥協が生じている結果かもしれないが。)
撮り鉄もクソだが、走行中の列車に張り紙したり、窓から物を出して撮り鉄を妨害する「妨害鉄」という連中もいる。
こいつらは撮り鉄が乗るようなマニアックな列車にしか出没せず、通りすがりの一般人とは異なる。
こういったクソガキの潰し合いのような話は他の趣味では聞いたことがない。
https://stat.ameba.jp/user_images/20210523/09/amooi-310/23/14/j/o0640042414946060881.jpg
https://livedoor.blogimg.jp/menssokuho/imgs/a/4/a45ba397-s.jpg
どうしてここまで治安が違うんだろう。
航空趣味は金が掛かるから?バス・船の趣味は人口が少ないから?色々と理由はあるかもしれないが、決定的なものがわからない。
少なくとも、撮り鉄界隈はすでにマナーがクソ最悪になっており、新規参入者も「このマナーでいいんだ」とマナーが悪化していく負のスパイラルに陥っているように思う。
自社比較で18%打鍵圧力が軽減されたというこの機種。近所で1100円代だったので購入。
フラットかつアイソレーション式のキーで、方式は価格なりのメンブレンだが、確かに従来ほどの力は必要ない。
ただし所詮メンブレンなので「ごわごわ」とした圧力感からは逃れられない。このへんは薄型のパンタグラフに勝てないところ。レビューにあるチャタリングなどは今のところないものの、少々スペースキーを誤って打鍵してしまいがち。今の所打ちやすさも打ち難さもないが、長時間使用しなければ指への負荷のかかり具合がわからないところ。通常のメンブレンより指のポジションを若干平にしておける点は良いのかもしれない。また、通常のチョコレート型よりもキートップの端が引っかかったりすることがないところは良いと思う。
右上のLED三種は透明感があって良いし、キーボード自体が安物感がなく重量があるので値段の割に高級感がある。まあELECOMのロゴは入ってるけど。
これは良いところというべきか。ある程度のメディアコントロールが可能。いわゆるノートPCとかに付いてるアレ。
扉を開けて換気していたら顔合わせ。こいつは人間のこと警戒してなさすぎで、外で逢ってもこちらが一メートル以内に入って初めて逃げる。のんびりしすぎててこっちが心配になるやつ。ふくふくしてるので家では良い餌をもらっているのだろう。残飯どころではない。
高級って幾らぐらい指してるんだろ。
東プレの3万前後のか、下がってFILCOの1万5千ぐらいのか、それとも5千ぐらいで高い扱いか。
高いのはほぼメカニカルだから、そもそもそれらが合わないと買う意味がない。
値段よりは打鍵の色々な面から見て、家電量販店に結構サンプル並んでたりするので触ってみて選ぶべき。その結果高いキーボードを買う可能性もある。
以下、色々な面。
どれだけ深く押せばキーが反応するか。普通のは4mm程度、浅いのは2mm程度。1日3万打鍵するとして、指の移動総距離が6万mm=60mになると考えると意外とデカいか。ただ、浅すぎるとうっかり触ったときも打鍵扱いになり誤爆しやすい。
また、高い奴だと、いいとこ取り的に「4mmまで押し込めるが2mmほど押し込んだところで反応してくれる」だったりする。
・反発
押したときの反発。高級なのは強め。コレは強いと打鍵後に自然に指が戻って次の打鍵に移行しやすくなるから良いといわれている
・打鍵音
会社やボイス通話しながらだと静音重要。ただ派手に鳴らしたい人もいるらしい。
・打鍵感
触感的なもの、合わないとストレスになることも。メンブレンはペコペコ(特に安いの)、パンタグラフはスッスッ。
テンキー付きか、とか。日本語配列が気に入らなくて英語配列を選ぶ人もいる。
・キー配置
最近は「アイソレーション」なるものが増えていて、コレはキーの間隔が空いている。押しやすいというのが売りだが逆に合わない人もいる。
この辺も参照。
https://kakaku.com/pc/keyboard/guide_0150/
言及した当人はテンキー付きパンタグラフ(この系統がゲーミングしかなかったので光る、5000円)と薄型メンブレン(2000円)を気分で使い分け。
押し込み浅くて反発無いのが好み。
先週,zenbook3を一目ぼれして買った.田舎なのでネット通販で最安値でgetした.
箱を開封する瞬間が最大のテンションであった.
見た目はmacbookのパクリなのだから悪いはずがない.重量も軽い,厚さも手帳より薄い.
だけれど,起動してしばらく使っていると,違和感を感じる.
なんかミスタイプが多い気がする.
どうやら,調べてみるとキー同士の間隔が標準的なものよりも1mm程度大きいらしい.なるほど,ちょっと指を広げないといけない気がする.
この時点では,使い続けるか迷った.しかし,2-3日使ってもなれる気配がないしイライラが募った.
他のPCとキーの配置を比較すると,なるほどなと思った.特に,上下のキーの対応を見ると,Dキーの丁度中間にEとRキーの境目があったりして,指が混乱する理由がわかった.さらに,キーの感触も良くない.これたぶんパンタグラフじゃなくてメンブレンだろうな.感触を擬音であらわすなら「スコスコ」っていう感じだった.昔秋葉原で買ったjunk静穏キーボード(500円)と同じ触感がする.トドメとして,各キーの中央を正確に打鍵しないと反応しない.キーピッチが狂ってるので,指がキーの端部を押してしまうたびにみす
ライターとかノマドではないが,文章を作る仕事をしているのでコレは致命的.キーボード以外は気に入っていたが,そもそもキーボードがダメならタブレットと同じだ.キーボード以外を重視する人にはおススメするが,それならタブレットでいい.ノートPCにこだわる唯一の理由がダメダメだと気づいたので,悩んでしまった.
対策を考えてみたが,外付けキーボードは携帯性を重視してるんだからありえない.そう考えるとさっさとzenbook3を売ることにした.決断まで1週間.
売ったら60k円だった.50k円,一日あたり7k円の高いレンタルPCという勉強代になった.