はてなキーワード: なにげにとは
急に怖くなってきちゃった。
なんでこんな事言ってるかと言うと三連休だから久しぶりに知り合いとアキバでフラフラしたら「リコリコの二人って新作ではキスぐらいするのかな」みたいに言ってるオタクが後ろの席に居たから。
でもまあ俺も男だからさ、そういう妄想が膨らんでしまうことはあるんだが、とはいえ流石にそれは同人誌のネタぐらいに留めてるわけさ。
だが恥ずかしくも男オタクの中にはその妄想と公式の境界がぶっ壊れて、心臓追跡レースも恋愛感情の暴走が起こした現象だと思っとる奴らがいるみたいなわけですよ。
いやほんま怖いわ。
じゃあ女オタクの場合は悟空とベジータが「コイツ……なにげに綺麗な乳首をしているな……ゴクリ」みたいな間柄だと思っとるやつもいるんちゃうかと不安になったわけ。
実際どうなん?
ほむほむはレズだからまどかに固執してるという妄想が日本中に蔓延ったように、マイキーとタケミチの間にあるのはボーイズラブだという誤認が存在してるの?
https://anond.hatelabo.jp/20230817094740
↑の件。そこそこややこしい経緯を辿ったパターン。
結果、二人が納得していればいいんじゃないかなと言う話。
シンプルに言うと以下の二点。
①妻は俺の通称姓に改姓した
②その上で妻の戸籍に入り、妻の姓にした
ただそこに、そこそこな流れがある。
俺自身は在日コリアン3世で、学校を卒業してからの社会人生活ではずっと通称姓を使っていた。
妻と知り合って交際を始め結婚を考えるときに制度を紐解いていくと、夫の姓になる場合は妻も子どもも俺自身の本名の姓になるようだった(俺自身は通称姓を使い続けることができる)。
一方、日本で生きていくことを考えた場合妻と子にちょっとしたタイミングで生じる差別的なストレスを与えたくはなく、日本名としての姓を名乗るのが良いと俺自身は考えていたので、妻の姓を名乗ろうと話を進めていた。
またそうした子どもへの影響を考えて帰化の申請も考え始めていたが、なにげに準備含めて数年手続きに要するしこれ自体通るかどうかわからないのが実際のところだった。
なのでタイミングなど諸々悩んでいるとき、妻がどうしても夫の姓に入りたいという話をしてきた。どうやら結構なこだわりのようだった。
そこで取った手段は、
という二軸だった。
そうして婚姻届けを出したあと妻は俺の通称姓に変わり、一見は同じ姓を名乗っているような状態(戸籍には入ってないので厳密には違う)というのが数年続いた。
同時に俺は帰化申請手続前の書類集めに数年費やし(人によるが俺の場合は正直結構大変だった)、申請を出して一年。結婚してから3年ほど経ったあたりで、ようやく日本国籍を手に入れた。
その際に戸籍を作るかどうするかを求められたが、妻の戸籍に入り妻の姓(元々の通称姓)になった。
そんなわけで、妻の姓になったけれど俺自身対外的な姓は変わっていないという状態になった。
妻のこだわりはその後の結婚生活の中で何となくわかってはきたけれど、当時はなんでそんなややこしいことをと思ったのは正直なところだった。
とはいえ、俺との結婚をと考えたときに裁判所で改姓をするという選択をした妻には、凄いなという思いとありがたいという気持ちは今も持っている。
ちなみに双方の両親には全く相談せず、すべてのことを進めていた。
オタクコーデにもそれぞれ文脈があって、バンダナチェックシャツインジーパンコーデは「カメラ小僧コーデ」。
バンダナしているのは汗が目に入らないようにするためのもので、ぶっちゃけこれは手ぬぐいで代用してもいいけど、重要なのは「汗が目に入らないようにするという目的を忘れてない」こと。
チェックシャツをインするのにも二つの文脈があって、「アイドルカメ子」の場合はオシャレ目的だけど、「鉄道オタク」の場合はお母さんや先生がシャツはインしろと言ったのを人類の掟として守っているから。
ジーパンについて絶対に忘れちゃいけないのが「動きやすい格好である」という部分で、もしもここがピチピチ系でしゃがむのに邪魔になるようなジーパンだと本質を見抜けてないのがバレバレ。
なぜなら椅子・三脚・交換用フィルム・予備カメラ等を入れる必要があるから。
アイドル追っかけをするなら推しにカッコイイと思ってもらうために必須になるし、鉄道オタクをする場合は野をかき分けて撮影スポットを確保する場合があるのでこれまた必須。
アキバは本番じゃないんだから装備軽くて良いとかそういう発想はない。
オタクは極端なオンオフ思考の生き物だから、オタクモードになった時点で装備品はいつも一緒。
この辺をちゃんと分かって無さそうなオタクコーデは見てられないね。
このオタクコーデが「昭和カメラ小僧コーデ」であって最近の「チー牛都市迷彩コーデ」とも違うし平成に流行った「ダークネスブラックナードコーデ」ともまた別だってことも分かってないとどこに寄せているのか曖昧になりがちよね。
事前情報なしで見たから俺も感想を自分で作り出して放流する。超ネタバレだけど許して。適当にたたき台にでもして。
ジブリで見たことのある◯◯を色々な場面で感じ取れたので良かった。それを書いてたら長くなったからそれ単体で放流。ネタバレ怖い人は今日の夕食でも残してってよ。
はじめに、絵が超ぬるぬる動くからびっくりした。最初、空襲で町が混沌とする様子は印象が強すぎて忘れられない。急いで外に出るために着替えるシーンは、ただ服を着てるだけなのに焦る気分になった。火事の燃えカスや灰が舞うシーンですらヌルヌル。火事に騒然としてて、街の人みんなが動いているようなシーンは、見るところが多すぎて目が足りない。主人公視点の走っているシーン(人混みを分けつつ進む、火が強すぎて目が開けられない、危ないから下がって!と叫ぶ大人の手が映る)はアニメーションなのにリアルだった。予約できた席がドルビーアトモスの高い席しか無かった(そこしか残ってなかった)が、ここのシーンだけで掌を返した。
はじめにあ〜〜ジブリ見に来たな……と実感が湧いたのも空襲警報のシーン。何かが起きている事に気づき、思わず廊下を走り出すシーン。廊下を裸足で全力で駆けるシーン(カメラは正面)はジブリ。(自分調べ)
お屋敷の婆さんたちの描き方は千と千尋の神隠しを思い出した。シワが多く腰は曲がっていて集まると話が止まらないという特徴も、監督が抱いているイメージなんだろうなと勝手に思った。サバ缶やコンビーフ、砂糖で盛り上がるのもめっちゃすき。
対照的に、塔の世界における姉御肌の人もジブリではおなじみだった。力強くヨットを引くシーンは迫力があった。キビキビ漕ぐ、魚もさばける、「あんたも手伝いな!」は正直聴きたかったやつ。
手作りした弓矢が勝手に加速するシーン。ちょっともののけ姫のシーンを思い出したからか、本気でアオサギに当たらないかドギマギしてしまった。加速して迫ってくる感じ、風切り音が恐ろしい。
ジブリ序盤における「今日からここが君の部屋だよ」概念、あるよね……長年使われてないけど、綺麗な状態なのがポイント高い。柄付のベッドが本当にすき。閉まりが悪い窓がだいたい悪さをしている。
ジブリにおける別世界で、大変な目にあいながらも運良く転がり込んだ先で、べらぼうに美味い飯を食う概念。これも好きすぎてたまらん。「あんた、どこから来たのさ」「かくかくしかじかで……」「ふーん……頑張りなよ」みたいなやつ。救われる。
飛行機のコックピット?の骨組みを父親が「綺麗だろ?」って言ったときに「美しいですね」が出てきた部分は風立ちぬを思い出した。飛行機の持つ、工業製品らしからぬ曲線美は見る人が見ると魅力があるのだろうと思ったり。
バスのエンジンをかけ直すシーン。バカうるさい振動と焦げ臭そうな匂いを強烈に感じた。正直今の世界では二度と見ないだろうけど、昔の人にとっては大事な原風景だろうなと思う。
禁忌の間における紙、紙垂の表現も畏れ多くてゾクゾクした。入り込むと露骨に態度を一変させ、まとわりついてくるのもどこかで見た景色でニヤついてしまった。シーン的には、それどころじゃないシーン。
インコ王が積み木をぞんざいにして謎の石が癇癪を起こすシーン(破裂したのかよく分からん)があるけど、あのシーンにはもののけ姫の祟神らしさを感じた。おどろおどろしい液体が顔にまとわりつく感じが堪らない。
最後に理想郷を壊して帰るのはラピュタぽくもあった。隣に居た女の子はお母さんだし、破壊の発端は手が出るのが早い傲慢な王だし色々条件は違うけども。なにげに一緒に行動した可愛い女の子が若い頃の母親なのやばくない?母性……というか性癖出ていないか?
最後のCGぽさが残る岩がめちゃくちゃ怖かった。全部の事象を筆致のあるアニメーションでやる中でのフルCG謎岩はまさにこの世のものではないような雰囲気があった。アニメの線画と比べて、明らかに解像度も高いんだけど、それもこの世の物とは粒度が違う(物質が違う)ような雰囲気を感じられた。CGと手書きの両立が一番引き立つシーンだと感じた。考えすぎかもしれん。
●強引に締める
何が言いたかったかとか意味を見出すとするとすごい偏った考えしか出なかったのでこれは別の機会に書きたい。一言で表すと「やっぱ神は下々の存在に興味ないよな」に尽きた。どう生きたいかって話なら、俺はアオサギみたいになりたいよ。
最近観だしたクチだけど朝ドラの最終回選手権で私一番あのはやっぱり『エール』かな。
私があんまりウエブのおすすめ情報に出てくるのを避けているから朝ドラのことを一切検索しないようにしたから
なんかぜんぜん情報が出てこなくなったのが良いんだけど、
世間では今新しく始まったのは評判なの?その感じも全く分からないまま、
『舞いあがれ!』竜頭蛇尾のごとく
最後そうなの?って?
いや意外ではないとは言えないけど、
なんか尻つぼみと言うか、
てっきりパイロットになれるかと思っていたのになれたけど、
なんか言い方が難しいわ。
直接舞ちゃんが呼んだわけではなさそうだけど
まあ『ちむどんどん』の最後全員老人コントばりの特殊メイク最終回よりかはましだとは思うけど。
『舞いあがれ!』の一番の功労者は舞ちゃんのお兄ちゃんの悠人くんだと思うわ。
そこは意外とサラッと流すじゃない。
舞ちゃんもてっきりオープニングのあの勢いでジャンボジェット機を操縦するのか否か!?だと思っていたのに。
うーん、
なんか思ってたんと違うー!みたいな。
あともうちょっとそこ詳しく!って思ったのが
貴司くんの短歌の本爆売れってのと
貴司くんを担当していたクセ強なあの編集者のリュー北條さんが超絶クセが強くて印象的だわ。
でも、
最近の朝ドラの最終回全員メンバー集めがちなのは流行なのかしらね?
あれって途中やっぱり変更とかあんのかしら。
作品によっては
なんか急に慌ただしく最終回?って感じの時もあるし
いかにもの語りを初めて上手く終わらせるかってのもひとつ腕の見せ所なのかも知れないわね。
まあとりあえず『舞いあがれ!』は私も完走したわ!
念願かなってというか最近お店に寄れてなくて寄ってもタマゴサンドがなかったショックがゆえ
あって嬉しいわ!
朝の元気はやっぱりタマゴ!って感じかしら。
いや!そうに決まってるのよ!
緑茶習慣つづけてるわよ。
だんだん暑くなってくるから熱いの飲むのどうしようか問題出てくるけど、
まあまだ今はホッツでも大丈夫よね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
若かりし頃の話だ。ちょっと語らせてほしい。気持ちの整理がついたのだ。チャンスは今しかない。
当時、大学四年生だった俺は、いわゆるネトウヨに堕ちた。就職活動に失敗し、大学院受験にも失敗し、にっちもさっちもいかなくなり、卒業後はフリーターとして生きる未来がほぼ確定していた。
悲しいかな、自惚れが強い性格だった。ネット上で言うのは最初で最後になるけど、十数年前に慶応義塾大学で法律や経済のことを学んでいた。専攻は不動産登記とか、土地や建物の取引関係がメインだった。成績はまずまずで、サッカー部(※厳密には違うがサッカー部という名称を使う)では補欠だったけど全国大会に出た経験があったし、就職活動が失敗することはないと思っていた。、結果はこのザマだ。
日系企業を主に受けていた。第一志望だった総合商社はもちろんのこと、メーカー系もマスコミ系も金融系も20〜30社受けたけど、ぜんぶダメだった。大手も中堅もすべて。中小企業の内定は取れたが、プライドの高い俺はすべて辞退した。
面接まではとんとん拍子なのだ。大学名がよかったからだろうか、エントリーシートを適当に書いても、SPIの勉強をしなくても、とにかく面接までは辿り着ける。しかし、内定を取ることはできなかった。
今思えば、あの時の自分程度の実力では、まともな会社から内定を取ることはできなかった。30代半ばになった今の率直な感想だ。確かにサッカーはできたけど、精神はぜんぜんなってなかった。今やっている『ブルーロック』のアニメでいうと、実力のない馬狼照英みたいなものだった。
で、結果がネトウヨだった。大学四年の秋〜25才頃までなので、約三年ほどネトウヨに堕ちていたことになる。
今では黒歴史だ。『国民の知らない反日の実態』とか、圧倒的眉唾感のサイトがあるだろ。ああいうのを見て、中央省庁にテンプレメール送ったり、韓国人や中国人の応援をしてると思われる国会議員をディスったり、mixiやGREEで反日活動を認定されたアカウントに突撃をかけて垢停止になったり、とにかくクソみたいな人間だった。
今思えば、いろいろと失ってしまって自暴自棄というか、自分も他人も大事にしない状態だったんだろうなぁ。当時の俺は。
ここで、大学時代に読んだ本を引用したい。約二千年前の、ローマのネロ帝の家庭教師ポジだったセネカの書いた『生の短さについて』だ。
長いけどすまんな。先に要約しておくと、苦しい立場に陥った人間は何かにつけて逃避行動に出る、みたいなことが書いてある。なにげに、現代の異世界転生ブームを予見している感がある。特に『オーバーロード』なんかの異世界転生+光属性の人間が死にまくるようなコンテンツが流行る理由がわかった気がする。
すごく長いけど、可能な限り要約してここまでだった。
さらに、さほど移り気ではないが、その一貫性が恒心のゆえではなく、懶惰のせいであり、自分の意欲するとおりの生を送るのではなく、始めたとおりの生を送る者も、この範疇に加えるとよい。症例を次々に数え上げればきりがないが、この病態の結果は一つである。自己に対する不満がそれだ。その由って来る因は、心の平衡の欠如と臆病な欲望、あるいは完全には満たされない欲望である。望むだけのことを思い切ってできなかったり、望むだけのことを達成できなかったりして、すべてを希望に託す場合がそれに当たる。そのような人間は常に不安定で流動的であるが、何事においても中途半端な者の必然的な結果である。彼らは自分の願い事を手立てを尽くして達成しようとして、不名誉なことや困難なことまでみずからに唆し、強いるが、苦労が報われなければ、願いが叶わなかった恥辱感に苛まれ、しかも、歪んだものを望んだことを嘆くのではなく、望みが徒労に終わったことを嘆くのである。そのとき、彼らは挫折した目論見への後悔の念にも、また、新たな目論見に着手することへの恐れの念にも捉えられ、その精神には、欲望を制御することもできず、かといって欲望を満足させることもできないために、出口を見出せない心の動揺や、思いどおりに展開しない生への躊躇、断念したさまざまな念願の中で無気力になっていく心の沈滞が忍び込むのである。苦労の挙句の蹉跌に嫌気がさして、閑暇の生や孤独な学問研究に逃げ場を求めたとしても、こうした心的状態はどれもますます耐えがたいものになる。公人としての務めを果たそうと意気込み、行動を望む、生来落ち着きのない精神は、当然、みずからの内に見出せる慰めがわずかなために、そうした閑暇な生や孤独な学問研究には耐えられないからだ。世間的な仕事に奔走しているときにまさにその仕事から得ていた喜びが取り去られると、みずからの家に、孤独に、取り囲む壁に耐えかね、一人取り残された己の姿を嫌々眺めるのは、それゆえである。落ち着き場所をどこにも見出せない精神の揺れ、そのような精神への倦怠や不満、そしてまた無為の生に耐える悲しくも病める忍耐は、ここに起因する。そうした状態の真の原因を認めることを恥じて、羞恥心が責め苦を内に向け、心の片隅に閉じ込められたさまざまな欲望が捌け口もなく互いを窒息させ合う場合がとりわけそれに当たる。そこから生じるのは、悲哀や憂鬱であり、また、希望を抱いた当初はどちらともつかない不安な状態に置かれ、やがては挫折を嘆く悲哀を味わわされる、千々に乱れる不安定な精神の揺れである。無為の生を厭い、自分にはすることが何もないといって嘆く人々に特有の例の感情、他人の栄達を蛇蠍のごとく憎む嫉妬心は、そこから生じる。不幸な無為の生は嫉みを育むからであり、自分が進展できなかったために、誰もが滅びればよいと望むからである。この他人の前進への嫌悪感と自分の前進への絶望感からは、次には運命に怒り、時代をかこち、片隅に退嬰し、みずから招いた責めにくよくよと拘泥し、そうする己の姿に辟易して嫌気がさすまで考え込む精神が生まれる。実際、人の精神は生来動きやすいものであり、動きへと向かう性向をもつものである。そのような精神にとっては、みずからを刺激し、どこか(別世界)に連れ去ってくれるものなら、どんなものでもありがたいと思う。その才知を世間的な仕事にすり減らして嬉々としている最悪の人間(の精神)にとっては、なおさらそのようなものはありがたいのである。ある種の腫れ物は潰してくれる手を求め、触れられることを喜ぶし、身体に出来た汚い疥癬は引っ掻いてくれるものなら何であれ歓迎するが、それと何ら異ならず、さまざまな欲望があたかも厄介な腫れ物のように吹き出た精神にとっては、苦しみや悩みは(ある種の)快楽となると言ってよい。
そんなわけで今回、若かった頃の俺がやってしまったネトウヨ行動を取り上げて、自分を断罪したい。ネトウヨ活動では多くの人に迷惑をかけてしまった。ふたつだけ取り上げるが、どちらも個別案件だ。まずは、この一件から。
それは、2011年だった。当時、ツイッターを始めたばかりの俺は、タイムラインとか、検索のやり方とか、連携の仕方とか、いろいろと勉強していた。そんな折、『炎上』というキーワードが眼に入った。炎上自体は何年も前からネット上で起こっていたのだが、自分が直接関心をもったことはなかった。
なお、この頃の俺は、都内のサイゼリヤで働く一介のフリーターだ。毎日、レンジやオーブンやIHヒーターで厨房仕事をするのが仕事だった。ムカつく年下の女社員から、「増田さん慶應卒なのwwwマジすかwww」みたいな感じでディスられていた。
それで、ある時ツイッターで見たんだよ。炎上の場面を。有名ホテルに芸能人が来ていた時、そこのアルバイト従業員が「芸能人の○○が二人で泊まるみたい」とかなんとかをツイートして、「客の個人情報を暴露すんな!!」みたいな恰好で炎上したのだ。俺は、それを間近で見ていた。
当時は、炎上騒ぎに参加する人間が実は少数である、という科学的知見はまだ得られていなかった。本当に多くの人間が炎上騒ぎに参加しているのだと思っていた。それで、当時はストレスが溜まりまくって、シロクマ先生でいうと承認欲求に飢えた若者だった俺は、誰かを炎上させたいと心に決めた。
自分でいうのもなんだが、知能が高い自信があった。中味はクズだったが。それから毎日、俺は炎上の種を探し、それらしいものを見つけてはツイートしていったけど、ぜんぜん炎上に至らなかった。ダメだった。
何週間か経って、もうダメかなと思いかけた時、あるツイートが目に留まった。プロフにアディダスの社員であることを明記している人物が、あるツイートをしていた。要約すると、都内のアディダス店舗にアディダスがスポンサーになっているサッカー選手が訪れたのだが、その人の容姿を侮辱するツイートをしていた。
「これだ!!」
と思った。俺だって小学生の頃からサッカーをしていた。サッカー選手を馬鹿にするのは許せない。
サッカーの試合で、「いまだ!!」と思う場面がやってきたとするだろう。この時、「いまだ!!」の「い」の場面で行動を起こす必要がある。「いまだ」と心の中で叫んだ時にはもう遅い――
そんな、大学時代のサッカー部のコーチからのメッセージを思い出した。実際、俺のルーレットスピンは大変狭い界隈ではあるが知られていた。三人抜きをしたこともある。その指導を正しいものだと信じて努力した結果だった。
そして俺は、そのアディダス社員の行動を咎めるツイートをした。
……その次の日、俺は大好きなハムスター速報を観ていた。ツイートのことは忘れていた。そしてある瞬間に、マウスをクリックする手が震えたのを覚えている。
それはもう、見事な炎上だった。アディダス社員はボコボコに叩かれまくっていた。コメントの数をカウントしてみると、軽く数百はいっていた。
ツイッターを確認した。俺と同じ時刻にツイートをした人間の数は、確か二人だったと思う。1人は準アルファツイッタラーと思しき人で、フォロワー数がけっこういた。でも、確認できた中では俺のツイートが一番早かった(その二人、もしかして俺のツイート参考にしたんじゃね!?)。いや、絶対とは言い切れないが。そのはずだ。※俺のツイートは削除済み。
あの時、俺は世界で一番賢くって、一番運がよくて、一番強い人間なんだ!! と心の底から思った。全くそんなことはなく、ただそういう運に当たっただけだった。
その日から数日、ハムスター速報に夢中になっていた。その記事ばっかり見て、コメントが貯まっていくのを観ていた。今では思う、俺がやったのはクソみたいな行為だ。具体的には、畑の隅に捨てられた白菜の欠片だ。茶色いカビが生えてしまって、もはやハエすら寄ってこないほどに腐りきったカス野菜だ。そんなレベルに堕ちていた。
だから俺は今日、ここで謝罪したいのだ。俺の行動が原因のひとつで、炎上を招いたかもしれなかった。俺だけが原因ではないけど、でも、あの時ツイートをしなければ運よく炎上を回避できていたか、あの子は若気の至りで済んだのかもしれない。
あともう一つで謝罪は終わりだ。気が付いたらけっこう書いてるな。ここまで筆が進むとは思ってなかった。
同じく20代の頃、ニコニコ動画にハマっていた。ようつべよりニコニコ派だった。で、その中のサービスのひとつにニコニコ大百科というのがある。端的にいうと、wikipediaがもっとバーリトゥ―ドになった感じだ。なんでもあり感が満載のネット百科事典ということになる。
ここに電通の記事があった。やはり『国民の知らない反日の実態』などのネトウヨサイトを巡回していた当時、なにかやってやりたいという情動に突き動かされることになった。例えば、一集団内の駒として、都内某所で花王不買運動とかのネトウヨデモに参加するんじゃなくて、もっと大きいことがしてみたかった。
それで、ニコニコ大百科にある電通の記事を編集することにした。当時は、スパッとした端的な記事内容だったのだが、俺が編集を終える頃には、圧倒的ネトウヨ臭の漂う記事へと変貌していた。
こんなことをしていいのか、という認識はなかった。ただ、電通は反日企業として認定されていたから、鉄槌を下すべきだと信じていた。俺を役員面接で落とした逆恨みもあった。
さて、編集後はとんでもないことになった。コメントの数が増えたのだ。それまでは10件くらいしかコメントが付いていなかったのが、その後1年間で百件以上のコメントが付いた。
内容はお察しのとおりだ。俺と同じネトウヨ連中か、または『国民の知らない~(略)』が引用元だから信じなくていい、みたいな二極的なことになっていた。
残念ながら、要編集記事に指定されてしまった。その解除には約五年を要した。俺は、編集してから一年も経つ頃にはネトウヨ活動に興味を無くしていた。もうどうでもいいと思っていた。
というのも、内定を得たからだ。しがないファミレス店員だったが、数年間フリーターとして努力し続けた俺には、わずかずつではあるが、社会人としての力が身についていた。準社員マネージャーみたいな役職があったのだが、アルバイトでも正社員の仕事をやらせてもらえる。それで、組織の下部階層における事務管理とか、オペレーションの指揮とか、コーチングやティーチングを学んだ。それが活きて、就職に成功したのだ。
あの時、俺を馬鹿にして、「あんた、それで慶應卒すかwww」とほざいていた女子社員も、俺のことを見直していた。あの時からはいろいろあって、なんやかんやで一緒にご飯に行くようになっていた。内定を得た時には交際していた。公園デートの帰り道、俺の方から「ねえ、付き合おうよ」と言ったのだが……おっと、けれどもこれは別の物語だ。いつかまた、別の時に話すことにしよう。
それで、ネトウヨの道から遠ざかった。ネトウヨを卒業したのだ。
今は、都内のどこかでカタい仕事に就いている。この物語の舞台はずっと都内だ。思えば、勉強自体はできるのだから、これが一番効率のいい道だったのだ。この道は、父親に教えてもらった。マジで感謝している。やっぱり、こういうところだけ要領がいいのが俺だ。2023年3月になった今も、人として生きるにあたっての知性というか、そういうのが足りない人間なんだと感じる。成長していない。ネトウヨを脱出できたのと同じく、いつか成長を遂げることで、こういう気質をゼロにしたい。
終わりに、この日記を書くにあたっては、大学時代に書いたサッカー部や私生活の日記とか、フリーター時代にサイゼの卒店式でもらったみんなの寄せ書きとか、mixiやtwitterのマイページとか、公務員試験の学習記録とか、とにかくいろんなものに触れて自分を振り返ってみたつもりだ。
ネトウヨにならない方法は簡単だ。毎日の食事と、朝に日光を浴びて仕事に向かう、ただこれだけで解決するものと信じている。
つまらなかったのなら申し訳ない。ほんの少しでも、あなたの暇つぶしになれたのなら嬉しいと思う。読んでくれてありがとう。
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お気に入りに入れてた人がいたらごめん。
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共働きで、夫は夜遅いけど土日休みで、私は6時間勤務の定時確実だけど日曜休み。
そんな謎の夫の生態、それはたぶん私の見ているところで家事をしたくない性格。
平日の夜は私がいる間はダラダラ過ごしていて、私が寝室に行ったあとに、その日私が残した家事をやっている。
土曜日は私が働いている間にも一通りやってるし、子供の給食着のアイロンがけとかなにげに面倒なこともこなしてあるし、晩御飯も準備できている。
日曜日は一緒に家に居る日は子供とよく遊んでいて家事はしない。
でも私が美容院行ったり、ちょっと買い物行ったりすれば、その間に何か家事している。
私が風呂に入る間にも家事をやりだすし、何なら「お湯張ったら?」と勧められるときがあって、長風呂をするとそれだけ家事が片付く。
プライドなの?
照れ隠しなの?
ちょっとなんだか多分専門的な話しで
紙面レイアウト、
適当に考えずに文字をテキストの配置に流し込んでみてA3のサイズの紙で印刷してみると
まあ余白のバランスが変だったりして
これなんで変なんだろう?って思っていろいろとレイアウトの記事を適当に検索して見てみてゲッツした情報によると、
紙面の余白の小口アキ、のどアキ、天あき、地あき
とりあえず
へーあんまり意識していなかった紙とか私そういうのは慣れていないので、
でも最低限のそう言うところを抑えておけば
何となく見栄えの良いレイアウトの体裁は整えられるような気がするんだけど
多分レイアウトのプロのディスクトップパブリッシング検定を取っている人から見たら素人がーって言われそうだけどね。
とりあえずは
もしかしたら隣の会社のそう言う紙媒体のお手伝いが飛んでくるかも知れないとんでもない状況下の中
無いことを切に祈るけれど、
まあそう言うことで
ふーんっていろいろとそう言うノウハウを漁っているのよ。
のどアキのことを考えていなかったというかそう言うこと知らなかったので、
折った山折り谷折りのところの要は中心が文字が詰まっちゃってキツくなるのはなんでだろう?って
テツアンドトモさんばりに思っていたのよ。
そしたら、
まあそう言うアキの部分をってことらしいわ。
ふーん。
もう今日はふーんの連発だと思うけど
一面15段で別れていて横に15分割スライスして、
そのグリッドで考えるみたいな
それなんてツイッターブートスタンプのグリッド?って思わずにはいられない衝動だったわ。
結局は紙面レイアウトを制するものが紙面レイアウトを制する!ってことなのよね。
そういうのはお手軽動画サイトで32倍速して8秒で文字通り秒で理解したい鯛刺いただきながらでちょうどいいタイムパフォーマンスだわ。
奥が深いわーってこれ。
そう言う隣の会社のそうなったときに舞い込む仕事のお手伝いが来たら万全よ!って
もう言えそうな勢いではないけど、
知識として持っておけば
いろんな細かいルールがもっと他にもたくさんあるのかも知れないし
棚全部一面紙面レイアウトの本たったりするぐらいたぶん奥深さの奥行きよ。
そう思うと恐ろしいわ。
そんな本がたくさんあるはずよ。
ネッツ書店はピンポイントで本を買うには便利過ぎるぐらいのインターネッツだけど
なにかしら棚一面を見渡して
どれにしようかなーって
目隠しして本を探すには決まって大型書店と相場が決まっているとそうダブルで決まっているから、
私以前誰かにもらったそういう内容のレイアウトの本があったんだけど、
それどこにいったのかしら?って
書名も著者も分からないし
うーん、
鰯気になりそう。
レイアウトの本で黄色い表紙でーってことしか分からない検索の仕方。
そう言う時はやっぱり大型リアル店舗に
うふふ。
あれコンビニでたまに見かけるんだけど
多分それに十分引っ張られまくりまくりすてぃーなことだと思うのよね。
私の炒飯の口は無事救われました!って
ジャンキーみのある味ではあることは確かだけど、
たまにはそう言うジャンキーなものを食べたいっ!ってときない?
たまに寄るコンビニエンスストアもいいわね。
今朝はなんだかちょっと心なしか温かいような感じがしたんだけど、
まあ梅干しだけど
みんなも試してみて!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
いわゆるサバサバ系女子。豪快な女というキャラの中に、後輩男への下心をのぞかせる。後輩男にあだ名を作る。皆が呼んでいて後輩男が気に入っているあだ名があるが、ジャニーズにいそうということでたとえば「山P」と呼ぶ。この時点できつい。
仕事の話をしている最中に、もはやサブリミナルかという頻度で「彼女作れ」という。彼女を作れば解決すると。そして「彼女つくって服アイロンしてもらいなよ」「ミスするくらい忙しいんだから彼女に料理してもらいな〜」などなど言う。なにげに身だしなみやミスを同僚の前で高前途言われているので後輩男は傷つくし、恥ずかしい。女先輩は家庭的であるアピールをしている。そしてボソッと「だから山Pには年上の女が合うと思うんだよ……」という。