はてなキーワード: ピチカートファイヴとは
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流行語大賞の選考委員の人たちが一番気になっているということは、
いつもこんな流行語聞いたことないじゃん!ってなるわけじゃない。
生姜みたいな名前の人って言われてなるほどねーって思うところよね。
なんかそういう話が出てくると、
もうさ、
お店とかでもクリスマスソング流れてちゃってて、
さすがにそれは早くない?って思うし、
みかんの花咲く丘公園前の商店街のレコード屋さんもお正月に向け角松敏生フェアのコーナーが充実するのは
先取ってまだ年も明けてないのに、
でさ、
そのカレーのアラジンのランプみたいにルーが盛られてくる器あるじゃない!
あなたも器の小さい男ねって一度は言われんばかりの、
ぜんぜん男前にならないんだけど。
まさに金魚すくいのすくうやつの名前を知りえた初めての人類のようよ。
行き当たりばったりに
久しぶりに会うからって手土産で瓶に入ったクリオネちゃん渡されても世話できないわよ!って話よ。
まあそんな、
クリスマスの曲はこの時期に流してもよしとする風潮はあるのに、
年明けない内でのお琴のお正月の曲を流すのは反則!って風潮はいかがなものかと思うわ。
何書かれてるんですか?ライターさんですか?って余計なお世話よ。
とりあえず、
もう自分でも全然文字が読めない感覚で打ち込んでる感じがテクニカルよね。
降り損ねて仙台に行かないようにだけは気をつけるわ。
うふふ。
システマチックに焼かれた、
堅焼き!ってオーダーも聞いてくれなさそうな、
朝一番で暇そうかと思いきや、
ピチカートファイヴの19時をも遥かに凌ぐ以前あったレストランはもうないわねって。
とりあえず、
新幹線速くて嬉しいんだけど、
それが一番困るところね。
常温ウォーラーと麦茶ウォーラーは買ってカバンの中に忍ばせておいてるわ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
あたしンちみたいなのは好きだけどマサルさんと言われると「マサルさんが好き、と言うと自分が陽気な人と思われる」的な感じが絶対に自分の人柄を勘違いされそうな感じがやっぱりそうは言えないし、最近寝る前に芸人の動画見てるけど「トータルテンボスが好き」とかあえて言わないし、それは自分の人柄をやっぱり勘違いされたくないからだけだし、ボボボーボ・ボーボボとか好きだったけど同じようにそれを好きだと言いたくないし、カービィもピチカートファイヴも普通に好きだけどそういうのあえて言わないのは自己表現に話してしまうから言うだけ損してしまうからだし、そこで「わかる」と思われても「いや、自分は好きじゃないんだよ理性的には」ってなってしまうし、音楽の趣味合うってだけでだいぶ良いと思うんだけどやっぱりそこが合わないとつらいし、ありがとう
質問「渋谷系ってどんな音楽なの?」
回答「渋谷系とはムーヴメントであり、音楽のジャンルを示したものではない」
Wikipediaによれば、「東京・渋谷(渋谷区宇田川町界隈)を発信地として1990年代に流行した日本のポピュラー音楽(J-POP)の一部の傾向を分類化したものである」とのこと。
代表にフリッパーズギターやピチカートファイヴ、オリジナル・ラヴなど。流行は90年代後半には終息していったといわれている。
渋谷のCDショップを中心に発信された流行(ムーヴメント)を表す言葉として用いられたのが始まりらしいが具体的な起源はよくわかっていない。
ミスチルやスピッツも渋谷系として扱われたこともあったらしい。
こんなに曖昧でよくわからない渋谷系だが、本来は流行そのものを類型化したものであり、特定の音楽ジャンルを指したものではなかったという認識は間違っていないだろう。
2016年現在、「渋谷系っぽい」という感覚は一定数の人間の共通の認識として共有されているように感じられる。
しかも、渋谷系というワードを好意的に使っているのは、なぜか渋谷系ムーヴメントを経験していない20代以下の若者たちが多いようなのである。
あくまで自分の観測範囲での話だが、確実に若者にとっての「渋谷系音楽」というものが存在するのだ。
お笑いでいえば「エンタ芸人」「レッドカーペット芸人」「あらびき芸人」みたいなもので、そういった括りはお笑いのジャンルではないのだけれども、
「エンタ芸人っぽい」という感覚はなんとなくであるが存在する。
あるいはビートたけしの「ダンカンこの野郎!」のようなものかもしれない。
*
あるいは、なぜムーヴメントから20年経った今でも渋谷系という言葉が使われるのか。
これは個人的な考えだが、それは「渋谷系以降の音楽が渋谷系の文脈で語られ過ぎた」ことに起因していると思う。
音楽は語られることで歴史となる。
当たり前の話だが、語られなかった音楽は音楽史に残らない。
渋谷系があまりにも語り手によって評価されたために、その後の音楽にも渋谷系の文脈が用いられてしまった。
そして、「渋谷系の文脈で語られた渋谷系以降の音楽」(≒渋谷系フォロワー)が現在影響力を持つようになり、それらを語るときに、渋谷系という言葉を使わざるを得ない状態にあるのだ。
私の考えでは「渋谷系っぽい」音楽のイメージ形成に大きく影響を与えたのは、渋谷系の人物ではなく渋谷系以降の人物なのである。
さて、ここでは、広がっていった「渋谷系っぽい」という認識に対して「定義が曖昧だ」とか「間違ってるよ」といった指摘はしない。
ここでは、実際のところ若者たちはどんな音楽を「渋谷系っぽい」と思っているのかを、曖昧なワードらしく曖昧に書き連ねていく。
2012年3月、NHK-FMで「今日は一日“渋谷系”三昧」という番組が放送された。
渋谷系で10時間番組を持たすというだけでもNHKすごいなと思うのだが、この番組でのプレイリストが大変に興味深い。
フリッパーズギター、ピチカートファイヴなどの曲が多く流される中、ブームが終息した1990年代後半以降の曲もいくつか放送されている。
ROUND TABLE、Cymbals、カジヒデキ、Chocolat、Chappie、南波志帆などなど……
NHK-FM 今日は一日渋谷系三昧のプレイリストまとめ - NAVER まとめ
これらの音楽も広い意味では渋谷系と認識することができる(されている)ということなのだ。
注目したいのはカジヒデキ。
彼は「最後の渋谷系」「遅れてきた渋谷系」と評されることが多いが、彼は現在の渋谷系のイメージ形成においてかなり重要な位置を占めている。
なぜか。それは2008年の映画「デトロイト・メタル・シティ」に関わったことによるものである。
同名漫画が原作の実写映画で、渋谷系音楽を愛し、ポップミュージシャンとしてデビューするため上京した主人公が、なぜかデスメタルバンドとしてデビューし、しかもカリスマバンドとしてブレイクしてしまうというお話。
そして、映画において、主人公・根岸の歌う「甘い恋人」を作曲したのがカジヒデキなのである。
ある意味で作中における渋谷系の象徴となるこの曲は、視聴者に渋谷系のイメージを強く印象付けた(同時に公然猥褻カットも強く印象付けた)。
――「DMC」では、根岸君が思う「渋谷系=可愛くてポップ」という、かなり表面的なイメージで描かれていますよね。
「渋谷系=可愛くてポップ」という解釈はちょっと? だったりしますが、実際僕の歌詞もそう言う側面を持っているし
(中略)「可愛くてポップ」は渋谷系の要素としては小さいと思うんだけど、フォローアーにはそういう人が多いことを考えると、決して間違った解釈ではないんでしょうね(笑)。
さて、最近、「渋谷系」を前面に押し出した若手バンドが2つ現れた。
ひとつが「OK?NO!!」というバンドである(2015年に既に解散している)。
全員平成生まれの渋谷系宅録ユニット、OK?NO!!によるフル・アルバム。ポップだけど、どこか骨太で、ビートで踊れてパーティな新感覚ビートポップ・グループOK?NO!!。Cymbalsの影響を多分に受け、"Beat Your Cymbal!! Life is a party!!"を声高に叫びながら遂に全国リリース!
もうひとつがPOLLYANNAだ。
最新型渋谷系ポップバンド POLLYANNA / ポリアンナ
2014年6月に結成。都内を中心に活動中。
OK?NO!!にいたってはCymbalsの影響を公言しているし、POLLYANNAも「TAKE ME WITH OVERLAND」という曲を聴けばCymbalsの影響を受けたのだろうと推測できる。
(実際に影響を受けた旨の発言もある)
Cymbalsは渋谷系ムーヴメントより後に出てきたバンドである。
しかし、Wikipediaを見てみると「ポスト渋谷系」と表記されている。
当然、彼らは渋谷系アーティストの真似事をしていたバンドではない。
あえていえばThe Whoなどのブリティッシュロックの影響が強い。
にも拘らず彼らを表すときには「ポスト渋谷系」などといった言葉がどうしても付きまとう。
それ故に彼らを知った若い世代は彼らの音楽を渋谷系音楽だと認識するのだ。
Cymbalsの初期のバンドコンセプト「かわいくっていじわる、ただしパンク」を渋谷系を表す言葉として捉えている者もいるようだ。
元Cymbalsで現TWEEDEESの沖井礼二はあるインタビューで以下の発言をしている。
TWEEDEESのライブには、高校生のお客さんも来てくれます。で、彼らが何で僕の存在を知ったかというと、ゲームミュージックだったりするんです。北川くんの場合はアニメだったかな。若い方の中には、フリッパーズ・ギターやピチカート・ファイヴではなく、CymbalsやROUND TABLEを渋谷系だと思っている人もいるみたいで。そこは自分でもよくわからない感覚です。
沖井礼二と黒田隆憲が語る“ポップスの暴力性”とは?「気持ちいいところは過剰にした方がいい」|Real Sound|リアルサウンド
ゲームミュージックやアニメに触れて渋谷系を知る若者が多いようである。
Cymbalsの楽曲は「Rally」「Show Business」が版権曲として音ゲーに収録されていたし(音源は異なるが)、沖井礼二は「空への扉」「Break on Through」「Runnin' away」などの曲をpop'n musicに提供している。
音ゲーと渋谷系の関係については渋谷系のイメージ形成において重要な部分であると思うのだが、私では手に余る。
以下のブログの方が詳しいのでそちらを参照されたい。
ポスト渋谷系にみる、音ゲー楽曲と邦楽シーンの影響関係(前半) - ダストポップ
さて、ここでKONAMIによるWeb連動型音楽配信企画「ひなビタ♪」について触れておこう。
キャラクターによる楽曲をバックストーリーなどを含めて提供していくメディアミックス企画で、
多数の楽曲が音ゲーに収録されている。
その中には渋谷系音楽が好きなキャラクターも存在し、公式サイトでは「アキシブ系って何?」というコラムも掲載されていた。
そこにおいて渋谷系とはどんな音楽かの説明がされているので引用する。
アキバ系とシブヤ系は音楽のジャンルなんだけど、今だとちょっと古い言葉になるかもしれないめう。
アキバ系はキャラソンやアイドル、電波ソングといったキャラクター的な見せ方をする音楽めう。
めうは、もともとこの2つの文化には共通するものがあると見てるめう。
ぼーかるの声質に対するこだわり、夢見がちで妄想好きなところ、非日常を好むことなどめう。
お互い表現手法は全く違えど、感覚的には非常に近いものを持っていると思うめう。
他に2つを結ぶものに、ゲームがあるめう。
めう調査では、シブヤ系の人もアキバ系の人もゲームが大好きめう。
チップチューンという音楽はゲームのような音でシャレオツな曲を作っていたりするめう。
*
そう言えばさ、めうめう。
最近のアニメの主題歌とかって、シブヤ系の人達が曲を作っているのをよく見るよね?
まりり、いいところに目をつけためうっ!
その流れは今後もっとくると、めうは見てるめうっ!
アキシブ系とは一時期アニソン界隈で一部の人が用いていた言葉で、定着したとは言い難いが、Wikipediaに記事もあるため一定の影響力は持っていると考えられる。
また、上記のコラムにおいてアニメ主題歌を渋谷系の人たちが作っているという指摘があるが、渋谷系ムーヴメントで活躍した人物がアニメ主題歌を作った例というのはそんなに多くない
(ちびまる子ちゃんOP「ハミングがきこえる」、スクールランブルED「オンナのコ♡オトコのコ」など)。
ここでいう渋谷系とは、ほとんどがポスト渋谷系、つまり渋谷系以降の人物たちのことであろう。
「きんいろモザイク」のEDでは、90年代後半にQYPTHONEというバンドでデビューした中塚武による楽曲「Your voice」、「My Best Friends」が使用されているし、
「たまこまーけっと」のOP「ドラマチックマーケットライド」では元ラヴ・タンバリンズの宮川弾が編曲で関わっている。
また、ヒャダイン(前山田健一)も渋谷系音楽を好んでおり影響を受けているとされている。
さらに、アニメ主題歌において語らずにおけないのがROUND TABLEの北川勝利である。
Ninoをボーカルに迎えたROUND TABLE featuring Ninoとして多くのアニメ主題歌を手掛け、また坂本真綾、牧野由依、中島愛、やなぎなぎへの楽曲提供など、枚挙に暇がない。
(ここでフライングドッグというレーベルと渋谷系の関係なども語りたいところだが、とりとめもないので割愛する)参考:渋谷系と声優とレーベルの話 - AOI-CAT's diary
アキシブ系というワードが用いられるとき、必ずと言っていいほど北川勝利の手掛けた楽曲が挙げられる。
アニメ好きの中には北川勝利は渋谷系の中心人物であると認識している人も少なからずいる。
昨年放送されたアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ」はMONACAの田中秀和が音楽を手掛けているが、劇伴のテーマは「渋谷系」であったと明かされている。
最初にそういうオーダーがありました。もともと僕は「渋谷系」の音楽が好きで、90年代の渋谷系を参考にしましたが、当時の「渋谷系」は海外の古い音楽を参考にして作られていたり、Jポップに対するカウンターカルチャーのような捉え方をされていたりもしたので、そういう気持ちで作った感覚があります。
オーダーで「渋谷系」が出てくるあたり、音楽ジャンルとしての「渋谷系っぽさ」は既に確立したのかもしれない。
加えて「乙女感のあるサウンド」というディレクションもあったらしく、「渋谷系」と「乙女感」は結びつくものだという認識があるのだと捉えることができる。
以下のPVで流れるBGMを聴けば、彼なりの渋谷系の解釈が聴き取れるだろう。
(追記:サントラの試聴が始まってたのでいくつか貼っておく)
【楽曲試聴】「The Girls Etiquette (M22)」
【楽曲試聴】「The Dancing Glass Slippers (M25)」
少し時間が戻るが、2013年、アニメと渋谷系の繋がり、そして渋谷系イメージ形成において重要な役割をもたらしたと思われるアルバムが発売される。
総合プロデュースは北川勝利。そして参加するアーティストはカジヒデキ、沖井礼二、矢野博康、宮川弾、中塚武、ミト、神前暁、古川本舗、ドラムに宮田繁男、ギターに奥田健介など。
多くは渋谷系ムーヴメントが終息した後に出てきたアーティストである。
2nd、3rdアルバムになるにつれコンセプトは変わっていくが、この1stアルバムでは明確に渋谷系というコンセプトは存在していたようだ。
1枚目では、わりとわかりやすく「渋谷」というキーワードがあって、(後略)
花澤香菜×北川勝利が明かす、“極上のポップソング”の作り方「人生と音楽がより密接になってきた」|Real Sound|リアルサウンド
花澤香菜というボーカルとの相性とその完成度から評判になり、「渋谷系ポップス」としてリスナーに受け入れられた。
Amazonのレビューでも渋谷系について言及したものが見られる。Amazon.co.jp: 花澤香菜 : claire - ミュージック
花澤香菜の音楽は渋谷系だという語り口はネット上で多く散見される。花澤香菜 渋谷系 - Twitter検索
ここにきて、渋谷系ムーヴメント当事者ではないアーティストによって「渋谷系っぽい」音楽が一つの到達点に達したのである。
若者にとっての渋谷系とはこのアルバムだ、と大げさに言ってもいいのかもしれない。
また、この「claire」に加え、沖井礼二や末光篤、筒美京平などが参加した竹達彩奈「apple symphony」の2つに影響を受けたアイドルプロデューサーがいる。
でも今年に入って、大きな衝撃を受けた3枚のアルバムがありまして。
──全部挙げてもらってもいいですか?
connie NONA REEVESの「POP STATION」、花澤香菜さんの「claire」、竹達彩奈さんの「apple symphony」です。
Negiccoとは新潟県を拠点とする3人組アイドルユニットで、近年ではピチカート・ファイヴの小西康陽やオリジナル・ラブの田島貴男、ノーナ・リーヴスの西寺郷太、シンバルズの矢野博康などの楽曲提供を受けており、
花澤香菜と違い、渋谷系ムーヴメント当事者の参加もあり、これこそ渋谷系の正統だとみることもできるが、時期的には花澤香菜よりワンテンポ遅れての評価になっており、ポスト渋谷系と渋谷系の順番が逆になっているように見えるのが面白い。
さらに面白いのがノーナ・リーヴスで、花澤香菜やNegiccoの楽曲にメンバーが参加した影響からか、現在では彼らも渋谷系扱いされることがあるという点だ。
世代的にはROUND TABLEやCymbalsと同じ世代であるのだが(奥田健介はCymbalsのサポートメンバー)、
ノーナはマイケル・ジャクソンやプリンスの影響が色濃く、当時は彼らを渋谷系と評する人は少なかったはずだ。
しかし現在、「渋谷系っぽい」音楽に関わりを持つことで遡及的に渋谷系の枠に入ってしまうことがある。
また、アイドルといえば、沖井礼二がかつて手掛けたさくら学院バトン部のユニット「Twinklestars」も渋谷系と評されることがある。
矢野博康もNegiccoや夢みるアドレセンスの楽曲を手掛けており、アイドルファンには彼らを渋谷系アーティストだと思っている人も少なくない。
また、Perfumeから中田ヤスタカに遡ってcapsuleを知った者は、初期のピチカート・ファイヴを彷彿させる楽曲を聴いて「これが(ネオ)渋谷系」と認識するようである。
渋谷系以降のポップスが語られる際に「渋谷系を彷彿させる」などと表現されることで渋谷系のイメージは少しずつ形成されていった。
当時の渋谷系ムーヴメントにいたアーティストではなく、渋谷系の文脈で語られた音楽によってイメージが形成されたのである。
*
さて、ここまでとりとめもなく「渋谷系っぽい」音楽を追ってきたが、こういった曖昧な認識は今後も広がっていくのだろうか。
それは、アニメやアイドル、ゲームなどを通して渋谷系の種が既に播かれてしまったからである。
「渋谷系っぽい」音楽に触れた若者はその音楽を渋谷系であると認識する。その流れは、渋谷系に代わる便利なワードが出て来ない限りは続くのではなかろうか。
例として「アイカツ!」を挙げておこう。
「アイカツ!」とは女児向けアーケードゲーム及びそれを原作としたアニメであり、その楽曲は音楽の多様性やトレンドに非常に敏感であるとされている。
2013年には既に旬を迎えていたEDM・ダブステップを取り入れた曲をOPに起用しているし、他にもメタルやロカビリー、ディスコ、ジャズなどあらゆるジャンルを取り入れている。
その中にも、いわゆる「渋谷系っぽい」音楽というものが存在し、子供の世代にも渋谷系の種は既に播かれている。
アイカツ!ミュージックビデオ『恋するみたいなキャラメリゼ』をお届け♪
レトロクローバーということで、作曲編曲的にもレトロで可愛い方向性で作ってみました。渋谷系!お気に入りの1曲です…!
サビで5度が半音ずつ上がっていくコード進行にレトロ感を感じるのは僕だけでしょうか…?)^o^(— 石濱 翔(MONACA) (@MONACA_ishihama) 2015年5月28日
本来の「渋谷系」の意味するところから少しずつ意味合いは変化し、若者にとっての「渋谷系」は既に当時のムーヴメントであった「渋谷系」とは異なるところへ向かいつつある。
DMCにおいて強調された「渋谷系=可愛くてポップ」というイメージや、ひなビタ♪で紹介された「ちょっとシャレオツなカンジの雰囲気ポップス」というイメージが強くなっているようだ。
私はスタンド使いだけど今年43歳になる。主婦をしていて、何と3児の母だ。一番上が今年大学受験。
持ってるのは「熱を移動させる」能力だ。世の中いろんな熱がある。炎のような直接的なものでも良いし、家電の熱とかでも移せる。
人間の熱も移せる、もちろんやったことないけど、熱を移し続けて人を殺せると思う。
料理とか熱を移すことで時短になるし、地味に掃除や洗濯でも使える能力だ。
子どもが熱を出した時も使った。風邪が治るわけじゃあないからあんまり意味がないのだけど、苦しい姿を見ていたたまれなくなり能力を使ってしまった。少しでも楽になったんだろうか。うーむ発熱するからこそ風邪が治るのか? わからんね。
それと夫とのセックスの際にも意外とメリットが…多分ある。夫は非能力者だから気付いてないだろうけど。色々使える! 試してみたい? あ私40のばばあだったわ! すまん。
一昨年くらいからパート(事務)先の同い年の社員のことが好きになってしまい、会社の飲み会でひどく酔ったときにそのことを告げてしまった。
その彼も家族がある。私も家族のことを大切に思っている。矛盾したこと言っているのは解っている。
だから何もしない。相手が大人だったので(だから好きなのだが)何も起きない。何もなかった。ただ好きだと言ってしまっただけ。
なんか怒られそうだけど40年生きてたらこういうことになること、一回くらいあるよね? うーむ。
会社でも普通に接してくれるし、私も普通だと思う。本当は告げるべきでもなかったのだろうが…。本当に何もない。もう私の矜持の問題でもある。
普段その彼とはかなりざっくばらんに話をするのだが、ある日彼がとんでもないことを言った。
言っておくが彼は仕事が大好きで多少おっちょこちょいの所があるけど誠実で周囲の評判もかなり良い。頑張ってる。
そんな真面目な彼がある日そわそわして「おちんちんが蚊に刺された」とこっそり私に話したのだ。しかもなんかよくわからなくて「ブヨかもしれない」とか言ってた。
彼は趣味がオリエンテーリング(わかるかな? あの山野を駆け巡るスポーツ!)で、そこで刺されたらしいんだけど。
私は初めて家族以外に能力を使った。彼の性器を冷やしてあげた。彼のデスクは私のスタンドの射程範囲内だ。
楽になったのだろうか。解らない。熱を出した子供と同じだ。これで医学的にいいのかもわからない。
家に帰って夫の顔を見て罪悪感に苛まれました。ちなみに彼も非能力者です。
http://anond.hatelabo.jp/20090119033336
その人は知りませんでした。
ちょっと調べてみます。
http://anond.hatelabo.jp/20090119035849
詳しくありがとう。
ピチカートファイヴはおれも好きです。
参考にもなりますね。
すみません、神前暁さんは知りませんでした。
出直してきます。
http://anond.hatelabo.jp/20090119040819
誰も聴いたことのない音楽・・・。
斬新過ぎても理解されないだろうけど、
一流の人って多分その斬新度合いが絶妙なんだろうなー。
音楽業界人じゃなくても、Girl Next DoorがAVEXによって
作られたブームでしかないのは、わかってるでしょ。
Perfumeは真似して似たようなの作っても、恥ずかしいだけだと思う。
全編ボコーダーとか、さすがに入れられないでしょ。
むしろ中田ヤスタカなら、COLTEMONIKHAの方が参考になると思う。
味付けに中田ヤスタカ風のを取り入れるのはアリなのでは?
後は、そろそろピチカートファイヴの中期くらいの曲とか、再評価してもいい時期かと。
ロックテイストが強いものなら、アルバム「Overdose」辺りが売れ線のヒントになりそう。
あの2つを例に出すってことは、女性アーティスト向け楽曲なのかな?
思うんだけど、今こそ正統派の歌謡曲を書けばいいんじゃないかと。
ただし、今風の音作りで、新しい要素も取り入れつつ。
神前暁の作る曲は、参考になると思う。
もじぴったんのテーマ(ナムコのゲーム)、アイドルマスターの楽曲もろもろ、
晴れ晴れユカイ(涼宮ハルヒ)、もってけセーラー服(らきすた)、
とにかくケレン味が強くて、メロディラインがハッキリした曲を書く人。
ということで、コルテモニカ、ピチカートファイヴ、神前暁の3つを参考に、
おしゃれアイドル歌謡を作ってもらいたい。
曽我部恵一はサニーデイ・サービスだな。横だけど。
叩かれるのを恐れながら言うと、はっぴいえんどとかフリッパーズギターとかピチカートファイヴとかその辺の系統からの変形というイメージ。
おれの結論としては、結局「音が良い」からだと思ってるよ。
最先端、とは言わないけど十二分に Up to date な四つ打ちで、可愛い女の子たちが歌い踊る。これ以上に機能的な音楽はないよ。
で、もう一つが「抑圧されてない」っていうのがある。
音源は加工されまくりwだけど、トークでの天然暴走ぶりは、常識的に考えてあり得ないレベル。だって「しょせん私らなんて作っていただいたものを歌ってるだけですから」とか言っちゃうんだぜ。その卑屈を通り越してある意味「アイドル現象」そのものを批評してしまうかのような……っていう話は長くなるからやめる。まぁモー娘。みたいに「交際発覚で脱退!」とかの思想統制の影を感じさせないアイドル。そのへんが最近の本音ベースの世相ともあってるのかなぁ、と。
(っていうかhype | 『マブ論』とPerfumeにまとめられてるように、宇多さんが言ってることが全て、という感じなんだが)
最後に、「語りやすいアイドル」「言及欲求を刺激する事象」っていう面もある気が。
反応。
1つめのお返事
うん、なんか、テクノポップというのがキーワードなのかな?と思った。
確かにファンの存在を認めてくれて一緒に楽しんでくれるアイドルって希有だよね。
モーニング娘。に例えたのは、ある種の「●●は俺が育てた」的な視点を
持ってるファンがたくさん居そうとか、ファン層がかぶりそうだなーって思ったとこ。
なんで「テクノポップ」が「育成」につながるんだ?
まぁモー娘の縮小再生産ぶりに絶望したファンの一部が流れてきてるのは確か。
2つめ
やってましたねー。恥ずかしげも屈折もない感じの。
で、おもしろいのが Perfume の成長と機を同じくして、ヤスタカもまた成長してる、ってこと。Perfume のプロデュースを始めたくらいから cupsel の音はどんどんフロア重視になって、それなりのオリジナリティを獲得しつつある。たぶん今年も大きく方針を変えると思うんだが(おそらく黒めのダウンビート方面)。
3つめ
確かに、声をあんなに変えたら誰でも一緒になっちゃうかもしれないね。
アイドルの本体はダンスなりトークなり、というかパフォーマンス全体にあるのであって、音楽に声の記名性ばかり求めるのは愚かだと思う。
幕張カウントダウンで「あんなのカラオケじゃん」とか言ってた馬鹿は、いちど3時間ぶっ通しで踊って喋ってみてもらいたい。
そういえば文春の「Perfumeファンは彼女たちに刹那的なものを見いだしていて、
彼女たち自身もそれ(数年後はいなくなってる、少なくともあのキャラでは)を
わかってて、その刹那さがいい」という評論はちょっとなるほどと思った。
(ただ、それをお茶の間の一般大衆にもわかるようなものでくくってしまえば、
一気に知名度上がるなぁと思った)
さっき言った「卑屈を通り越して批評的」ってやつ。ただそれがお茶の間に届くか、というと疑問だ。それは非常にアイドルとか芸能になれた人のだけが楽しめる見方だから。卑屈&暴走キャラを「低姿勢で親しみやすい天然キャラ」としていくのが良いのかも。わからん。お茶の間に受け容れられるのか、お茶の間に受け容れられる必要があるのか。
あとポイントで上げてた「テクノポップで懐かしい」「アキバ系」ってのが実感として違うような気がするんだけど、やっぱり一般的な認識としてはそうなのかなぁ。だって音的にはテクノポップでもテクノでもなくてど真ん中ハウスだし、「アキバ系」も本人たちはバリ広島弁でオタクでもなんでもない田舎のハイティーンだし、DJモモ〜イとの一件が黒歴史になってることからわかるように事務所も望んでないような気がするし。でもなんかそういうイメージはある気がする。
最後に絶望的な話をひとつ。
正月に、とある地方都市(20万人くらい)の親戚の家に行きました。
20代のいとこ3人と「いま何がおすすめ?」という話題になったので、
「もちろん Perfume に決まってんじゃん!」とツッコミ待ちの半笑いで答えたら
本気で「誰それ?」と言われました。そんなもんです。盛り上がってるのは一部です。
http://anond.hatelabo.jp/20080203034945に
反応してくださった皆さんありがとうございます。
思いついたことを夜中に書いたから文章としてわかりづらかったり
聞く態度じゃなかったかなーとか思った。反省。
でも、思ったより返事が返ってきてありがたいっす。
(改行がうまく効いてなかったり、文の最後のほうに別の問題提起をしたので少し手を加えました。)
1つめのお返事
うん、なんか、テクノポップというのがキーワードなのかな?と思った。
確かにファンの存在を認めてくれて一緒に楽しんでくれるアイドルって希有だよね。
モーニング娘。に例えたのは、ある種の「●●は俺が育てた」的な視点を
持ってるファンがたくさん居そうとか、ファン層がかぶりそうだなーって思ったとこ。
AKB48と比べるのもちょっと違うし、、、って思って出しちゃった。ごめんね。
あとチャラい見た目のプロデューサーがいるところがかぶってるなーって(笑)
2つめ
カプセルって昔はピチカートファイヴみたいなのやってなかったっけ!?
3つめ
確かに、声をあんなに変えたら誰でも一緒になっちゃうかもしれないね。
うーん。
4つめ
いやいや、私は元々ファンですよ。
↑という前提で元増田を書いてたのだが…わかりづらかったよね。すまんね。
ただ、ここ最近ほんとによく見るようになった、熱病に浮かされたようにPerfumeのことを好きなファン。
あれって、どうしてそこまでPerfumeがツボったのかな?ってのが知りたいんだよね。
だってもうホントに異常じゃん。ちょっとちょっとどうしちゃったのよってぐらいに好きじゃん。
そういえば文春の「Perfumeファンは彼女たちに刹那的なものを見いだしていて、
彼女たち自身もそれ(数年後はいなくなってる、少なくともあのキャラでは)を
わかってて、その刹那さがいい」という評論はちょっとなるほどと思った。
(ただ、それをお茶の間の一般大衆にもわかるようなものでくくってしまえば、
一気に知名度上がるなぁと思った)
というわけで簡単にわかりやすいキーワードをまとめてみると…
・アイドル
ってかんじ?
確かに、中田さんみたいなおしゃれハウス/テクノでアイドルってあんまりいないよな。
なんかちょっとわかった気がする。ありがと!
(でも、あともう1こ!!!
もう1こなんか引っかかりを作ったら絶対お茶の間レベルに浸透すると思った。
今からMySpaceとか作って海外で流行らせたりとかそういうのどうかな?ウルフルズ的な。ダメか…)
あ、あと、オレンジレンジの話が出たけど、ある時期すごいORANGE RANGEって叩かれまくってたよね。
なんか、パクリだって。
http://www.orange-range.com/material/flash.html
とか参照したけど、ヒップホップやポップスでみんながやってるよね?
ビーズ、オザケン、ビヨンセ、ジャケやPVならたくさんたくさん。
特に昔なんて許可ホントに取ってるのかよ!?みたいなのがゴロゴロしてる。
そして、Perfumeも同じことやってるよね。メロディーの引用。
新曲はダンスもYUKIちゃんのJOYそのままのところとかあるよね。
Perfumeというか、中田さんがやってるんだけど。MEGとか、もうYUKIじゃん。
オレンジレンジを叩いててPrefume好きって人いると思うんだよね。
そういう人ってってUnderworldのtwo months offとか聞いたらどう思うんだろう。
「ポ、ポリリズムじゃん…!」ってこっそり思うのかな。
私はポップスにおいて、引用は楽しければある程度(訴えられない程度)はありだと思ってます。
オレンジレンジは言い訳の仕方が下手だったなと思う。もっとうまいこと言えよと。
(メロディーの確信犯的な引用)をいきなり自分らだけ糾弾されたら、ビックリするよね。
「みんなやってんじゃん!」って言わないだけエライなって思ったけど(笑)
シャンプーやカイリーを今更爆発的に売ることは出来ないけど、
オレンジレンジが転用、アレンジして、また脚光を浴びたりは出来るよね。
そういう音楽のたどり方、嫌いじゃないんだけどな。