はてなキーワード: 優生保護法とは
イケメン・美女になれるのに、なんでみんな美容整形で顎骨削らないの?鼻高くしないの?
ましてや内臓を取って、数ヶ月は体調が安定しないとかあることを考えたらリスクが大きいのは当然。
LGBT団体つくって「私たちは同性婚ができなかった期間のせいで未婚を強制され精神的苦痛を受けた!」と国に損害賠償を求めるわ
↓これと同じようにな
旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術を強制されたとして、宮城県内の70代と80代の男性2人が国に計6600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、仙台地裁(高橋彩裁判長)は6日、旧法を違憲と判断し、国に計3300万円の賠償を命じた。不法行為から20年で賠償請求権が消滅する「除斥期間」が適用されるとする国側の主張を退けた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e593969d7700354fda3f34fad6f9006dd1e24bbb
早く認めた方が傷は浅いぞ?
あすなろ福祉会とは何も関係のないきょうだい児だが、論点がわからなくなってきたので整理したい。
・両親のうち一名知的障害者
・下の兄弟は支援学校高等部卒業後、入居型施設に入居。週末などは帰省。
・親も下の兄弟も小学校入学前〜低学年くらいのIQ。親のほうが重い。
自分の近況を整理する。
下の兄弟が施設に入居してからしばらくして、特定の入居者と仲がいいという話を聞いた。そのときよぎった不安が、「もし下の兄弟に子供ができたら誰が面倒みるのか?」だった。親は年齢的に先に死ぬ。大体親の片方は障害者だし、もう片方も役所の説明が分からなくて帰宅するような人だ。わたしが養子縁組でもして育てることになるだろう。そうなったとき自分の結婚・妊娠・出産・子育ては?と思い至った。幼い頃から障害者を複数抱えるわたしと結婚してくれるような配偶者はいないだろうなとうすうす思っていたが、それがより現実的になった気がした。
・旧優生保護法と同じことをしているのでは?
障害者の遺伝子を残したくないという発想ではなく、現実的に子供が育てられるか?という判断から行われた不妊手術なので、まず論点は「障害者は子供を育てられるか?」。
親も下の兄弟も、掃除や風呂といった身の回りの衛生管理は出来ない。小銭程度なら買い物ができるが、札を扱うことはできない。いずれも、子供のように教えれば成長するという類のものではない。彼らのIQの限界である。そうした状況では周囲の支援が不可欠だが、その周囲の支援は誰が何を行うのだろうか? お金だって障害者年金では足りない。結局家族が手間と時間を割き、お金を出さなくてはならない。
そうした理想的な施設があればモデルケースとなるので今すぐ全国に紹介したほうがいい。
・障害者に子供が育てられないというなら、年収が低い人だって育てられない
自分の身の回りを最低限整えられる人と障害者は一緒にできない。ネグレクトとかになる場合は健常者であっても行政が介入するのだし、子供が不幸に育つことと子供が育てられないことは別ではないかな?
わたしはたまたま事故などなく成人できただけだと思ってる。祖父母が近所に住んでいて最低限のことを整えてもらったから社会生活と切り離されずにすんだけど、幼稚園の頃はまともな食事が出てこなくていつもガリガリ、頭が臭いと言われていた。わたしの場合はたまたま周囲に支援者がいたが、そうでない場合は行政に頼るのか?そんなうまいことやってくれる施設ある?
俺の妹は診断貰ってるADHDで、多動や癇癪、空気の読めない行動が昔から強くあり定期的に通院してた。きっと昔は服薬もしてたと思う。多動は大人になると少しずつ落ち着いてくることが多いので今は薬なしで県外の大学に通っている。
俺が小さいうちに離婚した俺の父さんも、今思えばあの数々の不可解な行動は発達原因だったかもしれないなぁと考えている。随分会ってないから確信はもてないけど…あと祖父母もなんだか怪しい。変人というか、共感性にかけるというか。
俺自身は健常。でも障害はグラデーションって最近言うじゃん?俺も昔から周りから天然だと言われることが多くて、自分でもおっちょこちょいだなーと思うことが多い。もしかしたら発達の八の字くらいは入ってるのかもしれない。(診断済みの人と比べたら本当に失礼なレベルだとは思うが…)
そんな俺にも理解ある彼女ちゃんがいるのだが、子供の話になった時、俺は漠然と(別に欲しいかと言われるとそうでも無いけど、彼女が望めばまあ順当に1人2人くらいは子供を持つのだろうか?)と考えていた。
だが、「言いにくいけど結婚前にしとくべき大事な事だから言うね。妹さんに発達があって、お父さんやおじいちゃんまで怪しいんだよね?俺くんも少し抜けてる所あるし、はっきりいって遺伝の可能性が高いと思う。こういうのって子供に遺伝する確率が高いから、ごめんけど子供を持つ気は無い」とキッパリ言われてしまった。
最初から子供に執着は無いし子供を持たない選択自体には異論なしなのだが、少しだけ心に引っかかっていることがある。
優生保護法が廃止されてたぶん数十年(なのかな?)、現代社会は確実に差別を減らそう、相互理解しよう、SDGs万歳って感じに話が進んでいるし、ジェンダー平等なんて言葉は毎日色んな媒体で聞くようになってきた。
だけど現実として障害持ちの子供は誰も欲しがらないし、染色体異常が分かれば90%以上はおろされるし、発達家系(それに限らず色々な病気の家系)は子供を作ることを拒否される…
それってやっぱり人々の心の根っこの部分には絶対に変えられない優生思想が根付いてるってことなのか?
でも現実問題障害の子供を育てるって大変だ。間近で見てたからわかる。本当に俺も苦労することが沢山あったし、親はそれ以上に色んな苦労があったんだろうな。
それに遺伝する病気だと分かっていたのに子供を作って、本当に発達障害を持って生まれてきたら子供が1番の被害者かもな。子供は一生苦労するから。
だからやっぱ障害家系は子供を作るべきでは無いのか?これ以上負の連鎖を続けないためにも。
https://anond.hatelabo.jp/20220503215621
・日本では中絶が合法とされたことは過去に一度もない。刑法には堕胎罪規定がある。母体保護法(旧優生保護法)において、「やむを得ず堕胎が許認される例外的場合」の規定があるだけである。基本的には心身的な理由で母体を保護する場合以外は駄目だが、後に著しく経済的不都合のために養育が困難な場合が付け加えられた。現在はそれが拡大解釈されている状態。立法意図から敷衍した場合は、低所得者層への養育のサポートが充実した現在は中絶の99.9%違法性がある状況。
・出生の定義は全身が母体から出た瞬間。それ以前の胎児は、人間ではないが厳密に物でもない。物であればそもそも堕胎罪規定などはない。中絶胎児を生ゴミとして出したら違法になるのは産廃法違反だからではなく、死体遺棄罪に相当するからである。つまり胎児は部分的は人間であり、準人間的な扱われ方をしている。
・アメリカには中絶関連の連邦法はない。州法レベルでかつて中絶を違法化する法律があったが、それら州法が違憲であるとの判断を1972年に連邦最高裁が下した。法源はこの判決であり、従って最高裁の判断が変わる可能性はある。であるから、裁判になるのを承知で、各州議会で中絶違法化を進める立法がなされている。憲法に中絶権規定がなく、それどころか連邦法で立法化もされていないので、ほぼ永遠に連邦最高裁で判断が繰り返されることになる。今回、連邦最高裁への上告を却下せず、最高裁判断が示されることになったと言うのは、従来の判例を棄却すると言う意味であるから、最高裁が中絶違法化(と言うか中絶違法の州法の合法化)に転じることはあらかじめ予想されることであった。なぜ連邦法で立法化されないかと言えば、議会多数派が民主党、共和党でころころ変わり、変わるたびに中絶合法化、違法化の法律が出来、大統領が議会多数派と反対党の場合は拒否権を発動してカオス化するのが目に見えているからである。現状は、「実質的には中絶が容認されている」と言う点で民主党を満足させ、「中絶の合法化まではされていない」と言う点で共和党を満足させると言う落ち着きどころになっているが、連邦最高裁が中絶違法化判断に踏み切れば、逆に民主党は立法化に動くかも知れない。
・ヨーロッパ諸国でも中絶の許認は結構国によって差がある。フェミニスト的な女権のニュアンスが一番強い「ヴェイユ法」を持っているのはフランスで、基本的には中絶に関しては女性のみが全権を持っている。1975年に成立したヴェイユ法は女性政治家シモーヌ・ヴェイユ(著名な哲学者とは別人)の働きかけで成立した。カトリックの強いフランスでは「人間の選別はナチズムである」との批判も強かったが、ユダヤ人であったヴェイユはアウシュヴィッツ収容所からの生還者であった。2017年の逝去では国葬されている。ドイツでは、例えばダウン症と分かってからの中絶は違法である。これは人間の選別に対する恐怖によるものであり、日本でも安易に行われているダウン症児堕胎については議論があるべきだろう。