2022-12-19

あすなろ福祉会/きょうだい児の視点から

あすなろ福祉会とは何も関係のないきょうだい児だが、論点がわからなくなってきたので整理したい。

まず自分スペック

アラサー女、結婚の予定なし独身

・両親のうち一名知的障害者

・下の兄弟が一名知的障害者

・下の兄弟支援学校高等部卒業後、入居型施設に入居。週末などは帰省

・親も下の兄弟小学校入学前〜低学年くらいのIQ。親のほうが重い。

自分の近況を整理する。

下の兄弟施設に入居してからしばらくして、特定の入居者と仲がいいという話を聞いた。そのときよぎった不安が、「もし下の兄弟子供ができたら誰が面倒みるのか?」だった。親は年齢的に先に死ぬ。大体親の片方は障害者だし、もう片方も役所説明が分からなくて帰宅するような人だ。わたし養子縁組でもして育てることになるだろう。そうなったとき自分結婚妊娠出産子育ては?と思い至った。幼い頃から障害者複数抱えるわたし結婚してくれるような配偶者はいないだろうなとうすうす思っていたが、それがより現実的になった気がした。

あすなろ福祉会を巡って出てきそうな論点

・旧優生保護法と同じことをしているのでは?

障害者遺伝子を残したくないという発想ではなく、現実的子供が育てられるか?という判断から行われた不妊手術なので、まず論点は「障害者子供を育てられるか?」。

障害者子供を育てられるか?

親も下の兄弟も、掃除風呂といった身の回りの衛生管理は出来ない。小銭程度なら買い物ができるが、札を扱うことはできない。いずれも、子供のように教えれば成長するという類のものではない。彼らのIQ限界である。そうした状況では周囲の支援が不可欠だが、その周囲の支援は誰が何を行うのだろうか? お金だって障害者年金では足りない。結局家族が手間と時間を割き、お金を出さなくてはならない。

施設子供の面倒を見ればよいのでは?

そうした理想的施設があればモデルケースとなるので今すぐ全国に紹介したほうがいい。

障害者子供が育てられないというなら、年収が低い人だって育てられない

自分身の回りを最低限整えられる人と障害者は一緒にできない。ネグレクトかになる場合は健常者であっても行政が介入するのだし、子供が不幸に育つことと子供が育てられないことは別ではないかな?

わたしたまたま事故などなく成人できただけだと思ってる。祖父母が近所に住んでいて最低限のことを整えてもらったか社会生活と切り離されずにすんだけど、幼稚園の頃はまともな食事が出てこなくていつもガリガリ、頭が臭いと言われていた。わたし場合たまたま周囲に支援者がいたが、そうでない場合行政に頼るのか?そんなうまいことやってくれる施設ある?

自分生活体験とリンクしてしまって客観視できていない。あすなろ福祉会をめぐる話題を整理してくれる増田はないだろうか。

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