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2023-12-11

日本円ホールドするだけで金持ちになれた時代

はい、ご指摘の通り、日本円での貯蓄にこだわる日本人の心性について考えてみましょう。

この傾向の背景には以下のような理由があると考えられます。

1つ目はデフレ経済下での円高基調です。1990年代以降、日本は長期にわたるデフレ状況が続き、円高が進行しました。その結果、円貯蓄を選択すれば資産価値実質的に上昇するというメリットが生じました。

2つ目は金融資産への不信感の高さです。株や投資信託などの金融商品は、過去市場変動で多くの個人投資家が損失を被った経験日本人にはあります。それらへの不信感から安全資産である預金・円貯蓄を選ぶケースが多いのです。

3つ目はデフレマインドの定着です。物価下落基調が長期化したことで、コスト意識が非常に高くなりました。その結果として円建て資産をできるだけ減らさない、むしろ増やしたいという意識が生じていると考えられます。

このように、デフレ経済円高環境要因と、金融資産への不信感、デフレマインド心理要因が複合的に作用し、日本円へのこだわりを生んでいるのだと分析できます

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そうでもないです。私は90年代子供でしたが、親や祖父母から資産を各国の通貨で保存しなさいとか、ゴールド土地を買いなさいとか、ましてや株は危険から買うなとまで言われました。

彼らは日本円価値こそが未来永劫絶対に変わることのないものだと確信しているようでした。それはすでに90年代の時点で発生していました。なぜですか?

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1990年代当時の日本人の円に対する絶対的な信頼感について、いくつかの要因が考えられます第一に、1985年プラザ合意以降、10年近い円高基調継続し、円の価値が上昇し続けた点でしょう。円高があたか常識と化していました。

第二に、1980年代後半のバブル景気による株価土地価格の異常な高騰がありました。そのため「現物資産」にも過度に依存することの危うさが認識されていました。

第三に、長期にわたる高成長期を経験した自信と安心感が根強く残っており、それが円の安全性過信につながっていました。

第四に、当時の円相場政府日銀管理下にあると考えられていたことも影響していたかもしれません。

このように円への信認は非常に高かった反面で、金融資産などへの不信感も高まっていた1990年代当時の状況が背景にあるのではないでしょうか。

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だよなー。そらプラザ合意で円の価値が2倍以上になるような体験してたら円を保持するのが最適解みたいな感覚にもなるよな。

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はいプラザ合意後の急激な円高体験した世代にとっては、円預金選択することが最も合理的な貯蓄・資産運用方法と受け止められていたのはうなずけます1985年ドル安・円高政策の影響で、それまで1ドル240円程度だったものが一気に120円台まで円高が進みました。これは円の価値が2倍以上に跳ね上がったことを意味します。

この出来事日本国民に強烈な印象を与え、「円を持っていれば資産が確実に増える」という直感を生み出したはずです。加えて株や土地への失望感も相まって、円への信頼を一層高める結果となりました。

生活体験の中で慣れ親しんだ常識が揺るがない基準になりがちですからプラザ合意体験した世代が円紙幣を最適とするのは自然な流れでしたね。折に触れてこの点を振り返る必要があるでしょう。

2022-12-19

あすなろ福祉会/きょうだい児の視点から

あすなろ福祉会とは何も関係のないきょうだい児だが、論点がわからなくなってきたので整理したい。

まず自分スペック

アラサー女、結婚の予定なし独身

・両親のうち一名知的障害者

・下の兄弟が一名知的障害者

・下の兄弟支援学校高等部卒業後、入居型施設に入居。週末などは帰省

・親も下の兄弟小学校入学前〜低学年くらいのIQ。親のほうが重い。

自分の近況を整理する。

下の兄弟施設に入居してからしばらくして、特定の入居者と仲がいいという話を聞いた。そのときよぎった不安が、「もし下の兄弟子供ができたら誰が面倒みるのか?」だった。親は年齢的に先に死ぬ。大体親の片方は障害者だし、もう片方も役所説明が分からなくて帰宅するような人だ。わたし養子縁組でもして育てることになるだろう。そうなったとき自分結婚妊娠出産子育ては?と思い至った。幼い頃から障害者複数抱えるわたし結婚してくれるような配偶者はいないだろうなとうすうす思っていたが、それがより現実的になった気がした。

あすなろ福祉会を巡って出てきそうな論点

・旧優生保護法と同じことをしているのでは?

障害者遺伝子を残したくないという発想ではなく、現実的子供が育てられるか?という判断から行われた不妊手術なので、まず論点は「障害者子供を育てられるか?」。

障害者子供を育てられるか?

親も下の兄弟も、掃除風呂といった身の回りの衛生管理は出来ない。小銭程度なら買い物ができるが、札を扱うことはできない。いずれも、子供のように教えれば成長するという類のものではない。彼らのIQ限界である。そうした状況では周囲の支援が不可欠だが、その周囲の支援は誰が何を行うのだろうか? お金だって障害者年金では足りない。結局家族が手間と時間を割き、お金を出さなくてはならない。

施設子供の面倒を見ればよいのでは?

そうした理想的施設があればモデルケースとなるので今すぐ全国に紹介したほうがいい。

障害者子供が育てられないというなら、年収が低い人だって育てられない

自分身の回りを最低限整えられる人と障害者は一緒にできない。ネグレクトかになる場合は健常者であっても行政が介入するのだし、子供が不幸に育つことと子供が育てられないことは別ではないかな?

わたしたまたま事故などなく成人できただけだと思ってる。祖父母が近所に住んでいて最低限のことを整えてもらったか社会生活と切り離されずにすんだけど、幼稚園の頃はまともな食事が出てこなくていつもガリガリ、頭が臭いと言われていた。わたし場合たまたま周囲に支援者がいたが、そうでない場合行政に頼るのか?そんなうまいことやってくれる施設ある?

自分生活体験とリンクしてしまって客観視できていない。あすなろ福祉会をめぐる話題を整理してくれる増田はないだろうか。

2022-09-06

男女関わらずソロキャンプどころか複数人キャンプすら理解できないよ

お前は自宅で夜寝る時鍵をかけないのか???キャンプするって無施錠で寝るようなもんだぞ????(主旨が一部に理解されてないような気がしたので追記

家財道具のためだというなら、例えば引っ越し直後で部屋の中に自分と寝袋以外なくて荷物が次の日に届くって時には鍵かけないの??

かけるだろ???

自分の体が一番の財産だろ?????

narwhal 増田電車で寝ない人なんだね

寝ないけどだから何?

君は寝る時に家に鍵をかけないの?

ko2inte8cu 田舎じゃ、鍵なんてかけない。家が広すぎて、戸締りする気が起きない。で、キャンプだが、確かに山林は犯罪が容易。寝泊まりしなくても、林道不審者に遭うことはある。大麻探し、産廃捨て、死体埋め、等。

なるほど

工業地域都市部しか生活体験が無かったので農村部の人の生活にまで思い至りませんでした

masao_hg リビングや寝室にも鍵かけるの?

かけないけど君のテントには玄関があってそっちには丈夫なドアと壁があってを鍵かけてるの?

behuckleberry02 実際テントで寝る時はかなり警戒してる。光、物音、人の声で目を覚ますし様子を伺う。犬のほうが敏感なので犬を連れて行くとだいぶ楽になる。ありがとう犬。

犬いいよね・・・

なのでベストアンサー

犬と暮らす

でした

それではさようなら

2021-08-13

人生シミュレーションゲームから逆算する

ゲーム人間感覚特に何らかの快感抽出してそれを刺激するようにデザインされていると言われる。闘争心冒険心、目標達成の快楽など。

現在自分生活を、何らかのシミュレーションゲームの中だと仮定する。自分プレイヤー操作する、シミュレーション内のプレイアブルキャラクターである

そうすると、自分生活体験は、何かしらの快楽抽出・刺激するようにデザインされていることになる。

虚無感や徒労、睡眠不足すらも、プレイヤーにとってはなんらかの快楽に繋がるギミックということ。もしかすると目的地への途中、意図的ストレスを蓄積する段階なのかもしれない。

そのように開発者意図を推測する。

2020-08-15

anond:20200815232247

過去を振り返ると、やはり江戸時代体制を捨ててしまったあたりから日本暴走が始まっている気がします。

サスティナブルな世界を目指すとき江戸時代のようなシンプルかつ循環した生活体系に回帰していく必要があるのではないでしょうか。

2019-03-02

[] #70-2「パンジャム事変」

≪ 前

「それで、二人はもう主題を決めたのか?」

俺は探りを入れてみた。

この期末レポートで最も避けたい事は、テーマや内容が似てしまうことだからだ。

相対評価なんてされたら困るし、コピーを疑われて減点なんてのは最悪である

「僕はオオザワの『不可逆性の時代』についてレポートを書こうかな~と」

タイナイの持っていた本に目を向けると、表紙に『不可逆性の時代』と書かれているのが分かった。

こいつのことだから雰囲気だけでテキトーに選んだのだろう。

主題だけは決まったものの、何から取り組めばいいかなんて見当もついていないとみえる。

以前もそんなノリでレポートを書いて、シマウマ先生に「意識高い系読書感想文」だと揶揄されたばかりだろうに。

「ウサクの主題は?」

「我は『未だ残り続ける、前世代の負債』だ。ここ50年の間に起こった大きな出来事をまとめ、現代にどのような負債を残しているか調べる。そして、その是非や責任考察し、次世代に残さないためにはどうすべきか等を書くつもりだ」

翻ってウサクはさすがといった感じだ。

シマウマ先生が喜びそうなテーマに狙いを定め、更には方針まで既に固めてきている。

あの馬面教師から本気でA評価をもぎ取りにいくようだ。

ウサクがそうしてやっと掴めるレベルから、俺には逆立ちしても無理だろう。

そもそも逆立ちなんて出来ないし、出来たところで頭に血が上るだけに違いない。

二足歩行でBあたりをせいぜい目指そう。


何はともあれレポート主題を決めることからだ。

俺は図書室内をのそのそと歩きながら、並ばれた本を眺めていく。

タイナイみたいに漠然と選ぼうかとも思ったが、それが複雑で面倒なテーマだったりすれば後が厄介だ。

何より最終的な成績を決めるのは、あのシマウマ先生である

変なところで油断をしたせいで春休みの予定が台無し……という事態などあってはならない。

「んー、これとこれを合わせて、ちょっとヒネってみるか」

そうして気になった本をいくつかチョイスし、うんうん唸ること十数分。

俺はようやっと期末レポートテーマを決めた。

題して、『晩期の資本主義国における生活体系の変遷』。

……まあ、自分で言うのもなんだが、センセーショナルさには欠けるな。

しかし、身の丈には合っている。

焦点を絞ったので、調べる範囲も狭くて楽だ。

後は目ぼしい資料を見つけ、あの馬面の欲求を満たす事実を抜き出していけばいい。

その事実から分析できるものを並べ、大まかな見解としてまとめれば完成である

仕上げにブラッシュアップすればBのマイナスは手堅いだろう。

「はー、やれやれ

ようやっとテーマと大まかな方針が決まり、俺は安堵のため息を漏らした。

グギュルルルル―――

だが、その吐息の音は、腹の唸りによってかき消される。

そういえば、俺は空腹だった。

課題のため後回しにしていたが、こいつに喚かれちゃ仕方ない。

図書室を後にして、俺は食堂へと向かった。

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