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はてなキーワード: 中選挙区制とは

2021-10-03

小選挙区制自民党内の派閥政治の相性が最悪

しかしたらさ、中選挙区制から小選挙区制にしたら、派閥政治が終わるかなと思ったんだろうね

さきがけとか新生党とか出てきたみたいに、自民党もどんどん分裂して政界再編が起きるんじゃないか

でも結局そんなことは起こらなかった(起こりそうになったけど、なんだかうまくいかなかった)

中選挙区なら、複数出馬している自民党候補のうち誰を選ぶか、で派閥争いに国民も少しは参加できたんだけど

小選挙区ではそれができないんだよね

民主主義としてかなりまずい状況になってんじゃないか、これ

もう一回二大政党制を目指そうっても別にいいけど、それよりは選挙制度改革やった方が手っ取り早そうだ

とりあえず、劇的な改善は望めないとしても、ドイツ型の比例代表併用制の採用無難だろうか

2021-09-14

anond:20210914150254

二大政党制政権交代志向してたくせに、それが無理そうになると「やっぱ中選挙区制の方がいい! 自民で同士討ちして!」って

まりにもダサすぎるわ

2021-09-13

anond:20210913230137

そもそも二大政党制なんてものが間違ってんだよ。与党トップのコバンザメになり、野党野党第一党であればそこそこ勝てるわと甘える。なおかつ、トップ2党が経済政策を誤れば入れれる党がない。

中選挙区制で、勝ち得るやつがのし上がっていくのが正しい。まだMMTを掲げて殴り込んできたれい山本なんかのほうが可能性がある。

2021-09-11

anond:20210911120514

まあ、僕は比例はれいわに入れるけどね。小選挙区はまだ決めてない。

けど、積極財政緊縮財政かに加えて、積極財政の中で何に使うのが良いか、将来増税するとしてどこから増税するのかで3人総裁候補がたったか議論も活発になってるのは感じる。

本来このようにいくつか選択肢があってその中で最も良い状態を選ぶのが良いんだ。

2大政党制は誤りだった。与党はコバンザメ議員ばかりになり、野党第一党も、野党第一党の座は揺るがないと安穏としてしまう。

れいわも参院東京選挙区や、参院全国区みたいな、複数候補者を選ぶ中で広がってきた。小選挙区制、二大政党制議員の質も劣化する。中選挙区制のほうがいいな。

2021-09-10

anond:20210910074647

本来は「俺はこれをやるんだ!」と言って党を立ち上げて、立ち上げた党首選挙で勝ち続けそのうちその党が優勢になるというのが望ましいんだと思う。

2党という枠組みは変わらなければ、トップ2党が明後日のことばかりみてしまって、例えば肝心の経済政策無視してしまえば、選挙民は投票する先はない。

小選挙区制与党トップの方ばかり見ていればいいというコバンザメばかりにしたし、野党第一党野党第一党の座は変わらないからと安穏してしまう。

れいわが参院東京選挙区と、全国区でかき乱さなかったら、自民党過去の延長線でしかなかったんじゃないか総裁選挙も3人中2人が積極財政で、岸田と高市はその上で論点差がある。

自民党立憲民主党両方新自由主義だった5年前ぐらいには考えられなかっただろう。

選挙制度も中選挙区制度に戻してほしいな。

2021-09-06

anond:20210906180337

であればやはり小選挙区比例代表並立制を捨てて、中選挙区制に戻すべきよ。

派閥金権政治化しやす問題はあったが、党中央公認を通じた選挙区での一本化がないだけに自民党の同一選挙区議員派閥間でも政策論議が行われていたのだから

2021-08-29

anond:20210829123708

小選挙区制二大政党政権交代志向していたのに、それが無理になった途端「やっぱ中選挙区制の方がいい! 自民同士で同士討ちして!」って

あんまりにもダサすぎるんだよなあ

anond:20210829115422

党を選ぶ小選挙区制より、中選挙区制のような人を選ぶ選挙制度のほうが正しいのだと思う

多様性大事と言われる今の時代こちらのほうが良いのだろうなと漠然とは思う。それこそ試してみたいよね。

ただそれを決められるのは、それこそ小選挙区制で勝ち抜いた人たちだから構造的に無理そうなのつらいな…

中選挙区制廃止された理由も(Wikipedia見てると)「党内で同じ選挙区で争うから金権政治が横行する」って感じで、自民党がやりやすいように変更されたようなものみたいに思えるし…

anond:20210829114251

まず全世界的な新自由主義の潮流に、小選挙区制による二大政党制幻想が相まって民主党機能しなかったのだろうと思う。

今でこそMMTができたがために、自国通貨建て国債による財政破綻疑問視されるようになってきたが、MMTが出るまでは、自国通貨建ても外貨区別せず、政府借金が増えればいつか財政破綻が起きるという話だった。

そして、民主党政権とってやったことは「十分に新自由主義がなされていないか完璧にすれば日本再生する!」だ。実際は経済低迷だし、埋蔵金なんてなかった。

なおかつ小選挙区制は上位2党に集約される。なので、上位2党両方新自由主義といったように方向を誤ってしまえば誤りは正されることはない。

しかし、MMTあくま財政破綻外貨借金の話である看破され、自民党立憲民主党も両方内部で積極財政派と緊縮財政派が割れるようになった。なおかつ、比例などを駆使してぎりぎりれいわが党として成り立っている。

自民党立憲民主党積極財政派を通して、緊縮財政派を落とす。もし積極財政こそが再優先課題なら比例ではれいわに入れる。などと言って積極財政議員を増やすべきだと思う。他の論点が好みならどうぞそちらを。

理想をいえば、トップ2党が両方誤ることがあるからこそ、党を選ぶ小選挙区制より、中選挙区制のような人を選ぶ選挙制度のほうが正しいのだと思う。

小選挙区は党本部忖度し、党本部の方を見ていればそれで十分だっていうコバンザメ議員を量産させ、政策多様性を消した。

2021-06-20

都民に期待するしかない

今の政権オリンピックをやめさせるには、結局①都民多数が変異株に感染して②都議選自民公明が壊滅的に負けないことには不可能なんじゃないか、と思うに至った。
マスコミの無力さ加減は安倍内閣時代から露呈していたけど、菅内閣に至っては「どうせ国民デモも打てない無気力集団から世論調査無視して構わん」「国会論破されても怪我ひとつしない」という教訓を学んだらしく、彼らの進路を変えるすべはほとんどないのだ。
まして、はてブが世の中を動かす力などほぼゼロだ。

しかして、主に若い都民の皆様は辛抱生活に耐えかえてあちこちで暴発し始めているらしい。明日以降、感染危険性の高い振る舞いが都内において加速することは必定だろう(望んでいるわけではないが)。
あとは都議選だ。
石原慎太郎都知事に選んだ集団理性的判断をするとは期待していないが、政権オリンピック遂行するためにどれほど無茶苦茶をやっているかの一点でブームが起きれば、雪崩的な選挙結果は十分起こり得るだろう。
都議選中選挙区制から十分な対立候補が出なければ議席に反映しないが、今回は共産党のターンだと思うので想像以上の地殻変動が起こる可能性はあると思う。
都民ファーストだかライトだかという集団絶滅危機に瀕しているらしいが、選挙はワンイシューで勝てることもある。小池知事を見限って勝負に出る価値はあるだろう。あとなんか中途半端野党がいるらしいがそれは無視してよい。

つの時代も軽はずみが歴史を動かしてきた。都民の軽薄さに期待する。今回については軽薄が正しい。

2021-06-18

anond:20210618232326

割るならまさに派閥必要なんだけど、派閥の力が弱体化してるので弱小政党が出来るだけだよ。

中選挙区制より金銭面はクリーンになったけど、小選挙区制は本当に派閥の力をそいで、自民党内での政策議論消滅させたわ。

2021-06-16

あんまり政治のことはよくわかってないけど、結局重要な議題は自民党内で話し合って決めてる感じがする。野党存在意義はあるのか?こんなんだったら、もう中選挙区制に戻した方がいいんじゃないの。

なんか野党界隈って社会党マインドずっと引きずってるように見える。自民小泉あたりで別物になったけど。

2021-05-05

小選挙区制は間違いだった中選挙区制に戻すべし

そしたら少しはマシになるだろ。

2021-04-20

anond:20210406061320

経済をどうするかが見えないのが一番でかいちょっと前は構造改革規制緩和政府の緊縮と言った新自由主義がが経済の解だと言われてたけど、もうそれは通じない。政府の緊縮は致命的に景気を落とすと同時に、科学崩壊させて次の産業破壊する。

新自由主義が致命的に経済を落とす政策だってのがこの30年で明らかになった。

リフレMMTが解だよ。ただ、リフレでも消費税増税とセットだったら元の木阿弥リフレだけだったら経済回復できた。そして、立憲民主党自民党MMTを掲げる議員はいるが、本流じゃない。

そもそも新自由主義MMT/ケインズ主義水と油から下手に経済をどうするかを掲げたら党が割れる。だから必死で他の看板を作ろうとしている。けどもまともな看板が作れないというのが君の言うバラモン左翼なのかもしれない。

MMTを中心に掲げる政党れいわだけ。れいわが勝って、MMTが票を取れるとなって、立憲民主党割れMMT賛同する議員がまとまったほうが経済運営がまともになる。今のままだったら仮に政権を取れても制作を決めれない。

そもそもが、二大政党制トップ2党が腐ってしまったらどうしようもない政策小選挙区制をやめて中選挙区制に戻したほうが良い。

2021-04-12

anond:20210412100305

小選挙区制っていうのがそもそもそういう制度だろ

お前らだってちょっとでも得票が多ければ大差で勝てる

そもそも腐敗の温床になるからってわざわざ中選挙区制やめたんだろう

てめえらが政権交代する気なくしたからってしれっとなかったことにするな

2021-04-03

anond:20210402081258

財源がない、消費税を上げなくてはならないというのは、誤った財政破綻論信じてるからでしょ。MMT議論提示される前だったから仕方ないが。

財政破綻あくま外貨借金によるもの。すると、産業劣化して海外に売れるものがなくなったが輸入するものがあるとき外貨借金が増えて財政破綻する。

あくまで、資源不足や外貨借金増大などの供給側の問題ではあったが、新自由主義政府の緊縮、保身に入った企業放置で、基礎萌芽研究設備研究投資をしなくさせむしろ供給破壊することがやっと知れ渡ったってことだがな。

と言ってもMMT議論が投げかけられた。なおかつ、コロナべらぼうに経済が低迷している中で、財政出動しても実際高騰したのはマスクや消毒液や病床など「供給が足りない物件だけ」ってのがわかった。

まあ、次は選挙新自由主義議員が落ちて、MMT議員れいわ含め勝つようになり「新自由主義では選挙に落ち、MMT/ケインズ主義では選挙に通る」って状態にしないとならない。

逆に新自由主義維新は「MMT/ケインズ主義では選挙に落ち、新自由主義では選挙に通る」ようにしたいから、自民党安藤立憲民主党の馬渕の選挙区に刺客を送ってる。

ま、MMTれいわも野党側でさんざん引っ掻き回してきた国民民主前原刺客を送ってるが。

どのみち自民党立憲民主党の大半は日和見よ。逆に言えば、トップ二党が日和見だがそれだけしか選択肢がない状態ってのは民主主義の敵だな。中選挙区制にもどすべきだわ。

2021-01-25

anond:20210125171311

中選挙区制時代はそれでもきちんと批判がされてただろう。

小選挙区の今は本部が完全に仕切ってるから、ズブズブの森友だとか家系とかみたいなことやってもなあなあ。

腐敗の影響も小選挙区のほうが悪い。

2020-11-15

anond:20201115153110

経済論戦はわかりにくいから表に出づらいけど、実は自民党立憲民主党も内部で新自由主義VSケインズ主義/MMT割れてるんだよね。

ただし、自民党の主流は竹中平蔵アトキンスを重宝するように新自由主義。また、立憲民主党も安住や野田みたいなゴリゴリ消費税増税、緊縮派が主流の近くにいる。

自民党の傍流であれば、安藤西田立憲民主党も馬渕がいるが。

れいわは唯一のケインズ主義/MMT政党

勢力持って、自民党立憲民主党の中のパワーバランスを変えるというのでも意味がある。

あと、党内でも議論がきちんと僕はこういう方向が良い!と正々堂々と議論ができるように中選挙区制に戻すべきだわ。

2020-08-17

anond:20200817060142

政党多様性かな

中選挙区制だと比例代表民意多様性をある程度反映できたが、小選挙区制のせいでそれがなくなった

2020-06-29

anond:20200628072917

小選挙区より中選挙区制のほうがマシ」みたいなブコメありましたけど、当時の野党からすると基本的に党勢を拡大するのが難しい制度なんですよね。

言及先の地方議員さんが書いた通り、中選挙区ではひとつ選挙区から同じ政党候補者複数人出馬するんですけど、有権者候補者の一人にしか投票できないので

同じ政党候補者共倒れするリスクは常にあります。今もそうですけど当時の野党自民党に比べて相対的リソースが少ないため、候補者複数人出馬させると自民党より

共倒れリスクが高くなります。したがって野党選挙区出馬する候補者数を絞る方向にインセンティブが働きます候補者数を絞れば当然当選する人も少ないので票も掘り起こせず

党勢も余り拡大していきません。政権交代なんて夢のまた夢というわけです。

リクルート事件が起きたとき汚職の原因は同じ政党がずっと与党の座にいて権力と結びついているからなのでは?という意見がありました。そこで与野党から政権交代可能選挙制度

に変更しようという動きが出てきます言及先では金権政治の打破が政治改革目的に挙げられていて、もちろんそれも目的の一つではあるんですが政権交代可能にするため

というのもまた大きな目的だったんですよ。

2020-06-28

anond:20200628072917

小選挙区制というのは死票がいっぱいでて、全くダメ制度で、一刻も早く中選挙区制に戻すべきだ、と、なんとなく思ってたんですけど、この増田だと、政治とカネについてクリーンにするという当初の意図は達成されたということですか?

地元だと、現職一強で、入れたくなるような候補があっても絶対落ちるから、現職とクズ候補ばかりで、選挙絶望してるんですが…

自民系の地方議員です。カネ配りについて書きます

自民系の三世議員市町村議員)です。

河井夫妻の事件について、元国会議員豊田真由子さんや、金子恵美さんが地元でのカネ配り(先輩議員地方議員にカネ配れとアドバイスされた)について発言しているので、地方議員からの話をします。

もともと、業界には与野党わず「目配り、気配り、カネ配り」という言葉があって、この3つができる政治家が優秀な政治家だとされていました。

でもそんな話は中選挙区時代(~1993年)であって、今はこの言葉すら死後になっています

中選挙区時代のはなし

今の話をする前に、すこし中選挙区時代の話をします。カネ配りはこの時代に盛んに行われたので。

中選挙区制は選挙区人口によって定数が決まっていて、選挙の上位2人~6人くらいが当選します。なので、ひとつ選挙区から同じ政党候補者が何人も出馬します。たとえば群馬3区では当選議席数が4で、自民からは3人(福田中曽根、小渕)が出馬します。

有権者や、地方議員からすると、同じ自民党の候補者なので、3人に基本的政策に違いがありません。3人の候補者政策的な差別化が図れないので、「あの道路は俺が作った」みたいな、どれだけ予算地元に持ってきたか利益誘導政治)がアピールポイントになりますさらにその先が、直接的なカネ配りだったり、選挙事務所での食事だったりするわけです。とにかく政策では差がないので、政策以外の差が得票になるのです。

群馬3区では選挙メシも有名でした。福田料亭中曽根レストランwikipediaの「上州戦争」でも書いてありますね。私の選挙区でもオヤジの話を聞くと、昔は選挙事務所鰻重が出た、なんて聞きますうなぎ食べたい。

参議院選挙都道府県によっていまでも中選挙区制なので、制度的にはこうなりやすいです。現に河井さんの広島も改選2議席で、自民から2人でたからね。しかアンリさんは新人で実績(利益誘導)をPRできないから。

政治改革

戦後、そんな選挙がずーっと続いていたのですが、1988年リクルート事件が発覚して、カネと政治をめぐる事件が立て続けにおこりました。それで、なんでこんな金権政治になるんだろうと考えたところ、中選挙区制が原因じゃろう、となったのです。

派閥親分が無理してカネを集める→系列国会議員に配る→地元でカネが飛び交う のが中選挙区制の行きつく先だったのです。

それでついに1993年選挙自民党は大敗し、細川護熙内閣誕生します。細川内閣は、政策理念も異なる8会派が集まってできた内閣で「8頭立ての馬車」、7政党大臣ポストを振り分けたので「レインボー内閣」なんて言われました。この内閣の唯一の政策共通点は「政治改革」で、結果としてこの内閣のもとで中選挙区制をやめて、小選挙区制します。

このときに行われた政治改革のポイントは2つです。1つは小選挙区制(1つの選挙区に各政党は1人しか公認しない)にすることで、カネではなく、政策勝負する選挙構造にすること。もう一つは政治献金に大きな規制を設けることで金権政治元凶であるカネ集めをできなくする、その代わりに税金から政党交付金(約300億円)をつくってこれを各政党に分配するということでした。

いまの状況

この政治改革から約30年、選挙は確実に変わりました。カネ配りも、選挙事務所での豪華メシもなくなりました。石破茂さんも雑誌とかメディアインタビューで「小選挙区になって、お金は確実にかからなくなった。誰でも議員に挑戦できるようになった」、「中選挙区制だったら私は議員を続けていられなかっただろう」って何度も言っています。そりゃそうだよね、自民から1人しかでないなら、カネ配んなくても地方議員はその人応援しないといけないもん。

から、我々自民党の地方議員も、河井夫妻の事件をみてビックリしています。なんて昭和なんだろうって。うちのじいさんのときの話みたい。

んで、本題に入りますが、もちろん、地元代議士からお金をもらうことはあります。年間10万円くらい。

正確には、党勢拡大のための組織活動費として、自民選挙区支部代議士支部長)→自民地方支部代議士か県会議員が支部長)→自民市町村第XX支部増田支部長)という形でお金がきます。このお金政治資金規正法に則り、年にいくらもらって、年にいくらつかったかを報告義務があり、その収支報告書ウェブでも公開されています。もちろんお金を受け取ったら領収書を発行します。

地方議員国会議員と違って、給料以外の集金の手段政治資金パーティー政党交付金)を持たないので、基本的活動はすべて自腹です((野々村竜太郎県議城崎温泉に行って有名になった、政務活動費という税金が原資の経費があるが、一連のスキャンダルで使途についてチェックがえらく厳しく、文房具交通費広報紙くらいにしか使えない。せめて議員として招かれる団体会合の参加費には使わせてほしい。))。一方で国会議員給料以外に、文書通信費で1200万、立法事務費で800万、派閥から数百万、党本部から2000万(政党交付金)、パーティーで2000万と、だいたい年間6000万くらい集金できるので、それを原資に活動しています。どこの選挙区でも、与野党わず国会議員支部から地方支部(=地方議員)に組織活動費を出します。代議士国会が開かれる1~7月1012月永田町に行っていて、週末しか地元にいませんので、その間、地元で党を守り、地域の声を直接聞くのは地方議員ですから会社組織でいうなれば、本社から支店に補助をだしてるみたいなイメージ

冒頭の豊田真由子さん、金子恵美さんの発言(先輩議員から地方議員にカネ配れとアドバイスされた)はこの収支に報告義務のある組織活動費の話と、領収書なしの裏金であるアンリさんのお金混同していて、センスのなさを感じます。きっと、彼女たちはパーティーで集めたお金や、政党交付金を自分1人でガメていて、こうした党勢拡大の組織活動費地方支部に出さなかったんでしょう。そりゃ落選するわ。

とまあ、河井夫妻の事件自民党の地方議員もびっくりしているので、当たり前とは思わないでほしいです。

はいもの

でも、仮にうちの代議士が、去年の統一選挙直後に「当選祝いです。領収書はいりません」といって、30万持ってきてたら受け取っちゃうよなーとはちょっと思う。

選挙ってそれほどつらくて厳しいもの(ほんとに毎回憂鬱になる。新人候補が思ってたよりつらくて途中でやめるのはよくあること)で、カネもかかるから金銭感覚もマヒしているし(普段なら絶対30万なんて怪しいとおもうけど、選挙で多額の金を突っ込んでるから感覚マジでマヒしている)、当選の直後なんて超絶な解放感で有頂天だし(4年に1回の選挙オリンピックメダルをとった感覚イメージしてほしい)、単純に「あっ、どうも、気遣いありがとうございます」って感じでご祝儀として受け取っちゃう。受け取ったときに「奥さんの集票のため」なんて思わない。広島地方議員首長が軒並み「集票のためとは思わなかった」って見苦しい言い訳してるけど(私ですらそう思うから一般の人からするとマジで見苦しい言い訳しか見えないだろう)、当事者だったらマジでそう思ってると思う。

まあうちの代議士ケチ絶対カネ配りなんかしない。安心して職務に専念できる。しっかり地域のため働きます

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