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はてなキーワード: 設備とは

2024-04-10

まじかよ、めいろまさんに失望しました😰

https://twitter.com/takigare3sub/status/1771543285762240614

ちなみにめいろまさんは「元国連専門機関職員」という肩書きを誇らしげにプロフィールに添えられていますが、

かつて自身HPで「就職に有利!!国連IMF職員を1名20万円で紹介します」というグレーなビジネスを展開して外務省から直々に怒られた過去があり、これに触れると即ブロックされます

しかFAOの、PレベルInternational Staffではなく現地採用のGとかの職員でしょう。そんだったら私も2年ぐらい青山国連大学のSSAスタッフだったか国連職員名乗っていいよね。

単なる国連傘下の食糧農業機関イタリア本部ネット設備担当現地採用で勤めただけで、国連職員と聞いて普通の人が第一イメージするような“外交官”ではないです

そうですね国連に勤めててもピンキリですからね。派遣三菱商事勤めてたとか、アップルトイレ掃除してたとかでも三菱商事勤務とか言えちゃうのと同じかと思います

FAOJPO終わってP3とかでインターナショナルリロケーションありだったら職員だった、と胸張って言えますが。

https://web.archive.org/web/20110922122812/http://eigotoranoana.blog57.fc2.com/blog-entry-15.html

国連海外NGO就職

国連P-11応募フォーム添削 一通 40,000円(添付書類は含みません)

国連向け履歴書添削 一通 40,000円 (英文1000ワード程度)~80,000円

国連向けカバーレター添削 一通 38,000円 (英文600ワード程度)~58,000円

模擬面接質問作成 一通 28,000円~(英文500ワードまで)

Skype使用した国連模擬面接 30分25,000円~

Skype使用した国連就職・進学相談 30分20,000円~

現役国連職員IMF世銀職員の紹介 一名20万円~

英文履歴書および英文カバーレター英文で書かれたもの添削となります

日本語ドラフトから作成希望される場合は料金が倍になります

・模擬面接には質問作成を含みません。別途模擬面接質問作成をお申し込みください。


https://web.archive.org/web/20120325233113/https://www.mofa-irc.go.jp/info/attention3.html

【要注意】国際機関職員の有料紹介サイトについて

最近紹介料をとって国連IMF世銀等の現役職員を紹介するというサイトが見られますので、御注意願います

国際機関では通常、金銭をとって、個別就職斡旋職員の紹介をすることはありませんし、職員が有料の職業紹介や仲介を手伝うこともありません。

国際機関職員が多額の現金を振り込む話を持ちかけ,手続き費用として証書作成料の支払い及び個人情報を提出させることはありません。

欧州の電力市場で何が起きているか

考えをまとめるために書いているので長くなってしまった。

なので最初にChat GPT要約をおいとく。

要約

再エネ以外に投資が来ない。

投資マネーが再エネに集まり既存電源に行かない状況が続いている模様。

再生可能エネルギーは、施設製造建設・設置、さら運営ノウハウが溜まってきて再エネが安定した投資先と見做されてきており、潤沢な資金供給が続いている。

例えば、利回りなども、再エネ設備耐用年数を従来は20年などで計算していた。これは公的補助が20年だったと言う前提だが、次々と公的補助が終了した結果、耐用年数を30年以上で計算するところが増えていて、それらをミックスした投資商品が登場、安定した資金調達に繋がっているようだ。


一方で、相対的既存電源に対する投資が減っている。欧州でもエネルギー安全保障観点からイギリスフランスなどで原発新規計画が出てる。

今時、国の金だけでやると言う計画イギリスが建てるはずも無く、資金募集しているのだが、全然投資が集まらなくてかなり苦戦している。

これとは別の話として、エネルギー安全保障観点だと言っているのに、当初目論みの建設費で手を上げたのが中国企業中国"系"ですらない、中国国営企業しかないと言う状況で、これだとまずいと言う事で、新規設置の原発が生み出す電力の買取保証価格をつり上げたところ、なんと再生可能エネルギーの2倍から3倍の価格になってしまって問題化している。

エネルギーの安定供給安全保障観点という点では色々な電源をミックスするのは当然で、そういう点では単価の高い電力が混ざっても仕方が無い。

が、その国のエネルギー価格は、その国の国際競争力に直結する。製造業はもちろんのこと、ITデータセンターの立地、研究施設の立地など情報系にも影響してくる。

国策である程度電力価格コントロールできるからと言って、上げれば今度は国際投資が逃げていくということで、苦しい状況が続いている。

既存電源の採算割れ

欧州と言うより主にフランスでの問題なのだが、フランス原子力発電所で発電した電力を他の国に売ると言うビジネスを行っていた。

ところが、再生可能エネルギー市場を荒らすようになってしまったため、もくろみが崩れてしまって採算性が悪化している。


既存電源と再生可能エネルギーの違いは何かと言うと、限界費用が全く違う。再生可能エネルギーは、燃料費がないと言うところが大きくて、0円以上で売却できれば利益になる。というか、勝手に発電されるので止める意味が無い。

そのため、他の電源では燃料費が上回って赤字になるケースでも電力を市場に流す事ができる。そんなもの価格競争しても意味が無いので、例えば火力発電所は再エネの供給が大きくなったら発電を止めて、採算より高くなったら稼働すると言う事を行っている。

特にLNGガスタービンは即応性が高いため、再生可能エネルギー追従して運転をするのに適している様だ。


一方、そんな器用なことができない電源がある。

それが原発

原発は燃料を燃やしているにもかかわらず、再生可能エネルギーと似たような性質を持っている。発電を始めたら勝手に発電されるので止められない、出力調整が難しい、燃料費に比べて設備費・初期投資割合が大きいといったことだ。

そのため思いっき市場を食い合っている。再エネがピークで安い時は下手するとマイナス金額(つまり、売買に関わる諸経費を発電側が持つというようなもの)で売却される電力に対して経済面追従を迫られる。

それでも、再エネが担う割合が低いころは、それ以外の時間帯で収益を出すことが可能だった。しかし、段々と再エネだけで賄える時間帯が増えてしまい採算性が悪化しているのである


また、原子力発電所など大規模電源は30年以上の耐用年数を見込んで採算が取れるように投資商品にするのが一般的で、原発場合は40年以上も当たり前だ。その間当然リスクを見込んでるんだけど、変化が急激すぎてそのリスク範囲を超えてしまっていている模様。

これは時限爆弾みたいなもので、実はちょっとヤバいと思われる。

電源関係投資ってかなり安定的投資と見做されてる影響で、年金など公共性の高い投資商品に基礎的なものとして組み込まれていることが多く、吹っ飛んだら電力関係だけじゃ済まないと思われる。

そしてここが不安定なので、従来型の大規模電源開発投資が集まらない状況が続いている。

環境 テロリスト 団体はESG投資の結果だとか宣伝するし、それに呼応するように原発 村の盲信者 関係者が陰謀論じみたことを言ってるけど、実際には経済的リスクが大きい一方で、利益が少ないことが要因だと思われる。

今後の見通し

もはや後戻りができないぐらい進んでしまっている。この流れは止まらないだろう。

ただ、各種のデータを見ると本当にこれで電力の安定性大丈夫なの?と心配になるんだが、進んでいる源が経済という祟り神なので止めらんない。すると安定化する方法はそれに対応する電源開発なり大規模蓄電なり水素アンモニア製造するなりしかないと思われる。

実は、原子力発電所も、負荷変動に柔軟に対応するようなもの設計可能らしく、そういったものが出てくる可能性はある。が、投資基準再生可能エネルギーに対してになるので、それより優位なものが作れるかはわからない。

翻って日本

日本は電力の自由市場の中にはいないので、急激な変革に巻き込まれはいない。

また電力価格の決定が統括原価方式なので、例えば発電所を30年使うと設定して投資した場合原則的建設費などの初動費は30年間固定されて電力価格転嫁することが認められている。

ある意味再生可能エネルギーの固定価格買取制度によく似ているが、そちらとの違いは、稼働していない発電所の維持費も電力価格転嫁できる仕組みであるということ。

例えば原子力発電所で再稼働出来てない発電所は多くあるが、発電して無くてもそれらの費用は電力価格に乗ってきているし、原発が稼働してない分だけ維持している旧式の火力の維持費なども当然ここに乗っかってくる。

これによって電力価格の上昇を抑え、安定化すると言う効果があるのだが、ここ15年ぐらいの急激な環境変化に対応できなくなってきているのも否めない。

ただ、制度を続けていけば、急激な市場の変化は発生しないと思われる


と、国内だけを見てればいいのだが。

既に書いたが、その国のエネルギーコストは、その国の競争力に直結する。国際競争に晒されている今、エネルギーコストが高いと企業立地などを逃すことになるので投資が集まらなくなる。

直近の動きでは原発を再稼働させようという取り組みが継続して行われている。

原発燃料費よりも建設費・維持費がかかる。それらは再稼働しなくても電力料金に乗っかってる一方で、それに加えて燃料費割合の大きい旧式火力を回さなければならない。これが電力料金を上げる要因になっているのは確かだ。

から短期的には原発を再稼働させるということはあっているのだけれど、長期的に見ると、ライバルになり得る欧州再生可能エネルギーという安いエネルギー源を苦しみながらも獲得しつつあると言う事には追従出来ていない。

さらに、欧州環境対応大義名分に、自分たちの有利な点を伸ばすような、再エネを使った製品では無いと追加の関税を課して保護政策を実行してくるのも間違い無い。自由貿易どこいったって思うが仕方が無い。


日本でも再生可能エネルギーは最も安い電源になりつつある。

環境問題への対応はもちろんしていく必要があるが、今一度、エネルギーコストをどうやって下げていくのかと言う基本に立ち戻って電源の選択を考える時に来ていると思う。


その点では、洋上風力発電を巡る汚職が痛かった。かなり安い入札が行われていたのに、なんだかんだと理由を付けて不可とした。

その結果、国内商社と組んでいた海外電源開発会社投資を引き上げちゃったんだよな。

せめてそういうことは二度と無いようにしたい。

2024-04-09

anond:20240408144402

せっかく電気使うんだから電力網の整備(スマートグリッド?)と両輪でやってきたいよね。

古い設備捨ててでもやってくべきだと思う。

流石にちょっと原始的すぎる。再エネが入ってきて制御が難しくなって文句言ってた時代から「網」の方が変わってなさすぎる。

「夏って多分みんな電気つかうよな?うおおこのめっちゃ重いタービンぶん回すぞ!!!え?再エネも元気なの?ちょっと制御できないからそのへんのコンクリにでも流しといて…」みたいなの辞めたい。

anond:20240409092701

アホなのかな?

要素技術だけじゃ部品点数数万個のものを仕上げられないし、

車をきちんと走らせるにはテストコース含め設備必要なんだぞ

2024-04-08

EVはEVを生かした設計ができないと意味が薄い

増田の指摘は的を得ていて、内燃機関から電気に変わって何が変わるのと言うのは仰る通りだと思われる。

それは何故かと言うと、現在EVは、内燃機関の基本設計を電動化しだけだから

PHEVなどはまだエンジン積んでるから仕方が無いにしても、EVにするんだったら、もうちょっとEVからできる事を追求するべきではないかと思う。

各社色々なコンセプトカーが出ているが、実際にはなかなか普及しない。

インホイールモータ

これがEVで望まれイノベーションの最たるもの。今までの内燃機関だと、中央に大きなエンジンがあり、それをシャフトなどを通じて物理的に力を伝え、2輪もしくは4輪を駆動するという仕組みだった。

その為の機構存在する事から設計制限がある。

これを、車輪の中、あるいは車輪のすぐ近くにモータを置いて、直接タイヤを回してやろうという考え方がある。これを「インホイールモータ」などと言う。

これにすることで、

こんなにいいならじゃあなんで製品化できねえの?と言う話としては、ホイール部分というのは最悪600℃とか超高温になり、10Gとか強い衝撃が加わるため耐久性問題があるのである

よく言われるバネ下質量が大きくなる問題については、実は制御である程度どうにかできるのだが、そのためのコストアップ結構キツい。

ただ、自動車業界は諦めていないので、いつかは商品化されて売れるようになると思う。ただいつになるかは不明

トヨタは小型モビリティから実用化を始めていて、まずはここら辺からかもしれない。

参考記事

https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1479589.html

https://www.nissan-global.com/JP/INNOVATION/TECHNOLOGY/ARCHIVE/IN_WHEEL_MOTOR/

https://response.jp/article/2021/10/05/350066.html

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/16374/ (有料だけど)

精密運転支援・自動運転

内燃機関には不可能だが、EVだったら可能制御は実はかなり多い。

最も分かりやすいのが「速度制御」ではなくて「トルク制御」が可能な部分。

速度制御というのは、どれぐらいのスピードで回すか制御するかということ。これはエンジンでも当然できます

一方で、トルク制御というのはどれぐらいの力を出すかという制御ができるということ。これはエンジン車でやるにはかなり大変。トルクセンサでセンシングはできるんだが、制御する方法が摩擦を使う方法ぐらいしかない。

この他にも制御EVの方が優れている部分が多くて、自動車電子制御になればなるほど、EVの利点が上がっていく。

では何故普及していないかというと、電子制御システムが高すぎるから特にセンサーが凄く高く、そのシステムだけで車一台買える価格がする。これでも安くなったんだが、価格の下落は停滞中。

さらに、実はこの部分のメリットを出すだけなら、ハイブリッドカーでもできるんだけどね。と言うか一部はやってる。

Vehicle to Home(V2H)による電力網の制御

車の標準的な利用としては、普段は、一日1時間~2時間ぐらい使って、それ以外は止まっていると言うケースがほとんどなので、バッテリーはせいぜい50~100km分ぐらいしかかわない。

しかし、ちょっと遠出するときに困るため、より多くのバッテリーを搭載していることがある。

この時に、この余っているバッテリーを家庭用蓄電池として使おうと言うのが、このV2H。シンプルには、太陽光発電などで昼間ためた電気を夜使おうと言うことなんだが、これはあんまり筋が良くない。何故かと言うと、昼間は家に車がない。職場などに向かうため充電ができない場合が多いからだ。

なので、一歩進んで

ことにして、自宅という環境から切り離して、電力網全体として備わっているEV電池を電力供給バッファーとして機能させると言う構想。

太陽光発電で昼間余った電力を、その家という範囲を通り越してBEVに充電、夜間放電させ電力供給側に回す。これを面的な制御で行う事で、電力網の最適化と安定化を行おうというわけだ。

既に島単位実験都市などがつくられて実現しているところがあり、有効性も確認されている。のだが、電力網の仕組みそのものから更新しなければならず、更に電力網って装置更新周期が20年とかが当たり前なので、今から普及が始まっても相当に時間がかかると思われている。

ちなみに自動車側の充電規格、CHAdeMO(チャデモ)という規格があるが、これはV2H対応の仕組みが入っているので、CHAdeMO対応しているEVで、ちゃん実装している車はやろうと思えば数にV2Hを適用できる。

日本の規格らしく、最初からこれらに利用できるように整備されている訳だが、一方で北米テスラが作った規格の方は、現在まだ非対応2025年対応予定と言われているが、Teslaの提示スケジュール信頼性ほとんど無いので…)。

また、次に日本中国が中心となって作っているChaoJi(チャオジー)という規格はCHAdeMOの発展形で、こちらもV2Hに最初から対応してスタートする予定。

ちなみに、よく「北米ではテスラスーパーチャージャー標準規格になったんだから日本CHAdeMOなんてガラパゴス規格捨ててそっちに合わせろ」というようなことを言う人がいるけど、あれは日本CHAdeMO規格に乗りたくなくて北米自動車メーカがぶち上げたCOMBOという規格がクソ過ぎた結果、CHAdeMO相当の技術を多少は備えていたスーパーチャージャーになっただけで、別にスーパーチャージャーが優れているわけではない。確かに規格上大容量に対応していると言うが、まだCHAdeMO規格を超えるような高出力出せる充電設備自動車もまだほぼ存在してない。

この辺りはちょっと調べれば嘘だと分かるような事を振れて回っている人がいるので要注意だ。嘘を広めたいか外国から聞こえてくる作られた偶像に踊っているかどちらかだと思うんだけど、EV界隈ってどっちも多いから厄介。

一方でChaoJiと言う規格は日本中国が中心となって作られているが、これはスーパーチャージャーを含め他の規格に対して後方互換を確保し(コネクタ形状の変換だけでいけるので)最終的には、少なくとも内部システムはこれに統一されていくと思われる。

閑話休題

EVであることを生かした設計ができなくても普及する可能性について

この可能性は3つぐらい思いつく。

安い

EV補助金を全開にして購入すると結構安く買え、さらに電力にはガソリン税やら軽油取引税やらかからないので安く済む

例えば、都市内で、一日60km以内ぐらいの配送作業郵便局でだいたい走行距離一日30kmぐらいらしい)で住む宅配ラストワンマイルとかでは既にコストメリットがある。

ただ、地道な改良による電池価格下落は限界が近づいているようなので、苦しい。全固体電池も直接的に価格を安くする技術ではない。

ガススタ消滅問題対処できる

ガソリンスタンドはどんどん減っていて、特に山間部の過疎地で維持出来なくなってきており、燃料供給に影響が出ている。

一方で、電気であれば供給ができると言う話がある。

ただ、市場としてはわずかなのと、トラックなどの商用車EV一般化するのは相当時間がかかると思われるからEV解決してそれにより地方から普及、というには結構厳しいかも知れない。

一方で、全く燃料インフラ存在しない途上国などでは、ソーラー発電システムさえあればとりあえず電力供給ができるのは大きく、あり得るかもしれない。

ただ、間違いなく採算性が悪い市場からテスラとかは絶対やらないしどうかな、とは思う。

政策補助予算ガッツリ付く

例えば、国内産業の育成のためと言ったような政策予算ガッツリ付いて、安く買える場合、あるいは、政策対応するために購入する必要がある場合

まぁ、でもこれ、中国メーカの台頭で西側諸国がやる意味がなくなったから、しばらくは来ないかな……。

anond:20240408134812

地方県庁所在地クラスにあるコワーキングスペースなんかだが、そう言う感じで運営しているところがある。

ワイは出張に行った時に気に入ってスポット利用で使ってるやで。でも最近は土日に気晴らしにドライブがてら行く事もおおいんや。

[] 賃金物価スパイラル悪循環を続けるか

賃金物価スパイラルとは、まず何らかの原因でインフレが生じ、物価高が生まれます。その後、実質賃金物価に見合わないので、賃上げ圧力が生じ、賃上げします。企業としては賃金コストなので、生産性が向上しないままコストだけ増加すると、それを補う形で財・サービスへの価格転嫁します。するとまた実質賃金が低下するので、その繰り返しが生じます

これはコストプッシュインフレの一つの形態です。賃金プッシュインフレと言います。通常、この種のインフレは「悪いインフレ」と言われ、国の豊かさが低下しているのに物価が高まっています。この状態スタグフレーションと呼びます

インフレが生じた原因については色々ありますが、ロシアウクライナ問題において原油価格が高騰していることだけが問題ではありません。コロナ禍で政府財政政策を行うことでマネーサプライが増えたことがインフレの大きな要因です。

近年の経済学は、理論よりも実証分析が盛んです。経済の状況などを保存したデータベースからエピソード」を検索します。例えばこの場合歴史的賃金価格スパイラルが生じた例を調べるわけです。そして、そのエピソード複数シナリオとして分岐することがわかるでしょう。スパイラル継続して実質賃金が低下していったエピソードスパイラル継続しなかったエピソードスパイラル継続されたが実質賃金回復したエピソードなどです。

これらのエピソードにおいて、どれが2024-04-07時点のケースとして再現するのか、全くわかりません。以下の記事では、実際にエピソード分析されていますが、結論として「過去エピソード再現すると考えるのは時期焦燥」と述べています

"It is still too early to say whether the immediate future will replicate these patterns." https://cepr.org/voxeu/columns/wage-price-spirals-historical-evidence

そもそもインフレによって社会はどのようなコストを支払うことになるのでしょうか。

まずインフレするということは、貯金などの資産価値が減っていくことを意味します。つまり国家の富の総量が低下します。デフレ下では貯金という選択肢比較安全資産管理方法でしたが、インフレになるとこれらの資産価値が下がり、同じ貯金の額で買える物の数が減っていきます

日本世界有数の債権国である」と言われましたが、それはデフレ円高だったからです。円安になり、賃金価格スパイラル継続すれば、債権者不利益を被るでしょう。確かに借金をする人は借金を返しやすくなるのがインフレの良いところで、設備投資などもしやすくなりますが、債権者にとっては不利な結果になります

そしてインフレ下では、労働組合賃上げ圧力が増し、先鋭化します。「実質賃金物価に追いつかない」といって、賃金を上げるように交渉することになるでしょう。

ここで一つ質問がありますが、名目賃金賃上げ企業物価転嫁引き起こし物価高を生んでいるのであれば、「賃上げインフレの原因であり、実質賃金低下の原因である」といえるでしょう。それなのに、なぜ「追いつけ追いつけ」と賃上げをするのでしょうか。

経済学的には、適切な賃上げ生産性の向上分に限定する必要があるでしょう。生産性向上分を賃上げに当てれば、企業価格転嫁する必要が無いからです。つまり現在賃金物価スパイラルによる「悪循環」は、生産性上昇分を超える賃上げをしてしまっているのです。

では、生産性とはなんでしょうか。計算式は色々ありますが、アウトプットインプットで割ったものとして定義されますアウトプット収益インプットコストです。コスト労働投資設備投資などがあります。つまりこれは利潤=収益コストという計算式を分数の形に置き換えたものです。

近年の技術進歩しているので、企業生産性を上げるためには、人よりも設備投資したほうが合理的であると考えるでしょう。そこで賃上げ対処するには、まず設備投資生産性向上を、というわけです。実際、設備投資が増えているという統計存在します。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA123100S4A310C2000000/

賃上げしなければならない、そのためには生産性を上げる必要がある、そのためには設備投資をする必要がある、生産性が上がれば物価転嫁をする必要がなくなる、というわけです。

このような「力学系(時間とともに変化するシステム)」が存在するので、実質賃金が今後回復するのかどうかについて、なかなか現時点では判断が難しいというわけです。実質賃金平行線をたどる可能性も、低下していく可能性も、上がる可能性もあるのです。

いくつかの経済論文では、賃金物価スパイラルにおいて「初期に実質賃金が低下し、その後回復する」と述べていますが、再現性については疑問が残ります

"The real wage falls early on and recovers later." https://economics.mit.edu/sites/default/files/inline-files/WagePriceSpirals.pdf

2024-04-07

『鳥を取るもの』あらすじ

鳥取砂丘で、「因幡の白ウサギを着た人間の遺骸のようなもの」が発見された。これはいったい何者なのか? 各地の組織に照会するも、砂丘での行方不明者は誰もいなかった。

 

鳥取市内に運ばれた遺骸をC14法によって年代測定を行ったところ、彼は5万年前に死亡したとの結果が得られた。らっきょうと名付けられたその人物の正体は、全く謎であった。

 

―――

 

その正体を探るために、二十世紀梨使用して物質を透過撮影できる「トライマグニスコープ」が手配されると共に、その開発者である物理学者浜田ハントにも調査への参加が要請された。スコープを駆使して少しずつ齎された情報と数少ない所持品を手がかりに、あらゆる分野の学問を総動員した分析が始まった。だが、その指し示す事象矛盾だらけだった。

 

らっきょうの所持品の中から現代技術を駆使しても造る事の出来ない超小型の「松葉ガニパワーパック」が見つかり、使用されていた放射性物質半減期からも5万年前という値が裏付けられた。だが、こんな高度な技術文明鳥取存在したという歴史上の痕跡はこれまで残っていない。

 

これに対し、生物学者青山ダンチェッカーは、らっきょうの遺骸を調べ上げ解剖学的にも、後には分子生物学遺伝学の見知からも、「彼が間違いなくヒトであり、出身地鳥取である」と断言する。その一方でダンチェッカーは、らっきょう発見された場所の近くにある構造物廃墟で見つかった携行食料と思われるものを調べ、その材料となった「鳥取名物のホタルイカに似た水棲生物」の肉体構造が、鳥取生物のもの根本的に異なり、とても鳥取産とは思われないことに悩む。

 

―――

 

また、手帳と思われるものを透過撮影して浮かび上がった記号の解読は、言語学者の協力を得ても困難を極めた。その一部は何らかの数表と思われ、現在手帳よりカレンダーである類推されたが、それは鳥取とは相容れない暦法から成り立っていた。

 

ハント博士アドバイスで、らっきょうの所持していた機器のラベル文字電圧電流物理量表記である仮定したところ、それを糸口として手帳を解読する作業に進展がみられる様になり、やがて、それは「らっきょうが記した日記であると判明する。

 

彼は「鳥取砂丘守備部隊に配属された軍属」であり、因幡伯耆地方戦闘を観察し、また、砂丘基地に置かれた兵器から放たれたエネルギー波が地上の敵都市を灼く様子を記録にとどめていた。だが、有史以前鳥取砂丘まで飛行できる高度な科学技術があった筈もなく、因幡にも伯耆にも大規模な戦争痕跡は見られず、そもそも砂丘には基地兵器痕跡すらもない。

 

矛盾する事象を整理し、数々の仮説が立てられ、謎が少しずつ解き明かされていくかに見えつつも、別の事実がその仮説を否定する。その繰り返しがいつまでも続き結論に行き着く見込みは立たなかった。果たしてらっきょうは一体何者なのか、どこから来たのか、何故、ここに居たのか、そしてどこに行こうとしていたのか?

 

―――

 

さらに、大山の山頂を訪れた調査隊が、雪の中から発見した驚異の物体が混迷の度を増した。それは人類にとってまったく未知の知性体の手になる「UFOの残骸」であり、UFOから大柄な体躯搭乗員の遺骸が発見され、また「数百万年前の鳥取生物たち」も積み込まれているのが見つかった。

 

大山発見されたこからダイセンと名づけられた彼ら大柄な種族調査したところ、その肉体構造は例のホタルイカに似た水棲生物と相似していることも明らかになった。

 

一方で、鳥取砂丘の内部を探査したところ、数百メートルの砂に埋もれた各種の設備基地が続々と発見され、らっきょうはこれら技術文明を担った、人類と同種の種族トットリアンの一人であることが明らかになる。

 

また、各種の証拠から現在隠岐の島に一個の惑星因幡星の存在が浮かび上がり、そこには鳥取とは別の生態系があり、ダイセンや件の水棲生物因幡星の生物であることが判明した。

 

すると、5万年前の戦争は、鳥取に棲む人類と、因幡星に棲むダイセンとの間の星間戦争であり、その結末として因幡星が隠岐の島々に砕かれ、ダイセンは鳥取から姿を消したのだろうか。だが、そう結論づけるにも矛盾が多すぎる。

 

直接大山に赴いてこれらを目の当たりにしたハントやダンチェッカーらは、更に深まる謎に悩まされるが、やがて、鳥取人の生い立ち、そして、かつての鳥取の姿につき、一つのストーリーが形作られていく。

2024-04-06

anond:20240406165514

ガソリンスタンド設備が使えるならそのままいけるから楽なんじゃない?

anond:20240406220918

EVを充電するとブレーカーの落ちるEV充電設備とは、これ如何に? 🦑

anond:20240406174607

最近どこでもそうだけど連絡先が0120から057に変わった

それ以外の連絡方法ウェブフォームしかくなった

設備会社名刺すら置いていかいからな

怒ったらこっちも心理的にも疲れるだけだ

賃貸マンション住みだけど

築15年でエアコンが壊れたりあちこち修理が必要になった

管理会社電話したら設備屋が来て修理箇所を見ていった

エアコンはすぐに新品と交換してくれた

しかし残りの修理箇所は孫請職人が来て「そんな話全然聞いてません」となった

設備から聞いていた話と全く違っていて部品が一つも合わないと言っていた

その日、孫請職人は何もせず修理箇所を再確認しただけで帰っていった

後日、孫請職人が全箇所を完璧に修理していってくれた

5年前は別の設備屋がすべて責任を持ってやってくれていた

今回は管理会社設備会社マージンを取って丸投げするだけだった

あと10年もしたら仕事のできる職人がいなくなって大変なことになりそうだ

2024-04-04

「注意されなければ許されている」という考えはクソ

職場の部下の話なんだけど

日々のちょっとしたこと

私物スマホ使用とか設備の電源のつけっぱなしとか帰り支度を始める時間とか

共用文具の置き場とかプリンターの用紙ガイドの幅のデフォルト位置とか

そういうことを自分優位な方に少しずつ少しずつずらしていく人がいる

注意すると直す でも注意したことしか絶対に直さないし、しばらくするとまた始める

2日に1件ぐらいのペースであれもこれもと身勝手を始める

1個1個はうっかりミスと言えるレベル、というかうっかりミス未満のレベルなんだが

間違いなく意図的にやっていることだろう

 

職場で謎の陣取り合戦毎日やってるような気分

ほんとアホくさい

2024-04-03

anond:20240403161711

問題は先鋭的な現代アートではなくて、ファインアートイラストレーションなど職人的な技術作風個性価値が置かれるフィールドAIオペレータ学習素材を簒奪していることだろう

漁師が最新の設備で魚獲るのは結構だが、他人ルアーフィッシングしてる渓流をせき止めて一川魚を網打尽にしようとするのはインモラルだろ

人間労働力であり、設備であり、備品であり、ゆえに最低賃金や一律賃上げといった形で機械的コスト計算される。

2024-04-02

なぜ電力自由化はヤバかったのか

治安の悪い連中がワラワラ集まってきたから」

に限る。

そら設備を持たずにデスクワーク右から左へ流せば儲かる!ってなれば飛びつく人たちの層は分かるよねというお話

具体的には、電力の停止・再開といった業務に20000円とか取る業者もあったらしい。

東電とか関電なら当然タダ。

そういうのもあって電力自由化業者ヤバイと分かってすたれた。

というかみんなが気づいた。

著作権法には「んほお」が含まれている

ようで含まれていない







追記

思いのほかトラバゼロだけどブクマがジワってきたなみんサンキュー


養護老人ホーム設備及び運営に関する基準厚生省令

がんばって探したら、「にほ んほお んほれいこうぎょうきょうかい日本保温保冷工業協会)」があった。

天然朴葉

まさかホントに含まれてるのがあるとはね。




ワイも探してみました

んほお

信松院ほおずき市



おほお

文京朝顔ほおずき市



はぎい

萩イルミネフェスタ

マッドサイエンティスト×方言

京都水族館研究室バイオハザードアンブレラ社っぽい、っていう話の画像の中でスタッフ関西弁云々ってのがあって、「この設備関西弁って面白いな」となんとなく思った。

関西ラボ関西弁なのはよく考えたら当たり前で、そこに面白さを見出したのは、(特にマッドな)ラボスタッフ標準語を話す、というステレオタイプを持ってることの現れだろう。したがってここでおかしいのはラボではなく自分認知である

とはいえラボ標準語っぽさはどこから来るのか。「自閉症津軽弁を話さない」という研究からすると、ASD者の特性が有利なマッドサイエンスでは標準語に偏りそうな感じもあり、なんとなく理系より文系の方が方言が強い感覚がある。(とはいえ私の通った大学理系もみな関西弁だったから、ラボ=標準語というのはまるっきりテレビ世界の話だ。)

そういうわけで、方言を話すマッドサイエンティストというキャラを作るのは面白いかもしれない。

その際、単に方言を話させたり、そのお国ステレオタイプを塗り付ける(例:軽薄な関西人、寡黙な東北人など)のでもそれなりに面白そうではあるが、ここにさらに「自閉症津軽弁を話さない」の理論を踏まえたそこのラボ方言が使われる理由のようなものを付け足しても良いかもしれない。

自閉症津軽弁を話さないのは、ASD者は会話よりメディアから言葉を覚えるからだという。

そうすると、そのマッドサイエンティストは組織に育てられ組織メディアで育ったのかもしれない。

組織は、言葉が違う=地域共同体的な側面があることからすると、政治経済支配する中央から冷遇される、「南部」とか「少数民族」とかであろうか。

しかしそんな組織の中だけで高度な先端科学者を育成するのは難しいから、その科学者英語圏中国留学したのだろう。だから母語標準語汚染されず、組織の使う方言のままになる。

何となくだけど、組織の設定も込みで、「方言を話すマッドサイエンティスト」キャラが出来てきた。

(余談だが、ASD者が方言を話さないのは会話よりメディアから言葉を学ぶからという理屈からすると、ネットメディアから言葉を学べばネットスラングに染まったASD者が発生しそうだ。理系研究室、会話でネットスラング使いがち問題の遠因だろうか。)

2024-04-01

anond:20240401013118

人手が足りんくて納品できん→注文請けられなくなる→人手を増やそうにも教育に割く人員的・時間的余裕が無くなる→製造設備のローンが迫る→ジリ貧になって倒産

みたいな

2024-03-31

とにかく田舎での暮らしが怖くて震えている

現在地方にて1人暮らしをしている20代の男。

まれ育ちは都内社会人になって数年を経て地方に転勤となった。

ここでの生活は本当に怖い。

買い物はイオンスーパーで事足りる。

近所付き合いも問題ない(あまりないが)。

仕事内容も人間関係問題ない。

最大の問題点は病院がないことである

総合病院小児科併設の内科クリニック、眼科クリニック、耳鼻科クリニック。

これしかない。

県庁所在地まで行けば大学病院もあり、ここよりはクリニックも多いがそれでも地元に比べれば少ない。

選択肢がないのだ。

俺は既に都内にて人生初の胃カメラ大腸カメラと胆、膵、肝、腎のエコーをしており異常はなかったため消化器についてしばらくは問題ないが、大学病院やがん連携拠点病院にて10年以上研鑽した医師検査を行う消化器内視鏡クリニックなんてここには存在しない。

総合病院の消化器内科医師が少なく経歴も載っておらずこちから選ぶことはできないようだ。きっと内視鏡AIも搭載していない。

胃がん大腸がんになれば早期発見できずに確実に死ぬ

耳鼻科ファイバースコープ設備を持っていない。総合病院への紹介が必要らしい。これでは20代、30代の若者がなる咽頭がんを早期に発見することができない。都内にいた時は定期的にかかりつけの耳鼻科にて鼻炎や喉の痛みを訴えてファイバースコープをしてもらっていたがここでは気軽にできない。

咽頭がんになったら早期発見できず確実に死ぬ

内科クリニックはおじいちゃん先生小児科担当のおばあちゃん先生のみ。人柄は良いようで評判も良い。

しかし、熱を出して通院した際に血液検査をせず喉を視診してリンパを軽く触診しただけで「喉かぜだね〜」と診断した。地元病院では不安症な俺を気遣い、熱がある時にはいつも血液検査をしてヘモグロビン白血球CRPの数値を見てくれた。ここではそのように親切な病院はない。

白血病になれば早期発見できず確実に死ぬ

そう。

この田舎では大病を患えば確実に死ぬのだ。

「気になる症状があれば病院に」とは言うが、ここにいる医師たちは「何かおかしい」という症状がなければしっかり診ない。

若ければ尚更である

「何かおかしい」という症状が出た際には既にリンパ転移や肝転移を起こしているため確実に死ぬ

まさに「医者に殺される」という状況である

しばらく移動はないため数年はここで暮らす必要がある。

俺は一人っ子で他に兄弟はいないため、絶対に親より先に癌で死ぬことは許されていない。

以上のことから待遇も良く人間関係にも恵まれているが、仕事を辞めて都内に戻ろうかと考えている。

給与待遇が下がっても病院の多い都内に住みたい。

田舎病気になれば助からない。

ここはアフリカと一緒。

anond:20240330213108

リニア工事遅れの理由言及していないのは元増田の罠か?

おかげでバカブクマカが何人もスケジュール調整とか言ってる。

リンク貼られたプレスリリース読んだ?読んでないよな?読んだらスケジュール調整などという舐めた感想は出ない。

品川愛知工事停止の理由技術的なものだとはっきりと記載されているからだ。 リリースの内容が真実なら以下の通り。

品川工事停止の理由は2つ。添加剤装置故障と曲線区間アールのキツさ。

1つ目、掘った土を柔らかくするために注入する添加剤装置故障し掘削の効率が上がらない。おまけにシールドマシンの刃に土がこびりつく。

故障は修理・改善し、土を除去するため後方から刃の隙間を通して細い配管を出し、配管を首振りながら刃を回転させながら水責めする。

シールドマシンの前面に出て確認することが不可能なのか(後退できない?)地上から新たな穴をシールドマシン前面に掘ってカメラ確認することすら検討された。 頑張って後方から差し込んだカメラのピントボケボケ写真が泣かせる。

スタート2021年10月点検・発覚が2022年3月対策完了2023年3月

https://company.jr-central.co.jp/chuoshinkansen/urban_shield-tunnel/progress/_pdf/000042598.pdf

https://company.jr-central.co.jp/chuoshinkansen/urban_shield-tunnel/progress/_pdf/000042599.pdf

2つ目、直線区間でのシールドマシン自身より一回り大きい刃で穴を掘って前進し、後方で掘った壁にコンクリプレー部品(セグメント)をはめ込み円形の壁を形成する。

壁とセグメントの間には部材(裏込め)を注入し円形を保つ。

曲線区間では本体の胴やケツが壁に当たって曲がれないためさらに大きく穴を掘り、その空間は裏込めの量を調整して円形を保つ。

ところが大きく掘った穴の壁と本体との隙間に土が押し込められ本体が変形した。円形の本体に沿ってセグメントはめ込むのだがその本体が変形してしま作業効率が落ちた。

変形は修正し、土が溜まらないようもっと大きく掘るよう対策、形状確認しながら作業します!と。

掘る量増えて裏込め量も増えて確認の手間も増えるって効率激落ちか?まだ再スタートもしていない。

点検2023年7月、解明が2023年9月対策完了準備中というのが2024年3月時点。ここまでが進捗124m。予定では2021年10月3月で300mなのに。

なにも静岡待ちの時間合わせで調整しているのではなく、普通に問題発生と対策をやって遅れており、再スタート後に順調にいくかどうかもやってみないとわからない。

https://company.jr-central.co.jp/chuoshinkansen/urban_shield-tunnel/progress/_pdf/000042792.pdf

愛知工事停止の理由シールドマシンの刃。試しに40cm掘っただけで118個中の8個、412個中の4個が損傷。これはヤバイとなって止まった。

刃の修繕・増設・配置・強化を考えます2022年8月発表し続報がない。うまくいってないのか?

シールドマシンは通常1日10m程度進む予定である。40cmでこれなら1日何十個、10km掘るのに何万個の交換という単純計算になり、そもそもこの刃のもろさと地盤の固さでは掘り進められるのかもわからない。

山岳でも何でもない名古屋駅から20km程度の場所でこの地盤の固さは完全に想定外では?

https://company.jr-central.co.jp/chuoshinkansen/urban_shield-tunnel/progress/_pdf/000042522.pdf

偉そうに書いたけど別に専門家でも何でもない。もともとわかりやすく書かれているJR東海プレスリリース勝手に噛み砕いただけ。

国の資料を出して他のトンネルは進んでいると言ってるブクマカもいるが、山梨実験線除いて「リニア工事として初めて」貫通したのが2023年10月って、それやっぱり工事全然進んでいない印象しかないな。

しかシールドマシンでない重機で掘れるトンネルで長さ800mだし。この800m掘るのにも1年7か月を要している。

これから10km 20km級大深度地下トンネルアルプスを貫き、レールと設備作って調整して試運転してって10年のレベルでは不可能だろと素人は思うね。

2024-03-29

anond:20240329092607

物理法則として

と言うシンプルな話をどうやって解決するかだよなあ。

実はどちらも技術的には目処がついていて、最初の奴は

と言う方向にはなっているよう。後者場合

と言う事が考えられている模様。

で、これテスラ中国からと言って解決できるような気がしないんだよな……。

日本だと不可能で、中国だと可能ってのは発電所建設ぐらいか日本だと大規模な再エネ以外の電源開発発電所建設)って環境アセスメントがあるから計画から運転開始まで10年かかる。

送電線が既に来ている工業用の埋め立て地ガスタービンを並べるとかならまぁできなくないんだけど。

現実主義の人は

って感じでプランニングしているっぽい。

出力600kwの800v充電器なんてものをガススタの3倍の密度で整備するなんてのよりはだいぶ現実的ではあるけど、それでも整備までどれぐらいかかるかなあ。10年でできるかな

必須地方民としては、日常の足、サンダル代わりの軽自動車EV化していくのは間違い無いとしても、それ以上は見通せないや。

シャオミが発表したEVと800Vの急速充電網

配信

https://www.youtube.com/live/DsiyB5Es32s?si=TAKpzwiUrziO37-9

日経記事

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM28AJS0Y4A320C2000000/

シャオミのSU7 EVは、たったの450万円で15分充電510kmの走行可能というEV技術の飛躍を示している。

しかし、MAXグレードは800Vの急速充電対応とのことだが、もし日本へ導入するとなったら、そのインフラ網の構築には課題存在する。

インフラ改修の課題

日本で800Vインフラを構築するためには、既存の400Vシステムからの大幅なアップグレード必要とし、新たな電力ステーションと電力網の改修への投資が求められる。

さらに、安全規制相互運用基準も高電圧対応するため進化する必要がある。

1.電源供給

800V級の急速充電設備を設置するためには、大量の電力を安定して供給できる電源が必要である現在インフラがそのような大電力を供給する能力があるかどうかを確認する必要がある。電力供給が不足している場合は、電力線の強化や新しい電力供給源の確保が必要になる場合がある。

2. 変電所設備

800V級の急速充電に必要な電力を供給するためには、変電所や配電設備もそれに対応できる能力必要になる。これには、変圧器アップグレードや、高電圧対応した配電設備の導入が含まれることがある。

3. 充電スタンド設備

充電スタンド自体も、800V級の高電圧対応した設備でなければならない。これには、充電器本体の他、配線やコネクタなどの設備が高電圧に耐えられるように設計されている必要がある。

4. 安全基準規制

800V級の高電圧充電設備は、安全性が非常に重要である。設置するにあたっては、日本安全基準規制に適合していることを確認し、必要認証許可を取得する必要がある。

既存インフラがこれらの要件を満たしていない場合、新たな投資と改修が必要になる可能性が高い。一方で、新しい技術ソリューションを利用することで、大規模なインフラの変更を避けつつ、高電圧充電の実現が可能になる場合もある。具体的な設置計画については、電力会社設備メーカーとの協議を通じて、最適な解決策を模索することが重要である

コスト課題

既存インフラを800V級の急速充電器に対応させる過程で、運用コストにも注目する必要がある。以下のような運用コスト考慮される。

1. 電力消費の増加によるコスト

800V級の急速充電は、一般的な充電設備に比べて大量の電力を消費するため、電力コストの増加が予想される。これは、充電スタンド運営コストに直接影響を及ぼす。

2. 設備メンテナンス更新

電圧充電設備は、既存の低電圧設備に比べて技術的に複雑であるため、メンテナンス更新によるコストが増加する可能性がある。特に安全性を確保するためには、定期的な検査部品の交換が不可欠である

3. 安全規制への適合に関するコスト

電圧充電設備の設置と運営には、安全規制への適合が必要であり、これには認証取得や検査のためのコストが発生する。安全基準が厳格になるほど、コストは高くなる傾向にある。

4. インフラアップグレード拡張

電源供給変電所設備を強化し、高電圧対応するためのインフラアップグレード拡張には、大規模な初期投資必要である。これらのコストは、長期的な運用コストにも影響を与える。

これらの運用コストは、800V級急速充電器の普及と運用の実現可能性を評価する上で重要な要素であるコスト削減や効率化のためには、最新の技術エネルギー管理システムの導入、運用効率最適化が求められる。また、将来的な技術進化市場の変動を見越した柔軟な運用計画立案必要になる。

まとめ

ということでEVも、所謂おま国存在する。

よって、日本じゃEVが普及すんのは無理w

2024-03-27

明日は3/28

運命の日だ

おれは3/29から来た

みんなに真実を伝えようと

でも核心的な事は言えない

歴史が大きく変わってくる

そうなると時間警察に捕まる

無限時間空間の中にあるPA軟禁される

PASAほど設備が充実していない

トイレと、小さなコンビニと飯屋があるくらい

あと、時間クッキーが売ってる程度だ

運良ければ富士山が見える

時間スポットから見るとよく見える

車はあるが、乗れない

しばらく運転すると時間スリップする

時間スリップすると、次のPAがまた同じPA

通り過ぎても同じPA

時間クッキーを食べると、時間空間から抜けられる

から時間クッキー大事なんだ

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