はてなキーワード: パンツルックとは
元増田(anond:20240218123104)はバズり師として金稼いでるわけじゃないので、本気で書いてるかどうかが気になっているやで
本気で書いてるならアスペよなぁ
でも元増田に限らず、本気で言う人もゼロじゃないから、そろそろ、女性アピールは性表現、つまり性的であると明確にすべきなんでしょうね
女性が女性であると性表現して何が悪い?って言ったら、別に何も悪くはないんですけど、アスペや衝動の制御が困難な人に対しては配慮のないあり方だよね
ガチアスペには『イケメンや女友達に私の性的魅力を見せてんだよ!ブ男や友達でもなんでもねーヤツは見るな!ぶっ殺すぞ』が理解出来ないからね
あと、いつでもどこでも性表現をするのはやめましょう、性の役割ロールに縛られるのはやめましょうと、社会全体がジェンダーレス・ノンバイナリーに寄っていってるしね
とりあえず、H&M の広告が不適切であったかどうかについては社会合意が得られていないけど、
(ジェンダーレス・ノンバイナリーで行きましょうで完全に社会合意が取れた認識はまだない)
H&Mの広告は、自身の性的魅力を気にする主体として女児を描く、子どもを性的対象とする広範な文化にNO!!!!って感じで燃えてるやで
女児であろうと女性アピール(思わせぶりなポーズとか露出)は性表現なんだね
もし元増田にとってこれがわかりにくければ、三重交通の女性キャラとかわかりやすいんじゃないですかね
別にいつもの痴女やロリでもない、パンツルックのノーマルな女性キャラが、お約束の記号ポージングとっただけで燃えた
(まぁあれはアスペや表自がマイナス事例を積み上げた結果、アニメ絵自体に拒否反応が出た事例とも言えなくはないが)
男児の水着も変わって上半身露出しなくなったし、ジェンダーレス・ノンバイナリー前提で物事を考えるといいんじゃないでしょうか?
あと、モデルは芸術だからセーフとかしないで、モデルの女性的ポージングも段階的に無くしていくか、性表現をしていると明示すべきですね
色んな特性を持った人のために
オーバーサイズにショート丈のコートやジャンパーを着るとトップスがはみ出して悲惨なことになる
都民は謎に寒さに強くて、それ秋だろみたいな格好してる人が多い
全部覆い隠すロングコートなら楽ちんかと思ったら裾が地面についたりしてめんどくさい
くびれのあるAラインの出るコートは前が開きがちで服を選ぶしマフラー必須になる
結果、もういいやでダウンコート着てる人が多いけど、まあ、実用極ぶりだよねあれ
てか東京でカナダグース着てるやつなんなの?あれ高い上に暑くね?
レディースもむずいよ
コートなら超ショート丈+スカート+ブーツか、全部覆い隠すコートか、あとはふわふわもこもこ系を着てかわいこぶるしかない
そしてもういいやってダウンコート着るよね
てかコートってマジでインナーよりも長くなきゃいけない法則あるよね、だから超長いか、超短いか、パンツルックになるか、脚出してブーツか
って選択肢が限られる
結果みんな同じ格好になる
何なん??
プロジェクトの計画を確認し3Dプリンターを1台発注した。帰路につくまえに書店に立ち寄ったところ気になっていた本が見つかった。レジに立っていると紺のスーツの若い女性が歩いてきた。黒髪は長く目立つ眉とそれを引き立てる大きな瞳をしていた。スカートではなくパンツルックで黒のちいさなリュックを背負っていた。知的で迷いがなく医師か研究者に見えた。彼女はレジにならばずそのままトイレに入った。遠からず開発にかかわるスタッフを募集する。彼女のような人に巡り会えたらと思った。本を買うついでに万年筆の修理を依頼した。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231025/k10014236581000.html
10年後の未来にこういうカップルがいたら個人的に萌える、というぐらいの突貫工事
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傷はすっかり癒えて、うすい手術跡以外は生まれた時から私は女性だったのかも、という勘違いをさせてくれるぐらいには、足の付け根の新しい姿を気に入っていた。昨日までは。
「最近生意気じゃない?こんなもん付けたままなのに、そのスカートも私への当てつけでしょ?」
楽しかった2人での鎌倉旅行から、わたしたちが永遠を誓い合った家についた瞬間、彼女は怒った。
押し倒されてソファに倒れ込むわたしの……見た目上は何も無くなった股間に、彼女はずっとヒザ蹴りを入れていた。わたしたちの身体が揺れるたび、2度と感じたくなかった痛みがわたしを襲う。わたしの、股の奥に埋め込まれた睾丸だ。
小さい頃から男として生まれた自分とその身体を呪い続けて生きてきた。
高校生の時、このままの男の身体では生きていけない自分に気がついて、25歳までがむしゃらに資格やお金を貯めてきた。
それまでも、みて見ぬふりをしているだけで、ずっと自分を傷つけながら生きてきた。
小さい頃からハサミで自分のモノを切ろうとして、少し血が出てやめたりする、そんな衝動がずっと続いていたからだ。
そんなわたしを受け止めてくれたのが、大学生時代に出会った彼女。理沙だった。
バイセクシャルな彼女は、私を男だと思って付き合い始めた。人から好意を向けられるのが初めてだった私は、しばらく、自分が普通になれることを祈りながら付き合い続けた。
ちょっとヤンキー気質で派手な金髪の彼女は近寄りがたかったけど、「優しいところが好き!」と言って懐いてくれる彼女を無下にしたくはなかったからだ。
半年後、どうしても男性としてセックスがしたくなかった私は、彼女の家で泣きながらカミングアウトした。
その時から、彼女はわたしが女性として生きていけるように本当に色々なことを教えてくれた。家族以上に、わたしの第二の人生にとって密接な関係だ。
彼女に手術の相談をしたとき、「女になるのは応援してるけど、金玉は残して欲しいんだよね……私たちの子供、欲しくなるかもしれないしさ。」と言われた。
2033年の今は、昔と違って性別適合手術に生殖腺の摘出は必須ではなくなっている。
それどころか、わたしの通っていたジェンダークリニックでも睾丸摘出はしないことを勧められるようになっていた。確かに男性ホルモンの産出は増えるが、わたしがすでに十分女性的な外観であることと、今後性ホルモンが著しく減少することによる更年期障害のリスクを鑑みてのことだった。
確かに、去勢まで済ませた先輩MTFの方々の一部は更年期障害に近い症状を抱え、女性ホルモン投与の頻度が増えた……と言う話を聞かないわけではない。最近の手術例では、手術後の股間の内側に睾丸を埋め込むことで、去勢せずとも外見を女性のものにすることができるようになっていた。
人生で一度も必要だと思ったことのない、むしろ有害だった睾丸を残すことに大きな抵抗があったが、体調を一番に考えて欲しいという母の言葉と、彼女の意思を考えると、断れなかった。
最終的に手術した病院でも、睾丸の切除は勧められなかった。わたしは、最後まで「いりません」とは切り出せなかった。
私が最終的に手術自体は簡易的なもので、造膣もなし。男性器を解体して、女性器らしいパーツと睾丸だけ残して身体の中に埋め込む……というような手術だった。見た目は彼女と比べて見ても完璧だったし、自分に見るのも嫌だったアレがついていなければそれでよかった。彼女とも、セックスに耽るような仲ではない。
そんな彼女が、いま私につかみかかって、身体に不本意に埋め込まれた睾丸を狙って膝蹴りをしてきている。
発端はきっと大したことじゃない。
そのとき、彼女は冗談でわたしの股間を蹴ってきたのだが、痛くてうずくまってしまった。
その日はお互いパンツルックだったのだが、確かに今日はそれが怖くてロングスカートを履いていた。
ここまでイライラさせてしまってるのは、たぶん、わたしには縁がないが、時期的に生理前だからだ。
下腹部に来る痛みとも言えない痛みと、いっそこのまま潰してくれないかという暗い気持ちと、吐き気。
なんだか旅行の疲れと痛みと無力感で遠のいてくる意識の中で、「理沙に内緒でもう一度お金貯めて、金玉取ろう」という決意だけが残った。
https://anond.hatelabo.jp/20230316083855
https://anond.hatelabo.jp/20230316084129
https://anond.hatelabo.jp/20230316084258
ちなみに冒頭で触れた福岡地裁の名誉棄損判決に至った盗撮事件であるが、風呂、トイレ、パンチラなどの各種盗撮作品を扱うマーケットおよび撮り師が一体的に摘発されたもので、10億円の被害があったとされる。この判決では映像そのものではなく映像を紹介する文面が名誉棄損に相当するとされたが、そのためか映像自体は何事もなかったかのように転載サイトに流出して今も止まっていないようである。それどころか、おそらくインディーズ版と思われるDVDが存在している。そうしたDVDは、無修正作品のようにアングラに出回っているならば理解できるが、本稿を執筆した時点でもJADMA加盟の大手の中古コンテンツ系ECサイトで普通に出品されていることを確認した。削除稿に書いた歴史的な経緯や、こうした目の前の事実を飛ばし、会議室の中で盗撮罪の議論が進んでいく現状に、むなしみを感じる。
アクション系と言われた成人向け雑誌の創刊は1981年9月であり、盗撮の商業化からおよそ40年の時が流れた。現在オークションでその創刊号の相場価格を調べるとおよそ1万5千円の高値を付けている。この価格はおそらく当時のカメラ小僧が社会的地位を手に入れ、趣味にそれだけの金額を支払っても惜しくないと思える程度の生活基盤を築いていることを示唆している。盗撮は一部のめりこむ人もいるようだが、特に日常生活を破綻させるほどの魔力を発するわけでもないし、前述の「盗撮をやめられない男たち」では相応の社会的地位を有する人の愛好家が多いことが紹介されている。そうした人たちはおそらく慎重に盗撮の性的志向を隠し、今後もひそかに楽しむと思われる。また、女性側も自衛の意識はありながらもスカートとパンティを履き続けるだろう。この業界で多くの人がチェックしている「スカートの下の劇場―ひとはどうしてパンティにこだわるのか」の中で、著者の上野千鶴子氏はパンティというものに対してどういう好みでどう買ってどう選んで履いているのか正直よく分からんという旨を仰っていたように感じる。おそらく上野氏にしてモヤっとした書けないレベルのパンティという宇宙をその他多くの女性が制御し切れるとは思えない。
さて新規ファンはどうか?もし盗撮罪が発効して想定の通り機能すれば、撮影と流通は大幅に減ると思われる。そうしたときに前述のリーチサイト等に既に存在し、今後も削除困難な過去の盗撮コンテンツへのアクセス数はどうなるだろうか?私は徐々に減少する一方と想定する。なぜならば、削除稿にも記した通り、盗撮コンテンツは撮れていればよいというものではなく、女性の笑顔や仕草やコスチュームなどが重視され、鬱屈し発酵・熟成した思いが投射される性格が強いからである。そうすると自分の青春時代等がいつまでも残り続けるという点で、現状のファンは今後もファンであり続けて旧作を楽しめるが、いつかは精力を失って退出していく。そして新規は、ドラマ「舞い上がれ」でも時代を象徴する小道具として使われてしまったようなパカパカするガラケーなどを使っている被写体には、まったく接点がないため、パンチラの魅力を感じないのである。そのことは一般AVで看護師のコスプレが激減していることからも補強される。看護師は10年以上前からパンツルックに移行しており、今の若者はスカートの看護師になじみがない。あの「白衣の天使」への思い入れが薄いのである。ましてや看護帽などAVでしか見たことが無いだろう。
新規ファンは盗撮影像に影響を受けずとも、日常生活の中で目撃したパンチラに「良いな」と思うことで自然発生し続けるだろう。その中からごく一部どうしても抑制しきれずに盗撮に手を出し、確率的に逮捕される事象は続くが、マーケットが閉じられれば職業撮り師による大量撮影および流通が完全に止まるため、被害規模は減少するはずだ。それを横目に眺めながら旧作はおっさん達の寿命とともに誰からもダウンロードされなくなり、アルゴリズムによってネットの深海に沈んで鯨の骨よろしく消えていく。一般AVは裸になってしまえば昔も今もない。しかしパンチラという世界ではことに文脈が重要なのである。削除稿から本稿にかけて引用部を除いた地の文でどうしても一度だけパンツと言わざるを得なかったことが残念だ。
∩_∩ (・(ェ)・ )パンティ _____ (\ ∞ ノ \ヽ / ヽ)⌒ノ  ̄
「ある男性が『今日から自分は女だ』と宣言したら女子トイレが使えてしまう」
と噴き上がった100年前の人たちと同じだということは自覚してほしい
批判するなら、矛先は存在するかどうかわからない「そんなことを言うトランス女性」ではなく、
「じゃあ俺明日から女w」と放言する「男性」であるべきなんだけど、
批判者にとって「男性」と「(自称)トランス女性」は区別がつかないから全部排除するしかないらしい
感心するほど堂々とした差別だ
「明日から女w」でいけると思ってる男も素直にそれができると思ってる女も、性別移行のコストとリスクをなめている
別に自分は「性自認を申告した人は全てその通りの性別のトイレを使用させなければ差別だ」とは言っていない
正直見た目的に女子トイレを問題なく使うにはちょっと厳しいんじゃないかなという人はいる
多機能トイレがあるならそこを使うのがベスト(アウティングに繋がりかねないので避けたい気持ちというもわからなくはないが)
少なくとも見た目が微妙という自覚があるなら、多機能トイレもあるのに女子トイレを使わせろというのは「自由」を超えているとは思う
しかし「男なんだから男子トイレ使え」だけは言わないてあげてほしい
「身体の性別に沿ったトイレに入っていく自分」を見られる苦痛(なんなら屈辱)は多分当事者にしかわからないだろうから今ここで説明はしないけど
身体が男なら男子トイレ使えって言う人たち、どうやって確認して排除するつもりなんだろうというのがいつもわからない
「身長170cm、ベリーショートでパンツルック」の「女性」って、割と男性に見えませんかね
トランス女性を排除しようとすると、他でもない罪のないシス女性まで攻撃する根拠になってしまうというのは考え過ぎではないと思う
「男の女装か、マニッシュな女性かぐらい見分けられる」はただの自惚れです
(予想される反論として「女性なら女性らしい格好をしろ」があるけど、曲がりなりにも女性の人権を訴えるなら一番言ってはいけない言葉だという自覚ぐらいはあると期待しています)
同じ日に同じ場にいる人から「女性でしょ?」「男性ですよね?」と両サイドから聞かれることなんて、性別移行できてないトランスには日常茶飯事です
こういう議論のとき、非当事者が想像してるのって「性別移行できてないトランス」なんだと思います
ですが「実は生まれつきの性別ではない性別で認知され生活している人」は既に当たり前に存在しています
自分から言わない限り、「トランスジェンダー」ではなく「そこらへんの男性や女性」として認知されているから気付かないだけ
「皆気付いてるけど『優しい』から望む性別で扱ってあげてるだけじゃない?」といういじわるが聞こえてきそうですが
世の中そんなに「優し」くないし、そうなら逆にトランス女性がこれだけ問題になることもないというのが答えだと思います
あと「身体の性別」をことさらに重視するスタンスは、まんま従うと「男性ホルモンで完全にオッサン化したFTMも女子トイレを利用するべき」ということになるという事実には頭回ってるんだろうか
見た目すっかりオッサンになっていても手術してなくて(できなくて)戸籍も外性器も女性なので女子トイレを使うことに法的な問題は全くない人、全然いますよ
もちろんそんな人たちが現状で自主的に女子トイレを使うことはないけどね
AV新法が当事者の声を聞かずに「出演強要があるらしい」から始まって現場の声を無視して作られようとしたのと同じことなんだろうなぁ
あまりにも勝手なこと言ってるツイートが日々流れてきて疲れたのでここで吐き出しました
近所の公園に毎日16時くらいに出没してた男。話のタネのためかハムスターを連れてくることもあった。ある日運悪く、公園に遊びに行ったらそいつと2人きりになってしまった。帰ろうとしたが腕を掴んで止められ、そいつの昔話を、無理やり膝に乗せられて色々聞かされた。体もベタベタ触られたし、親には言うなと念を押された(言ったし、その後別の子にもやって現行犯逮捕されたらしい)。今思うと確実にぺドだった。死んで欲しい。
都内でも有名な女子校出身なんだけど、ある朝、登校中のうちの学生たちをガン見しながら駅でオナニーしてる男がいた。学校に着き次第すぐに先生に相談したので2度目はなかったが、本当に怖かった。
駅で電車を待っていたら、1週間くらい連続で、見ず知らずの男(同一人物)からプロポーズされた。当時自分は13歳くらいで、男は自分の父親と同い年くらいに見えた。先生にも警察にも相談して、相手は私に近づいちゃいけないことになったらしい。本当に気持ち悪かったし通学路も変えて通学時間が往復1時間増えた。勘弁して欲しい。
これはめちゃくちゃいる。年に1回はあるんじゃないか。何故か大抵パンツルックの時にやってくる。死んで欲しい。
20代に話しかけてなんでついてくると思ってんの?そもそもなんでタメ語で話しかけてくんの?年上ってだけで相手してくれるというか、私にとって自分が価値があると思ってそうで気持ち悪い。
男なのにスカートを履くなんて、メイクやネイルをするなんて、ピンクが好きなんて
女なのに特撮が好きなんて、子供が嫌いだなんて、料理をしないだなんて
ぱっと思いつくだけでもこんな感じだよなと。
どれも「法的に禁止されたもの」とかじゃなく、「なんとなく違うと思う」ってだけで否定されてるものだよね。
そういう意識があるのは仕方ないことだと思っているし、それを認めた上で他人を否定しない、害さないのがダイバーシティだと思う、という意見には概ね同意してる。
男がスカートを履くことに違和感を感じるのは過去にそういう運動や流行がなかったからってだけだと思うんだ。男性が特権階級にいた時、大きな運動の主導はなんとなく女性のイメージがある。
女性のパンツルックは、英国婦人参政権運動あたりの話をちょっと覗けばその手の話題が沢山あるからそういうきっかけ、流行、意識を生み出すなにかが過去にあって自然の流れに溶け込んだだけだと思うんだよね。
男もスカート履いてメイクしてネイルしてピンク着ていいし、プリキュア好きでもいい。ただ子供たちへの配慮として「気持ち悪いおじさん」にならない努力はしたほうがいい。(これを第三者がどう捉えるかは変えようがないから批判が無くなるとは思わない方がいいけど)
女が特撮好きで、子供嫌いで、料理しなくてもそれは「女だから」じゃなく「私という人間が」っていう感じになればいいなと思う。
まずスタンスをはっきりしておかないといちいち面倒なコメが付くので言っておくが
* * *
ということであのポスターの絵柄だが、
その前にまず、かつて「鉄道むすめ」というコンテンツで、東京メトロのキャラクター「駅乃みちか」が扇情的なエロい表情をしてるから云々ということで炎上したのを覚えている者も多いだろう。
その「駅乃みちか」を描いたイラストレーター・伊能津が、今回のコラボ元となった「ラブライブ!サンシャイン!!」の公式絵師であるのは、オタク諸氏であれば既知のことだと思う。
なるほど、伊能津という奴が戦犯か、などと言い出すのは拙速にすぎる。まあ聞け。
伊能津のイラストだが、彼は公式サイトやpixiv垢を持っていないようなのであまりウェブ上に公式絵の露出がない。ここは「鉄道娘PickUP!!」のイラストを見ることにしよう。鉄道むすめのサイトで「キャラクター紹介」から「PU2013」~「PU2015」あたりは全キャラ伊能津なので見てみるといい。なお「駅乃みちか」は「etc」のところにいる。
さて、彼のイラストを見てみると、彼の絵の特徴は「陰影表現」にあることがわかると思う。径の大きいブラシを用いた繊細なグラデーション影がどのキャラクターにも用いられている。
鉄道というコンテンツの特性上、色の濃いパンツルックのキャラクターが多いが、折り目やしわなどが見事に表現されている。
上半身を見てみると、素材までわかりそうなくらいに皺と陰影が描き込まれている。伊能津という絵師は陰影のマジシャンなのだ。
炎上した「駅乃みちか」は修正後のイラストが掲載されているが、上半身の立体感と塗りつぶされたスカートの落差の酷さがわかるだろう。
鉄道むすめの他の伊能津絵を見ていると、パンツルックのキャラで股に皺が寄っている絵もあるのがおわかりだろうか。京阪京津線の「石山ともか」や伊豆箱根鉄道の「修善寺まきの」などで顕著だが、なぜこうなるかというと、腰部に皺や陰影がないと、上半身やパンツの裾とのバランスが取れないのだ。だからしっかり陰影を描き込むが、これらの絵で「パンツが透けてる」などと見えることはない。「駅乃みちか」の修正前の絵の股間の陰影も、今回事故った西浦みかんのコラボ絵に比べたらそれほど違和感はないのではないだろうか。
なぜかというと、あくまでグラデ影だからだ。グラデ影の使い手、それが伊能津である。
ところで、伊能津は電撃G'zマガジンなどでラブライブのピンナップイラストを手がけている公式絵師である。公式に掲載された絵はないが、ぐぐってみればいくつも出てくるだろう。
それらのイラストにも熱のこもった陰影表現がなされているのがわかる。アイドル衣装も私服姿もあるが、それらすべて共通しているのは「グラデ影」だ。
アニメのキャラクターデザインを担当した室田雄平が描き下ろしている絵もあるが、違いは一目瞭然、室田の一枚絵はアニメのそれ、陰影は色トレスを用いたくっきりした影である。
室田は「アニメーター」であり、伊能津は「イラストレーター」なのだ。
* * *
さて話は西浦みかんのコラボ絵に戻るが、あの絵を描いたのは誰だろう?正解は現時点では存在しない。(してたら教えてくれ)
これから書く内容もあくまで推測であるから、間違ってることがわかったら恥ずかしくて削除するかもしれない。
例の絵をよく見てみよう。股ぐらの濃い影ではない。上半身だ。制服の上半身には、アニメの原画としては過剰なほど影が描き込まれている。電撃G'zの室田絵と比較してみるといい。彼はここまで影を精緻に描いてはいない。それが悪いという話ではない。アニメの絵は必要最小限の手数であることが重要だからだ。
とすると、この絵は伊能津の絵なのか?だから股間に影が描かれたのか?
私の想像では、半分正解、半分ハズレだ。
つまり、伊能津が描いた原画を、アニメ調にクリンナップして出来た結果が西浦みかんのコラボ絵、というのが私の想像である。アニメ調の絵になる際に、特徴的なグラデ影は色トレス風のくっきりした影に変換されたのだと見ている。
変換する際に必要なのは「しきい値」だ。どこまで影じゃなくて、どこから影か。彩色者に指示する際に「ここから影」という線を引く。それがトレス線だが、相手は繊細な階調表現のグラデ影だ。単純に色の濃さで線引きしてしまっては当然不自然になるだろう。どうすれば不自然に見えないかを考慮する必要がある。
ここで「原画で暗かった箇所に影を入れる」を脳死でやってしまった結果が、あの股ぐらを強調した影ではないかと思っている。
鉄道むすめのパンツルックの子でも、もっとも暗いところに単純に濃い色を塗ったらどうなると思う?おしっこ漏らしたみたいになるのだ。
あの部分の陰影は繊細に扱うべきであり、あんな風に塗ったら「パンツの形が浮き出てる」って思われてもしかたないだろう。
寝ようとすると布団に潜り込んできて俺のちんちん揉みながら「ちょっとちょっと!今日は期待して起きて待ってたんですけど!」って言われる
何度も拒否していると、日中から気分を盛り上げようと、胸元がふわふわした服着て正面に座っている俺に谷間が見えるように色々頑張ってたり
子供の見てないところでもじもじしながらスカートを捲り上げて上目遣いでチラチラこっちみたりとか、そんなかんじ。
この年齢になると、子供の送迎とかスカートってわけにいかないから普段はパンツルックなんだけど、俺はスカートとかワンピースのほうが好きだからね、嫁が誘うときはやっぱ女を感じる格好してくるよ。
あとは寝るときノーブラで来るとか、僕が白パンツ好きなので「今日は増田の好きな白パンツなんだよ」って日中上目遣いで報告されるとかだな。
夫婦によってそこらへんは色々なんだとは思うが、うちはこんな感じ
それより何より、ブコメの論調の厳しさにうんざりとしている。服装に関して、別にジャージだの平生の着の身着のままでお見合いに行こうって誰も考えてないと思うんだよ。
就活だったらさパンツスーツもありじゃない? 近年、ことさらにスカートで行くことを求める方が頭おかしいんじゃない? って感じじゃないすか。
でも元記事のブロガーさんは「パンツルックはやめろ、スカートを履け」「紺だカーキだのオシャレな色使いは求めてない。ダサピンク上等」くらいのことは別記事で言ってるんだよね(多少意訳はあるが)。
決して「小綺麗であればそれでいい」とは言っていない。
であるとしたら
友人と会う時だって、家でごろごろしている素の自分よりは格好も態度も整えて行くけど、友人をだまし討ちしているとは思わないだろう。
場に合った服装や振る舞いをしましょうというプロトコルの問題で、中身を偽れとは誰も言ってないんだよ。そんな認識だから結婚したいとも思えないんだろうけど。
なんていうブコメはまるで見当違いもいいところだと思う。「そんな認識だから」ってなんだ。
いや、ほんとに、消耗する人は消耗するんだよ。スカートを履いて、可愛らしく、“女の子”らしく……そういう服装をすることがさ。(わたしはコスプレ感覚で結構楽しめてしまうんだけど)
それは瑣末な問題で、けれど象徴的な問題でもあるんじゃないか。すり減らすものをすり減らさなければたどり着けないもの、それが「結婚」なら、と絶望してしまう人をこき下ろしていいとは決して思えない。
寝る前に確認してみたら、なんかはてブトップで扱われててブルってる(しかもなぜか「仕事・就職特集」)。
10bkmそこそこで胃に来てしまう、隠キャ系アカウントがこちらでございます。
・元記事のブロガーさんを間違っているとは思わない。相手はプロなんだし見てきてる数が違うから、それが真理なのだろうなあ、とは思ってる。大元の女子会増田に対しては「綺麗事言ってて腹が膨れるのか」とも思う。その門をくぐろうと言うならばそれなりの覚悟が必要だろう、というマッチョイズムはわたしの中にもある(映像の世界で10年も生きてるとそうなる)。
ただ、この記事の元増田の人がブクマであまりにも叩かれてて不憫に思った(穏当な文調だしそこまで叩かれるような内容ではないだろうと思った)のと、そういう風に思ったことを忘れないようにしておこうと書いた、だけのつもり、が…。
元増田についたブクマの目立つものが服装に関することだったので、「(元増田は)別にジャージだの小汚い格好も“ありのままとして受け止めて”って書いてるわけじゃねえのになあ,、なんでそこに固執するんだろう」と思い、そこばっかりを軸として(主に批判的なことを)書いているけれど、自分(増田)自身について言えば服装は本当に瑣末な問題だと思ってる。ただ、それを瑣末な問題だと笑って流せない人間もいるぜ、ということにも触れてはおこうと思った。そして一事が万事、というのか「結婚」というコアから最も遠いところにあるこの(元増田が問題にした)「服装」だったり(女子会増田が問題にした)「女子会を断つ」という、人からすれば「どーでもいい与太話」が「婚活」というアクティビティ全体のありようを象徴しているような気がした(ここに、非当事者のわたしの偏見が大いに混ざっていることは否定しない)。
【再追記(3/7 02:50)】
『それが「結婚」なら、と絶望してしまう人をこき下ろしていいとは決して思えない。』の「こき下ろす」主体が曖昧だからああだこうだ言われるのかなと思い付け加えると、
この主体は「某仲人さん」のことではありませんよ。(事実、女子会増田のことをこき下ろすでもなく、こんな記事を書いている。http://urx2.nu/pGVS)
だから、あのブログは結婚相談所の仲人さんが仕事で書いてるんだってば。あの人は結婚という目標を持ってくる人の目標を達成させるプロなの。人生一般の話とか結婚願望ない人の幸せの話とかしてないの。わかる?
元増田に付いたブコメ。こんなん、控えめに言っても「こき下ろす」としか表現できないのでは?
「婚活」って、それを商材として働いている人、そのサービスを利用する人、だけが当事者ではないと思うんだよ。「結婚」っていう目的それ自体は、どんな道をたどるかは人それぞれにして、誰にも関わる可能性がある(増田自身は結婚願望云々の以前に諸事情あり難しいので「非当事者」だと思っているが)。人生一般と「結婚」って、どこからどこまでがどう、ってそこまで明確にゾーニングはできないよ。だから、元増田のように「疑問なんだけど〜」くらいのノリで「婚活」「結婚」を話題にするのも全然、アリだと思うんだ。むしろもっとやれ。
それを一方的に萎縮させかねないようなブコメを問題にしている。
【再追記(3/7 07:00)】
kuzudokuzu んー追記を重ねる人は、やっぱり個人的にちょっと自尊心が大きいようだなと感じてしまう。
確かに尊大なポンコツだとは自分でも思う。ご指摘は当たっていると思います。
けれど、それ以上に「不明瞭な思考・感情を言葉にしたい」という欲望が強すぎて、あとから湧いてくる言葉を継ぎ足し継ぎ足し何度も調整を繰り返してしまうのだと思う。
そんなご指摘もあり、これ以上は書くまい、と思っていたけれど、
最後に個人的にお礼を申し述べたいブコメがあったので、それだけは書いておきたく公共のリソースをさらに浪費する。
(あとで個人のブログに書くとしてそこは超どマイナーブログだから、やはりこの場で書いておきたいのだと)
naqtn 言葉数多く「~ではない。でしょ?」と否定と同意の求めは言うが、自分の主張「~である」とその論理の提示「~ならば~なので」がクリアーにされていないがゆえに不本意な応答を受け、結果無益に対話が崩壊してる
おっしゃる通りです。自分自身、今朝方読み返して「0点だな」と思った。自分の主張が文頭に来てないから、何が争点なのか全く理解できない破綻を起こしているのだと思う。
◯「この記事の元増田」(http://urx2.nu/0aYS)に対しての賛同を述べたかったということ(ブクマでやっても良かったけど、100字にまとまりそうになかった)と
□それに対するブコメ(主に人気の方に表示されるものだけど)に対して「いやいや、それは当たってないし、そもなんで(元増田が)そんな攻撃されなければならないのか」というブーイングを送りたかった
ということにある。
なので元記事のブロガーさんに敵意があるわけではないし、その主張に関しては概ね賛同する。これは、自分自身のプロ観とほぼ一致するからだ。顧客のニーズに対し全力でそれを叶えようとする姿は控えめに言っても誠実さがある。
そう思っている片方で、割り切れない思いもある。これは社会生活一般における極私的な自分の心情。
それで、この文章で試みたことは「そう。正しい--とはいえ…ね」という自分の心情の中にある「…ね」という非常にもやもやしたところを「言葉」という舞台に引きずり出すことだったのだけど、それは完全に悪手だったと反省している。
まずそれは、自分の個人的好奇心、探究心をベースにしたことで、主張「◯」とも「□」とも関連しない。その道筋も荒くて丁寧ではない。だから論として非常に不明瞭なものになり、全体の破綻を招いた。盛り込むべきではなかった。
果たして、当初の目的を叶えることはできたのだろうか。それだけが気がかり。
私は結婚願望はない(これは自分がマイノリティ寄りの人間であることや、自分の両親を見て感じたことに起因するので)けれど、だからこそ結婚したい人というか一般の考えとか感覚を知りたかったというか疑問に思っただけです。読みなおしたら口悪すぎるな。気を悪くさせてしまったらごめんなさい。そもそも結婚願望わからない人間が首を突っ込むもんじゃなかったね。思いかえせば就活のときも適合するのに苦労しまくったから社会生活に向いてない。
などと気を揉む必要はない。好きなこと言って、好きなように生きようぜ。と伝えたいだけだった。