はてなキーワード: エスカレーターとは
残業でへろへろの帰り、駅のエスカレーターで突然手に温かい液体が降りかかった。
バシャ、とかけられたというよりは、水鉄砲のような、そんな勢いで飛んできた。
手の液体は透明だった。
お茶をこぼされたのだろうと、後ろを振り向くと、股間を抑えた男がいた。男は荷物を持っておらず、特にそこには飲み物の影はなかった。
その男は「すまんトイレ」と連れ添いの男に伝え、そのままトイレに飛んでいってしまった。
文字通り飛んでいってしまったため、文句を言うことも出来ず、疲労で判断力も低下しており、私もトイレで手を洗うことにしたのだが、
そのときに洋服と革の鞄が何かしらの液体で濡れていることに気が付いた。
そして自分がこの数十秒に体験したことを総合すると、それがおそらくしょんべんだろうという結論に至った。
ただ、十中八九しょんべんだろうとはいえ、確信は持てない。臭いを嗅ぎたいとも思えなかった。
また、男らに故意があったとは思えない。本当に漏れそうな切迫感は少し感じられたからだ。
とはいえ、常習犯である可能性もあるのではないか?その場合、他に被害者が出る前に自分が通報するのが正義ではないか?
せめて防犯カメラでも確認してもらって、明らかに意図を持ってかけていることがわかれば、被害届を出すなりしたい。
夫に意見が聞きたくて、電話をかけたがパニックになっており「どうしよう、しょんべんかけられたんだけど、どうすればいい」以外のことを言えなかった(後に「高速道路に侵入してしまったアレン様のようだった」と言われた)。
困惑する夫に「とりあえず駅員に言ったほうが良い」と伝えられ、わかった!!と返事をしている間に、男2人はすっきりした顔で改札を抜けていき、急いでその様子を動画に納めるものの、動転していたため全く撮れていなかった。怖さと不確実性から、「しょんべんかけましたよね!?」とは聞けなかった。
とりあえずその足で改札に向かい、駅員さんに「すみません男性に体液的なものをかけられたかもしれないんですが防犯カメラを見てもらうことは可能ですか?」と伝えたところ、警察を呼んだほうがいいですよと言われたので、呼んでもらった。
ところで今日の自分は体調も優れずかなり疲れていて、これ以上何かを決断する、判断するといった行為が難しかったので、「警察ってこういうとき呼んだ方がいいんですか?」と軽くパニックになってしまった。
5分後くらいにきたお巡りさんたちに事情聴取をされ、防犯カメラを解析してもらうなどした。
結論、私が供述した人物と同様の男性が映っていたのだが、エスカレーターでは一段挟んで離れた位置にいたことがわかった。
そしてこのエスカレーターというのは上りエスカレーターなのだ。つまり、上方向にエスカレーター一段分離れた位置に何かを射出しなければいけないのだが、男性の尿をその勢いで飛ばすのはかなり難しいはずだし、その場合は飛んでいく何かやズボンや靴の汚れが何かしら確認できるはずなのだが、その様子も見られない。これは私の記憶でも、何か水浸しになっているといった様子はなかったので、そうなのだと思う。
私がそれをしょんべんだろうと判断したのはその液体の熱と男が股間を抑えていたという状況証拠によるものなのだが、男はどうやらずっとしょんべんを我慢する仕草を見せていており、尚且つチャックを下ろしている形跡、ブツが出ているといった様子は見られなかったらしい。
女性がエスカレーターで体液をかけられる事件というのは残念ながらあるらしいが、ほとんどのケースで上から下にかけるものらしいのだ。
警察の人も、「ごめんなさい、防犯カメラからはこれ以上何もわからないし言えないんです」とお手上げ状態になってしまった。
これ以上調査するには、洋服とカバンを警察に預ける必要があったのだが、この駅から自宅まではまだ50分程度あり、パニックになった夫がすでに自宅を出発していたのだがなぜかゴミ袋だけを持って駅まできている、という状況で、このままだと「半裸で帰る」か「夫にもう一度帰宅してもらい、着替えを持ってくるのを2時間程度待機する」といった究極の2択を選ぶ必要があった。明らかに後者の選択肢しかないのだが、日付が変わることは必至であった。
真実が知りたい気持ちもあったが、もう結構疲れてしまったし、結果として得られるものもそこまで多くないだろう……もし同じような事件があれば今日の供述が役に立つだろうし、もう良いか……と思い、調査を打ち切ってもらい、帰宅することにした。
いい歳になったし、何年も使える丈夫な革の鞄を買おうと思って、ちょっと高い鞄を数ヶ月前に買い、それを仕事用に使っていたのだが、この度謎の液体(おっさんのしょんべんの可能性がある)がついてしまい、無視できる汚れだけど気持ち的には許容できない状態になってしまい、それが結構ショックだ。
洋服はユニクロで買った1500円のズボンだから、別にどうでもいいし洗えば良いけど……。
しかし、あれがしょんべんじゃなかったら一体なんなんだ。
何かしらの液体がかかったのは事実だけど、熱いのは私の脳が補完した偽の情報なのだろうか?
そういえば警察の人には「尿」という単語を使ってコミュニケーションを取るべきだったが、ひたすら「しょんべんらしきものをかけられまして……」とずっと言い続けていたことに気づいた。なかなかに品性のないバカだったが、それくらい脳が逼迫していたのだと思う。
ところで私は30代女で、いまのところありがたいことにこのような警察沙汰に巻き込まれるのはまだ2回目なのだが、前回もおっさんの尿がらみの事件だったことには、何かの運命を感じざるを得ない。あの時は夜道を歩いているとジジイが立ちションを見せびらかしてきたのだった。私にはジジイのしょんべんの地縛霊でも付いているのだろうか。今度、お祓いに行こうと思う。
結局のところキチガイ避けに片側空けておいた方が安全だし、それで死人が出たわけでもないのでメディアも行政も世論も本気で改善しようとは思っていない。
暇な時にちょろっと注意喚起して、それを見た暇人がそうだそうだと憤っているふりをして満足するためのコンテンツになっている。
片側空けが原因でエスカレーターの経年劣化が早まって大事故でも起これば風向きが変わることもあるのかもしれんが、幸か不幸か今のところちゃんと整備されているエスカレーターばかりなのよな。
エスカレータは「両側に止まった方が輸送効率が良い」ってよく聞くけど、それ、本当に正しいと思ってる?実は、特定の条件下だけなの。例えば、東京、大阪、京都、名古屋の主要駅で計測したデータによると、止まった側の乗車率は45%〜50%つまりだいたい一段開けて乗ってるの。歩き側は33%〜40%なんだよ。歩き側の人たちはだいたい2段開けて乗ってるの。で、エスカレーターの速度はいろいろあるけれど平均的な普通の速度の条件なら、片側歩いた方が全体の輸送「効率」が高いんだって。
でね、歩き側の乗車率が18%を切ると、ようやく両側に止まった方が効率が良くなるんだ。ほぼスカスカの状態だね。乗車率が18%より多いなら両方歩くのが一番効率がいいよ!。両方側に止まった方がが良い様に見せようと思ったら効率じゃなくて例えば、100人を輸送する時間を比べると、歩き側が上り終えて空の状態にできるからトータルの乗車率を意図的に下げれるの。
あと、エスカレーターの速度を上げると差が縮まるけど、逆転するほど速度を上げるのは現実的じゃないんだよ。効率が必要なほど多くの人間を運ぶ必要がある場所なら、片側歩かせた方がいいよ!
「歩くと故障する」とか「片側に乗ると故障する」って聞いたことある?でも、それって間違いなの。エスカレーターはその程度の使用には耐えられるように設計されてるんだよ。もし故障しやすい機械なら、それを使うことで命の安全が脅かされるんだから、利用者が気をつけるんじゃなくて、システムが安全になるように管理者側に訴えるべきなんだよ。
エスカレーターでの事故は色々あるけど、統計的には二人乗りエスカレーターより一人乗りエスカレーターの方が事故率が高いんだって。エスカレーターでの事故だと足を滑らせての転落事故、急な停止による転落事故があるんだよ。歩きとか関係なしに、手すりに捕まらないことで事故が起きやすくなるんだ。スマホばかり見てたり、潔癖症で手すりに捕まっていない人が多すぎるよ!他にもキャリーバッグの事故が多かったり、可動部への巻き込み事故なんかもあるよ!
もし、安全を重視するのならエレベーターの方が安全なのに、なんでわざわざ危険なエスカレーターを選ぶの?エレベーターの数を増やすように要求するべきだよね。
私が住んでいるのは田舎だ。
それでも最後のプライドを示すかのようにデパートがひとつだけ残っている。
といっても平日は実に閑散としていて客の姿は一階のスーパーで見かける程度で、二階三階と階を登るにつれて人の姿は少なくなり、五階ともなれば人の行き来はほぼ見かけない。
おそらくこのデパートの寿命もそう長くはないだろう。その事に気づいた私は、平日の午後イチ、ネコバッグに猫を入れると五階に向かった。
一度、猫をエスカレーターに乗せてみたかったのだ。猫はエスカレーターに対して、どのような反応を見せるのか?一度考えるとその考えは頭から切り離されることはなく、頭の片隅に残り続けていた。
そして私はとうとうチャンスを見つけたのだ。
実行当日、予測通り人の姿はまばらで、五階にまで行くと誰もいない。
私は下りのエスカレーター前で素早く猫をリリースすると、猫はもっさりとした動作でネコバッグから降り立った。
それから猫は慎重に一歩、二歩と歩みを進ませると目の前に動く階段があることに気づき、不安そうに振り返って私を見つめた。
私は手短にエスカレーターの説明をした。これはエスカレーターといって、まあ動く階段のようなものだよと。
猫は要領を得ない様子で首をかしげ、乗ってみたら?と声をかけた。しかし猫はまだ怖いようで、立ち往生している。
乗り方が分からないのだろうと思い、手本を見せようと私は前に躍り出てエスカレーターに乗った。
それでも猫は二の足を踏み、私との距離はどんどん離れていく。
私は不安になり、大丈夫だからおいで、と声をかけ続けたが猫は動じない。
猫の姿はみるみる小さくなっていき、猫も不安そうにエスカレーターの前を行ったり着たりしている。
いよいよ猫の姿が消えそうになったとき、私は猫の名前を呼んだ。
すると猫は飛び込むようにエスカレーターに乗り、そのまま駆け込むように下った。
すごいスピードだ!
エスカレーターの速度と猫の速度が合わさり、猫は光のような速さでエスカレーターを下ると私に追いつき、私に抱きついてきた。
猫は興奮し、緊張していたのかドキドキという心拍音が直に伝わってきた。
私はエスカレーターを下りきる前に素早く猫をネコバッグにしまい、それから何事もなかったように一階まで下るとデパートを後にした。
猫はネコバッグから頭を出し、振り返るようにデパートを見やった。私も興奮していたが、猫も興奮していたのだ。
それから猫は「にゃあ」と一度だけ鳴き、バッグの中へと戻っていった。私はもう振り返らず、帰路に着いた。
それでももう、私には思い残すことはなかった。
しかもエスカレーターや電車乗り込み時ほど一般人は頻繁に使わないから個人間で決まったルールが形成しにくい
あと、当時はエレベーターガールなんてのがいて、そういう気遣い的な乗客の管理はエレベーターガールがしたんや
合理化だのなんだのでエレベーターガールを無くした企業や施設に文句を言うべきなんだよ
ベビーカーだけは譲ってないや。
こちら義足ユーザーだけど他にも人がいる中で私の目を見て「降りてもらえませんか」って言ってきたあの時のただ一人のベビーカー使う人に腹が立って。
こちらも義足でエスカレーターよりエレベーターのほうが安心なので使ってんのにさ。
でも車椅子や他の理由で優先すべき人には積極的に譲ってバランスとってる。
言ったところで見た目でよくわかんないからって言い訳されるだけだし、そもそも若い女なら圧かけて言えば出てくだろうと判断して舐めてかかってきたあいつを思い出しちゃってもうベビーカーに何かしてやる気にはならんのよなー。道もゆずらない。こっちもすたすた歩けないしさ。
こいつなら降ろしてもええやろ、どけよ降りろよって目で見てくるじゃん。
話を聞いてると基本的に都心の話でしかないので田舎モン的には無闇矢鱈に人が集まる場所は大変ですねって思う
地方に住んでると元気な大人もベビーカー押した親も車椅子の人も高齢者もスペース的には普通にエレベーターに乗れるから気楽だよ
たまにガラ空きのエレベーターに乗らずにエスカレーターに乗り込んでくるベビーカー押した親とかいるけど
たまにドアが閉まりかかってるエレベーターに子供をダッシュさせて捩じ込んだ後ろから悠々と歩いて乗り込んでくる親とかいるけど
たまに他の人が乗り降りするのに自分は真ん中からどかない爺さんとかいるけど
まあでも待てども待てども乗れないなんてことは起きないから、多少のことに目を瞑れば快適だと思う。多分