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はてなキーワード: 胎盤とは

2015-08-24

http://anond.hatelabo.jp/20150824160304

既婚子持ち女だけど

予定日過ぎて3カ月たっても生まれないこともあるし

どこ情報だアホ。

大体予定日過ぎて2週間くらいが限度と言われてる。多くはそれより前に促進剤なり帝王切開で出す。胎盤が持たず危険からね。

早産ということにしておけば妊娠8か月で生まれちゃって~で済む。

8か月の早産って大ごとだよ。NICUに即入院だよ。後で障害残る可能性もあるよ。

そんな事になったら「生まれちゃって~」じゃ済まないよ。

2014-05-25

産後セックスレス

こども4歳、ひとり。妊娠発覚後から数えて、多分セックス10回してない。

胎盤と一緒に、わたしの性欲は体内から出ていった。それだけ、といえばそれだけ。それが問題、といえば問題。

触んないで、と思う訳じゃない。ただ、性的な触り方はすごくいや。胸とかお尻とか、勘弁してほしい。たぶんその気持ちは、どう説明したって旦那には理解してもらえない。

「心も身体も母親になったんだろうと思って我慢してりゃ図にのりやがって」

と、旦那がキレた。なんの前触れもなく、いきなり。

なにも言わないから、と思ってたわたしも悪い。が、わたしだけ悪いの? 急にテンションMAXでキレられても、どうにもならない。

こどもの話はよくする。でも、お互いの話は、ほとんどしてなかった。

セックスレスについて調べてたら、大抵、どちらかが我慢してセックスしてる。それってどうなの? そうまでしないといけないものなの? 相手が我慢してイヤイヤしてるって、夫婦なら勘づくでしょう? それでもいいの?

なんか、よくわかんないよね。

産前は、わたしから誘っても断られることのほうが多かった。自分でして寝ろ、とか言われたりね。

そんで、いまのこのキレ具合。

悪かったなー、と思いつつ、自分がしてきたことを自分がされるとキレるってナシでしょ、とか思っちゃって、素直に反省できない。

しかも、こどもに言うんだよ。「ママはパパに触りたくないくらいキライなんだって。だからパパはママの近くにいるのいやなんだ」みたいなこと。

こういうネチネチしたモラルハラスメント的なことは、今回のこと以外でも多々あるんだけど、それはおいといて。

あー、これはもう離婚しかないのかなあ。

2014-05-07

STAP事件はまだ終わっていない

理研CDBは今後、敗戦処理に追われることになる。このまま小保方解雇、共著者処分で終わる話ではない。注視すべきこと3つまとめ。

1. 結局、STAP細胞存在するのか?

理研CDB検証チーム (相澤さん丹羽さん)による検証実験を楽しみに待つ。

理研による説明 (PDF)→ http://www3.riken.jp/stap/j/e24document7.pdf

三ヶ月後に予定されている中間発表ですでに決着が付いてしまう可能性もある。→STAP細胞の存在に決着が着く最短の道のり

2. STAP論文にはまだたくさんの疑義が残っている

ひとつ論文にこれほど多数の疑義が生じた例が今まであっただろうか、いやない。

11jigenのサイト小保方晴子のSTAP細胞論文の疑惑: 理研が追加調査すべきSTAP論文疑惑まとめ

これも理研CDBが徹底的に調べると明言している。→STAP論文:理研、全画像を独自に調査 - 毎日新聞

誰がやるのだろうか?報告がいつになるかもわからない。しかし絶対に誰かが調べなければならない。

2.1 STAP由来ゲノムのCNV (copy number variation)がESのそれと一致すること

kahoさんの指摘→ STAP細胞の非実在について#5 | kahoの日記 | スラッシュドット・ジャパン

若山さんが持っているSTAP細胞を調べれば良い。

2.2 胎盤も自家蛍光であるとの指摘(個人的には微妙

胎盤での蛍光は笹井さんと丹羽さんが未だにSTAPを肯定的に見ている拠り所。もしこれが自家蛍光ならば…

もしこれも嘘ならば、写真をとったであろう若山さんの立場が非常にマズくなる…。

3. Nature論文撤回

カンチーは絶対に認めない。しか理研調査委員による調査の終了を受けて、今週来週中にでもNature編集部がリトラクトするであろう。自ら撤回するよりもみっともない。

http://anond.hatelabo.jp/20140506020756

若山教授違和感を感じず、かつ胎盤までになった渡された細胞はなんだったの?

その一点だけだろ、もう。

2014-03-20

喪服の供述を読んで

激しい共感を覚えた。

というかここに入り浸ってる奴らなら大体共感するか理解はするけど共感はしたくないかどっちかだと思う。

喪服と俺の違う点なんて年齢と親が毒親かそうじゃないかぐらいである。

思うに喪服とか俺とかみたいな人間流産した子供みたいなもんなんだと思う。

妊娠初期に細胞分裂に失敗した胎児母親胎盤から流れて流産する。

俺や喪服は生物学的には細胞分裂が正しく行われたのかもしれないが

社会的には完全に失敗して社会という名の胎盤から流れた水子なんだと思う。

生活保護受給額の引き下げとかなんとか言ってるが

まともに生きててうっかり食いっぱぐれたやつまで一括りにするから揉めるんであって、こういう社会水子受給だけ打ち切ればいいのである

将来のたれ死ぬ犯罪するかのどっちかしかないなんて俺達が一番よく分かってるんだし。

2014-03-19

新世リケジョゲリオン

  • 第壱話 晴子、襲来
  • EPISODE:1 Dr. Vacanti's ANGEL
  • 第弐話 見知らぬ、細胞
  • EPISODE:2 Stimulus-Triggered Acquisition of Pluripotency cell
  • 第参話 できない、再現
  • EPISODE:3 A GOD HAND
  • 第四話 大和、逃げ出した後
  • EPISODE:4 Boomerang Effect
  • 第六話 決戦、PubPeer
  • EPISODE:6 Fig, 2
  • 第七話 人の造りしもの
  • EPISODE:6 A FLASIFIED WORK
  • 第九話 瞬間、泳動像、重ねて
  • EPISODE:9 Both of You, Use Data Again You Want to be accepted!
  • 第拾参話 ES、混入
  • EPISODE:13 CONTAMINATION
  • 第拾伍話 嘘と沈黙
  • EPISODE:15 The women wanted to get a lot of attention, and thus wear the pink cook's apron.
  • 第拾六話 死に至る早稲田、そして
  • EPISODE:16 Three germ layers
  • 第拾八話 TCRの再編を
  • EPISODE:18 SELECTION
  • 第拾九話 リケジョの戰い
  • EPISODE:18 INTRINSIC FLUORESCENCE
  • 第弐拾参話 酸
  • EPISODE:23 Fig. 3
  • 最終話 CDBの中心でアイを叫んだけもの
  • FINALE Take care of yourself

http://anond.hatelabo.jp/20140318123529

2014-03-14

理研の「調査委員会調査中間報告書(全文)」のOCR変換。

http://www.riken.jp/pr/topics/2014/20140314_1/

http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/topics/2014/20130314_1/document-4.pdf

PDFの中の文字が引っこ抜けなかったので、Microsoft Office Document Imaging使って文字にした。

精度はイマイチだけど、タイプするよりはマシだろうと思うので、情報共有。

誰かが引き継いでくれなかったら、明日清書する。

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平成26 年3 月13 日

独立行政法人理化学研究所理事長野依良治殿

研究論文の疑義に関する調査中間報告書

研究論文の疑義に関する調査委員会委員長石井俊輔他委員5 名

経緯

平成26 年2 月13 日、独立行政法人理化学研究所く以下、「研究所」という0 ) の職員らの研究論文に疑義があるとの連絡を受けた研究所の職員から役員を通じて監査コンプライアンス室に相談があった。監査コンプライアンス室長は、「科学研究上の不正行為の防止等に関する規程く平成24 年9 月13 日規程第61 号)J (以下、「規程]という0 )く参考資料)第10 条第3 項に基づき、当該相談通報に準じて取扱うこととし、規程第11 条に基づき、同日より同年2 月17 日の間、予備調査実施した。予備調査に当たったものは、石井俊輔、他4 名である研究所は、予備調査の結果の報告を受け、平成26 年2 月17 日、規程第12 条に基づき本調査を実施することを決定し、石井俊輔委員長とする本調査委員会が本調査を行うこととなった。

中間報告書は、調査対象のうち、これまでの調査で結論を得た一部のもの、及び調査継続のものについて報告するものである。調査継続のものについては、事実関係をしっかL )と把握した上で結論を導<必要があL )、結論を得た時点で速やかに報告する。

2 調査の方法・内容

2 一1 調査目的調査対象項目及び調査対象

以下の点に関して、規程第2 条第2 項に規定する「研究不正」が認められるかどうか調査した。

( 1 ) obokata et al , Nature 505 : 641 - 647 ( 201 4 )論文(以T 、r 論文1 ]という。)く1 - 1 ) Figurelf のdZ 及びd3 の矢印で示された色付きの細胞部分が不自然に見える点。

く1 - 2 ) Figureli の電気泳動像においてレーン3 が挿入されているよ引こ見える点。

( 1 - 3 ) Method の核型解析に関する記載部分が他の論文からの盗用であるとの疑い。

( 1 - 4 ) Method の核型解析の記述の一部に実際の実験手1 ― 頃とは異なる記述があった点。

く1 - 5 ) Figure Zd , Ze において画像の取り違えがあった点。また、これらの画像が小保方氏の学位論文に掲載された画像酷似する点。

小保方晴子く筆頭著者、責任著者)、笹井芳樹く共著者)、若山照彦く共著者)、丹羽仁史く共著者)

( 2 ) obokata et al , Nature 505 : 676 - 650 ( 201 4 )論文(以T 、r 論文2 ]という。)( 2 - 1 ) Figure lb (右端パネル)の胎盤蛍光画像とFig 29 ( T パネ

ル)の胎盤蛍光画像が極めて類似している点。

小保方晴子く筆頭著者、責任著者)、笹井芳樹く責任著者)、若山照彦く責任著者)、丹羽仁史く共著者)

2 一2 調査対象省の役職

調査対象者の論文作成時における役職は次のとおL )である

小保方晴子

く発生・再生科学総合研究センターく以下、「CDBJ という0 )細胞リプ口グラミング研究ユニット研究ユニットリーダー

笹井芳樹

( CDB 器官発生研究グループグループディレクター

若山照彦

く前CDB ゲノム・リプ口グラミング研究チーム:チームリーダー現国立大法人山梨大学生命環境学生命学科発生エ学グループ若山研究室教授

丹羽仁史

( CDB 多能性幹細胞研究プ口ジ工クト:プ口ジ工クトリーダー

2 一3 調査方法

平成26 年2 月20 日から同年3 月12 日までの間、関係資料の収集及び関係者ヒアリングを行った。

資料は、論文に掲載された実験オリジナルデータラボノート論文作成過程を示すファイル調査対象者らから提出された書面、調査対象者らの間の電子メール実験に使用された機器類等に関するものである

加えて、イメージ画像復元に関して、専門家である中野明彦氏(国立大学法人東京大学大学院理学研究科生物科学専攻発生生物学研究室教授研究所光量子エ学研究領域エクストリームフオトニクス研究グループライブセル分子イメージング研究チームチームリーダーから意見を聴取した。委員会は、これらの資料・ヒアリング結果を基に審議をした。

2 一4 調査結果及び評価く見解)く結論を得た調査項目)

調査結果

小保方氏より、ライブイメージング画像作成し、この画像から静止画像作成し、これを圧縮したもの投稿した、投稿論文の元の画像には歪みがなかった、論文に掲載された画像に歪みがあることは気付かなかった、歪みが何故生じたかは分からないとの説明があった。

この画像元となるオリジナルライブイメージング画像ファイルの提出を受け、調査したところ、複数の仕様の異なるコンピュターで再生しても画面上で、投稿された論文画像に歪みはな<、他方、論文に掲載された画像には歪みが見えることを確認できた。

中野明彦氏から、歪みが生じる原因等について、以下のコメントを得た。提出されたライブイメージング画像から論文に掲載された静止画像と全く一致するもの作成できなかったが、類似したもの作成できた。解像度を下げ、さらJPEG などで圧縮すると歪みが出る。歪みはどれだけ圧縮するかによるた

め、同じ歪みを再現するのは難しい。従って、Nature 編集部における図の作成過程で、この歪みが生じたとしても、画像の歪みを正確に再現することは困難である画像圧縮に伴いブ口ックノイズが生じて元画像にはない色が出ることがある。以上のことから論文に掲載された画像は、提出されたライブイメージング画像の1 コマと考えてよい。

評価く見解

元のライブイメージング画像から論文に掲載された静止画像が作製されたと解するのが相当であるc 投稿の際に用いられた画像に歪みはな<、一方、論文に掲載された画像では歪みが見えることからNature 編集部における図の作成過程で、この歪みが生じた可能性がある。画像圧縮した時に生じる画像の歪み(ブ口ックノイズ)についても広く知られているところである。従って、動画からこの図を作製する過程には改ざんの範畷にある不正行為はなかったと判断される。

調査結果

若山氏より、この2 つの画像はいずれもSTAP 細胞から作製したキメラマウス胎児ひとつを、異なる角度から同氏が撮影したものである、それぞれの画像帰属を整理した上で、他のキメラ胎児画像とともに電子ファイルで小保方氏に手渡したとの説明があった。

小保方氏から、同氏が上記2 つの画像を若山氏から受取L )、笹井氏と共に論文用の図を作製した、論文の構想の初期過程では、FigZg 下の画像はsTAP 細胞とFI - SC との比較のためのコント口ールとして使用することとして挿入することとなり、小保方氏が挿入した、その後、笹井氏の執筆過程で、構想が変わり、図の1 ― 頃番を変えたため、この画像不要になL )、この図についての記載も一切行わないことになった、しかし、そのことに気づかず、削除することを失念したままであったという説明を受けた。笹井氏か引ま、同旨の説明に加え、削除することを失念した状態のままで投稿し、論文修正校正過程でも看過したまま論文発表に至った、図の作製の具体的な作業に当たっていた小保方氏に対して、削除の指示をすることも失念していたとの説明を受けた。

FigZg 下の画像は、胎盤でのGFP の発現を示したものであるが、FigZg の本文及び図の説明では、胎仔でのGFP の発現を説明しており、FigZg 上の画像けが記述されている点を確認した。また、当初の論文の構想過程で考えられていた図の配置を示すとする作成情報付きのファイルや該当する実験ノート部分コピー等が提出された。

評価く見解

Figure lb (右端パネル)の胎盤蛍光画像とFig 29 ( T パネル)の胎盤蛍光画像は、同一のキメラに由来する画像である。他にも本文や図の説明の中で言及されていない図が存在することから、GFP 陽性細胞存在を示すためにFig 29 (下パネル)の図が配置されたと解する余地もある。論文構想の変遷のすべてを記録したデータが保存されていなかったため、その変遷を説明通りに復元するには至らなかった。しかし、上述の作成情報付きのファイルデータの内容を検討したところ、当初の論文の構想過程に異なる図の配置を検討したとの説明と矛盾するものではなく、異なる図の配置を議論していたデータであると解する余地が

ある。

論文では、本文及び図の説明の中で言及されていない図が他にもあるので、他の図に関する説明がないことについても検討したところ、失念とは別の理由によって言及されていないと解することもできる。悪意があったことを直接示す資料等も存在していない。とすれば、規程に定める「改ざん]の範畷にはあるが、その行為について「悪意」があったと認定することはできず、研究不正であるとは認められない。

2 一5 調査経過(調査継続中の項目フ

本項目における下記4 点については、研究不正が行われたか否か、について事実関係をしっかりと把握した上で判断するためにさらに期間を要する。現時点で把握された事実について調査経過として報告する。なお、今後、所定の調査結果及び評価く見解)が得られた時点で報告を行う。

調査経過

小保方氏と笹井氏の連名により提出されたFigure 11 の元になったゲル写真電子ファイル実験ノート類および同図の作成経緯と方法の書面による説明、ならびに同二氏からの個別の聴取内容を精査した結果、Figure 11 の図は2 つのパルススフィールド電気泳動ゲル撮影した2 枚の写真に由来する加エ画像であることを確認した。同電気泳動においては合計29 のサンプルを、サンプル1 から14 をゲル1 に、サンプル15 から29 をゲル2 に電気泳動し、Figure 11 のレーン1 , 2 , 4 , 5 がゲル1 の左から1 , 2 , 4 , 5 番目のレーンく標準DNA サイズマー力一をレーン0 として左から番記)に相当し、レーン3 がゲル2 のレーン1 (同)に相当することを、各ゲルに写った写真情報から確認した。

画像の加工については、ゲル1 のレーン1 , 2 , 3 , 4 , 5 の写真において本来レーン3 が存在していた場所ゲル2 のレーン1 の写真が単純に挿入されたものではなく、前者のゲルにおける標準DNA サイズマー力ーレーンの泳動距離が後者のそれに比して約063 倍であり、Figure 11 の作成時に前者を縦方向に約16 倍に引き伸1 ます加エをした上で後者が挿入されたことを、前者に写った挨類の位置関係縦方向への歪みから確認した。また後者については写真に淡く写ったスメア消失して挿入されていることからコントラストの調整も行われていたと判断した。そこで小保方氏に説明を求めたところ、T 細胞受容体遺伝子の再構成のポジティブコント口ールを明瞭に示すためにはゲル2 のレーン1 が適しておL )、ゲル1 とゲル2 のそれぞれの標準DNA サイズマー力一の泳動について双方のゲルにおいて、標準DNA サイズマー力一の対数値と泳動距離が良好な直線性を保っている関係にあることを確認した上で、ゲル1 の写真縦方向に引き伸ばし、標準DNA サイズマー力一の位置情報に基づいてレーン3 の写真の挿入位置を決定したとの説明があった。検証の結果、ゲル1 とゲル2 の間には、標準DNA サイズマー力一の対数値と泳動距離について直線性の保持は見られず、説明通L )に標準DNA サイズマー力一の位置情報に基づいてレーン3 を配置することが無理であること、仮にFigure 11 のレーン3 に見られるT 細胞受容体遺伝子再構成バンド群の位置に近い標準DNA サイズマー力一群に絞ってそれらの位置情報に基づいてレーン3 の画像を配置するとFigure 11 のレーン3 に見られるT 細胞受容体遺伝子再構成バンドとは異なる位置にT 細胞受容体遺伝子再構成バンドが来ることから、説明を

裏付けることはできなかった。説明とは逆に、Figure 11 のレーン31 こ見られるT 細胞受容体遺伝子再構成バンド群の位置に合わせる形でレーン3 の画像を配置すると、ゲル1 とゲル2 の標準DNA サイズマー力一j くンドの位置にずれが生じることから、Figure 11 の画像加エ時には、標準DNA サイズマー力一を基準にしていたのではなく、T 細胞受容体遺伝子再構成バンド群の位置を隣接するレーン4 のそれらに合わせる形で図の挿入が行われたことが示唆された。

電気泳動されたサンプルについては、実験ノート類などの記載やサンプルチューブのラべルなど小保方氏から提供された各種の情報は、Figure 11 のレーン1 , 2 , 4 , 5 は論文の通りであること、論文で「LymPhocytes 」とラべルされたレーン3 はCD45 + / CD3 + T ' J ンパ球であることを示していた。

( 2 )論文1 のMethod の核型解析に関する記載部分が下記の論文からの盗用であるとの疑いが判明し、この点についても調査した。

Guo J etal ; Multicolor Karyotype Analyses of Mouse embryonic stem cell In Vitro Cell Dev Biol Anim 41 ( 8 - 9 ) , 278 - 283 ( 2005 )

調査経過

小保方氏は、若山氏がチームリーダーをしていたCDB ゲノム・リプ口グラミング研究チームく以下「若山研」という0 )では、核型解析を日常的に行っていたが、若山研で使用されていたプ口トコールの記載が簡単であったので詳しく記載した方がよいと考えて詳しく記載のある文献を参考にしたが、引用を忘れたと説明した。論文のMethod 部分は小保方氏により作成された文章であることを同氏に確認した。小保方氏は何らかの記載をコピーしたという暖昧な記憶を持つ様子であったものの、この文献そのものを保有しておらず、この文章の典拠については覚えていないと説明した。文章の類似性、小保方氏がその手法を熟知していなかったこと、実際に行われていた実験と記載が完全に合致しないことから、この記載はGuoJ らによる論文の記載を何らかの方法コピーしたものであると認められた。

( 3 )笹井、若山両氏から、以下の修正すべき点が見つかったとの申し出を受け、この点についても調査した。論文1 : Method の核型解析の記述の一部に実際の実験手1 ― 頃とは異なる記述があった。

調査経過

この核型解析の実験は、小保方氏と若山研のスタッフによL )行われ、データは小保方氏に渡されたとの説明を若山氏から受けた。細胞サンプルの調製は小保方氏によりMethod に記載された通L ) l こ行われたが、ハイブリダイゼーションとイメージングは、若山研のスタッフにより、記述とは異なり、APP - ied sped 「al lmaging のSKY FISH システムを用いて行われたとの説明を若山氏から受けた。作成情報を含むこれらの画像ファイルが提出された。若山氏は、このMethod 部分は小保方氏により書かれた、小保方氏がハイブリダイゼーションとイメージング部分の実験の詳細を知らなかったため、この間違いが生じたと推測していると説明した。

( 4 )笹井、小保方両氏から、以下の修正すべき点が見つかったとの申し出を受け、この点についても調査した。論文1 : Figure Zd , Ze において画像の取り違えがあった点。また、これらの画像が小保方氏の学位論文に掲載された画像酷似する点。5

調査経過

2 月20 日に笹井氏と小保方氏より、修正すべき点についての申し出とこれに関する資料の提出を受けた。申し出の内容は、論文1 の牌臓の造血系細胞から作製したSTAP 細胞を用いたという記載が、実際には骨髄の造血系細胞から作製したSTAP 細胞を用いた画像であることと、正しい画像に訂正することを考えているという2 点であり、提出された資料は、実験過程を示す資料と作成情報を含むこれらの画像ファイルであった。小保方氏から、それぞれの実験過程で、牌臓及び骨髄に由来する血液細胞のサンプルに対し、いずれもhemato ( hemat 叩oietic :血液系の意味)というラべルを用いていたため混乱が生じ、同氏において画像の取り違えをしてしまったとの説明を受けた。提出された資料等により、この2 つの実験は全く違う時期に行われていたことが確認された。一方、上記の骨髄の造血系細胞から作製したSTAP 細胞を用いた画像は、小保方氏の早稲田大学における学位論文に記載された画像酷似することが判明した。データ比較から、これらは同一の実験材料から取得されたデータであると判断せざるを得ない。学位論文では3 - 4 週のマウスB6 骨髄細胞を細いピペットを通過させて得られた多能性幹細胞スフ工ア)を用いて実験が行われたと記載されていることを確認した。すなわち、修正前の論文1 のデータ学位論文作成時に取得されたと推定されるが、実験条件の記載が学位論文論文1 とでは異なっていることが確認された。

また、この申し出の際、これらの図が小保方氏の学位論文に記載されたデータであるとの言及はなかった。

3 その他の事項

論文1 のMethod のBisulphite sequencing の記述の一部に、他の論文と似た記載があることが認められた。記述は8 行であるが、似た記載のうち大半は、プライマー配列と頻繁に行われるPCR 実験記述であり、必然的に良く似た記述となる。そのため、このような似た記載は、多<の論文に見られる。盗用の範畷にないものであった。

以上

○ 手1 学酬究上の不正行為の防止等に関する規程

平成24 年9 月13 日規程第61 号)

目的

第1 条この規程は、独玉目う攻法人理化学研究所(以下研究所」という0 )の研究者等による科学酬究上の不正行為(以ド1 研究不正」という。)を防止し、及び研究不正が行われ、又f まその恐れがあるときに、迅速かつ適正に油志するために必要な事項を定める。

k 定義

第2 条この規程において… 研究者等」とf ま、研究所研究活動に従事する者をいう。2 この規程において「研究不正」とは、研究者等が研究活動を行う場合における次の各号に掲げる行為をいうD ただし、悪意のない間違い及び意見の相違は含まないものとする。( 1 )掲告データ研究結果を作如上げ、これ

2013-12-28

これから流産手術してくる。

朝一番で病院に来た。

待合室ではお腹を大きくした妊婦さんに囲まれて座った。

あたしのお腹はふっくら大きくもならなかった。

今は手術着に着替え、一人部屋のベッドに潜り込んでこれを書いてる。

妊娠がわかり検診に来たけど、最初から受精卵は小さかった。

一ヶ月の間に三回エコーしたけど、胎嚢の中に赤ちゃんは育たなかった。

流産が決まっても保険診療にはならず、一回8000円近い出費があった。

子宮の内容物を取り除く手術を受けることが決まった翌日、胎盤や胎嚢がズルリと出てきた。

少し黄色っぽい胎嚢は、目で確認できた。

それから一週間近く経過したけど、まだ血が止まらない。

普通生理でも一週間は経血が出るから、そんなもんかなとは思ったけど。

さっき手術前のエコー子宮の中を確認したら、胎盤の一部がまだ残ってるそうだ。

から、もう赤ちゃんお腹にいないけど、取り出した方が良いからやっぱり手術をすることになった。

処置子宮口を開く道具を入れられた。

前後にチクッと痛みが走ったので何が注射でも打たれたのかもしれない。

そのあとズーンと鈍痛がある何かも入れられたし、そのあとガーゼを詰めてるらしい。

痛くて涙が出た。

妊娠できても赤ちゃんは育たないし、お金はかかるし、痛いしで、とても惨めな気持ちになる。

産婦人科医だから時々新生児の泣き声が聞こえる。

ぼんやりと、悲しくなる。

不育症検査結果はどう戻ってくるのかな。

次はちゃんと育ってくれるといいなぁ。

もうこんな悲しくて痛い気持ちにはなりたくない。

2013-07-09

http://anond.hatelabo.jp/20130504200740

閉経年齢に遺伝が関係しているかどうかっていう話だけど、全く関係してないとも言い切れないんじゃないかと知り合いの医者が言ってた。

ただ関係してるとすれば、胎盤機能の要因が大きいから、母から娘へのつながりじゃなくて、父から娘へのつながりの方がより重要かもしれんと。そっちのつながりはまだ調べられてないでしょうと。

えーと、だから母親やおばあさんと比較するんじゃなくて、父親の姉妹、父親の父親の姉妹比較しないといけないんじゃないかと。

2012-11-19

婦人科検診を受けてきた話

この痛みを誰かに伝えたいけど、流石にかけないので増田に。

エロはないけどシモネタたっぷり。それとグロいかも。あと長くてすいません。

***

まずは2週間前位の夜、局部の激しいかゆみが発生。

というとエロ漫画みたいに「ああんうずいちゃうのおおん////」みたいな想像をする人がいるかもしれないが、そんなことはこれっぽっちもなく、単に痒い。というか、腫れて痛い。

この時点では過去経験からストレスで抵抗力が低下して雑菌に負けたんだな』と判断。

仕方がないのでマキロンで消毒、フェ●ニーナ軟膏でかゆみを抑え、体温があがって痒み痛みが増す夜は清潔なタオルでくるんだ保冷剤を当てて冷やしながらだましだまし過ごした。

日中もポケットにフェ●ニーナ軟膏を忍ばせ、トイレで塗る日々。

そこにエロなんてものはあろうはずはない。ただ耐えしのぶのみ。

そのうち治るはずと思っていたが改善の気配はないまま数日後。

ある日トイレットペーパーを見ると、何やらうっすら血のようなものが出ていた。

いわゆる不正出血

それ自体もやはりストレスがひどい時たまに起きていたりしたのだが、流石にかゆみとダブルで来るとなるとショックが大きく、また嫌な予感もしたので半日休みをとって病院へ行く事に。

診察はそこそこ年の行った男の先生で、症状を伝えると「かゆみは多分雑菌だと思うんだけどね、不正出血は色々な原因が考えられるから検査しましょう」とのこと。

自分もそう思っていたので、即同意

この時点では「検査」って言っても血液取られるくらいだろうと思っていたのだが、検査室に入ると鎮座している診察台。

検査とはどうやら内診だったらしい。

やばい数日前に塗ったり冷やしたりするのに面倒だからって下の毛剃ったんだった見られるの恥ずかしい//////

…と言っても生えるまで待ってられないし、どうせ向こうは仕事で見慣れてるだろうからいいや。と諦めて、診察台の上へ。

こっちは使う予定もないものをお見せして恐縮のしきりなのだが、看護婦さんがすごく丁寧かつ親切に指示してくれた。

下半身は薄いカーテンで仕切られてよく見えないが、さっさと先ほどの先生が来て診察開始。

はいじゃあ洗浄からするねー」

と何やら液体をばしゃばしゃかけ…っていてええええしみるううううううう!!!!…と思わず声を出すと、先生は飄々と

「あれ、しみるのかい!そりゃまずいなあ、カビじゃないといいなあ」

と言いながら何やら器具を取り付け、内診を始めたらしくぐりぐりされる感触が。

というとエロ漫画みたいに「いやんそこはだめええええ////」みたいな想像をする人がいるかもしれないが、やっぱりそんなことはこれっぽっちもない。

そのうち超音波で卵巣の中を見られだしたいたようで

「あ、今右の方に卵あるねー●●mmから順調だねえ」

などと説明などしてくれた。

この時点ではどれも何かされてる感触はあるものの痛みはなく余裕ぶっこいていたのだが、それが終わった後更にもう一度違う何かを入れられてトントンと叩かれ…今度は痛い。

どうやら何かを採取されてるような気配なのだが…いやまじで痛いですよ先生!?

「あれ?痛いの?それはおかしいな…」

いやおかしいもなにも痛いですから

「うーん、なんで痛いんだろう?気になる。ごめんねもっと痛いけど胎盤検査もするねえ」

と、更に何かを押し込まれるような感触…これが本当に痛い。

内臓直接ぐりぐりされてるんだから痛いのは当然なんだけど、かなり痛い。

昔誰かが生理中の痛みを『直接内臓をいじくりまわされる痛み』と表現していたけど、あれは言い得て妙、確かに生理痛の最大級の痛みに近い。

ひたすら歯を食いしばって痛みをこらえていると力が籠ってるのがわかるのだろうか、年長の看護婦さんの一人が膝のあたりをさすりながら

「ごめんね、痛いよね、でも力ぬいてねー」

と優しくいってくれる。けど無理マジ痛い。声も出せないし、顔に汗が吹き出てくる。

「あと10秒………はい終わったよお疲れ様~~」

「本当に痛かったのね、声も出てなかったものね」

という声が天使の声に聞こえた。

でもって、終わった後の説明では超音波検査で確認できた卵子サイズと内膜の様子が一致していない、ホルモンバランスが崩れているのではないか?とのこと。

診察中のキョーレツな痛みも内膜の厚さが薄いせい?とかで「これなら痛いよねえ」とのこと。

「多分最悪の事態(ガン)ではないと思うけど、検査で確認するから」との事で、そのあと違う部屋で採血をしてもらって、この日は終わり。

子宮がん検査等々含め、費用は8500円強。検査結果は、来週末。

そんな訳で、思い当たる人や、思い当たる人が周囲にいる人は早めに病院にね!

…ところで、不正出血?がまだ止まらないんだけど、どうしようかね。

2010-02-04

去年読書中に遭遇した未知ないし理解が曖昧だった単語

ちなみに読んだのは小説や思想書。

【行状】人の普段のおこない。身持ち。品行。 「―を改める」 ※ぎょうじょう

隠退】一切の社会的仕事を辞め、静かに暮らすこと。退隠。 「郷里に―する」

【駐屯】軍隊がある地にとどまっていること。 「―部隊」「―地」「一個師団が―する」

【要綱】根本的な、重要な事柄。また、そのような重要事項をまとめ上げたもの。 「政策の―」

【眼目】(1)物事のたいせつな点。要点。主眼。 「教育の―は人間形成にある」 (2)目。まなこ。

【獄門】(1)牢獄の門。 (2)〔斬罪になった囚人の首を (1) にさらしたことから〕江戸時代の刑罰の一。斬首のうえ、その首を一定の場所または悪事をした場所にさらすこと。獄門台にのせ、そばに罪状を記した立て札を立てた。梟首(きようしゆ)。晒首(さらしくび)。「――に懸ける」

【当座】(3)(あることから)しばらくの間。一時(いつとき)。「結婚した―は生活も苦しかった」

【おさおさ】(1)(下に打ち消しの語を伴って)どんな面からみても十分に。全く。ほとんど。「準備―おこたりなし」「―おとらない」

【大儀】(1)手間のかかる面倒なこと。骨の折れること。また、そのさま。「―な仕事」(2)くたびれてだるいこと。何をするのもおっくうなさま。「体がだるく起きるのが―だ」

【芬々】においの強いさま。多くよい香りにいうが、悪臭にもいう。「香気―たり」「酒気を―と匂はせつつ/鉄仮面(涙香)」

【荒涼】風景などが荒れ果てて寂しいさま。また、精神がすさんでいるさま。荒寥。「―とした枯れ野原」「―たる寂寞感」「―たるその景色/或る女(武郎)」

【胴震い】寒さや恐怖・緊張・興奮などのために体が震えること。

【怖気】こわがる気持ち。恐怖心。おぞけ。「―がつく」

【嘶く】馬が声高く鳴く。 ※いななく・いなく

【人好き】多くの人に好かれること。人が好くこと。「―のする顔」

【掛け金】(1)戸・障子などが開かないようにかける金具。

【按排】(4)ほどよく物事を処理すること。ほどよく物を並べること。「九個が整然と同距離に―されて/草枕漱石)」

【進捗】(1)物事が進みはかどること。「工事の―状況」※しんちょく

【皓々】(3)光るさま。明らかなさま。「―たる月/緑簑談(南翠)」

【銘記】しっかりと心にきざみこんで忘れないこと。「心に―すべき言葉

【徴発】(1)強制的に物を取り立てること。特に、軍需物資を民間から集めること。「民家から食糧を―する」(2)強制的に人を呼び集めること。「堤防工事に人員を―する」

【口伝】(1)口で伝えること。くちづたえ。(2)奥義・秘伝などを口伝えに伝授すること。(3)奥義を書き留めた書。秘伝の書。

【前哨】敵陣近くに軍隊が陣を張る場合、敵状を偵察したり敵の奇襲を防ぐために前方に配置する部隊。

【矮人】背の低い人。 ※わいじん

翻刻】(1)写本や刊本を、そのままの内容で、新たに木版または活版で刊行すること。翻印。(2)外国の刊本を、そのままの内容で新たに刊行すること。

拙劣】へたであること。まずいこと。また、そのさま。「―な文章」

【縞瑪瑙】縞模様の特にはっきりした瑪瑙。

【稠密】多くの人家・人間などがある地域に密集している・こと(さま)。「人口が―な地域」「人家の―する日本橋区の中央(まんなか)へ/花間鶯(鉄腸)」 ※ちゅうみつ

【立役者】(1)芝居で一座の中心になる役者。立役(たてやく)。立者(たてもの)。(2)ある方面で中心となって活躍する者。中心人物。「優勝への―」

【いくたり】「いくにん(幾人)」に同じ。「―来たかわからない」「―かは成功した」

【成算】物事をやりとげることができるという見込み。成功する見込み。「―がある」「―が立たない」

馬力を掛ける】精を出して仕事にはげむ。馬力を出す。

【尖塔】細長く先がとがった形屋根をもつ建物ゴシック建築教会などに多く見られる。

【拱廊】アーケード建築用語。円柱などの柱によってささえられたアーチの連続,または片側がアーチをのせた柱列からなる廊。ローマ時代以降盛んに用いられ,中世にはバシリカ式教会堂の身廊と側廊を仕切る内部構成の重要な要素となる。

【重畳】(1)幾重にもかさなっている・こと(さま)。「―たる山脈」(2)この上もなく喜ばしいこと。きわめて満足なこと。感動詞的にも用いる。「―の至り」「御無事でお帰りなさるは何より―/色懺悔紅葉)」※ちょうじょう

【はかばかしい】(1)物事が順調に進んでいる。望みどおりの方向にいっている。うまくいっている。また、はかどっている。「病状が―・くない」「―・い返事が聞けない」

【奇態】風変わりなこと。不思議なこと。また、そのさま。「予言したのがちやんと適中してゐるから―だ/うづまき(敏)」

【風雪】(1)風と雪。(2)風とともに降る雪。吹雪。(3)きびしい試練や苦難のたとえ。「―に耐える」

【以遠】ある地点よりさらに遠いこと。また、その場所。「東北本線宇都宮―が不通」

【鷹揚】ゆったりと振る舞うこと。余裕があって目先の小事にこだわらないこと。また、そのさま。ようよう。「―な態度」「―にかまえる」

【物堅い】実直である。律義である。まじめ一方である。「―・く信用できる人」

【暗影】(1)暗いかげ。(2)不安・不吉なきざし。「前途に―を投げかける」

【暗影を投ずる】不安を投げかける。「国際情勢に―・ずる出来事」

【模糊】はっきりしないさま。ぼんやりとしているさま。「曖昧(あいまい)―」「四辺(あたり)は―として霧の中に隠れるが如く/あめりか物語荷風)」

【戦慄く】(1)寒さ・恐怖・発熱などのために体が小刻みに震える。おののく。「恐怖に―・く」 ※わななく

【空恐ろしい】これから先のことを考えると、なんとなく不安で恐ろしい。「ゆく末が―・い」

【稀覯】〔「覯」は見るの意〕めったに見られないこと。「―の古書

稀覯本】めったにない珍しい本。古写本・古刊本・限定出版本などのため、数がきわめて少ない本。稀覯書。稀書。珍本。

【蔵書】書物を所蔵していること。また、その書物。蔵本。

【悪鬼】(1)たたりをする魔物。「―のごとき形相(ぎようそう)」

【染む】(3)打ち消しの語を伴って、自分の気持ちになじまない、気にいらない意を表す。「意に―・まぬ結婚」 ※そむ

【総身】からだじゅう。全身。満身。そうみ。

【悠久】はてしなく長く続いている・こと(さま)。「―な営み」

【繁茂】草木が生い茂ること。「夏草の―する野原」 ※はんも

【閲する】(1)よく調べる。検査する。「此編を綴るに至りて或一書を―・せしに/近世紀聞(延房)」(2)年月を経過する。「諸邦を遊歴して多年を―・し/花柳春話(純一郎)」 ※けみする

【霊廟】(1)先祖など、人の霊をまつってある建物おたまや。みたまや。(2)卒塔婆(そとば)のこと。 ※れいびょう

【蕭然】がらんとしてもの寂しいさま。「沈々たる孤灯に対(むか)ひ―として窓下に縫衣す/世路日記香水)」 ※しょうぜん

【冷徹】冷静で、物事の根本まで深く鋭く見通している・こと(さま)。「―な目」「―に事の推移を見通す」

【瞥見】ちらりと見ること。ざっと目を通すこと。一瞥。「―すると女が四人でテニスをして居た/趣味の遺伝(漱石)」

【新緑】初夏の頃の、木々若葉のつややかなみどり。[季]夏。

【壮麗】大きく立派で美しい・こと(さま)。「―な会堂」

【興趣】楽しく愉快に感じること。おもしろみ。「―が尽きない」「―がわく」

【古雅】古風でみやびな・こと(さま)。「古代の人像は―にして奇(くし)く/慨世士伝(逍遥)」 ※こが

【円蓋】半球形の屋根ドーム

【着意】(1)気をつけること。気をとめること。注意すること。「然るにこれに―するもの、甚だ少なし/西国立志編(正直)」(2)思いつき。着想。

【刻限】(1)指定した時刻。定刻。「―に遅れる」(2)時刻。時間。「日の暮れる―」

【蒼枯】古びていて深みがあるさま。「太い幹は―として白い粉をふいている/わが愛する山々(久弥)」

【遠戚】血筋の遠い親戚。

【純朴】素直でかざりけのないこと。人情が厚く、世間慣れしていないさま。「―な気風」「―な人」

【購う】(1)買い求める。「最も価(あたい)低き入場券を―・ひたれば/ふらんす物語荷風)」(2)ある物と引き換えに別の物を得る。「汗と涙で―・われた成功」

【贖う】罪の償いをする。「死をもって罪を―・う」

【和毛】やわらかな毛。うぶ毛。 ※にこげ

意趣返し】仕返しをして恨みを晴らすこと。報復。意趣晴らし。

【譴責】(1)不正・過失・失敗などをとがめしかること。「怠業のかどで―する」※けんせき

【ひとかたならず】ひととおりでない。普通でない。たいへんである。「―ぬお世話になりました」「―ず驚いた」

【峻厳】(1)いかめしくきびしい・こと(さま)。「―な態度」「―に自己を難詰した彼も/彷徨(潤一郎)」

【難詰】欠点を挙げ、厳しく相手を非難すること。「失態を―する」 ※なんきつ

【懐郷】故郷をなつかしむこと。「―の念抑えがたし」

【往時】昔。以前。「城跡に―をしのぶ」

【顔容】顔かたち。容姿。容貌(ようぼう)。

【突兀】物が高く突き出ているさま。山や岩などの険しくそびえているさま。とつこつ。「英雄の鼻柱が―として聳えたら/吾輩は猫である漱石)」 ※とっこつ

【刻苦】自らを苦しめ努力すること。「蛍雪(けいせつ)の窓に―して/慨世士伝(逍遥)」

【登攀】高い山などをよじ登ること。とはん。 ※とうはん

【闃然】ひっそりとして静かなさま。人気がなくさびしいさま。「―として空家の様に見えるのは/琴のそら音(漱石)」 ※げきぜん

【凛然】(1)寒さの厳しいさま。「―として寒冷(さむさ)膚へに徹り/竜動鬼談(勤)」(2)りりしく勇ましいさま。凛乎(りんこ)。「―たる態度」「精神爽(さわ)やかに意気―として/復活(魯庵)」

【凛乎】きりっとして勇ましいさま。りりしいさま。凛然(りんぜん)。「―たる態度」「彼方(かなた)を睨(にら)みし有様は、―として四下(あたり)を払ひ/慨世士伝(逍遥)」 ※りんこ

【篤実】情にあつく誠実であること。他への思いやりがあり、また、まじめであること。また、そのさま。「温厚―の好青年」「―な人柄」「―家(か)」

【惻隠】かわいそうに思うこと。あわれむこと。 「―の情」

【碩学】〔「碩」は大きい意〕学問が広く深いこと。また、その人。 ※せきがく

【詰屈/佶屈】文字・文章が堅苦しく難しい・こと(さま)。

【遺愛】死んだ人が、生前に愛用していたもの。「亡父―の万年筆

【先考】死んだ父。亡父。

【先妣】死んだ母。

【粛然】(1)静まりかえっているさま。また、かしこまり静まるさま。 「恩師の前に―と控える」「此満堂―として鎮静し/経国美談(竜渓)」(2)礼儀正しく、おちついたさま。また、おごそかなさま。「彼等は…火の気のない室(へや)に―と坐つてゐた/門(漱石)」

【酔歩】酒に酔って歩くこと。また、その足どり。千鳥足。「阪東君が―蹣跚(まんさん)として這入(はい)つて来る/続風流懺法(虚子)」

【蹣跚】よろめき歩くさま。「―として定めなき足を引摺り/緑簑談(南翠)」 ※まんさん

【憂愁】うれえもだえること。悲しみなげくこと。うれい。「―の色が濃い」「享楽し、―する人間らしき行為言動を/文学評論漱石)」

【幽愁】深い物思い。深い憂い。「―を催す」「―の美に酔ふばかりであつた/ふらんす物語荷風)」

【幽囚】捕らえられて牢などにとじこめられること。また、その人。囚人。「―の身となる」「ブリグハム、ヤングを―せり/八十日間世界一周(忠之助)」

【有終の美】物事を最後までやり通し、立派になしとげること。 「―を飾る」

【虚心坦懐】心になんのわだかまりもなく、平静な態度で事にのぞむ・こと(さま)。「―に話し合う」

【沈滞】(1)一つところにとどこおって動かないこと。(2)活気がなく、積極的な動きのみられないこと。「全体に―した雰囲気だ」

私生児法律上の婚姻関係にない男女の間に生まれた子をいった語。民法旧規定では父の認知を得ていない者をいい、認知された子は庶子として家籍に入れられた。現在民法では「嫡出でない子」という。私生児

【分限者】金持ち財産家。 ※ぶげんしゃ

【手練手管】人を思うままに操りだます技巧。「―の限りを尽くす」

【籠絡】うまくまるめこんで自分の思う通りにあやつること。「主君を―するに至れば/日本開化小史(卯吉)」

【不倶戴天】〔「礼記(曲礼上)」から。ともに天をいただくことはできない意〕この世に共存できない、どうしても許せないと思うほど深く恨むこと。「―の敵」

換骨奪胎】古人の詩文の発想・形式などを踏襲しながら、独自の作品を作り上げること。他人の作品の焼き直しの意にも用いる。

【機微】表面からは知りにくい微妙な心の動きや物事の趣。「人情の―に触れる」「人生の―」

【機微を穿つ微妙な心理や趣を巧みに言い表す。

【恵投】人から物を贈られることを敬っていう語。恵贈。恵与。 ※けいとう

【看取】見て、それと知ること。事情などを察知すること。「人に由りて其の―する処の事実なり/欺かざるの記(独歩)」

【看過】見過ごすこと。大目に見て見のがすこと。「決して―できない不正

【指弾】つまはじきすること。転じて、人を非難・排斥すること。「―を受ける」「偽善者を―する」

瑕疵】(1)きず。欠点。(2)法的に何らかの欠陥・欠点のあること。

【謙抑】へりくだって控え目にすること。

【宥和】相手の態度を大目にみて仲よくすること。

面従腹背】うわべは従順にみせかけ、内心では従わないこと。 ※めんじゅうふくはい

【附和雷同】自分にしっかりした考えがなく、他人の意見にすぐ同調すること。

【威武】威光と武力。武力が強く、威勢のあること。武威。「―を示す」

【威光】自然に人を服従させるような、おかし難い威厳。「親の―をかさにきる」

【断案】最終的な考えを決めること。また、最終的な考え・案。「―を下す」

【存否】(1)存在しているかいないかということ。「詩人の生家の―を問い合わせる」(2)健在であるかないかということ。安否。「両親の―を問う」 ※そんぴ

【出立】(1)旅に出ること。旅立ち。「早朝―する」(2)物事を始めること。「此(この)根本義から―した代助は/それから漱石)」 ※しゅったつ

根本義】根本の意義。原理。「人生の―を悟る」

【零落】おちぶれること。「―して今は見る影もない」 ※れいらく

【落魄れる】以前の身分や財産を失い、みじめなありさまになる。零落する。「―・れて今は見る影もない」

【布置】物を適当な位置におくこと。配置。

【鬼胎】(1)心中ひそかに抱くおそれ。「―を抱く」(2)〔医〕「胞状奇胎(ほうじようきたい)」に同じ。

【胞状奇胎】妊娠初期に胎盤を形成する絨毛膜の絨毛が病的に増殖し、葡萄(ぶどう)状の嚢胞(のうほう)になって子宮腔を満たすもの。大出血を伴って流産したり、癌が発生する確率が高い。俗に「ぶどう子」と呼ばれる。葡萄状鬼胎。

【阿る】気に入られようとする。へつらう。「大衆に―・る」「時流に―・る」 ※おもねる

【腑分け】解剖のこと。「手医師何某といへる者、千寿骨ヶ原にて―いたせるよしなり/蘭学事始」

【流謫】罪により、遠地へながされること。島流し。謫流。「―の身」 ※るたく りゅうたく りゅうてき

貴種流離譚】〔折口信夫の命名〕説話の一類型。若い神や英雄が他郷をさまよいさまざまな試練を克服し、その結果、神や尊い存在となったとするもの。在原業平(ありわらのなりひら)の東下り伝説かぐや姫伝説、また、源氏物語須磨流謫(るたく)の条などがこれにあたる。

【局外】(1)当面の事柄に直接関係のない立場。「―に立つ」

【局外者】その物事に関係のない人。。

蛭子記紀神話で、伊弉諾命(いざなきのみこと)と伊弉冉命(いざなみのみこと)の子とされる。古事記では伊弉諾・伊弉冉が日本の国土を生み成す際、国土とは認定し得ぬ失敗児、日本書紀では統治者の資格を欠く不具児としてそれぞれ位置づけられる。中世以降、恵比須(えびす)として尊崇された。ひるのこ。

ゲリマンダー】自党に有利になるように選挙区の区割りをすること。

【斜交い】ななめ。また、ななめにまじわること。「―にまじわる道路」 ※はすかい

博覧強記】広く書物を読みよく覚えている・こと(さま)。「―で鳴る男」

【惑溺】まどいおぼれること。夢中になって、正常な判断ができなくなること。「古習に―する者は/文明論之概略諭吉)」

糜爛】(1)ただれること。「―した歓楽/悪魔(潤一郎)」 ※びらん

【歓楽】(1)喜び楽しむこと。喜びと楽しみ。快楽

【瀰漫】(ある風潮などが)広がること。はびこること。蔓延(まんえん)。「退廃の気が―する」 ※びまん

【頑迷】頑固でものの道理がわからない・こと(さま)。「―な人」

【頑迷固陋】考え方に柔軟さがなく、適切な判断ができない・こと(さま)。

【疎隔】関係がうとくなること。遠ざけること。「妾を―せんと謀りしなり/妾の半生涯(英子)」

独立独歩独立して他から支配も影響も受けずに自分の思うとおりにやること。独立独行。

【宿痾】前々からかかっていて、治らない病気。持病。痼疾(こしつ)。宿病。

八紘一宇】天下を一つの家のようにすること。第二次大戦中、大東亜共栄圏建設意味し、日本海外侵略を正当化するスローガンとして用いられた。

【侏儒】(1)こびと。一寸法師。 (2)見識のない人をののしっていう語。

【深更】夜ふけ。真夜中。深夜。「激論は―に及んだ」

【黒暗々】まっくらなこと。「―日光も穿ち得ぬ森林の裡(うち)/日光山の奥(花袋)」

【波濤】大波。高い波。

【炯々】(目が)鋭く光るさま。「眼光―として人を射る」「―たるまなこ」

【盲滅法】何の見当もつけずにむやみに事を行う・こと(さま)。やみくも。 ※めくらめっぽう

【文質】〔「文」はあや・かざりの意〕文華と質朴。また、外見と実質。

【彬彬/斌斌】(1)文章の外形と実質とが共に備わっているさま。「文質?其宜を得る/明六雑誌 21」 (2)文物が盛んに興るさま。「大宝の令は制度儀文全く備り―として観る可し/新聞雑誌 40」 ※ひんぴん

【文質彬彬】外見と実質とがほどよく調和していること。「文質彬彬としてこそ君子というものである」

【赫赫】(1)はなばなしい功名をあげるさま。「―たる戦果」(2)光り輝くさま。「―たる南国の太陽」 ※かっかく

【墨守】〔墨子がよく城を守り通し、楚軍を退けたという故事から〕昔からのしきたりや自説を固く守ること。「旧習を―する」

【旧習】昔からの習慣。古くから残っているならわし。

【旧慣】古くからの習慣。昔からのならわし。旧例。

唯唯諾諾】何事にもはいはいと従うさま。他人の言いなりになるさま。「―として命令に従う」

【係争/繋争】当事者間で争うこと。特に、訴訟を起こして法廷で争うこと。「―中の事件」

擬制】〔法〕〔fiction〕相異なる事実を法的には同一のものとみなし、同一の法律的効果を与えること。失踪宣告を受けた者を死亡とみなし、電気を有体物とみなすなどの類。

【緒言】(1)論説の言い初めの言葉。(2)前書き。序文。 ※しょげん

【徴表】その事物のあり方を特徴的に示し、他の物と区別する性質。属性メルクマール

【骨絡み】(1)梅毒が全身に広がり、骨髄にまでいたってうずき痛むこと。また、その症状。ほねうずき。(2)悪い気風に完全にそまっていること。

抹香臭い】抹香のにおいがする。転じて、いかにも仏教的な感じがする。ぼうずくさい。「―・いお説教

【可及的】できるかぎり。なるべく。「―速やかに撤去せよ」

【通暁】(1)夜を通して朝に至ること。夜通し。(2)すみずみまで知ること。「その分野に―している」

【掉尾】〔尾をふる意〕物事・文章などの終わりになって勢いを奮うこと。また、終わりごろ。最後。「―を飾る」 ※ちょうび

【掉尾の勇を奮う】最後の勇気を出して奮闘する。

【囲繞】周りをとりかこんでいること。「山々に―された地」 ※いにょう・いじょう

【畏友】尊敬している友人。

【言下】相手が言い終わったすぐあと。言い終わるか終わらないうち。「―に断られた」 ※げんか・ごんか

【淫奔】(女性が)性的享楽におぼれやすい・こと(さま)。多情。 ※いんぽん

【知解/智解】知識によって悟ること。 ※ちかい・ちげ

【哀訴】相手の同情心に訴えること。なげき訴えること。哀願。「彼は地主に―して/土(節)」

【充溢】満ちあふれること。「気力が―する」 ※じゅういつ

【釈義】文章・語句などの意味を解きあかすこと。また、解きあかした内容。解釈

【蹉跌】つまずくこと。失敗し行きづまること。挫折。「研究は―をきたした」「出立点から、程遠からぬ所で、―して仕舞つた/それから漱石)」 ※さてつ

【逢着】出あうこと。でくわすこと。「難関に―する」「屡々此の問題に―した/彷徨(潤一郎)」 ※ほうちゃく

【衡平】(1)つりあうこと。平衡。(2)〔法〕 一般的規定である法を、その適用において具体的事例に適するように修正すること。

語の意味はここからコピペ http://dictionary.goo.ne.jp/jn/

2009-09-26

処女膜を食べてみたい

処女膜の除去手術というものがある。膜が強靭なため性交に困難や苦痛をおぼえる女性が受けたりするらしい。術後には当然、切除された処女膜が残る。以下はその写真だ。グロが苦手な人は見ない方がいい。

さて、私がこれらの写真を見て真っ先に思ったことは「美味しそう」だ。特に最後の写真はモツのようで食欲をそそる。賞味してみたい。出産後に胎盤を食べさせてくれる産院はあるというが( http://news.livedoor.com/article/detail/2919606/ )、処女膜を食べるにはどうしたらいいだろうか。

2009-09-21

大野病院事件であまり知られていないこと

福島県立大病院産科医逮捕事件-wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%9C%8C%E7%AB%8B%E5%A4%A7%E9%87%8E%E7%97%85%E9%99%A2%E7%94%A3%E7%A7%91%E5%8C%BB%E9%80%AE%E6%8D%95%E4%BA%8B%E4%BB%B6

1.供述の変遷

癒着した胎盤をはがすために、問題となったK医師は、手だけではがすのが無理だったためクーパーというはさみを使って胎盤をはがしたと裁判で認定されている。

クーパーについてはこちら→http://or-nurse.seesaa.net/article/16049277.html

かしこのクーパーの使い方について、K医師供述は、裁判に入る前はクーパーの刃で胎盤を切ったと供述していたのを、法廷では胎盤をはがすためにクーパーの背を使ったと変更している。

また、胎盤癒着の状態についても、裁判前には、子宮摘出にふみきらなければならないような(重度の)癒着の仕方をしていたと供述していたのが、胎盤の剥離を最後まで行ってから止血を行えばよいような(軽度の)癒着であったと、供述を変えている。

検察は、K医師の当初の供述に全面的に依拠していたため、これを否定されて手も足も出なくなってしまった。

 ちなみに、K医師供述のうち、どちらが正しいかについては、剥離された胎盤を見ればわかることであるが、胎盤は破棄されてしまっており、確かめる術はない。

2.輸血への対応

子宮を摘出するのではなく、胎盤の剥離を最後までおこなってから子宮の収縮を利用するなどして止血する方法では、ある程度出血することは想定の範囲内であった。

しかも、本件における被害者は、帝王切開経験のある前置胎盤であったことから、大量出血の可能性を医師看護師助産師が感じていた(その証拠に、K医師自身もあらかじめ他の複数の医師に途中で止血のため人手が必要になり応援をたのむかも、と伝えている。しかし実際に当日応援を要請することはなかった)。

一方、事件の舞台となった病院は、血液センターから50kmほど離れていた。

このことから、手術前に助産師血液センターにもっと近い病院に転院させてはどうか、と進言している。しかしK医師は「大丈夫」といってこれを退けている(仮に輸血用の血液を大量に準備し、余らせてしまうとそれは廃棄しなくてはならず無駄になってしまう)。

結局、手術中に準備していた輸血用血液では足りず、患者は1時間20分~1時間半ほど輸血ができないままであった(被害者が亡くなるまでの出血量は20,000リットル以上)。

2009-04-18

知的障害者社会コスト

http://anond.hatelabo.jp/20090418042423

うちの子はこのまま生きていくと、社会に対しての"収支決算"はまず間違いなく赤字でしょう。税金やら労働力やらで社会貢献できるモノよりも、福祉やら何やらで享受するモノ方が大きくなるのは間違いありません。障害を持つ子の親になって初めてわかったのですが、障害者に対するコストは半端ないです。普通に生きていくだけで健常者の何倍ものヒト・モノ・カネが使われます。うちの子が生きていくことは、それだけ社会の力を削ぐことになるんです。


そんな事は無いでしょ。そういう福祉やバックアップがあるからこそ、人は子供を産める。普通に暮らせる。そんなんで世間様に後ろめたさを持っていかなきゃならんのなら、誰も子供なんて産めないし、子供じゃなくても怪我とか病気になったらつらすぎるじゃん。誰もが明日から障害者にならない保証なんて無いんだから。さしあたって、そういうシステムを作ってくれた社会感謝して生活していきゃいいでしょ。

自分親友の中で、最初に結婚して、最初に生まれた子供が先天性の重い障害を持っていた。友人全員、どう声をかけていいのか解らなかった。その後、自分結婚出産にあたってその友人の事があり、出産に関して非常に不安になっていた。カミさんが38歳で初産だったから尚更だった。世間ではどっかのアホウが30過ぎたら羊水腐る発言が話題で、それに関連して高齢出産の様々なリスクについて説明されていたから、不安は膨らんだ。

あまりカミさん不安にさせても良くないと思い、それらの話題はしなかった。出産までの検診により、胎盤の位置があまりよろしくない事、頭が通常より大きいという事を聞かされていた。万が一、出産時に何かあったらどうするか、なんらかの障害をかかえているとしたらどうやっていくか等等について話し合った。友人の話もカミさんは知っていたのでそれなりに不安はあったようだが、考えたところで仕方が無い、いろんな検査やったところで産まれれば解る事を現時点でリスクのある検査をしてもしょうがない、まずはしっかり産む事を考えようとなった。

半年ほど前に、幸運にも無事に健康に生まれてきてくれた。

カミさんと友人の子供について話をした。どんな人間でも様々なリスクをしょっている。たまたま自分らはたまたまそれなりに幸せ健康である。でもそれはあくまでも偶然であって、いつそれがズレて来るかは解らない。友人の前では言えないが、産まれた子がある一定の確率でそうなってしまう障害を持っているからこそ、自分達、そして、自分らの子供健康でいられる。障害者人達がいるからこそ、逆に自分達は健康でいられる。宝くじに当たる人は、当たらない人が大多数であるからこそ大金を得られる。自分達の幸せ障害者及びその家族の不幸の上になりたっているとの結論に至りました。

こういう考えはズレているのかもしれませんが、障害者存在は絶対に必要だと思います。社会に守られるべきものだと思います。私は子供が産まれてから時間がある限り、地元の養護施設のボランティアを手伝っています。社会はもっと障害者だけでなく、弱者に目を向けるべきだと思います。障害者存在は、社会貢献できるはずです。存在だけでもです。私はそう信じています。

2008-12-18

なんか最近使いはじめた乳液をのばすと経血のにおいが香るのだがこれ勘違いじゃないっぽい。

どの成分だ。箱捨てたからわかんないけどプラセンタか何かだろうか。プラセンタて胎盤よねたしか。入ってるのかな。

サイトに行っても成分表示が無かったよー。コラゲチャージ処方てなんぞや。そんなことは知りたいことではないのだ。

いいのかなーこれ使い続けて。基礎化粧はやっぱり適当に選んではいかんのだなあ

2008-12-02

http://anond.hatelabo.jp/20081202181627

基本的に妊娠は長期にわたるので出産予定日の予測がつくが、それ以外は予測不可能だからじゃないかねぇ。予測可能な移植手術や危険な手術なんかはあらかじめ日程決めて受け入れ先も決めてから執刀するし。

出産自体も安全に行われることが多いし、やってみなければわからないとはいえうまくいくことが多く、合併症がでそうな場合はあらかじめ注意する(それでもわからない胎盤剥離などがあるけれども)ので今まで問題になってなかったってのもある。あと出産て基本的には喜ばしいことなのでそうではないと余計に悲しさが加速するというのはあるかもしれない。本来はかなり予測不可能だし、助けるべき命が二つあるから通常の医療よりパラメータが増えて難しい気はするんだが、「病気ではない」と認識されているようにほとんどの女性が無事に通過するものだからなぁ。当事者意識としても難しいものがあるのかもしれない。

2008-08-21

http://anond.hatelabo.jp/20080820212803

>遺族の気持ちが少しでも納得できる方向に向かうことをお祈りいたします。

あのお母さんが亡くなった原因は、「癒着胎盤」という珍しい症状による「病死」です。それは動かしようがない事実です。

しかし、遺族の方たちはそれで「納得」はしていただけません。あくまで「医療ミス」による「事故死」である、という答え以外は受け入れるつもりはないようです。その心理については、ある程度理解できる部分はあります。しかし、それは何らかの心理的なケアによって解かれるべき誤った認識です。その誤解をとくことによって、はじめて残された家族の方たちも心の平安を取り戻すことができるのではないかとおもいます。

しかし遺族ではなく検察が、事実を曲げて、過失のない医師逮捕して、手錠をかけて、裁判にかけたことは、許されることではありません。医療という現場にもたらした壊滅的な被害を考えれば、どれだけ糾弾しても足りるものではありません。また遺族の方たちにとっても、誤った憎しみを助長するだけの、非常に害のある行動だったと思います。

その非道が、なんとか裁判所の判断によって食い止められた。そのことを喜んではいけませんか?

これでようやく、検察呪縛からときはなたれ、遺族の方たちにとっても必要な心理的なケアができるようになるのではないか、とおもいます。この判決は、残された遺族の方たちにとっても、一歩前進となるはずです。

2008-08-20

http://anond.hatelabo.jp/20080820185116

何かのコピペ

事実関係が間違っているところもあると思う

医師→「安全出産のためより高度な病院に転院して下さい」

モンスター妊婦→「拒否 交通費かかる遠い病院なんて嫌」

医師→「難しい例ですので子宮摘出の可能性があります」

モンスター妊婦→「拒否 3人目産みたいから」

医師患者の要求どおり前置胎盤の上癒着胎盤なのに

普通ならすぐに子宮摘出するほどの事例)

頑張って子宮温存のためなみだ目の奮闘

→結果としての出血多量死

病院→これは事故でも何でもないけど。遺族が可哀想だから

医療事故認定して補償金貰えるようにしてあげましょう

遺族にマスコミが入れ知恵→告訴

2008-07-12

http://anond.hatelabo.jp/20080712142925

並み居る提案を退けてばかりでごめん。

もうそれは試したんだ…。

大人用のオムツは、おしっこって言う水分を吸収するようにできているんだけど

生理血液(というか老廃物)は吸収してくれないんだよ。

胎盤様の成分つーのか、どろっとした固まりは残るし、粘度の高い血液はそのまま流れちゃうのです。

…生々しくてすまないが、これが女性は毎月なんだ!!

美人女が不美人女より得だとしても、不美形男の方がそれ以上に得な人生だよなー。

ブサ男子がおトクって意味でいいのかな。よく分かんないけど。

確かに、生理がないという点でうらやましい。

つねに同じ体調で仕事ができる男性がうらやましいよ。

2008-05-17

環境ホルモン再燃か。ビスフェノールAの低用量効果。

詳細がわからないのでとりあえず増田メモ

毎日新聞より。

ビスフェノールAプラスチックの原料、胎児に影響 国立衛生研、ラットで確認

 ◇基準以下でも

 プラスチック製品の原料になる化学物質ビスフェノールAが、現行の安全基準以下でも胎児新生児に影響を与えることを国立医薬品食品衛生研究所(衛生研)などがラットで確認した。厚生労働省は、内閣府食品安全委員会に評価を諮問する検討に入った。【下桐実雅子

 実験では、母ラット5群に、妊娠6日目から出産後20日まで、ビスフェノールAを毎日投与。与えない群も含め、胎盤母乳を通じた影響をみるため、生まれた子の発情期など性周期を約20匹ずつ長期間観察した。

 大人に相当する生後7カ月になって比べると人の1日摂取許容量の体重1キロ当たり0・05ミリグラム、それ以下の0・005ミリグラムと、同40ミリグラム以上の高い量を与えた3群の計5群の子ラットに発情期が続くなど乱れが起きた。

 ビスフェノールAについて環境省は04年、魚類で内分泌かく乱作用が推察されるとしたが、人への影響は認められないとしている。

 衛生研の菅野純・毒性部長は「性周期の異常は、ビスフェノールAが中枢神経に影響を与えたためと考えられる。大人は影響を打ち消すが、発達段階にある胎児子供には微量でも中枢神経や免疫系などに影響が残り、後になって異常が表れる可能性がある」と分析している。

 ビスフェノールAについて米政府は4月、「胎児子供の神経系や行動に影響を与えたり、女子の早熟を引き起こす恐れがある」とする報告書をまとめた。カナダ政府ビスフェノールAを含むプラスチック製哺乳(ほにゅう)瓶の輸入、販売、広告を禁止する方針を示している。

誰も指摘していないようだけど、これの一番の注目点(問題点?)は、「低用量効果があった」ということ。低用量効果については、http:////www.engineer.or.jp/cpd/uneyama.pptなどを参照。記事になった国立衛生研の実験では、40mg/kgの高用量と、0.05mg/kg、0.005mg/kgの低用量で影響が見られたとのことなので、その間の用量では影響は無かったということだ。普通は用量が少なくなればその分、影響は少なくなるのだが、この場合は(中間の用量から)用量を減らしても影響が出る。これは毒性学の常識に反しており、このような低用量効果の存在をめぐって議論がある。欧州食品安全機関や産総研によるビスフェノールAの評価では、低用量効果は否定されており、FDAも同じ意見を持っている。

低用量効果の存在の有無について、低用量効果が無いとした論文企業などから金が出ていることが多く、信用できないといった意見があるが、本当か。しばしば相反する結果を評価しなければならない場合、どのようにするかといえば weight of evidence(証拠の重み付け)といった考え方が用いられる。企業から金が出ているとされた論文は、一般的に、公的なガイドラインに沿った試験法を用いて、十分な匹数(10匹以上)で、熟練した技術者の居る試験機関において、GLPで実施(→データの改竄など不可能)されている。一方、低用量効果があるとした論文は、標準的ではない(しばしば独自の)試験法で、少ない匹数で、「環境ホルモン」が話題になりだしてから実験をはじめたような人たちが、大学などで非GLPで実施(→データの改竄・恣意的な統計処理などが可能)されている。評価にあたって、企業側の出した論文しか評価されないといった批判もあるが、どちらのデータがより信頼できるか考えれば、仕方の無いことだ。企業から金が出ているとされた実験のほとんどは、必要があれば生データを評価機関に提出できるが、大学で行われた研究ではどの程度まで生データを保存しているかは研究者によるのではないか。

企業は「低用量効果がない」ことを証明したいという動機があるかもしれないが、もちろんデータの改竄はできない。それを言い出すならば、大学や公的研究機関のほうも、「低用量効果がある」ことを証明したい動機があって、動物実験につきもののばらつきなどを低用量効果と誤解したり、低用量効果があるはずだというバイアス試験結果に及ぼしている影響もあるかと思う。このへんは信頼関係で成り立ってるんで、フォン・サールみたいに「企業が金を出した研究は信頼できない」って言われると、それは科学論争ではなくなってしまう。低用量効果を言い出したフォン・サールの助言に従って、条件を揃えて別々の機関で追試が行われたが再現されなかった。1998年環境ホルモン国際シンポジウムではフォン・サールから「企業側の試験では陽性対照でも影響が出ていないから試験全体が無効」という反論があった(http://www.southwave.co.jp/swave/7_spe/news_9901.htm)。このときの陽性対象は低用量のジエチルスチルベストロール(DES)で、実験するほうはこんな用量で陽性がでるわけが無いと考えているのだが、フォン・サールが強硬に主張するので入れられたものだ。もし低用量効果が無いんだったらこの陽性対象であるDESでも影響出ないに決まってるじゃんフォン・サールは何を言ってるのか。っていう空気になった。

低用量効果以外の話では、環境ホルモンがらみでは、それは何か意味がある指標なの?毒性学的にどんな意味があるの?といったものも多い。ラットの脳に直接、ビスフェノールA注射投与したら、活動量が上がったので、多動と関係あるかもしれない。とか。そんな研究リスク評価の、何の役に立つの? 環境ホルモンがらみだと研究費がとれるからっていって、本当ろくでもない研究も多いし、税金無駄だと思うがこの辺はいくらでもあげれそうなので省略。

さて、国立衛生研の試験に戻るが、ビスフェノールA胎児期からの投与と、生まれた雌の性周期に関する研究はすでに行われてる。ラットの三世代繁殖試験で性周期も含めた観察が行われ、低用量効果が無かったことが確認されている(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12075117)し、マウス二世代でも同様(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18445619)。国立衛生研の試験とほぼ同様と思われる試験で、ラットの無排卵持続発情状態になるまでの期間も測定している試験がある(http://www.jstage.jst.go.jp/article/jrd/50/3/349/_pdf)が、やはり低用量効果は観察されなかった。これらの結果は現行のADI 0.05mg/kgは安全であることを支持する。

そもそも種類にもよるが、7ヶ月のドンリューラットはそろそろ無排卵持続発情がはじまる時期で、いつはじまるかは個体差によるばらつきが大きい。このような微妙な指標を用いて試験すると、偶然によるばらつきもあるし、そもそもそれがちょっと変化したからってどの程度の毒性学的意義があるかも不明なのではないかと思う。DESの高用量投与では、かなり早い時期から無排卵になることは知られているので、それで実験してみたのだろうと思うが。

人間は、ラットよりもビスフェノールAの感受性が低いと考えられる合理的な理由がある。肝臓でグルクロン酸に抱合され急速に排出されることや、妊娠中のエストロゲン濃度が非常に高く、ラットで影響が出たような量では影響が無いと考えられることなど。

このへんまでが予備知識で、この実験の詳細に関してはやっぱり論文見るまでなんとも言えないな。

ここからは雑談子どもが出来たら、たぶんポリカーボネート製の哺乳瓶を使うと思います。軽いし丈夫だし。でも、もしかしたら、ポリカーボネート製の哺乳瓶なんて無くなってるかもしれないな。塩ビみたいに。

2008-04-17

http://anond.hatelabo.jp/20080417141748

薬の蓄積した副作用子供に(というか胎盤にだっけ)行くと聞いてるから、

増田はそんな非科学的なことを信じているの?

本気で?

薬の作用時間でそんなに長いのを開発したら、それこそ大発見なんじゃないの。

妊娠直前、妊娠中、授乳中の薬の服用は、さすがに子供に影響するだろうけど。

http://anond.hatelabo.jp/20080417133442

な、なんでそんなに感情的に書くの?

びっくりした。

増田頭痛くても、薬のむのいやだからちょっとガマンしようとは思ったことないのかな。

風邪っぽいから(薬飲まなくても)早く寝ちゃおうとか。

薬の蓄積した副作用子供に(というか胎盤にだっけ)行くと聞いてるから、

自分は子供ほしいしできるだけ薬飲みたくないんだよね。

分かりやすくいうと、ピルだからってわけじゃなくて、薬全般を避けてるわけ。

2007-11-04

http://anond.hatelabo.jp/20071104002604

リンゴの実は母木の細胞だから、胎児じゃなくて、どちらかというと胎盤だけどね。

2007-10-18

ヒトの子供母親の胎内にいるときから呼吸をしている○

平成教育なんたら2007年10月14日(日)フジテレビ系列19:00??放送で

ヒトの子供母親の胎内にいるときから呼吸をしている×

いやあんた、呼吸の定義間違ってますから。

そりゃ確かに肺呼吸はして無いよ?でも胎盤呼吸と内呼吸はしてるでしょーが。胎盤呼吸と内呼吸でググレ。バラエティ風味とはいえこういう間違えちゃいけないところで間違った知識広めてどうするよ。もし一瞬で呼吸の定義問題と見抜いて○とした回答者いたらカワイソス

(誤って日本テレビ系列と書いてました。すいません。東海テレビと書いときゃよかったか…)

2007-10-04

中に誰もいませんよ。

言葉>美容に良いって聞いたから胎盤食べてみたかったのになー。残念

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