はてなキーワード: 社会保障とは
最近Twitterでよく見るけど、よく見すぎて流石に胡散臭くなってきた。
著名なとこだとキクマコ先生(専門は物理学とかで経済じゃなかったよね)とかが、「日本はいくら国債を刷っても原理的に破産しない、増税は財務省の陰謀」みたいなことを盛んに言ってるじゃん。
あと「税は財源じゃありません」みたいな漫画もよくバズってる。
自分も「日本はずっとデフレなんだから、すぐ増税とか言う前にもっと金刷っても良いんじゃないの」くらいは思ってたよ。
でもここまで国債万能説みたいに言われると流石に「わかったわかった、じゃあ全部国債でやってみてくれよ」って疑問が湧いてくるよね。
上記のような人たちに言わせると、「財源にできる国債の余裕がまだある」とかではなく、「日本はいくら国債を刷っても大丈夫」「原理的に破綻しない」だそうだ。
じゃあもう全部それで良いじゃん。防衛費とか言わずに社会保障も科研費も採算の取れないローカル線の維持も子育て支援も、国債をまとめて20京円くらい刷って全部解決すれば良いじゃん。
なんでやらないの。なんで諸外国もやってないの。日本円でできるなら米ドルでもできるよね。でもやってないよね。
もちろんそんなことしたら破滅的なインフレになるからだと思うけど、じゃあ「国債をいくら刷っても良い」ってのはやっぱりウソじゃんか。
http://www.yu-cho-f.jp/wp-content/uploads/2019winter_articles02.pdf
『「第 4 回 21 世紀成年者縦断調査(平成 24 年成年者)」(厚生労働省2016:p.8)によれば、
図 4 のとおり、男女とも正規雇用者の方が非正規雇用者よりも結婚への意欲のある者の割合が高い。』
『さらに、実際に結婚意欲がある独身者の交際状況をみると、図 5 のとおり、男女とも「非正規」の方が
『結婚意欲については、「出生動向基本調査」でも結婚の意思を尋ねており、2015 年調査では、
男性の 12.0%、女性の 8.0%が「一生結婚するつもりはない」と回答している(国立社会保障・
人口問題研究所 2017:p.13)。しかし、そう回答した未婚者のうち、男性では 41.4%、女性では
50.7%がこれまでに「いずれ結婚するつもりがある」と思った経験があったと回答している(同:p.20)。
さらに、今の時点で「結婚の意思がない」と回答している未婚者に「いずれ結婚するつもり」
であると変わる可能性について尋ねた結果、男性の 44.1%、女性の 49.8%が「変わる可能性が
ある」と回答している(同:p.20)。』
政治右派は国家主義的で排他的。移民や夫婦別姓、外国人参政権の付与に反対する。自国で新憲法を制定すべきとし、自衛隊を国軍として日米同盟に依存しない防衛を目指す。狭義の右派はこれ。日本会議など。
政治左派は日本国憲法原理主義的。男女間や国籍などあらゆるものに平等を求める。日米同盟にも自衛隊にも反対し憲法改正を許さない。狭義の左派はこれ。共産党、市民連合など
政治中道はその中間。日本国憲法は尊重しつつ改正が必要なところは改正する。国防は日米同盟を基調とする米国依存だが、集団的自衛権を認め、自衛隊に対しても日米同盟の片務解消と国際社会の一員としてより踏み込んだ役割を果たすことを求める。自民党の大勢。
経済右派は自由主義。政府の介入を好まない。市場原理主義で市場の失敗による貧困層には最低限度の社会保障で対応する。規制や税金の少ない自己責任ベースの夜警国家(小さな政府)を良しとする(アメリカ型。公平重視)
経済左派はその逆。政府が規制で積極的に介入して、高い税金をとって社会保障が充実した福祉国家(大きな政府)を目指す(スウェーデン型。平等重視)
経済中道はその中間。自由経済がベースだが福祉も積極的に行う。現金を配るよりも公共事業によって仕事を配ることで所得の再配分を達成しつつ社会資本を整備していく福祉国家を目指す(自民党型。失業率最小化)
これを踏まえて各党見ていく
自民党は政治、経済とも右派と中道が混在。日本会議寄りの議員が政治右派、竹中平蔵寄りが経済右派。公明は政治経済ともに中道路線
立憲民主は自民の逆で政治経済ともに中道と左派が混在。泉代表は政治経済ともに中央寄りだが、福山哲郎や菅直人あたりは政治経済ともに左派。
↑左翼
左翼。
資本主義は格差が激しくてついていけないから、もっと平等で公正な社会を目指そうぜ、という感じ。
資本主義によって、土地や工場などを私有する資本家が労働者をこき使って搾取するようになったので、それを打破して平等な社会を目指す。
そのためには、労働者自身が土地や工場などを管理する体制(プロレタリア独裁)を武力を用いてでも築くべきだ(暴力革命)、という感じ。
暴力革命を志向するテロリストや、スターリン・毛沢東のような独裁者を生み出した。
マルクス主義を反省して、暴力革命やプロレタリア独裁を否定し、民主主義を通じて政府に働きかけ、平和的に社会主義を達成しよう、という感じ。
政治面においては「俺たちには自由に生きる権利があって国王や貴族でさえそれを侵害できないぜ」という感じ。
民主主義や共和主義を志向する。フランス革命時における「左翼」。
経済面においては「俺たちが自由に商売すれば自然とバランスが取れるんだから政府は余計な口出しすんな」という感じ。
資本主義や市場主義を志向し、個人の権利を重視して「国家権力は小さくあるべき」と考える。
「社会自由主義」の台頭後は、区別のために「古典的自由主義」と呼ばれる。
古典的自由主義のように野放しにしていると、差別や格差が広がって個人の自由が制限されるから、むしろ国家権力が介入して積極的に差別や格差を是正すべきだ、という感じ。
社会自由主義の反動から、一周して古典的自由主義に戻ってきた感じ。
自由な市場を実現するために、規制緩和をしたり、法人税を下げたり、国営企業を民営化したりする。
右翼。
何らかの急進的な政治運動に対して、それに反対する立場が「保守」と見なされる。
それぞれの政治体制や歴史的経緯によって何が「保守」となるかは異なってくるが、現在の日本においては、政治的には「国家主義」を、経済的には「新自由主義」を指すことが多い。
もとは自由主義と連動していて、誰かに支配されたりするのではなく「俺たち」が中心となって行動すべきなんだ、という感じだった。
しかし国民国家が成立して「俺たち=国家」となると、「おまえも俺たちと一緒だよな」と均質化を強要したり、「おまえは俺たちと一緒じゃない」と排外主義になったりした。
「俺たち」を結びつけるものは「民族」「家族」「宗教」「伝統文化」などであることが多い。
さらに行き過ぎると「個人の権利よりも国家の利益が優先される」という「全体主義(ファシズム)」となる。
↓右翼
まぁ、オマエがどんな人生を歩んでいるか知らんし、オマエの家庭菜園を野良猫に台無しにされても、オマエよりはネコチャンのほうが遥かに優れていると思ってるので。
(尊敬する上司の趣味が家庭菜園だったが、ネコチャンに荒らされて「殺してやる」って思ったって言ってたけど、実行してたら俺がその場で殺してるよ)
とまぁ、俺はオマエなんかに1つも生命としての価値を見出していないので、独り身だったらさっさと自殺することをオススメする。
これから先の人生も税金と社会保障費だけ回収されて、会社という奴隷組織の一員で、特に伴侶を作れるわけでもない、そんな人生を歩んでいるオマエに災厄あれ。
そもそも結党の経緯がそれだからね。55年のいわゆる保守合同は左右社会党の統一で社会党が巨大化したのに対抗してのことだったわけだし。
なお、自民党も決してガチガチの保守でないことは明らか。自民党の自由(リベラル)は最近の左翼が言う「リベラル」じゃなくて、古典的なリベラル(自由主義)だから、むしろ資本主義と相性が良いわけで、財界も当然こっち寄りになる。
そういう意味の自由主義政党の中では日本の自民党はむしろかなり共同体主義的(コミュニタリアン)であって、社会保障制度などに力を入れてる方だから、社民的な要素も強いんだよね。解雇規制の強さなんかもそのあらわれかと。