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はてなキーワード: アーミッシュとは

2016-08-08

http://anond.hatelabo.jp/20160808165503

スパゲッティモンスター教に向けた施策アーミッシュに刺さるって話?

ちゃんちゃらおかしいと思うけど、まあこれでこの話は終わりにするわ

2016-04-21

http://anond.hatelabo.jp/20160421133709

頑なに現代文明を拒む、アーミッシュという宗教集団はご存知かな?

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5

「昔は電子書籍なんてなかったから私は今でも紙の本を読んでます

は、

電子書籍は悪であるので、私は今でも紙の本を読んでます

という意味を込めて言ってるんだよ。

アーミッシュ思想は、現代日本にも広く薄く浸透しているんだ。

2016-04-02

http://anond.hatelabo.jp/20160402150919

アメリカに生まれ変わったら、アーミッシュの家庭に生まれて、文字もまともに読めずに大人になってたりして・・・

アーミッシュ移民当時の生活様式を守るため電気使用せず、現代一般的通信機器電話など)も家庭内にはない。原則として現代技術による機器生活に導入することを拒み、近代以前と同様の生活様式を基本に農耕や牧畜を行い自給自足生活を営んでいる[5]。自分たち信仰生活に反すると判断した新しい技術製品・考え方は拒否するのである

2015-12-03

☆(007)ダメダメ人生を変えたいM君と生活保護 (ポプラ新書) 池上 正樹

無意識に買わせる心理戦サイモン・スキャメル=カッツ

なぜこの店で買ってしまうのか ショッピング科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) パコ・アンダーヒル

33の法則 イノベーション成功と失敗の理由 オリヴァー・ガスマ

愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書) 岡田 尊司

あのころ未来星新一の預言 (新潮文庫) 最相 葉月

☆儒教ルサンチマン宗教 (平凡社新書 (007)) 浅野 裕一

サードプレイス―― コミュニティの核になる「とびきり居心地よい場所」 レイ・オルデンバー

教育危機経済学 (御茶の水選書) 馬場 宏二

陽のあたる家~生活保護に支えられて~ (書籍扱いコミックス) さいき まこ

排除社会―後期近代における犯罪・雇用・差異 ジョック ヤング

憲法で読むアメリカ史(全) (学芸文庫) 阿川 尚之

☆働かない―「怠けもの」と呼ばれた人たち トム ルッツ

父が子に語る世界歴史〈2〉中世世界 ジャワハルラール ネルー

クリエイティブシンキング入門 マイケル・マハル

クリエイティブ喧嘩術 (NHK出版新書 408) 大友 啓史

コギトピノキオの遠隔思考 ソウルドロップ孤影録 (ノン・ノベル 1003) 上遠野 浩平

竜との舞踏 1 (氷と炎の歌 5) ジョージ・R.R. マーティン

双頭の鷲〈上〉 (新潮文庫) 佐藤 賢一

子どもの難問 野矢 茂樹

☓つねに結果を出す人の「勉強脳」のつくり方 イ シヒョン

皇帝フリードリッヒ二世の生涯 上 塩野 七生

アメリカ史のアイロニー ラインホールド ニーバー

アーミッシュの赦し――なぜ彼らはすぐに犯人とその家族を赦したのか (亜紀書房翻訳ノンフィクションシリーズ) ドナルド・B・クレイビル

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫) 西原 理恵子

生命保険カラクリ (文春新書) 岩瀬 大輔

統計学を拓いた異才たち(日経ビジネス人文庫) デイヴィッド・サルツブルグ

☆売り方は類人猿が知っている(日経プレミアシリーズ) ルディー 和子

明治・父・アメリカ (新潮文庫) 星 新一

☆☆国をつくるという仕事 西水 美恵子

森有礼 悲劇への序章 (林竹二著作集) 林 竹二

林竹二著作集〈8〉運命としての学校 (1983年) 林 竹二

フィンランドに学ぶべきは「学力」なのか! (かもがわブックレット 169) 佐藤

教育立国フィンランド教師の育て方 増田 ユリ

オッリペッカ・ヘイノネン―「学力世界一」がもたらすもの (NHK未来への提言) オッリペッカ ヘイノネン

コミュニケーション力を引き出す (PHP新書) 平田 オリザ

演劇入門 (講談社現代新書) 平田 オリザ

フィンランド流「伝える力」が身につく本 北川 達夫

図解 フィンランドメソッド入門 北川 達夫

受けてみたフィンランド教育 実川 真由

話し下手でも7割聞くだけで相手を惹きつけられる会話のコツ46 野本 ゆうき

Rules of Attraction Bret Easton Ellis

シェイクスピアハンドブック 河合 祥一郎

生きることのレッスン 内発するからだ、目覚めるいのち 竹内 敏晴

ポストヒューマティーズ――伊藤計劃以後のSF 飯田一史

ラノベのなかの現代日本 ポップ/ぼっち/ノスタルジア (講談社現代新書) 波戸岡 景太

俺のイタリアン俺のフレンチ―ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方 坂本

まことに残念ですが…―不朽の名作への「不採用通知」160選 (徳間文庫) アンドレ バーナード

農業で稼ぐ!経済学 浅川 芳裕

足代小フューチャースクールのキセキ 徳島県東みよし町立足代小学校

ホテルメイドでできている(1) (ジュールコミックス) 野崎 ふみこ

ホスピめし みんなのごはん(2) (ジュールコミックス) 野崎 ふみこ

りはめより100倍恐ろしい 木堂 椎

「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい―――正義という共同幻想がもたらす本当の危機 森 達也

ベトナムから来たもう一人のラストエンペラー 森 達也

「奇」の発想―みんな『少年マガジン』が教えてくれた 内田

ファンタジーを読む (岩波現代文庫子どもファンタジーコレクション 2) 河合 隼雄

結婚できないのはママのせい? -娘と母の幸福五百田達成

大人のための私服の教科書 久保田卓也

ルールを変える思考法 (角川EPUB選書) 川上量生

メディアを語る (別冊思想地図β ニコ生対談本シリーズ#2) 川上 量生

(003)世界の美しさをひとつでも多くみつけたい (ポプラ新書) 石井 光太

☆☆津波の墓標 石井光太

鳥貴族「280円均一」の経営哲学 大倉 忠司

☆OLたちの「レジスタンス」―サラリーマンとOLのパワーゲーム (中公新書) 小笠原 祐子

ニッポン定番メニュー事始め 澁川 祐子


金融商品にだまされるな! 吉本 佳生

金縛り]の謎を解く 夢魔幽体離脱宇宙人による誘拐 (PHPサイエンスワールド新書) 福田 一彦

国際メディア情報戦 (講談社現代新書) 高木

高校生からわかるマクロミクロ経済学 菅原

「なんで英語やるの?」の戦後史 ——《国民教育》としての英語、その伝統の成立過程 寺沢 拓敬

石油国家ロシア マーシャル I ゴールドマン

戦うハプスブルク家 (講談社現代新書) 菊池 良生

神聖ローマ帝国 (講談社現代新書) 菊池 良生

陋巷に在り〈1〉儒の巻 (新潮文庫) 酒見 賢一


秘訣は官民一体 ひと皿200円の町おこし (小学館101新書 19) 五十嵐 幸子

B級ご当地グルメまちおこし: 成功と失敗の法則 俵 慎一

町おこし」の経営学ケーススタディー・地域経済活性化 官と民の新たな関係 三井物産業務部「ニューふぁ~む21」チーム

☆なぜ富士宮やきそばB-1グランプリ覇者となりしか? B級ご当地グルメで500億円の町おこし 渡辺英彦

中小都市の「B級グルメ戦略―新たな価値創造に挑む10地域 関 満博

決定力! :正解を導く4つのプロセス チップ ハース

習慣の力 The Power of Habit チャールズ・デュヒッグ

波間の国のファウスト:EINSATZ 天空スリピングビューティ (講談社BOX) 佐藤

戸田誠二作品集リム奇譚 (ぶんか社コミックス) 戸田 誠二

2015-10-24

http://anond.hatelabo.jp/20151024115942

あなたがぜひそういう村や生態系を作ってください。

共感する人が集まるでしょう。

そういう生活の良さはあなたしかからないのだから

頭がいい人がやってくれるという類のものではありません。

そういう村があればぜひ行きたいと思います

アメリカアーミッシュなどに似ているのでしょうか

2015-06-16

内海聡さんの主張

障害者の親は一生反省してもらってけっこう

http://touyoui.blog98.fc2.com/blog-entry-383.html

という記事で、内海さんの主張していることをまとめてみました。

内海さんは「障害者の親は一生反省してもらってけっこう」と主張する根拠として5つの要素を挙げています

精神医学脳科学の嘘
ワクチンや食毒が子どもにどう影響するか
母体に残る毒の蓄積とアダプティブシステム
先住民の子孫の作り方と彼らの高尚さ
⑤これをどうして現代医学科学は教えないのか

精神医学脳科学の嘘

で言われていることは

長くなるため理由は省くが、そもそも自閉症発達障害知的障害など存在しない。
患者を何千人と見ていれば、誰でも気付くことができる。
一部の良心的な精神科医でさえこれは認めている。

ということです。

ワクチンや食毒が子どもにどう影響するか

で言われていることは

自閉症発達障害知的障害の原因の最たるものワクチンである
その証拠に、ワクチンを使わない民族であるアーミッシュ自閉症発症率は低い。
これは何者かの意思によって行われていることである

ということです。

母体に残る毒の蓄積とアダプティブシステム

で言われていることは

フランスの高名な産婦人科ミシェル・オダンによれば、妊婦生活によって溜まった「毒」の多くは胎児に流れる。
毒が流れた胎児子宮内で体を作り変えねばならない(そのせいでいわゆる"障害児"が生まれる)。
現代妊婦羊水プラスチック臭いのがいたり、妊娠が最強のデトックスと言われる理由はこれである

ということです。

先住民の子孫の作り方と彼らの高尚さ

で言われていることは

先住民や100年前の日本を見ると、障害児はほとんどいない。
それは、妊娠する女性栄養価の高い食品を与えるためである
今の日本人妊娠している時期に栄養状態をよくしようとしていないせいで、障害児を生んでいる。
から、そもそも障害は遺伝ではない。

ということです。

⑤これをどうして現代医学科学は教えないのか

で言われていることは

「なぜ昔はいわゆる障害児がいなかったのに、今はたくさんいるのか」を証明することは難しい。
解明するには科学だけでなく歴史的視点必要になるが、医学者や科学者にはその発想がない。
彼らがダウン症が生まれる原因を高齢出産だと思っているのは、着目しているところが違うからだ。

ということです。

まとめ

最後のまとめでは

以上のことを直視できない者しか今の日本には残されていない。
地球日本を汚してきた親たちは被害者ではなく、子供に障害を残す加害者である
本当に反省している親は障害を認めたり正当化したりはしない。
それらは業界がふりまいた嘘であり、反省しているならその嘘を見抜くべきだからである

と書かれています

文章てにをはが所々怪しいので意図を掴むのが難しいのですが、だいたいこんなところだと思います

内海さんが言いたいことには矛盾があるように見えます

まず、内海さんは「この世に自閉症その他など存在するわけありません。」と書いているのですが、あとのほうで「アーミッシュ自閉症発症率は日本の300分の1。」と書いています。あるのかないのか?

どうやら内海さんの言う「自閉症発達障害知的障害」には

単にその症状としての呼称と、理念としての呼称の2種があるようです。

まり、一般に自閉症etc..と呼ばれる症状自体は認めているものの、それを生みだす因果関係における定説、たとえば遺伝説など……は否定しているのです。

そして、その症状を生む本当の原因は、悪しき生活態度にあるのだ、と言いたいようです。

その証拠に挙げられるのが、「アーミッシュ」や「100年前の日本人」のような人々には障害児はほとんど居なかった、ということです。

から、障害児の親は悪しき文明の利に溺れて子供に「毒」を送り込んだ「加害者」であり、そのことは反省するべきだと、そう言いたいようです。

2015-05-17

http://anond.hatelabo.jp/20150517215238

結局少子化本質教育が普及し庶民が望む生活水準が上がったこと。

下にも書いたが、庶民アーミッシュみたいな生活が当たり前ってことになれば子供は増える。

外の世界にはもっと文化的生活をしている人間がいてそれを目にすることが出来る限り、いずれ欲望を抑えきれず崩壊するけどな。

文明の発展にともなって少子化しなかった国なんて地球上に存在しないんだから、これは人間本質だと考えるべきだろう。

少子化経済力が落ちて無限信用創造によるレバレッジのかかった生活水準が剥がれ落ちれば、嫌でも貧しい生活をせざるを得なくなり、そうすれば子供の数はまた増えてくるだろう。

それでも科学技術は(多少失われもするだろうが)基本的には残るから、また経済復興させつつ人類進歩していく。

http://anond.hatelabo.jp/20150517212929

まあぶっちゃけ男の年収みたいなもんだな。

女子力低くて何が悪いんだ!」って叫ぶのは「年収低くて何が悪いんだ!」って叫ぶ男と同じ感じ。

あ、うん。みたいな、そういう対応になる。周りは。

そういうの気にしない特殊環境もあるよね。アーミッシュみたいな。っていう。

2013-08-23

確かにアーミッシュの人々は幸福そうだ

http://anond.hatelabo.jp/20130823212959

電気もあまり使わない、移動は馬車、男は強く、女は子供をたくさん産む、そんなアーミッシュの人々は確かに幸福そうに見えるね。人口白人にしては珍しく増えてるし。

ただ技術が乏しい環境って女性に辛いんじゃないかな。

私は彼らはタフだなぁと思うけど、自分がなれるとは思わない。

技術進歩が男女の体力さを埋め女性社会進出を促した、という面はないかな。

優秀な男性は男女両方に豊かさをもたらしていると思うよ

逆に非難されるべきは利己的な個人とか、そういう言い方になるんじやない?

2013-03-28

反原発動物愛護者に潜むエコファシズム

エコファシズム(英: Ecofascism)は、環境保護動物愛護などを理由に、異論を排除して全体主義的な政策を推進し、権威主義人権抑圧などを正当化しようとするイデオロギーの一種である

通常は、過激あるいは破壊活動を伴う環境保護活動を行ったり、過剰な環境保護を要求したり、「環境保護」を名目に他者に自身の思想や行動への賛同を強要したり、あるいはいわゆる環境利権を貪るなどの団体や活動家に対して、批判的な立場から使用される用語である

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B7%E3%82%BA%E3%83%A0

僕自身反原発環境保護には興味があるが一部の興味ある人は行き過ぎてたりする風に感じる例えば、

無駄電気はいらないか自動販売機自動改札機はいらない

環境保護の為今の人口半分で良いという優生学的考え

前者の文明を否定するようなディープエコロジーアーミッシュ的な考えは否定しないけど大部分の人は不可能である後者の考えは結局は自分と同類や身内だけが可愛いというエゴの考えだと思う。

後、反原発自然エネルギーへの転換を環境破壊機器ゴミなるといって否定する人もいるこれも一種のファシズムだと思う。

また、とくに女性経済の問題などを無視して原発感情的に語る人がいるが資本主義の象徴のようなものである原発経済無くして語れない。生命経済どちらが大事?という問題じゃない。

本当に原発問題や環境問題を解決したいなら経済問題、また環境文明を極論ではなく調和必要である言うまでもなく。。

2011-10-06

http://anond.hatelabo.jp/20111006143437

Twitterの使い方が違うだけだろ。いやならフォローはずせばいい。

仕事でも人間関係でも生まれでも容姿でも人間には差があるのが当たり前で、それの全てに嫉妬するから情報は表にだすなというなら、いっさいの差を見せないように管理された見せ掛けの平等という世界にいきゃいい。

音楽楽器を所有したり演奏したりすることが禁じられている。理由は、個人を引き立て、虚栄心をあおる可能性があるからである

Wikipedia: アーミッシュ

2011-03-18

http://anond.hatelabo.jp/20110318181018

いいや。

「個々の人の命は重要だがマクロでみたら金に換えられる」というのが現代人の本音だ。

さもなければ、自然環境にも人命にも原発なんて目じゃないダメージを与えている自動車道路が容認されている意味が分からない。

アーミッシュのような人々や「経済大事、原発必要」という人は立場が逆でもそれぞれに筋が通っているが、もしあなた原発だけを

目の敵にして自動車を敵視しないなら、自分には貴方のほうが信用できない。

2010-02-03

ネットの一般化はやめろ

田村ゆかりが傷ついた、それはネット世界に入ってきた田村ゆかりが悪い!

インターネット現実リンクするべきではない!全く別世界!だから面白かったの!

底辺の奴らが集まる、それがインターネット

なんでインターネットの一般化なんかしたの!2つの別々の世界が、同質化して1つの世界になってしまった!

世界が、文化が、消えかかっている!2ちゃんねるもだいぶ一般人が増えてきて目も当てられない!

今の俺ならアーミッシュの人々の気持ちが分かります!

2008-02-10

箱の惑星

前世紀に想像されていたようなスーパーコンピュータが作られた。莫大な演算能力を用いて、最適な人材配分・資源配分を行うことによって、人の手ではなしえないくらい効率的な社会運営を行えるそのコンピュータは、すぐにでも配備されるものだと思われていたが、いざ配備しようとすると問題視する人が続出した。旧世代の人々にとって前世紀の創作物に描かれたような社会は畏れの象徴でもあったので、頑として受け入れようとしなかった。仕方がないので政府モデルケースとして人口が少ない土地にコンピュータを置き自治権を持たせることにした。半年後のテスト開始までにその土地で暮らしたくない人は転居にかかる諸費用を負担するので転居してもらい、逆にその土地で暮らしたい人には移住してもらった。

旧世代がメディアを握っていたので、その土地で暮らしたい人はほとんどいないだろうとのことだったが、蓋を開けてみたら若い世代を中心に数多くの人がその土地に移り住み、元々その土地に住んでいた人も出て行く人よりも残る人の方が多かった。勿論、新しい社会制度に夢を見た人もいたが、大半はその条件の良さが理由だった。全自動化した機械が中心の上、効率化した組織運営が行われるので人がやるべきことはとても少ない。だから優秀な人材にとっては現在社会の1/10の勤務時間で2倍の年収保証されていたし、優秀でない人材はなんと働かなくとも現状以上の衣食住が保証されていた。彼らを賄えるだけの余剰は効率化によって十分得られる予定だったし、次世代の人材を作るための生殖用人材の確保と、彼らが生殖が行えなくなったとしても安心して暮らしていけるための示威としてはお釣りが来るほどであった。

かくしてモデルケースがスタートした。結果は1年も経たずに現れ始めた。見る見るうちに富が集まり始めたのだ。効率の次元からして違うのだから当然だった。そして集まった富で更に設備を拡充させて効率化を図る。その繰り返しなのだから人手で非効率な運営をしている他の民間企業が相手になるわけもなかった。それでもまだ余剰が溢れるように生まれるので住居施設も充実させた。すると、ネットは繋がったままだったので、そこからどんな暮らしなのかが外へと伝わる。「今日もまた一日中遊び続ける仕事が始まるお」「ネットしてるだけでお金が貯まる仕事はじまるお」などなど。そんな中でも注目を集めたのは「今日もまた俺の嫁とのセクロスだお」「毎日がこれなんてエロゲだお」などの書き込みだった。

生殖コストの面から人工生殖ではなく自然生殖採用されていたが、一般的な自然生殖だとそこで生じる関係性によって様々な問題が起こると予想されていたので、ゴーグルをつけての生殖が規則であった。ゴーグルには相手の位置を検出してそこに理想とする相手を映写する機能がついていた。対象の顔の位置を検出して違う顔画像差し替え技術は昔からあったが、そのゴーグルでは顔だけではなく体も、しかも画像ではなく表情や仕草もあり、見た目の質感なども再現できる優れものであった。理想の相手との性交なのだから皆進んで励む。相手を探している人とのマッチングコンピュータがやってくれ、部屋の隅にある移動用の区画に座っていれば、マッチングが済み次第、部屋へと自動で運ばれてすぐ事に及べた。ほとんどの場合相手は毎回違うのだが、主観的にはゴーグルに映写されている相手との性交なので気にされることはなかったし、映写する人物も飽きたら変えるという人がほとんどだったので問題にすらならなかった。ディスプレイの向こうにいるのが誰かということよりも、ディスプレイに誰を映すかという方がよっぽど関心のある事だったのだから。

3年もする頃には参加希望者が予想を大きく上回り自治地域を拡大した。それでも間に合わず5年後には逆転させて、コンピュータによる運営を国家政策として、それが嫌な人は自治をしてもらうことになった。それでもネット接続していると移住してしまう人が続出したので、ネットが普及する前の文化基準で自治を行い、さながらアーミッシュのようでもあった。初めは一国の地域単位だった出来事も、それが国単位に及び、地域から国への普及を繰り返すように、コンピュータによる社会運営を選択する国が続出した。まるで低きに流れるように。

現在ほとんどの国では同じような光景を見ることができる。自室から出ることもなくただ貪り生殖する動物が数え切れないくらい収容されている箱が、さながら厩舎のようでもあり生物のようでもある無数の箱が、地上に立ち並ぶ光景を。

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