はてなキーワード: 声優アーティストとは
現代においてアニソン歌手ってのは、アニサマを代表とするアニソンフェスなどに、アニメ単体作品依存ではなく、単体アーティストで出るような、多くのアニメOPEDなどを手掛けてきたサブカル系専門のアーティストのことだ。
非声優でありながらアニメ界隈にガッツリコミットしている人々、というニュアンスを加えてもいい。
具体的には、藍井エイル、LiSA、May'n、鈴木このみ、ASCA、やなぎなぎ、オーイシマサヨシ、いとうかなこ、みたいな人々だ。
ユニットを入れるならClaris、GARNiDELiA、Kalafina、fripSide、EGOISTみたいなのも挙がる。
好きな声優さんがいる。仮にA子さんとしよう。
そのとき一度だけ握手会にいったのだが、受け答えもしっかりしていて、さらに高感度が上がった。
しかしその後A子さんはグループを卒業。それからまもなくグループも解散した。
A子さんは着々と声優としてのキャリアを重ね、現在はアニメ?ゲーム?から派生したバンドでも活動している。
さて、私はA子さんに何ができるだろうか。
A子さんの出演しているアニメを見る。しかしどれも私の好みのアニメでなく(そもそも俺自体がアニヲタじゃないからそんなにたくさんアニメみない)、また見たとしてもどれがA子さんの声かわからない。深夜アニメに出てる若い女性声優の声はだいたい一緒に聞こえる。
声優ユニットというものに多くを期待しすぎじゃないのか? 比較対象に出ているようなラブライブ等のコンテンツ主導型のものとは盛り上げ方や続け方が根本的に違うだろう。
そもそも、声優が「中の人」としてじゃなく「生身の人間」として芸能活動していくものは何と言うか、どうしても出た所がピークで、細々と狭く小さいコミュニティになっていかざるを得ないんだよ。
俺自身は90年代半ばからゼロ年代初頭まで、ユニットではないが声優の飯塚雅弓さんを推していた(推すなんて言葉は当時なかったが)。ポケモンのカスミ役などでそのユニークな声質に魅了されたからだ。
中部圏から微弱な電波を捉えて文化放送などのラジオを聞いていたし、CDアルバムやシングルも5作分くらいは追っていた、ライブにも行ったりしたが、そもそも声優というものには旬がある。
大御所と呼ばれるような人になれば例外だが、普通はいずれ本職(と我々が思っていたはず)のアニメ声優のお仕事ではほとんど見られなくなって、それ以外の多様な活動でお見かけするようになる、そういう存在だ。
これは今も昔も変わらず、声優は声優だけで食い続けることが出来ないからこそ、個人やユニット活動を通して可能性を探りつつ、ファン(というか太客)の動線が途切れることがないよう維持するものなんだよ。
太客は周りがどう移り変わっても家族のように常連でい続けてくれるものだし、そうでない大半のファンは自身の生活の移り変わりを経るうちに自然と離れていくものだ。
最近は音楽主体の芸能活動をするにしてもアイドル的に売り出す人や、そもそも声優ではないがアニメ系アーティストとして名前を売る人などが出てきて、「アニメ系人材の出口戦略」も多様化しているが、本質的には変わらない。パトロンシステムのようなものだ。
とにかく「生身の人間」を追うからには、そういった小さく狭い路地に入り込んでいくことは避けられないわけで、そういうディープな路地に潜っていくことに楽しさを感じる人のためのものだ。
ハイウェイを疾走する周りの旬なコンテンツと見比べてキョロキョロしていたらどうしたって見劣りするし、本来比べるものでもない。付き合っていく胆力が相応に求められる部類の趣味だろう。
一方で俺自身も10年代半ばには、旬モノにハマったりもした。音ゲー好き繋がりでリリース初期のスクフェスに触れたことで、ラブライブ(μ's)にどっぷり浸かっていた時期もある。
ライブも行ったし、ファイナルライブもライブビューイングだが目の当たりにした。そこで分かったことがある。
ラブライブという作品は、「区切りをつける」ことをコンテンツ展開の一環として非常に意識していた。こういうことは作品主導型だからこそ出来るアプローチだろう。
アニメ側のキャラ達が作中で人気絶頂になっていくのと連動して、リアル側の同名ユニットもSSAに東京ドームとハコをどんどん広げ紅白にも出て、という奇跡的なリンクを起こした。
そしてアニメ側のキャラたちが作中でグループを「終わりにする」と宣言したのと同じように、リアル側も人気絶頂のうちに解散ライブをした。
アニメ作品自体は登場人物とキャストを変えてシリーズ化していき、μ'sは名実ともにレジェンド扱いになっている。
アイドルとしては一種の理想的形態である一方、商業的にはもったいない、後続シリーズに乗り換える気持ちがついていかない、というファンの声も当然あった。
ここで「アイドル」というものが如何に難儀かが浮き上がってくるだろう。アイドルである以上、成り上がって華々しい何かを残していく骨太さを求められる。
一方で従来の声優アーティストのような在り方には、個人の才能をどうにか花開かせて行き先を探していく、芸術家的な長い道のりがあるわけだ。
声優アイドルユニットというものは、この2つのベクトルの違う生き方を同時に求められるアクロバティックな立ち位置で、競争の中で誕生してしまった茨の道だと思う。
作品と結びついているのならば、例えばミルキィホームズのように、コンテンツの寿命に伴ってリアルグループも解散することができる。
ラブライブのように、シリーズ化という形で太く短い生命を打ち上げ花火のように散らしていくこともできる。
けれど「本人」として活動しているものはそのへんの扱いが難しい。その背後にあるものが作品のような一過性のコンテンツではなく、一人の人間の人生だから。
付き合う人間側が、本質的にはアイドルオタクで好きになったのがたまたま声優さんだったのか、
本質的にはアニメ・ゲームオタクで、作品性にあてられてあくまで演者としての声優さんを好きになったのか。
後者だった場合、声優さんがもはや声優ではなくなっても追うことができるのか、できないけど熱がある時期だけ追っていたいのかに自覚的になるべきだろう。
俺はやはり後者でアニメ・ゲーム体験への感動が主軸にある人間だから、個人に対しては敬意や愛着こそあれどあまり深入りすることはなくなった。
でも最近は、ましゅまいれっしゅ!のようにアニメの外側でもキャラの形で楽しませてくれるコンテンツがあったり、
それこそVtuberのようにキャラのガワで個性をエンタメ化してくれるモノがあったりして、個人とキャラの境界が曖昧になっているのは感じる。
いい時代であるとも言えるし、受け手の精神力が試される場面が増えているとも言える。
どんな形であれ、多様な道が存在するようになったのは基本的に良いことだろう。
いち消費者である俺に、その道の先にあるものの是非などを語る資格はないが、今の所は楽しみ方を見いだせているので、楽観視している。
原神の推しキャラであるあの子の声優さんが、演技が違うもののよーく聞くとDMMのあのウン十億かけたブラゲーで主役のあの子を演じていたことに今更気づいたり。
キャラの性格的にはそこまでツボではないけどなんか好きだなーと感じていた原因はこれかっていうね。
そしてまた別の流行ってないがめちゃくちゃ可愛らしいDMMのご飯系ブラゲにも出演されていて、絵師がおう氏のキュートな立ち絵で、振り回され系の可愛らしいボイスでどストライクな演技をされていることを発見したり。
名義が違うのであんまり大きな声で言えないが、界隈を掘っているとアイマス系などで耳に馴染んだ方々の声もちょくちょく聞こえてきて楽しい。誰かがDMM沼に引きずり込んでるのか?
また逆に、表では活動されてないっぽいんだが若手っぽいこっち系の有望な声優さんも僅かながら発掘できたり、同人音声で有名だった人がゲーム畑に降りてきてたり。
はたまた売れっ子声優さんがDLsiteで続々とアダルトではないASMRを発表してたりと、アニメ・ゲーム軸の声オタ(≠声優オタ)な自分からすると最近は楽しいことばかりだ。
※★マークはSpotify未解禁の楽曲も多いアーティスト、ただしマークが無い=全曲配信済というわけでもない
※SawanoHiroyuki[nZk]は「SawanoHiroyuki[nZk]:○○」名義の分も集計されてるっぽいのでトップ3省略
※ヒゲダン(236万)、ワンオク(206万)、ミセス(201万)より多いLiSA、もしかして国内アーティストトップなのか
221.083 | 戸松遥 | 「courage」「Resolution」「ユメセカイ」 |
218,832 | fripSide | 「only my railgun」「white forces」「black bullet」 |
155,571 | 坂本真綾 | 「プラチナ」「逆光」「色彩」 |
143,738 | 雨宮天 | 「Skyreach」「月灯り」「PARADOX」 |
140,910 | 水樹奈々 | 「ETERNAL BLAZE」「Synchrogazer」「Exterminate」 |
115,467 | 放課後ティータイム | 「GO! GO! MANIAC」「NO, Thank You!」「U&I」 |
111,367 | μ's | 「Snow halation」「僕らは今の中で」「START:DASH!!」 |
105,945 | i☆Ris | 「Re:Call」「アルティメット☆MAGIC」「FANTASTIC ILLUSION」 |
104,572 | ヒプノシスマイク -D.R.B-(Division All Stars) | 「ヒプノシスマイク -Division Battle Anthem-」「Hoodstar」「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- +」 |
102,134 | TrySail | 「adrenaline!!!」「High Free Spirits」「かかわり」 |
100,770 | Machico | 「TOMORROW」「fantastic dreamer」「コレカラ」 |
330,283 | GRANRODEO★ | (参考記録) |
オタクです。声優のオタク。イベントやライブにも積極的に参加しているタイプのオタク。
私の応援している声優さん、所謂「推し」はいわば中堅さんで、アニメにもまあまあ出演していて、頻度は高くは無いけれど声優アーティストとしてCDも出しているような方。
自分が行くかは別として、基本的に月に1度は何かしらのイベントがはまってくるので、中堅声優さんにしては会える機会がある方だと思っている。私が他の声優さんの事をあまり知らないだけかもしれないけれど。
冒頭で「イベントやライブにも積極的に参加している」とは言ったものの、底辺の稼ぎしか無い私は全通なんて夢のまた夢。自分のお財布と相談して参加するイベントを選んでいる。選んでいるつもり。
財布にゆとりが無いから心のゆとりも無くなって、どんどん荒んでいく。これは完全に自分の問題なのだけれども。
というか、イベント多すぎない?
供給が需要を上回っていて、みんな疲れている気がする。声優さん達もだろうけど、何だかこちら側が疲れている。
一般販売でも捌けなくて空席があるイベントも少なくは無くて。先行の段階でオタクを舐め腐った売り方をする運営に非がある場合もたまにあるけれど。
少ない給料で何を我慢すればチケットが買えるかを考える毎日で、お金の計算に疲れてたまに変な事を考えてしまう。
『声優さんに会いに行くためにとても高いDVDを買わなくてはいけないのは何故?』
『買ったからといってチケットが確実に用意されるとは限らないのに?』
もちろん当たり前。
『そもそも、その"用意されたチケット"も安くはないけれど?』
まだ言わすか、それも当たり前。
『ちゃんと人気公演は一般販売出さずに先行で行き渡るようにして欲しいよね。』
難しい問題。
『アニメのイベント、構成がテンプレートすぎる。少し退屈に感じる。』
何を求めているの?
『どんなモチベーションで登壇しているんだろうね。作品やアフレコ時の話といっても録り終わってからかなり時間経ってるし。いつもの1/3くらいの値段で行ける上映会の方が絶賛アフレコ中で熱の入ったお話聞けるよね。』
………
ダメだ、考えるのをやめよう。
アルバイトもしていなかった学生の頃は現場に行くなんて発想は無くて。友達から借りたイベントDVDを何回も観ていた。ライブビューイングのチケットが取れただけでその場で飛び跳ねて喜んでいた。
初めてその場に行ける事になった時、本当に嬉しかった。やっと会えるんだ、と。
たまに「行きたい」なのか、「行かなきゃ」なのか分からなくなる時があって、後先考えずにチケットを取ったり…なんて事をしているうちにいつの間にか感覚が麻痺してきて、1つ1つのイベントに対して会える事のありがたみとか、楽しみな気持ちとか、思い入れとかが薄れてきている気がして。
正直半券見返しても内容をあまり思い出せないイベントとかある。
それでも新しいイベントの情報が出ると、反射的に「行く!」と飛びついてしまう。
ほぼ病気。吸った事無いけれど煙草やめられない人の気持ちと似てるのかな。もしくは麻薬?
外れるリスクを負ってDVD買ったり、中身が全く一緒のCDたくさん買ったり、何の為に?
「推せる時に推せ」。
正直現時点ではそんな危機感を持ってイベントに参加はしていないけれど。
周りに話したところで「行くの辞めれば?(or 控えれば?)」と言われるだけだから。全く仰る通りで、でも違うんだ。違うんだよ…
これを読んでどう思って欲しいとかは無いつもりなのだけれども、やっぱり人間は共感を得たいから。誰にも理解してもらえないから、ただただ吐き出す。
オーディション会場、事務局、どこをとっても純度100%でエイベックス。
つまりプロジェクトの主体はあくまでもエイベックス。形式的な契約はともかく、実務上はエイベックス主催のアイドルオーディションであり、歌手としての訓練はエイベックスのほうでやり、声優としての訓練は81ACTOR'S STUDIOに委託する、という形だったのではないかと推測できる。
類似例としてはスーパー声優オーディション(ミュージックレイン)がある。あれも声優としての訓練は某大手事務所付属養成所で受けてた(はず)。
実際、オーディションスタッフブログが残っているので最初の方を見に行くと、
さて、プリティーリズム・オーロラドリーム(オンエア2011年4月~2012年3月)の製作委員会のメンバー見るとすでに企画に『齊藤淳、田中宏幸』とエイベックスの名前が入っている。
「プリパラの枠はプリティーリズム時代から、エイベックスがアーティストとして売ろうとしている81の声優が起用されていた」
が正しい理解であろう。
81側にカウンターパートとなるマネージャーがいないとは言わないが、動かせるお金の違いから考えてもエイベックスに注目して分析するのは当然ではないだろうか。