はてなキーワード: 半自動とは
すっかり作業ゲーになり下がった艦これを楽しむために、
いつBANされるか分からないというスリルを愉しみつつ、限りなく人間らしい振る舞いをするマクロを考えるのが楽しい。
サーバに負担を掛けず、通常のゲーム進行からはみ出すこともないので、運営さんに迷惑をかけることもないだろう。
マクロの理想の1つは完全自動化なのだけど、こちらは敷居が高いので、
画面上に 羅針盤が表示されると自動的にクリックしてくれる・・・
陣形選択が出たら、必ず、単縦陣を自動クリック。 次・帰・退がでたら自動クリック。
こんなマクロを常駐させておくだけで、作業ゲーが格段に快適になる。
周りには競技そのものが楽しかっただとか、同期と仲が良かったからだといったことを言っているのだけど、結局のところ運動をしている限り、自分は人並みの青春を送れているのだろうかといったことや、高校生活何をやっていたかといったことを自信を持って言うことができるのか、などといった思春期にありがちな悩みについて考えずに済んだからなのかもしれない。もともと友達を作るのは苦手だし、体を動かすよりは家でインターネットとか本を読んでいたいオタク気質だし、クラスでも孤立しがち(実際高校2年生の頃は友達ができなかった)なほうなんだけど、部活動にさえ所属していれば練習の前後にはメンバーと話せるし、長期休暇も大方部活に費やされるので「夏休み何もしなかった」なんてこともない。平生は大会で勝ち進むために練習やトレーニングをして、テストが近くなったらただただその対策をすればいいし、引退したら受験に向けて勉強するだけでいい。こういった決まりきったレールが部活動に所属してさえいれば半自動的に敷かれるし、周りからも運動していましたといえば聞こえはいい。
大学生活でもそうしたレールが敷かれればよかった。周りに流されてサークルに入ったものの大学生特有のノリが苦手というか、正直言って面白くなかったし、それがいつの日か疎外感へと変容して、そのまま1年と立たない間に辞めてしまい、そのまま今まで彼女ができることもなく、ただ授業を受けてアルバイトをしているうちに時間が過ぎていって無為に過ごしているような気がしてならない。それ故か人並みの大学生活は送れているのだろうかとか、大学生活これをしましたといったことが胸を張って言えるのかどうかとか、そういった考えばかりが浮かんでくる
ここはそうじゃないとか、いろいろ教えていただけると嬉しいです。
3TD のディスク容量がいっぱいになってきた。IT の技量もライフハック的な知識も乏しいので知恵をお借りしたい。
ことアダルト系の事となると語られなくなるけど、こういう事をもっと人と共有していきたい。
データ選んで捨てるだけならできるのだけど、元々収集癖があり、tumblr の画像なんかも全部ローカルに保存していたりする。できる限りのものを残したい。ただどこかで線を引いてファイルを減らすという行為は必要になるかと思うので、自身のお気に入り度や視聴頻度などのデータから必要性の低いものを減らしていくというようなことが、効率化・半自動化できたらいいな、というのが最終的な目標。
iMac 3TB HDD、それに Wi-Fi 接続の 2TB 外付け HDD。rsync コマンドを打ったり crontab を書いたり、GitHub からツールを拝借してきて先述のような tumblr のダウンロードなんかをする程度の事はインターネットで調べながらできる。
動画フォルダ内にメーカーごとのフォルダを作成、その中に作品毎にフォルダを作り、そこに動画ファイルと dmm.co.jp から持ってきたパッケージ画像を置いている。パッケージ画像には avpackage.jpg みたいなファイル名を一律してつけており、例えばこんな感じになっている。
adult │ .. ├──プレステージ │ ├── ftn018 寝取らせ 02 │ │ ├── avpackage.jpg │ │ └── ftn018.mkv │ ├── jbs015 働くオンナ3 Vol.12 │ │ ├── avpackage.jpg │ │ └── jbs015.mkv │ └── kil024 仕事中にエロ妄想が止まらないOLは、欲求不満解消のために男をトイレに誘惑して… │ ├── avpackage.jpg │ └── kil024.mkv ├──ブレスト │ ├── mgen015 山本美和子が本性さらす不倫旅 │ │ ├── avpackage.jpg │ │ └── mgen015.avi .. ..
視聴するときはメーカーやレーベルから探したりもするし、ルートになるフォルダから "avpackage.jpg" で Spotlight 検索するとパッケージ画像を一覧して探す事もできる。AVショップで選んでいるような感覚になる。
アダルトコンテンツとの付き合いも青年期を通過する中で様々な段階を踏んだ。CPZオンライン等でのファイルサイズの小さなサンプル動画や、xvideos などの動画配信サイトでのストリーミング視聴、色々な時期があったが、生DVDやHD配信の質がどうしても切り捨てられなくなり作品まるまる一本をこのように管理するスタイルになって落ち着いた。
Filesystem Size Used Avail Capacity ... /dev/disk2 3.1T 2.3T 801G 75% ...
このうちアダルトコンテンツが 1.5TB、それ以外の動画全て(映画など)が 330GB、iTunes ライブラリを含む Music フォルダが 85GB。
あと別で持ってる外付け HDD なんだけどこちらがあまり活用できていなくて、TimeMachine での使用もしておらず、iMac 上のメディアファイル全てのバックアップ先となっている。iTunes ライブラリをそちらに置いてみたり、adult フォルダをそちらに置いてみたりもしてみたのだけど、無線のためか再生などの制御を行う度に動作が停止し使用にたえるものではなかった。結局 iMac 上の Movies、Music フォルダを rsync -avz でコピーしているだけ。今はこんな感じ。
Filesystem Size Used Avail Capacity ... //backup 2.0T 1.9T 89G 96% ...
視聴するときにはもちろん iMac の方で、先ほど述べた通り Spotlight 検索から選んだりしているのだけど、やはり最近入手したものの方が使用頻度は高くなる。けれどもそれだけでなく昔からのお気に入りを久しぶりに観たりとか、改めてあまり観ていなかったものを観たりとか色々。その中で色のタグとか(昔で言うラベル)をつけてきちんと管理できればいいのだけど、そこまでまめじゃない。できるかぎりの事をITに外注して効率的に行いたい。
あまり使っていないものから圧縮していけばいいかなと RAR 圧縮とかしてみたのだけど 100MB くらいしかサイズ減らなかった。Automator とか使えるかなぁと思うんだけどあくまで他ツールを活用するための手段かなと思うし、じゃあ何をどう使ってやるのが良いかというのが思いつけない。
管理方法についてや Automator なんかのツールの活用例、思いつき程度の事などでも良いので何かあればお聞かせいただきたい。ちなみに最大容量フォルダは SOD クリエイトで 262GB でした。
人様のブログを拝見。
のは結構だがそれだけではなく、中身(だけ)が欲しい人は自己責任でと違法アップロードサイトへのリンクを提示。
多分ヘタをしたら自身に実際的なダメージを受けそうなサイトなのだけど。いい年した社会人らしいのだけど。
良くあることですね。そんなに良くはないけどたまにはそういうの見かけますね。
一方、違法風味やグレー風味なコンテンツで広告稼ぎしているらしいウェブサイト群。
収集・更新は半自動化してたり、リンクファーム的なものを作ってたりとか。
そんな感じでなんというか機械的・経済効率重視な感じにやってるのでしょう……
と思ってたら、そうでもないようなのも。
普通に自分の趣味生活個性をさらしてる感じの記事があったりなんだり。いいんでしょうか。
スパムメールの職人が固定客を狙ってここでも芸を発揮しているのかもしれませんが、あんまりネタ臭さは感じられず。
あるいは目立ったり事を構えようとするのはさらに奇異の念。
知らなかっただけで、これまでも良くあったことでしょうか。
石の裏のダンゴ虫。
僕にとっては積み木を積み上げるようなもので、
積み上げた積み木にのって手を伸ばせば、
大きな実を収穫できるような
もしこれが当てもなく積み重ねているようなら、
おそらく途中で自分の手でなぎ払って崩してしまっていると思う。
30分、寒い中、走って、疲れて、何の得もない行為なんだけど、
大脳辺縁系とか海馬とか運動前野、運動野を刺激して、脳の働きを良くする説があって。
それが下地となって、「とりあえずやってみようか。」というモチベーションができる。
まだその時点では頼りないものだけれども。
実際1週間続けてみて、脳の感じがよくなっていると実感したら、
それまで頼りなかったモチベーションが、それなりに強固なものになる。
そのうちにこのくらいやれば、このくらいの効果が得られるというのが分かってくる。
(そもそも効果を測定・評価するという意識がなければこの気付きは得られないのだけど)
そうすると効果とコストのトレードオフで最も効用が高い?運動量を自分なりに決めることができる。
その時点で、おそらくそれはトイレにいくのと同じくらい生活に密着したものとなっており、苦も無く半自動的にやれるようになる。
人から、「そんな面倒なのがよく続くね。」と言われることが多い。
僕は一見すると面倒なことから得られる果実の味を知っている。だから続く。
それは入念な下調べと、試行による効果の評価からの確信があるから。
ただ面倒なだけのことをする人はいない。
面倒さの裏にある果実の味、形がちゃんと見えているからこそ、続く。
つらいことをやれば、「何かがよくなる」
そんな弱い動機で物事が続くわけがない。
もし動機が外から与えられない場合、自分が自ら産み出す必要がある。
その方法論がなんとなくみえた気がする。
感染された時点でなにされてもおかしくないのにFFFTPがどうのとか・・・小一時間
などと罵倒しつつ、俺は書くの面倒だから2chからコピペですます。亜種でたら対策も変わるので注意ね。
【Gumblar/GENO】Web改竄ウイルス総合スレ3【8080】 http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/sec/1263865118/
現時点でGumblar(GENO)、8080(『/*LGPL*/』『/*GNU GPL*/』『/*CODE1*/』) JustExploitなどのインジェクションが流行しています 基本的な対策としてセキュリティ・アップデートを欠かさないようにしましょう
【脆弱性を利用されやすいソフトウェア】 下記については必ずアップデートしてください 使用していないものはアンインストール推奨です ■ Windows Update / Microsoft Updateを更新 ・XP以下は念のためMicrosoft Updateに変更してアップデートする ■ Adobe Reader(Acrobat,Acrobat Reader)を更新 (使っていないならアンインストール) http://get.adobe.com/jp/reader/ ・インストール後本体をアップデート ヘルプ → アップデートの有無をチェック ・Acrobat Javascriptをオフにする 編集 → 環境設定 → Javascript → 「Acrobat Javascriptを使用」のチェックを外す ■ Adobe Flash Playerを更新 (動画サイト見てるなら絶対入ってる。IE版、Firefox等の非IE版に注意!) http://get.adobe.com/jp/flashplayer/ http://www.adobe.com/jp/shockwave/download/alternates/#fp ・Flash Playerのバージョン確認 http://www.adobe.com/jp/software/flash/about/ http://www.adobe.com/jp/support/flashplayer/ts/documents/tn_15507.htm ■ Adobe Shockwave Playerを更新 (最近は使わないはずなのでアンインストール) http://www.adobe.com/jp/shockwave/download/alternates/#sp ■ Java Runtime Environmentを更新 (Javascriptとは違うので注意) http://www.java.com/ja/ ・Javaのバージョン確認 http://www.java.com/ja/download/installed.jsp ■ QuickTimeを更新 (メールアドレスの入力は不要。使っていないならアンインストール) http://www.apple.com/jp/quicktime/download/ ■ RealPlayerを更新 (使っていないならアンインストール) http://jp.real.com/?mode=basic
【アップデート支援ツール】 ■ アプリケーションの脆弱性確認ツール ・MyJVN バージョンチェッカ http://jvndb.jvn.jp/apis/myjvn/ ・Secunia Personal Software Inspector (PSI) http://secunia.com/vulnerability_scanning/personal/ ■ Adobeの“Flash”と“Reader”のアップデートを半自動化「Flash_Reader_Update」 http://www.forest.impress.co.jp/docs/review/20091020_323014.html http://hide9999.web.fc2.com/
【Gumblar.x / Daonol(新GENO)ウイルスについて】 ■ Gumblar被害拡大中(1)(2)(3) http://www.so-net.ne.jp/security/news/view.cgi?type=2&no=2092 http://www.so-net.ne.jp/security/news/view.cgi?type=2&no=2093 http://www.so-net.ne.jp/security/news/view.cgi?type=2&no=2094 ■ Windowsが起動しないときの復旧方法の一例 黒い画面にマウスカーソル (Win32/Daonol) http://blogs.technet.com/jpsecurity/archive/2009/10/23/3288625.aspx Win32/Daonolの亜種に感染!セーフモードでも起動できないパソコンを復旧するには? http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20091028/339633/?ST=security&P=1 レジストリの修復 Windowsを使わずに修復してみる http://pctrouble.lessismore.cc/boot/recover_registry.html ■ 感染確認・駆除ツール アンラボ(v3daonol.exe) http://www.ahnlab.co.jp/download/vdn_list.asp マカフィー(stinger.exe) http://www.mcafee.com/japan/mcafee/support/announcement20091127.asp Kaspersky(KatesKiller.exe) http://support.kaspersky.com/faq/?qid=208280701 【旧Gumblar(GENO)ウイルスのまとめなど】 *** 【注意!】2009年10月からのGumblar.x / Daonol(新GENO)には無効な情報があります *** ■ Anubisレポート http://anubis.iseclab.org/?action=result&task_id=1890669b0bd937574e5be45e24c63ea80&format=html ■ GENOウイルスまとめ http://www29.atwiki.jp/geno/
【8080系ウイルスについて】 メディアなどでは「ガンブラー(の亜種)」と紹介されていますが Gumblar系とは別種のウイルスで、最近のものはページソースの最後あたりに <script>/*LGPL*/ <script>/*GNU GPL*/ <script>/*CODE1*/ などから始まる難読化したスクリプトが埋め込まれています 2009年12月現在、最新版のAdobe Readerおよびそれ以前の脆弱性を利用しているため 回避策としてAcrobat Javascriptのチェックを外してください 修正版の配布は2010年1月13日の予定です 他にもMicrosoftとJRE(Java Runtime Environment)の脆弱性を 利用していますがこちらはアップデートで対処できます 感染すると他のウイルスなどを呼び込むため非常に危険です ■ 新手の正規サイト改ざんでAdobe Readerのゼロデイ攻撃~今すぐ対策を http://www.so-net.ne.jp/security/news/view.cgi?type=2&no=2106 ■ 感染確認(2000,XP) あくまで現時点での確認方法であることに注意してください セーフモードから起動してレジストリエディタでRunエントリ [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run] から "sysgif32"="C:\\WINDOWS\\TEMP\\~TMD.tmp" "~TM6.tmp"="C:\\WINDOWS\\TEMP\\~TM6.tmp" 等の登録があれば感染済 上記の登録情報を削除した上で C:\Documents and Settings\ユーザー名\スタート メニュー\プログラム\siszyd32.exe のファイルを削除すれば復旧しますが、亜種等で違うこともあるので 可能な限りクリーンインストール&サイト持ちは 安全なPCからのパスワードの変更を推奨します
GENO(Gumblar)ウイルス対処法。 行っておくべき事項を箇条書きにしました。 細かなことは他にもいろいろありますが、とりあえず以下を実施して下さい。 (1)Microsoft Update(Windows Update)を実行しシステムを最新の状態にする (2)Adobe Readerを最新版に更新する (3) Adobe ReaderのAcrobat JavaScriptを無効に設定 (4) JRE(Java Runtime Environment)を最新版に更新する (5) Flash Playerを最新版に更新する (6) QuickTimeを最新版に更新する (1)~(4)を行っていれば、現時点で改ざんサイトを閲覧してもウイルスには感染しない。 攻撃コードは変化する可能性もあるので、念のため全て行っていただきたい。 Adobe Readerなどのアップデート方法については下記のトピックスを参照のこと。 Acrobat JavaScriptを無効にする方法は以下の通り。 (1)Adobe Readerを起動し[編集]メニューの[環境設定]を選択 (2)「分類」の中の「JavaScript」を選択 (3)「Acrobat JavaScriptを使用」のチェックをクリア (4)「OK」ボタンを押す ※サイトを運営されている方は、さらに次のことも実施していただきたい。 (1)管理サイトのページなどに意味不明な文字列が埋め込まれていないか確認する (2)改ざんされていたり、サイト管理に使うパソコンからウイルスが見つかった場合には、 ウイルスに感染していないパソコンを使用して管理サイトのパスワードを変更する
たとえ趣味だろうと物語創作を行ってみるとわかるけど、作者の意図ってのは結構磨耗する。よく「キャラが勝手に動き出す」みたいなことを言うけどそんな感じで、物語序盤はともかく、それなりに書き進んで、登場人物の性格や性質や心情や信条なんかが固まってくると、「ああ、こいつはこの場面では絶対こういうことは言わないな/しないな」「こいつはこの場面では絶対こういうことを言うな/するな」みたいなのがどうしようもなく固まってしまって、作者のやりたいようには動かせなくなったりする。少しマイナーな例だけど、漫画『ブラックラグーン』の作者さんが、単行本2巻収録の話で(主人公格の)ロックが作者の手を離れるくらいにどんどん暴走してどうなるかと思った、みたいなことを仰っていたけれど、そんな感じ。ロックなら、こういう時にこういうことを言う、こういう時にこういう行動を取る、それも”絶対に”だ。だから、作者が最初は違うふうに話を持っていく予定だったのに、ロックが絶対にそう言って/やってしまうから(そしてまた、それに対するレヴィの反応も”絶対に”だから)、こういうふうな話にしかならなかった―――キャラクター達が半ば作者の手を離れて、「こういう話」を作り出してしまった。
極端な話いうと、キャラクターと舞台設定をしっかりしておけば、後はなかば「自動的」なんですよね。この状況にこういうヤツラが入り込んで、関係性はこれで持ち物はそれでスキルはあれで人脈はああであるのなら、少なくとも細かい所は作者の意図関係無しに動くことができる―――というより寧ろ状況と場合によっては、作者の意図をどうやって自然に介入させるかが難しいくらい。
ということで、まあ上の導入部とはあんま関係ない本題なのですが、国語のテストにありがちな「(この文章の)作者の意図を記せ」みたいな問題は、その意味としては正しくない。まず当たり前ですが作者の意図が十分と言えるほど文章に載ることは多くはなく、次いでそれでも文章に載った作者の意図を十全に読み取ってもらえる可能性も多くはなく、そもそも作者の意図を作者自身が完全・完璧・文章のあらゆる部分一語一句においてまで分かっていること自体多いとは言えず、さらにその意図も一つ二つとは言わず時には矛盾も孕む複数の分裂したものである場合も少なくないでしょう。
つまり、まず作者自身が己の意図を分かっていてそれを十全に文章に移せているかという問題と(勿論ここでは意図以外のものは文章に存在しない方がよいw)、読むほうがそれを完璧に読み取れるかという問題がある。……しかし書いてて思ったけど「意図」を伝えたいだけなら小説というスタイルは不便すぎるだろう。
そこから「意図」に関しては必ずに「誤読」が生まれる(可能性があり続ける)。その辺はバルトの「作者の死」を持ってくるまでもなく(「作者の死」が何かを知りたい人は「化物語」のあとがきが簡単に説明してくれてるからそれ読むといいんじゃないかな)、有名な火垂るの墓原作者のやりとりとか読めばいいんじゃないかな(学校で「『火垂るの墓』の作者はどんな気持ちでこれを書いたか」みたいな宿題を出された孫が原作者であるお爺ちゃんに聞いたところ、「締め切りに追われてヒィヒィ言いながら書いてた」と答えた、というもの)。
つまり、作者の意図なんて案外そんなもので、無くても物語は生まれる。全てに意図や気持ちを孕ませることは逆に難しいくらいで、ある程度以上は半自動的に、作者の手を離れながら生まれていく。小説に限らず、どんな場合でも、ついつい「意味があるなら意図もある筈」と勘違いしてしまいがちですが、実際は意図なんて無くても意味は生まれます。てゆうか受け手が生んでいます。
ただ、この『火垂るの墓』の事例、学校の先生が聞いてるのは「本当の作者の意図」ではなくて「文章から読み取れる作者の意図」であって、そういう意味では「原作者の答え」すら間違いでしょう。ここで求められているのは、この先生の設問は、「これを書いた人は何を思っていたか」ではなく、「何を思っていたらこれを書くか」ということ。国語のテストというのは大概そうですね。ある意味ちゃんと作者の死を踏襲しています。求めているのは”本当の作者”の気持ちではなく、テクスト上の作者、モデル作者、想定された作者の気持ち。「こういうことを書く(言う)奴は、ああいうことを考えてる」、なんてことをテストは問いてるわけです。ということはつまり、ここにおいて読者=国語の授業を受けるもの・国語のテストを受けるものは、ある意味、モデル読者になろう、想定された読者になろうという試みでもあるんじゃないかと思うのです。「こう言ったら相手はああ受け取る」「ああ言ってるということは奴はこう考えてる」ということを深める為のコード認識の作法。というか寧ろ、これは発話者の方に比重が置かれてるかもしれませんね。「私が○○を伝えたい時は、別にそんなことは言いたくないけど、××と言えば効果的に伝わる(相手が気持ちを「想定する」)」みたいなことを教えてくれる、いや、構築してくれる。
共通認識として。
僕ら他人の気持ちを当たり前のように分かってかつ分からないつもりですけど、ホントはもっと「分からなくても」おかしくないんですよ。「べ、べつにあんたの為じゃないんだからね! 勘違いしないでよね!」というのを、文字通りの意味ではなく、好意の裏返しと取れるのも、これは「ツンデレ」だっていう共通認識があるからでしょう。好意の裏返しを伝えたい時は、こう記せばいい、という作法。これをツンデレと読んで正解・これはツンデレと読まれて正解だと、送り手も受け手も共に想定している。もちろん、それは極端な話で、文脈によって変わりますが。
えー、ということで、国語のテストが求める「作者の意図・気持ち」というのは本当の作者ではなく想定された作者のものであって、さらに言うと「登場人物の気持ち」みたいなのも、本当のソイツの気持ち(そんなことは誰にも・当の本人にも分からないかもしれない)ではなく文章から想定されるソイツの気持ちが求められているのであって、そんで僕らはそういうふうに「言葉の遣い方と読み方」を学んでいるから、気持ちの伝え方とか、気持ちの読み方とか、ツンデレとかをあんがいと理解できてるんじゃないかなーとか、そういう話でした。