はてなキーワード: 監禁事件とは
たとえば車の事故一つにしても、どんなにひどい歩行者より車の運転者が加害者となってしまう現状があるわけで
この話、本当に加害者だけがキチガイで加害者だけが裁かれなければいけない問題だろうか
被害者の両親とか愛情を感じていなかったとかそういう話ではない
死にたいと気軽に呟き、大人の口車に乗せられた被害者に、まったく非がないというのが変なのではないかという話だ
直前でどう意識が変わろうが、元はといえば死にたいという意思があり死ぬための手段として彼と接触したのだ
死人に口なしなので、今更被害者がどんな意図で彼と何をしたかなど確認しようがないが
加害者ただ一人がサイコパスだの生きる価値がないだの死刑だのと叩かれるのはおかしいのではないか、と思う
援助交際や児童買春がなくならないのも、こういった問題が背景に控えている気がしている
被害者側がある程度望んで自分から事件に関わりに行っているケースが少なくともあるのではないかと思う
AKB48須藤凛々花の結婚騒動を見ていて、峯岸みなみ丸坊主騒動のときよりさらに、粛清が陰湿かつ悪質になっているのではないかととても怖く感じる。
「恋愛禁止」を掲げているのにそれを破ったこと、総選挙というメンバーにとってもファンにとっても大切な場を私的な発表に使っていることなどは、確かに適切な行動ではない。
私自身男性アイドルに相当熱を上げていた経験があるので、応援してきたファンの気持ちを考えるととてもやりきれない。
しかし、この結婚騒動は、交際をすっぱ抜かれそうになった須藤さんに対する、逃げ場を完全につぶした「総括」なんじゃないのかとも思えるのだ。
「●●に言わされた」とあとから言っても、でもルール違反していたのは事実でしょ?となるし、そもそも言い訳見苦しいという扱いをされかねない。
須藤さん側にはもはや、「ルールを破って総選挙を私物化するほど恋に盲目な女」をやるしか、この騒動をやり過ごす道がないように思える。
そして、総選挙というAKBメンバー・ファンともに無視できない大舞台で広く周知させることで、他メンバーたち(特に上位メンバー)に叩かせることもできる。
今までAKBを盛り立ててきたメンバーにとって、この結婚宣言を手放しで受け入れることは(アイドルである手前)難しいだろうし、一言文句を言ってやりたい気持ちも出てくるだろう。
そしてメンバーたちが批判することで、話題も広がり、他メンバーへの見せしめにもなるだろう。
(山本彩さんのように冷静なコメントをするメンバーもいるのだが…)
この騒動がどういった経緯で起こることになったのか全く分からない以上、上記はすべて私の誇大妄想かもしれない。
しかし、誰かがルールを破ったなら、しかるべき責任者のみが適切な処分(除名なり謹慎なり)をすればいいんじゃないのか。
たった一人の人間をやり玉にあげ、かつての仲間に叩かせて、こんなの北九州監禁事件や山岳ベースと大差ないんじゃないのか。
そして、こういうやり方が「アリ」だとみんなが思ってしまうようになるのが怖い。
ぱっと見まともそうな人に見えるはてなー等だが3秒後には自分の言ったことを全て忘れてるから期待してはいけない
世間を騒がしている監禁事件について、事件の真相を知りたがる野次馬根性丸っと丸出しポロリ状態のマスコミや一般市民をたしなめるコメントがブコメで散見される
初めて見た人は非常識が常識なインターネッツにおいて、被害者の中学生を慮るコメントが多数を占めていることに吃驚仰天するんじゃないだろうか
この物語では、ある女子高生が監禁されるにとどまらず陵辱の限りを受けますね。
逃げようとしたところで見つかって余計ひどい目にあい、それから逃げようという心をおられ半年以上にわたって性的な被害を受け続ける。
その後なんとか救出されるものの、話は終わらない。
可哀想なことに被害者の女性はなぜ逃げられなかったのかということを追求するマスコミによって陵辱の被害にあっていたことを暴露され
なぜかそのことによって学校の男子からは性的な目でみられ、女性からは軽蔑の目で見られる。
ついに学校の男子からレイプされることになっていまい、精神が壊れて結局社会復帰に失敗してドロップアウトし、家族ともぎこちなくなって失踪し
場末の風俗で出会った主人公にその時の体験を語る、みたいなおらこんな嵐が丘は嫌だ的な話。
で、この女子高生が元々は美人ですごい明るくて人気モノだったんだけど、学校で追いつめられていく時にだんだん目から光が消えていくのが悲しかったね。
ところでなぜ逃げられなかったのか、についてはいろいろいう人がいるけれど私は北九州一家連続殺人事件において、最後の最後で逃げ出した少女が本当にすごい。
あと今回の女子中学生については過剰に擁護するのもどうかと思う。
監禁事件として取り扱うべきなのかどうかも怪しいかなと思ってる。
なのでinumash氏始め、オタクがーとかなんとかそういうところで盛り上がるのは真相が明らかになってからにした方がいい。
自分が小学生のころ、教師に、一年間虐待されていた話をしようと思ったんだが
まずは、そんな事書こうと思ったキッカケを書こうと思う
まともそーな経歴の犯人が、犯罪を犯していて謎だなぁと思っていたから。
端々から読み取れる彼の生活は恵まれているのに、どうして女の子を監禁しちゃったんだろう
謎だ。とにかく、少女が助かってよかった
けど、なんで逃げないんだーと、たくさんの人が言っているらしい
「いや、逃げれないだろ」と、私は当たり前に思ったのだが……
何か引っかかると、思っていた
ある人が、ツイッターで北九州監禁殺人事件の事を、この度の事件とひっかけて発言をしていた
恥ずかしながら、北九州殺人事件の事を知らなかった。wikiを読むに、相当凄惨な話で
登場人物紹介の時点で、少し気分が悪くなった
そして読み進めるに「あ、自分も似たような状況に陥ったことがあるぞ」と思った
正直、10年以上前のことで、記憶が怪しい。それは自分には願っても無いことなのだが
書いておくのも悪くないんじゃないかと思って、はてなに書くことにした。
なにせ、記憶が怪しいから、半分嘘っぱち、フィクションだと思ってもらっていいし
はてな村の住人じゃないので、作法がわかってないのも、申し訳ない
中学時代にいじめが原因で家に引きこもって不登校にもなっているんだが
百合子は9歳の小学4年生、今日は春の遠足だ!クラスが変ってすぐ、まだ少しさくらの名残もある頃
百合子は鼻かぜを長引かせていた。鼻水だけがどうしても止まらない
仕方が無いので、遠足の間中、鼻をかみながら歩くことになる
帰り道、もう少しで学校に着くあたりで「ちょっと!!」という叱責の声がきこえる
振り返るとクラス担任がいて「あんた、ゴミを捨てたでしょう!!」という
百合子はそんな記憶がなかったし、百合子の使っていたティッシュは無色で、落ちているのは色つきだったため
「これは私のじゃありません」と答える。それでお仕舞いだと歩き始めた百合子に教師は
「拾いなさい!!」と、詰め寄る。
仕方なく百合子は拾うのだが、思えばこれがいけなかったと思う
このあたりから、教師は百合子を苛めの対象として気に入ったらしかった
目立つ子供を優遇して、ちょっと家庭環境が複雑な子であるとか、とろい奴は苛めてもいいという感じだった
教師が差別したり、手元にある、そういう情報を使って良いんですかぁ~?
と、今なら言えるが、9歳にはちょっと難しい
まして、教師というのは、この頃の子供にとっては神の存在である
まあ、神は良く、そのへんの生徒に自分の肩をもませたりとかしつつ「上手い」とか「下手」とか申してたけどね
そんな教師、私が知る限りでは、こんなかんじのプロフィールである
・学校の上のほうの立場、都道府県単位でも、地位が高い(らしい)
・ただ、酷く容姿は悪かった。太ってもいた(7,80キロはあったんじゃないだろうか……)
苛められていた子は主に
・Aちゃん(家庭環境が複雑)・Bくん(動作がトロイ)・百合子(利発だが要領が悪い)
で構成されていたと思うけど、ぶっちゃけ自分の被害が大きいために、あんまり覚えてない
で、私たちという、主に苛める対象と、お気に入りの子供数人(勉強や運動なども出来る器用で活発なタイプ)
算数の問題が板書されて、それを写しながらノートで解いて、解けた頃に「わかる人ー?」などと回答者を選ぶ
いたって普通の授業風景なのだけど、百合子はわからない問題があったので手を上げなかった。
答えが出たら、そこからまた考えようと、皆が手を上げているのを見ながら思っていたら
勿論わからないから手を上げなかったので「私ですか?」ときくが「早くして!」と叱責される
とりあえず、黒板の前に行き、チョークを握るものの、もちろん答えなど書けない
隣に立っている教師は睨んでいるし、どうすればいいかわからない
「わからないです」と伝えるも「早くといて!みんな待ってるでしょう!」と言われる
仕方なく、わからないなりに書く。
他の皆が丸をされているのをみながら、私の問題は罰をされた
徐々に、百合子は黒板の前に立つことが怖くなった
ある時は「わかりません」と解く事自体を放棄したが「みんな待ってるのに!」
「なんでできないの?wwwww」「わからないです…」
「わからないですぅ~(口真似)じゃないでしょwww」
と、なじっては煽られ続ける。これを、授業の半分をつかってやられただろうか……。
百合子は泣き出して「私なりに頑張っています!!」と叫ぶが、教師は失笑する
終業のベルが鳴れば「全然授業が進まなかった」「お前の所為だから、みんなに謝れ」と言われる
1年間、これは変らなかった
度々大声で泣いていたが、百合子の教室は他の教室と隔離されていて
他は専門教室と空き教室ばかりだったので、例え、担任ととりなしてくれる他の教師がいたとしても
まわりの大人が気付く事は難しかったと思われる
百合子はどうしたかと言えば、わからなくても手を上げる、わかっていても手を上げない、などした
これは少しだけ、功を奏して、手を上げていない百合子を意地悪目的に教師が指名しても
席についてであれば、手が震える事無く、問題は解けたので(百合子はテストではどれもほぼ満点だった)
ノート片手に問題を解く姿を見て、その意地悪は警戒されていると見て、少しだけ手が緩まった
長いので、とりあえずここまで。
もっといろいろあるけれど。
今回の監禁事件も犯人が面識のない子供を誘拐したと認めて、誘拐に使った車を廃車にしているのにキモオタは熱狂的に付き合ってた女の家出に利用された被害者説を掲げて誘拐犯人のオタクを擁護して被害者の女を叩いている。
何でそこまで男が被害者じゃないと気がすまないんだろう。
誘拐監禁事件があると、よくストックホルム症候群という言葉が出てくる。
この用語って、一般常識になるほど有益で役立つ言葉ではないと思うんだよ。
せいぜい高校生クイズとかアタック25とかの、知識を競うようなクイズ番組で自慢できるくらいだろう。
ところが実際のところ、かなりの人が知っている言葉だよね。
たしかに、被害者が加害者に親近感を抱いちゃうって、普通なら考えられない興味深い現象だから、一度聞いたら覚えてしまうってのもあるだろう。
でな、俺は心配していることがある。
実際には珍しい事例なのに印象は強いもんだから「誘拐→ストックホルム症候群」って短絡的に連想されているんじゃないか?
それで異常な奴が「誘拐すれば好かれる」みたいに考えはしないか?
そこまで単純でなくても「条件さえ揃えれば好意を持たれる」なんて考えはしないか?
けっきょく増田の頭の中ではハルヒのエロ同人で抜いたから事件を起こした、ってことになってるの?
何を叫ぼうという主張なの?
エロ同人誌を自粛しろ? コミックエルオー自粛しろ? 女子高生アニメを自粛しろ?
まだ事件の全容はよくわかってないよね。
どうして起きたのか、どうすれば防げたのか、というのはもっと慎重に検討したほうがいいと思う。
究極的には「犯罪を実行しよう」とする気持ちを無くすことができれば理想なのだろうけど、
現実問題として、増田自身が書いている通り、男性の内面には暴力性のようなものがあるのは間違いない。
強姦に限らず、合意の上でのセックスですら見方によっては男性が女性を攻撃しているものなわけで、
その暴力性、攻撃性を完全に排除することは、生物的に難しいのではないかな。
だとしたらどう防ぐか。
残念ながら女性側の自衛意識を高めるのがひとまずは効果が高そうだよね。
(便宜的に「女性」と書いたけど、男性だって自衛の意識を持つべきであることは書くまでもない)
もちろん自治体等の監視を強化するなどの防犯施策も効果ありそう。
現に「声掛け事案」についてはいろいろな形での報告がネットでは見られるよね。
中にはそんな程度でも「事案」になるの? というものすらあるわけで。
成人男性は未成年女性に挨拶することもままならない地域だってあるらしい。
(発生自体は2年前だから現在の警戒態勢とはまた違うだろうけれども)
どういう状況で誘拐されたのか、なぜ誘拐できてしまったのか、監視網に穴はなかったのか、再発防止の手立てはあるのか。
だからといって、その他の大多数の男性に自粛を求めることにさほど大きな意味があるとは思えないんだよ。
自粛を要請して自制できる男性ならば、自粛を求めなくてもはじめから犯罪に手を染めることはないだろうし。
犯罪を実行に移すのは何らかの要因で自制の箍がはずれてしまった人間じゃないのかな。
まあ、これは個人的な願望でもあるのだけど。
正常な精神状態で正常な判断ができるときに犯罪を実行できるとは思えないし、そうあってほしくない。
犯罪を実行する人間は何がしかの要因でブレーキが効かなくなった状態にあったと思いたい。
だから、犯罪を実行させた要因、ブレーキが効かなくなった要因がポルノメディアの過剰摂取によるものだと明確に証明されたのであれば、しかるべく規制なり制限なりをすることに異存はないです。
長くなってしまったけど、
実際「女の子を監禁してセックスしてしまえば快楽漬けの性奴隷にできる」
お前がそうでないという保障はないって言われてんじゃね 江東マンション神隠し殺人事件 - Wikipedia
http://ch.nicovideo.jp/nhorror
あなたの周りに、20代後半から40代の、いわゆる「ホラー映画にうるさい人間」はいるだろうか。
ラブロマンス。SFサスペンス、ファンタジー冒険譚。数ある映画の中からとりわけ「ホラー映画のみ」に熱を向ける人間だ。
もしいるのであれば、その方に「なぜホラー映画を見るようになったか?」と聞いてみてほしい。おそらくはだいたい同じ答えが帰ってくるはずだ。
『たまたま深夜につけたホラー映画が面白かった』。間違いなく彼はそう答える。
ところでどういったわけか、2015年現在。深夜にテレビを付けてもホラー映画は「やっていない」。呪怨とリングの新作が出るたび旧作が再放送される程度だ。
鏡を使ってキャンディマンを呼んだり、ジェイソンが宇宙に打ち上げられたり、
世界がゾンビまみれになっていることに最後まで気がつかない酔っ払った男たちの映画は、地上波では流されないのだ。
血がだめなのか怖いのがだめなのか。とにかくやらないのだ。
ニコニコ生放送では現在「ニコ生ホラー百物語」と称して、夜9時前後からホラー映画・モキュメンタリーを毎日数本流している。
ラインアップを眺めると、確かに大半はアイドル主演の見る価値もない駄作や、明らかにやる気のないフリゲの実写化だ。
だが飛び飛びで「おっわかってるな」という作品があったりする。
『ムカデ人間』の虜になったキ印の男が創りだした世にもおぞましい地獄絵図、「ムカデ人間2」
おぞましさの中に光る鈍い倫理をラース・フォン・トリアーを思わせる映像技法で描いた、「ビー・デビル」
世界で初めて内蔵描写を映画に盛り込んだ伝説の傑作、「血の祝祭日」
冒頭から女の顔をグチャグチャにする。風船ガムを噛みながら乳房をもみしだく女を後方から金槌で一撃。目玉を掘り出し、潰れたトマトのような顔面のあらぬところにねじ込む。ビルから飛び降りた女をこともなく自動車が引きつぶしていく。「ゴアゴア・ガールズ」
シャム双生児の兄が巻き起こす殺人の恐怖を描いた「ヒルズ・ハブ・アイズ」「サランドラ」に並ぶ奇形カルトホラー、「バスケットケース」
極限の残酷描写、解釈を生むラストシーンが賛否の声を轟々と呼んだホラー史に残る大問題作、「マーターズ」
そしてなにより、『暴力』以外に何もない見るもの全てを不快にする、「スペイン一家監禁事件」である。
今までは「まーた『フッテージ』流すんかよ」というセレクションだったはずなのだが、これは明らかに「わかる」人間が選んでいるセレクションだ。
今のなまっちょろいテレビに「これを見習え」とは言わない。ただただこの洋画ラインアップを並べてくれたドワンゴの誰かにただただ拍手を送りたい。
「夜にたまたま見たホラー・スプラッタ映画」。これの代替になるコンテンツがまさかニコ生になるとは思いもしなかった。
少しでも興味がわいたら、どうかたまたま見てほしい。国外映画については傑作だと断言できるものばかりだ。
しかし「スペイン一家監禁事件」を大勢で見れる機会なんてもんがくるとはなあ…。
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ここまで書いたあとで気付いた。このラインナップはどうやら「続・死ぬまでにこれは観ろ!」(http://korehamiro-kingvideo.com/)とのコラボらしい。
カント愛した元院生、存在感薄く 岡山・女児監禁容疑者:朝日新聞デジタル
監禁事件の犯人が、阪大大学院博士課程でカントを中心とした倫理学を専攻していたという報道があり、
当初の報道では「アニメ好き」に焦点が当てられていたこともあり、
ネット上では「カント好きだと犯罪者になるとか報道しないのかね」といった皮肉が多く見られた。
確かに、何か単体のものが犯罪と結びつくという短絡的な発想は戒めなければならない。
「アニメ好き」だろうが「カント好き」だろうが「無職」だろうが、それらを犯罪と結びつける報道はあってはならないだろう。
しかし、現実的に何か複数のものの組み合わせというのが、犯罪と密接な関係を持っているということは認めるべきではないだろうか。
この犯人の場合であれば、「カントなどの倫理学・哲学専攻」の「博士課程に行くも論文かけず、就職失敗」した一方で、「美少女アニメの愛好」という趣味を持つ人物であった。
これらの組み合わせは、明らかに今回の犯罪に結びつく心理的要因の大きな要素だったと言えると思う。
実際、哲学や倫理学というのは、思考や常識の前提に対して疑問を投げかける学問で、かなり危険(社会性の逸脱という意味で)なのは事実である(「カント危機」という言葉さえあり、クライストはそれで精神を病んだ)
博士課程(しかも阪大)に行って、それなりのプライドを持つに至る一方で、周囲がエリートコースを歩みながら、自分はまともな職を得られないというのは、精神的にきついのは事実である。
美少女アニメというのが、現実のつらさを忘れさせてくれるもので、容易に現実逃避の対象となり、それが現実対処能力を下げうる危険性があるのは事実である。
もちろん、これら単体と犯罪を結びつけるのは戒めなければならない。
いわゆる「カント危機」と称される精神的危機を乗り越えて、独自の哲学や思想を築き上げた哲学者、思想家は枚挙に暇がない。
博士課程に行くも、周りはうまくいく一方で自分は就職に失敗し、生きる気力をなくしてしまうも、その挫折を乗り越え、その後の自分の人生を誇り高く納得して歩んでいる人は数え切れない。
美少女アニメを楽しむことと、現実社会とうまく付き合っていくことを両立させている人は、必ずあなたの周りに一人はいるだろう(隠しているかもしれないが)。
だから、これらを犯罪と結びつけるステレオタイプは排除しなければならない。
しかし、これらの組み合わせが、今回の「少女監禁」という犯罪に至った心理的要因ではなかったかと意見を述べることがタブーであってはならない。
事実として、複数の状況や要素の組み合わせは、共同体の常識や規範を乗り越えさせ、犯罪を犯す要因となるのだ。
僕はあの秋葉原の加藤の供述を読んだときにもそう思っていた。単体要因の「非モテ」でも、「母親との関係」でも、「職場でのトラブル」でもなく、それらの組み合わせが犯罪へと向かわせたのだと。
あるいは、また思ったのだ。「灘・ハーバード・楽天」という組み合わせが悪いのだと。別に、灘や、ハーバードや、楽天が悪い訳ではないと。
どれか一つ、それが「公立高校」であったり、「慶応」であったり、「Google」であったりしたら、こんな女性トラブルを起こさなかったのではないかと。
ある単体の要素と、そこから人物判断をイコールで導き出してしまうのは、単なるステレオタイプである。
しかし、複数の特定の要素や経験の組み合わせというのは、明らかにある種の心理的状況を生む原因となりうる。それは事実である。
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<追記>
"容疑者は、他者を道具化したいとの傾向性を克服すべくカントを敬愛していたが、ついに自己の傾向性に負けた、とするのが妥当な解釈。容疑者とカントの親和性は明らか"
https://twitter.com/Sukuitohananika/status/492910624356065281
"実際にカントはこういうタイプの人間たちに向けて倫理学を書いたとすら言えるのではないか。事件とカントは無関係、風評被害と言ってる人はちゃんとカントを読むべし"
https://twitter.com/Sukuitohananika/status/492911628392742912
こういうのは匿名ダイアリーで言っても耳を傾けてもらえないが、実名で哲学の教授が同じようなこと言ってくれると信憑性が増すなぁと思った。
「カント好きは犯罪者」と「犯罪を起こした彼の心理の中で、その行動とカントへの偏愛とのつながりがありうる」は全然違うんだよ。何か前者とともに後者もタブーにする傾向が最近見られるのが好きじゃないのでこのエントリーを書いた。
そう、今分かったけど、この前者と後者が混同されつつあるのが嫌なんだ。あと、俺は偏見を生みたい訳ではなくて、同じカント好きとして、彼の心理を理解したいからこう言っている。
「カントと犯罪が関係あるわけない」と簡単に言い切ってしまえる人は、彼の心理的状況を真剣に考えたくもないのだと思う。
博士課程まで行ったけど年も食って就職がうまくいかないだとか、カントへの偏愛だとか、アニメポスターを部屋中に貼るとか、彼がどういう心理状況で日々を暮らしてきたのかを真剣に想像してみようとも思わないのだと。
彼が美少女誘拐を行おうと思った時に「傾向性」という言葉がよぎらなかった訳がないのだ。
もちろん、犯罪者の心理なんて理解したくも想像したくもないという立場はそれはそれでありだとは思うが。
だから、僕は秋葉原の加藤も、許されざる殺人をしたのは事実だけど、「ああ、こういうことの組み合わせで、こういうことを起こす心理状況になるのは分からんでもないなぁ」と僕は共感(empathy=in+pathosという意味で)してしまうのだ。
コメントを見ると、僕の表現ゆえだろうけど超誤解を生んでいるし、誤読から変なステレオタイプを生みそうなので、このエントリーは消そうかなと思ったけど、一応残しておく。
つまりさ、ジョブスが言った「connecting the dots」に近い話なのよ。人はある特定の要素や経験を結んであるストーリーをつくり、自分自身を把握し、ある行動を起こす。
彼の中で、アニメとカントと就職できなかったことというのは、何らかの形で結びついて、あるストーリーができていると思う。
もちろん、彼の供述を待つ必要がある。でも、それは明確に意識されていないので供述されないかもしれないとも思う。これはインタビューしてみないと分からない。
とにかく、これまでの経験や嗜好というドットのつながりと、起こした行動の間に、関連性を見出すのは自然だろう。
もちろん、そのつながりというのは「恣意的」に行われる。経験は無数なのだから、どれをつないで自分のストーリーを作るかは恣意的だ。僕も勝手に彼のドットをつないで彼のストーリー仮説を作っている。
だから、「アニメ好きで・カント好きで・博士課程無職」に加えて「恩人との出会い」というドットをさらにつないで、挫折を経た最高の人生のストーリーを描いている人も恐らくいるだろう。あるいは「博士課程無職」を何らネガティブなドットとして捉えない人もいるだろう。
どんなに否定的なドットの積み重ねにも、肯定的なストーリーを描く人はいるし、あるいは、肯定的なドット一つで人生展望ががらっと変わるというのはよくある話だ。
だけど、今回犯罪を犯した彼はどうだっただろうか、「カントへの偏愛や就職失敗や美少女アニメ好きは彼自身の心理の中では少女監禁を起こすに至るような関係があったのではないか」と考えるのは、否定されることだろうか。
人の心理を想像するうえで、そういった作業は欠くことができないとさえ僕は思う。
あと、カントは「他者を手段としてのみならず、目的としてとらえよ」と言っているのは有名だし、傾向性に逆らえと言っているのは常識として書いたので、そこに誤解が生じたのかもしれない。
そんなカントの言葉に彼がなぜ惹かれたのか、彼自身が善きこととは何かという問いを抱えていたからだろうか、最終的になぜカントの言葉に従えなかったのか、などと考えるのは彼の心理を探る上で重要だろうとやっぱり思うし、それは哲学的な問いでもあると思う。
小学生にして発育が良くなって女子高生のそれと変わらない体型が増えたから、
ミニスカートにニーソックスとか穿いてたら目移りするのは当然で、
目の前に可愛らしい女の子がそういう格好してたら、犯人じゃなくても犯したいと思うのは異常だろうか。
アニメや漫画のせいだけじゃなくて、エッチなファッションが著しく風俗街の女共と変わらなくなってるから
まるで襲ってくれ、レイプ願望のある女の子が町中を充てもなくうろついてたら普通は放っておかないと思う。
ましてや、そういう子たちを保護しようとしても周囲の大人が皆してこいつはこれからレイプしようとしてるとか
円光しようとしてるとかおっかない事を言っては警察に通報したりして、結局この間迷子だった少女を保護して警察に送り届けた男性が
誘拐未遂か何かで逮捕起訴されてたから、良い事も悪いように受け取っては逮捕される事もしばしばある。
そうなると男の方も善意が悪意に取られるならと誰も少女たちに対する性犯罪が起ころうとしても保護できずに終わってしまい結果、
未然に防げたはずの性犯罪も防げなくなる悪循環に陥ってしまう。
自分が他人から如何に色眼鏡が見られているか自覚した方が良い。
アニメや漫画だけじゃなく、最近は小学生でもかなりきわどいエッチな水着を着て疑似フェラチオをしたり股間をくぱぁする画像や映像だって出回ってる。
LINEやツイッターでも不用意に彼氏とのハメ撮り画像や映像を流したり、そういう事態にならないように断ったりすべきだ。
でなければ仮に別れた時にリベンジポルノとか言って過去のプライベートなそれらを流出させられたりして、最悪社会復帰が難しくなったりする。
少女たちの貞操観念はこうしたツールが増えれば増えるほど低下していってる。
故に回りの良識ある大人たちが彼女たちを見失わないように指導してやるべきなのだ。
例えば保健体育とかでレイプされそうな時にゴムを持っておくというのは逆効果だ。
ゴムを持っているという事はレイプされてもいいと犯人に思わせるだけである。
※長いです。それと、過去性犯罪に遭われた方はフラッシュバックにご注意下さい。
小学校高学年の頃だったと思う。
親と喧嘩して、夜8時くらいに家を飛び出したことがあった。
行くところもなく街中をふらついてたら、男に家まで送ってあげると話し掛けられ、車に押し込まれた。
家がバレるのはまずいと思ったこと。
仕事の帰り?え、小学生なの?大人っぽく見えるね、などとニヤニヤしながら言われたこと。
怖がらなくて良いからね、公務員だから信用してねと、免許証を目の前にかざされたが、よく見えなかったこと。
耳を塞ぎたくなるような卑猥な話を延々とされたこと。
タダで送ってもらおうなんてムシが良すぎると言われたこと。
伝えた家の方向とは違う、人気のない、小さな川のそばで車を停められたこと。
ドアを開けて叫ぼうとしたが、手で口を塞がれたこと。
男の手のひらに唇が触れて気持ちが悪かったこと。
その後男は私をどうにかするのを諦めたのだろう、何もしないからこういうことはやめてくれと言って、
私が開けた助手席のドアを閉め、運転を再開して元の道に戻った。
解放されるまでずっと、男の吐く暴言を聞き続けることになった。
私は謝ったり黙ったり、時々相槌を打ったりしながら、降りる許可が出ることを祈りながら待った。
最終的には自宅から少し離れた交差点で、家のすぐ側だからと嘘を吐いて“降ろしてもらった”。
男は窓を開けて「気を付けて帰るんだよ」などと言って手を振った。
私は「送ってくれてありがとうございました」と頭を下げた。車が走り出してからも、しばらくそのままの姿勢でいた。
ナンバーが見える位置で顔を上げたら、通報するつもりだと思われるかも知れない、怒って戻って来るかも知れないと思った。
顔を上げた後も、男の車が小さくなるまで見送った。これだけ離れれば、例え男の車が引き返して来ても何とか逃げられる、そう確信出来るまで。
それから家まで全速力で走った。
親には話せなかった。部屋でひとりになってから、恐怖と屈辱と、誰にも言えない苦しさとで泣いた。
今回の岡山の誘拐監禁事件について、被害者はテレビを見て寝転がっていたのだから誰も傷付いていないだの、
11歳の子供に。この先何年も閉じ込められていたかも知れなかったし、命を取られてもおかしくなかった状況から生還した被害者に、
一体何を求めているのか。
手足を縛られてぐったりと衰弱した様子で保護されたなら文句はないけど、とでも言うのか。
彼女が生きて帰って来られたのは、彼女の行動が、彼女の選んだ選択肢が、間違っていなかったからだ。
意図してのことかどうかは分からないが、生き残ったのだから正しかったのだ。
パジャマを着て、アニメを見ることを選んだから、彼女は帰って来られた。
他のどんな行動が犯人をどう刺激したかなんて誰にも分からない。
何故無理矢理にでも車から飛び出して逃げなかったのか。何故お礼など言ったのか。もしも免許をちゃんと見ていたら、名前を覚えていたら。
顔を上げてナンバーを見ていれば。何度も何度も、何故ともしもを繰り返した。
そして当時は分からなかったことが、成長と同時に分かるようになってくる。
男が自分に何をしようとして車に乗せたのか、今でもはっきりとは分からない。
それでもあの時どんな悍ましいことが起こり得たのかは、だんだん解ってくる。
私はあの男に、欲望をぶつける対象として選ばれた。傷つけても良い、傷つけてやろうと思われていたのだと思い知る。
私はあの時の自分を褒めたい。褒めて抱きしめてやりたい。
あなたは上手に立ち回ったんだよ。何も間違ってなかったんだよ。悔しかったね、警察に突き出してやりたかったね、
でもあなたが殺されず、犯されず、怪我もせず生還したということは、そういうことなんだよって、慰めてやりたい。
【追記】
ブコメで暖かい言葉を下さった方、ありがとうございます。
どんな言動が加害者を刺激し、逆上させるか、相手や(もっと言えば同じ相手であっても)状況によって、全く変わってくるだろうと思います。
私の場合で言えば、車のドアを開け叫ぼうとしたら相手が怯みましたが、ほんの少しの差で殺意を抱かせてしまったかも知れません。
逆に、ずっと黙っていたらもっと早く開放されたのかも知れません。
何が吉と出るか凶と出るか全く分からないのです。
とにかく、間違った行動に出たから被害に遭ったとか、被害が増幅したとか、そういうことが言いたかったのではありません。
もし不快な思いをされた方がいらしたら、大変申し訳ありませんでした。 ‹2014-7-22 23:31›
【追記2】
「助かった=正しかった」としてしまうことは危険なのでは、といった趣旨のコメントが数件ありました。
前回の追記は「大人でも正しい行動を取ることは難しいのにあなたはよくやった」という旨のコメントを頂いた時点で「しまった、迂闊だった」と思い書き足したものです。
この日記を書いた時、岡山の事件の被害者を揶揄、非難する声に心底腹が立っていました。それは今も変わりませんが、加害者のターゲットにされて、深刻な被害を受けることになってしまった人への配慮を欠いていたと思います。ごめんなさい。
これは「自分の考える被害者像と違う。だから被害者として認めない」という声にNOと言いたくて書いたもので、
「助からなかった人、深刻な被害を受けた人は、正しくなかった」と言いたかったわけではありません。そんな考えは毛頭ありません。
一方、「運が良かったから助かった」と言い切ってしまうことも出来ませんでした。