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2021-04-03

anond:20210403184814

奴隷解放との違いは女性解放少子化を招くということ。

でも先進国トレンド自国民少子化は諦めて移民労働力確保。

強制結婚人権的に無理ならやっぱり移民受け入れしかない。

2021-04-02

anond:20210402165853

なろうでは主人公安易奴隷解放しようとするとコメント欄で「異世界経済崩壊する」って叩かれるんやで

2021-01-14

anond:20210114171755

から実質的にはあんまない」って書いたじゃん。「高級な奴隷」に対応するのはカリフォルニアソフトウェアエンジニアやってる移民とかだろうね。そういうのはギリシャ時代奴隷には近しいかもしれないけど、奴隷解放で言及されるのはアフリカから奴隷船でアメリカに連れてこられてた奴隷とかの話ね。

anond:20210114165852

労働だって昔は奴隷だったのが奴隷解放が起きて人権ができ、資本家搾取されていたのが労働革命で法的に規制されるようになり、労働法や企業法によって使用者権力制限が設けられ労働者の権利が守られるようになってきたわけじゃん。

子育てについてはその労働であるところの親の権利保証みたいな話にはなっておらず、それどころか社会要求水準の上昇と格差の拡大で教育負担は増すばかりで、ダウン障などの子供を産んだ日には原則的人生全部突っ込んで一生面倒見てくださいねという感じになってるわけじゃん。

労働基準法の名目としては一応、どんな人間でも1日最大8時間労働したら生きていけるということになってるわけだけど、子育てはそういうの無いじゃん。まあ労働の方も実質的にはあんまりいかニートかいるわけだけど。

知らないけどたぶん、奴隷時代にもいたんじゃないかと思うよ。生粋奴隷一族で、奴隷としての生き方心理的合理化内面化していて、それに反発する人に「働けるならきちんと奴隷として働いておくべきだ」みたいなことを言っていた人が。

2020-10-11

(続き)ヴィーガン否定中国共産党の夢を見るか

anond:20201011103550

文字数制限のため続き

スリーS @Super_S_Shoborn

報復排除による危険性を無制限正当化するのもまた危険です。極端なことを言ってしまえば『貴方の周りの空気保護する。吸えば貴方に対して報復する』ということも殺人正当化悪用されてしまますね。従って人間への危険性が最小になるように線引きする必要があります。今の所設定されているベターな線引きはヒト及びヒトに所有される(動物含む)物ですね。

その線引きに動物まで含めてしまうと、動物資源によって生存している人間及び今後そうなるかもしれない人間(つまり万人)は生存手段を奪われた形になります。鯨も飢饉時は立派な食料です。狩猟には継続的経験必要ですので、飢饉時だけは鯨を殺していいと言われても狩猟出来ずに餓死です

箱のなかの海 @kawa_machi

さて、また最初の問に戻ってきました。 ”ヒト”とは何でしょう?

遺伝情報認知判断能力苦痛を感じる能力YHWHがそう定めた?

報復危険性を無制限正当化できないなら、それを制限して正当化する基準必要になります

空気はおそらく”人”や”動物”ではないと私も思います。では何を基準に、そう判断するのでしょうか。

少なくとも

危険性が保障されているから、危険からやってはいけないという簡単ロジック

でないことは合意できたと考えて良いですか?

スリーS @Super_S_Shoborn

個人的意見ですが、関係性によってヒトはヒト足りうると思っています。従って遺伝情報認知判断能力苦痛を感じる能力という一個体を観察するだけではヒトをヒトだと理解出来ないのでしょうね

合意してませんね。鯨のために報復する人間いるから鯨を殺すのは危険だと認めますが、鯨を殺す手段を失うのはそれ以上に餓死リスクを伴うから、鯨のために報復する人間排除してまで鯨を殺す手段を維持しなければならないとは言っています

箱のなかの海 @kawa_machi

詩的で良い表現と思います

さて、関係性という言葉定義はまだわかりませんが、例えば犬や馬に対して関係性を感じる人はいるでしょう。一方で、犬や馬は食用に殺されてもいます関係性を結び得る相手を”ヒト”とするなら、馬や犬は”ヒト”ですか? 殺すべきではありませんか?

単純に考えるなら、危険だと認められる行為はやってはいけないでしょう? 危険でもやるべきとするなら、別の価値判断必要になります

スリーS @Super_S_Shoborn

関係性を結び得るからヒトとは言ってません。『親子』も『繁殖可能』も『可食かどうか』も『毒が効く効かない』も『危険かどうか』も関係性ですね。どれか一項目該当するものがあればヒトとも言ってませんし 確かに危険だと認められる行為はやってはいけませんね。動物愛護団体だろうが人間生存手段となる動物報復するのは自殺行為からしてはいけませんよね。

医療食料問わず動物資源人間生命であるので、その使用禁止生存手段放棄であり自殺行為です。また、人間から動物資源という生存手段剥奪はその人間から排除対象となるので、これもまた自殺行為。二重の意味危険行為なので動物権利を与えてはいけません。

そうですよね

箱のなかの海 @kawa_machi

では、 >関係性によってヒトはヒトたりうる という文における関係性の定義は何でしょうか?

危険性という定義を、個人に対する報復 ではなく 人類の存続に対する妨害 まで拡大したという理解で良いですか?

スリーS @Super_S_Shoborn

自分にとって他者環境はどのような性質を持つか、他者にとって自分はどのような性質を持つか、という意味で言っています

個々人の存続に対する妨害ですので、全く拡大しておりませんね

箱のなかの海 @kawa_machi

その意味で、馬や犬はヒトと関係性を持ち得ますか?食用の馬や犬は存在しても良いのですか?

奴隷解放論者に対して、「私の存続には黒人奴隷搾取することが必要です、妨害しないでください」という白人農場はいたでしょう。しかし、黒人奴隷解放されました。

動物解放論者に対して、「私(たち)の存続には動物搾取必要です。妨害しないでください」という人はいるでしょう。なぜ、動物解放されなくても良いのですか?

スリーS @Super_S_Shoborn

関係性を持ち得る。

食用の馬や犬は存在しても良い。

動物解放してはいけない。

散々動物資源人間医療食料的に生存手段であると言っているのに話を聞いておらんのですか?

箱のなかの海 @kawa_machi

大丈夫、聞いてますよ。

聞いた上で、「当時の黒人奴隷人間(その定義黒人奴隷は含まれていませんでした)の生存手段であった」 と言っています

あなた基準適用すると、医療・食料用のホモ・サピエンス存在しても良いとなりませんか?銃火器を苦にしない国は、人体実験をやり放題になるように思いますが。

人体実験が解禁になったら、これまでとは段違いのスピード医療進歩するでしょうね。 歓迎する人(その多くは力を有する人でしょう)も多そうです。

スリーS @Super_S_Shoborn

既に実際に『人間安全に取り扱う範疇』で人間医療資源として活用されています同意を元にした骨髄バンク、生体臓器移植、死後・脳死後の臓器移植献血があるのをご存じないのですか?

箱のなかの海 @kawa_machi

もちろん、限定的にはすでに医療資源として活用されています。 私が想定するのはそれ以上のものです。

何故、人間けが安全に”、”限定的に”取り扱われなければならないのでしょうか?

あなた基準では、危険性を感じない国家は、人間不安全に扱っても倫理的問題が無いように思います

スリーS @Super_S_Shoborn

人間に限らず動物だろうが植物だろうが機械だろうが安全手法で取り扱っているんですけど……危険性が異なるからその取り扱い方が異なるだけで。

国家人間にとって危険システムであるというなら、それは人間国家人間にとって危険システムのまま対処しなかったツケを支払っているだけです。国家だろうが機械だろうが、安全に取り扱わなかったら痛い目を見るのは当然では?

箱のなかの海 @kawa_machi

ええ、なので国家危険に感じない範囲人間不安全に取り扱って良いということですよね?と聞いています

ホロコーストで殺されたユダヤ人たちは対処しなかったツケを支払っただけで痛い目を見るのは当然であり、ナチス倫理的問題はない(もしあるとすれば戦争に負けたことだけ)と。

不安全に扱う”というのは誤解を招くかも知れない(不安全に扱った時点で問題が有る)ので、”いわゆる人権無視して”くらいに置き換えてください。

スリーS @Super_S_Shoborn

ツケを支払う方になってしまった側にとっては問題ですし、国民国家の扱い方が未熟だった時代でもありますからそのような結果になってしまったのは当たり前です。当時放射線危険性を知らなかったキュリー夫人放射線被爆により健康を損なったのと同じように。国家国民の脅威にならないよう次に活かすしかないです。それと倫理の話はしていません。人間にとって危険から人間には問題だったとは言っています

知ってますか?日本国憲法では『国民不断努力』によって、自由権利を保持しなければならないって書いてもいるんですよ?

箱のなかの海 @kawa_machi

ちょっとお返事がよくわからないのでもう一度聞きますが、 国家危険性を感じない範囲で、人間をいわゆる人権(個人の生死など基礎的な権利も含めて)を無視して取り扱っても良いのですか?

危険性というのも曖昧ですが、あなた基準からすると、「反政府組織政府転覆可能なほどの力を持つようにならない程度で」 とでも言えるでしょうか。

もちろん知ってますよ。だから、 「国家危険性を感じなければ何をやってもいい」 「中国共産党人権を守る必要がない」 などという言説を否定しようと努力しています

否定するというのは言葉が過ぎましたね。 個人がどのような思想を持ってもそれは自由なので。 言説が”広がらないように”に訂正します。

スリーS @Super_S_Shoborn

暴力という手段であっても国民国家制御する方法を持たない国家ならしても良い。国民にとってはとても不幸なことですけど。

勿論国民や他の国家には、なされるがまま黙ってろとは言ってません。機会があったらぶっ壊して作り直せと言っておきましょう。天安門事件香港など負け続きなだけです

箱のなかの海 @kawa_machi

なるほど。

あなたの仰る、どちらが大きな暴力を扱えるかだけの論理では世界は良くならないと私は思いますが、論としては一貫しています

願わくばあなた強者蹂躙されませんように。

議論ありがとうございました。

スリーS @Super_S_Shoborn

はいお疲れ様でした

箱のなかの海 @kawa_machi

ということで、肉食を正当化する論理の一つは、生命などの基礎的な権利をも含めた個人の諸権利を、(条件付きなものの)国家が好きに取り扱うことを良しとするところまで行き着きました。

他者危害を加えることを正当化するのってちゃんと考えるとホント難しいよ。

難しいんですよ。ほんとに。

スリーS @Super_S_Shoborn

国家人権人間の作った道具なので、人間にとって危険ならその都度安全になるようパッチを充てる不断努力をしなければならないって話でもあります

2020-10-02

anond:20201002155250

滅びてないんで。そしておそらく滅ばないので

 

人権が怪しく貧しい時代においても重度の障がい者を立派に育て上げ、職や学をつけた親達がいます

シャム双子で有名なチャン&エン・ブンカー兄弟も貧しく結合双子だったけれど殺されず、

紆余曲折あった末に黒人奴隷解放されていない時代白人結婚して農場主になりました

 

その一方で健常者の子ガンガン殺したり売り飛ばした親もいます

 

現代においても何も変わっていません

 

知的障がい者であっても重度の障がい者であっても大学卒業し職に就ける子どもらもいれば、

健常者であってもそれが叶わない子どもらもおります

というか就労困難者で溢れてます、拡大自殺しそうな人らで溢れてます

子ども必要なのはあなた」であって社会ではないです

 

インドを目指す人は勝手インド移住してどうぞ

 

なお、インド自殺率は日本よりも高いぞ

 

2020-08-13

anond:20200813170032

結局実利が伴っていなくちゃ駄目だよ

奴隷解放だって実利を伴っていたわけだから

2020-08-10

anond:20200810120945

でも自分ちの前に生ゴミ捨てられたら切れるしデモもするからね笑

女性参政権とか奴隷解放も「そんな細かいこと言うなよ」だったんだよなあ

2020-08-03

anond:20200707174539

奴隷解放されても仕事ないンだわ。

ローマでは解放奴隷は元主人の子分になるのが通例だった。(クリエンテスという)

アメリカでは奴隷が主人を殺してでも元の職場に戻ろうとした事件もあったという。

2020-06-20

黒人差別デモが盛んだけどあれは本当は人種差別じゃないか

現在ジョージ・フロイド氏の死をきっかけにアメリカだけではなく、世界レベル人種差別撤廃運動が盛んだ。

ただ、この活動は結局何も意味を成さないように思う。正確には何かしらの影響は出る。コロナによる閉塞感や不況に苦しむアメリカ国民ガス抜きになったり、マスター/スレーブや白黒という既に定着した用語コンテキスト無視して言葉狩りされたり、あるいはトランプが失脚して後のアメリカの動きが大きく変わるかもしれない。

それだけだ。アメリカでの人種差別本質は何も解決しない。あれはアメリカ社会構造/経済構造に深く根ざしている。100年かけて作られた社会構造を変えるには100年かかるのかもしれない。少なくとも表面的な言葉狩り悦に入ってるだけでは何も変わらないだろう。

まず、アメリカにおいて「黒人あるいはヒスパニッシュを恐れ疑うのは正しい」というどうしようもない事実がある。

言うまでもないが個人を取り出したときに善良な人は山ほどいる。私の知人にも黒人は居るが彼らをことさら警戒することは当然無い。

ならばなぜ警戒することが正しいのか? それは彼らが貧困層としてスラムに多く居るからだ。スラムには黒人ヒスパニッシュが多く居るの方が正確かもしれない。性善説しろ性悪説しろ衣食足りて礼節を知るので、貧民街治安一般的に悪い。それは教育不足によるモラル崩壊や全うな職にありつけないため犯罪に手を出さないと生きていけないという事に起因する。かつての日本の同和差別なんかもそうなのだが「ガラの悪い地域人間と付き合うな」というのは小市民的な処世術としては致し方ないと言わざる得ない。お金があれば犯罪をしないかと言われれば当然そんなことはないが「今日ご飯のために」盗みはリスクが高すぎるのでしないという話だ。

適切な教育を受けねば経済的に自立できず、経済的な自立ができなければ犯罪に走らざる得ず、その状態では適切な教育を与えられない。そして「中には善良な人もたくさん居る」というのは事実と知りながらも貧困層と向き合うときには警戒せざる得ない。10人に1人の犯罪に走ろうとする人間が目の前の知らない誰かとは分からいからだ。

日本から見るとアメリカ教育先進国として紹介されることもある。それは一面で事実だ。多様性を重視しリーシップ型の人間を育てるのに適した学校も多い。

義務教育期間の授業料無料という話を聞いたこともあるだろう。そんなアメリカ経済的な理由教育が受けれないというのは何故だろうか。なんのことはない、アメリカ教育費はメチャクチャ高額なのだ

アメリカに住めばわかるがアメリカ教育費は基本的に高い。何故なら学区という考え方があるからだ。

日本では文部省主導による教育指導要領によってどの小中学校基本的には同じことを教える。同じことを教えるから原則的には設備も似たようなものだ。教室があり体育館がありプールがある。調理実習のための家庭科室や実験のための理科室、音楽室なんかもふつうはあるだろう。最近ならコンピューター室とかもあるかもしれない。そんなのは当たり前で多少の地域性や教員スキルの優劣はあっても、日本ではどの学校に行っても誰に教わってもだいたい同じことが学べる。だが、アメリカではそんなことはない。

アメリカ学校は学区ごとに完全に独立している。これは設備の有無はもちろん、教える内容も全然違う。進化論の代わりに創造論教える学校普通にある。何故このような独立性があるかといえば、学校費用は学区の税金から賄われている。つまり学校の周りの地価/家賃によって学校予算が変わる。そして、予算のある学校は良い施設教員を揃え先程あげたような先進的な教育をしてくれる。では、そうでない学校は? 不足した設備とやる気のない教員により十分な教育を受けることができない。

しかアメリカ日本なんて比べ物にならないほどの学歴社会だ。なので、親は子供に良い教育を受けさせようと良い学区、すなわち家賃の高いところに住む。子供のために良い学区に住むなどもザラだ。そうして比較的裕福な層が住むことで治安も安定する。市の予算があるので街も綺麗で便利になる。すると子供を持ってない層でも住みたがる。アメリカ治安マジで大事だ。そうすると家賃はどんどん上がり、貧困層は住めなくなり下手をすると元々居た土地から追い出される。

この学区というやつは相当細かくて、道路挟んで一つで世界レベル金持ちが住む超優良学区と経済的に弱く残念な学区が同じ地域にあったりする。パロアルトとか。

サンフランシスコ等のシリコンバレー界隈で時々問題になる不動産の高騰問題がこれだ。ただ、これはアメリカ全土で程度はさておき起こっている事だ。家賃教育治安といった部分が強く結びついているため、経済弱者が這い上がる事が難しく裕福層との差分は時と共に拡大していく。

無論、アメリカ自由の国だ。アメリカンドリームの国でもある。当然、貧困層への教育も考えており特に成績上位者特別上級学校に通えるようにする仕組み等も整っている。「機会の平等を!」これに関してアメリカは取り組んでいる。

しかしながらそれは上澄みを救う対応だ。伸ばすべき人をもっと伸ばす。これはとても理にかなったことだが、固定化された格差解決にはならない。必要なのは底上げだ。

これには奇しくも日本型の「結果平等」の考え方の方が向いている。日本教育は決して万能では無いが、格差を固定させない----すなわち富の再分配としては良く機能している。

さて、話を戻そう。

先程から経済格差の固定の問題について話してきた。では何故それがアメリカでの人種差別問題に繋がるのか?

このような社会構造が出来たとき、100年200年前の経済弱者は誰だっただろうか? そう、奴隷解放されたばかりの黒人たちや中南米からやってきたヒスパニック達だだ。

ここから経済格差が固定され拡大された。今以上に白人至上主義な世相も大きく影響しただろう。

ヨーロッパ時代ユダヤ人差別を筆頭とした差別はあるし、それはどの地域、どの時代でも残念ながら変わらない。日本だって同和問題とか在日問題とか色々ある。

ただ、今のアメリカでそれはより深刻だ。単なる風説とか好悪だけではなく、必要悪として「貧困地域人間を恐れる」という事と一体化してしまっている。元々差別にあっていた人種のもの地域で固定されかつ教育/経済の両方に負のスパイラルが入り用意に抜け出せないという最悪の状態だ。この状態では単に黒人を恐れるなと言っても仕方がない。なぜなら犯罪を犯すもの事実として多いのだ。もっと良い職をというのも難しい。それは適切な教育を受けてないからだ。そして、それは偏見をどんどん加速させていく。事実と虚実がおり混ざって差別の根はどんどん深くなる。誤解と偏見を無くせば良い生易しい話ではない。

これは政治が全うに富の再分配をして、地域経済によらない教育/地域経済によらない治安というものを打ち立てるしかない。もちろん、偏見をなくすための活動はとても大事だが同時に事実としての固定化された経済教育格差解決しないと根本治療とならない。

ただ、今までのアメリカはそういう国ではないし、これからなるにはかなり長い道のりの気がする。事実、このデモさなかでそういったことはさほど話題にはなっていない。もっと初等教育平等にすることに力を入れる方が大事なのに。誰だって今持ってる利権を手放したくないのだが、そこから目を逸しては今回の人種差別問題もさしたる成果は得られないのだろうな。。。。

2020-06-02

anond:20200602181850

たぶん奴隷解放の時とかもこういうこと言ってるひといたんだろうなと思うと味わい深い

2020-05-04

anond:20200504130500

こういう無駄正義を掲げるひとは

奴隷解放とかも

手続き文句があるだけで奴隷制擁護するつもりはない」

とか言ってたんだろうな

2020-02-11

[]政治的OKらしいが北欧選民意識ヤベェな映画

小島秀夫も絶賛していたらしい、スウェーデン映画ボーダー (Gräns)』

取り替え子 (Changeling)・・・トロールなどの子どもと人間の子どもが交換されるヨーロッパ伝承モチーフにした話で

森で暮らすヒロインすごーーく醜いって設定

たぶん増田はてなミニシアター映画は観ないと思うので以下完全にネタバレ

 

 

ストーリー(ネタバレ)

ヒロインティーナは不美人だが、人間感情を嗅ぎ取り読み取ることが出来る特殊能力を持つ

彼女税関職員としてその力を遺憾なく発揮し、日々密輸やその他の悪事完璧摘発する


しか彼女はどこか不安げで覇気がない


醜い容姿から、幼少期は虐められ、大人になり職を得た現在も不躾な視線は一向に無くならず、

疲れ果て、森の自宅へ戻っても、いるのは働かない上に浮気を隠す気がない同居人と襲いかかってくる犬

愛してくれた父親は森の自宅を出て今は老人ホーム

父親を見舞いに行けば「あの家はお前のものなんだぞ」とは言われるものの、

「彼は優しい。わたしは一緒にいてくれる人が欲しいだけ」と彼女は答えるしかない


そんなある日、税関自分と似たような外見と不可解な匂いのする大男を見つける

不可解な匂いの原因を徹底的に調べるも犯罪要素は見つからない

それどころか、どうみても大男なのに女性器を持ち更には手術痕すらないという

なんやかんやあったのち彼女自分と似たような男(?)ヴォーレを森の自宅の離れに住まわす

働かない上に浮気を隠す気がない同居人は『シリアルキラーあいつは?なぜ僕に無断で決めたんだ』とおこだったがティーナはシカトした

そしてなんやかんやあったのち、自分人間ではなくトロールであったことを知る

醜かったわけではなく単純に種族が違っただけだったのだ。彼女は生まれながらに完璧で出来損ないなんかではなかったのだ

人間世界では疎外感を感じるのでヴォーレと一緒にトロール同族を探し、同族と共に暮らすと申し出るも、

「キミは人間世界適応出来ている。辞めとけ」と言われてしま


ティーナは色々とモヤモヤしつつも、

浮気を隠す気がない働かない同居人を追い出したり、

同族出会えた解放感でヒャッハーしたり、

ちんこ生やして女性器を持つヴォーレとセックスしたり、

なんやかんや充実している生活を送る中、

税関児童ポルノビデオ摘発した能力を買われ、児童ポルノビデオ制作している住所を探し出して欲しいと依頼される

遺憾くそ能力を発揮し、見事犯人どもを一網打尽にする

完全にティーナに追い風が吹いてきてるのだが、ここで落とし穴


なんとこの児童ポルノ制作にヴォーレが関わっていたのだ


ヴォーレは人間赤ちゃんを攫っては自分の生み落とした赤ちゃん(無精で出産出来る)と交換し、

人間赤ちゃん児童ポルノなど闇組織に売り払い、人間たちへの復讐フィンランドにいるらしいトロール同族探しの資金としていたのだ

しかも、ティーナのご近所の赤ちゃんまで攫っていた


ティーナはトロール人間にどんな目にあわされたかはヴォーレから聞いている

トロール人体実験をされ刻まれ精神病院へ閉じ込められ、その殆どは生き残ることは出来なかった

運良く生き延びられたティーナも尻尾を切られ、人間から酷い虐めを受け、今もなお不躾な視線を向けられ続けているし、

森の家を残してくれた父親にしたって、本当の両親(トロール)のことについて尋ねれば、人間の犯した罪と向き合わず、怒鳴り散らすだけだ

先日摘発した児童ポルノ制作犯人たちにしたって普通人間夫婦一見はまともなご家庭風だった


それでもティーナは知っている。そんな人間ばかりでは無いと

誰かを傷つけ残酷振る舞うことで得られる物は何も無いと


ティーナはトロール同族探しの旅への同行は断り、ヴォーレに警察差し向ける

ヴォーレは武装した警察官に囲まれるとフェリーから飛び降り夜の海へ消えた


浮気を隠すつもりも働くつもりも襲う犬を躾ける気も無いがとりあえずティーナと一緒にはいてくれた同居人は追い出したし、

トロール同族だったヴォーレは外道だった上に海に消えたしで、

森の自宅でひとりで過ごすティーナの元に老人ホームから父親がやってくる


ティーナの本当の両親(トロール)について話す気になったのだ


トロール人体実験を行なっていた精神病院警備員として勤めていた父親子宝に恵まれず子を欲していた

そしてトロール夫婦に話を持ちかけティーナを譲り受けたのだ

もちろん、トロール夫婦は多くのトロールと同様に人体実験の末、病院の裏に人知れず埋められたが、

それについて父親から発せられる言葉は何も無い

ティーナはトロールの両親に名付けられた本当の名前を知る

しか父親ティーナの本当の名を伝えてもなおトロールの名で彼女を呼ばず、人間がしてきたこ自分傍観してきたことに向き合わない

ティーナは父親を拒絶した


完全にひとりになったティーナの元に小包みが届く。その中にはトロール赤ちゃんフィンランド絵葉書

優しくトロール赤ちゃんを抱き上げエンド

 

 

ティーナのご近所の攫われた赤ちゃん結局どうなった?以外は問題なくない?

あるぞ

ヒロイントロール故に人間美的価値観からしたら醜いって設定なんだけど

どう見てもモンゴロイドです、ありがとうございました

白人でもああいうおばちゃんいる
特に寒冷地域に住んでるモンゴロイドの血が入る地域だとね
サーミでもモンゴロイドの血が強くでりゃああなるけど政治的OKなのかスウェーデンよ?

あと、人間との違い(不気味さ)を出す演出に『虫』を食べるがあったが、

虫を食べる民族普通におるのだが?それは?


北欧って怖いところだなって思いました、まる



 

追記ボーダー見る気がある人は見終わるまでは下記は読まないでね


陸続きなんで血が混ざり合うのは当たり前っちゃ当たり前の話なんですが

ブクマカ見てるとそう思い至らない人たちもいらっしゃるようなので追記するよ


(なお、差別は国や特定人種では無く、個人パーソナリティだと予め書いておきます

奴隷解放宣言前の19世紀教会宗派まで変えてジョン万次郎を受け入れてくれたホイットフィールド船長然り、

同じく、奴隷解放前に、白人でないばかりか結合双生児のチャン&エン・ブンカー兄弟(シャム双子)を受け入れた人たち然り、

厳しい時代においても差別しない人は差別しません。その逆にダイバーシティを謳う時代でも差別する人は残念ながらいます)


人間も寒くて暗いところは、アルビノ化して大型化して目もパッチリするのですが、

北欧北米は一重まぶた(内眼角贅皮)で目が小さい小柄な人もそこそこいます

これは単純に中頻度でモンゴロイド系の遺伝子が見られるからです


そうして起こることは、A:見るからコーカソイド、B:薄顔のコーカソイド、C:見るからモンゴロイド、この3パターンの出現です


Aは問題無いでしょう、

Bは微妙ラインですがビョークサーミの血のヒロインあたりの感じですかね、

Cはあからさまに異端、でも当たり前ですが生まれます

どうみても冷寒対応したモンゴロイドの他に、コーカソイドの血が入っているので眉骨が出た感じの人も生まれます

おでこ(正確には眉骨)が突き出て(目が窪んで)るが、目鼻は小さく丸顔でどう見てもコーカソイドではない、のっぺ〜っとした『なにか』となります

この『なにか』が残念なことに、ブクマカ言葉を借りればいわゆる亜人顔だったりするし、Mongolian idiocy(蒙古症)=ダウン顔だったりする


たくさんの血が混じり合う地域でその血の出方によって差別が発生するのはインドカースト然り珍しいことではありませんが、

ダイバーシティ現代において、北欧発で今さらあんものを見せられるとは思いもしなかったというのが正直な感想です

あと虫を食べるのは奇異な行動ではありません。不気味さ(人間ではない)演出に使わないでください

東南アジアでは近代化されてもなお伝統食や風変わりなスナックとして虫を食べますし、

なんだったら食料危機を救う食材として研究もされてます(もちろん現代的でクリーン環境培養養殖されたもの)


トリーチャーコリンズ症候群が原因で顔の形が変形した少年主人公児童文学ワンダー 君は太陽 (原題:Wonder)』の方が

100億倍正しいと思いました。感動ポルノとか言われてるけどね

黒人セレブの肌のホワイトニングブリーチとかもこういう背景から来るのかな・・・

2019-12-29

anond:20191229104212

女の奴隷解放少子化に繋がったのは自明だが再び奴隷に戻すのはあり得ない

というのはもう語り尽くされているのだからそれ以外の方法を考えようって話なのに、女を奴隷から解放したせいだ、女が悪い、で思考止まっちゃう奴多いよな

2019-11-29

リベラルサンダース大統領になったら世界が終わっちゃう」

奴隷解放に反対してた人もこういう気分だったんだろうね。

2019-09-13

奴隷解放されたので倒産しそうなんですけど

どう責任とってくれんの?

って韓国頼りの観光地も同じ気持ちだろうね

まり奴隷商人みたいなもんやね

2019-08-29

白人黒人の国がどれくらい血が混ざるか

グローバル結婚が珍しくない時代だし、遠い将来人間は全員混血になるのかな?って想像したりしない?

前提条件:地域に依る後天的な変化は無視する

 

例えば1億人の白人と1億人の黒人がいる地域で、ある確率で交わる場合、何世代後にどうなってるか

最も混ざるのが積極的な交配(白人黒人が必ず結婚する)

 

この想像するとき、「でもアメリカでは全然まだ混ざってないよなー」って思うんだけど

アメリカ歴史がまず浅すぎるのと、文化的結構分かれてるからってのが大きそうだな

奴隷解放からまだ150年だ

 

これ数学的に計算するとどうなるだろう

めんどくせーから今度プログラム組んでシミュレーションしよ

 

あと何年同じ地域に居たら肌の色が変わるかも気になる

例えば「混ざるのに5000年」「肌の色が変わるのに1000年」だったら、血が混ざることは結果にあまり寄与しないことになる

2019-05-23

動物権利に対する本腰入れた反論

しわかった。今の俺の理解をぶつけてやろう

anond:20190522224201

植物も生きているという反反反論

 

功利主義への反論

 

功利主義に基づいて苦痛計算をしているのなら、功利主義問題点もまた抱えているのがわかるはず。

命に関わる事態では我々は功利主義をとらない。5人犠牲になるトロッコを止めるため、隣のおデブ線路に突き落とすか?

ヴィーガンを支持することは、ここで躊躇なく突き落とすことを意味する。サイコパスだろ。

 

(その他、功利主義臓器移植で5人を助ける代わりに1人の犠牲正当化する)

 

トロッコ問題功利主義対立する義務論に立つなら、我々は無為に殺しているのか、食べるために殺しているのかという意思を重視すべきだ。

殺して食べるのは道徳的だが、なんの目的もなく殺したり食べずに残すのは道徳に反する

俺はこの義務論に立つ

→食べる前にいただきますと言って残さずたべよう

 

認知問題としての反論

 

植物無脊椎動物も痛みへの反応があることは知られている。これに対するヴィーガニズム反論は主として

「痛みへの反応と苦痛は違う」だ

 

なるほど

 

その論が成り立つとして、脊椎動物苦痛が我々人間苦痛と同等である保証は?

同等でないものを同じように計量し、人と

同じ権利保証することは不当ではないか

 

もちろんそこまで考えると人間同士だって同じ苦痛を感じているかどうかは本当はわからない。(クオリア問題へ)

なら、初めから道徳苦痛の計量という概念を持ってくるべきではない。

 

なお、我々が今までの社会で育ててきた人権などの思想は、功利主義苦痛の計量などから導きだされたものではないはないため、

苦痛の計量を否定しても奴隷解放女性参政権否定されない

 

野生の肉食動物はどうなんだという反反反論

 

【人と動物の取り扱いの差について】

 

ヴィーガニズムに対する違和感はいつもここに生じる。

野生動物自分達の倫理を「理解できないもの」として放置するわりに

非ヴィーガニストに対して同じ倫理を持つよう強要する者がいるからだ

 

先ほどの例にも上げた奴隷解放、これは「自分奴隷を扱わない」というルールを守る他に

解放した奴隷奴隷を扱わせない」

自分達の社会内で奴隷制度をやめさせる」という一貫性を持っている

 

自分意思ルールを守る能力のない者をルール外にするか?という疑問にも答えはあり、

例えばルールの知らない赤ん坊が他の赤ん坊にケガをさせるような場合

保護者がそれを止める行為をして「自分達の場」のルールを徹底させるだろう

ヴィーガニストは野生動物が肉食を止めるため、なにか手だてを考えるのだろうか?

  

ただ、ルールとは必ずしも一貫させる必要があるわけではなく、説明可能であればよい

理解が及ばない相手には行動を強要しない」という別ルールで上書きしてもよい

であるなら、その「理解が及ばない相手」に、野生動物と共に我々非ヴィーガニストも含めてほしい

野生動物でも非ヴィーガニストでも、変わらず権利と慈悲を保証してくれるのだろう、ヴィーガニズムとは。

→人に強要しないヴィーガン問題ないよ

 

愛玩動物家畜の扱いの差について】

 

命に関して功利主義をとらない我々は当然

愛玩動物家畜に扱いの差を設けるのだが、ヴィーガニストも同じ差を植物につけているのではないだろうか?

 

例えば人が大事に育てている花は踏んだり雑に扱ったりしないが、路上タンポポ特に気にせず踏むだろう。

無脊椎動物でいうなら、誰かが飼っているカブトムシと部屋に侵入したゴキブリに扱いの差を設けないのか?

 

ここでは直接的に対象苦痛やら命を問題にしているのではなく、その持ち主の意思に対して倫理を発動させている

家畜愛玩動物で扱いが異なっていても問題はない

権利の衝突だからどちらも正当だという反反反論

今までも反論で、動物権利とはかつての人間への人権思想と異なり、

偏務的で適用範囲が非常に限られていることがわかったかと思う。

 

であれば他の財産権利と同様に権利の衝突として扱い、パワーバランスに任せた方が

みんな納得がいく。

 

再び義務論に戻ると、動物権利を主張したとしても建物施設を壊したのなら、それ相応の処罰が下るべきだし

 

法で裁かれない程度のいやがらせ(残酷パネルの設置)をしたのなら

同じ嫌がらせをされても文句は言えない

(俺は積極的にしないけど止めもしない)

 

ここでは侵す権利と侵される権利のような非対称は認めない

予想される再反論

「俺はヴィーガニストではなく説を紹介しただけなので反論はヴィーガニストにしてくれ」

→なら一丁噛みしてくるのはやめようよと、議論ノイズしかならないんだから

2019-05-07

anond:20190505171812

奴隷解放目的自主的に働かせることで生産性を高めることだった。逆に、インディアンは人に使われることを嫌ったために、奴隷化できず、虐殺されていった。あなたは、よい奴隷になれた。

2019-04-14

時代性という話

アメリカ合衆国初代大統領ジョージ・ワシントンインディアンに対する差別黒人奴隷プランテーションを大々的に行ったから、建国の父として讃えられることは間違っていると主張するニュース記事を見た。

個人的にはアメリカにもワシントンにも思い入れはないので、別に彼を擁護するわけではないのだが、このような考え方には違和感を覚える。あなたが彼だったとして、あの時代に生きて、奴隷制に反対という立場を取るだけの勇気があったのか?と偉そうなことをいってみたくなるのである。よく言う、時代性を考えれば妥当じゃないかというやつである

どうして時代性という考えが生まれるのか。我々の倫理観はどうして進歩するのか。

人は、環境によってその生き方を変える。アイヒマンという有名なナチ高官がいた。彼はもともとは穏健派でマジメな公務員タイプ人間で、ユダヤ人はアーリア(ドイツ)人と隔離して生活させるべきという思想こそ持っていたが、虐殺することはやりすぎだと当初は考えていた。しかし、他のカリスマある過激派幹部党員たちと討論を重ねた結果、ユダヤ人はやはり根絶やしにするべきだと意見を翻す。

結果としてユダヤ人虐殺する命令書にサインした彼は、当然のことながら裁判にて死刑を言い渡されるが、のちに、彼と同じような圧迫状態に置かれたとき人間倫理にもとる行動を取るかを調べた、いわゆるミルグラム実験において、人間の多くは道徳より権威安全・保身を優先することがわかった。

人を、倫理を、道徳規定するのは環境だ。では環境規定するのは何か?一体何が奴隷という怖ろしい制度肯定する道徳を生むに至ったのか?

ワシントン時代奴隷労働による大規模なプランテーションなしにはアメリカ工業化は支えられなかっただろう。リンカンによる奴隷解放だって北部工業化が十分に進んだ結果、奴隷需要が薄くなったのが原因のひとつだとされている。

彼らは、奴隷労働なしには生きられなかったのだ。少なくとも、奴隷労働なしにはアメリカ今日のような巨大工業国に育つことはなく、このグローバルな科学社会もいまほど繁栄することはなかったであろう。

環境規定するのは科学技術だ。人類の知恵だ。我々の需要を、その時代科学技術が満たしきれないとき、我々は一部の社会的弱者に負担押し付けてやり過ごそうとする。これは時代を超えて起こってきたことだ。日本国内を見ても穢多非人部落など枚挙に暇はない。

奴隷労働という『悪徳』の恩恵享受した我々が、そのことによって得た新たな道徳観で彼らを批判するとはなんだか皮肉だ。回顧主義によって昔の人の悪徳批判するのもいいが、むしろ未来人間批判されるべき悪徳が自らに備わっていないか、我々はもっと考えるべきではないか

非正規雇用労働者医学部不正入試問題保育士看護師と言った一部の職業常軌を逸した低賃金労働、過密環境下での畜養エトセトラエトセトラ……これらは、数十年後科学技術進歩したときにはおそらくほぼ解決されるだろうと私は考えているし、その暁には未来運動家たちの回顧的な批判さらされるだろうとも、私は考えている。

貧困にあえぐ非正規雇用労働者労働者全体の数十パーセントまでをも占めるのはなぜか。会社正規雇用者を雇って保険料その他の経費を払うだけの経営的体力がないからだ。会社流動性の高い人手を求めているからだ。正社員がその要件を満たすようにするための仕組みがないからだ。それらの問題解決し、全ての雇用者たちに十分な生活物資を与えるだけの生産技術を我々が持っていないからだ。

犬や猫といった一部の哺乳類動物愛護法で手厚く守られているにも拘らず、同じ哺乳類でも豚や牛は毎日おびただしい数が動物愛護という概念につばを吐きかけるような環境で肥育され屠畜され死んでいくのはなぜか。そうしないと我々は良質かつ大量の動物性蛋白質を手に入れることができず、そして動物性蛋白質を手に入れなければ人は健全に成長することが難しいからだ。

女性医者になることが嫌われるのはなぜか。女性妊娠したときに、医療という絶対に穴を開けてはならない業務にできる巨大な穴を埋める方法現在見つかっていないからだ。そもそも女性妊娠したときに長期に渡って休職しなければならないほど、医療技術リモートワークが進歩していないからだ。

話はそれるが、医学部不正入試の際に、この問題を提起した人が炎上していた。女性が多くなると、その分医療従事者に負担が増えることになり、システム全体が崩れかねないと。日本に生きている以上、誰しもこの構造的な問題恩恵を受けているはずなのだが、これを一方的に叩いていた人は一体何様のつもりなのか。さぞ時代を先行きする高い道徳心をお持ちなんだろうな、と思いながら見ていた。

もっと直接的な話をしよう。石油資源を燃やさないため、トウモロコシなんかの生物資源から取り出した燃料を使おうという動きはかなり昔からある。だが、もし今すべての車がバイオエタノールを使いだしたら何が起こるか。全ての森林トウモロコシ畑にしたとしても、我々の消費しているエネルギー生産するにはとうてい足りないのだ。つまりバイオエタノール生物燃料という考え方は(少なくとも現行の技術では)人類を支えるだけの力を持っていない。現在の我々は自らの使うエネルギー自己生産することすらできないのである。そして、そのつけを払わされる社会的弱者とは、未来人たちだ。彼らは、化石燃料は燃やし尽くされ、大気汚染され尽くした地球という大きな負担押し付けられるのだ。

この我々の巨大な『悪徳』に対して、我々は未来人になんと言われるのだろうか。呪詛を投げつけられるのだろうか。それとも、時代性という言葉とともに、やんちゃをしてしまった子供を見るような目で許してくれるのだろうか。いずれにせよ、今のところは物言わぬ存在である彼らから批判されないのを良いことに、彼らに莫大な負債押し付けていることは間違いない。

我々は皆、生きていくために必死だということを言い訳に、平気で他者を踏みにじる、巨大な業を背負った罪人なのだ。そして、そうである以上批判されることはあるし、完全に正しく生きてかつみんな幸せにしようなどという幻想は捨てねばならない。様々な意見を取り入れ、熟慮し苦悩した末の自らの選択批判されないと思ったら大間いである。皆あなたと同じように苦しんで、罪を背負って生きているのだ。むしろ、我々の権利とは、自由とは、選択とは、もらった批判を受け入れるか、心の中でくさすか、そこにこそあるのだ。

理想論を語るにしろ現実論を語るにしろ、それを受け入れるところから始めなくては、現代社会問題に関する議論的外れものになってしまうだろう。

2019-02-07

anond:20190207025733

気まぐれだろうがなんだろうが、自分一人で済む行動ではない以上、されたくない側に無理強いしてはダメというだけの話。

相手には自分の体を守る権利がある。

何が難しいんだ?

どうしてもつらいなら自分で処理すればいい。無理強いしてまで相手に付き合わせるのは暴力

気まぐれに突き合わせるのに「仲良くなれる」とは笑わせるって話。

君が相手意思尊重してない自覚くらい持てよ。

何言ってんだかさっぱり分からん

都合の悪いことは分からんですかそうですか。

女性優遇の法やシステム無視して被害者ヅラですかそうですか

これ、反論したつもり?

反論ではなく、事実

結果だけをみて「差別」をこじつけてるのはフェミ

anond:20190130124806で「医者信じろよ」と言われましたが?

人の話を聞いてない、エビデンスを正しく読めない上に、自分の言ったことも忘れたの?

医者にかかりたいなら信じろよ。ほかに手段ありますかね?

信じられないならマイクカメラ持参で罹れば?俺は止めない好きにしろよ。

自衛って「疑う」ことなんだよ。誰かが家に入ることを疑うから鍵をかける、男性に襲われることを疑うから女性だけのところに行く。

なぜなら、もう言うの何回目か分からないけど、誰が犯罪者か先には見抜けないから。初めから疑うしかない。

「周りを疑う」のは勝手にするといいし、俺も疑ってる。

それを差別措置として実行するのは許されない。

勝手にびくびくしてろ。俺らに迷惑かけんな。関係ない。

で、痴漢は圧倒的に男性から女性へに対して起こる。

ここで大事なのは、「男性の何割が痴漢か」じゃなくて、「起きた犯罪の中では、男性から女性へが多いこと」ね。

まり女性からすれば、自分被害者になるかもしれず、相手男性である可能性が高い。

そうなれば「女性だけのところ」が、その場しのぎだったとしても必要になるわけ。

これが例えば、女性専用車両ね。

いいえ、重要なのは男性の何割が痴漢か(=何割の男性無関係の罪人の罪に連座させられてるか」です。

そして効果公表されてない差別に付き合う義理はない。必要もない。

まして協力?してもらえるつもりでいるのか?さんざんぶん殴っといて?

で、専用車両必要だと思って最終的に作ったのは、鉄道会社なの。

からあなた文句を言う相手は、女性でもフェミでもなくて、鉄道会社(本当の敵は「痴漢野郎」であり、

社会に残る「女性蔑視」なんだけど、あなた女性蔑視自体存在否定するから話にならない)。

鉄道会社に言ってきなよ、「女性専用車両はいりません!」って。

社会にあるのはもはや「男性蔑視」のみ。

そして鉄道会社にはもちろん罪がある。差別の罪。

そしてその差別を利用してる女性客も差別当事者

言うの2回目だけど、「女性専用車両男性差別である理由」と「専用車両よりも効果的な方法」をプレゼン出来たら、すごく説得力あると思うよ。

頑張ってね。上手くいくといいね

無実無関係男性にそんなことをする義務はありません。

奴隷解放要求するのに代わりの労働力を手配するのか黒人が?

感謝してる人はいっぱいいると思うけど、「感謝しろ」って無理強いすることはできないね

感謝してないか人権侵害を平気でする。

社会に生きてるなら、防犯対策に協力するのは当たり前。

差別に協力する「当たり前」なんてありません。

君らの自衛は君らでやれ。俺の知ったこっちゃない。

専用車両ではダメだと言うなら、あなたが別の方法を考えればいい。

無関係男性にそんな必要はない。何様?

なんで無償奉仕要求できると思ってんの?

協力したくないなら、社会から離れて暮らせばいい。

差別主義者かつ人権侵害肯定するファシストであるフェミこそ社会から去れ。

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