はてなキーワード: 進路指導とは
教員というと、「夏休みとか暇でいいよね」とか「授業ない時間なにしてんの?」とか言う人が多いわけですが、
要因という仕事の面倒くさいところは、「複数の仕事が同時に流れている」ところ。
一人の教員は
1、教科の仕事
国語や数学、などの授業をやるのは勿論、テスト作成や課題作成やチェック、
例えば教務だと時間割の作成や時間割変更、行事の計画立案(文化祭なんかはだいたい生徒会指導がやるけど)、
担任の仕事はHRをやるだけではなく、面談や出席統計、成績処理、要録作成など色々ある。
学年としての仕事は学年主導で行う行事の計画立案など。修学旅行とか。
しかしそれだけではない。
5、個人の仕事
経年研修など。
初任者研修のあと、うちの自治体では五年目までは毎年研修が何らかの形である。そのあとは十年研修かな。
あとは今免許更新制度があるのでそれもこれに含める。いや、実際には自腹だから厳密にいうと仕事ではないんだが(泣)
田中太郎 教科 数学(数学科副主任) 分掌 進路指導部 担任 一年一組担任(一学年団) 顧問 野球部顧問
という感じ。
教員という仕事は意外に出張が多い仕事で、自分は今年度数えてみたら四十日ほど出張してた。
しかしその出張もある時は「部活動顧問として地区の顧問会出席」だったり、ある時は「分掌の仕事としての研修への出張」だったり、
ある時は「教科主任として研究大会への参加としての出張」だったり。
しかもそれぞれの仕事は独立してるから、研究発表の準備でクソ忙しいところに部活動の大会が入ったりする。
予想してたより多くの人に閲覧されてる用でびっくりしています。
怖いような、うれしいような。
ブックマークのコメントやトラックバックに対するレスポンスを書きたいんですが、
追記って形の方がよかったのかな…。とりあえずトラックバックとして書いてしまいます。
しきたりが分かっていないです。すみません。
あと、多分増田はいい大学(だと自分では思ってる)ところに通ってるみたいだけど、「いい大学でしんどい研究すればいい会社に行ける」と思ってるんだとしたら、「社会をなめている様な友人達」よりよっぽど社会をなめてるんで、その辺の意識は改めた方がいいと思うよ。
努力をすれば、大学でまじめにしていれば、仲間内と上手くやっていければ、うまくいくんだろうと思いこんでいました。
世の中はそんなに甘くないのですね。
・企業の優劣を何で決めてるのかはわかりませんが、あなたの考える良い企業に就職するのが進学の目的ならば、バイオに来たのは間違いです。来世に期待しましょう
真面目にやってきた。他大学の友人より社会舐めてないとのことですが、理系大学生がバイトの暇も無い程忙しいのも、バイオ系が就職難なのも、少し調べればわかることです。高校生にもなって、自分の希望している学部学科がどんなところなのか、卒業生がどんなところに就職しているのかも調べずに進路決めるなんて真面目でもないし、社会舐めてるように見えます。
そもそも、大学は研究機関 http://bit.ly/1bmCCzi だからのぉ〜。研究嫌いが行くと不幸になる場所だ罠。高校の段階で、大学を研究機関だと教えず、偏差値だけ見て進路指導するのヤメれ。こういう不幸な人が増えるだけ。
とりあえず、偏差値の高いところへいけばいいと考えていました。社会、舐めてました。
とても耳が痛いお言葉。プライドだけは高い。まさにその通りです。
「大学院」を大学の上級学校だと勘違いして、それだけの理由で院に進む人がまだ残存しているようだ。企業に就職すればいいのに。ダメな研究室よりも成長している企業の方がよっぽど勉強になるわ。
同じ研究室のほぼ100パーセント、学科で見ても9割が大学院に進学する上、
「理系は大学院出が当たり前」という言葉にだまされ、ここまできてしまいました。
就活の時期になってから、後悔をしている人よりはマシかもしれませんが…。
テーマ与えられているのかどうかが気になる。与えられておいて教授の手柄にされるだったらひく。バイオ系だからそうだと思ってるけど。他にももやっとする部分あって原因としてあげてるものを素直に原因と思えない。
学生がアイデアを1から出している訳ではないので、しょうがないんですかね。これは。
あああああ。
他大学へ逃げても、なにも変わらない気がしている反面、
向いていないのかな。もともと興味のある分野だったし、テーマも希望に近いものだったはず。
どうしてこんなことになってしまったんだ…。
情けないですが、どうすればいいのか、分からないです。
http://anond.hatelabo.jp/20130220004202
の続き
ここはぼくが今までの経験から進路について思うことをQ&A方式で書いておくね。
もちろんぼくの個人的な意見だから絶対に正しいとは言い切れないけど、結構参考になると思うよ。
少なくとも、単に合格実績を上げたいだけの予備校や進学校の進路指導よりは何倍もいいと自負しているよ(笑)。
A.バイオ系は広い。
対象は野山に出て動物植物を追いかける研究もあれば、研究室で毎日細菌相手に実験ってのもある。
一方、応用研究とは、「基礎研究で得られたものを利用して人類に利益をもたらすための研究」のこと。
応用研究をメインにしているのは、医療系(医学部・保健学部・薬学部・歯学部)・農学系・工学のバイオ系。
基礎研究をやっているのは主に理学部だけど、理学部だけってわけじゃなくて、応用系の学部でもそれに近い研究室はある。
だから基礎は応用系の学部・学科に行っても学ぶことは可能だよ。
また、よく基礎研究を高校の勉強で言うところの「基本」と勘違いしている人がいるけど全然違う!
高校の教科書に出てくる練習問題の基本問題ってのは単に簡単な問題ってこと。
一方、基礎研究とは応用研究に比べて簡単ってわけじゃなくて応用性を持たないってこと。
応用性がある方がおもしろいと思うか、ない方がおもしろいと思うかは人それぞれだからそのあたりは
きちっと考えた方がいいよ。
文句を言ってもそれはきちんと選ばなかった自分が悪いわけだからね。
あと思うのは、最近では「環境」って名の付く学部や学科が結構あるけど、ぼくはそこには行かない方がいいと思う。
18歳人口が減っているのに、大学で学部・学科が増えているのは単純に収入源を確保したいだけなんだ。
だからそういう新設学部に行ってもきちんとしたことを体系立てて勉強するのは難しいし、就職でも企業は判断が
きちんと環境について学びたいなら、工学部や農学部のような100年以上の学問体系を持った学部に入ってそこで
きっちりと勉強すべきだよ。
そしてそういったことができる企業や官庁に入って仕事として環境をよくする方向を目指すべきだと思うよ。
A.医学部以外は基本的には大学4年生になると研究室に配属になってそこで卒業研究をやるよね。
たいていの場合は学生は一人では何もできないから先輩から教わりながら研究をやる。
就職活動時期は3年生の後半~4年生の前半だよ。
高校生の中には「そこそこ以上の大学なら、理系の就職は推薦制度があって特に就職活動をしなくてもあっさりと
有名企業に決まってしまう」と思っている人がいると思うけど、それは主に工学部の電気電子機械系で
バイオ系は基本的に推薦制度がないから自分で探さないといけないんだ。
しかも大卒(学部卒)の場合はバイオの企業の理系職(研究開発職)に就くのはまず無理だから、文系的な職種や
公務員・教員に行く人だけが大学院に進学せずに就職活動をしているね。
一方、バイオの企業の理系職(研究開発職)や国公立の研究所の研究者を目指す人は大学院に進学する。
このときの就職希望者は大学院の最初の2年だけ大学院に行って(修士課程という)、就職していくのが一般的。
このときの就職活動時期は修士1年の10月~修士2年の夏くらいまで。
じゃあ、肝心の就職実績はどうかと言えば、これがかなり厳しい・・・。
バイオ系の企業って主に製薬系と食品系に別れるけど理系職の採用なんて1社あたりせいぜい
15人程度しかないんだ・・。
そのたった15人の採用枠を巡って数千人が応募するわけだからかなりの激戦だよね。
せっかく高校時代に夢を持ってバイオ系に進学したのに6年も経ってから希望が叶わなかったなんてそれはないよね・・。
ほんと厳しい・・・。
じゃあ、希望の就職ができなかった人はどうするかってことなんだけど、人それぞれだよね。
希望じゃない職種で就職する人や無職になる人、仕方なく博士課程まで進学する人。
バイオ系の学部・学科のHPで就職先をきちんと書いていないHPが多いのはこういう理由なんだろうね・・・(汗)。
3年で卒業(修了)できる場合はかなりのやり手であって、+1~2年くらいは修了は遅れることは
当たり前だと思った方がいい。博士課程はきちんとした研究成果を上げないと修了できない制度だから、
博士に上がる前に自分の力量をきちんとわきまえておかないと何年経っても修了できなくて
ドロップアウトってことはよくあるんだ・・・(汗)。で、めでたく修了できても就職先はないことが多い。
研究所に就職できたとしても、ふつうポスドクって身分になるんだけど、そのポスドクになるのはかなり難関で、
なれたとしてもポスドクは2~3年の任期制だからその間にきちんとした研究実績を上げられないと
あっさりクビになってしまうんだ。もちろんそこでクビになったら別の就職先なんて見つけられるわけない!
だって30歳近くになって会社勤めしたことない人を雇いたいって思う会社なんてあるわけないでしょ・・・。
基本的に研究者の世界は芸能界やスポーツ選手の世界だと思った方がいい。
ほんの一握りのできる人だけがのし上がっていけて、他の能力のない人は消されていくんだ・・・。
A.バイオ系の場合、大学院入試(院試)は大学入試と比べるとものすごく簡単。
そのまま同じ研究室で上に上がるだけなら、院試前に1~2ヶ月勉強すればあっさりと受かってしまうものだよ。
同じ研究室にそのまま上がっても入学後の1日の生活は基本的には変わらないよ。
だから、同じ研究室に大学生と大学院生という身分の違う学生が2種類いることになるんだ。
おもしろいでしょ?
別な大学院に行きたい場合は、行きたい研究室の先生と事前にメールとかで連絡を取ってその研究室に挨拶に行こうね。
院試も外部受験だと内部で受けるよりハンディはあるけど、研究室訪問をしたときに何とか院試の情報を先輩から
聞き出して(先生からは聞かない方がいい)、有利に受験を進められるようにしようね。
注意しないといけないのは、大学院には2種類あって『研究大学院』と『専門職大学院』があるんだけど、
バイオ系の学生が行く大学院はふつう研究大学院。研究大学院は「単に研究をのみするところ」なんだ。
一方、専門職大学院とは、最近注目されている法科大学院や会計学大学院のように「特定の専門職に就くために
法科大学院は司法を目指す人を養成するところだし、会計学大学院は会計士を目指す人のために大学院だよね。
よくある勘違いは、研究大学院なのに専門職大学院のような期待をして進学することがあるんだけど、
これは大きな間違いだよね、研究大学院ではいろいろなことは学べないよ!普通は特に資格も取れないよ。
A.悲しいけど、ただの「使いっパシリ」としか思っていない先生が多い。
大学の先生ってのは自分の研究室の研究業績が上がることで、自分の名声もあがるシステムになっているから、
できるだけ多くの学生を研究室に所属させて、その学生にいろいろ研究させたいと思っているんだ。
研究室の基本的な生活って、毎日に朝9~10時くらいから夜11~12時まで実験ってことが多いから、
人を雇おうとしても激務すぎて労働者は寄りつかないし、先生も給料を払わなければならいから、
タダで使える学生に研究をさせて研究室の名声を上げようと考えている先生が多いよ。
先生も安定している職業じゃないから、いい研究成果を出せないとクビになってしまうこともあるからね。
もちろんすべての先生がそういうわけじゃないから、どの先生につくかはきちんと噂などをゲットして考えた方がいいよ。
A.こういう質問が出るのは将来のことをあまり考えていないからだよね。
そういう場合はまず自分がどういうことをしたいのか、あるいはどういうことをしたくないのかを
きちんと考えるようにすることが先決だよ。もちろん、一人で机に向かって考えるだけじゃ答えは出ないから、
いろいろな人と話したり、バイトをして職業について考えてみたり、ネットでいろいろな噂を見て判断してみるのがいいよね。
それでも決められない場合、あるいは同じくらい魅力があると思える場合は、ぼくだったら次のようにするよ。
まず、医療の研究がしたいなら、医療系の学部(医学部・保健学部・歯学部・薬学部)に進む。
どれも難関だけどね。
それ以外のバイオ系の学部では人を対象にした研究は基本的にはできないから、入学後
フラストレーションがたまるだけだよ。もちろん医療系の学部と言ってもいろいろあるし、学部や大学に
よってもやっていることが全然違うから自分のやってみたいことができるような大学・学部を選んでね。
そのための情報集めは怠らないように!!
医療の研究に直接興味がないなくて、バイオ系と電気電子機械系を天秤にかけるなら、
やはり日本は電子立国だからこれらの学科だったら就職に困ることはまずないからね。
学生1人に対して求人企業が10~50社くらいあるから引く手あまただし、この系統だったら
確かに最近は推薦制度でも絶対に採用されるわけではなくなりつつあるけど、それでも普通に就職するよりも
ついでに書くと、機械メーカーへは機械系よりも電気系の方が入りやすいし、
一番悲惨だと思うのは、基礎研究に興味がないのに理学部に進んでしまう人・・・。
別に生物学科に限らず理学部は基礎研究しかしないから、「人の役に立ってこそ研究」と考えている人は
理学部には絶対に行ってはいけない!間違って入ってしまった人は再度大学受験をやり直して応用系の学部に行くか、
大学院で応用に移ろうとする人がいるけど、院試の科目が違いすぎてなかなか受からないし、受かっても
就職では企業は学部時代にどんな勉強をしていたかを大事にするから、かなり不利になってしまうよ。
ぼくの個人的見解としては、基礎研究に興味があっても、学部はとりあえず応用系に進んで、
きちっと技術や資格や免許を取得したうえで、同じ学部にある基礎の研究室に行くか、理学系に進学するのが
いいだろうね。
基礎しかやらない理学部に入ってしまうと技能とか資格・免許は取れないものだから(教員免許以外)、
以上
「教員なら夏休みとか暇だろ」とかつっこまれそうなのであらかじめ自分の勤務状況を書いておく。
勤務時間は8:30~17:00だが毎日7:00には出勤している。
何故なら朝補習があるから。うちの県の普通科進学高校では必ず朝補習が一年生から毎日ある。
これで毎月時間外勤務は120~160時間くらい。勤務時間が7時間半なので勤務時間8時間と考えるともう少し少なくなるけど、結構キツイ。
で、長期休業だが、うちの県の普通科進学校では春期補習、夏期補習、冬期補習がある。補習では当然体育とか音楽とかはしないので
持ちコマ数は通常より多くなるという事態に。自分みたいに3年生も担当していると毎日5~6コマ授業という羽目に。3年生の夏期補習は毎日7コマあるんですよ。
夏期補習はお盆以外はあって、お盆が明けてしばらくたつと残りの8月後半は授業設定日。
その夏期補習に並行して部活の練習、練習試合、大会は勿論のこと、担任のクラスの三者面談、一年生と三年生の学習合宿の引率・指導、夏祭りの巡視に県での研修と盛り沢山。
うちの職場では「夏休みは早く終わってほしい」という言葉がよく聞かれます。
冬期は冬期で3年生は年明けは1月4日からと言いながら実質2日から学校は開ける。センター近いしね。
そんな感じの自分の勤務状況。
なんでこんなに補習などをするのかというと、地方、しかも裕福じゃない家庭が多い地方のうちの県では予備校や塾に通わせる余裕のある家庭は少ない。
それどころか自分が勤務時ている学校の周りにはマトモな塾すらない。
そんな学校で生徒の進路希望をかなえさせるためには教員がサポートするしかないのですよ。
だからうちの学校の学習・進路指導はものすごく手厚い。希望者には毎日添削課題を与えて個別指導してる。まあそのせいで毎日ゆっくり昼飯食ってる暇もないんだけど。
で、もちろんこれはあくまで一例であって、みんながみんなこんな状況じゃない。
運動部顧問じゃなければ結構楽になるし、補習は五教科以外しないので体育や音楽の教員は長期休業中かなりまったりしてる。
それに、自分も今は普通科進学校にいるのでこんな状況だけど、実業系(工業・商業等)に行けばここまでの補習はないので長期休業中はかなりゆとりが出来る筈。
そりゃそうでしょ。
大学出たからには就職して当たり前と刷り込んだのは大学側でも企業側でもないんだよ。
もちろん、そいつらは大学側も企業側もカモでしかないから、高校卒業前にうちの大学おいでーって勧誘するし、就職率をウリにしたりするよね。
けどね、高校卒業したら大学行くべきだと刷り込んだのは高校側でも大学側でもないんだよ。
もちろん、そいつらは高校側でも大学側でもカモでしかないから、進路指導とかどこ大に何人入りましたって宣伝するけどね。
ぶっちゃければ、企業、大学、高校、全部被害者だよ。バカな親とその子供のね。
国も仕事増やす必要なんかない。自分で生きることができないなら死ねばいい。国もみすみす生活保護なんて与えて甘やかす必要はないよ。
俺の経験をいうね。
トップ進学校の母校に進路指導行くとね、君たちはどんなことに興味ある?って聞いても無反応がデフォだよ。
ちらほら医学部行きたいですって子がいるだけで、あとは、いや、いきたい大学とか決めてません、サラリーマンとかじゃないですかね、みたいな反応。
俺らの世代だと、研究者になりたい! 医学部行きたい! 弁護士なりたい! って無謀に叫んで、先輩がたしなめつつ自分と剥き合わせるみたいな時間だったのに。
先輩の進路指導って結局自分の今してることを話し聞かせるだけの、彼らにとっては受け身なものに成り下がってるよ。
で、大学の学部生ね。
君たちはどんな研究したいの? って聞いても、いや、わかんないですって答えるのがデフォ。
いや、物理嫌いなんで生物来ちゃいました、したいこととかないですって言うんだよ。
これが旧帝大の理学部の現状。って言ってもうちの大学だけかもしれないけどね。
で、修士の人。
いや、俺、学部が中堅私大なので旧帝大の名前借りに院はここ来ました。
就活するけど、べつにどこでもいいです、したいことないですし、あってもそこから内定でないでしょ、みたいな子が多い。
こんなやつらをどうやって指導すればいいんだ?
「通過儀礼」という発想がむしろダメなのでは? 学校の進路指導の人みたい。
そのために進学希望者は強制的に「受験地獄」に叩き込む、そうでない人間は職人芸を磨くというのがある種の通過儀礼としてあったはずなのだが
そもそも、職人芸は職場(カネもらえるところ)で磨くものだ。その過程では、もちろん通過儀礼的なもの(親方の言うことは絶対)があるだろうが、それが目的なのではない。
職人芸と受験を同列に考えるとしたら、受験は次の条件を満たす必要がある。
2.受験勉強がよりうまくできるものは尊敬されるし、給料も高くなる。
3.一生受験勉強をやって喰っていける。
…みんな自衛隊に入るしかないな。防衛大以外はすべて潰してしまえ。
進路指導の時にA大学しか受けないという奴が毎年のようにいて、先生が困るんだ。
そうなった輩は大抵落ちて不遇の時代を無駄に得る。それも経験だが、たいていの人は回り道なんだ。
散々浪人してFランク。お前何やってたんだって言われる奴もいる。現役で受かったよな? など。
だから第二第三希望を用意しろとかいうのはそういうこと。もっというと、結婚相手は世界に一人とは限らない。
いるじゃん、振られたから死にましたとか。そこまでする必要はないケースがあるから視野を広くもてって事。
振られても振られてもかじりつく奴なんてストーカーになっちゃうかも知れないだろ?
リンカーンは確かにすげーよ。でも凡人はリンカーンとは限らないかも知れないぜ? 人生設計と進路の見直しを! ってことでFA
すまないな。何度も何度も。分かったならいいよ、リンカーン増田。
「諦め」っていうのは結構難しいんだ。開き直る奴は「努力しないで良いじゃん」といい、頑固すぎると「諦めることは悪いこと」になっちゃう。
ほどほどが大事って事で、これは頑固すぎる人に向けてって事。想定読者が違うと「リーマン辞めろ→リーマンになれ!」みたいな本出すこともあるから。
とりあえず今時の女子高生がこんなのだってのは誤解だ。
挙動不審な自分を今時の女子高生と同じにしたら、その人達に悪い。
今時の人達と違って色々とおかしな人間だから、ぼっちという可能性もあるわけだし。
進路指導担当に相談してみる。時間がある時にしようといつも思ってたんだけど、中々できなくて・・・
ぼっちなんだからこういう時に暇な時間を使えばいいよな。
一応授業中に話しかけてくれる異性同性は最近やっと2,3人できた。
だけど昼休みはぼっちに変わらない。雑談なんて仕方が分からなくてできない。
なんでだろうね。母や姉となら会話できるのに。
日本語でさえ会話できない上、友達ができない自分が、そんなところで友達ができるか・・・泣けてくる。
ネットで友達できたら嬉しいんだが、依存してしまいそうで怖い。
適度な関係が分からないんだよな。そもそも友達の作り方が分からないし。
それにしては俺とか言うし(親しくても変だと思う)
会話じゃなく文章にしてるせいか口調もなんだか…… 今どきの女子高生ってこんななのかなぁ。
まあ、地方によっては一人称は俺なところもあるらしいので、そういうところの人だと思っておく。
親の意見は聞くに越したことはないが、聞けないことだってある。
父親が強権的だと、母親が弱いから自分がちゃんとしないとって思うケースが多々あるんだよね。
でもそれは間違いだから。父親に従う=幸せではないから。
進路については担任か進路指導担当に相談してみ。そのための教師だ。
友達は……そうだなぁ、誰も、一人として、一言も、話せる人がいない?
必要なことは話してくれる程度には付き合いはある?
それなら思い切って「学校は勉強するための場所」と割り切って、適当に過ごしたら?
どうせ大学に行ったらみんなばらばらなんだし。大学デビューでいいじゃん。
意外と地方の子ってそういう子多いよ。遊ぶ場所もそんなにないし、部活一筋でした!とか。
友達欲求は、とりあえず増田あたりで肩慣らしして、ブログにコメントつけるとか
そのへんをがんばってみたら?
そのうち、ネットのお友達ができるかもしれない。
俺も小6んときに母親亡くして父子家庭。しかも親父は技術者で、
以下、自分語りみたいで嫌だが書いておく。
とにかく、周りと自分を比較して卑下しないこと。
比べたってどうにもならんし。惨めに思うだけ。
むしろ、これを乗り越えたらきっといいことがあると信じる。
んで、なんでもいいから夢を持つこと。なりたい職業とかあるなら、
それを実現できる策をきちんと調べる。そして道筋を作る。
ある程度は自分で調べられるよね?
そして、社会に背を向けないこと。
自棄起こして不良になったり、タバコ吸ったり酒飲んだりするなよ。
一度貼られたレッテルを剥がすのは容易ではない。
自分を大事にしなよ。
あと、とにかく勉強しろ。人の3倍。
元ネタ:http://d.hatena.ne.jp/tell-a-lie/20090417/p2 を自分に置き換えてみたものです。
僕が、という一人称を使う時は若い時のしょっぱさであろう今について書く時だ。
しかも睡眠不足でハイな状態でテキストエディタは使っているが一気通貫に書こうとしていて、
その結果たるや想像するまでも自分に対するやるせなさが約束されているのだけれど、仕方が無い。
そういう時もある、と思いたい。そういう時でなければ今のことなど書こうとも思わないだろう。
書こうとも思わない内容だけれど最近はいつもの様に思う、それは僕が2浪の末に入学した大学のことだ。
この季節になるといわゆるフレッシュマンたちが大学に溢れ出るので我が身と対比して今日も落ち込むのだけれど、
その落ち込みの一助となるのが今の大学生活での思いなのだった。
僕が現役受験生をしていた年は(当時は過剰に意識していたが)旧教育課程の最終年で、
まして文系としての今後に夢も希望もなくなってしまった自分など理系しかないのではないかという状況だった。
理系という括りに安易なイメージがあったわけではなく(といより文理分けの直前まで理系志望だった)、
自分を省みた時に文系の学問(というか外国語)に興味がなくなったと分かっていての忌避だった。
そんな理系の知識なし能力なし根性なしと「ないない尽くし」の文系男がとったのが
宇宙工学、ようするにスペースエンジニアこそ才能がなくては駄目なのではないか、
「なにを夢見てるのです。あなたが今しようとしているのは非現実的です。顔洗って出直してきなさい。
(多分本心は)文系のまま浪人させて有名大学の合格者数をのばしたいのです。(実際、全額授業料免除の権利?をもらっていた)」
理転だから1年で宇宙工学のできる大学(某国立を目指していた)に合格できないとする根拠は全くないが、
実際にはゴールデンウィークが来る前までのものの1週間で根性がないため挫折して文系に戻ってしまった僕で、
モチベーションも下がり今思うと鬱病であったと思うような精神状態(自殺を本気で考えていた)で
無条件に2浪に走り、2浪目を迎えるにあたって両親と自分の心にこの1年出来るところまであきらめずに地道にやってみると誓って理系に改めて転向したのだった。
へたれな男、追い詰めりゃ受かる。常に襲う不安をぬぐい、試験をうけて、某私大の理学系の学部に受かった僕は
「(心の中の)大学生はとても楽しく振る舞っていて、またきれいな女性(恐らく彼女だろうか)ととても親密だ」という事が努力もなしに手に入るであろうというとんでもない感覚のまま、大学に入った(ちなみに第一志望の宇宙工学の勉強できる国立から合格通知をもらうことはなかった)。1月前に意中の人ができ、たった何回かの会話だけで何の進展もない日々を重ね、1年時の単位も多少サボりはした為いくつか落としはしたが無事2年になった僕は意中の人を彼女にするという夢と幻想を抱いたまま結局3年を迎えた。
何度か目が合うその人はすごくかわいらしい顔をしていて、好きです付き合ってください、と僕は言葉には出さず伝えていた。
その熱い思いを胸にしつついつものようにバイト先へ、電車に乗り、乗り換えの駅に着いた時にそれは起こった。
「あの子が男と歩いてる!」突然響く心臓の鼓動と見間違えだというささやき。突然のことでまさに何が何だか分からない僕は乗り換えのホームの方向へ向かうが、事態を理解する暇もなくいつかお付き合いをするんだという幻想は脳内を追い出され、そして平穏な気持ちになる事はなかった。
元ネタの人が続きを書いていらっしゃって、気分がハイのままなら、つづく、かもしれない。
http://anond.hatelabo.jp/20090409024742を書いた増田だけど。
俺は人を上からとか斜めからとかの目線で嘲笑して逃げる「www」つきのトラバにはまともにレスしない主義だよ。
何を答えてもまともに受け取る気はない人だからね。だからボットのように「www」をつけて返しただけ。
とはいえ内容には自分の考えが反映されているよ。
つまり「ニート」の存在は自分にとってはどうでもいいし「ニート」は自ら人間であることを放棄していると思っているから。
本筋じゃない、と書いたのは、夢見がち現実逃避系のニートにしても、俺の才能が分からない世の中が悪い系のニートにしても、
悪いのは親だと思ってるから。学校の先生のせいじゃないよ、という意味。
芸術系に進むリスク、どうやって稼いで自立して生きていくのか教えるのは親であって学校でも教師でもないよ。
書いてあることを読む限りでは『薄っぺらい人生を生きているな』と思ってしまうよ。
そうかなぁ。俺には君の方が安っぽく薄っぺらい事を言っているなと思えるんだけど。
なんにも責任を取らなくていい事がわかった上で、夢を追ってみろ、とか自分で信じてもいない事を生徒にいって適当に送り出すというのができるなら、それは実は教師にとっては楽なことなんだよ。才能なさそうな子が美大に行って美術の道を目指す!、とか言ってる時にやる気のない教師が(進学率とかについての学校側からのプレッシャーがないとして)一番やるのは、それを口先だけ応援する事だ。だから、元増田はすくなくとも生徒の事を考えているんだな、と感じる。その生徒に何ができるのか、それは結局やってみなければわからないことなんだけど、とにかく進路指導の教師からダメだしされたくらいの事で進路を変えるような学生が、美術の分野で大成できる、いや食っていけるレベルになるだけでも、俺は難しいと思うけど。
俺には全然同じじゃないんだけどなー。だから気持ち悪がってるんだけどなー。難しいなー。
絵の才能がないから美大はやめろ
才能なんて見切れないよってのが俺の主張ね。美大に入ることと芸術家として生きていくことは別のこととして考えている。
元増田が美大に入れる程度に絵が上手いかどうかは見切れると思ってるのは否定してない。俺にも出来ると思うから。
教師に向いてないから教師辞めろ
将来どんな芸術家に化けるかなんて見切れないよ、という観点から、元増田及びその御友人一同の悩みは自己欺瞞だろ、というのが俺の主張。
ここまで一般化されるとごめんなさいって気分。言い過ぎたかなー。
増田のように苦労している教師もいれば
こんな低能ぶりで金もらえるのかよって教師が蔓延ってる地方中学もある
まず、予定と金の管理が驚くほど適当。
絶対にこれを一般企業でやったら許されないってのが学生の自分にもわかるレベル
前提がそれなので、まともな授業は展開していないらしく教科書も全部網羅できてるのか怪しい。
この辺は本人がアホなだけの説もあるが、
それを度外視しても、定期テストの平均点はとても悪く外部のテストの平均点は目も当てられないので
勉強ができない側の学校であることは確か。普段がそんなだから進路指導なんかもまともなわけもなく適当
オマケに行事も適当。毎度毎度やっつけ感がすごいらしい
それなのにやたら残業してる。なにしてんのかよくわからん。非効率で時間がかかってるだけなような気がする
でも勤務時間だけで見ると結構長いから、「忙しくて残業多くて・・・」ということをほのめかすんだってさ
現代は金を持っている人間(=学校以外の教育施設を利用することができる人間)しか日本の一流大学に入るための競争に参加できない
さて、じゃあ俺は一体何なんだろな?
所詮、地方旧帝大じゃ一流大学と言えないって話なのか、小中学生時代にやっていた進研ゼミは学校以外の教育施設と同等とみなせるというのか、高校時代に河合塾とかの模試受けてたんだから学校以外の教育施設を利用したことになってしまうのか。
最近、大学入学率が50%を越えたらしいけど、それだけ「大学くらいは出ろ!」な時代。
義務教育は中学校までとはいえ、実際んところ多くの人が高校進学して、公立中学でもそれ前提に教育してるのと同様、公立の学校だけで一流大学も視野に、大学進学できないといけない時代だと思うよ。
塾・予備校通いの方が強いのは分かりきってるし、仕方ないと思うよ。
重要なのは、そうでない人には可能性があるのか?ってこと。そりゃ可能性0%ではないだろ、って話じゃなく、塾・予備校行ってる人と比べてあまりにも差がありすぎるって状況じゃないこと。
そして、中学・高校側は、塾・予備校へ通うことを前提とした授業や進路指導を絶対に行わないこと。
それだと思うんだ。
半生というには人生短く見積もりすぎか。しかし「四半生」なんて単語もないだろうからこのタイトルで行こう。
基本的にはとてもparticularな話ではあるんだけど、この世代がみな避けられなかった共通体験的なものも入っているはずだから、そこは誰かのなんかの役に立つかもと期待して筆を進める。
幼稚園時代、声が大きかったという理由で劇の主役に抜擢され、市民会館のホールで大声で叫んでたことが真っ先に思い出される。
(親から言わせると元気さだけがとりえで役者としては・・・だったらしい)
家から歩いて3分のその幼稚園は仏教系だったので、春になるとお釈迦様の誕生日を盛大に祝ったりしてたが、そもそも「お釈迦様」が誰なのかその頃はわからなかったし、ほとんど毎日あった正座がつらかった。
年長の最後の頃に、天皇が死んだということで園児全員を集めて黙祷だかなんだかやっていたけれど、その意味もあまりわからなかった。
小学校に入ると、学区の端だったので、40分近く歩くことになり、慣れるのに苦労した。そもそも通学路が遠回りのルートだったので、よく「通学路破り(つうやぶと呼んでいた)」をしたものだった。
その小学校はクラス替えが2年ごとだった。最初の2年間一緒のクラスだったSは問題児で、いつも喧嘩を仕掛け、何度か巻き込まれたし、ある時には彫刻刀を向けてきたりもした。漏れ聞くところによると彼の家庭状況は悲惨だったらしい。ただ担任の女性教師は毎回教室全体に響き渡るような声で彼を叱りつけていた。ある時彼女が「これがストレス発散の方法なの」と漏らしたとき、小学生にありがちな先生への絶対的な信仰を打ち捨てるに至った。結局彼は3年の途中でいなくなり、その後の消息は知らない。
ドラクエ4は初めてリアルタイムの発売日に買えたドラクエで、喜びのあまりお腹が痛くなって、市民病院に担ぎ込まれるほどだった。
だけどやってみると「3のがおもしろかったかな」とか思った。
3,4年の頃の記憶はあまりない。そもそもその頃年子の妹ができて、母の代わりに家事やらなにやらを手伝わなければならず、てんてこ舞いだったことくらいしか覚えていない。
小学校最終学年、それも年が明けてから。夜中に大きい地震があった。部屋に飾っていたガンプラが何体か自殺した。当初は兵庫県淡路地震とか呼ばれていた気がする。朝テレビを家族で注視していたが、「箪笥が倒れてきて老人が怪我をした」とか微笑ましい(と言っては不謹慎か)レベルの被害しか聞こえてこなかったので、それほどひどくなかったのだと安心していた。しかし時間が経つに連れて死者数は増え、瓦礫の映像や崩れた高速道路の映像を見るにつけ、その深刻さに目を覆うしかなかった。
そして卒業式の頃に、地下鉄サリン事件が起こる。鳥山明の似顔絵みたいな人たちがたくさんいるのを見て、逆になんだか現実味を感じなかった。
でもって中学。またも学区の端だったが、今度はさらに遠くて、多分4kmくらいあったと思う。だけど中学は念願のチャリ通で、ヘルメットが蒸れる以外は快適だった。
クラブ活動の上下関係はかなり理不尽で、しかもスポーツが苦手なほうだったから、かなり耐えがたかった。夏暑いし。3年間で褒められたのが「お前はパスがうまい」だけっていうのも今思えばどうかと思う。「○○君ってやさしいよねー」くらいの意味だろう。
中3のとき、サカキバラ事件。犯人は中年の男だとか医師じゃないか(殺害方法から)とか、南京錠の謎だとか、収拾が付かない方向へ向かっていた。
だけど声明文の「SHOOL KILL」のスペルを見て父は「仮にも医学部へ行った奴がこんなミスはしないだろう。中学生か高校生じゃないか」と言ったが、まさか自分と同学年とは思わなかった。同じ年にてるくはのる事件というのもあったんだけど、こちらは警察のヘマで犯人(浪人生)に自殺されてしまったので今では誰も知らない。当時は暗号解読とかで話題になったんだけどね。
高校は学区トップ校へ。加藤君と一緒ですねー。まあでも国際科に落ちてスライドで普通科に通ったから屈折してると言えば屈折してるんだけど。
そういえばこの高校、最近やたら進学実績伸ばしてて、進路指導のN先生はホクホク顔だと思うんだけど、驚いたことに今年のT大合格者十数名全員が国際科だった。
なんつーか、重点的に資源配分してるのかねー。あからさまなのは嫌なんだけど。
最初のテストで下から少し数えたらたどりつく順位をとって、ショックだった。しかも成績上位者を張り出すとかどんな嫌がらせ。
そう言えば毎回1位をとっていたY君は地元の帝大に行ったんだけど、進路指導的には痛恨事だっただろうなあと思う。(だけどそのエピソードに自分の受験校をちゃんと自己決定できるリベラルさが凝縮されてると思う。2番手校以下は結構介入が激しかったらしい)
懲りずに運動部に入るけど、かわいがってくれた先輩がいなくなったら居づらくなって辞めた。友達に誘われて別の部に入るけど、マネージャーが××だったのと手が小さくてボールがつかめないのを気に病んで辞めた。やることないので生徒会長に立候補したけど落選した。
しかし帰宅部ではあまりにもアレすぎるので友人たちと会合を何回か開いてそれを同好会に昇格させた。
会長から一人では手が足りないと請われたので予算委員長代理として予算折衝やイベントの運営に当たった。
次の期で会長になったけどやりたいことはあまりできなかった。むしろ黒幕のときのほうが好き放題できた気がする。
豊川主婦殺人とかネオむぎ茶とかみんな同学年だった。「キレる17歳」と連日言われて、ナイフ事件とかが全国各地で多発してた。
大学受験したけど結局一つも受からなかった。仕方がないので代ゼミに通った。
代ゼミではほとんど友達ができず、言葉をしゃべるのも忘れそうになった。おまけに衛星授業で黒板端の文字見えないし。
唯一できた友達がS価高校出身の子。
「やっぱりS価高校の人って全員S価信じてるの?」
「いや、そういうわけじゃないよ」
どんな会話だ。
そういえば代ゼミで私立中高に通っていた小学校時代の友人に再会したが、彼の言うことが支離滅裂で面白かった。
「俺は株でもうけて大金持ちになるんだ」
「じゃあなんで医学部行くんだよ」
「元手を稼ぐためだよ」
とか、
「そんな大学あったっけ?」
「医科歯科大だよ」
「(お前絶対御茶ノ水行ったことないだろ・・・)」
テレビ見てたらビルに飛行機が突っ込んで、「世界は核の炎に包まれた」ってなるのかと心配した。
で、再度の受験。なんかセンター試験でいい点が取れてしまってセンター利用でおもしろいくらい合格が出た。
話したこともないのにルックスだけでぼんぼこ告白されるようなそんな感じ。
「中身見なくて大丈夫なんですか?」と皮肉の一つも言いたくなる。
続く・・かも。(でもその世代の雰囲気は伝わるでしょ)
小学校で、気性の荒い肉体労働者が集まる地区の学区にいました。
彼らのご子息は、最初は特に私をいじめる意図はなかったようです。しかし、その過酷なボディーランゲージは軟弱な私を虐められていると錯覚させるのに充分で、そのうち本当にいじめのような関係が築かれていってしまいました。自殺を検討しましたが、手首を切ったり飛び降りたりするための勇気がなくて、できませんでした。今考えると勇気がでなくてよかったです。
そのころ私が進学したら通うであろう学区の中学校は荒れに荒れており、施設は荒廃するわ怪我人はしょっちゅう出るわ生徒が教師を刺して新聞に出るわという騒ぎだったので、私はこのまま進んだら絶対に殺されると思い込みました。
必死というのは、強いです。
そのころ中学受験というのはあまり流行していなかったのですが、親に無理を言って頼み込み、3年間の努力の甲斐あって中高一貫の私学に。
勉強しても馬鹿にされない場所。本を読んでいても不気味に思われない場所。いじめに対し、いじめている暇があったら東大京大早慶を目指して勉学に励め馬鹿者がと教師が強く出て解決してしまう場所。同性だけの開放的な場所。それらを私は手に入れました。
…あまりの幸せに、私はちょっと遊びすぎました。漫画と小説に明け暮れる日々をすごしてしまったのです。4年たったころには、入学時の能力からするとかなりいびつな学力になってしまっており、有数の進学校にいながら模試で軒並み「みこみがありません」という意味の判定をもらうようになってしまっておりました。
この高校から就職する人はほとんどいないので、その方向の進路指導は受けられません。このままでは高校を出て路頭に迷ってしまいます。
2年、それなりに勉強しました。ぬるま湯に浸かっていた私は必死さが足りませんでした。第一志望の東工大に落ち、地方の国立大学になんとか現役で滑り込みます。
……また遊びすぎてしまいました。音楽と小説に没頭していて数学の勉強が足りず、2年留年。馬鹿すぎます。
で、修士で新卒ですと就職活動。適当な一部上場企業がSE募集していたので入りました。あまりあっさり入れたから変だと思ったのです。
入ってみたら針のむしろでした。同期の同僚たち、そこそこの私学出てます。MARCHとそのちょい下ぐらい。
仕事にならない。
ええっと、入社してから条件分岐とループとか勉強しているのですけれども。この人たち。
MOUS検定の事を本当に入力インターフェースのマウスの検定だと思っているのですけれども。この人たち。
さらに、知識がないとかじゃなくて学習の筋が悪いです。
先輩方も同レベル…まがりなりにも新卒の私なのに社内技術サポートセンターのようになっていきました。本来業務ではないのに。
こんな低能どものお守りをして残業だらけになって給料がこれっぽっち?いや今安いのは良いよ、10年選手でもこの金額?あれだけの金が動くプロジェクトを回していて?
辞めた辞めた。一部上場とか気にしないで会社で適当にサボりつつ次の仕事を探しました。私は今まであまりにもぬるま湯に浸かりすぎていたようです。人生の半分以上ぬるま湯でした。厳しいところに行かねば。
それで今の小さな会社を見つけて転職しました。とてもよいところです。仕事が楽しいです。上司も同僚も実力派です。人間的にも良い方が多いです。専門卒も3流大卒も1流大卒も混在していますが、どなたもハイスキルですし、学習の仕方を知っているし、伸びしろがまだまだある方が多いです。それになんといっても給料が良い。
問題はまた居心地の良すぎる場所を見つけてしまったということです。すっごいぬるま湯です。自分の仕事はきちんとしてそれなりに評価はされていますが、いままであまりにものんびり流れるままにすごしてきたので他者の指揮経験がありません。
なんだか今後上司をやらなければならないようです。これはまずいです。もし前の会社の同僚のような者が部下についてしまったら…低能め低学歴めと叩き潰しかねません。実際大学や前の会社で私が潰した覚えがないのに「あなたは容赦がないですね」と言われたことがあります。
そういうわけで、無能、学歴コンプ、病人、エターナル素人は私の前に立たないで頂きたい。それがお互いの幸せのためなのです。わかるよね。