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2023-09-21

さっきまで聴いてた曲が今つけたカーラジオで流れ出す。懐かしいタイトル漫画を読んだら、翌日近くの席の奴らが示し合わせたようにその作品の話をしている。

ちょっとした偶然というか、シンクロニシティみたいなのって割とあると思う。

おれの中でそれの最大級がある。

高校の頃おれはほとんど本を読まなかったけど、何の気なしに図書室で本をいくつか借りた。小説を5〜6冊。それきりあまり借りてない。

1年か2年後に羽田圭介芥川性を受賞した。又吉とダブル受賞の時だ。

おれが借りた本の中にも羽田圭介作品があった。確か『黒冷水』だったと思う。

それだけならまあ、お〜偶然だな〜くらいだったけど、さらに1,2年後に荻原浩直木賞を受賞した。

こちらもおれが借りた中にあった。何冊か借りたと思う。『砂の王国』は超面白かった。

朝のニュースで受賞を知って、なんか非常にインパクトがあった。

高校図書室だから本も厳選されてて必然的に賞にも近いだとか、本を読まない奴にも興味を惹かせるようなタイトル装丁だったんじゃないかとか、偶然を必然にするつまらない理屈はいくらでもつけられるけど。

それでも気まぐれで借りた本の中から芥川賞と直木賞の二人が出て、非常に印象深かった。

どちらも別に図書室がプッシュしてたとかはなくて、開架をボーっと眺めてフィーリングで手に取ったから。

慧眼というのとは違う。それは数ある作品を読んで、その中から評価されるであろうものを的確に選び抜く事だろうから

そういうのとは別に、なんか持ってんじゃないかって思った。

それが人生トップの偶然で、次点大学生活中で入り用なのにマジで金がない時、あぶく銭が転がり込んできて事なきを得た時。

詳細は忘れたけど、口座にも財布にも誇張抜きで金がない時にそういう事が何度かあった。それがなくて痛い目見てたらもっとしっかり覚えていたかもしれない。

2023-06-29

占いって、未来を変えられるならそれは運命じゃなくて自由意志からデタラメふかしてるって事になる。

変えられないのならそもそも知った所で意味がないというか、占いをするのもしないのも全部神の掌の上じゃんって思う。全部決まってるのなら金払った所で仕方ないからおれは占いをやらない。ここまで含めて運命かもしれん。お遊びや付き合いでおみくじ引くくらいはあるけど。

戒めや忠言として受け止めるくらいが良しとか言われたりする。悪質なのだと聞こえの良い、客が求めてる言葉をつらつら並べ立てるだけとか。

そんくらい人に頼らず自分の魂に聞かんかいって思う。

まあバーナム効果とか、荻原浩小説で読んだコールドリーディングとか、そういうのを聞き齧ってはいるけども、いざ実際占いやってみて「おっ!」と思う事があれば信じちゃうのかもしれんね。

そういうのも込みでおれは占いを受けないのかもしれない。どうせ自意識の繊細な部分を突っつかれるなら、文芸や歌のパンチラインの方がいい。

2023-05-06

anond:20230506205208

普通エンタメ小説?って事なら新世界よりが超面白かった。他も貴志祐介作品は良かった。

あと荻原浩作品全般。砂の王国とか特に新興宗教を始める話で面白かったです。

2023-03-30

異世界科学知識じゃなくて宗教宗教学の知識で人々を統率するというのも面白そう

よくありがちな中世(風)じゃなくて古代なっちゃいそうだけど

荻原浩新興宗教を始める小説はめちゃくちゃ面白かったな

最近流行りのD○igoって人見るとあの本の占い師思い出す

2015-09-04

書評作家履歴書 21人の人気作家が語るプロになるための方法

Amazon: http://www.amazon.co.jp/gp/product/4041107113?keywords=%E4%BD%9C%E5%AE%B6%E3%81%AE%E5%B1%A5%E6%AD%B4%E6%9B%B8&qid=1441361617&ref_=sr_1_1&s=books&sr=1-1

出版ではなく作家志望者を喰い物にして稼ごうという業界の魂胆が垣間見える本。

シナセンや芸術系専門学校カルチャーセンターが細々とやってきた業界ビジネスに、胴元が参戦してきた。

流行作家雁首を揃え、文筆業の華やかな部分だけを語っている。

阿川佐和子石田衣良江國香織角田光代大沢在昌 etc.

本書の想定読者は"本を読んだことはないけど何となく作家になりたいと思っている人たち"だろう。

作家の語りの冒頭では、先生方の略歴が記されている。

前職は勤め人だった、直木賞を獲った、作品映画化された……

どんな有名作家の、誰でも知っていそうなことでもしっかり書かれている。

「こんな基本情報さえ読者は知らない」という前提で作られた本なのだ

略歴紹介に続く本文では、"山本周五郎(しゅうごろう)賞"、"芥川(あくたがわ)賞"などとルビが振ってあったりする。酷い。

荻原浩は「公募ガイドを見て新人賞に応募した」だなんて言ってるし、森村誠一は「私の作品を読んだことがない、小説はあまりきじゃないと言う担当編集に会って驚いた」と書いているから、本書の読者も相当ナメられているだろう。

道尾秀介40歳)をして「失敗するのを恐れて、臆病な読者が映画化された本を買う」と言わしめるほどである。読者の質が低いのは業界周知の事実で、自然と商いのレベルも落ちているのだ。

念押しするかのように、あとがきでは北上次郎が「作品は斬新さが重要、完成度は求めていない、ストーリーはどうでもいい」と放言している。端から新人作家使い捨てにする気でいて、作家を育てる余力が業界にないのだ。

愛書家としては絶望しかないが、仕方のないことなのだろう。

ちなみに私は本著を図書館で借りて読んだ。

堂々たる複本所であるが、予約を入れてから二ヶ月ほど待たされた。

それだけ"ニーズ"があるのだ。

2010-10-28

面白かった小説

http://blog.livedoor.jp/news23vip/archives/3061585.html

これに便乗して一部をリストアップ

森絵都    「DIVE!!」「宇宙のみなしご」

加納朋子   「モノレールねこ」「てるてるあした」「レインレインボウ」「ななつのこ

川上弘美   「光ってみえるもの、あれは」「せんせいの鞄」

松村栄子   「Talkingアスカ

さだまさし  「解夏」「眉山

飛鳥井千砂  「はるがいったら」

よしもとばなな「キッチン」「ハゴロモ

梨木香歩   「家守綺譚」「沼地のある森を抜けて」「裏庭」

五十嵐貴久  「パパと娘の7日間」「1985年の奇跡」「2005年のロケットボーイズ

浅田次郎   「月のしずく

・雫井修介   「クローズド・ノート

・松木剛史   「きみはジョッキー

恩田陸    「夜のピクニック」「ドミノ」「蛇行する川のほとり」

瀬尾まいこ  「卵の緒」「幸福な食卓」「天国はまだ遠く

江國香織   「なつのひかり」「神様ボート

豊島ミホ   「エバーグリーン」「夜の朝顔

・黒野伸一   「かもめ幼稚園

中村航    「あなたがここにいて欲しい」「絶対、最強恋のうた」

山本幸久   「幸福ロケット」「美晴さんランナウェイ」

荻原浩    「メリーゴーランド

梶尾真治   「波に座る男たち」「サラマンダー殲滅」

関口尚    「君に舞い降りる白」

重松清    「きみの友だち」「みぞれ

有川浩    「阪急電車

朱川湊人   「花まんま」「わくらば日記

中沢けい   「楽隊のうさぎ

村山由佳   「星々の舟」

宮部みゆき  「地下街の雨」

小川洋子   「凍りついた香り」

梨屋アリエ  「プラネタリウム

乙一     「さみしさの周波数」「GOTH

市川拓司   「そのときは彼によろしく」「いま、会いにゆきます

群ようこ   「かもめ食堂

辻内智貴   「青空ルーレット

上橋菜穂子  「獣の奏者」「狐笛のかなた」

大崎善生   「パイロットフィッシュ

湯本香樹実  「春のオルガン」「ポプラの秋」

佐藤多佳子  「しゃべれどもしゃべれども

水森サトリ  「でかい月だな」

筒井康孝   「夜を走る」「パプリカ

藤野千夜   「少年少女ポルカ」「ルート225」

多すぎた。読んだらどれも面白いなあって思ってしまうのはよくないと反省

 
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