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はてなキーワード: 流行作家とは

2021-06-19

anond:20210619063749

元増田は「江馬修」で検索してみろ。昔は流行作家だったとはいえ零落して貧乏になったジジイなのに

・60歳で28歳の豊田正子事実婚

・82歳で30歳の天児直美と事実婚

こういう愛もある。考え方が狭すぎるんだ、考え方が。

2021-01-22

anond:20210122061437

今の時代、若書きが通用するのって小説だと純文学ライトノベルだけだよ。

で、なんでそういうことが日本文芸だけで起きるのかっていうと、出版社一種芸能事務所化しちゃっている日本特殊事情に原因がある。

海外では基本的に在野のエージェントを通すなどしてそれなりに選別されたうえで出版するかどうかが決まるから若くしてデビューと言っても日本ほど早くないし、また欧米特に文学の全体を貫く文化的文脈があるから批評家機能していて、文学理論無視した雰囲気小説は全く評価されないので学んでいない勢いだけの作家頭角を現しづらい(ほぼ不可能)。

日本現代作家ってあんまり文学理論学ばないかそもそも世界的にはレベルが低いんだけど、とりわけ純文学作家が育たない。その原因は80年代ごろから顕著になるけど出版広告代理店が絡んでマスメディア癒着し始めたため(著名な流行作家とかが昔テレビに出てたのはこの流れのせい)、ほそぼそとやるだけでは純文の編集部が肩身が狭くなる一方なので注目を集める素材じゃないと売り出せない状況になったから、売りどころがわかりづらい純文学はしだいに「若い女性」とか「アウトロー」みたいなので広告的に盛り上げられる人選になっていったため。で、売り出したら売り出しっぱなしで育て方がわからないのでモブ化するしかなくなる。

いわゆる「瑞々しい感性」っていう売り文句はこういう雑な売り方を強引に肯定したもの

エンタメ小説技術体系が比較的出来上がっているので良否の判断がつきやすい。だから結果的技術的に未熟な作家は取り上げられにくい。

ライトノベルジュブナイル小説ではないいわゆるオタクが好むタイプラノベ)はある意味ポストモダンの申し子で構造破綻していた方が面白いから未熟さが売りにできるので、純文学に近いスタンスになっている。

ちなみに明治大正のころも若い文豪がいっぱいいたという反論がありそうなので先に封じておくと、あれらの作家同人誌から出発している半同人作家で、そもそも出版業界自体も未熟で小さく尾崎紅葉夏目漱石などといった作家弟子であったり同じ大学のよしみみたいなコネデビューしかなかった。

2021-01-15

anond:20210115100824

バブルちょい前の流行作家家田荘子は『あんた、クロ(黒人)好きでしょ?!』て看破されたらしいし、そのもう少し前にはフィリピン系の色黒の若年男性フットボールブームで人気だったらしいぞ?

2020-01-19

anond:20200119205539

どうせなら恋川春町みたいな流行作家を目指すやで

ワイは畑を耕すやで

2019-05-18

出版関係者ならみんなわかると思うが

本が売れることよりも本が売れてなくても依頼が来るほうがはるかにすごい。

普通は一冊でも実売がいまいちならそこで依頼が途絶えるのが当たり前(実は業界では実売データはほぼ共有されている)。

毎年本を出していて堅調な人が急に出さなくなるのは最後の本の売れ行きがいまいちだったから。

それなのに依頼がくるのはほんとうに編集者を唸らす本を書いているからで、そんな作家流行作家よりも少ない。

2019-05-11

文アル

私はゲーマーである最近では据え置きゲームプレイする時間が無い為専らソシャゲ専門である。ただし、昨今売り上げトップクラスゲームぐらいにしか手は出せていない。

私は本をたまに読む。現代流行作家も好きだが、芥川龍之介氏や泉鏡花氏、太宰治氏の美しい文体に夢中になったり、吉川英治氏の宮本武蔵を読み、力だけの強さではなく精神の強さの高みに至るにはと考えさせられ、武者小路実篤氏の晩年随筆を拝見し人間老いとそれでも書くという意思を貫いた氏に敬服したりといった具合の文学研究者には程遠いレベルの本好きである

それを踏まえた上で、昨今見聞きした件での所感を綴ろうと思う。

文豪アルケミスト」とはDMMゲームスより配信されているユーザー100万人突破DMMランキング11位(本日19:00現在)Game-iの平均ランキング322位(売上予想131万円)の人気のある女性向けソーシャルゲームがある。世界観担当イシイジロウ氏(代表作は2008年の「428~封鎖された渋谷で~」今後「新サクラ大戦」にも参加されるらしい)プロデューサー谷口平氏担当し、金沢製作されている。

さて、この「文豪アルケミスト」のゲーム内では文豪実名キャラクター化しており、ゲームの中のイラスト美男子達が芥川龍之介氏や太宰治氏を名乗っている。いや、それはいい。ご遺族にご挨拶して許可を事前に取っているのならそれは全然構わないと思う。そしてその文豪達を強くする為に召装という物が必要になってくる。それら召装には文豪私生活や遊んでる風景などが描かれる。また文豪衣装を変えられる権利も手に入れられる。もちろん無料ではない。世に言うガチャである

さて、このガチャで2019/2/21に配信された「猫町幻燈」でとある問題が発生した。召装イラスト内に於ける萩原朔太郎の着用しているお面が個人クリエーターである和兎庵氏(以下クリエーター様)がデザイン販売している猫面とデザインが同一であるという点である

発見したのは某匿名掲示板文豪アルケミストを見守っていた方々と、皮肉にも文豪アルケミストに対して疑問符を抱いていた人達であり、すぐにまとめがtogetterにて作られた

この事はすぐにクリエイター様の所に伝わり、早速問い合わせをし、弁護士にも依頼したという。これを受けてユーザーの中にもそれなりの人数の問い合わせをした人も居たと思われる。

しかし、その返信は「順次詳細確認中」という味気の無いものだったらしい。ユーザーの中にも不満を漏らす者が出てくる。

まずこの時点で普通ゲーム運営ではありえない。「調査中」と宣言して召装を取り下げるなりの処置を、文豪アルケミスト運営はせずに、召装ガチャを売り続けたのである。その態度に不満が出るのだが、その声は悉く封殺されたのである

何故か。

Twitterで「文アル」と検索するとサジェストに「文アル リンチ」と出てくる。

これはいいかなる場合でも運営に対して不満を漏らすユーザーを他の文アルユーザーネットリンチをしているという事である

主な手口としては不満を漏らすユーザーツイート引用RTしながら「何が悪いかわからない」「クレーマー」「要介護者」と言った罵倒を繰り返す。そして不満を漏らしたユーザーアカウントを消去したり鍵を掛けるまで嫌がらせを続けるのである

この嫌がらせは残念な事に 盗作されてしまったクリエーター氏にまで及んでしまった。

しかし数回にも及ぶ問い合わせにも文豪アルケミスト運営ユーザーはおろかクリエイター氏本人にも誠意ある返信をしなかった。

その結果、クリエーター氏は裁判所を話し合いの舞台とせざるを得なくなる。 協議の為に3回も裁判所を訪れなければいけなくなった側の身を考えると他ゲームユーザーでも胃が痛くなる。

そして昨日2019/5/10

ようやく「文豪アルケミスト運営が動きらしきものを見せた

それを見てクリエーター氏も普通ユーザー諸氏も一ゲーマーの私も驚いた。

全く謝罪文章になっていないのである

それはもう同じプラットフォームカオスサーガ謝罪文よりも酷い文章だった。

文豪アルケミスト運営は、文豪ゲーの名に賭けて弁護士謝罪文の作成を依頼せずにスタッフ謝罪文を作成させたのだろうか。

だとしたら焼け石にガソリンを撒いただけなのではないか

実際、クリエーター氏も困惑しているような気がする。

しろこれで謝っていると思える方が凄い。

そして現在のところイシイジロウ氏 も谷口平氏もこの件に関して全く触れていない。

この件に関して思う事は、「これが罷り通るようになったらゲーム業界本格的に終わる」だ。

この「文豪アルケミスト運営過去にも様々な盗用をやらかしてきたらしい。その度に熱狂的なユーザー庇護されてきた。

その一方で純粋文学が好き、真っ当な倫理観を持ったユーザーは「文豪アルケミスト」に拒否感を抱き、離れていった。離れないにせよ課金を控えるというソシャゲに取っては致命的な行動に出ざるを得なかった。

残るのはトンチキな理論でアクロバティックな擁護をする あまり運営に取って有益ではないユーザーだけ。

その結果が「ユーザー100万人いってるらしいのにゲーム名を聞いたら眉を顰められる、課金ほとんどされないゲーム」の誕生である

ここまで言っておいて何だが別に文豪アルケミスト」にさっさとサービス終了してくれとは言わない。

何故ならこの運営スタッフ、狂信的ユーザーを箱庭のように永遠に文豪アルケミスト」の中に閉じ込めておいてもらいたいからだ。

この運営や狂信的ユーザー倫理感で他のゲームや娯楽コンテンツ汚染される事が、ただただ恐ろしい。

でも付け加えるならば盗作盗用は二度とせずに、自分の好きな国内外作家は出てほしくないし、出来れば今出ている好きな作家は取り下げてもらいたいなぁと思う。

(ご遺族が許可出してるんだろうから無理だろうけどね!)

2018-09-30

三島由紀夫の体が笑われすぎ

セックス最中に肉体への嫌悪感ヒステリックゲラゲラ笑われ、美輪明宏嘲笑され、それでも裸の写真とりまくった三島由紀夫マゾの鑑。

https://mikuriyan.hateblo.jp/entry/2018/02/27/232159

福島は実際の体験こそないものの、自分同性愛であることは自覚していて、三島小説「禁色」に「ルドン」という名で出てくるゲイバーに行きたいと思い、三島由紀夫の家に訪ねていきます

そして性交渉へ! しかし……

三島由紀夫は何回かのデートの後、福島次郎をホテルに誘って身体関係を持つのですが、福島三島の「電気コードの被覆部をはぎとった『裸線』のような」痩せた貧弱な肉体にまったく魅力を覚えず、セックスの間、ずっとマグロ状態だったといいます

世間でもて囃されている流行作家である三島由紀夫と親しく付き合えることを光栄に思い、東京山の手ハイカラ中流階級三島家に出入りできることを嬉しく感じるのですが、三島とのセックス苦痛以外の何者でもなかったといいます

いっそのこと福島ノンケだったら三島とのセックス可能だったのではないかと思うのですが、あいにくと福島ホモで、タイプ以外の男とはヤル気になれないんですね。

それでもしばらく我慢して三島と付き合うのですが、夏になって伊豆旅館三島と一緒に逗留しているときに、セックス最中ヒステリックゲラゲラ笑い出して、その場の雰囲気をぶち壊してしまます

三島の肉体にたいする嫌悪感がそういう形で噴き出すんですね。

それで三島との仲は破綻し、福島故郷九州に戻って高校教師になります

以下は15年後の逢瀬のとき記述です。このときには三島もムキムキマッチョに鍛えています

三島は脱いだ写真ばっかりですね。

熊本にやって来た三島由紀夫宿泊したホテルで、福島の前でふんどしつの裸になってボディービルで鍛えた自慢の肉体をみせびらかします。

そして二人は久しぶりにセックスするのですが、福島身体はやはり反応しないのです。

福島は、三島の不恰好で不自然な「肉体美」を目のあたりにして「どんなに鍛えても、この人の体はやはり裸線なのか」と思ってしまうのです。

……三島若い頃はベッドでは「タチ」だったそうですが、このときは「ネコ」になっていたそうです。

福島三島ネコになったせいで、やたらと男っぽく振舞うようになったのではないか、と興味深い推察をしています

(※タチ:攻める人、ネコ:受ける人)

しかに……ゲイではない私から見ても、三島の裸体はかっこよくない。筋肉があるだけで。

一般的三島肉体改造きっかけは「美輪明宏嘲笑されたから」と言われていますが、福島との行為中の「哄笑」にあったのかもしれませんね。

2018-06-08

都会の図書館すごい

住んでいるA区と、通勤先のB区の図書館を利用できる

どちらもネットから本を予約できる

さすが都内公立図書館だけあって蔵書数は多く、たいていの本は入手できる

これもう本屋で買う必要無いだろ

ただ、人気作(たとえば、出たばかりの流行作家の新作)はさすがに予約数が200人とかになっていて、なかなか借りられないが

それ以外だと本当に買う必要無い

図書館バンザイ

2017-01-05

世界に誇るニッポン技術」が父親を生き生きとさせる


最近父親が変わった。

家族食事中、口を開けば「日本の〇〇が外国で人気」「日本のこの技術世界有数」などと嬉しそうに語りだす。さらには他の国の悪口を言いだす始末。はっきり言って反応に困ってしまう。なんと返事をすればいいのだ。

もともと父親は学のある方ではないと思う。三、四流大学を出て、何度か転職し、文句一つ言わずに働いて家族を養ってくれている。自分の高い授業料(大学)支払ってもらっている。素直に尊敬している。

父親は数年前から通勤時間が延びた影響で、それまであまり読んでいなかった流行作家小説を読み始めた。池井戸潤とか百田尚樹とか、まあ、本屋に行けばどこにでも置いてある人気作家小説である自分高校生のころ、「永遠ゼロ」を強く勧められて、映画を見に行った。それまで趣味という趣味もなく、休日は家でボーッとテレビを見ているだけだった父親に、やっと趣味と呼べるものが出来て嬉しかったのを覚えている。

少し前は「海賊と呼ばれた男」を猛プッシュされた。一時期、口を開けば「出光創業者が〜」と言い出す。これも困った。なんでこの人はまるで自分が偉くなったかのように語るのだろう。

結局、父親読書量は以前より減ってしまった。週に2日の休みハイボールを飲みながらテレビの前でぐったりしていることが多い。そして画面には、日本を過剰に持ち上げる類の番組が。

父親は未だにスマホを持っておらず、ネットほとんどしない。

そして今晩も得意げに「ニッポン自慢」をはじめる。シーンとする食卓。この瞬間だけが唯一父親笑顔が見られる時間である。なんだか自信がみなぎってる感じがする。めでたしめでたし

2015-09-04

書評作家履歴書 21人の人気作家が語るプロになるための方法

Amazon: http://www.amazon.co.jp/gp/product/4041107113?keywords=%E4%BD%9C%E5%AE%B6%E3%81%AE%E5%B1%A5%E6%AD%B4%E6%9B%B8&qid=1441361617&ref_=sr_1_1&s=books&sr=1-1

出版ではなく作家志望者を喰い物にして稼ごうという業界の魂胆が垣間見える本。

シナセンや芸術系専門学校カルチャーセンターが細々とやってきた業界ビジネスに、胴元が参戦してきた。

流行作家雁首を揃え、文筆業の華やかな部分だけを語っている。

阿川佐和子石田衣良江國香織角田光代大沢在昌 etc.

本書の想定読者は"本を読んだことはないけど何となく作家になりたいと思っている人たち"だろう。

作家の語りの冒頭では、先生方の略歴が記されている。

前職は勤め人だった、直木賞を獲った、作品映画化された……

どんな有名作家の、誰でも知っていそうなことでもしっかり書かれている。

「こんな基本情報さえ読者は知らない」という前提で作られた本なのだ

略歴紹介に続く本文では、"山本周五郎(しゅうごろう)賞"、"芥川(あくたがわ)賞"などとルビが振ってあったりする。酷い。

荻原浩は「公募ガイドを見て新人賞に応募した」だなんて言ってるし、森村誠一は「私の作品を読んだことがない、小説はあまりきじゃないと言う担当編集に会って驚いた」と書いているから、本書の読者も相当ナメられているだろう。

道尾秀介40歳)をして「失敗するのを恐れて、臆病な読者が映画化された本を買う」と言わしめるほどである。読者の質が低いのは業界周知の事実で、自然と商いのレベルも落ちているのだ。

念押しするかのように、あとがきでは北上次郎が「作品は斬新さが重要、完成度は求めていない、ストーリーはどうでもいい」と放言している。端から新人作家使い捨てにする気でいて、作家を育てる余力が業界にないのだ。

愛書家としては絶望しかないが、仕方のないことなのだろう。

ちなみに私は本著を図書館で借りて読んだ。

堂々たる複本所であるが、予約を入れてから二ヶ月ほど待たされた。

それだけ"ニーズ"があるのだ。

 
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