「大企業病」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 大企業病とは

2013-08-09

この人はもうだめだと思った

何を言っても通じない。

この人はだめなんだと思った。

日が経てば普通に接しているけれど、今では結構限界だ。

あの人が権力を持って僕ら部下に接するせいで、僕のできる先輩たちはどんどんいなくなった。

今ではネット業界結構名の知れている人も、うちの会社に入ってすぐやめて別の会社で有名になった。

「今社内にいるあの人が辞めたら、自分会社を辞めよう」

そう思って半年、ついに自分尊敬している最後の人がいなくなる。

そのことについて一言いいたくて、あいつと飲んだ日があった。

そしてその日からそいつのことが本当に本当に嫌いになった。

あいつは何一つ部下のことなんか考えてなかったんだ。

ベンチャー企業に入って自由と責任という名の下、がんばれるだけがんばりたいと思っていた。

でもそれも終わりを告げる。

なんてことはない。

自分が入った企業は単に中小昭和風の大企業病真っ只中のベンチャーとは名ばかりの会社だったんだ。

最初に入る会社を間違った自分責任だ。

あとはスキルをためて転職するだけだ。

いい会社だった。

入社する前までは。

2013-05-04

http://anond.hatelabo.jp/20130504200310

今でも大企業病のひどい両社が合併したらどんなクソみたいな会社になるんだよ。

クソみたいな会社の大量の下請けが気の毒すぎる。

2012-12-24

柳井正は人として終わってる」を読んで

http://www.mynewsjapan.com/reports/1734


あー、俺です。

なんか最近UNIQLOって超ブラックなんだぜ?っていう記事を読んだので、元UNIQLO社員の俺がしゃべります

長いエントリーになりそうなので先に謝ります

まず俺のことなんですけど、UNIQLO辞めたのは2年以内のどっかです。在職期間は5年以上10年以内で、中途採用でした。

在籍部署はあんま言いたくないんですけど、商品系のどっかです。

生産部とか、R&D部(デザイナーパタンナー等)とか、MD部とか、そういうモノ作り系です。


そいでまぁ、一言で言うと確かにUNIQLOはすっげーブラックだとは思います

ネットで読んだ記事はIDが無いので最後まで読めなかったんですけど、だいたい書いてあることはわかります

ただ本部と店舗だとまた違うとこもあると思うので、その辺のことを書けたらと思います

できるだけグチっぽくならないように書くつもりですけど、どうしても主観的になっちゃうのは許してください。


まず俺が入社した当時はUNIQLOはこんなじゃなかったってのを先に。

けっこう和気藹々な雰囲気で、社内のムードも良くて、厳しい決まりごとなんてのもそんなに無かった。

9時出社だったし、一定階級以下は残業代も出るし、一定階級以上は逆に「裁量労働制」つって、一日一時間でも働けば出社扱いになった。

風邪ひいて欠勤しようが別に給料に影響することはない素敵システム

休みが少ない!ってのも特に感じなかったし、総合的に考えて、給料は悪くなかった。

課題なんてなかったし、残業は確かにあったけど、いわゆるアパレルらしいルーズさというか、いい加減さみたいな空気が社内にもあった。

ただ柳井はそういうのがもともと嫌だったんだろうね。あの人は経営に関しては完璧主義で潔癖症から、そういう「大企業病みたいなものを排除しないと」っていうパラノイアみたいなもんにとりつかれていった。会議でも度々そういうことを口にするようになっていたし、社内にもピリピリした空気が漂うようになってきてた。

社屋が六本木に移った頃から目に見えてちょっとずつ厳しくなっていった。

それでまぁ1年経ち、2年経ち、だんだん風呂の温度があがっていって、俺はもう熱くて我慢できなくなったので先にあがった感じ。

から今、新卒中途採用で新しくきた人は、急に高温のお風呂にぶち込まれるわけで、「あちゃちゃちゃちゃちゃ!むりむりむりむり!!!」ってなるのもわかる。


じゃぁ具体的に、ブラックだと思うことから


①就業時間

前述にもあるけど「裁量労働制」。

おれは法律には明るくないかわからんのですけど、これってありなんですか?

うまい汁吸わせてもらってる時はいいんですけど、風呂の温度が高すぎて人がいないんで、1人あたりの業務負担がすげー多くなっちゃった今、正直この制度のせいで、ほとんどの社員残業代出ないまま毎日時間残業することになってる。くどいようだけど残業代無しで。社員からしたらまずもうこの時点でアウトだろ!って思うけど、どうなんですか?

そのくせ、半期に一度の業務評価で、残業無しとか、有給全消化とかを目標にさせられて、クリアできないと評価が下がってボーナスが目減りする。だけどこの目標は強制項目だから回避できない。これは詰んでる。

それと朝7時出社。これはけっこう精神にくる。思ってるよりずっとキツい。

そもそもなんでそんなことを始めたかというと、「早く帰って、プライベート時間を勉学やリサーチ等の情報収集に使うのが良い人生だよね!」みたいな柳井妄想からスタートしてるんですけど、そんなんほっといてくれよっていう。

そもそも、就業時間拘束時間が変わらない限り、早く帰ろうが遅く帰ろうが、睡眠時間キープしようとするとプライベート時間は変わらないはずなんですけどねぇ。

柳井クラスになると生きてる次元が違う。

そんで柳井曰く、じゃぁそのプライベート時間にやる勉強をこっちで用意しといてやったから!おまえら早く帰れるようになってうれしいだろ?これやっとけよ!?っていうのが「英語」。


英語

まず、TOEIC750点以上。これ無理。

俺みたいな超絶バイリンガル天才はさておき、デザイナーとかパタンナーとかアホですもん。デザイナーとか200点とかがゴロゴロしてる。え?TOEICて4択ですよwwwwwwみたいな。

専門学校卒ですよ。学生時代にハマったのはボディピとスケボーですよ。レゲー世界を変えると思ってるんですよ。無理でしょ。

あとMDとか生産部とかも基本アホですもん。そもそも店舗から引っ張ってきて本社勤務してるやつなんて、基本三流大学出てれば良い方。高卒レベル脳みそ引っさげてアルバイトUNIQLOの店員からはじめたような奴らですよ。そいつらが、それでも現場で類まれな能力を発揮して、店長になって、エリアマネージャーに昇格して、そんで、じゃぁ君いいね、来月から本社で一緒にモノ作りしようよっつって本社勤務してるんですよ、そんな叩き上げおっさん捕まえて、「半年TOEIC750点出してもらうから。できなきゃ給料から授業料天引きね★」って、いや無理ですって。詰んでるって。

当然、点数だけでは給料から天引きされないんですけど、条件がある。

まず勉強時間。これはBerlitzEラーニングシステムを導入してるので、誰がどれくらい勉強してるかが全てわかるようになってる。いろいろやったけど基本ズルは難しい。

週に10時間以上勉強しないと、上司から指導が入る。それでも改善できなければ給料から授業料の半額が天引きされる。

それと、半年ごとのテストで50点アップ。これをクリアできないとさらに半額が天引きされる。コンボだと全額。

だけど①でも述べたように、ものすっごい残業して、家帰ったら寝るだけみたいな生活しかも5時起き)の中で毎日1.5時間以上の勉強時間を捻出するのは本当に辛い。体力をどんどん疲弊する。ライフゼロよ!ってまじで思う。

当然その勉強時間給料は出ないので、UNIQLO社員はもれなく月30時間以上は家でサビ残してることになるとおもうのだけど。

これも始まったのはここ2年くらい前かな。

そもそも社員時間勝手に使って、勝手給料から天引きするシステム、これがブラックじゃなくて何がブラックなん?


課題

おまえら英語けが課題だと思うなし。

今週の課題柳井正の「一生九敗」を読んだ読書感想文だし。まぁこの本の代金は柳井ポケットマネーでいいわそこまでせこくないし。売上部数1万は上乗せできるし。でも来月の課題図書ドラッカーの「経営哲学」な。本の代金は給料から天引きしといたから。あと感想文提出できないと面談な。

ほんとUNIQLO社員は気が長い。


責任

えーと、俺がUNIQLOを辞めようって思ったのはこれです。個人的にはこれが一番堪えられなかった。

会社経営方針として「全員経営」ってのがあって、これは柳井の口癖でもあるんですけど、要するに全員が経営者の自覚をもって、もっと利益や売上にコミットしましょうってことなんだけど、それがどう転じてか、「責任は個人がとる。」ってことになって、それがさらにこじれて、「担当者(末端社員)が責任をとる。」ってのがUNIQLOのやり方。

おれはアパレルしかわからんので、アパレルの話をしますけど、モノ作りってのは基本トップダウンで行われる。

ディレクターって呼ばれる人達が(UNIQLO場合大勢)いて、その人達がじゃぁ今季のコンセプトはこれこれですよってのを決める。

それを元にカラーを組む人や、柄を組む人や、デザインを考えるデザイナーがいて、サンプルを作って、会議をするわけです。

でもすぐにサンプルを作れるわけじゃなくて、何度もそのエライ人達と打ち合わせして、パタンナーと打ち合わせして、じゃぁこれでいこうってなったら、生産部と協力してサンプルを作って、会議に挑むわけです。UNIQLOの商品は全て社長が目を通すので、商品系の会議と言えば社長会議なんですけど、そこまでに「会議のための会議」を何度も重ねて、会議に挑むわけです。

そんで会議たまたま柳井の意にそぐわなくて、「誰ですか!こんな下らないもん作ったのは!」ってなったとするでしょ?

首根っこ掴まれて、社長の前に放り出されるのは、一番下っ端のデザイナーだったりパタンナーだったりMDだったり生産なんです。

んで、ボーナス査定が目減りする。上司はうまくそれを処理して昇給する。

おれはこれがどうしても納得できなかった。

責任の取れない上司なんて必要ないし、そもそもみんなで話して決めたじゃん!っていう。

1つ例を出します。

今飛ぶように売れてるウルトラライトダウン。あれ、初年度とサイズ感が違うんです。

当初のコンセプトだと、あれは「ミドルレイヤーとしてのダウン」だったんです。mont-bellさんやPatagoniaさんがやってるようなシャツダウン。アウターの中に着るダウン。

そういうコンセプトですから当然サイズ感は、「シャツのよう」にミドルレイヤーとしてのフィット感を重視したサイズ感だった。

ところが、これが販売を開始してみると、店舗から「従来のものよりサイズが小さいのではないか」いう問い合わせが頻出したんです。

これ自体はよくある話です。誰が悪いというわけでもない。

きちんと商品説明が店舗まで行き渡っていなかったのも悪い。お客様に説明できていなかったのも悪い。そもそもそういうコンセプトが受け入れられる土壌がUNIQLOの客層にはできていなかった。いろいろ悪かったんです。

でも、これは責任をだれかがとらなくてはならない。何故なら!それが!UNIQLOの!やり方!ヒャッハー魔女狩りだゼェ!

パタンナー1人が全責任を被ってボーナスゼロ。2階級降格。

でも当然商品化されるまでには、何十人もの人間が携わり、会議で議論し、社長自身が「それで行きましょう!」と判を押してる。

そういうの全部無視して、企画立案者に罪をなすりつけるような会社で、良いアイデアや、良い商品が産まれるわけがない。

みんな萎縮して、実績のあるものをこねくり回すだけの仕事なっちゃう。

おれは絶対間違ってると思う。ねぇお兄ちゃん、これが全員経営ってやつなん?これがドラッカーがめざした理想経営学なん?


こういうことが日常的に起こる会社にいると社員はどうなると思いますか?社員は常に怯えて仕事するようになるんです。

自分責任をとらないでいいようなやり方。共有のメール、共有のための会議会議会議会議メールメールメールメール。。。


鬱病

そして作り出されるのが鬱病

これはほんとに多い。多分%に直したら日本企業で一番多いと思います。いや世界一

もうみんな感覚麻痺してて、誰々が明日から暫く休みますなんて報告を聞いても、あーまたかー、仕事が増えるなぁ、くらいにしか思ってない。

感覚でしゃべりますけど、10%~20%くらいの確率鬱病経験者です。

スポーンする社員も多いけど、辞めてく社員も大勢。

原因は、逃げ道の無いプレッシャーです。


けっこうわりと、仕事がクソでも、メンツが良ければ楽しくやってける、みたいなのあると思うんですけど、今のUNIQLOにそんなお花畑はない。

毎週朝礼で「プレッシャーを感じて仕事しろ」「もっと追い詰められろ」「緊張感をもて」って言われて仕事する。

社員プライベート時間も、仕事の時も、どんどんどんどん自分を追い詰めて仕事をしてる。そして死ぬ




最後にこんだけクソミソに言っておいてなんすけど良いことも書きます

まず、お客様にとっては、UNIQLOは最高だと思います

UNIQLOブラックさは、経営コストを削るために無理させてるってよりは、あいつら本気でそれが客のためになると思ってやがんですよ。

プレッシャーを感じて仕事しろ」ってのは、売れてる時は、客が店に来てる時。客が店に来てる時は、何か期待して来てる時。その時につまんないもの、粗悪なものしか見せられなかったら、そのブランドは終わり。っていう理論。だから売れてる時ほど緊張感をもってなきゃダメだってこと。

英語にせよ、なんにせよ、まるで宗教みたいにすげー崇高な理念の為にやってる。

英語をしゃべれるようになれば、もっと世界のいろんな企業と「直接」取引できて、もっと安い原材料を仕入れられて、もっと工場コミュニケーションがとれて、もっと良い商品がつくれるんじゃないかって、そんなことを考えてる。マジキチ

7時出社にせよ、裁量労働制にせよ、元々は社員のため!みたいなお節介企画が始まりですし、なにも搾取してやろうって始めたわけではない。

その辺は某居酒屋とかコンビニとは違うかなーとは思いますけど、おれもまだUNIQLO脳に侵されてるので他人からみたら一緒かもですね。


あと商品につては、まじで今でもUNIQLOの商品はすげーと思います。中にいても、外に出ても思います

あのシステムから生み出されるもんは、まじで世界一

縫製とか生地クオリティ最近悪いとか言われてるけど、全然そんなことなくて、むしろどんどん良くなってると思います。値段は高くなってるかもですけど、それは原材料の高騰がどうしても響いてる。デザインはクソですけど。

あそこまで単品の完成度が高い服は無いと思う。

むかしTVで見たけどチョコボールは毎年アップデートしてるらしい。あの小さな一個の粒を、チョコの味をちょっと変えたり、ちょこの厚みを変えたり、硬さや大きさを少しずついじって、今でもベストを探り続けてる。

UNIQLOはまさに同じ事をやってて、靴下一足、ポロシャツ1枚が去年とは全部違う。シルエット、素材、縫製、必ず何かアップデートしてて、そんなことを毎年毎年やってる。

社員がみんな萎縮してるから良いアイデアが生まれなくなって、デザインはどんどんクソになっていくけど、反比例して、既存の商品がどんどん良くなっていく。

お客様が喜んでくれる為って本気で思ってて、良い物を適正な価格で出せば絶対売れるっていう理念は創業当時から変わってない。モノ作りで妥協は絶対しない。

下っ端の社員なんて基本バカで単純。柳井教をうぜぇうぜぇと言いながら、信じてる。

だけど、他の会社で、そんなところは絶対ない。妥協しないって、できることじゃない。

おれはそういうモチベーションの高い人間じゃないので無理でしたけど、本気で服で世界を変えてやる!くらいに思ってるような熱いやつならまぁ向いてるんじゃないですかね。給料はいいと思います。平均よりは。


ただ、おれは服ってのはそういう切り口もあるけど、やっぱ基本楽しいもんじゃなきゃヤダって思う人なんで、あーUNIQLOむりかもーって思い始めてた。

そんでまぁ風呂の温度も一向に下がる気配ないし、むしろどんどん熱くなってるし、のぼせる前にイチ抜けした。

今は楽しくやってます

楽しいから生まれる「楽しい」の力も、おれは信じてます




追記:「積んでる」→「詰んでる」に訂正しました。id:takeda25さん指摘ありがとうございます

2012-06-29

http://anond.hatelabo.jp/20120629012945

腐った公務員になるな

はいはい、今仕事から帰ってきた地方公務員コメントしちゃうよ。

ちなみに、俺は首都圏ベッドタウン市役所勤務ね。

いわゆる役所や一部の大企業が、大企業病のようなもので使えないジジババで占められているというのは、まぁ、よくわかる。

でもさ、それで腐って適当仕事やって楽しいか?

偉くなることに意味が無い? いや、偉くなれば裁量が広がるし、面白い仕事もできるようになる。

つまんねークソみたいな仕事だって面白いことを見出すことができる。

俺は採用されてまだ10年もたってないが、いろいろと面白い仕事をさせてもらっている。自分が企画したプロジェクト報道されたり、よそから視察がきたりもした。

おかげで人脈も広がって刺激的な毎日だ。

公務員不祥事やらかさなければクビになることもないし、ブラックでもない。これはとてもいいことだ。

でも、これは何の理由もなくそうなっているわけじゃない。

それは、安定した行政事務を遂行するためであるし、そして、私たち職員が冒険できるというためだ。

行政だって変わらなきゃならない。

そんなシャッター街地方都市ならなおさら行政が手を打って面白いことをやらなきゃならない。

俺だったら、そんなところだからこそ頑張ろうと思うね。

つまんないことに人生を浪費するな。

食うために仕事をするのは当たり前だが、人生の少なくない部分を投入するんだ、食うためだけじゃないだろう?

2012-01-02

http://anond.hatelabo.jp/20120102215331

> 「君の若い力で会社を変えてくれ」とかい言葉に騙されずに海外に出て自分の力を試せ。

> でかい会社に自浄能力はない。

OK.

では、次のクエスチョンが浮かぶ。その前に前提の話をする。

いわゆる社畜日本企業特有のもの、と指摘されがちだが、ゴールドマン・サックスマッキンゼーでは激務中の激務のはずだ。

霞が関GS、Mckといったエリートが集まるところは、朝9時から朝5時まで働く不思議なところだ。

海外残業がない」という命題があったとして、

その命題を唱える海外勤務経験者が日本で言うこところの一般職勤務だとしたら、日本総合職海外一般職比較していることになる。

かい会社に自浄能力はない。そう、グーグル官僚主義的になってきたという。HPIBMの真似事をしようとしてグダグダだ。

もちろん、オリンパス大王製紙東京電力は3社だけの企業文化ではなく、日本企業全部に当てはまっているものの、事件として顕在化していないだけに見える。

かい企業は、海外MBA派遣が多かった。が、海外MBA帰りは日本企業に歓迎されなかったと聞く。

日本アメリカ流のマネジメント適用できなかったというわけだ。

閑話休題、次なるクエスチョン

『「クリエイティブ人材として期待された人間」が行き場を失っている状態』は日本特有なのか。

そうでないとすれば、

海外に行け』のその行き先は?たとえば、シリコンバレーベンチャー

とにかく、海外に行けばいいもんじゃないと思う。だって海外にも大企業病はあるもの。かといって、中小企業はぶっ潰れかねないもの

(本来なら丁寧語で書くべきだが、書き言葉にて思考展開する私にとって、丁寧語に変換することは私の思考を妨げるので書き言葉にて失礼。)

2011-10-11

三菱重工PCウィルス感染したとのこと

ようはアンチウィルスソフトいれてなかったんでしょ?


大企業病に侵された組織だと、もう何年も前に更新が切れたWindows2000とか98つかっていたり、IE6をつかっていたり、ウィルスソフトいれていなかったりする。


使っている誰もが「ハハハ、いまどきこんなOS使ってる人いないよな、ウィルスソフト入ってねーしww」とか言いながら使い続けてる。


誰かが上司に「うちの会社マジでヤバいですよ、ウィルスソフト入れましょうよ」とか言おうものなら「お前が言い出したんだから責任もってお前がやれよ、でも通常の業務を疎かにするなよ、あと、入れて何かあったらお前の責任からな。」って言われるのがわかってるから誰も言わないし、やらない。


社員たちは問題がわかっていても知らんぷりしていれば、もし問題が発生しても経営陣の責任になって、とりあえずOS更新リスクを一人でしょわなくて済む。だから社員たちは問題が起きるのを待たざるを得ない。つまりどんなにITに強くて優秀な社員がいても会社内の構造的にこういう事故は起こりうる。


今回の事件で企業経営側にITに強いのを入れておかないと大変なことになるってことがわかったんじゃないかな。



http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111009-OYT1T00821.htm

2011-07-18

http://anond.hatelabo.jp/20110718224012

個々のケースの判断で例外を無視する(統計的な平均だけで判断する)のは馬鹿だと思うよ。

でも例えば企業採用活動とかでは、いちいち外れ値をチェックするのはコストがかかりすぎるから統計的判断でバッサリ切るというのは合理的だと思う。

同様に、それなりに良い家柄の人が結婚相手を探す場合統計を判断に入れるのもまぁアリだと思う。結婚する個人の責任だけじゃリスクを吸収できないからね。

逆に「最近離婚率が高いんだから結婚する奴は馬鹿だね」とかいう主張をする非モテ馬鹿過ぎると思う(実際は負け惜しみでやってるだけだろうけど)。

背景にあるその他の情報確率変数)が全て周辺化(積分して平均値で代表することと思えばよい)されてるということを理解してないなと思う。

あと企業統計で判断するのも合理的だとは思うけど大企業病のつまんねー会社なんだろうなとも思う。

SIerを志す就職活動中の学生に送る言葉

いちソルジャーSE視点なんで、R&D部門とかは違うと思う

(元請け)SIerに入るということ

期待できること
リスク

わたしは何年かユー子SIerに居て、飽きてWEB屋に転職しました。

人それぞれだと思います

大きなSIerでこそ専門性を磨けるという人もいるし、会社ごとの差も大きいしね。

2次受け以降のSIerはよくわからない。技術力がある人もいるし、そうでない人もいるし。

2011-01-12

大企業病に罹ってない会社も考えものだよな

要するにフットワークが軽く、時勢に合わせて方針転換をいつでも迅速且つドラスティックに行える会社。出来る事なら、罹ってる会社と同じかそれ以上の距離でお付き合いしたい。こういう会社は第三者からの評価や成長性もいいんだけど、商売相手としては関わりたくない。方針がコロコロ変わって振り回されてる周辺が全然ハッピーになれてない状況をよく目にする。

社長自ら「これはいますよ!3年後には黒字化確実!」と大風呂敷広げて複数社巻き込んで1年がかりで準備して、スタート直前に「やっぱり止めますバブル弾けたみたいだし」とCCメール一本で全ての協力会社に凍結を通達。このためにわざわざ社内で教育してた新人も各社に多数いたらしいが、全てがパー。

話に聞けば、社長はこの1ヶ月協力会社に支払う違約金の金策に走り回ってたらしく、各所でそれを武勇伝のように(違約金払わず会社潰してトンズラする奴に比べて俺って超義理堅くね?!)吹聴してるとか。そしていけしゃあしゃあと翌週に「○○がこれからブーム来ますよ!一緒にビッグウェーブに乗りましょう!」とかメールを寄越してくる。

「二度と付き合うかあん会社!」と思ってる所は多数あれど、それを知らない会社の方がまだまだ多いのが現状なんだよなあ。

2010-11-15

ニコニコ動画の終りが始まった その3つの理由

11/14夜に、ニコニコ動画の公式生放送で、お笑い番組があった。

ナレーションに、ニコ生人にはよく知れた棒読みツールを使っていたり、

地上波では出来ないネタ下ネタブラックジョーク商標関連)や、テレビでは見ない芸人が出ていてネット番組の新しさがあって悪くはなかったのだが・・・

黒字化とかCDチャートに載ったりと勢いがあるようだったが、ニコニコ動画の終わりが見えた。


その3つの理由を記しておく。

その1:ヤラセを行なってしまった

芸人ネタの後に、視聴者がOK/NG投票し即座に結果が出るのだが、小数点1位までの%しか表示していなかった。

今、既存地上波テレビ番組が死に絶えてる最大の要因は、放送者側の意思が入ったヤラセ数字に、視聴者が気がついてしまい、1つのウソにより、全てがウソに見えるようになってしまった事だと思う。

それを安易に追随してしまった。 

ヤラセをやった理由は明白だ。

名前も聞いた事がない芸人が優勝!とするよりも、もう既におわコンとなって面白くもない芸人でも、ネームバリューさえあれば、ニュース記事を作りやすい。

それが宣伝にもなり、ニコニコ動画の認知度を上げるのが簡単になる。

いくつかの芸人は、噛み噛みだったり、オチが無かったりと散々だった。

予選なんてやってないんだろう。適当芸人を連れてきて、練習もせずにやっていたのが見え見えだった。

(だって、優勝する人決まってるんだもの。やる気なんて出ないよね。。しかし、芸人魂はどこへ行った!)

ニコ生のアンケートの仕組みは解るが、時間が進むに連れて人が減るし、なにより審査員という人のポイントも公開しないとか、デキレースそのものだろう?


その2:ネットは、幼稚な場所という見方が拭えていない

司会の松尾貴史は、あのコメント数の多さにもかかわらず、かなり適当(適して当たってる)なコメント紹介をしていて、ニコニコ動画が初めてとは思えないほど手馴れた感があったが、一つ???となる発言があった。

一部の芸人が、地上波ではできない事をしようとしたのか、下ネタがあったのだが、結果はNGの方が多く、コメントでも「ダメダー」、「笑えない下ネタだな」と散々だった。

その後に、松尾貴史が「こんなにも下ネタが拒絶されるとは思いませんでしたね。ネットも高尚な感じになって来たんですかね」と言った内容のことを言っていた。

まるで、解っていない。テレビを見てる人も、ネットを見てる人も、同じ日本人なのだ。

下ネタダメなんじゃない、ネタ自体がダメだっただけだ。

これまで規制に守られて、ぬくぬくとやってきた為、ある程度の内容で視聴者は満足をしていたのだ。

その曖昧な満足しか芸人には届かない為、芸人さんも満足をしていただけだ。

そこへ、規制無しに何をやってもいいよという状況になり、いざやってみると何も出来なくなっていた。ただそれだけの事だ。

それをネットの人のせいだ。と言わせてしまった事にニコニコ動画の終わりがある。

なぜか?

その3:製作会社へ丸投げしてしまった。広告を入れてしまった。

昭和テレビの全盛期、テレビ局中の人は、自ら知恵を絞り、各局凌ぎを削る状態にあった。

60分と言う枠の中で、起承転結があり、視聴者が求める物=あー面白かったと言う満足感 を与える為にはどうすれば良いかを考え抜かれていた。

それが、いつの間にか字幕芸(笑う所はここですよーと教えてくれるアレ)やら、CMまたぎで引き伸ばしたりと言った小手先の技を使い出し、そして、今や情報番組風の商品宣伝しか作れなくなってしまった。

それは、なぜか?

その理由は、一言で言うと大企業病だ。

番組は全て製作会社へ丸投げ、自らはただ放送するだけで、創意工夫をしなくなってしまったからだ。

そして、広告を入れることにより、その広告主に対する、批判や意見は言えなくなるという足枷を背負ってしまった。

広告自体は、面白かった。皆でワーワー言いながら、見るのは悪くは無い物だった)

番組最後テロップで「製作博報堂」と言うのを見た。

つまり、ニコニコ動画も、ネット中継をするサーバを持つだけの、ただの箱に成り下がったと言う事だ。

今は、その箱に中の人の魂が詰まっているかもしれないが、それはいずれ陳腐化する。

そうなった時、新たな魂を入れるノウハウは手元に無く、その結果は既存地上波と同じ道しか残されていない。

優勝はアメザリ!「ザ・エンタニコニコカーペット

http://natalie.mu/owarai/news/40546

---------

日曜に、丸々2時間も見てるとか、どんだけ暇やねん。

2010-11-08

平文メールパスワードを書いて送ってくる糞企業一覧

ぼく就活生。リクナビからJR東海にプレエントリーして驚いた。

■■■JR東海からIDパスワードのお知らせ■■■

あのに 増田

◆あのに 増田さんのID・パスワード

ID:12345678

パスワード:mypassword

こんにちはJR東海人事部です。

このたびは当社にプレエントリーを行って頂きまして、

誠にありがとうございました。

こんなメールが届いたの。

なにに驚いたって?登録画面で入力したパスワードが平文メールに書かれてたってとこ。

「mypassword」って書いてるところにぼくの大事なパスワードが書かれてたの。Gmailでも使ってる大切なやつ。

同じパスワード使ってるぼくも相当間抜けなんだけど、いまの時代いくらなんでも平文メールパスワードはないでしょ。

とっても怖かったのでJR東海Gmailパスワードを変更して寝ました。

恐怖はこれで終わらずに2ヶ月後。こんなメールが。

■■■JR東海からIDパスワードのお知らせ■■■

あのに 増田

◆あのに 増田さんのID・パスワード

ID:12345678

パスワード:newP@sSw0rd

こんにちはJR東海人事部です。

このたびは当社にプレエントリーを行って頂きまして、

誠にありがとうございました。

「newP@sSw0rd」は変更し直したパスワード

なんで平文メールパスワード書いて送ってくるの?馬鹿なの?阿呆なの?死ぬの?

なにが「こんにちは!」だ。こんにちはこんにちは!!

もうあきらめてそのまま寝ました。

さらに1ヶ月後。

■■■JR東海からIDパスワードのお知らせ■■■

あのに 増田

◆あのに 増田さんのID・パスワード

ID:12345678

パスワード:newP@sSw0rd

こんにちはJR東海人事部です。

このたびは当社にプレエントリーを行って頂きまして、

誠にありがとうございました。


問題点を2点挙げると

SQL Injectionとかで漏れたら終わりってことだよね。

正直な話、中の人間も信用できない。

JR東海だけの問題なら良かったんだけど、同じような企業が本当にいっぱいあってびっくり。

ちょっと調べてみるとこのシステムはdisc.co.jpってところの製品みたい 。

株式会社ディスコ」だって。

同じようなシステムを作ってる企業が他にもあって

axol.jp:「株式会社 毎日コミュニケーションズ

saiyo.jp :「株式会社ヒューマネージ」

どの会社もだだ漏れです。

こんな糞システムで食ってる奴らまじでしねばいいのに 。

採用してる企業もいっしょにくたばればいいのに 。

というのが2年前の話。JR東海はリク面で落ちました。爆発しろ

院生になって東京電力エントリーしたところまた同じようにパスワードが送られてきたのでこんなエントリを書いた次第。

マイミクに聞いて集めた平文メールパスワードを書いて送ってくる糞企業一覧(仮パスワードを送ってくるだけの会社は除いてるよ!)

みんな見事なまでに大企業病ですね><


ほかにもいっぱいあるみたい。

そして怖いのは

https://saiyo.axol.jp/12/s/ibm/entry/agreement

https://nttdata.saiyo.jp/newgraduates/

もうやだこの業界。たとえメールは送ってこなくてもハッシュ化は期待できないよね。

暇な人はsite:axol.jpあたりでぐぐればいいとおもうよ。

東京電力とかディスコとかに届け出ると選考で不利になりそうだし

IPAに届け出てもまともに取り合ってくれそうにないし、ぼくがちくったってばらしそうだし。

id:HiromitsuTakagiとかid:otsuneとかid:Hamachiya2とかが取り上げてくれないかなー

追記(11月9日22:26)

川崎重工がまた送ってきたから腹を立てながらブコメに返信してみる

id:taqpan これは酷い。とりあえずここに挙がっている企業はまともな情シス部門が無いか、安いってだけで人事部が糞SIerに丸投げするような体質か

NTTデータとかIBMとかが糞SIerに丸投げしてるあたりがまたなんとも

id:gifumaster ニコニコ動画も昔そうだった。メール送ったけど。

mixiも昔そうだったみたいです。2006年くらい。

id:MarriageTheorem id:HiromitsuTakagiさんとid:Hamachiya2さんのどちらが取り上げるかで後の展開が540度ぐらい変わるような気がするんだけど、このお二人を並列に置いてよいものか

あー。そうですよね。この問題の解決にぼくは何が出来るでしょうか・・・

大事なパスワードと同じものを登録している学生って結構多いと思うんですよね

2010-01-21

日本大企業病

ttp://realwave.blog70.fc2.com/blog-entry-137.html

何も価値を生み出すことができず、資産を切り売りを50年以上行っていたのです。しかし、カネボウの末期の経営の混乱を見ると、本当の意味で危機感を経営陣や社員が持つことは最後までなかったようです。

2009-12-21

http://anond.hatelabo.jp/20091221130417

大企業病ですね。

でもいざという時、会社は守ってくれるだろうか。技術は身につけておくべきだよ。

2009-09-17

http://anond.hatelabo.jp/20090916213443

あるある

大企業病って奴かね

常駐してて思ったのは、彼らは社内の評価が全て

周りは皆敵

責任は下か横か上に押し付けるのが常識

自分は悪く無い

あたりのロジックで動作してるからうぜー事うぜー事

言い逃れできない証拠突きつけて、評価者こみでレビューしてやれ

同期のライバルとかが一緒でも効果高い

2009-05-18

http://anond.hatelabo.jp/20090518103840

ははは、そうか。

圧迫面接の類でもないなら、なんだろうね。

中途採用でそこそこの待遇を前提とした面接だったら、もしかしたら本当に技術的な理由~だったのかもしれない。

面接に立ち会ってたわけじゃないから知らないけれど、元増田のを読んでる限り、

どうも元増田経験面接官の経験に相違があったのは確かなような気がした。

だから、企業としては、元増田の「過去経験に基づく発展」に期待した採用活動ではなく、

「我々がほしい経験を、元増田過去にすでに獲得していると思った」採用活動をしていたのだけど、

面接してみたら、なんだ違ってたのか、という感じだったのかもしれない。

人事面接の方は、技術詳細まで分かってるわけじゃないだろうしね。

あと、こっち。

http://anond.hatelabo.jp/20090518103404

ベンチャーの人ってみんな謙虚で、うちなんかまだまだです、見たいな感じの人が出てくるかと思ったら、全く印象の違う人が出てきたので驚いてしまった訳。

認識全般として間違ってないと思うけど、しかし一方で、ベンチャーの人って「なんだ、オレの知ってることぐらい知ってろよ」的な自信は持ってると思う。つか、自営とか技術ファミリー企業って、そうじゃなきゃやってらんない。

その記事を読んでて思ったのは、「経営幹部」って概念のそれ自体が大企業病じゃないかなぁと思った。

僕もうまく言葉にできないけど、昔の職人集団(親方-弟子制度)と、自営業と、ベンチャーって、紙一重だと思うよ。共通してるのは、親方(社長自身)が技術職・職人で、初期メンバーも基本的には技術職・職人で、経営教育専業の幹部は(少なくとも初期には)いなくて、せいぜい経理をよく知ってるパートor社員or身内がやってる、という組織形態。そこをシステマチック教育組織構成ができるかが、ベンチャーを大きくしていくとか、ベンチャー集団から企業に発展していく際のミソだと思う。

http://anond.hatelabo.jp/20090518090411

これコピペ

元増田ベンチャーを見下してるオーラしか感じ取れない。

たとえば、この部分。

仮にもベンチャーを標榜するんだったら、少し謙虚になりなさい、と言いたい。

その面接でも、企業側にそういう姿勢が伝わったから、「こいつは避けよう」ということで

落としたんじゃないの?人間性が合わないからボツというのも無碍なので、もっと無碍に職務遂行を理由にした、と。

ほぼ同じ言葉を使って元増田を諭すなら、

仮にもベンチャーに入社するんだったら、ベンチャー企業社員らしく、少し謙虚な姿勢になりなさい、と言いたい。



あとは、

面接官は、中間管理職層と思われたが、明らかに「大企業病」にかかっている身振り、口ぶりで、面接途中でどんどん入社意欲がなえてゆくのを感じた。

その面接官もまた、大企業から転職してきた人だとかね。

で、「ベンチャー謙虚さ」を身につけるよりも、「大企業病」の威張りが染みついてしまっている、と。

2008-10-17

http://anond.hatelabo.jp/20081017164008

中の人大企業病にかかってて、業界内の常識が世間の常識だと勘違いしちゃってるんだろう。

携帯ワンセグつける必要なんかクソも無いからな。

2008-10-08

http://anond.hatelabo.jp/20081008231558

(儲かる儲からない以前に)新しい機能をつけることのみがミッションで、それを達成しないと評価が下がる人とかが内部にいるんだろう。

よくある大企業病

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん