2011年02月19日の日記

2011-02-19

http://anond.hatelabo.jp/20110219173232

その話がどっから来たのか知らないけど、だったら作家様なんていらないと思うよ。

その辺のアルバイトにやらせればいいだけじゃん。

でも、そういう冗談話が出てくるってことは、それほどまでにラノベストーリー構造定型化してるってことなんだろうかね。

パッと考えて、俺みたいなあまりラノベを読まない人間であっても、「可愛い女の子重要な役割を持つ存在」とかそういう定型化された要素が思い浮かぶくらいだし。

あと言っちゃ悪いが、ラノベって基本的に立ち位置がよくわかんない。

萌えを重視し、表紙をとことん可愛くし、読者サービス的な位置であった可愛い女の子を必ずメインに据え、そこまでやっておきながら活字なんだもの。

普通小説なら挿絵はついてもそこで登場キャラクターがはっきりと描写されるわけではないか想像の余地はある。でもラノベにはそれがない。表紙から口絵から挿絵から、読者の想像を阻害するイマジネーションで溢れてる。つまりこれはマンガアニメのように楽しめって指示なんだよ。なのに活字。ラノベってひょっとして台本

http://anond.hatelabo.jp/20110219171543

なんか言ってることは俺と似てるがなんか違うな。

ラノベに固有の要素がまるでラノベしかいかのように言っている気がするからか?

それを言うなら「萌えを輸出」だろ?

ラノベを輸出、なんて言う必要はない。はっきりいってラノベ萌え文化が産み落としたできそこないの子供たいなもんだし。そんなもん輸出されてたまるかって思う。

むしろラノベ萌えから生まれたアニメ漫画を輸入することでかろうじて成り立っているようなもので、常に栄養失調って感じ。

学力低下大学のあり方

構造

学力低下に関した議論はもはやふたつの二元論に落ち込んだと言ってよい。

ひとつは「学生馬鹿になった(学力低下は正しい) vs 学生馬鹿じゃない(学力低下は正しくない)」という対立。

もうひとつは「大学以前までの教育に問題がある(学力低下は正しい) vs 教育内容も問題ない(学力低下は正しくない)」という対立。

前者は人間を見て、後者システムを見て判断している。

この手の問題は諸説あるが、概ねここまで単純化されていると思う。

関連した議論に就職の問題もあるが、この手の主張はまず、こちらの問題でどういう主張をしているか、ということを把握しておくと良いと思う。

つまり、就活制度システム面で主に問題があると主張する人は、こちらの方でもだいたいシステム的不全を主張するはずであるし、学生に問題があるという人は無論学力低下も肯定しているはずだ。

大学とは」を論じるときに見る二元

もう一段階前に遡れば、「そもそも大学とは何か」というところになると思う。

研究の場、学問の場、教育の場、いろいろ言いたいことはあるだろうが、それは「選民」によるものか「万民」によるものか、というところがもっとも立場を異にし、旗色を明らかにするものだと思う。

たとえば、選民的機能を求めるものは、スクリーニングによる選別、歴史的なブランドによる選別(一種のサラブレッド)を肯定するだろうし、大学全体にそれを強制するだろう。そこに通うものはもちろん同年度生の優れたものにのみ与えるべきだし、すべてにそれを求めるのは平均的知性の低下として糾弾する。そして偏差値の低い学生が通う大学は不要であると切り捨て、万民に開かれた大学放大サイバー大)は学士の安売りだとして非難する。通底するのは、大学大学生には望まれるべきハードルがある、ということだ。それは過激になると学問それ自体にも矛先を向け、よく文学哲学系や現代のカルチャーを扱う学問などが犠牲になる。

また、万民に開かれたものを求める場合は、サイバー大などのようなものはもちろん、できる限り多くの学生に、望むならば与えようという姿勢を持つ。

金銭的なハードルさえも、給付金で賄おうという立場をとり、多くの学問を認め、可能なかぎり多くの学生も認めようとする。学歴ロンダリングにも冷めた視線を注ぐのはだいたいこちら側である。彼らに共通するのは、包摂主義であり、ハードル存在しないか、できる限り低くすることを望む。

これを先に挙げた人とシステムの目線で(自分で言うのもなんだが)分かりやすくまとめれば、

大学は一部の優れた人間が通うところ vs 大学は誰もが通えるところ」

大学生は高等な知識を有していなければならない vs大学生は高等な知識を有している必要はない」

という構図となるかと思う。

結局

これをさらに突き詰めれば、「規範と自由」の対立まで遡ることができるのではないだろうか。

経営戦略として自由な大学像を目指すことを認めるか、淡々と上澄みの10%だけに通わせときゃいいんだよ、とするか。

実際は多くの人間がグレーな思想であり、ここまで極端な人間は少ないだろうが、あえて型枠に嵌めるとするとこうなるかと思う。

あるべき姿を創り、それに合わせようとするのか、今そこにあるものこそがあるべき姿だというのか、ということだ。

結局のところ立っている前提が違うのだから話が噛み合うわけがない、というのが私の感想である

バカを見下して優越感を味わうなりなんなり、好きにすればいいんじゃないでしょうか、というぐらいである。

整理

一貫した主張をしているという前提に則れば、

ということになろうか。

いずれにせよ、熱心な方々であることには間違いない。個人的には彼らのサポートは心配である

http://anond.hatelabo.jp/20110219165922

だが。(俺の書いた若年層が小説を読まなくなった理由の話からこんなことになってるとは思わなかった)

時間差はあっても良質なコンテンツは確実にキモヲタからライトヲタに流れるよ、という話

そして、それらのコンテンツが充填されたライトヲタはもはやライトヲタはないよね

ヲタという括りではない絶対的な視点で見ればそうかもしれない。

しかし、ヲタ間という相対的な視点になると、ライトヲタ永遠にライトヲタ、もしくはにわかとしか認識されないと思うんだが

それはどこまでいっても後発組であるという優劣の認識からくるもので、先発組にならない限りライトしか言われず、先発組になってしまったらもはやディープな側だろう。

http://anond.hatelabo.jp/20110219002824

いろいろ書いたんだけどなんだか蛇足な気がしてシンプルにまとめてみる。

>一瞬『もう差別化を図ることが難しいんだろうなぁ』とも思ったけど

いーや、全然可能だよ。だってラノベ世界って極めて閉鎖的で小さいじゃないか

芸術は借り物・パクリ文化なんだから、他からパクってくればいいわけさ。

具体的に言えば、谷川流がお遊びじゃなくて本気でSF好きなオタだったからこそハルヒが目新しい作品になってヒットしたように。

差別化図れないのは、例えるなら谷川流の真似をしてる本人が実はSFなんて全然好きじゃなくてせいぜいスペオペアニメをちょっと見た程度だったりするから。それじゃラノベの閉鎖空間から抜け出せない。

>そしてこの状態から突出した作品を書ける人が、本当に才能ある人なんだろうな、と

あなたに限らず一般人は才能にたいして幻想を持っているようだから言うけど、

ようはたくさんのネタを知っていてそれを上手くパクリまくれる根性があればいい。別にオリジナリティ溢れまくる神のごとき才能なんていりませんよ。

ガチ萌え絵ばっかりじゃキモくて新参はひいちゃいますよ

これはもう、ラノベの体質としてどうしようもなくなってる。

多分ああいう気色悪い(というのは俺の主観だが)絵をやめようと思ってもやめられない。

電撃文庫だとしたら、電撃文庫は表紙は「ああいテイスト」の絵っていう指示があって、そこから抜け出したら「売れないかダメ」になるだけ。

別に絵がアレじゃなくても売れるものは売れるはずなのに、ライトノベルという不確実な存在を無理やり定義づけるためにはあの絵がないとどうしようもないし売れなくなる(つまり、ラノベというジャンル買いを惰性でやっている消費者が離れてしまう)

というわけで、一度売れに売れなくなってラノベというジャンルが衰退するか、どっかのレーベルがああいう絵から脱却して頑張るか、何かをしない限り永遠にあの萌え絵のままだと思う

勝ち組氷河期世代は当面勝ち続ける

僕は1970年代半ばの氷河期世代、旧帝の理学研究科出身。

2000年就職した時は本当につらかった。今ほど就活にガリガリしていない雰囲気の中、適当に受けては落ちまくった。

スター出て素材大手に就職。先輩方は更においし会社に行けてたので、少し残念な気分もあった。

しか10年経ったら状況はまんざらでもない。

なにしろ、1990年代半ばには100人1990年ごろには200人取ってたうちの会社は、僕らの世代で50人ぐらいしか居ない。それも選び抜いているから優秀ぞろい。

コンパクト化する会社の中で、40代で課長クラスになれない人がバタバタと関係子会社に出向→転籍に遭っている中、僕らは30代半ば~後半を迎え、かなりいいポジションを得られていると思う。

http://anond.hatelabo.jp/20110219163200

ヲタはいつまでもガキのままということか

今更言われなくても知られてることだろう

http://anond.hatelabo.jp/20110219161531

頭悪いな。

小説」という「本」のくくりの中での一つのジャンルの話を自分から始めたくせして、指摘されたら今度は「J-POP」「洋楽」「インディーズ」というジャンルじゃなく「音楽」だなんてくくりのほうで反論とか。

http://anond.hatelabo.jp/20110219161531

反論ポイント探して反抗することがかっこいいと思っているガキの反応の仕方まんまだな

馬鹿の考え休むに似たり

お前の言う年代の好む音楽歌詞・曲)の傾向調べてみな

ラノベと大差ないぜ

http://anond.hatelabo.jp/20110219144235

じゃあ高い値段付けて売ってみなよ。売れないから。数字見たらアホでもわかるから

http://anond.hatelabo.jp/20110219151555

それと補足。

若年層が小説を読まなくなったんじゃない。

わざわざ本屋に行かなくても携帯でことが済むようになっていることに気づいたんだ。

ネット上には彼等の好む素人小説がただでゴロゴロしている。

彼等のほとんどは文章の質は気にしない。

自己確立のため、不安定な精神を全能感で補完するツールとして必要としているだけだから

大人で言うところの「酔えればカップ酒で構わない」というものに近いかもしれない。

そしてそこで疑似体験し、満足してしまう。

から、買うのはごく一部、携帯をそこまで使わない子か、世代が違う青年成人

経済力を持ち始めた~持っているが、今度はターゲットから外れてしまっている人間が相当数。

ここまで説明すれば分かるだろう。

売り上げが昔に比べて減っていて当然と言えるな。

そもそもやるべきではないことを効率的にやることが一番間違っている

たい言葉をどこかの偉い技術者の残した言葉で見たことがあるんだけど誰の発言だったっけ

http://anond.hatelabo.jp/20110219145427

だが

児童から青少年期に入るにあたり、自己確立の段階において嗜好(思考)が収束する傾向がある。

昔なら若気の至りという呼び方、未だと黒歴史だとか中二病といった呼び方をよく見かけるように、

似たような経験を経ている人間が多いというのは、発達心理学ことなど欠片も知らない人も認識している。

そして、成年期に入っていくとまた嗜好(思考)が拡散していく。

その嗜好(思考)が収束している時期の面々をターゲットにしているのがラノベだ。

ティーンズノベルと言っても差し支えない。

http://anond.hatelabo.jp/20110219145638

エロ政治家官僚警察検察の気分次第で潰されかねないから、その時のリスクを値段に織り込んでるだけだと思う

電子書籍の値段

とある現場でその話題が出た。

売り込みたい側がうちの偉い人達に色々とセールストークをかましている。

しか価格設定の認識が完全に違う。営業の人は紙媒体と同じか若干安い前提なのだが、偉い人は逆。むしろ2倍か3倍くらいでも構わない位の勢い。

その理由は、

その端末に何百冊と入って、いつでも読めたり栞をいくつも挟めたり好きなページにいつでも飛べたりするのだろう?

そんな紙媒体より便利なものなのに、どうして紙より安くしなければならないのか?

便利で多機能な方が高いのは物を売る際の基本中の基本だろう?

その後も営業の人が電子書籍の利便性を説けば説くほど、「じゃあなおさら紙よりも高くしないとな」と社長は返すばかりで、営業の人は何も言い返せずじまいだった。

電子版でそれだけの付加価値を付けておいて、それでも紙の方の値段と殆ど同じというのは納得出来んよ。

君はうちの本がその程度の価値しかないと思っているのかな?

未だにどちらが正しいのか俺には判断出来ない。

http://anond.hatelabo.jp/20110219002824

欧米人の顔って似たりよったりだよね」というレベルで言ってるのなら同意する。

ラノベマーケティングに凝るところがあるので、どうしても売れ線狙いに収束してしまうし、

対象年齢を上げれば「一般文芸でやれよ」、下げれば「児童書でいいじゃん」ということになって、

良くも悪くもニッチなところで生き延びざるを得ないんだよね。

ルールは緩いんだけどフィールドが狭い。

http://anond.hatelabo.jp/20110219130251

だったらなんで反応したの。

自問自答しながらこのまま退場したまえ。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110218-OYT1T01216.htm

首相衆院解散可能示唆…党内退陣論に対抗

 菅首相は18日、民主党から退陣を求める声が公然と上がり始めたことについて、自ら退陣する考えはないことを強調するとともに、対抗措置として衆院解散に踏み切ることもあり得るとの考えを示唆した

 党内では、小沢一郎元代表に近い比例選出衆院議員16人が同党会派からの離脱願を提出したことに続き、執行部の一部から首相退陣はやむを得ないとの声が上がっており、党内情勢は緊迫の度を強めている。

 首相は18日夜、退陣と引き換えに2011年度予算関連法案の年度内成立を図る考えについて、「クビを替えたら賛成するとかしないとか、そういう古い政治に戻る気はさらさらない」と否定。衆院解散に踏み切る可能性に関しても「国民にとって何が一番重要、必要かを考えて行動する」と述べ、任期満了まで務めるとした従来の主張はせず、含みを残した首相官邸記者団の質問に答えた。

 その後、首相東京都内ホテル輿石東参院議員会長と会談。更に、首相公邸枝野官房長官岡田幹事長仙谷由人代表代行らと協議し、予算案の早期の衆院通過を図るよう指示した。会談後、枝野氏は記者団に、党内の退陣論について「政権の中枢からは全く出ていない」と語った。

2011年2月19日03時04分 読売新聞

解散権って、確か野党を牽制するためにあるんだよなあ。

婚活で学んだ成功法

約2年くらい婚活をして、ようやく結婚できた。その間に学んだことを、自分なりに整理してみる。

この間に学んだことは、いろんなことに応用できそうなので。

  • 1. まずは「動いて」みる、初動が大事

これがないと何も始まらない。自分は意を決して結婚相談所に登録した

いったん始めるまではすごい敷居が高かったけど、いったん始めると、

婚活システムの流れに乗っかって、見合いやらパーティーやらに参加していた。

いったん流れに乗ると、とても楽だった。

  • 2. 自分の強みは、他人が教えてくれる

いろんな人と話してると、自分では気づいていない長所に気付かされる。(もちろん短所も)

自分の強みは何だろうとずっと頭をひねっていても仕方ない。

悩むのも大事な過程だが、いっそ他人と話してみたほうが手っ取り早い。

自分場合結婚相談所だった。まあ、これは既婚者でもいいかもしれない。

専門家と話をすると、いろいろと現実を知ることができていい。

ひきこもって考えるより、専門家に話を聴くのが早い。

  • 4. 今までと違うことをやってみる

婚活ということで、今まで行かなかったようなお店も行ったし、

着たことがないような服も着たし、初めてのヘアースタイルにも挑戦したし、

食べたことがなかったようなものも食べた。

最初はなかなか気が進まなかったが、今までと違うことをいろいろしていくと、

それまでの自分が小さな枠の中で引き篭っていたんだなぁ、と気付かされた。

  • 5. 周囲に自分のやりたい事・やってる事を宣言する

自分は周囲に、婚活のことを話していた。

自分にとってもいい意味でのプレッシャーになるし、応援もしてくれる。

もちろん、周囲といっても誰彼かまわずという意味はなく、

信用のおける友人たちだけに、そっと話してみるといい。

「こういう人を希望します」と最初に考えていたものも、

あとからよくよく考えてみると、小さなことに拘ってたなぁ、とか

現実全然見れていなかったなぁ、と思うようになった。

たぶん婚活中に自分視野が広がったからなんだろう。

そういう時は、変に昔の希望にこだわらないで、考え方をどんどん変えていけばいい。

  • 7. 失敗しても挫けない

いきなり最愛の人とめぐり合えるわけがない。

かといって、途中で挫けていてはゴールまで辿りつけない。

失敗しても挫けないで、成功するまで続けることが大事。

  • 8. 失敗したことを次に活かす

「失敗は成功のもと」と昔から言うけど、たしかに得ることはとても大きい。

失敗して挫ける暇があったら、「次はどうしよう?」を考えたほうがいい。

  • 9. 想っている事を素直に話す

きれいな言葉で取り繕っても、しょせんは一時的なこと。

ずっと一緒にやっていく以上、正直に伝えることが大事。

正直に伝えた結果、うまくいかない関係なら、これ以上続けないで、次に行ったほうがいい。

  • 10. 相手の気持を考える

正直に話す、といっても「言い方」というのには気をつける。

相手の気持ちを尊重することが大事。

ヒッキーがリーダやってみた

すぺっく

 仕事ソフトウェア開発

 性格ヒッキー

 立場:特定派遣メンバーは自社の人。人事権はない。

 

何の因果か、リーダーとかやるはめになったのでその経験を書いてみる。

技術的な話はない。

■方針:ブチャラティ精神

「任務は遂行する。部下も守る。両方やらなくちゃならないのが『幹部』のつらいところだな。覚悟はいいか? 」

ブチャラティさん!俺やるよ!

…というわけで、尊敬するブチャラティさんの姿勢をすべての行動の方針とした

■実際にやったこと。

○作業日誌を送りつけた。

 本日やった作業とともに顧客と自社の上層部に送りつけた。

 われわれたはちゃんとやってますよという言い訳と、問題が発生した場合上司に詰め腹を切ってもらうため。

 

○朝会

 毎朝、問題点と作業の状況を2,3分で確認した

 これで、問題点を抱え込まない状況を作り出すのと、一体感連帯感的なものを演出した

○作業の目的を語る

 作業の目的を語った。

 これは、会社的なメリットだけじゃなくて、メンバー利益になりそうな目的につなげた。

 例:

  「この技術を覚えると転職有利になるお」

 

 夢見がちなことと、現実的に見込めることの両方をしゃべった。

 ちなみにこのときヘルシング少佐を心の中に飼った。

意識して承認した。ほめた。

 意識して承認したり、ほめ言葉をなげるようにした

 開発フェーズの区切りではメンバーを労うようにした

 人事権のありそうな上司の前でほめてたり、お礼のメールを出す際のBCC上司アドレスをこっそり入れていた。

 ぶっちゃけ報酬私権限で払えない以上、それくらいしかできることはない。

 例:

  「~してくれてありがとうございます

  「あなたのおかげで、XXXがYYYになった。ありがとうございます

  「いいセンスだ」

  「褒美におぷーな購入権をあたえよう」

 あと、注意するときも、承認したあと、注意した

  例:

  「~してくれてありがとう。ただ、ここについては私は、こう思うが、どう考えている?」

○話は聞くが、決めるのは私だ。

 上との関係もありますが、承認をする意味で話は聞きます

 聞きますが、決めるのは私だということだけは徹底させました

  「~の意見は確かにしい。ただし、現状はこういう状況なので、XXしてくれ」

 ちなみに「話はきくが頑固」という称号を手に入れた。

 この姿勢意図としては、

 どのような結果がでようとも、責任の所在は命令者にあるという基本を徹底させるため。

 例えば、メンバーが私の指示での作業中でサーバーデータを壊した場合、その責任は私にあるということ。

○ふりかえりをした

 たまタイミングで、下記のことをみんなで洗い出した

 Keep: いままでやっていることで引き続き続けるべきこと。

 Problem:問題点

 Try :問題点を解決するために、やってみること。

 

 お前のやりかたが気に入らんという意見がいつでるかドキドキしながらやっていた。

 

○将来食っていけるようなスキルを身に着けてもらうに心掛けた

 リーダーの中にはメンバー便利屋のように使う人もいた。

 何年たっても単純作業しか割り当てられなかった。

 その後、そのメンバースキルが低いという理由で会社を追われた。

 なんで、将来の事を考えて、とりあえず、自分とこのメンバースケジュールが守れている限り、新しい事をチャレンジさせた。

 もちろん、任務を遂行するという絶対条件があるので、チェックは行う。

 最初は当然、自分でやるより遅いし下手だ。

 メンバーから仕事を取り上げる判断基準として、自分が土日でてリカバリーが効かなくなった時点で、自分でやるようにした

 おかげで、最後の方は私より、上手くなった。

 あと、派生として、新技術の自社でのプレゼンとか上層部受けしそうな作業はメンバーにやってもらった。

 (もともとヒッキーなのでやりたくなかったという感情は否定しない)

若宮先生の教え通りにした

軍隊において、現場士官というのは、ただ、勇気を見せればいいんです

 誰よりも先頭で勇敢に戦い、撤退の時は最後まで居る。少なくとも、我々兵や下士官にとって理想士官とは、それです

 鼻水だそうが泣きながらだろうが、あるいは何にも考えてなかろうが、常に先頭に立ち、あるいは最後まで粘る、それで満点です

 まあ、頭の足りんところは、我々も同じですからな。そんな姿を見て奮い立たん人間は、おりませんよ。

 そこを良く覚えておいてください。」

 基本、残業させんようにしてたが、メンバーが一人でも残っている間は、残った。

 あと、付き合い残業をさせないため、残っているようなら進捗を確認して問題なければ、帰させた。

 意図はいくつかあった。

 若宮先生のいうように、メンバーの士気的な点。

 次に、作業の責任者がとっとと帰るのはないだろJKという趣味の観点

 最後に疲労度の観点。

 メンバー仕事で感じる疲労度をリアルなところで感じておきたいため。

 当然、疲労度の感じ方は労働時間だけできまるものではないので、次の項目のような細工も併用した

 

○疲労度とかモチベーションのチェック

 ニコニコカレンダーをつけてもらった。

 …これは、強制じゃなくて、こういうのがあるよっていう感じで広めた。

 労働時間とあわせて、疲弊度を観察した

 

 ぶっちゃけ、半ヒッキーで人付き合いが苦手な私にとって数値でメンバーの疲弊を検知できるのはかなり助かったし、実際、大ごとになるまえに、問題を摘み取れた。

結果

メンバーの想定以上の頑張りで、仕事は終わった。

客先の中では異常に高い品質になった。顧客満足度も高かった。

私の権限でできる任務は完了した

でも残念ながら我々は特定派遣だった。

不思議なことに、ドナドナ先の仕事の成果は、あまり、関係ない。

社員の評価をサイコロで決めていたとしても、一向におどろかない。

私はメンバーに報いることもできずに、なんやかんやで、私は会社を去らざるをえなくなり職を失った。

てへぺろ(・ω<)

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追記。

 ブックマーク数が多くてビビました

 暖かいコメントありがとうございます

 この話自体は事実ですが、時系列は、ちょっと前です

 さすがに、直後に書く気力はなかったです

 とりあえず、今は適当フリーで食っています。

 

 また、就職面で、いろいろコメントをいただき、ありがとうごいました

 申し訳ないですが、しばらくは、組織所属するのは無理です

 正直、今の私は当時の私と同じことはできんと思います。

 組織に対する愛着とか、同僚に対する仲間意識とかの結果として、上記のようなマネージメント可能だったのだと思います。

 なお、規模については3~4人の少人数

 工程は開発~運用保守あたりです

 そのため、私たちのところで有効だったことが、他のところで有効とは限らないです。

 それでも、このやり方が有効だと感じていただけるのであれば、それは、そのやり方につきあってくれた人達のおかげであると覚えておいていただけると、助かります

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追記2

「10年以上、『ブ』チャラティさんを『プ』チャラティと思い込むことなんてあるわけないじゃないですか!」

「この味は嘘をついている味だッ!!アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ、、アリーベデルチ!(さよならだ)」

ん、なにこれ

ツイートするボタンとかFBイイネボタンが付いてる

はてなはアホだとまた確信

http://anond.hatelabo.jp/20110219132844

喧嘩商売」という格闘漫画の11巻あたりは

ネット万引き少女濡れ衣を着せられた妹と凸するちゃんねらーの攻防戦が面白いからおすすめ

http://anond.hatelabo.jp/20110219131812

特定までのスピードの違いがある

実名での発言←特定するまでもない

匿名での発言←特定まで猶予がある。足跡を残さなければ特定が難しいほとんどは自分の部屋の内装、友人(もしくは本人の実名)、ID名が本人の名前にちなんでいる

年齢、生年月日公表、自分や友達の画像、友人へのリンク先、属性、それまでの発言、メールアドレスオークション履歴から特定される

匿名での発言は上記の足跡ネットに残してなければ犯罪予告嫌がらせなどをしていなければ、2ちゃんねるなどのネットストーカー集団からの被害はほとんど回避できる。

http://anond.hatelabo.jp/20110219131812

面白いのは、匿名の場が起点になってリアルで行動するとき自分匿名だと思っている節があること。

2ちゃんねるで時折見られる凸とかがそう。

とある騒動があって、ウチの近くがその当事者の自宅だったんだが、凸ってきた阿呆が近所の人間の不審を煽り警察のお世話になってお持ち帰りされてた。

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