2011-02-19

電子書籍の値段

とある現場でその話題が出た。

売り込みたい側がうちの偉い人達に色々とセールストークをかましている。

しか価格設定の認識が完全に違う。営業の人は紙媒体と同じか若干安い前提なのだが、偉い人は逆。むしろ2倍か3倍くらいでも構わない位の勢い。

その理由は、

その端末に何百冊と入って、いつでも読めたり栞をいくつも挟めたり好きなページにいつでも飛べたりするのだろう?

そんな紙媒体より便利なものなのに、どうして紙より安くしなければならないのか?

便利で多機能な方が高いのは物を売る際の基本中の基本だろう?

その後も営業の人が電子書籍の利便性を説けば説くほど、「じゃあなおさら紙よりも高くしないとな」と社長は返すばかりで、営業の人は何も言い返せずじまいだった。

電子版でそれだけの付加価値を付けておいて、それでも紙の方の値段と殆ど同じというのは納得出来んよ。

君はうちの本がその程度の価値しかないと思っているのかな?

未だにどちらが正しいのか俺には判断出来ない。

  • サンデル的には両方正解。で、営業側のコンセプトを煮詰めて煮詰めて煮詰めまくったのが、電脳紙芝居といわれるエロゲな。これ豆知識。

  • じゃあ高い値段付けて売ってみなよ。売れないから。数字見たらアホでもわかるから。

    • 真面目な話、iTunesVideoとかPSNとかアクトビラとかがCCCの売り上げを無茶苦茶削ってることを省みると、「利便性」の一点を持って価格競争に勝つことはおそらくある(というか、これから...

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