2011-02-19

http://anond.hatelabo.jp/20110219002824

いろいろ書いたんだけどなんだか蛇足な気がしてシンプルにまとめてみる。

>一瞬『もう差別化を図ることが難しいんだろうなぁ』とも思ったけど

いーや、全然可能だよ。だってラノベ世界って極めて閉鎖的で小さいじゃないか

芸術は借り物・パクリ文化なんだから、他からパクってくればいいわけさ。

具体的に言えば、谷川流がお遊びじゃなくて本気でSF好きなオタだったからこそハルヒが目新しい作品になってヒットしたように。

差別化図れないのは、例えるなら谷川流の真似をしてる本人が実はSFなんて全然好きじゃなくてせいぜいスペオペアニメをちょっと見た程度だったりするから。それじゃラノベの閉鎖空間から抜け出せない。

>そしてこの状態から突出した作品を書ける人が、本当に才能ある人なんだろうな、と

あなたに限らず一般人は才能にたいして幻想を持っているようだから言うけど、

ようはたくさんのネタを知っていてそれを上手くパクリまくれる根性があればいい。別にオリジナリティ溢れまくる神のごとき才能なんていりませんよ。

ガチ萌え絵ばっかりじゃキモくて新参はひいちゃいますよ

これはもう、ラノベの体質としてどうしようもなくなってる。

多分ああいう気色悪い(というのは俺の主観だが)絵をやめようと思ってもやめられない。

電撃文庫だとしたら、電撃文庫は表紙は「ああいテイスト」の絵っていう指示があって、そこから抜け出したら「売れないかダメ」になるだけ。

別に絵がアレじゃなくても売れるものは売れるはずなのに、ライトノベルという不確実な存在を無理やり定義づけるためにはあの絵がないとどうしようもないし売れなくなる(つまり、ラノベというジャンル買いを惰性でやっている消費者が離れてしまう)

というわけで、一度売れに売れなくなってラノベというジャンルが衰退するか、どっかのレーベルがああいう絵から脱却して頑張るか、何かをしない限り永遠にあの萌え絵のままだと思う

記事への反応 -
  • 一瞬『もう差別化を図ることが難しいんだろうなぁ』とも思ったけどそれでもこの惨状は酷い。 そしてこの状態から突出した作品を書ける人が、本当に才能ある人なんだろうな、と思っ...

    • いろいろ書いたんだけどなんだか蛇足な気がしてシンプルにまとめてみる。 >一瞬『もう差別化を図ることが難しいんだろうなぁ』とも思ったけど いーや、全然可能だよ。だってラノ...

      • アフォか。差別化なんか必要ないしパクりも必要ないんだよ。 今の時代は、ラノベの文化を「輸出」するんだ。 例えば、今有名なサンデル教授がいるだろ。サンデル教授の白熱授業、面...

    • 「欧米人の顔って似たりよったりだよね」というレベルで言ってるのなら同意する。 ラノベはマーケティングに凝るところがあるので、どうしても売れ線狙いに収束してしまうし、 対象...

      • 「一般と児童書の間=中高生向けの小説」と言うくくりならもっとバラエティ飛んだ内容になる筈だろ。 「中高生ヲタ向けの小説」と化しているからニッチ商売になってるだけで。 ラ...

    • ラノベが同じような作品しかないのは同じような作品しか作らせてもらえないからじゃないの? 実質ストーリーは編集が全部決めて作家は清書してるだけって噂も聞くし

    • そもそも、萌え絵を使わず、男臭いのが出たりもしてるけど売れて無い 要するに出しても売れないから出さない ラノベって言葉が出来た頃の作品から 売れ線を並べてみれば解るんじゃ...

      • そもそも、萌え絵を使わず、男臭いのが出たりもしてるけど売れて無い 要するに出しても売れないから出さない この2行は明らかに矛盾してるな。 出しても売れないのは正しいが、そ...

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