はてなキーワード: レントゲンとは
そういうのじゃねーのですよ。
市場に行くとするだろ、卸の店先に色んな魚が、同じ魚種でも産地ごとに、サイズごと別の値段がついてるわけ。
素人目には違いがわからない鮮度や脂乗りを外見だけで予想して、「この値段なら買いだな」「ちょっと高いが台風きてるし仕方ない」「モノはいいけどうちの店の客層じゃ買ってくれないな」みたいなのを判断するって凄いじゃないっすか。
ヒトしかみない医者だって、カラダのなかは外からじゃそうそうわからないから、病院じゃレントゲンとかCTとかがあるわけで。
あらゆる魚の体の中を外観だけで瞬時に判断するって凄いよ。
もちろん、腹を開けてみて初めてわかる事もあるでしょ?思ったより脂が多い、少ない、水っぽい、焼けてる、etc
それに応じて、これは漬け魚にしよう、酢締めの前の塩を多めにしよう、これは炙りにしよう、これは1日寝かせよう、って判断するわけじゃないっすか。あらゆる種類の魚に対して、その判断がつくのって芸術にしか思えないのですよ。
カッコいいな魚屋。
長年、アーロンチェアを使ってるのにもかかわらず、腰痛が急に絶えられないほどになった。
リモートワークで毎日8時間ぐらいトイレ以外座り続けているのだから、まあそりゃそうかと、とりあえずタイムリーに「初回ワンコイン500円!」のチラシが入っていた近所の整骨院に行った。
結局、整骨院ではいろいろ案内してもらった上で初回で4500円ぐらい取られそうになり「今日は500円しか持って来てないからそれしか払えん」と言って最低限のマッサージだけやてもらって帰ってきた。
が、そのとき案内してくれたイケメンの兄ちゃんが「あなたの腰痛の原因を改善するには(腰のインナーマッスルを鍛えるには)電気治療かヨガしかない。ジムとかに行って鍛えられるのは外側の筋肉だけなんです」みたいなことを言ってて、「え?じゃあ電気治療は金かかるし週2回で通うなんて無理だからヨガするわ」となったのが2ヶ月ほど前だ。
YouTubeでアホほどヨガの動画が上がっているし、毎回4500円払うならまずは無料で出来る方からやろうと、適当に検索して初心者でもできそう、尚かつ5〜10分ぐらいでできそう、さらにはコメントも評判がいいやつを選んでやってみた。
まあそれが効く、効く。
股関節をグルグル回すだけとか、そんな簡単なポーズしかしていなけれど、「う、筋肉が縮んでおる」という自覚が芽ばえると同時に、「うお、縮んだ筋肉が伸びておる!」という感覚がヨガのポーズをしながら味わえるのだ。
私は親族にあん摩マッサージ指圧師がいるので地元帰省時はしょっちゅう鍼やマッサージをしてもらっているけれど、5分程度の軽いヨガを終えた後は、鍼やマッサージをしてもらったあとと似たような気持ち良さがある。副交感神経が優位になるとはこのことか!という感じ。
(余談だけれども、たまにマッサージに行って「もみ返しでしんどい」と言っている人がいるがあれは力加減があってないのであんまりよくないそう。体がポカポカしてねむたーくなるぐらいがいいよ。マッサージ受けながらぐう…と寝てしまうならそれはちょうど合ってるんだと思う。もみ返しばかりくらっている人は今すぐ担当をかえよう。)
私はこれまでにホットヨガとか近所のお寺でやってるヨガとか、そういうヨガ体験をしたことは複数回あったけれど、ここまで効果を感じたことは一度もなかった。「ふーん?」って感じ。それは多分、20代で筋肉がそこまで縮んでいなかったから効果を感じにくかったとか、自分の体の悩みとヨガのレベルがあってなかったとかもあると思う。
腰痛で悩んでいる今、私に必要だったのがド初心者ヨガだったのだ。
私はもともと毎朝ラジオ体操をするし、少なくとも週に1度はジムで体を動かすし、毎日夕方になると7km以上のジョギングに見せかけたウォーキングをしている。健康には気をつかっている方ではある。
それでも、この生活ではインナーマッスルには何の改善や向上もなかったということだ。550円しか払ってないけれど、あのお兄ちゃんの「腰のインナーマッスルを鍛えるには電気治療かヨガしかない」という一言は、その価値があったと有り難い気持ちだ。
「初心者 ヨガ 5分」で見つけたヨガで効果を感じたので、慣れに合わせて「ヨガ 腰痛 改善」「ヨガ 肩」「寝る前 ヨガ」「ヨガ 15分」とかいろいろ気になる症状や気になる単語を組み合わせて検索をして、ちょっとずつヨガのバリエーションを増やしている。人気のものはやっぱりどれもいい。ちなみに、再生回数が数百万回を超えているものは、「日常的にこの動画を見てヨガをしている人がいる(リピーターが多い)」ということなので、やるならぜひそういうのを見つけてくれ。
一応、整骨院に行く要因となった腰痛は今はもうなくなっている。
多少はあるけれど、今まで通りに戻りましたという感じ。それだけでも十分ありがたい。
念のため、整骨院に言ったあと整形外科にも行ってレントゲンを撮ってもらったけど、背骨をつなぐ軟骨が腰の部分だけやたらすりへってることを目の当たりにしてショックを受けた以外は特に異常なかった。整形外科だと保険が効くので短いけれど電気治療が200円ぐらいでできる。あれもほどよい楽さを感じるけれど、200円払うならタダのヨガでいい。
スピリチュアル味が強いやつが目立つので今までは遠巻きに見てたヨガだったけれど、コイツは今の私に必要なものだった。単純に「よくできた柔軟」ぐらいの感覚でやれるやつがたくさんあるので、デスクワーカーで体に悩みがある人が軽くやってみてほしい。
ちなみに、もちろん1回では効果を感じにくい。(感じている人もいるようだけど)私は毎日やって2週間ぐらいで「はっ、前より動く!!」
となったので、そのぐらいか、1ヶ月ぐらいはぜひ続けてみてね。あと、講師の人が言ってることを変にねじ曲げて自分流にするのもよくないと思うから、最初はその通りにやってみるのがいい。
良かったものは人にすすめたくなるよね。だけど、「ヨガいいよ」ってリアルに言いまくる人って多分ちょっといやだろうなと思ったので、ここでひっそりとオススメしておくよ。
これはすごいわかる。
ジムでサウナ入る人は多いんだけど、風呂だけ入りに来る爺さん以外だと筋トレやるマッチョなタイプに多い。ランニングや自転車で有酸素やる人はそっちで汗をかけるけど、筋トレ好きマッチョは有酸素嫌いが多いからだと予想してる。体が重い人にとってランニングやエアロビクスはヘビーだし、速筋鍛えてマッチョ目指す人にとって遅筋に効く有酸素は逆効果だったりするからだ。
有酸素は喉が渇くので水を飲む。だけど筋トレはそうじゃないので、トレーニング中はほとんど飲まずにロッカールームでプロテイン飲むとかそんな人が結構いる。
痛風の原因となる尿酸は窒素を含んでいるたんぱく質を壊すとできる物質なので毎日筋トレやるマッチョタイプは当然尿酸値が高い。プリン体云々よりも筋肉を壊して作る作業をしてることが大きい。ちゃんと処理できればいいんだけど全然水を飲んでなかったり、腎機能が弱ってたりすると血液の中で尿酸が飽和して結晶ができて痛風になる。
予兆が出たらマッサージとか絶対にやったら駄目だ。血液を回して結晶を作らせないようについついやりたくなるんだけど、ちょっと痛みが出たくらいのタイミングでマッサージすると即刻進むぞ。痛風の痛みは足の使いすぎの痛みと似てるので足の使いすぎと勘違いしてマッサージしてもらって発作きたことが2回ある。レントゲンや血液とらないととらないと医者も外科と内科の切り分けができないので、変な痛みがあったらマッサージとかしないですぐに外科に行くことをお勧めする。
単純ctとかレントゲンで映るレベルだから助からないだろうな。
内視鏡までこんな苦しんで、内視鏡やった後もどうせ苦しく死ぬなら体力があるうちに自分でケジメつけた方が良いかもしれん。
病死と自殺なら後者の方が惨めさは少ない気がする。「生きたいのに死んだ」のと、「死にたいから死んだ」なら後者の方がマシだ。
腹痛や下痢があったため、病院を受診したところ血液検査に異常はなかったがレントゲンと単純CTで大腸に異常な物が見えた。
「7月末に内視鏡をやります。年齢的に考えにくいですが覚悟はしておいてください」
それから3日ほど経った現在、一昨日から排便と屁が止まりとにかく腹が重くて苦しい。そのかわり四六時中吐き気とゲップと腹から込み上げるポカリみたいな液体。食事も最早取れずウィダーゼリーを2日で一個だけ食べ命を保っている。
こんな状態で検査まであと20数日、どうやって生きれば良いんだろう。
実家の親にも言えず、友人にも言えず、上司にも言えずフラフラになりながら仕事に行き、土日はとにかく布団で大人しく苦しい腹と吐き気と格闘する。
誰か助けてくれ。
腹痛の原因はピンからキリまであります。軽くて一般的なものでいうと、便秘や感染性腸炎など。重大なものであれば腹膜炎や血管閉塞、腹腔臓器の癌などでしょうか。
元増田さんの原因だった憩室炎は単品だったら中の下くらい、イレウスを起こしたなら中の上くらいですかね。
診察、検査は症状の原因が上記のどういうものなのかを推理するために行います。
まずは、高齢者の方が当然若者より重篤な疾患がある可能性、疾患が致命的になる確率が高いのでより診察に慎重になるのは当然です。
「おなかが痛い」って言われたときに、ヤバいことになってる可能性は若者より老人の方が高いですよね。
「経過を見ましょうか」となるのは、検査や診察では重大なことになっているのか、ただの腸炎とか便秘とか大したことない原因で自然に良くなる腹痛なのか、『その段階では』判断がつかないから。
点じゃなくて線で見るということです。これが一番のポイント。
たとえば腹痛で受診して、その時点でできる診察や検査(しないこともある)をした上で緊急性はないと判断した場合は経過を見て、3日後にまだ腹痛が続く、増悪しているといった場合にさらに詳しい検査や大きい病院への紹介を検討するというのがセオリーです。
クリニックレベルでできる検査は血液検査やレントゲン、エコーができたらかなり上出来といったところ、詳しい検査になると造影CTやMRIなど。
「今朝からおなか痛い」っていう人全員に造影CT取ってたらきりがないし、医療資源の無駄遣い。放射線被ばくとか造影剤の副作用もある。
「これをあちこちのクリニックや病院で繰り返した結果」とありますが、一回受診したクリニック、病院を継続して受診せず、毎回いろいろなところに行きませんでした?
どんな医者も、ワンポイントの診察ではその症状が前回と比べてどうなっているのかが判断できないので、どうしても線で見るためにまた後日、とせざるを得ません。
ワンポイントで判断できる状態になっているということは、すなわち病状が進行して症状や検査値が明らかに重大、おかしいことになっているということです。
元増田さんを診察した医師たちがどのくらいの力量だったかはわかりませんが、そういう事情もあるということをご理解いただきたいです。
病気を見抜けるかどうかは正直医者の力量もかなりあります。スーパードクターだったら症状が乏しい初診の段階でお腹を触っただけで憩室炎と見抜けるかもしれないし、ヤブだったら痛みでのたうち回ってても痛み止めを出して返すかもしれません。これに関しては完全に運です。
表題の通り。
可愛いと思ったことはないし興味はないが、熱狂的に歓迎されているのは理解できる。また、貴重で保護すべき存在であり税金を投入するのも理解できる。
ただ、世話が面倒そうだし金もかかるので増田家で飼いたいとは一度も思ったことがない。
②増田家は30前半で世帯年収2500万~で双方高学歴だ。両方の実家は太くも細くもなく普通。ホワイト企業勤め。
興味がなかった出産だが、出産してみてわかったことをつらつら書いていこうと思う。
①ありがたいことにコメントを頂いて、一番肝心な前提を書き忘れていたことに気づいた。
これは、「世帯年収2500万もあるし、金の力で楽するぞ!と思っていたが返り討ちにされた日記」に近い。大金持ちだとは思っていないが庶民だとは考えていない。
ちなみに、金の力でなんとかしようとして挫折したものには以下もある。
あと、増田家は同一金額お小遣い制で家計が同じなので出産に関する費用は全部家計から出している。親からのお祝い金は子供名義なので特に使ってない。
②ベビーシッターについて
これは、ベビーシッターに頼むのが不可能な時期がある/そもそも人材がなかなかいない、という話がしたかった。今は保育園に入れているが、子供が0歳だと延長保育が使用できないため残業するときなどは保育園のお迎え~をベビーシッターに頼んだりしている。保育園は月に9万ほど。+ベビーシッター代となるわけだが、残業時給が3000円超えてこないとベビーシッター代で赤字になったりするわけで…この辺はこう…各家庭によりけりかなと思う…。保育園に入れる前は何度かお試しで来てもらったりしていた。子供や増田家との相性もあるし、家に入る人間ということで信頼できる人を探していた。
正確にはバリウムがどばーって。歩いてたらどばー
近くのトイレに飛び込んでパンツ見たらバリウムの白と胆汁の茶が混ざって絶妙に綺麗な黄色に染まってました
問題はもらった下剤をまだ飲んでないのに下剤飲んだかのようなどばーだったことです
というかバリウム飲んでレントゲンでグルグルさせられてから1時間経ってない
括約筋は一切機能しなかった。あ、漏れたと思って締めようとしても漏れ続けた
けっこうなパニックです。
下剤は家に帰ってから飲もうと思ってたはずなのに、いつの間にか飲んでたっけ!?
下剤もナシに口に入れて1時間で尻から出るってそんなことあるの!?
そんな腹を下してたっけ?
前日の検便は2日ぶりぐらいの便で表面けっこう硬くて、
検便のスティックでうまく取れないなと苦戦してたらスティックを洋式トイレの水の中に落としてしまって、
どうしようもなくてうんこの浮いてる水の中に指つっこんで回収したぐらい固形うんこだったのに!?
バリウムって腹の中で固まるぐらい、それだけだと出にくいものじゃなかったの!?
なんでどばー?
その後、下着を普段から持ち歩いてるレジ袋に二重に入れて(レジ袋有料化で良かったと思えたのは今回がはじめて)、
薄く色のついたズボンをリュックで隠しつつ家に帰りついたあと、
念のためトイレで便意もないまま出したら、肛門から出てるはずなのにジョボジョボジョボって音がしました
俺は何を出してるんだろうって思いました
俺は30代なりたての男なんだが、大学生の頃から死恐怖症(特に癌恐怖症)が治らない。
きっかけは大学時代、病院に行っても解決しなかった謎の膝痛に数ヶ月近く悩まされたこと。レントゲン撮ってもMRIやってもわからなかった。
色々調べてた時に見つけたのが骨肉腫という病気。そしてYouTubeで骨肉腫を再発し当時の自分と同じ年齢で亡くなった女の子の闘病ドキュメンタリーを見たことがきっかけだった。結果的に膝痛はなくなり今ではなんともないが、それ以来俺は癌恐怖症になった。
記憶にないアザや怠さ、歯茎の出血があれば白血病、しこりがあれば悪性リンパ腫、ほくろがあればメラノーマ、下痢になれば大腸がん、幼少期からの鼻炎持ちで鼻くそに血が混じれば副鼻腔癌などなど。
何か一つの症状がある癌に当てはまれば癌だと思い動悸や立ちくらみに襲われ「ついにか…」と倒れそうになる。バイトもあり、思い立って翌日に病院に行ける訳ではないため病院に行き検査結果が知らされる不安で何も手につかない。総合診療医では信頼できず各専門クリニックに行くのでセカンドオピニオン含め財布には12枚の診察券、そして4つの病院の電子診察券を持っている。
「30歳でバイト?」と思っただろうが、この性格なので癌に当てはまる症状が出ると何もできなくなる。留年もしたし、就活も失敗したし、公務員試験も失敗したので現在はバイト暮らしだ。県立中高一貫校から一橋商学部を卒業しているので、幼少期からの親の教育投資を随分無駄にした。
死への恐怖は癌だけではない。電車では後ろに人がいたらホームの先頭には立てない。強盗が怖く、自宅を買い集めた防犯グッズや自作防犯システムで完全防御。大通りや赤信号も常に警戒。
俺の両親は俺が幼稚園卒園前に離婚しており、以来母が看護師として育ててくれた。自称経営者の父は養育費も大学進学費用なども「無い袖はふれない」と一切出さず、母は実家とも疎遠なので大学卒業するまでにかかったお金は全て母が稼いでくれた。
俺は母に「母よりも長生きする」「立派になった姿を見せる」「妻と孫を見せる」という3点を誓っていた。しかし、この死恐怖症によりレールから脱落し立派になった姿を見せることも結婚も孫を見せることも不可能になった今、俺が母のためにできることは母よりも長生きし母を看取るということだけである。
だから俺は何があっても母よりも先に死ぬことができない。先ほど言ったように母は独身で実家とも疎遠で俺は一人息子なので俺が先に死んだら母は一人になってしまう。
それなのに、常に俺に忍び寄って来て隙があれば俺の命を狙おうとする癌や突然の事故、犯罪に対して俺は極度に恐怖し強い怒りを感じる。
犬猫の寿命が長くなって介護の話はよく見かけるようになった。老犬ホームとかデイケアの広告も見かける。犬猫常駐の老人ホームあったらいいのにな…
話がズレそうになったのは今から書くことがつらい出来事で批難されるの必至だからだ。でもペットを安楽死させた事例は検索してもなかなか見つからない。ほとんどは「安楽死寸前だったのが…」という介護譚だ。
もちろん安易に「飼えなくなったので安楽死させてください」はダメだと増田も思う。でも長年連れ添ってきたペット、家族の一員としか言いようのない存在が「回復見込みのない状態で恐怖と苦痛でしかない検査・治療を受け続ける」事態を止められるのも家族だけだ。
うちには20歳オーバーの猫がいた。元野良。ガリガリの子猫を「このままだと死んじゃうから」と押し付けられた。仔猫用ミルクや良質のペットフードのおかげで強健に育ち18歳くらいまでは病気知らず。ここ2年は甲状腺の病気で投薬(朝晩)と自宅点滴(週2)と血液検査(月1)をしてきた。
気が強い猫だからあらゆる手段で薬を拒否するのをこちらもあらゆる手段で飲ませにかかり、最近は粉にした錠剤をオブラートに包み無理矢理顎を開けさせて放り込み飲み下すまで顎を押さえつける方式になっていた。それでもやっぱり薬がイヤな猫は飲み込んだあとも涎垂らしたり、意志の力でゲロしたり毎日バトルだった。人間なら100歳近い婆ちゃんに悪いと思いつつ、薬を飲まなければつらくなるのだから、と拝むような気持ちで続けていた。
昨日の朝6時頃、へんな音で目覚めた。誰かがパイプを引っ掻いているみたいに音。見に行くと猫がえづいていた。なんか喉に詰まったものを吐き出そうと必死に空咳をしては後ずさる。口を開けたまま肩で息をしている。猫飼いなら誰でも知っているが猫の口呼吸はマジやばい。配偶者によると夜寝た時はふつうで明け方頃急にこうなったという。
かかりつけの獣医は9時半開院。ちょっと待てないのでネットで検索して24時間救急に連れて行った。(この時点で7時半)。猫の検査結果やいつもの薬も持って行った。獣医によるとX線だと詰まっているものは見えない。食道が異常に拡張している。胃まで空気でパンパンで呼吸が入らない。応急措置として鼻からチューブで空気を抜く、水分補給の点滴をして酸素室で回復を待つことに。
このあと院長?らしき先生と今後について話た。おそらく誤嚥性肺炎。高齢なので麻酔や手術はできない。酸素飽和度が低いので酸素室から出せない。誤嚥を避けるために強制給餌後15分立位にさせないといけない、等々。もし全てがうまくいけば2-3日で好転、そうでなければ長期入院。ケアが大変なので1日5-6万円プラス検査、薬代かかる、と。
金額にもビックリしたけど(ここは24時間な分高額なのは有名なので)うちの猫がずっと酸素室やケージに入れ続けられるのが耐えられなかった。(しょうがないけど)犬も一緒でワンワン吠えているし知らない人ばかり。さっき見せてもらったら酸素室の中でパニック起こしてまんまるな目をして苦しいのに逃げようとペットシーツを掘ったり歩き回っていた。猫にとっては急に戦場に連れてこられたようなものだろう。
「ウチに連れて帰れませんか…」せめて家で看取ってやりたい。「酸素室から出せない状態では帰宅を許可できない。車の中で死ぬほど苦しむから。それなら家族が来て安楽死させる方がまだ…」
安楽死。
先に口に出したのは院長?の方だった。コトバには魔力がある。思えばあの時心が決まったのかもしれない。
家に帰り配偶者と相談した。神経質な、いわゆる「幻の猫」で配偶者と自分にしか甘えない猫だった。あの猫のことは獣医よりも自分たちがよく知っている。「20年も頑張ってくれたのだから、もうこれ以上つらい状態から解放してやろう」それが結論だった。6歳とかあるいは10歳なら、投薬やケージレストを嫌がらない猫だったら別の結論もあったのかもしれない。でもただ症状がすこし緩和するために何日も入院し、帰宅できたとしても酸素室に強制給餌の日々で安らかに過ごせるとは思えなかったから。
午後の面会時間に配偶者と赴いた。若い女の先生は「朝からだいぶ回復して歩き回ってますよ!」「CTとったら詰まっているものがわかるかも」と積極治療を勧める。でも酸素室の中の猫は瞳孔が開ききった状態でゼェハァしていた。獣医が歩き回る、というのはパニックしているから。ニャアと鳴きました、というのは威嚇しているから。見ていて胸が張り裂けそうだった。ごめん、こんな辛い思いをさせてごめん。もうこれはうちの◯◯じゃない、酸素室で無理やり生かされている怯えた獣だ。(すべての猫がそうだという訳ではありません、あくまでもその時感じた事なのでご容赦を)
配偶者が女医さんと話した結果、安楽死を認めてもらった。酸素室から出して抱っこさせてもらった。処置台の上で寝ている姿を見ればやはりうちの猫。20年間一緒に過ごした唯一無二の猫。外だとほとんど呼吸ができなくてぐったりしているところに、足につけた点滴から薬剤を注入する。いいですね、と念押しされたので頷いた。薬が回るに連れて凝り固まっていた身体が柔らかくなった。もう一つの薬剤を入れる。静かに、まるで熟睡しているみたいな猫の心音を聴き、瞳孔を調べて女医さんは「亡くなりました」と言った。
今まで自宅で看取った猫たちは死ぬ直前もがいたり、すごい唸り声を発したりしたのでこんなに静かな往生ははじめてだった。明け方に誤嚥?してからはじめて安らかな姿になった。
獣医の中でも安楽死はやりません、という人が多い(かかりつけ医もそっち)。この病院も「回復が見込めない、著しい苦痛がある等の場合」が原則な中、安楽死措置をしてくれた事を感謝する。まだ生きられたかもしれない【いのち】を奪った!という批判は飼い主の自分たちが負う。
(追記)誤嚥性肺炎はあくまでも仮の診断。レントゲンに映らなかったので何がどこに詰まったかを確認するにはCT必要。麻酔かけられないからうまくCTとれるか保証ない。仮に気管に詰まっていたとして気管支鏡手術のためには設備のある病院に転院必要とのことだった。
なんか朝起きたらとんでもなくめんどくさい仕事の連絡がきていて、ああ、って思った。
昼からミーティングがあったのでそれだけこなして、今日はもう仕事はせず、PCの画面すら見たくないと思った。
出かけようかとも思ったけど雨だし、お金もないのでずっと積んでいた本を読むことにした。
買うだけ買って、ビニールすら剥がしていない本がいくつもある。
とりあえず、以前数ページだけ読んだまま放置していた「推し燃ゆ」という作品に手を伸ばした。
私は女性地下アイドルのオタクだ。コロナが流行って現場が無くなった頃からVtuberも見ている。
だから、というわけではないが、界隈の特色もあって私自身推しが炎上するいう経験は何回かある。
感想を率直に述べるとすれば、「私はまだ大丈夫な方だ」だった。
作中で明確な病名が明かされているわけではないが、病院で言われた、人と同じようにできない、という描写からそのように解釈した。
じゃあどうして私がそのような感想に至ったかというと、自身も似たような境遇にあるからだ。
数年前、躁鬱の診断を受けた。
ADHDも躁鬱も、レントゲンを撮ったり、血液検査をして明確なエビデンスの元下される診断ではない。言って仕舞えば、患者の気持ちの問題だ。
実際、病的なまでに人と違う点があるのだから”病気”とされているが、気持ちの問題が含まれるために世間からの理解も乏しくなってしまうのだと思う。
この作品の主人公は、どうも病気に甘えているような印象を受けた。
わたしは病気だから仕方ない。そういったニュアンスの心情描写が何度も見受けられる。
確かに、病気だから仕方ないところはある。努力してもどうにもならないことはある。
けれど、そこで「私は病気だから」何もしなくていいというわけではないのだ。理解を得たいのであれば努力をしなければならない。
最近、心の病気に対する世間の認識は徐々に変わってきているように思う。少しずつではあるが、確実に、理解を得られるようになってきている。
世間から認めて欲しいのであれば、病気だろうがなんだろうが努力するしかないのだ。
趣味を全うしたいのであれば、それ相応の働きをしなければならないのだ。
好きなことだけやって、やりたくないことはやらない、なんてことは現代の日本社会ではまず許されることではない。たとえ病気だったとしても。
自分がどんなに自分なりに努力していたって、世間から認められないのであればしていないのと同じになってしまう。
では、努力を人に認めてもらうにはどうすれば良いのか。
この作品だけ読めば、まるで推しの炎上をきっかけに人生が壊れていくさまを描いているようにも思うが、登場人物の人生だって地続きだ。推しが炎上してもしなくても、同じ結果だったのではないかと思う。炎上は時期を早めただけだ。
それを言われた主人公は、数ヶ月の間で数社の応募をしたのだという。
数ヶ月の間で数社、というのは世間の尺度で見れば到底努力しているとは言えない数だ。もしその状況を正当化させたいのであれば、相応の理由がなければならない。
親だって人間だし、親だって生きるのに金がかかる。無償の愛などこの世には存在しない。
この本の帯に、このようなコメントが添えられている。
「未来の考古学者に見つけてほしい。時代を見事に活写した傑作。」/朝井リョウ
この感想を得た朝井さんがどの部分に「時代」を見出したのかは定かではないが、私はこのコメントを見て酷く納得した。
確かに「推しの炎上」という題材はこの令和ならではだと思うが、この作品が打ち出す「時代」というのは、今回つらつらと書いた精神疾患の方にあるのではないかと思う。炎上は、そのテーマを引き立てるためのものでしかない。
昔からあった病気ではあるのだろうが、その存在が明るみになり頻繁にメディアで取り上げられるようになったのはここ数年のことだと思う。
世間からの理解を得難い病気を患ってしまった自分が、どのように世間と接していけばいいのか。そういった教訓が、この本に描かれているのだと私は解釈した。
私は今日、仕事からの逃避をするためにこの本を手に取った。間違いではなかったと思う。
このあとまた、とんでもなくめんどくさい連絡と向き合わなければならない。
俺は20代男性で鬱病持ち。身体的には怪我や病気も過去にほぼ無く健康そのものだった。
しかしタイトルの通り、もう1年以上吐き気や首と肩の酷い痛みに悩まされている。
痛みについて感覚としては首と肩がずっと凝っているような状態。
2021年末 慢性的に弱い吐き気がして「オエッ」とえずくようになる。ただし実際に吐くことは無い。
2022年6月 吐き気が悪化し、本当に吐きそうでトイレに籠るときも。ただしこのときも実際に吐くことは無かった。
同月 以前から通う心療内科で精神科医に相談するが「内科の問題」といわれる。その後、近所の内科クリニックで診察を受け整腸剤を貰う。1ヶ月服用を続けるが改善なし。
2022年7月 内科クリニックで胃カメラを受ける。しかし異常は無く、内科医からは「心療内科の問題。内科のせいにしちゃ駄目だよ」といわれる。
2022年8月 心療内科で担当医に内科での経緯と胃カメラの写真を見せるが「内科の問題」と再び言われる。
2022年9月 ここで首と肩の凝りが突然発症。吐き気と背中の痛みで生活もままならなくなる。吐き気も踏まえるとやはり精神的な原因だと思い次の診察で再度精神科医に相談するが回答は同じ。
2022年10月 隣町にある総合病院の内科と整形外科で診察を受ける。内科医には「心療内科の問題」とクリニックと同じことをいわれ、さらに「心療内科の薬が少なすぎるのでは」と指摘される。整形外科ではレントゲンを取るが大きな異常は無し。
2022年11月 心療内科で精神科医に再度相談するもとうとう「分かりません。私の力不足」と匙を投げられる。
同月 身内の勧めで整骨院への通院を開始。整体師からは「効果が出るのに2ヶ月はかかる」といわれ以降は毎週通う。
2023年1月 整骨院へ通い始めて2ヶ月が経過するもまるで治らず。
2023年2月 今度は鍼灸院を試してみるが2回通ってみても一切効果が出ず、費用的に定期通院は断念。
この間、2022年11月からは1日7000歩のウォーキングを毎日欠かさずしているが効果無し。
押し入れのWii Fitを引っ張り出してヨガをやったりストレッチポールをやったり、寝る前に白湯を飲んだりもしているが全く良くならない。
整形外科ではストレートネックといわれたのでストレートネックに効くという枕やタオルでのストレッチを試したがこれらも効果無し。むしろ枕は悪化した。
ネットでググっても同じような症状が原因不明なままこれだけ長期間続いている人の話は出てこない。
マジで何なのこれ。誰か治してくれーーー。
ケーブルテレビSTBでは見られない場合が多いようなのでBSパススルーとか
地域によってはSTBで見られるようになったかもしれないので最新情報要確認
・01 [ある建造物の名前]サグラダ・ファミリア
・02 菜種《なたね》(梅雨
・03 4(年
・04 [3択]3(番
・05 諫山創 いさやまはじめ
・07 鯖《さば》(街道
・08 小室哲哉 こむろてつや
・09 [近似値]80847
・14 イカロス
・15 大御所
・16 指示(標識
・18 3(番=蒲公英
・19 アントニオ猪木
・20 7
・21 祐希
・23 『君たちはどう生きるか』
・27 『神曲』 しんきょく
・28e 大安