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はてなキーワード: 細胞膜とは

2020-03-20

コロナウィルスの倒し方

コロナウィルスには細胞膜があり、膜はアルコール破壊される。

では、人間の粘膜上でアルコールを浴びた場合どうなるか?遺伝子の中身だけが残され、大半はマクロファージなどが食べてしま

これを応用し、膜が溶け遺伝子剥き出しの物を保存、人の血液と混ぜる。

混ぜた物を体内へ戻す。これで体内のマクロファージコロナ遺伝子情報を得て免疫を獲得。おしまい

2020-02-21

宇宙宇宙じゃないところの境目って

例えば細胞って細胞をまとめてる細胞膜があるから細胞って成り立ってるわけじゃない。

宇宙ってその細胞膜みたいな宇宙宇宙じゃないところの境目ってどうなってるの?

実際には膜があるってことは無いと思うんだけど、

何かしらの宇宙宇宙じゃないところの境目があると考えるのが普通だと思うんだけど。

それで宇宙は膨張して広がってるって言うけど、

広がる速度が光の速さより速かったら、その境目って観測できないよね?

そもそもとして宇宙が広がっているというそエネルギーってどっからきてるの?

ビッグバンの余韻なの?

一説によると、膨張した宇宙はまたあるときから縮むなんてあるけど、

それもまた光の速さより早く縮むとなると、

その縮む原動力ってビッグバンの余韻とは、違って説明が付かなくて

なんか宇宙宇宙じゃないところの境目のことを考えると怖い。

2020-02-20

anond:20200219221244

人間細胞膜って油を含んでいるんだよな。高校生物でならったが、皮膚は、詳細には学ばないよね...。

2019-04-17

好きな生野菜

ボウルか丼にたくさん氷入れて種を取り縦に切ったピーマンパプリカを並べて

冷凍庫でがっちり冷やしてパリポリ食う。みずみずしくてうまい。酒にも合う。

他の生野菜は嫌いなのでグダグダになるまで茹でて細胞膜ぐちゃぐちゃにつぶしたやつじゃないと

食べたくない。今日作業わっちゃったのに定時まで動けない。魚肉ソーセージビール飲みたい。

花王柔軟剤フレア フレグランス」を例にとると、有効成分は(1)エステル型ジアルキルアンモニウム塩だ。このほか(2)ポリオキシエチレンアルキルエーテルや(3)香料が含まれている。

 このうち、(1)は「陽イオン型」の界面活性剤で、洗剤などに使われる「陰イオン型」の界面活性剤より皮膚などへの刺激性・毒性がはるかに強い。

 (1)は別の分類では「第4級アンモニウム化合物」の1つだ。この化合物生物細胞膜不安定にして細胞を殺す作用を持ち、殺菌剤などに使われているが、人の細胞にも同じく作用し、アレルギー・皮膚炎・角膜障害などの原因になる。

 また(2)は、「人の健康を損なうか、動植物の生育に支障を及ぼすおそれのある物質」と政府判断し、監視している462物質の1つだ。

 これらはPRTR法(化学物質排出把握管理促進法)の「第一種指定化学物質」と呼ばれる。

 (3)の「香料」は、3000以上もある成分(物質からメーカー複数(数種~数十種)を選んでブレンドした調合香料である(個々の物質名は明らかにされていない)。

 香料成分の中には、アレルギーぜんそくの原因になる成分、ホルモンかく乱作用発がん性を持つ成分などがあることが明らかになっている。

柔軟剤が肌に悪いのは、番組に出たアナウンサー手袋をつけて柔軟剤を扱っていたこからも明らかだ。

へーへーへー。

2019-03-22

anond:20190322093338

卵巣の病気にかかって手術をしてめちゃくちゃ痛かったから。

そしてそれが痛かった(内視鏡ですまなかった)原因が子宮大腸癒着で、

その原因がどこの細胞膜にでも遠慮なく頭つっこんでいく接着剤みたいな精子

何度も内臓というか腹腔内にいれたせいのような気がしてるから

子供のころは子宮と卵管のあいだが輸精管のようなもののない空白スペースで

たんなる腹腔の内臓の隙間を精子が泳いでるとは思わなかった。

あとゴムはお互い嫌い。

自然不妊からゴム無しでやるほうがあとくされなく気持ちはよい。

2018-11-22

DPZの『酒を皿に注いでストローですするとダメになる』という記事について

記事URL: https://dailyportalz.jp/kiji/straw-de-sake

内容はタイトルの通り。この方法危険かどうかで、ブックマークコメントTwitterでも意見が飛び交っています



ブコメhttp://b.hatena.ne.jp/entry/s/dailyportalz.jp/kiji/straw-de-sake

おもに気化アルコールの吸引の危険性についてのコメントが多いですが、

「肺から入るの根拠は何でしょうか? 下記の記事医師が『ストローは酔いやすいは迷信』と明言してるので、気分の問題な気が、、! 」

Alc数%の液体を、ストロー空気と混ぜたくらいで瞬間的に気化して肺に入るわけない。水をストローですすっても肺に入ったりしないし、仮に気管に誤嚥しても生理反応で咳き込むから気づく(空気が胃に入る胃膨満はある) 」

など懐疑的意見もあります



ちなみに執筆した松本さんはtwitterでこのような投稿をしています

ストローで吸ったくらいで肺に液体が入るとか、お前らの気管はどんだけザルなんよ。冷えた酒の気化分なんてたかが知れてる。キマるにゃキマるが、そこまでじゃない。

https://twitter.com/keizi666/status/1065225104018235392



以下に、いろいろ雑多に思うことを書いていきたいと思います



酩酊メカニズムについて

これはコメントで言っている人も多いですが、簡単説明します。

急性アルコール中毒ってよく聞きますよね。あれは脳の中枢神経、つまり肺や心臓を動かしている部位にエタノールが浸透して機能が停止することを言います

ですが、飲んだアルコールというのは胃や小腸で吸収され、ほとんど(90%以上)が肝臓で分解されます。ではなぜ酩酊中毒という現象が起こるのか?



細胞膜というのは脂質の膜で覆われているのですが、エタノールはこれを容易に通過してしまうので、皮膚だろうがキンタマだろうが肺だろうがどこからでも吸収されます(この性質を利用してパッチテストは行われます)。そして血管にダイレクトで入るわけですね。こいつは肝臓を経由していないので、多くは分解されずに脳に到達します。

吸収のされやすさにも度合があり、皮膚や食道なんかはいろんな物質や熱をガードしないといけないので、吸収はおだやかです。反対に、直腸や肺なんかは粘膜がむき出しなので、アルコールがぐんぐん吸収されますアントニオ猪木ヤクザに脅されてケツからワイン飲んでぶっ倒れたビデオがあるという都市伝説を聞いたことがありますが、真偽は置いておいて医学的には間違っていません。



で、この「肝臓で分解しきれなかったもの」と「ダイレクトで血管に入ってきたもの」が、酩酊ならびに中枢神経系麻痺をおこすわけです。



エタノールの「適量」と「致死量」の近さ

エタノール向精神薬の中で、適量と致死量がすごく近いんです。血中アルコール濃度が0.05%~0.10%でほろ酔い酩酊レベル、0.20%で記憶がなくなったり前後不覚となり、0.40%で昏睡・死です。

記事で書かれている「ダメになる」「キます」という表現がどのレベルかは分かりませんが、「記憶あいまいなので、後日家で再検証しました。」という一文があるので、だいたい0.20%(泥酔期)のレベルだとしましょう。普段の酔い方が血中アルコール濃度0.05%(微酔期)の状態だとしても、泥酔状態までアルコール濃度のレンジが4倍程度の近さしかないわけです。

ならば、皿に注いだ酒をすするだけで本当にそれだけの変化が起こるのかどうか、という話になってきますね。



ほんとうに気のせい説

これは考慮しなければいけないと思います。「ストローで酒を飲むと酔う」という俗説があるので、それによって認知が変化しているかもしれません。「やっぱストロー酔うじゃん!」って勝手に思い込んでいるかもしれない。記事の中で友達に試してもらったくだりもあるんですが、「こういう飲み方すると凄い酔うんだよ!」と言われると「たしかにそんな気がする」ってなるかもしれませんからね。ただのバイアス説です。



『すする』という行為特殊性

みなさん、そもそも酒って「すすり」ますか?すすらないですよね。

では熱燗やお湯割りを飲む時ってどうでしょう。すする場合もあると思うんですが、そのとき口の中に入った空気は、肺に入っているでしょうか?

これは個人差もあると思いますが、この場合にすすりこんだ空気って、口腔内に滞留しているだけでほとんど肺には入っていないと思いますちょっと台所行ってコップに水を注いで試してみてください。

ですが、吸い込んだ空気を一気に肺に入れるすすり方があります。たとえば蕎麦がそうです。あるいは、アッツアツのお茶をすするときも、いったん空気は肺に入れ、口の中のお茶は後で嚥下しています

たとえばポン酢そばをすするとむせますポン酢が肺に入っていなくても、揮発した酸が肺に入るからです。

じゃあなぜ熱燗やお湯割りの飲み方はそうでないのかというと、ヌルいからです。そこまで空気を通過させて冷まさなくても飲めるからというだけ。

記事にあるような形で「いったん酒が接した空気を大量に肺に入れる」という行為は、普段飲酒ではほとんどやっていないんです。ですからストロー使用しなくても熱々のお茶をすするように(=すすった空気を肺に入れるように)飲めば、同様の効果が得られるかもしれません。



皿に注ぐことで揮発量が増えたのでは

揮発量ってのは当然液体と空気が触れる面積に比例します。酒の注がれたグラスと酒の注がれた皿では、後者の方が絶対的アルコールの揮発量は多いです。

前述の通り、ストローですするとその空気も肺に入りますから普通の酒をストローですするより大量に吸い込んでしま可能性はあるでしょう。

Alc数%の液体を、ストロー空気と混ぜたくらいで瞬間的に気化して肺に入るわけない。水をストローですすっても肺に入ったりしないし、仮に気管に誤嚥しても生理反応で咳き込むから気づく(空気が胃に入る胃膨満はある) 」

というブコメがありましたが、まず先ほども申し上げた通り、アルコールは「皿に注いですする」ということで起きる微々たる気化でも肺から直接血管に入れば酔い方に大きな変化をもたらします(許容量のレンジが狭いんです)。それに誤嚥でなくても吸収はされるんです。



いろいろ申し上げまして、これらの仮説をもとにどれくらい危険度が増すか数値で示すことができれば最高だったのですが、あいくそのような知性を持ち合わせておりませんゆえ、あとははてなの賢い人たちに判断してもらいたい。



「真似しないでください」の一言あってもよかったのでは

最後に余談ですけど、俺はDPZ大好きなんです。この記事も削除せよとは言わない。

大人なんだから、酒との付き合い方くらい自分ではかれ、と思います

ただ、メディアとしては「絶対マネしないでください!」って書いておいた方がいいんじゃないかなと思う。

平坂寛さんの記事で、毒虫自分を刺させたりしてるけど、真似しないようにの注意書きが毎回ある。安易に「これくらい平気!」って書くことの危険性を分かっているんだと思う。

ほんとは平気なんですよ、たぶん。

だけど、「大人なんだから」という話なんです。

大人なんだから、一応「危険からな、これ」って言ってくれよ、と思う。そういう誠実さみたいなものがある人だと思ってたんだけど。

2017-06-19

https://anond.hatelabo.jp/20170619212445

アルコール細胞膜を超えて細胞内に侵入できる性質をもってるので、人間細胞にもダメージを与えることがあるんですよ。

2017-02-05

心療内科に行く前に食事を変えなさい」の読書メモ

2017/02/05
下記書籍を適応読書した。読書時のメモを以下に記す。

姫野 友美,"心療内科に行く前に食事を変えなさい",青春出版社,2010.


その心の不調は脳のエネルギー不足です
  心の元気の素は脳にある
  神経伝達物質 信号やりとり
  信号の行き来が心の動きとなって感じる
  神経伝達物質は日々のストレスによって消費される
  強いストレスさらされると 大量のノルアドレナリン 不快 和らげようとセロトニンが大量消費
  通常なら使ったぶんだけ産生されるが 原料が足りないとセロトニンの産生が間に合わなくなる
  セロトニンが不足すると気分が落ち込んだり不安が強くなったり
  心の不調
  うつ 強迫神経症 などに発展
  バッテリーが切れ、脳がダウンした状態
  バッテリーは休むだけでは充電しない
  心がマイナスバランスにならないためには、ストレスを減らすだけではなく、脳の神経伝達物質=バッテリーを増やさなければ
  抗うつ薬を服用すると一時的にはよくなる 一時的には神経伝達物質が増える 抗うつ薬基本的に脳内物質リサイクル リサイクルは限界がある フレッシュものバッテリーを充電したほうが長持ち
  --
  充電に必要な原料
  タンパク質 ビタミン ミネラルなどの栄養素
  なぜか元気が出ない 何をやっても気分が晴れない 神経伝達物質の不足のサイン
  脳の栄養不足
  飽食の時代になぜ?
  脳の栄養重要なのはアミノ酸(タンパク質
  脳の唯一のエネルギー源は糖分(ブドウ糖)だと思い込み、疲れると甘いものを口に入れる人がいますが、実は大間違い
  たしかに脳がエネルギーとして燃やすのはブドウ糖ですが、脳は基本的タンパク質と脂質でできており、神経伝達物質タンパク質が分解されてできるアミノ酸から合成される
  合成過程で必要なのが、酵素 補酵素 補因子
  酵素アミノ酸 補酵素ビタミン 補因子はミネラル
  アミノ酸 ビタミン ミネラル現代食生活で不足しがち
  近年の野菜は昔に比べてかなり栄養価が減ってきている 品種改良の結果 栄養よりも見た目や味 香りなど優先
  --
  ブドウ糖をとっているにも関わらず、脳のエネルギーが不足するという不思議
  頭がボー だるい 会議ですぐ眠くなる 集中力が続かなくてイライラ
  脳に糖が足りなくてエネルギーが産生されていない状態 これが低血糖症
  心療内科 精神症状 300人 糖負荷試験の結果 296人が低血糖症
  糖負荷試験 75gのブドウ糖 飲む 30分ごとに5時間まで血糖値インスリンの測定を行う血液検査
  患者の食事 調査 糖質はとってる むしろ糖質に偏った食生活
  健康な人の脳は、エネルギーであるブドウ糖を安定して供給
  安定して がポイント
  血糖値は一定になるよう維持される
  ランチ糖質を多く摂ると血糖値は急激に上昇 下げようとインスリン分泌 血糖値 急降下 脳に糖分が行かなくなり 急激な眠気や集中力の低下 だるさ
  すると今度は脳が糖不足で緊急事態と判断 血糖値を上げようと脳内伝達物質アドレナリン ノルアドレナリン分泌  イライラ 不安 抑うつ
  それを解消しようと甘いものが欲しくなるが、これは麻薬なようなもの 甘いものをとると一瞬セロトニンが増えるため幸せな気分になれますが、すぐ消費されるので持続しない 再びインスリン 低血糖 イライラ 繰り返し
  このように、糖質は一見 脳の栄養源に見えて、実はかえって脳を疲れさせる
  通常は、糖をとったあと、血糖値が少し上がってからゆるやかに戻る  低血糖症場合 ジェットコースターのようにアップダウン
  すなわち、糖質に偏った食生活で、脳へのブドウ糖供給が「不安定」になると、糖をとっているのに利用されないという不思議な現象
  健康診断での血糖は正常値だったから大丈夫、とは言えない
  それは空腹時血糖
  低血糖症に気づかない人が多い
  現代人は知らず知らずのうちに多くの糖質をとっている
  --
  食べ方を変えただけで心の症状が消えた実証例
  第48回日本心身医学会総会で発表
  栄養療法
    白米ではなく玄米
    糖質の吸収を抑える食物繊維  キャベツの千切りを食前に食べる
    糖質を減らし タンパク質を増やす
    間食と清涼飲料水をやめる
  ストレスがたまっていると分かっていて、自己流のセルフケア改善できないときは、気分転換をするためのエネルギーさえ足りないということ
  必要なのは休息や適度な運動ではなく、栄養補給=バッテリーチャージ
  --
  新型うつ定型うつ
  適応障害
  うつ病では食欲低下 多く見られる
  非定型うつ病 過食傾向 とくに甘いもの 炭水化物
あなたに足りない脳の栄養素をチェックしてみよう
  ストレスのせいだろうと片付けていた不調を、栄養という別の角度から見る
  栄養不足なら、脳 心だけでなく、当然 身体にも悪影響
  このチェックテストは実際に診察で実施しているものを簡易的にできるよう作成したもの
  当てはまるチェック項目が多いほど、その栄養素不足から不調が起きていると予測できます
  複数のタイプに当てはまるときは複合タイプで、かなりの栄養失調
  タイプ
    1 注意力散漫な「鉄不足タイプ」
    2 やる気が出ない「ビタミンB群不足タイプ」
    3 グルグル思考の「タンパク質不足タイプ」
    4 イライラしやすい「カルシウム不足タイプ」
    5 キレやすい「低血糖タイプ」
  1 注意力散漫な「鉄不足タイプ」
    次の質問項目のうち、あてはまるものにチェックをしましょう。いつも当てはまるもの以外に、ときどき起きるものもチェックします。
    チェック項目
      寝起きが悪い
      イライラしやすい、注意力の低下
      シャンプーとき髪が抜けやすい
      食欲不振(胃腸障害)
      神経過敏、ささないなことが気になる。敏感
      湿疹や肌荒れ、あごのニキビに悩んでいる
      牛肉をほとんど食べない、苦手
      手足が冷えやすい、冷え症だ
      動悸、息切れ
      立ちくらみめまいがする
    俺該当 4
    鉄不足といえば 貧血 顔色の悪さ 動悸 息切れ 身体的
    心の症状 関係
    生理の女性 すべて 危機
    男性は鉄不足による不調はほとんどない 女性特有
    睡眠覚醒
    コラーゲン合成促進
  2 やる気が出ない「ビタミンB群不足タイプ」
    チェック項目
      好きなことでもやる気が起きない
      アルコールをよく飲む
      魚が嫌い、または苦手
      記憶力の低下を感じる
      寝ても疲れがとれない
      口内炎口角炎ができやすい
      リアクションが遅くなった、反応が鈍くなったと感じる
      本や新聞を読んでも頭に入ってこない
      肩こりがなかなか治らない
      夜、ぐっすり寝た気がしない
    俺該当 4
    代謝を促進
    三大栄養素エネルギーとして活用できる形に変えるにはビタミンb群 不可欠
    糖質過多 慢性的ビタミン不足
    脳の神経伝達物質産生にも関わる 不足するとやる気や集中力の低下
    b3 ナイアシン うつ病
    統合失調症 原因にナイアシン不足?
    睡眠リズム調整
    b12
  3 グルグル思考の「タンパク質不足タイプ」
    チェック項目
      肉や魚を食べていない 野菜中心の食生活
      肌荒れが気になる、または肌の張りが落ちた
      思考力が低下した
      会議など、話の流れがわからなくなり、会話が成立しないことがある
      同じことを何度も話していると指摘された
      髪や爪が弱くなった
      ダイエットをしているのにやせない
      ときどきわけもなく不安になる
      クヨクヨすることが増えた
      一つのことを片づけるのに以前より時間がかかるようになった
    俺該当 2
    ヘルシー志向 自己流 動物性タンパク質をとらないと 心身 崩壊
    タンパク質身体神経伝達物質の原料
    細胞膜 受容体受容体が無ければ神経と神経が繋がらない
    論理的思考ができなくなる
    あたまの瞬発力
    神経栄養因子 不足 頭の切り替えができなくなる
    必要量を取らないと、自分タンパク質=筋肉を分解して利用
  4 イライラしやすい「カルシウム不足タイプ」
    チェック項目
      カッと頭に血がのぼりやすい
      寝つきが悪い
      常にイライラしている
      ささいなことが気になって落ち着かない
      気分の変動が激しい
      乳製品が苦手
      大事故でもないのに骨折したことがある
      足がつりやすい
      飽きっぽくなった、持続力がなくなった
      肩こり腰痛が起こりやすい 痛みがやわらがない
      血圧が高いと指摘された
    俺該当 1
    神経鎮静 不足すると瞬間湯沸かし器のように制御不能の怒りやすっぽさ
    行列耐えられない
    落ち着いて取り組めない
    寝ている時にこむら返りで目がさめる人 筋肉過剰収縮 足がつってる
    血行
    日本人が一番不足しているミネラル
  5 キレやすい「低血糖タイプ」
    チェック項目
      甘いものが食べたくてしょうがない
      おなかがすくと、イライラして集中力がなくなる
      ちょっとしたことで怒りが爆発することがある。キレやすい
      光がまぶしく感じることがある
      音がうるさく感じることがある
      頭痛持ちだ
      ランチ後、1~2時間くらいすると眠くなって、やる気が出ない
      急に気分が落ち込んだり、泣きたくなったりすることがある
      徐々に体重が増えた
      体がだるくて重い
      ときどき手や指がふるえることがある
    俺該当 4
    疲れたら甘いものを食べる人は要注意
    低血糖症
    食後 1〜2時間後 強い眠気 イライラ 集中力低下 気分落ち込み の人 食事内容思い出して 炭水化物 糖質に偏ってない?
    バランス良くても、ごはん大盛り 甘いデザートでも同じこと
    ストレスには甘いものと思い、チョコレートつまむと よけいに血糖値が乱高下 脳 心が疲れる
    イライラ 気分落ち込み 手の震え アドレナリンノルアドレナリンの影響
    低血糖症抗うつ薬抗不安薬では完治しない
    糖質に偏った食べ方を変え、脳を元気にする栄養素を積極的に
  当てはまる項目が多すぎてどのタイプかわからない人 男性ならビタミンb群 女性なら鉄分をまず補うべし
  何故
    男性
      糖質 多い 傾向
      糖質代謝のために常にビタミンb群を消費
      アルコール
    女性
      生理 生理のある年代の女性は全員 鉄不足と言っても過言でない
      クリニックに来た女性の八割以上 鉄不足だった
      生理でただでさえ男性の倍 消費
      太りたくないからといってサラダばかり 鉄分補給を怠る
      鉄は体内に吸収されにくい
      肉類をたくさん食べる欧米の女性には鉄不足による貧血はほとんどない
      日本人女性特有
      弱点が分かれば対策もたてられる
  脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖、の間違い
    脳という組織は筋肉のようにブドウ糖を蓄えられない
    安定供給必要
    でも脂質もエネルギー源として利用
    さらタンパク質 脂質からもブドウ糖ゆっくりつくられる 糖新生 肝臓
    ことさら糖質をとらなくてもブドウ糖は脳に安定供給
    人類進化の歴史
    400万年前 最初の人類
    1万年前に農耕開始
    そして農耕が定着して4000年
    399万年の間は人類はずっと狩猟採集 穀類を食べない 糖質制限食が当たり前
    代謝のあり方 脳機能 生理行動パターンなどは、たかだか万年ではそう簡単に変わらない
    その証拠 血糖値を下げるホルモンインスリンのみ 上げるホルモンは多数 飢餓に耐えられるようになっている
    人間の体は糖質ほとんどとらなくても生きていけるようにできている
    そこに大量の糖質が入ってくると、脳も体も大混乱 病気は当然
家庭でできるタイプ別食べ物食べ方
  鉄不足
    ヘム鉄 非ヘム鉄
    ヘム鉄のほうが吸収されやすい 効率的
    肉 魚 卵 乳製品 豆腐 納豆
    ピロリ菌 萎縮性胃炎
    ビタミンCと一緒なら吸収アップ
    緑茶 コーヒー 紅茶のタンニン 鉄吸収阻害は、非ヘム鉄のときのみ ヘム鉄は平気 フィチン酸は両方とも阻害
    鉄不足 体内の貯蔵使用 血液検査で貧血と診断されたときには手遅れ
    体内に貯蔵鉄がどれぐらいあるか 血清フェリチンの検査
  ビタミンb群
    8種ある
    全種類まとめてとること 互いに協力して働く
    豚 大豆 玄米 かつお まぐろ レバー さば ばなな
  タンパク質
    肉 魚 卵 乳製品 動物性タンパク質
    大豆 大豆製品 植物性タンパク質
    両方バランスよく
  カルシウム
    牛乳 乳製品
  低血糖
    糖質も必要な栄養素だけれど
    白米 白パン 砂糖を避けよう
    精製された炭水化物 避けよう
    白米ではなく玄米雑穀ごはん
    食パンではなくライ麦パン全粒粉パン
    うどんそうめんではなく十割そばパスタ
    おすすめ 低GI食品
    工夫で血糖値上昇を抑える
      食物繊維を先に食べる
      酢を使ったおかず
      おにぎりだけ、ラーメンだけ、うどんだけで食べない
      砂糖以外の甘味メープルシロップ てんさい糖 オリゴ糖 ラカンエキス ステビア パルスイート
      食後30分以内に運動
  おやつ
    チーズ
    ナッツ
    牛乳 豆乳
    無糖ヨーグルト
    ゆで卵
    するめ
    小魚スナック
  サプリメント
    基本は食事で
    選び方 天然もの
疲れた心とからだにいいこと、驚きの新常識
  今日の常識は明日非常識
  疲れたときには甘いもの、で疲労感は倍増
  脳に糖分補給はいらない
  GABA入りチョコを食べても心は癒されない
  折れない心は、心の持ち方ではなく、タンパク質でつくられる
  肉抜きダイエットは心もスカスカにする
  野菜だけ食べて健康なのは草食動物のみ
  ダイエットにはカロリー制限よりも糖質制限を
  理想の食事バランス(PFCバランス)で糖尿病になる
  和風ハンバーグはヘルシーじゃない
  ノンオイルドレッシングは実は体に悪い
  「ケーキシュークリームより和菓子なら平気」の非常識
  会議の眠けざましに缶コーヒー逆効果
  コレステロールを食べても、血中コレステロールは上がらない
  コレステロールを下げると、かえってうつ病になる
  「糖質オフ」は21世紀の常識である検査の数値が低いほうがいい」の大間違い
コラム 人間の脳は肉食で進化した
  脳容量が格段に拡大する時期は大きく三段階に分かれていた
  1. アウストラロピテクス(猿人)→ホモ・ハビリスへの移行期{約250万年前}
    400-500cc(チンパンジーと大差なし) => 650cc
    肉食獣が食べ散らかした動物の骨を縦に割って、骨髄を食べていた
    親指は骨髄をすくって食べるために発達したようだ
    草食に適応したパラントロプスという種は絶滅
  2. ホモ・ハビリスホモ・エレクトス原人)への移行期{約150万年前}
    => 950cc
    火の使用
    脳容量の増大と増大後を維持にはブドウ糖の安定供給が必要
    植物のでんぷん食物繊維からほとんどブドウ糖を摂取することはできない
    しかし火で加熱すると、動物の持つ消化酵素で100%ブドウ糖に分解することが可能に
    生のサツマイモ焼き芋
    火の使用が、効果的なブドウ糖摂取を可能にし、容量拡大を導いた
  3. ホモ・エレクトス原人)→ホモ・サピエンス(新人)への移行期{約15万年前}
    => 1350cc  現代人の1500ccにかなり近づいた
    肉食をするようになった
    高タンパク質の食料によって脳の発達を支えることができるようになり、大脳が急速に発達
  人類が数々のストレスに打ち勝って進化してきた条件のひとつが「肉食」だった
  我々現代人も、肉食が必要だと確信した
食事が変われば新しい自分に生まれ変わる
  治療中に患者さんからよく聞かれるフレーズ 私は元の体に戻りますか?
  こう答える 病気になる前に戻るのではない。治療によって細胞が生まれ変わり、元の自分ではなく、新しい自分に生まれ変わる
  細胞は日々生まれ変わっている
  私たちの心身は食べ物からできている
  栄養を見直すことで、ストレスへの耐性向上、新しい考え方、行動パターン思考力
  心だけでない 栄養療法メリット
    すべすべプルプルの素肌になる
    体系が変わる
    メタボリックシンドローム改善
    免疫力高まる
  心療内科の診療に栄養療法を併用メリット
    治療にかかる時間が短縮
      薬が少ない量で済む 長期間飲まずに済む 新鮮なセロトニン増加で
      薬の副作用が起きにくくなる
      ストレスの受け止め方、心の持ち方を変える「認知療法」や「カウンセリング」も、脳の栄養状態が悪い人、脳のバッテリー不足の人にいくらやってもなかなか効果が上がらない
    薬を増減するタイミングが明確になる
      医師として、薬の減らし時は悩みの種だった
      血液データから足りない栄養素を読み解けるようになると、予測が立つようになった
      なかなか改善しないときは、もう少し薬を増やしましょうではなく、この数値がいくつになれば薬を減らせるので、しっかり食べてがんばりましょうと言える
      回復の兆し 曖昧→裏付けのあるデータ
    かんかい(症状がほとんどなくなった状態)や表面的な治癒ではなく、代謝を変えて、本当に体の中から根本的に治っていく
  血液データ可能にする本当の予防医学
    これまでの予防医学は異常値を見つけて早期に病気発見する発見医学
    心身の正常な機能に必要な栄養素が過不足なくあるかどうか血液データをチェックして、病気の前兆を見極める これこそ本当の予防医学
  日本の未来は食にかかっている


以上

2017-01-08

「脳のしくみ」の読メモ

下記書籍を読んだ。今後のために、得られたことを整理して文字列化した。発信したくなったか匿名ダイアリー投稿高木 繁治 (監修),"脳のしくみ―脳の基本構造から記憶のあり方まで",主婦の友社,2010.


脳
  人間生命活動総合的に制御する重要な器官
  大きく分けて
    大脳
      人間知的活動にとって最も重要な,思考・知覚・記憶言語運動などの働きを担う
    小脳
      身体各部運動が正確に行われるよう調整するのが主な役割, 平衡感覚脳幹
      呼吸、血液循環、体温調整、代謝など、生命活動の維持
  神経細胞ニューロン)、それらをつなぐ神経線維が多数
  支持・栄養補給グリア細胞

大脳
  三層
    古皮質
    旧皮質
    新皮質
  古:爬虫類の脳, 旧:旧哺乳類の脳
    本能的な情動にかかわる大脳辺縁系
    運動にかかわる大脳基底核
  新:最も人間的な部分
  大脳辺縁系
    細かく見ていく
      短期記憶蓄積 海馬
      好き嫌いや怒りなどの感情 偏桃体
      意欲に関係深い 側坐核、透明中隔
      快・不快で行動意欲につなげる 帯状回
      各器官をつなぐ 脳弓
    食欲や性欲などの生存本能
    恐怖や好き嫌いなど人間本能的な感情
    偏桃体は「情動の中枢」、好き嫌い、快不快原始的動物感情を生む
  左脳右脳

小脳
  身体を使って覚えたことは小脳記憶
  反復練習で正確に

脳幹
  命の座
  大脳小脳、延髄をつなぐ
  器官
    間脳(視床視床下部中脳
    橋
    延髄
    など
  心拍、呼吸、血液循環、体温調整
  大脳意識的活動の中枢であるのに対し、脳幹無意識的な生命活動の中枢
  視床下部にぶらさがる脳下垂体
    視床下部の指示のもと、ホルモン分泌
    前葉
      成長ホルモン
      甲状腺刺激ホルモン
      副腎皮質刺激ホルモン
      生殖腺刺激ホルモン
      プロラクチン
    後葉
      オキシトシン
      バゾプレッシン

その他
  利き手
  男女の脳
    脳梁 女性のほうが太い
    前交連 視床間橋も
    左脳右脳両方を連携して話す, コミュ力高
    など

神経細胞, グリア細胞
  情報伝達
  神経細胞
    大脳に140億
    小脳1000億
    脳全体 千数百億
    情報ネットワーク形成
    構成
      樹状突起, 他の神経細胞から情報を受け取る
      軸索      樹状突起の一番長もの、他の神経細胞との連絡, 神経細胞同士が結びついて情報が伝達され、新たな結びつきができることで”記憶”として蓄えられる
      細胞心臓グリア細胞
    接着剤
    サポート
    最近研究では、グリア細胞情報伝達に加担?

神経細胞
  情報伝達
    電気信号
    軸索
    シナプス
    神経伝達物質
  電気信号の伝播
    細胞膜
    イオン
    チャンネル開閉
    膜内と膜外とで電位差
    電位差が隣に影響を与えそっちでも電位差
    軸索を伝搬
    軸索髄鞘が覆っているかどうかで、伝搬速度も変化
  情報伝達2
    単一神経細胞内においては電気信号で伝達
    神経細胞間のシナプス間隙では神経伝達物質で伝達

神経系
  中枢神経
    脳
    脊髄
  末梢神経
    体性神感覚神経
      運動神経
    自律神経 相反する2種の拮抗バランス ホメオスタシス
      交感神経    興奮緊張
      副交感神経  弛緩抑制人間の心はどこにあるか
    近代に入るまで:心臓
    今:脳が重要
  感情
    人間けがもつ特有のもの
      親しみ
      同情
      憎しみ
      羞恥心
    動物的なもの
      空腹が満たされたとき快感
      睡眠不足不快感
      生命を脅かすものにあったときの恐怖、不安闘争心
      人間的な感情区別して”情動”と呼ぶ
  情動
    視床下部
      生物としての欲求生存本能
        食欲
        睡眠欲
        性欲
    偏桃体
      快
      不快
      怒り
      恐れ
    視床下部×偏桃体×海馬×外部から情報情動
  怒りや恐れで生理的変化
      交感 増
    副交感 減
  情動だけでは暴走してしまう。大脳前頭連合野理性的制御
  感情情報大脳に伝える
    偏桃体が喜怒哀楽などの感情判断すると、脳内ホルモンという神経伝達物質によって、大脳皮質まで伝達
    脳内ホルモンの分泌コントロール:モノアミン系 神経細胞の集合
    モノアミン系
      A
        1-7 ノルアドレナリン
        8-12 ドーパミン
        6は怒りの中枢
        10人間しかない
      C
        アドレナリン
      B
        A,Cを抑える
    ホルモン脳内に伝わって、緊張や興奮などの生理的変化を身体にもたらす
    感情脳内ホルモンによって引き起こされるといってもよい
    役割
      ドーパミン  快感幸福感を増幅、意欲・運動調節・ホルモン調節
      ノルアドレナリン 怒り、不安、恐怖の感情覚醒記憶
      アドレナリン 恐怖
      これらにたいして抑止的に作用する神経伝達物質
        セロトニン
          睡眠、体温調節、生理的機能、過剰な興奮や衝動抑うつ感の軽減
          不足するとうつ状態
          片頭痛発症にも関与?
    幸福感の源
      本能的な欲求が満たされたとき動物全般にみられる
      ほめられる、試験合格コンテスト優勝、新しい知識獲得
      目標達成。小説が波乱万丈の末にハッピーエンド
      快の感情を追求することが、まさに人間らしい幸福感であり、ひいては人類進化につながる
      ドーパミンがその原動力
    主な神経伝達物質
      モノアミン  ドーパミン
                  ノルアドレナリン
                  セロトニン
      βエンドルフィン
      アミノ酸    γ網の酪酸ギャバグルタミン酸
      アセチルコリン
      神経ペプチド
    ストレス
      ホメオスタシス
      病気やケガ、不快環境トラブル経済的不安といった原因(ストレッサーから何らかの圧力を受けていると感じ、それに反応して心身が緊張している状態を指すのがストレス
      ストレスを感じると
        脳内ホルモン分泌  → グルコース身体エネルギー源)の生成を促進
        交感神経活性化    → 緊張が高まり、はたらきが活性化
      ストレスから抜け出せず、長期間バランスを崩していると
        睡眠障害学習能力低下、集中力低下、感染症など
        心拍数増加、血圧血糖値の上昇、気管支拡張思考力低下
      ストレスの進行度
        1. 警告期  ストレスに備えるべく活性化
        2. 抵抗期   ストレスの原因と闘う時期
        3. 疲労期  ストレスから抜け出せないと疲労期。糖質コルチコイドやアドレナリンノルアドレナリンなどが過剰に分泌されるために起こる。私たちストレスを強く意識するのはこの時が多い
      ストレス本来、外から物理的、心理的圧力に備え、克服するための脳や身体の反応
      ストレス日常的にあっても不自然ではない
      ストレスレベルが高すぎても低すぎても生産性は落ちることが証明済み
      適度なストレス必要
      定年後に燃え尽きてしまう人は、ストレスが少なすぎだからかも
      必要ストレスでも、慢性化すると心身に変調
        不安障害
        強い恐怖感
        動悸 息苦しさ めまい
        パニック障害
        強迫観念へのとらわれ
        強迫性障害
        PTSD
      人間幸福を感じるとき大脳辺縁系帯状回にあるスピンドルニューロンという神経細胞活性化し、細胞が伸長する
        いったん長くなると、不幸があっても縮まない
        長い分だけ幸福感が持続する
        幸福体験を重ねるほど伸び続ける
        ストレスに対しても強い抵抗力を持つ
        と言われている
        くよくよしないで前向きに考えることは脳を活性化し、免疫力を高め、病気悪化させない効果につながる
    恋愛
      性欲 視床下部
        第一性欲中枢  セックスを求める機能
        第二性欲中枢  セックスを行うための機能
      第一: 男 >> 女
      第二(男):摂食中枢のそば。空腹で生命危機だと性欲高
      第二(女):満腹中枢のそば。失恋でやけ食いはこのため?
      人間けがもつ感情の一つに、恋愛に関する感情
      恋愛感情を起こすのは主として性欲の情動だが、それだけではない
      恋愛対象としてふさわしいか総合的に判断するのは前頭葉にある前頭連合野

言語
  すべての民族に備わっている

記憶
  短期記憶  作業メモリ
  長期記憶  ストレージ
    陳述記憶
      意味記憶        一般的知識
      エピソード記憶  出来事
    非陳述記憶
      手続き記憶        身体習得する記憶
      プライミング記憶  無意識のうちに思い起こす記憶
  エピソード記憶は、意識すれば比較的容易に思い出せる、意味記憶きっかけがないとなかなか思い出せない
  頭の中に画像を描いたり、メロディをつけたり、音読したり、語呂合わせにしたり、物語にしたてる、五感を駆使するなどすれば、意味記憶も同様に定着が可能

睡眠
  体と脳の休息
  夢
    睡眠中に脳内で起こる仮想体験

五感
  略

脳の発達・進化・老化
  系統樹
    魚類
    両生類
    爬虫類
    鳥類
    哺乳類
    人類
  大脳神経細胞受精後四か月=成人
  誕生後に神経ネットワークを構築
  20歳ころに完成
  脳の老化は、神経細胞の変形と、脳内における密度の低下によるもの
  大脳皮質細胞数はあまり減少しない
  脳幹黒質では大きく減少、黒質運動調節・ドーパミンを分泌、運動能力・意欲の低下
  神経細胞同士をつなぐシナプスは増えることはあっても、減ることはない。記憶力や運動能力は衰えるが、思考力や判断力は衰えない
  植物状態大脳機能停止。脳幹機能

脳の病気
  略


以上

2014-10-07

Nobel Prize for Physiology or Medicine 2014

Physics の青色ダイオード中村・赤崎・天野の受賞や私戦予備陰謀疑いのほうがさわがしいかもしれませんが,ノーベル生理学・医学賞に関して.

John O' Keefe, May-Britt Moser, Edvard Moser の三名が 2014 年のノーベル生理学・医学賞を受賞した.受賞理由は脳の位置定位系を構成する細胞発見に対してである.“for their discoveries of cells that constitute a positioning system in the brain”. 視覚聴覚,触覚で得た物理的な環境のあるいは自己の位置に関する情報脳内でどのように処理されているだろうか.力学的に考えると,質点と空間座標と時間の成分がありそうなものであるマウス生体での神経科学的な実験で,位置特異的に神経の活動活動電位の頻度)が上昇する細胞海馬でみつかった.最近の in vivo実験で place cell特性や grid cell特性視覚系・運動系との place cell 回路の連絡等がさらに解明され始めている.少し古い神経生理学に関連する著名な科学者では,James GibsonDavid Marr が有名かもしれない.聴覚系での位相から音源位置推定視覚系での網膜および外側膝状体 LGN,一次視覚野,高次視覚野の回路等感覚認知神経科学はよく調べられてきたが,受賞対象の位置定位系は脳内感覚運動統合する上で重要な具体的な情報表現情報処理にせまった分野になっている.

ごくごく戯画化した,脳の作動機構は,神経細胞は他の細胞と同様に細胞膜をもちその内外のイオン組成ポンプチャネルとよばれる細胞膜タンパク質で糖を燃焼してえたエネルギーを元に維持する.神経細胞が同士が突起を多数のばし接触点を多数つくりそこで,膜のイオン電位差をより正にする化学分子放出したり,より負にする化学分子放出したりする.電位差が十分小さくなると多くの神経細胞では電位依存的なナトリウムイオンチャネルが活発に作動し突起を一次元的に減衰せずに伝わっていく活動電位をおこす.多くの神経系での通信と計算実体は,この化学伝達と電気伝導の組合せで,静的な記憶細胞の結合(シナプス synapses)が構成する回路に,シナプス化学伝達特性や回路水準の論理演算やより高度な情報処理の結果であると作業仮説がたっており,具体的な情報処理の神経回路の機構を解明することは重要である

位置定位系の回路を構成する要素の place cell は,脳の大脳海馬とよばれる短期記憶や長期記憶化に重要な部位にあるアンモン角 (Cornu Ammonis)の錐体(神経)細胞 pyramidal neuronである特定場所活動が上昇することが証明されている.脳内空間情報処理で他の細胞とともにどのような回路をなしているか調べるには,place cell への入力と出力,place cell 間の直接的な結合をさらに調べることになる.O'Keefe, Moser 以後も熱心に研究されている神経科学重要問題である海馬に出力する嗅内皮質 entorhinal cortex の格子細胞 grid cell環境スケールに応じた格子を表現するようなユークリッド空間中の格子のような役割を担う細胞),各所の頭方位細胞 head direction cell時間細胞 time cell発見されている.物理学的な情報表現計算必要な神経回路の構成要素がわかりその作動機構がわかってきそうな気がしてくる.21 世紀は,人体生理学のおそらく最大で最後問題である脳の作動機構の同定にかなりせまってきており,先のことはよくわからないが脳のことは今世紀中にはだいたいのことがわかり,計算機もっとよい知能が実装できそうな勢いである.

ノーベル賞は「物理学化学医学生理学文学平和経済(ただし経済分野はスウェーデン国立銀行賞)」の分野で重要な業績を残した個人に贈られる.Physiology or Medicine の分野ではカロリンスカ研究所選考にあたる.ノーベル賞は,ダイナマイトの開発生産ノーベルが残した遺産基金としはじまった.現代では,数学Fields Medal や計算機の Turing Award とならびたつような権威ある賞として,世界中科学の営みに参加する人々・興味ある人々が注目する伝統儀式を続けるお祭りになっている.医学生理学の分野では生理学的に重要機構の解明や臨床応用で人類医学的な福利向上につながる発見などにおくられる.なかなか毎年趣味がよいとおもわれる.繰り返しであるが,選考委員会が示した,今回の授賞は,脳での空間認識の回路で重要な働きをする place cell 場所細胞発見理由である

匿名ダイアリーにこんな言い訳不要かと思うのだけれど,ノーベル賞委員会公式アナウンスメントとFundamental Neuroscience か Principles of Neural Science や関連論文日本語教科書・一般書等を読めばよい.高校生物に毛が生えた教養程度の神経科学の知識しかない劣等の学部生ながら,今回受賞の対象になった O’ Keefe と Moser 夫妻の神経系における自己位置の表現の神経回路の重要細胞というテーマに興味があるので駄文を書いた.

脳科学辞典 場所細胞 http://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E5%A0%B4%E6%89%80%E7%B4%B0%E8%83%9E

脳科学辞典 海馬 http://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E6%B5%B7%E9%A6%AC

2013-07-03

続・ペプチのこと。


前回の「ペプチのこと。」に思いのほかのご好評をいただき、作者としても大変嬉しいです。ありがとう

ただ残念なことに、あの記事を「ペプチドリーム(以下「ペプチ」)擁護」と受取る向きが予想外に多かった。
おそらく、

こういう前提知識を持った上で、ペプチの開示をぜひ読み返してほしい。
おそらく、受け取る印象が多少なりとも(ひょっとしたら大きく)変わるはず。
と書いたのが、「ぱっと見た感じほどの大きなニュースじゃないんだよ。説明が下手なだけ。大丈夫だ問題ない」と単純に言っているように受け取られたんだと思う。

うん。「ある観点から言えば、ファイザー(以下「P社」)との契約解消はそんなに大したニュースじゃない。
その「ある観点」とは何かをはっきりさせるために、蛇足を承知で続きを書くことにした。今度は前回に増してかなり長いけど、ぜひお付き合いいただきたい。

***

「創薬ベンチャー」って何だろう。

通常の定義は、「自社で知的財産を保有する化合物などを『薬』として開発して世に出す仕事をするベンチャー」だ。
ご存じの通り薬の開発には通常10年以上の年月と少なくとも2-3桁億円の資金を要するのでたいていは途中からパートナーとなる製薬企業ライセンスして共同開発するなど資金負担リスクを減らすのがふつうだが、それでもこの定義から外れることはない。

この通常の定義で言えば、ペプチは創薬ベンチャーかというと今のところははっきりと「違う」と言い切って良い。
ペプチのプレゼン資料では、
既存アライアンス事業 【これまでのステージ
新規: 自社創薬研究開発の推進 【これからステージ
と明記されている。
まり、ペプチは「これから創薬ベンチャーになる(つもりの)企業なのだ

じゃあ今は何をやっているのか。
今は、「製薬企業が持っている創薬アイディアを形にする業務の一部を独自の技術基盤(「プラットフォーム」)でお手伝いする会社」。
この「独自技術」とは、自然界にないようなものも含めた「特殊なペプチド」を作る技術だ。

「特殊なペプチド」がなぜ「創薬アイディアを形にする業務の一部」になるのか、ものすごく大雑把に説明してみる。

現代の創薬の多くは「標的となる分子タンパク質)」が先に決まっていて、そこにくっつくものが薬になるという考え方で薬が開発される。
小さな化合物(「低分子」という。亀の甲に手足がついたような絵を見たことがあるだろう)でくっつけることができれば製造コストもたいてい安く上がるし便利なんだけど、小さな化合物ターゲットでないタンパク質にもくっつきやすい(これを「特異性がない・低い」という)。
特異性がない・低いということは、余計なところで悪さをすることにつながる。つまり副作用だ。
特異性の高い化合物、すなわち「狙った標的にだけピタッとくっつく化合物」のほうが、《理屈上は》副作用も少なく、薬として有望と《理屈上は》考えられる。
ペプチの社名のもとになっている「ペプチド」というのは、アミノ酸がたくさん鎖のようにつながった構造をしている、大きな化合物(「高分子」)だ。
図体が大きいから低分子のように器用にいろんなところにくっつくことが出来ず、狙った標的への特異性が高い。
そういう流れで、「これからは低分子でなくペプチド型の化合物が有望なのではないか」という考え方を持つ人が、製薬業界にはそれなりの比率で存在している。

けれど、だったらどんどんペプチド型の薬を開発できるかというと、そう単純な話じゃない。
ペプチドは一般に、血中や肝臓で待ち構えている酵素の働きによってズタズタに分解されやすい。そうなると薬として働く前に壊されてしまう。
また、大きな分子なので細胞膜を通過して細胞中に入っていきづらいなど、標的の制約もある。
そんなこんなで、「あ〜あ、良いペプチドが作れたらこの標的で薬が作れるのになあ」とお蔵入りになってしまう創薬シーズ(標的アイディア)が結構ある。

そこで登場するのがペプチ。
分解されやすい弱点がある? (テッテレー♪) 分解されづらくした特殊ペプチド。
細胞膜透過性に問題がある? (テッテレー♪) 細胞膜透過性に優れた特殊ペプチド。
そういう候補となる特殊ペプチド(場合によっては似たような特性を持ちつつ多様性のある複数のペプチド。「ライブラリ」という)を作って製薬会社に納めるのが、ペプチの役割だ。

その特殊ペプチドは、《理屈上は》標的分子にだけ都合良くピタッとくっつくものから、《理屈上は》薬の元となる候補化合物として有望《なはず》だ。
でも、薬づくりはそんなに単純な仕事じゃない。
錠剤や粉薬で口から飲んだり注射したりされてから、吸収されて病変部までちゃんと届き、そこできちんと働いて、途中でヘンな悪さもせず、おとなしく分解されて体外に排泄されるという一連の流れ(これをADMEという)が全部うまくいかないと薬にはならない。
特殊ペプチドとてその例外じゃない。まだ創薬のほんの入り口入り口だ。
それから製薬会社は、受け取ったペプチドを自社のスクリーニング系(ふるいわけ試験)にかけて取捨選択したり、活性を上げるために加工したりといった工夫(「最適化検討」)をする。これがペプチとの間での共同作業になることもある。
ここまでが、前の記事に書いた(1)(2)だ。
ペプチの仕事を思いっきカンタンに大雑把に言うと、
(1)契約から指定されたターゲット蛋白などに結合する特殊ペプチドやライブラリを作って納入する、
(2)納入した特殊ペプチドを契約先と一緒に検討する(契約先がラボ試験とか動物実験とか)、
(3)契約先がその特殊ペプチドを薬として本格的に開発する(そして運が良ければ薬として承認される)、
の3段階。
※誤解のおそれのある表現があったため(3)を一部書き換えました。
この(1)(2)をめでたく生き延びたら、いよいよその化合物は(相手方がそう意思決定してくれれば)リード化合物として臨床試験に向かうことになり、ペプチには(3)の「創薬開発権利金」以降の売上計上がはじまる。

なお蛇足蛇足だが、「リード化合物」という言葉定義曖昧で注意を要する。
多くの場合は「既に十分に選別され、本格的な開発に向かって良いと判断し得る化合物」、つまりペプチの事業のしくみでいうと(2)を終えた化合物を指す。
けれどペプチのプレゼン資料では、「製薬会社から指定された活性を示す化合物」という意味、つまり(1)や(2)の途上の段階でもう「リード化合物」(あるいは「リード候補化合物」)と呼んでいる場面もあるようだ。
通常それは「ヒット化合物」と呼ばれ、「リード化合物」のひとつ前の、まだ研究途上の化合物とされる。

***

ペプチが一般的な「受託会社」と異なる最大のポイントは、
(1)(2)(3)をパッケージにした契約最初に締結してる。
という点だったはずだ。

でも、今回のP社の件で、「パッケージ」といっても相手方の意向でいつでも切れるものであることがわかったよね。

しつこく再確認しよう。

(1)(2)だけをやってるなら、それは「特殊ペプチド製造受託業者・カスタムメイドライブラリ提供業者」だ。
発注された要件に沿った化合物を作って納入することがメイン事業の会社
いやもちろんそれだけでも十分凄い仕事なんだけど、「創薬ベンチャー」とはかなり趣が変わるよね。
また、前払いでキャッシュを受け取るビジネスモデルであること(これもペプチは自社の強みと喧伝している)も、そんなに威張るほど偉いことじゃない。もし創薬ベンチャーがそうなら凄いことだけど、受託業者ならある意味当たり前ですらある。
また、研究費のお財布から数億程度のお金を払ってペプチドを試してくれる潜在顧客ならほかにもたくさんいるから、売上予測が数億欠けたと言っても1-2件の新規を取って来れれば埋められる。

まり、もしそういう「受託業者」としてペプチの企業価値を考えるなら、ひとつやふたつの取引先との継続取引が終わったといってもさほど慌てることじゃない。

でもペプチは、「ウチはそうじゃない」と主張してる。
「(3)までパッケージ契約してるから、進捗に応じたマイルストーンや(薬になったあとの)売上に応じたロイヤリティを受け取れる」
というのが、ペプチのウリだ。
実際に、ペプチが公表している中期経営計画の売上予測には、順調に(2)や(3)に一定率の契約が進むことを前提とした数字が掲載されている。
ペプチの「創薬ベンチャー」的な意味での企業価値の大半は、そういう順調な進捗想定が支えている。

から、ペプチを「創薬ベンチャー」として扱うなら、ひとつひとつ契約解消は企業価値を考える上で重要すぎる意味を持つ。
なにしろ来年の2億どころじゃなく、「パッケージ化された契約に基づき数年十数年後に受領するはずの数十億数百億」への期待が時価総額に織り込まれているんだから


もうおわかりいただけるだろう。
冒頭に書いた「ある観点」とは、《ペプチを製薬企業から受託業者として捉えるならば》という意味だ。
今回のP社の件は、ペプチを「受託業者・ライブラリ業者」として見るか「創薬ベンチャー」として見るか、観点によって重大さが異なるんだ。

***

独自技術武器に名だたる世界大手製薬企業たちから受託しているのは、言うまでもなく素晴らしい実績だ。
でも、創薬ベンチャーとはかなり異なる世界の話。同様の会社はほかにもあるし、それらは「受託業者」としての時価総額評価を受けている。

まだ創薬ベンチャーでないペプチを僕らが「創薬ベンチャーであるかのように取扱っているのは、独自の技術プラットフォームを活かして「(3)までパッケージになった契約」を多数の製薬会社と締結してるから、だったはずだ。
その「パッケージ」は、どの程度強いものなんだろう? それは即ち僕らがペプチを「創薬ベンチャー」として取扱う命綱の強さなんだから、「原則として」のひとことでなくもっと説明してほしいよね。
また、最大の取引先のひとつだった(つまり最も細心の注意でフォローされていたはずの)P社との契約解消が今回のように青天の霹靂の如く生じる会社作成した「今後の予測」を、本当に僕らは発表どおり受け取っていいんだろうか?

今回僕らが運良く(?)P社の一件で手に入れることができたのは、こうした率直な疑問の糸口だと思う。
ただ闇雲に「大丈夫だ」「いやもうダメだ」と言い合っててもしょうがないんじゃないかな。

***

以上で、長い長い蛇足は終わり。

公表されている事実を元に一部推測(一部は会社発表への懐疑的推測)を交えて書いているので、この記事にはたくさんの誤りが含まれている可能性がある。
「僕にはこう感じられた」という感想しかない。
読者各位には、この記事への懐疑も含めて、会社の開示資料をご自分でしっかり読み込み、わからないことはどんどんIR窓口に質問していただくことを望む。

また、ペプチの中の人(読んでるよね?)には、追い追いでいいから、この記事のような疑問や懸念に応えるIRをぜひご検討いただきたいと願う。

長文にお付き合いいただき深謝。

2012-03-11

細胞ゲノム

地球上の細胞が共有する特徴

細胞化学平衡からかけ離れた動的化学系:自由エネルギーを取り入れ、合成反応をすすめることで維持

細胞は500以下の遺伝子で生きていける。最小のゲノムマイコプラズマ

ゲノム多様性生物系統樹

有機栄養生物:他の生物の作った有機物依存

無機栄養生物無機化学系に依存してエネルギーを取り出す

光栄養生物:太陽光依存してエネルギーを取り出す

生物の3つのドメイン:真正細菌、古細菌、真核生物

古細菌セントラルドグマは真核生物代謝エネルギー変換は原核生物に似ている。

原核生物古細菌、真正細菌):最小限のゲノム

真核生物10^6-10^7bases,1000-6000genes

リボソームRNAの小さい方のユニットは全ての生物でよく保存されている。

そのため、このユニットから3つの分類が研究された。

新しい遺伝子の作り方:

1. 遺伝子内変異:DNA複製の際の間違い。

2. 遺伝子重複:既存遺伝子コピーされ、それぞれ分化

3. DNA領域の混ぜあわせ

4. 水平伝播:原核生物で頻繁に起こる

オーソログ:祖先がおなじ遺伝子

パラログ:同じゲノム内での重複によってできた遺伝子機能分化していることもある。

ホモログ:上記二つを含めた、とにかく類縁関係にある遺伝子

有性生殖遺伝子の水平伝播(ただし通常同じ種間でしか起こらない)

3つの分類のいずれにも存在する普遍的な遺伝子ファミリーの大部分は翻訳アミノ酸代謝輸送に関与しているものである

真核生物の遺伝情報

真核生物定義DNAが書くという独立した内部区画に分離されている。

原核生物と真核生物の違い:

二重膜になっている核膜がある。

大きさが10倍、体積で1000倍。

細胞骨格がある。

細胞壁がなく柔らかい細胞膜を持ち、食作用を示す。

真核生物は、元々捕食者ではないかと考えられている:核膜は運動によってDNAが損傷しないように。柔らかい細胞膜細胞骨格運動性を持たせるため。

作用ミトコンドリア葉緑体の取り込み

植物葉緑体の取り込みによって獲物を追う必要がなくなり、食作用及び運動性を失い、細胞壁を獲得した。

植物運動用の細胞骨格装置を持ちながら細胞膜を持つのはこのため。

菌類葉緑体を持たないにも関わらず、硬い外壁を持つため、食作用運動性を持たない。他の細胞の分泌物や死んだ時に放出される栄養分で生きている。細胞外に消化酵素を分泌し、必要な消化を全て細胞外で済ますことができる。

原核生物ゲノムが小さいほど有利;真核生物ゲノムが大きいほど有利;

真核生物原核生物より多くの遺伝子を持つだけでなく非翻訳DNAも遥かに多く持っている。遺伝子20倍;非翻訳DNA10000倍;

翻訳DNAを用いて他の遺伝子の発現を調節→複雑な多細胞生物の形成

遺伝子余剰:かつては同一だった類縁遺伝子存在し、それらを交換しても目的機能を果たすことができるような状態。

遺伝子余剰→ある遺伝子を欠損させたとしても、目的機能が達成されてしまう。

キイロショウジョウバエは反復が少ないため、一個の遺伝子の変異が直接機能も変化しやすい。

2012-01-04

プログラミング初心者たわごと

JavaScript って生き物っぽいって思ったのがきっかけだった。

なんか菌?に遺伝子いれてたんぱく質生産させるやつ? Function は菌の細胞膜prototype遺伝子で、だから prototype全然関係ない違う生物遺伝子を生きてる菌に入れちゃったり。そうすると全然ちがうたんぱく質生産されたり。prototype にべべーっとコピーして追加するのなんてまさしくそれっぽい。

インスタンスからじゃないと複製できないのも生き物っぽい。

インスタンスって言い方になにか違和感があるなあ。

だってプロトタイプベースって、生き物しかいない世界じゃない?基本的に。インスタンスってのは生き物じゃない設計図があってそれにしたがって出来た生き物がインスタンスってイメージあんだけど。プロトタイプベース世界にはそんな設計図も生き物じゃないものもないよね?なのにわざわざインスタンスっていうのに何か違和感ご都合主義的なもの感じる。クラスは型で、インスタンスを実体だとかなんとかって氾濫してるせいかな。多分この辺の用語が JavaScript をわかりにくくさせてる気がする。

僕の感覚では、オブジェクトってのは生き物で、クラスベースってのは神が設計図に基づいて生き物を生産してる世界で、インスタンスベースってのは生き物が生き物を複製してる世界イメージだ。多分、原始の生物インスタンスベースみたいな世界で、海の中にうようよしてたんだろうな、とか。

オブジェクトじゃないものは、生き物じゃない死んでるたんぱく質RNA の破片みたいな。それだけじゃなにもできないみたいな。それだけじゃ命がないから、生き物の殻に詰めるってのが JavaScriptコンストラクタイメージ

Perl の bless したらこれはもう命入ったよ生き物だからねっあとは勝手にしてねってのも、Python名前空間さえあればなんとかなるよねってのも、JavaScriptハッシュさえあれば世界作れるよねってのも、みんなどこか似ている。ちゃんと OOP を理解できてるかは別としてもこの三つはわりとすぐやりたいことができた。昔 Java の本を買ってきて挫折したのにくらべたら、なぜかずっとわかりやすかった。(bless という命名はすごく洒落てる)

全然関係ないけど、Django日本語リファレンスは何か萌えるラクダ本日本語訳はむかつくのに。

プログラミングを始めたばっかりの時は、なんだか難しい用語の意味を理解しないと OOP がわからないと思ってた。それは僕らの住んでる世界とは全然関係のないプログラミング技術ってやつだと思ってた。

でも多分違う。

世界が動く仕組みさえあれば、あとは作り手に世界の成り立ちを抽象化する表現力さえあれば、世界勝手表現されていくし、動き出してく。たまたま僕らの世界オブジェクトもので溢れていて、プログラミング言語進化すれば世界に似るのも当然だろう。いや逆か。プログラミング言語世界に似てきたから、オブジェクトなんていう世界に似た概念が出てきたってことか。なんだか難しい用語ってのは、その表現の一部分の技術名前をつけてるだけなんだな、と。例えば何とか歌唱法や何々画法とか何とかレトリックとかパースの取り方みたいなのと同じ。それは表現を理解する手助けにはなるけど、その意味を知る事がイコール表現力をあげることにはならないんだよね。これに気づくのに遠回りしすぎたなあ。

(知識を得るだけで、100% 還元される人もいるかもしれないけど、そんなのは一部の天才だけだと思う。殆どの凡人はそうはいかない。とはいえ、元の錬度が低ければ、コツをいくつか教わるだけでいきなりうまくいくこともある。ただ、それをまるまんま実力だと思うのは、どんな分野でも危険だ。恋愛テクニックやらを必死に読んでる連中が男女間の深い人間関係を上手くやれてるとはちょっと想像できない!)

プログラミング表現力を上げるにはどうすればいいんだろう。きっと他と同じだろうな。いい表現を沢山味わって、世界をよく観察して、どう成り立ってるかどう動いてるか、私達はそれをどう認知しているのか、考えることかもしれない。漫画家を志す人が美術解剖学を学んだり、優れた画家が絵筆で世界を生々しく描写するように、優れたプログラマ世界のなりたちをプログラムに写し取ったり、世界の仕組みを作る事が出来るのだと思う。

やっとプログラミング面白くなってきた初心者より。

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