はてなキーワード: 終身雇用とは
一方で、表面だけ見て批判してくれるなよとも思うのよね
それに伴う社会の価値観の転換とハイティーン〜就活の時期がかち合ってしまったんだよな
氷河期世代の親って団塊世代でバブル初期の上昇気流の影響モロに受けてるからさ
俺らはその価値観の中で育ったわけ
「男は受験勉強死ぬ気で頑張れ、そして大企業に入れれば終身雇用で一生安泰」
「そのうちお嫁さん貰って家事育児はやってもらって、より一層仕事に注力してお金を稼ぎましょう」
簡単に言うと「上手にレールに乗れよ、脇道にそれるなよ」って強く言われて育ったのが俺たちの多数派
それで社会に出る直前まで育ってきたのに、
社会が急に「レールに頼るな、自分の頭で考えて自分の足で歩け」
って言い出すわけ
道はぬかるんでて水たまりだと思ったら底なし沼だったりするんだけど、俺たちはその見分け方を習ってない
一度足を踏み外して沈んだら一生沼の底でもがかなきゃいけなくて、そうなったらそれは自己責任だという
誤解を恐れずに言うと、俺たちは心の準備ができてなかったわけ
「ウソだろ…」ってポカーンとしたままトコロテン方式で背中を押されて沼地に放り出されたわけ
でも大多数が幼少期からの教育の呪縛を逃れて現実を見られるようになったのは、
俺らの学生時代なんてmixiが一般公開するかどうかって時期だからな
人生設計を考えるなら上の世代を参考にするしかなかったのだが、それが突然何の参考にもならなくなったわけ
だからやっぱり嫌いだわ
沼の底を覗き込んで虫けらが勝手にもがいてるみたいに嘲笑ったり
お前らみたいなやつらのことは
昔の話だ。もうその人とは一切連絡を取れないしどこにいるのかも分からない。でも忘れられない体験だったため、ふとここに書いてみようと思った。
芸能人にいそうなくらい美人で、しかも頭がよく難易度の高い国際資格も持っていた。あと英語と中国語ができるため、仕事には困ってなさそうだった。その頃は「人間関係リセット癖」という言葉が話題になっていたため、その類かと思って聞き流していた。でもどうやら事情はもっと深刻らしい。
彼女は職場も住む場所も半年経つ度に変えていた。最初はネタかと思ったが、履歴書を見せてもらうと確かに半年経つ前に転職していて、そのタイミングで住所も変えている。さすがに短期間で転職を繰り返せば面接で突っ込まれるのではないかと聞いてみたが、一つの国ではなくいろんな国に住んでいるようで、「世界を飛び回っている」という印象を植え付ければ必ずしもマイナスイメージにはならないらしい。また、終身雇用が前提とされている企業でもなければ似たような経歴の人はたくさんいると。実際食いっぱぐれのないスキルと資格を持っていたため、仕事には困ってなさそうだった。
仕事だけでなく、趣味も同じように変えていると言っていた。アニメや漫画が好きで、好きな作品ができるとTwitterや公式サイトにアカウントを作るらしい。詳しくは聞いてないが、たぶん二次創作とか腐女子的な活動をして、その界隈の人とも交流し仲良くなる。でもその活動も半年が限界で、時期がくればいわゆる「ジャンル移動」したりアカウントごと削除してしまう。
そして離れる時は、連絡先も全て変えてしまい、SNSはアカウント削除とブロック機能を使って関係を絶つのだという。別れが辛くなるのでどんな相手でも必要以上に仲良くならない。結婚どころか恋愛すらしないと話していたのが印象的だった。唯一彼女が辛そうに話していたのがこの「人との別れ」の部分だった。
何故そんなことをするのか、理由は聞けなかった。そこまで踏み込んでいいのか分からなかった。しかし、今思えば聞いておけば良かったと思う。強迫性なんとか症とかの精神病なのかとも思ったが、仕事してる態度を見ると普通の常識的な人だった。話す限りでは、宗教やオカルト的なものを盲信するタイプにも見えない。
彼女は今も半年ごとに身を置く場所を変えて生きているんだろうか。もしこれを見ていたら、人生の半年ごとに変わる登場人物の中で、一瞬人生が交わっただけの人々の中で、それでも幸せを願っている奴がここにいることを知ってほしい。
米と欧はだいぶ経緯が違うと思うぞ
またジョブ型雇用が徹底しており、経営幹部と一般労働者が交わることもない
日本でもジョブ型雇用に転換して転職を盛んにし、職種別労働組合になったら賃金が上がるかと言われれば確信はもてないが、
転職をあまりしないメンバーシップ型新卒一括採用終身雇用で、企業別労働組合を継続していたら賃金が上がらないのは無理もないと思う
ジョブ型雇用で役割が決まっていて、出世も期待できないとなれば残業なんか誰もやらない
最近は流石に数が減ったけど、数年前は若者にフリーランスを薦めるのが流行った
終身雇用と年功序列が崩壊した現代社会では会社に飼い殺される生き方はフィットしない
フリーランスエンジニアになれば中抜き搾取がなくなって儲かるし、
変化の早い時代では主体的にスキルアップできる現場を選べるフリーランスという働き方は大きな武器だ
こんな調子だ
手取りが一見大きく増えるフリーランスにはそれなりに魅力的に見える部分があったが
冷静になって考えてみると、純粋に所得が増えたのは優秀か幸運な超少数で
ほとんどのフリーランスは単に歳老いた未来の自分から前借りしているにすぎない
つまり会社員が働いて会社と折半しつつ納めている厚生年金を払わないで今現在の自分の懐に入れているだけ
雇われサラリーマンなら年老いた場合の保険として納めているお金を、今の消費に回しているから一見金周りがよく見えるだけというのが本質だ
生涯所得を人生の中で若くて元気なうちに大きく配分して、老後は金周りが悪くなるのも仕方ないというのも一つの生き方だから本人がどう生きたいか次第だが