最近は流石に数が減ったけど、数年前は若者にフリーランスを薦めるのが流行った
終身雇用と年功序列が崩壊した現代社会では会社に飼い殺される生き方はフィットしない
フリーランスエンジニアになれば中抜き搾取がなくなって儲かるし、
変化の早い時代では主体的にスキルアップできる現場を選べるフリーランスという働き方は大きな武器だ
こんな調子だ
手取りが一見大きく増えるフリーランスにはそれなりに魅力的に見える部分があったが
冷静になって考えてみると、純粋に所得が増えたのは優秀か幸運な超少数で
ほとんどのフリーランスは単に歳老いた未来の自分から前借りしているにすぎない
つまり会社員が働いて会社と折半しつつ納めている厚生年金を払わないで今現在の自分の懐に入れているだけ
雇われサラリーマンなら年老いた場合の保険として納めているお金を、今の消費に回しているから一見金周りがよく見えるだけというのが本質だ
生涯所得を人生の中で若くて元気なうちに大きく配分して、老後は金周りが悪くなるのも仕方ないというのも一つの生き方だから本人がどう生きたいか次第だが
老後まで雇用を保証するような会社に勤めあげることができる、という前提が崩れてるって話がスタートじゃなかったっけ
今の消費に回しているから一見金周りがよく見える この辺でいろいろと察する
フリーランスが未来から前借りしてるだと?おまえ、この超腐敗大国(絶賛底なしに悪化中)で年金なんて将来出るとでも思ってるの? 会社員のアドバンテージなんて年々縮小している...