はてなキーワード: マイナンバーカードとは
なかなか受け止めきれないが落ち着く為に、今こうやって書いている
結婚できなかった理由はごく小さなことで、戸籍謄(抄)本を彼が用意していなかったから。
彼は他府県出身なので、今すぐ謄本を出してもらうことはできない。マイナンバーカードや住民基本台帳カードも持っていない。
役所から出た彼は「ごめんねぇ」と言いつつも、割とケロッとしていた。「謄本がいるって教えてくれたら良かったのに~」「また日取りを考えよ?また暇な時にでも出しに来ようよ」
そう言うと彼はタクシーを止め、呆然とする私を置いてあっという間に会社に行ってしまった。
普段から生活の9割以上が仕事で占められている彼は、いつも朝6時に家を出ていき、0時過ぎに帰ってくる
もう完全な休みは2ヶ月ほどとれていない。今日の午前休は本当にむりやりもぎ取ったものだった。
次に2人で役所に行けるのはいつになるだろう。また3ヶ月程待たなければならない気がしている。
3ヶ月も前から予定していた旅行を前日になってキャンセルしたいことも
結納の日取りを、1週間前になって2ヶ月先延ばしにしたいことも
再来週のデートは無理になったけれど今日の午後なら空いてるから会いたいことも
結婚式の会場や衣装の下見や契約、打合せを私1人で全て行うことも
家事も全て1人でこなすことも
全部我慢してきた。
彼の仕事の日程に合わせて、友達との約束をキャンセルしたことは何度もあるし、仕事で海外にいる彼に会いに行くために、欲しいものを我慢して貯金したこともある。
今まで彼に合わせる、我慢することはあまり苦ではなかった。「私と仕事どっちが大事なの?」と言う気にもならなかった。私が元々1人でいるのが好きなタチなのもあるが「彼と結婚したい」とずっと思っていたからだ。
彼のことはとても好きだ。短所は文字に起こしやすいが、長所は文字に起こしにくい。だからここには書かないが、好きだ。
今日は「貸し」が全て返済される日になる筈だった。これからも我慢の日々が続くのは分かっていたが、これで一つの心の区切りがつくと思っていた。
しかし彼にしてみれば結婚とは必要書類を自分の目で確認するほどの事でもない、とるに足らないイベントだったのだ。
婚姻届も彼に書いてもらったし、役所のしおりも蛍光ペンでマークしてリビングの机の上に置いて、読むように伝えてあった。
しかし彼はそれすらしていなかった。
なんか、気が抜けてしまった。
彼と結婚したいという気持ちだけでひたすら走り続けてきた。でも、彼が私のことをその程度しか見ていないのだとしたら、私の我慢は何のためなんだろう。
私が彼の必要書類までチェックして、彼の代わりに取寄せるべきだったんだろうか。なんで私がそこまでしなくちゃいけないんだろう。
まだまだ結婚できなさそうだな。
大体一週間前に鍵を落とし、「なんで皆ものを落とさずに生活できるの? http://anond.hatelabo.jp/20170406175936 」ってのを投稿した増田だけど本日晴れてまた財布を落とした。やったね!またネットでネタにできるネタができたよ!わーい!たのしー!(楽しくない)
幸い数時間後に落とした店からトイレに落ちていたの発見したって連絡があったから今から取りにいくけど、遺失届提出慣れし過ぎて警察官に笑われるほどの落とし物マイスターとして後進の為に、自戒の為に、もしものを落とした時の対処法、ダメージを最小に抑える方法を紹介する。
1.まずは落としたと思われる店に直接聞いてみる
当然だけど店側は落とし物を見つけてすぐに警察に届けるわけではない。警察の手を煩わせないためにもまずは店に電話なり直接聞くなりすべき。
2.警察に届け出を出そう
落とし物は想定外のところに落としているもの。連絡していない店または路上でで見つかるかもしれないので店に連絡したあとは警察に届け出を出す。遺失届に記入するのは落とし物の特徴、電話番号、現住所、本名。大体10分もかからない。(ただし夜勤の定年間近のおじちゃんだけだと15分はかかる)警察はよほどのものでない限り積極的に探しはしないが発見次第電話がかかってくる。電話がかかってこない場合は見つからなかったと思ってネットなりリアルで愚痴って笑い話にしよう。哀れみの目を向けられ死にたくなるぞ。
3.夜泊めてもらえる友人をもとう
鍵をなくすと当然だが家に帰れなくなる。また深夜に落とすと鍵屋もしまってることが大半(もしくは深夜割増料金で約1万とられる)。カラオケボックスなどで一夜を過ごすもいいが途中で泣きたくなるので深夜でも泊めてくれ話相手になってくれる友人をもとう。
鍵をなくすと大抵の人は鍵屋を呼びこじ開けてもらうが、集合住宅の場合は管理会社に行き本鍵を一時的に借りて合鍵を作ることをおすすめする。こうすると出費を2000円程度に抑えられる。ただ管理会社は深夜まではやっていないので3に従って友人宅に止まるかカラオケボックスで一夜を明かそう。
5.クレジットカード→キャッシュカード→ポイントカードの順に利用停止申請をしよう
店、警察に届け出をだしたら、上記の悪用されやすい順に利用停止しよう。クレカ、キャッシュカードは24時間365日電話で利用停止できるので深夜でも問題ない。財布を落としたときは警察に届けた直後にこの作業をしよう。
6.運転免許書、保険証、マイナンバーカードのいずれかは家に保管しておこう
クレカ、キャッシュカードの再発行には本人確認書類が必要。だが財布にこれらすべて入れているともし落としたときにまず保険証を再発行し2週間待って届いたらキャッシュカードを再発行手続きを取り郵送を待つ……と計1ヶ月以上かかる(経験談)。本人確認書類と公的に認められる(学生証は写真付きでも大抵不可)ものを一つは家に保管しておくと良い。
7.口座は2つ以上作っておこう
貯金の為に口座を2つ以上作ったほうがいいとはよく言われるが自分はもしキャッシュカードを落とした時の為に口座を2つ作ることを推奨する。キャッシュカードを二枚持ち歩くことはそうないだろうから、落としたキャッシュカード再発行までの時間、別の口座に貯めた金でやりくりすることができる。また再発行にも金がかかる(例:ゆうちょの場合1080円)。これらのお金を払うためにも口座は2つ作っておこう。
オンライン通帳を使えるようにしておくとキャッシュカード、通帳がなくてもメインの口座から一時別の口座に退避(送金)できる(引き出しは大抵不可)。また不正利用の監視も可能。更にはわざわざ通帳記入する必要がなくなるといいこと尽くめ。手続きは他と比べ割と面倒だが余りあるメリットがある。まだ持っていない人はこの機会に是非作ることをおすすめする。(例:ゆうちょの場合、ゆうちょダイレクト(http://www.jp-bank.japanpost.jp/direct/pc/what/dr_pc_wh_index.html)
他にも挙げればキリがないが落とし物センターの閉まる時間が迫っているのでここらで止めておく。この記事が落とし物をし、途方にくれている人の助けになれば幸いだ。
しにたい
警戒心の薄いバカな俺は電話番号とマイナンバーカードを確認し言われるがままホイホイ貸した。無事帰れるといいですね、と。仮に金が返ってこなくてもこれは勉強代だ、と。
そうじゃねえだろ呆け。「人に金を貸すときは帰ってこない気持ちで」は自分を納得させる免罪符じゃねえぞ。
結局連絡も取れねえし泣き寝入りじゃねえかよ。
何が勉強代だ。心のモヤモヤと沸々と湧き出る怒りで寝れやしねえ。全然納得できねえ。
何も考えず思考停止して、愛想笑いを浮かべて、何でもかんでも人の言うことに迎合しやがる。
なんで「他の人を当たって下さい」の一言が言えねえんだ?
金を貸せと頼むやつはつまり物乞いだ。物乞いは底辺だ。底辺は人間じゃねえ。
金を貸さねえだけじゃねえ。関わらねえ。自分のために。
[追記]
こんなありきたりな詐欺話で地味に反響があったようでびっくり。
為になるコメントの数々を拝見して、ちょっと頭が冷えたと同時に、本質があまり見えていなかった自分になんとも情けない気分だ。
タイトルとしては寸借詐欺というみみっちい詐欺行為(今回は大してみみっちくない被害だが)に遭ったということで、底辺と言うキャッチーなワードを入れてみた訳だ。
しかし指摘の通り、詐欺行為を働く輩は底辺に関わらずあちこちにいるわけで、そういう意味では意識が変わらない限り、今後も騙され続けるだろう。
結局当たり前の話、自分のあまりにも低レベルな危機意識の無さがこういう結果を招いたのだ。
確かに俺が悪いよ。相手もあまりに俺がホイホイ言いなりになるから逆にびっくりしたことだろう。
でもさ、人生振り返ってみると「騙された!くやじぃぃぃ!!!」なんて経験はこれが初めてなわけ。オレオレ詐欺の場合もそうだと思うけどまさか自分がって思うわけ。
親には「どんな人にも分け隔てなく親切に」なんて言われて育ってきたわけ。多少、怪しいな、詐欺かな?なんて思っても人に優しくしてみたくなるじゃん。信じて賭けてみたくなるじゃん。それが「間違った優しさ」だとしても。
今回自分が学んだのは、自分は実際に経験しないと何も学ばないバカだったということ。
ネットでこういう経験談を見てると「何番煎じだよ、騙されてバカなやつwwwwww」って自分も思ってたわけ。自分だけは騙されないと思ってた。
でも違ったよ。詐欺られちまった。恥ずかしいよ。
こういうので人は成長していくのかな。そうだったらいいな。
血税3兆円がムダに!?総務官僚が引き起こした、マイナンバーという名の「人災」 カードが発行できない、届かない… | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]
ものすごい記事である。なにしろ、冒頭のマイナンバーカード発行に関するトラブルに関する部分以外に正しい箇所が一つも無い。((天下りの規模、とかの不確定情報を除く。))
専門家どころか、マイナンバー関連のニュースを普通に追ってきていればそんなことは言わないような基礎的な部分から間違っている。
住基ネットとは2000億円を超える巨額の税金を投入しながらほとんど普及せず、しかも情報漏洩など数々の問題を起こした天下の大愚策
現在発行されている住民票はすべて住基ネットを介して処理されている。普及しなかったと言えるのは住基カードである。
ひょっとして住基ネットを住基カードを使うためのシステムだとでも思っているのだろうか?
しかし、そんな住基ネットのカード発行が'15年末に終了することが決定。総務官僚は住基ネット利権がなくなることを回避すべく、起死回生の一計を案じる必要が出てきた。そこで考え出されたのが、住基ネットのシステムを活用して新しくマイナンバーのシステムを構築するというものだったのです
住基カードが終了することが決まったのは、後継であるマイナンバーカードの発行が決まったからである。時系列が全く間違っている。
簡単に分かることとして、マイナンバーカードという後継なしに住基カードを廃止した場合、電子申請による確定申告などが出来なくなるわけである。マイナンバーカードの発行が遅れたことで一番問題だったのは、次の確定申告に間に合うかどうかという点であった。
マイナンバーとはそもそも住基ネットの「住民基本台帳番号」を直接使うのは危険だからワンクッション置こうという趣旨で作られたものである。
「住基ネットが使われていない」という間違った前提があるのでそんな発想になるのだろう。
なお、会社勤めの人は会社にマイナンバーを提出したので分かっていると思うが、マイナンバーは徴税管理に使われる。
こちらと読み比べるのも味わい深い。
血税1兆円をドブに捨てた「住基ネット」〜元祖マイナンバー、あれはいったい何だったのか? 【怒りのレポート】 | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]
Googleカレンダーに『区役所 マイナンバー』とあった。
私(……はて?)
東武東上線で区役所へ向かいながら、私は記憶をまさぐる。最近、物忘れが激しい。
夢見る季節はとうに越え、気づけばサーティーをアラウンドするオッサンになってしまった。
列車内のオッサンたちを見る。覇気がない。きっと私も死んだ顔をしているのだろう。
……そうだ。顔写真付きマイナンバーカードを区役所で受け取るのだ。
何人のエンジニアが落命したのだろうと思いながら、ネットで受け取り予約をした。死んだオッサンの顔で思い出したゾ。
区役所の窓口は老人ばかりだった。
酷い混雑。職員と臨時パートと思しきオバちゃんがてんてこ舞いである。
予約せずに来る老人。情報漏えいが不安だとキレる老人。通知のハガキなんて知らないとキレる老人。このシステムはまだエンジニアの血を吸うだろう。
小役人(こいつもオッサンである)が突き出した写真付きマイナンバーカードには、見知らぬ兄ちゃんの顔が貼り付いている。
私(だ、誰だ、お前は!)
薄ピンク色の脳がスカスカになりつつある私は、兄ちゃんの正体を推理する。
幼さが残る目元、血色の良い頬、フッサフサな頭髪。
まるで東京に心を壊される(NOT 比喩)前の、上京を控えた初心なカッペではないか。
私(……私だ)
私「わ、私だぁ!」
イケないアンチエイジングではあるものの、嘘ではない。写真は私である。少しばかり時を駆け過ぎただけだ。
増長した役人は、私が差し出した運転免許証(今の顔)もスキャナに。
老人たちの前で公開処刑された私に、ゴミを見るような眼差しを向ける小役人。同じオッサンである私を憐れんでいるようにも見えた。
小役人「これ、書いてな」
渡された書類は始末書……ではなく、登録抹消・再申請の用紙だった。データベースの若い私を一度ポアし、オッサンの私を申告しろとのこと。
再申請用紙には『3.5cm×4.5cm』のオッサンの顔写真を貼らなければならない。
……思い出したゾ(2回目)
私は物持ちが良い。スピード写真のストックは中学生の自分もとい時分から大切にとってある。
そして『3.5cm×4.5cm』という中途半端なサイズのスピード写真が、高校生の時のそれしかなかったのだ。私は何の躊躇いもなく、無慈悲に""若い兄ちゃん""を郵送した。