はてなキーワード: ソリティアとは
ニートの父親の話だ。もうすぐ60歳になる。
もう20年近くニートをしているので時代を先取りしたニートだ。すごい。いや、すごくない。働け。頼むから。
もともと父親はちゃんとした企業に勤めるサラリーマンだった。だが、どこかで糸が切れたらしく、勤めていた会社を早期退職し、それを元手に生活の術を探り出した。
起業、株式投資、コンサル紛い、あらゆることを始め、うまく行かなくて数ヶ月で放り出す。退職金はあっという間になくなったらしい。
そして、ある日を境に、リビングに置いたパソコンで延々とソリティアをするだけになった。
母親はパートタイムで生活費を稼いでいたが、当時の私と弟はまだ中学生。学費だなんだと金が掛かる一方で、後で聞いたが母方の祖母に相当出してもらっていた。
私も弟も、母方の祖母に高校まで行かせてもらっていた。
大学は奨学金(育英会のあれ)を最高額で受給して私学に通った。自分で返済している。
私が就職し社会人になり弟が大人になっても、父親は延々とソリティアをし続けた。
母親はパートタイムで働きながら、祖母に金を無心しながら、父親に働くように言ってきた。でも、父親はすべてをソリティアをやりながら聞き流した。
やがて母親は説得を諦め、父親は何も考えずにソリティアに集中できるようになった。いや、働けよ。ソリティアで飯は食えねぇよ。
父親にも色々と試練はあったのかもしれない。父親の母親(父方の祖母)は新興宗教にはまり、妙なことを言い周囲を混乱させ、家族の金を勝手に持ち出してお布施する人だった。
今でも存命だが、平気で自分を正当化する嘘をつく。そして嫌いにならないでと泣きついてくる。
そうだね。大変だ。自分の母親がそんなクズだとしたら切ないし悲しい。
父親は何かに負けて考えることをやめたのだ。母親の奇行、早期退職して自立しようとした賭けにも負けた。
俺が働かなくても、なんか知らんが子どもは学校に行けているし、ご飯は毎日出てくる。きっと妻がうまく回しているのだ。ああ、なんか考えるのとか向き合うの、めんどくさい。ソリティアやろ。
ソリティアだけで20年過ごせると、あの人は実証してみせた。なにそれ、すごーい!
完全に依存型ソリティア起動機になった父親は一人で生きていけるのか。きっと生きてはいけないだろう。母親のように依存できる人を探すだろう。そして、その人の横で何も考えずにソリティアをしたいと願うだろう。
はっきり言って母親に苦労をかけ続けてきた父親を私も弟も見限っている。
先日、電撃大賞の一次結果が発表された。
嬉しいことに、その中に名前があった。いつもなら憂鬱な週末も今週ばかりは鼻歌交じりだ。こうやって危険な文章だって書いてしまう。
年に一作小説を書き、それを電撃大賞に応募する。これは私の趣味だ。1年かけて1作を書く。職業作家ではこうはいかないだろう、と思う。始めて応募したときは院試の最中に逃げるように書いた小説だった。当時ある電撃文庫の一冊に影響されて、あこがれだけが動機だった。せっかくなので応募し、院試の結果よりも気になったのを覚えている。それから数年、十数年。毎年毎年ひとつかいては応募する、を繰り返している。不思議なことに、複数完成させ、その中から選ぶ、ということはない。書き上げられるのはひとつだけだ。
数年来使っているペンネームと、愛着のあるタイトルが並んで表記された結果が誇らしい。私はまずタイトルありきだ。書きたい場面を思いつき、そこからタイトルを考える。タイトルがきまった手ごたえがあると、ソリティアが終わったかのように最初から最後まですべて決まる。この瞬間はいつだった身震いする。あとは梗概を完成させ、必要な資料をそろえて、読み込み、最終原稿を書くだけだ。これは6年間(というか最後の半年)で培った論文でっち上げの技術だと思う。先生、あの時の経験は今に生きています。
5000を超える応募作が半年もたたずに1割になる。そのからさらに減らされていき、受賞作が決まる。どこまで行けるかわからない。この楽しみは別格だ。今、日本でこれを感じているのは600人たらずだと思うと、全員と酒を飲みたい気持ちが湧いてくる。
増田と言えば。先日「猫の地球儀」を引用したそれがあった。前述の電撃文庫の一冊は「EGコンバット」だ。不思議な縁を感じる。
統計学なのか社会学なのか経済学なのかしら無いが・・・インテリもなめられたものだと思えばいいのか
一級建築士の話もあってない。
あってないというより、再三言われている全部下請けにやらせてソリティアやってる管理職をどう評価するか?
という話であって、もう何十年も管理しない管理職はいらないというのは言い続けられているし
現行体制への不満を、資本主義に向けられて、共産主義ならなんとかなるみたいに洗脳されてんじゃねーよ
共産主義はそもそも、資本主義と同じで不正とか汚職とかで崩壊するから「能力評価」を徹底という保証はない。
不正とか汚職とかは共産主義でも資本主義でも どちらでも起き得るが 競争の原理が働いている資本主義のほうがまだ起きにくい。
高校卒業後63歳まで働いてたのでまあお疲れ様って感じだった。
父が一流企業で働いてくれたおかげでぼくも妹もお金のことで苦労することもなく大学を出ることができた。
そのことにはとても感謝してる。
ここまで頑張って働いてきたからこそ、残りの人生思いっきり楽しんでほしいと思ってる。
父は4月になると一日中パソコンでソリティアをやるようになった。
休日だけじゃなく平日もずっとやっているという。
朝起きてパソコンをつけ、寝る直前までずっと無言でやっている。
まあ2、3ヶ月はゆっくりするんだろうと思ってたのでさいしょはとくに何も思ってなかった。
そのうち飽きるだろうと思ったし。
飽きる気配はまったくない。
いや、ぼくは父の人生に干渉する気はないよ。
実際ぼくは父になにもいわない。
ゲームをやりまくることには反対しない。
やりたいならたくさんゲームをやればいい。
でもソリティアっていうのがなんかね……。
そういうのいろいろやってみればいいのにソリティアしかやらない。
好きな将棋をもっと本格的に勉強してみればいいのにソリティアしかやらない。
歴史が好きなんだから歴史小説読んだり専門書で勉強したりすればいいのにソリティアしかやらない。
英語はたまに勉強してるけど、すぐに飽きて結局ソリティアしかやらない。
残りの人生もう15年くらいしかない、健康でいられるのはあと10年もないかもしれない。
それなのに本当にソリティアでいいのか。
今朝の部長からのメールのタイトルは「Windows8.1にはひどいバグがあるのでインストールしないでください」だった。
僕は目を疑った。
部長のお下がりのWindowsXPのパソコンを支給されてから苦節5年。
僕のパソコンは、中古のCore2Duo機にwindows8という世の中の流れにようやく追いつくことができた。
妻も「おやかたさまのパソコンがエイトになったのは、末広がりでめでたいですぅ」と祝辞を述べてくれた。
ほとんど使うことがないメトロ画面にいらいらしながらも僕はエイトとよろしくやっていた。
相棒のEdMaxもXPからコピーするだけで動いたし、SakuraエディタもGIMPも無事に動いた。
部長が経費をケチって買ってくれないMSのOfficeシリーズの代わりに入れたOpenOfficeも順調に動いていた。
起動時にデスクトップを先に表示できるようになったので、とても満足だった。
朝礼の訓示の際には、そんなことには一言もふれなかったのに急にそんなことを社内メーリングリストに発信した部長の真意をはかりかねていた。
世界の天才が集まって作ったWindows8.1が、よく使うアプリケーションにソリティアとマインスイーパが表示されてしまう部長に不良品扱いされてしまったのだ。
僕の使い方では、特に不具合もなく、快適な8.1ライフを送っていた。本当に寝耳に水だ。
取引先との電話でも、8.1は重大なバグがあると吹聴していた。
どうやら、部長がPC9801時代から使っていて、win95時代に開発が放棄されてしまったお気に入りのソフトが動かなくなったことが重大なバグだということがわかった。
部長の電話は、無駄に声が大きく同じフロアにいる人にはみんな聞こえてしまっている。
正直なところ、20年くらい前のソフトが互換性を保ちつつ、windows8まで動いていたことに感謝したほうがいいと思った。
そんなマイクロソフトさんの心遣いや無駄に長い新しいアプリやOSへの移行のための延命期間も部長には無駄な時間だった。
仕方なく、FireFoxやChromeを使っていた僕にとっては、WEB標準に近づいた新しいIEは魅力だったのだが、部長にとっては無用の長物だった。
お気に入りのアダルトサイトのレイアウトが崩れてしまったのだろう。
IE11が悪いのではなく、へっぽこなコーダーが作ったアダルトサイトが悪いのである。
繰り返し述べるが、Windows8.1にはひどいバグがあるのではなく、部長の思い込みと個性的なパソコンの使い方が問題なのである。なのである。なのである。
昔々あるところに肩書きだけの役職付きのSEをやっているおじいさんと、派遣でテレアポをやっているおばあさんが住んでいました。
おじいさんは通勤ラッシュを避けるために早朝から会社に、おばあさんはフレックスと言いながら昼前に出社しました。
おじいさんが窓際で仕事をしてる振りをしながらソリティアをやっていると、上流(工程)からどんぶらどんぶらこと曖昧な仕様が流れてきました。
おじいさんは、これは大きな仕事だ、おばあさんもびっくりするに違いないと思い、こっそりUSBメモリに入れて家に持ち帰りました。
その晩のことです。おばあさんと二人、USBに入れた圧縮ファイルをえいやっとばかりに解凍すると、中から社外秘と書かれたコンペ用の資料がいくつかと、安い金額で外注に使われている学生ベンチャーの履歴書が入っていました。
おじいさんとおばあさんは可哀想に思い、その学生ベンチャーに桃太郎と名付けて可愛がることにしました。
親会社から横流しにした情報を使い、桃太郎は、何度かプレスリリースには乗るけどしばらくすると誰も使っていないサービスを作るほどに成長しました。
ある日、桃太郎は言いました。
「おじいさん、おばあさん、今日まで育ててくれてありがとうございます。僕は今から海を渡り、世界を目指します。任天堂の倒し方教えてあげます」
おじいさんとおばあさんは大層驚きましたが、桃太郎のために立派なスーツと日本一と書かれたホームページを作ってあげました。
桃太郎が旅を始めてしばらくすると、大学を休学して起業を目指すイヌと名乗る若者に出会いました。
「桃太郎さん、桃太郎さん。お腰ににつけたストックオプション、一つ私に下さいな。そうすれば一生懸命働きましょう。学生アイデアコンテストで審査員賞を取った私です、きっと役に立つはず」
またしばらく旅を続けると、木下藤吉郎と名乗る若者に出会いました。
「私は中卒ですがアメブロやFacebookを使って不労所得を得て暮らしています。どうです?あくせく働くのはやめて勝ち組になりませんか。お腰ににつけたストックオプション、一つ私に下さいな。そうすれば今だけ特別のこの方法を教えますよ」
桃太郎はストックオプションをもぎ取って与えました。木下藤吉郎の言う方法は同じことを10人に言えば良いというクソッタレな内容だったのでぶん殴ると、私のことはサルとお呼び下さいと謙虚になり、一緒についてくることになりました。
桃太郎、イヌ、サルの三人が旅を続けると、キジと名乗る壮年の男が現れました。
「君たちには見どころがある、私は色々Facebookには1000人のフレンドがいるほど人脈もあり経験も積んだ人間だ。君たちを更なる高みへと連れて行ってあげよう。なあにストックオプションをくれて非常勤取締役にしてくれるだけで良い」
桃太郎は言われた通りにすると、キジがついてくることになりました。後で分かりましたが、人脈と言いつつ首を突っ込んでくるキジは煙たがられていました。
桃太郎たちは残った最後の株を投資家に売り払うと、海外に繰り出しました。
桃太郎たちの戦いは熾烈を極めました。言葉の壁、技術的な隔たり、そもそものアイデアが貧弱であること。
戦い続け、最期にはシリコンバレーの投資家達にもう来ないでくれと言われるほどになりました。
桃太郎たちはシリコンバレーで起業していた、という肩書きを誇らしげに掲げて日本に帰りました。
その後、どうやらその経験を生かして本を書いたり、学生ベンチャーに能書きを垂れたりしていたようですが、詳しいことはわかりません。公式ブログも去年のお正月の話から更新されていないようです。
めでたし、めでたし。
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http://nlab.itmedia.co.jp/nl/spv/1309/18/news080.html
に触発されて書いてみました。
学部出た後数年ふらふら非正規で働いて、なんとなく道が違う気がして大学院に舞い戻った。
その折角入った院でもなにか違うような気がするー、とぼんやりしながらなんとなく博士後期まで進み、気がつけば来年度にはODだ。
一応学会発表したりクソしょうもない論文書いたりしたことがまったくないわけじゃないけど、公募に手を上げられるような業績はぜんぜんない。
研究がすごくしたかったのか、と院へ舞い戻ったときのことを改めて考えたら、モラトリアムがほしかっただけなんだ、と今更実感する。
さて、研究者の道を諦めるなら就職しないといずれ遠くないうちに死ぬんだろうけど、特に就職したいわけでもないし、ひたすらに面倒くさい。
消化試合とわかっていてコートに立つのは面倒でしかないよね、実際。
人間、先が詰まったら自動的に死ぬような仕組みになってれば楽なのにな。
手詰まりになったWindows標準添付のソリティアが「あなたの負けです」ってメッセージ吐くみたいに、「あなたの人生は失敗でした」とかなんとか出てシャットダウンされるみたいに意識が飛ぶの。
こんなこと書きながらまだどっかで「この事態は自分だけの責任じゃない」とか「案外なんとかなったりしねーかな」とか妄想してるんだよな。
仮にも30を目前にしつつある人間の精神年齢&頭の構造とはとても思えない。
だいたいこの文章からして30近い人間が書いてるようにとても見えないな。ってことで釣りでいいです。夜の変なテンションはどうもいけない。